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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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光次郎「・・・・・・昨日、君のお姉さん・・・・だと思う人が僕の家に泊まると言った。

多分・・・・今日は君のお姉さんが僕の家にいるらしい。」

アルキス「う・・・・・嘘だ・・・・・・・。ぼ・・・・僕の姉さんは・・・・・・っ!」

光次郎の言う事は正しい。アルキスの姉にあたるアルリアは今でも、

高町邸であかりがよくしている部屋の掃除を手伝っているのだった。

しかし、アルキスは光次郎の今の言葉を信じられなかった。

アルキス「姉さんが・・・・この国にいるわけないだろ・・・・・・!?」

光次郎「嘘かどうか・・・・実際会って見なきゃわからないじゃないかっ!!今日の帰りで、

僕の家に行って見ろよ!そこに君の姉がいるかどうか確かめるんだ!!」

アルキス「・・・・・で・・・でも。僕は・・・・・・・。」 アルキスはとても困った表情であった。

光次郎「僕が案内する。僕の家には優しいメイドさんもいるよ。だから・・・・。」

光次郎は優しく接している。しかし、アルキスは悩んでいるか頭を抱えている。

光次郎(・・・・・この人、何が不満なんだ?理由は・・・デスナイトと関係があるのか・・・?)

光次郎もアルキスがこの悩んでいる状況に気づきつつ考える。そして、彼に声をかけてみる。

光次郎「・・・・・・・君の姉から聞いたけど、デスナイトに追われたってね?」

アルキス「っ!!???」 光次郎がデスナイトだと言うと、急に驚いたような表情をする。

光次郎「君は・・・デスナイトに、何かされたのか?もし、君の身に何かがあったら、

君の姉・・・アルリアさんがどんなに悲しむか・・・・・!」  アルキス「僕は・・・・・僕は・・・・・・・!」

アルキスは怯えるように、ゆっくり歩をさげる。そして、光次郎に背を向けて走り出した。

アルキス「僕はああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

光次郎「っ!!アルキス!!待ってく・・・・・・・!!」 光次郎が追おうとするが、その時・・・・。

謎の声「何やってんの?」 光次郎「むっ!!?」 後ろから声がしたので、光次郎は、

そこに向いた。そこには、桜と青井だったのだ。さっきの声の主は青井だったのだ。

光次郎「なんだ・・・・。奈々ちゃんか・・・・・。それに、桜ちゃんも。」

桜「・・・・アルキス、この教室から出たそうだけぢ、アルキスに何か言ったの?」

光次郎「いや・・・・。ちょっと、アルキスのお姉さんってのが昨日、僕の家に来てね・・・・・。」


アルキスは学園から出た。彼は走りながら、泣いていた。

アルキス「姉さん・・・・!僕は・・・・。僕は・・・・・っ!!うう・・・・・!!」

その時、梶たちがアルキスの前に立ちはだかった。アルキスはそれを見て止まる。

梶「どこ行くんだぁ?外国人。」

アルキス「・・・・どこだっていいだろ・・・・!?」

梶「どこだっていいじゃねぇよ!まさか、サボろうってワケじゃねーだろうな?

それか、この学園・・・特に俺ら高等部に迷惑かけてーの??」

アルキス「・・・・僕は最初からこの学園の生徒のつもりじゃない・・・・。どけえぇっ!!!」

アルキスはそう言うと、全速で走って、梶たちのところを通りぬいて学園から出た。

梶「ちぃ!おい、待てコラ!!・・・・・くそ。逃げ足の速い奴め・・・・・!!」

梶は追おうとするが、既にアルキスの姿がなかった。彼は完全に学園から出てしまったのだ。

聡子「・・・・あの転校生、泣いてる・・・!?」 その様子を聡子が3階の窓から見ていた。


クラスでは、光次郎が青井と桜に、アルキスや姉のアルリアの事を話していた。

青井「へぇ・・・・。あのアルキスとお姉さん、デスナイトに追われてたの・・・・。」

桜「そのせいで、生き別れとなってしまうなんて、可哀想だわ・・・・・・。」

光次郎「でも、そんな二人にもやっと再会できるって言うのに。あいつ(アルキス)・・・・・・。」

青井「とりあえず!そんな二人にも不幸を与えた奴ら、ますます許せないわっ!!」

光次郎「ああ。でも、あいつ・・・・・・。まだ教室に帰ってないな・・・・・。」

桜「もし、このまま帰ってこなかったら、SSPで捜索をしてみよう。」

青井「はいっ。」  光次郎「うん。(・・・・アルキス・・・・・。)」

そして、時間が進んでいった。だが、アルキスはこの学園には帰ってこなかった。

放課後で、光次郎と青井と桜は学園の外へ。どうやらSSPに行くつもりだ。

光次郎(・・・結局、アルキスはこの学園に戻らなかった。彼は一体何をしているのだろう・・・・。)

桜「・・・・じゃあ、二人とも、SSPの基地へ向かいましょ。」

青井「了解!」  光次郎「了解・・・・・。っ!」 光次郎はふとしたところに右の方へ向く。

そこに、榊がいた。今の榊は何かを考えているように真剣な表情であった。

光次郎(・・・・榊君・・・・・。) 光次郎は榊を見て、何故か切なそうな表情をしていた。

青井「高町隊員?」 すると、青井が声をかけた事により、光次郎は正気に戻る。

光次郎「っ!あ、いや。なんでも・・・・・。さ、さあ。行こうか・・・・・。」

こうして、光次郎たち3人はSSP第6分隊基地へと向かった。・・・・・が。

光次郎(・・・・榊君・・・・すまない・・・・・。) 光次郎は榊を見て、心で謝罪した。

きっと、今日も部活に出て彼に会えなかったからであろう。


ここは、とある湖のある山。その山の中では、何か某組織のアジトのようなところがあった。

そう、こここそがデスナイト対日本攻撃支部の前線基地の一つである。ここがその基地の中の、

メインルームである。ここに特別破壊部隊のレゴがいた。仮面は外しているが。

レゴは今、スクリーンに映っている桐原支部長と会話をしているようだ。

レゴ「・・・・・と、言うわけで、グラビティ・ベースのマスターがここに戻ったそうです。」

桐原『そうか。・・・・では、奴に伝えろ。もう一度な・・・・・・!!』

レゴ「わかりました・・・・・。・・・・・あのガキ・・・・・・!」

アジトの廊下で、すすり泣いている者がいた。その者は茶色い髪に紫色の特殊服を着ていた。

しかし、赤い帽子は被っていない。そして、その顔は・・・・アルキスそっくりであった。

そう、この少年こそが、正真正銘のアルキスであったのだ。

アルキス「う・・・っ。ぐす・・・・。うう・・・・・・。」 アルキスはまだ泣いている。その時、レゴが来た。

レゴ「・・・・・アルキス!桐原からの伝令だ。」

アルキス「っ!レ・・・・レゴ・・・・・!!」

レゴ「忘れたわけではあるまいな?お前が、デスナイト・元ロシア支部の幹部である事を。」

アルキス「べ・・・別に好きで入ったわけじゃないから・・・・・。」

レゴ「そうだったよな。お前はある条件で動いているからな。」

アルキス「・・・・・っ!」 レゴがそう言うと、アルキスは苛立つ。彼の言葉は一体何を意味するか?

レゴ「・・・・お前がデスナイトのために尽くせば、姉には一切、手を出さないってな。あはw」

アルキス「・・・・・・・っ。(クソッタレの卑怯者どもが・・・・・っ!!)」

アルキスは姉を死なせたくないために、あえてデスナイトの戦士となってしまったのだ。

しかし、アルキスはデスナイトを心から憎んでいた・・・・ように見えるが・・・・?

レゴ「そして、言っておくが。SSPの女どもやマリオネットライターには、

決してムラムラすんなよ?グラビティ・ベースのマスターとしてな・・・・・!」

アルキス「・・・・するわけないじゃん。僕、姉さん一筋だし・・・・・・。」

なんと、グラビティ・ベースのマスターは、アルキス少年であったのだった。

こないだの戦いで青井が見た謎の少年は、やはりアルキスだったのだ。

アルキス(・・・・姉さん。待っててね。この戦争が終わったらきっと、会えるよね・・・・・?

僕はデスナイトとして戦っている。それは、決して間違っていると思う。でも、

それが僕と姉さんの・・・・生きる理由なんだから・・・・・・っ!!)


SSP第6分隊支部の司令室。光次郎は春日とアルキスとアルリアについて会話していた。

春日「・・・・そう。アルキスとアルリア・姉弟とも、デスナイトの被害者ってワケね・・・・・。」

光次郎「はい。僕はなんとしてもアルキスと探して、アルリアさんに合わせてやりたいんです・・・!」

春日「わかったわ。彼の捜索については、光次郎さんに任せるわ。」

桜「・・・・隊長。サポートなら、私が引き受けます。」 青井「私もやらせてください。」

春日「・・・・・いいわ。光次郎、彼女たちが貴方のサポートに回ってくれるそうよ。」

光次郎「はい。喜んで・・・・・・。・・・・ありがとう。二人とも。」 光次郎は桜と青井にそう言う。

桜「ええ。だって、私たち仲間だから。」

青井「私は、別に、ただ、あいつが何なのかと知りたくて・・・・・。それだけだと思って!」

春日「あと、言っておくけど。3F地区の山地で、怪しげな集団が動いているらしいわ。」

光次郎「はい・・・。(怪しげな集団・・・デスナイト。アルキスがデスナイトに追われてるなら・・・・・!)」


かくして、光次郎、桜、青井の3人はアクター・シックスで第3F地区の麓町についた。

青井「・・・・この地区の山のどこかに怪しい集団。いや、デスナイトが・・・・・。」

ちなみに、3人は車から降りて町から山へ向かっている間に会話していた。

光次郎「ここでデスナイトの奴らがアルキスを追っているのだろうか・・・・。

だとしたら、アルキスはきっと、ここにいるに違いない・・・・・!」

桜「・・・・・。早くアルキスを探そう。面倒な事が起こらないうちに・・・・・!」

そして、山中を歩く3人。そんな3人の前に突如、敵が現れた。複数の黒い何者かが、

それぞれ木から飛び出して、光次郎たちを囲んでいった。こいつらはブラックアタッカーだ。

ブラック・アタッカー「たあぁぁ!!」 「はぁ!!」 「とおぅ!!」 「ふん!!」 「でやっ!!!」

ちなみに、このブラックアタッカー隊の中に頭に角の付いたアタッカーも複数、含んでいる。

青井「っ!!デスナイト・・・・・!ブラックアタッカー部隊!!!」

桜「く・・・っ!怪しい集団とは・・・やはりデスナイト!!」

光次郎「お前ら!アルキスに何をした!!??」

ブラック・アタッカー「教えるこたーねぇ。間もなく俺たちに殺されるんだからなっ!かかれぃ!!!」

桜「来るわよ・・・・・っ!!武器を!!」  光次郎と青井「了解!!!」

桜は剣、青井はナイフ、光次郎はボウガンを構えだした。

光次郎(ボウガンも矢を発射できる・・・・・!これを今まで使った弓矢の代わりとして・・・・!!)

つづく

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