今回はドラゴンな奴が出てきます。
ウルトラマン８０ 第３５話・９９年目の竜神祭
伝説怪竜・ファイヤードラコ登場
今回の舞であるやまなみ村の神主「遠い遠い昔の事じゃ・・・・。」
その昔、村一帯には妖怪がたくさん跋扈していて、中でも最も恐ろしいのは、
馬や牛を食い荒らす三つ首竜で、今度は人間を狙い始めたそうです。
村長が酒を使って、それを竜に飲ませて酔わせます。
そのスキに首の付け根を切り裂き、竜が持っていた竜玉が転げ落ちます。
村長に切られた三つの首はバラバラになって山奥に逃げ去ったそうです。
首を切られても、生きられるなんて凄い生命力だな妖怪だなｗｗｗ
その後、竜玉は神社に治められ、
１００年経つと竜玉が曇って三つ首竜が蘇るらしいです。
そして、村では今、９９年目に行われる竜神祭が開始されたそうです。
そこで、何かショーを行っている男たちがいました。
一人は大きな岩を持ち上げていては、それを頭で破壊する大男。
頭で岩を破壊できる奴なんて滅多にいねーなｗこの男は、
それ程に頭を鍛えたのだろうか？でも、脳はどうでしょう？
一人は何故か口から火を吹く男。いやいや、これは普通にないｗ
しかも、顔に赤いメイクをしてるし。
でも、何かの芸で仕掛けがあるでしょうか・・・？
二人を見つめる一人の少年。そして、二人の男は、
そんな彼を怪しい笑みで見ました。一体、この野朗どもは何なのでしょう？
そして、竜神祭に来た矢的とイケダ隊員。イケダ隊員は、
三つ首竜について語った神主・山川の甥であるそうです。
そして、この神社にいる少年。その少年は光男と言うそうです。
光男は家族がいないそうなので、今は山川の家に育てられ、
その恩として、そこの家の手伝いをしています。
この光男少年は、敬語も使うらしく穏やかな性格の美少年だそうです。
矢的とイケダ隊員はおみくじを買います。何吉かわかりません(ぁ
次の日。矢的は光男が空手をやっているので、彼と手合わせをします。
二人は格闘が得意そうなので、それを互いに見せるつもりらしいです。
次に木の枝を叩き折る修行。矢的はキック、光男はチョップでやってます。
矢的の格闘に評価する光男。矢的もまた、光男の強さに評価しました。
光男はこの時、手に怪我をしたので、ユリちゃんに手当てしてもらってました。
なんて優しいお姉さんでしょう。その後、矢的とイケダ隊員は、
神社の手伝いをしてました。愉快なコンビである。その頃、
光男は怪力男と火吹き男を見かけ、彼らのところへ来ます。
３人に何か関係はあるでしょうか？何やら怪しい感じですわ。
そして、光男はその二人の男と共に人気のない山辺へ。
何か会話しています。何と。
怪力男と火吹き男の正体は三つ首竜の２匹だったのです。
そして、最後の一匹は・・・・光男れした。光男も実は人間ではなく、竜だったのです。
３人の目的は自分自身の合体・・・三つ首竜の復活であったのです。
三つ首竜がそれぞれ人間となって生き延びたのです。でも、
何で人間になれたんだ？何かの超能力を使ったからかしら？
ですが、光男は何やら拒んでいる様子です。そう。光男は、
人間たちに優しくされて、彼らに好意を示したのです。今さら復活して、
心優しき人間たちを皆殺しにして良いものか・・・。ですが、二人の男は、
人間たちを殺す気がもりもりです。
ところで、二人の男は今日までどうしたのでしょう？
光男と同じような事をしたフリをしたでしょうか？あるいは、
姿をくらまして、ゆっくりチャンスを狙ったとか・・・。
目撃してしまった酔っ払いの男を、火吹き男が口からの火炎で殺してしまいます。
両腕に何か刃のような物も生えちょる(・ω・；)もはや怪人だ・・・。
その時、子供の泣き声が。
近くにいた子供が二人の男の脅威に恐怖しているのです。
そんな子供を襲おうとする二人の男。こいつら・・・クリーチャーや・・・(
ですが、光男は子供を庇います。火吹き男は火炎で攻撃しますが、
光男は間一髪、テレポートで子供を安全なところで連れ去り、救出しました。
赤い顔になった火吹き男は何やらリーダーらしく、
青い衣装の怪力男は服リーダーみたいですね。そして、
光男は下っ端だそうですな。見るからにして・・・・(
騒ぎを聞いて駆けつけた矢的先生＆イケダ隊員と村の住人たち。そして、
警官の話で小さな男の子が光男に救われたと言い、犠牲者の男も、
底なし沼に落ちて蒸発したとして片付けられたそうです。
火吹き男が人を殺した事はもちろん、二人の男と光男の正体はまだ知らない。
光男は人々が真っ赤になって消えたと嘘をつきます。ですが、
矢的は気づいていたのです。光男が普通の人間ではないと。
テレパシーで話すや矢的と光男。光男は逃げてくださいと言う。
光男は後に起きる恐怖を知り、皆にそれから避けて欲しいと言ってます。
事件と聞いてやって来たイトウチーフやフジモリ隊員が捜査しますが、
消えた人々は発見できず。その夜、光男は竜玉のあるところへ。
ですが、光男は何かを拒むように不安します。そこで、二人の男が来て、
男にこう命令します。竜玉を奪えと。ですが、人間と接した光男は、
それを断り、この人間の世界が良いと叫びます。
ですが、命令には逆らえません。
その時、竜玉が光りました。これは復活のチャンスの合図でしょう？
そして、ついに最後の竜神祭。竜玉を磨く儀式にとりかかる日です。
その時、矢的は倒れている光男を発見します。きっと光男は、
二人の男の命令を反発したので、彼らに打撃されたでしょう。私の考えでは(
連れ戻そうとする矢的から、何故か逃げようとする光男ですが、
二人は崖から落ちてしまいますが、二人は無事でした。竜玉も・・・。
悲しみに涙を流す光男に矢的が励まそうとする時、二人の男が来ます。
矢的はその男たちを敵と見なし、光男を守るために立ち向かいますが、
怪力男が頭突きで矢的を倒してしまいます。そして、神社では、
例の儀式が行われます。そのスキを狙った光男は、
そのまま竜玉を奪い、走り去ってしまいました。
光男(皆さん・・・・許してください・・・・・っ！！)
ですが、竜玉を盗む事など光男の本心ではないのだ。それでも、
仮にも仲間である二人の男の命令に逆らえなかったのでしょう。
三つ首竜の運命として・・・。そして、光男は二人の男と共に、
竜玉に触れます。すると、３人は合体し、三つ首竜が復活してしまいました。
又の名をドラゴン怪獣・ファイヤードラコ。
言っておきますが、彗星怪獣のドラコではありません(
たぶん、ファイヤードラゴンと名づけたかったのでしょうか？
三つ首竜なので、顔が三つあります。何かと色が違いますね。
まずは真ん中の赤い顔。ファイヤーレッド！(
正体は火吹き男で、口から火炎が吐けます。
次に左の青い顔。ファイヤーブルー！！(
正体は怪力男で、いかにゴツゴツした頭で頭突きをかまします。
最後は右の白い顔。ファイヤーホワイト！！！(
正体は光男で、何の能力もないです。何故だ？(ぇ
復活したので、大暴れに張り切るファイヤードラコは手始めに矢的を倒そうとします。
赤い顔が火炎でひるませ、青い顔が頭突きで直接、矢的に攻撃します。
攻撃を受けた矢的。ですが、ご安心ください。矢的は元々ウルトラマンですので、
簡単には死にません。まあ、普通の人間でしたら、即死でしたね・・・。
ですが、ダメージは大きい。それを見た白い顔は・・・。
白い顔『矢的さん！！！』
なんと、光男の声で矢的の名を叫んでます。
しかも、エレキングっぽい声も出ています。
赤い顔と青い顔は喋ってませんね。喋れるのが白い顔の能力でしょうか？
白い顔(光男)も悪魔の竜・ファイヤードラコの一部ですが、
決して彼だけ悪ではありません。
大暴れする怪獣。このままではやまなみ村が危ない。矢的はさっきのダメージで、
落としてしまったブライトスティックを取り、８０に変身。
ファイヤードラコに打撃を仕掛ける８０ですが、怪獣は火炎と頭突きの、
連携攻撃で反撃。このまま８０を押し出すファイヤードラコ。一方、
白い顔は何もしてません。だって、良い奴ですから殺す気はないでしょう。
怪獣の強力な攻撃に８０は太刀打ちできないでしょうか？
その時、ミラクルが起こりました。
白い顔が赤い顔を噛み付いて攻撃を止めました。それにより、
ファイヤードラコは混乱し、８０への攻撃を中断せざるを得ません。
そう。白い顔・・・いえ、光男はやはり人間を愛した、愛の戦士なのです。
こうして、白い顔の助けを受けた８０はウルトラアイスポッド、
サクシウム光線のコンボでファイヤードラコを攻撃。
ですが、光男を巻き込まずに、赤い顔と青い顔を攻撃してました。
こうして、怪獣は倒れて爆発しました。
恐怖の三つ首竜は無となり、光男は人間に戻り、竜玉も戻りました。
こうして、日本は平和となりましたが、光男は村から去りました。何故？
光男は自身の正体を、村の人々に知られたと思ったので、
もう彼らと一緒に暮らす事はできないからでしょう・・・。
ですが、住人たちは光男に助けられましたし、
彼を受け入れてくれるかも知れないでしょうけど・・・。けど、違う意味では、
怪獣扱いされていじめられる恐れもありましょうね。きっと・・・。
光男は自身が安心できる世界を求めて旅立ちます。
それを見た矢的先生はこう語ります。
矢的「良かったな。光男君・・・・。今度こそ君は、
人間として生きていける事が出来るだろう。もう君を妨げる者はいない。
勇気のある君の事だ。きっと生きていける。
どこへ行っても、君の周囲には君を愛する人達が現れるはずだ。
今日までのように・・・・。」
怪獣人間・光男はやまなみ村の住人たちに愛された日々と同じ日常を求めて、
どこかへ旅立ちました。光男ならきっと、一匹の竜ではなく、
一人の人間として生きていく事でしょう・・・・。
今回は三つ首竜の伝説の回でした。何かと日本のおとぎ話みたいでしたな(
三つ首怪獣って、前作のザ☆マンにも、オプトがいましたね。
オプトもファイヤードラコと同じように、一つの首に個性が持ってましたね。
オプトとファイヤードラコ。三つ首の他に、共通できるのは、
一つの首だけ人間に好意を持ってる事でしたね。その首に反対する、
二つの首は悪の心を持ってますがね。全く似ていますな。結末は少し違うけど・・・。
・・・・あ。オプトは三つ首じゃなくて、三頭でしたっけ・・・・＾＾；
この話は一つの首が人間として生きたいと言う切ない物語でした。
次回は皆(私以外)が大好きな昆虫代表の一種・クワガタの話です。
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