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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリス「この辺りに星人たちが潜んでいるって聞いていたんだけど・・・・・。」

どうやら、ここにファエカーン人がいると聞いたらしいが、どうやらいないらしい。

コリス「・・・・聞き間違いだったのかなァ・・・・・。でも、くまなく探せばいつかは・・・・・。」

コリスはファエカーン人を見つけられると聞いて、くまなく町を探し続ける。その時・・・・・。

子供「うう・・・・・・っ。」  コリスの前に、ある男の子が倒れていた。怪我をしているらしい。

コリス「こ、子供・・・・・!?大丈夫・・・・・っ!??」

コリスは倒れている子供に駆け寄る。男の子はコリスにこう話す。

男の子「・・・・・・っ。お兄ちゃんは・・・・DGCの人・・・・?」

コリス「うん・・・・。そうだよ。今、病院へ連れて行ってあげるからね。」

男の子「ありがとう・・・・・・。星人に襲われて、身体中が痛いんだ・・・・・。」

コリス「星人!?まさか・・・・・ファエカーンか・・・!許さない・・・・・・!!」

男の子「あうう・・・・っ!痛いよぉ。助けて、お兄ちゃん・・・・・。」

コリス「うん。今すぐ病院に行って治療しよう!!」

そして、コリスは星人に襲われ、怪我をした男の子を病院へ連れて行く事にした。


DGC本部の指令室では、モモただ一人であった。

モモ「皆・・・・。うまくやっていけばいいんだけど・・・・・。」

その時、通信用のコンピューターから通信音が鳴り出した。

モモはそこのスイッチを押して、通信をしてきた者と会話する事に。

やがて、モニターから通信してきた者の顔が映る。それは、EDC隊長のラミであった。

ラミ「モモちゃん!!!」

モモ「ラミちゃん!!何か情報が掴めたの!!?」

ラミ「大有りよ!!ファエカーン人の宇宙艦隊が地球に接近しつつあるのよ!!」

モモ「な、なんですって!!?」  モモはこれに聞いて驚く。

ラミ「モニターに出すわね・・・・!」   そして、モニターの画面が変わり、

地球外の宇宙で無数の宇宙船が一斉に進行している場面となった。

その宇宙船は黒と銀に混じった色をしていた。これこそが、ファエカーン人の宇宙船である。

その宇宙船が無数の編隊で、地球に近づきつつあった。間もなく地球は戦場となってしまうだろう。

モモ「っ!!!?こ・・・・・これが、ファエカーン人の宇宙船・・・・・。」

そして、モニターが変わり、再びラミの顔が映された。とても真剣な表情であった。

ラミ「・・・・奴等はそろそろこの地球を攻撃しようとしているわ。私たちも準備をしないと!!」

モモ「でも・・・・・・。まだ地球に潜入している星人たちがまだ残っているわ・・・・・。」

ラミ「それなら、アルノンたちがなんとかしてくれるわ。」

モモ「そう・・・・・。ありがとう・・・・・。」

ラミ「しかし、何故かリーダー核が見つからないそうなの。奴さえ倒せれば、

戦力は一気に減るかも知れないけど・・・・。」

モモ「そうね・・・・!では、私たちはそのファエカーン人のリーダーを探してみましょ!!」

ラミ「・・・・・ええっ!!」


アルノンは町で、他の隊員3名と一緒にファエカーンを探しに歩いていた。

アルノン「ここにも星人がいる!!早く倒しに走るんだ!!!」

EDC隊員「しかし、副隊長!!レーダーによれば、この辺りでは、

東の方が一人だけ・・・・・・西の方に複数いますが・・・・・。」

アルノン「うむ・・・・・。確かに、レーダーによればこんな感じであるな・・・・・。」

アルノンの右手には携帯レーダーを持っていた。このレーダーにはモニターが付いてあり、

そのモニターには東の方に赤い点が一つ、西に方には複数の赤い点があった。

恐らく、赤い点にはファエカーン人がいると言う事だろう。

アルノン「・・・・・よし!私は東の方に行く!!君たちは西へ向かいたまえ!!」

隊員たち「了解!!!!」  かくして、アルノンと隊員たちはそれぞれに分かれて行動した。


そして、コリスは既に星人に怪我を負わされた少年を病院へと連れて行った。

今、病室にいて、男の子は治療を受けているかベッドの横で眠っている。

コリス「よかったね。大した怪我じゃなくて・・・・。」

男の子「うん!ありがとう。お兄ちゃん。」

コリス「・・・・・ところで、君には家族がいるの?」

男の子「それが・・・・・。怪獣に殺されちゃって、いないけど。親戚に育てられているよ。」

コリス「そう・・・・・。」   コリスは男の子に両親がもういない事に悲しそうになる。

しかし、コリスは悲しみを抑えるように無理して作った笑顔でこう言った。

コリス「・・・・そうだ。君には・・・・・夢があるかな?」

男の子「あるよ!」  男の子が元気そうに言うと、コリスはけろっと本当の笑顔を見せる。

コリス「じゃあ・・・・。その夢をお兄ちゃんにも教えてくれる?」

男の子「うん!じゃあ、言うよ。あのね・・・・僕・・・・・。この地球を支配するの!」

コリス「え・・・・?支配って・・・・・?」  コリスは嫌な予感をしながら恐る恐る言う。

男の子「だからね。地球人を皆殺しにして、この星の大地に、

僕たちの都市を造り上げる。それで、僕がこの星の新たなる神になりたいのw」

コリス「じょ・・・・冗談・・・・・だよね?今のは・・・・嘘でしょ?」

そして、男の子はベッドから立ち上がり、コリスの前につく。

男の子「わかんない?じゃあ、わかるように。僕の本当の姿を見せてあげる。

そして、男の子は突然、姿が変わり、大きな怪人は姿になった。

コリス「っ!!!お・・・・・お前は・・・・・・・・っ!!!!」  コリスがその姿を見て驚く。

何故なら、怪人の姿では、やや派手なヘルメットを被っていて、

黒い衣装を着ていた。しかも、そのその者の顔は普通の人とは思えない程、

何故か肌が青白かった。全く肌色ではない。右手も人間の手の形を、

全くしていなくハサミに似ていた。そう。こいつこそが、地球を狙う悪の星人、

ファエカーン人の姿なのだ。恐らく、こいつがファエカーン人のリーダーらしい。

ファエカーン人「そうだよ・・・・!これが俺の本当の姿だあぁぁぁぁぁっ!!!!」

ファエカーン人はそう言って、いきなりコリスを殴り飛ばす。コリスは壁に叩き付けられてしまう。

コリス「うあっ!!!・・・・・っ。子供に化けるなんて・・・・・卑怯な・・・・・!!」

ファエカーン人「卑怯??ああ。そいつァ、俺らファエカーン人にとって立派な褒め言葉だよ。

けど、卑怯なのは本当はお前なんじゃねーの?え?マリンナーサの王子!!」

コリス「なっ!どうして、僕の名を・・・・・!!」

ファエカーン人「俺様の透視能力にかかりゃ、お前はマリンナーサの王子だって事は、

既にわかるんだよ。何でお前は卑怯だって?そりゃ、お前は他人に内緒で、

クリスタルに変身して神様気取りするからだろ?おかしい事言ったか?俺は。」

コリス「僕は決して神様を気取るワケではない。人々の夢と希望を、

全て取り戻させるために僕は人間として、ウルトラマンとして頑張るんだ!!!」

ファエカーン人「はァ?おいおい。お前、ウルトラマンとしてって何だよ?

ったく、どいつもこいつもウルトラマンってのはただ強いだけの偽善者が多いよなぁ・・・。」

コリス「違う!!ウルトラマンはただ強いだけじゃなく弱いところだってあるんだ!!

ただ強いだけのウルトラマンなんていない!!弱きを助け、強きを挫く・・・・・!

それが、ウルトラマンなんだ!!!だから、お前たちの野望を打ち砕いてみせる!!!」

ファエカーン人「どうやらお前は俺たちに喧嘩を売ってるみてェだな?あぁ!?

さぁ見せてみろよ!!今すぐ、お前の言うウルトラマンとして奴をよォ!!!

それとも何か?ここは人がいるからそいつらの前では変身できねぇってか?」

コリス「く・・・・・っ!確かに、ここではあまり変身する事ができない・・・・・。」

ファエカーン人「じゃあ変身すんじゃねーよ!!!」  ファエカーン人は怒ってコリスを蹴り付ける。

コリス「あ・・・・っ!」  そして、星人はハサミ状の手で、コリスの首を掴んで持ち上げる。

ファエカーン人「いいかァ!!マリンナーサのガキ!!この俺、

ファエカーン星の偵察隊のリーダー様の真の目的はなっ!!

ウルトラマンクリスタルであるお前を探し、徹底的にぶっ殺す事なのよ!!!

クリスタルはぁ・・・・お前はっ!自ら環境破壊で地球を滅ぼす人間に、

味方をし、奴らに奴隷のように扱われて無駄に戦ってきたただのでっかい人形なんだよ!!」

ファエカーン人は、そう言った後すぐにコリスを殴った。コリスはベッドに扱けてしまう。

コリス「ち・・・・・違う・・・。僕は・・・・!」

ファエカーン人「切ねーか?ガキ!!今まで倒してきた怪獣たちの切なさを知るがいいっ!!

そして、今まで殺してきた俺の手下たちの切なさもなあぁぁぁ!!!」

そして、ファエカーンはハサミをコリスの胸元につける。そのハサミから電気を流し始めた。

コリス「ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」

コリスは星人から流れる物凄い電撃に苦しんだ。ファエカーンはその彼の苦しみを見て笑う。

ファエカーン人「ははははははははっ!!!ざまぁみろよ!!クソ王子!!!」

だが、その時。ドアがドンと開き、そこからアルノンが来た。

アルノン「そこまでだっ!!ファエカーン人!!!」

アルノンが来た事に気づいたファエカーンはコリスに流している電撃を止ませる。

ファエカーン人「あぁ?なんだてめぇ。邪魔すんなよ?」

コリス「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・。ア・・・・アルノン・・・・・さん・・・・・・。」

アルノン「コ、コリス君!!貴様・・・・・!よくもコリス君を!!」

アルノンはコリスを痛めつけた星人に怒り銃を向けるが、

ファエカーン人は電撃によって気を失いかけるコリスをまた掴み持ち上げた。

ファエカーン人「動くなァ!!!銃を捨てろ!!!もし、俺様の言う事を聞かなきゃ、

このクソガキぶっ殺すからなあぁっ!!!さっさと言うとおりにしやがれえぇぇぇっ!!!」

アルノン「く・・・・っ。わかった・・・・。」  アルノンはコリスを救おうとあえて、銃を捨てた。

コリス「アルノンさん・・・・・・。駄目・・・・・・・!」  コリスは必死に強く言うが、うまく届けない。

ファエカーン人「ひ・・・・っ!では、死ねえええぇぇぇぇっ!!!!!」

すると、ファエカーンは戦意を失ったアルノンにハサミを向けた。何やら光線を出す気だ。

しかし、突然開いたドアから謎の銃弾が出てきて、星人のハサミを撃った。

ファエカーン星人「ぬぉ!!?」  ファエカーンはいきなりハサミを撃たれてひるむ。

コリス「・・・・・・・っ。」  ひるんだ敵はコリスを放した。コリスはベッドの上で倒れる。

アルノン「・・・・っ!今、星人を撃ったのは・・・・まさか!!」

アルノンは開いたドアの方を見て、ファエカーンを撃った者の姿を見ようとした。

つづく

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