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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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攻撃を受けたティアーズはひるむが、すぐに後ろの方に向く。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・・!!」

ティアーズは走り、メタシサスにキックを浴びせる。

メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥイン」

蹴られた魔獣はさがるが、再び瞬間移動を使う。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・・!?」

ティアーズは後ろの方を向かう。

だが、今度は右側にメタシサスが現れる。

メタシサス「ギユウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥイン」

メタシサスは素早い移動でティアーズに突進する。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアァァァァァァ!!!」

ティアーズは倒れるが、すぐに立ち上がる。だが、そこに魔獣が接近する。

メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥゥイン」

メタシサスは口を大きく開ける。ティアーズを喰い殺すつもりだ。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!」

ティアーズは両手でメタシサスの左右の口を封じて、防御する。

日下部と大岩「ティアーズ!!!」 野口「頑張って・・・・!」


森下「きゃああぁぁぁぁぁ!!ティアーズが食べられちゃう!!」

徳丸「やめろおぉぉぉ!!ティアーズは美味しくないんだぞォ!!?」

メタシサスがティアーズを食べようとする様子を見た、

徳丸と森下はさらにパニック状態になる。


大神「ティアーズを援護じゃぃ!!!」

バルワンダーDXは電気ビームでメタシサスの頭上を攻撃する。

メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥイン」

メタシサスはひるみ、ティアーズがこれをチャンスにバック転で離れる。

ウルトラマンティアーズ「トウッ!!!」

日下部「凄い!!流石はバルワンダーDXだわ!!」

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!」

ティアーズはアームシュートを発射し、メタシサスを攻撃する。

だが、メタシサスはその直後にまたも瞬間移動をする。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!??」

ティアーズはメタシサスがどこに現れるか警戒する。

次の方向に向いてみると、その目の前にメタシサスがいた。

ウルトラマンティアーズ『おわっ!!?』

流石のティアーズも、すぐに敵が現れたところには驚く。

そして、メタシサスは8つのレーザーでティアーズを攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「グアアアアアァァァァァァァァ!!!!!」

ティアーズは直接、8つのレーザーを受けて吹き飛ぶ。

野口「ティアーズ!!!!」


森下と徳丸「効いたああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

森下と徳丸はさらに叫ぶ。


ティアーズはゆっくりと立つ。そこに、魔獣が接近してくる。

メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥイン」

そして、メタシサスは大きな口でついにティアーズを噛み付いた。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・・・・!!」

日下部と野口「っ!!?」 大岩「ティアーズが噛まれた!!否!!」

ティアーズの上半身がメタシサスの口の中に入ってしまって見えない。


徳丸「不味い!!ティアーズが食べられてしまう!!!」

森下「どうしよ!どうしよ!このままじゃ、丸呑みにされちゃうよ!!」

徳丸「助けてえええぇぇぇぇ!!バルワンダー!!!」


大神「不味い!!ティアーズを助けんかぃ!!」

上川「了解!!!」 DXは電気ビームを発射。

だが、メタシサスはティアーズを噛み付いているまま、瞬間移動をする。

日下部「また瞬間移動を・・・・!!」

そして、別の場所でティアーズを噛んでいるままのメタシサスが現れた。

メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥゥイン」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!」

ティアーズは何とか足に地面を付けたままで耐えている。だが、

徐々にその足が浮かびつつある。

メタシサスはティアーズを呑み込もうとしているのだ。

バルワンダーDXが接近しようとすると、メタシサスはティアーズと共に、

またも瞬間移動をして、DXから離れた場所へと現れる。

大岩「テレポートで時間稼ぎとは・・・!腐れ外道が!!!」

日下部「このままでは、ティアーズが負けてしまう・・・!

一体、どうすれば・・・・!!」

ティアーズの身体が徐々にメタシサスの口の中に入っていく。

そして、ティアーズのカラータイマーも赤に変わった。

ウルトラマンティアーズ(このままじゃ、魔獣の胃の中に入っちまう・・・!!

あと1分になっちまった・・・・!!何とかしなければ!!)

野口「ティアーズ・・・・・!!」

野口は自身の脳裏に灰間の姿が浮かび上がる。その時。

野口「灰間君!!!!!」 野口は灰間の名を叫ぶ。

その叫びはティアーズの耳に届く。

ウルトラマンティアーズ『っ!!野口・・・!聞いたぜ。お前の声!!

うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!』

野口の声に励まされたティアーズは両足を再び地面につける。そして、

身体を思い切りあげて、メタシサスを後方へ投げ飛ばす。

ウルトラマンティアーズ『だあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』

こうして、ティアーズは自由の身となった。

メタシサス「ギユウウウウウウウゥゥゥゥゥゥイン」


森下「やった!!復活したわ!!!」

徳丸「いけええぇぇぇぇ!!ティアーズ!!!」

ティアーズを応援している生徒たちは灰間たちのクラス、

3年1組だけではない。

ほとんどのクラスの者たちがティアーズを応援しているのだ。

男子生徒「頑張れ!!ティアーズ!!!」

女子生徒「負けないで!!ティアーズ!!!」


ウルトラマンティアーズ「・・・・!シュワアアァァァァッ!!」

ティアーズは倒れたメタシサスに迫ろうと走る。だが、

メタシサスはすぐに立ち上がり、口から青紫の巨大な光線を発射した。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・・!!!!!」

その光線を浴びたティアーズは身体中のほとんどの部分が爆発する。

日下部「ティアーズ!!!」 大岩「何ちゅー恐ろしい光線じゃ!!」

野口「・・・・・っ!!頑張って・・・・!!」

光線を浴びてダメージを受けたティアーズ。だが、

野口の応援を受けたティアーズは、

今ならこの大ダメージに耐えられるのだ。

ウルトラマンティアーズ「ハアアアアアァァァァァァァ!!!!!」

ティアーズはメタシサスに殴りかかる。

だが、メタシサスはまた瞬間移動を使う。

上川「また瞬間移動だ!!これさえなければ・・・・!!」

大神「叶野!!サーチアップシステムを使え!!!」

叶野「了解!!!」 

叶野があるボタンを押すと、

叶野の前のモニターにレーダーらしい画面が映される。

そのある部分に、光っている点が動いているのが見える。

叶野「10時の方向に魔獣が現れます!!!」

大神「よし!!アンチMミサイル発射!!!」

バルワンダーDXはアンチMミサイルを発射する。

そして、ティアーズの背後に、メタシサスが現れた。だが、

そのメタシサスにアンチMミサイルが命中した。

メタシサス「ギユウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥイン」

ミサイルを受けた魔獣は大爆発を受けて、物凄いダメージを受ける。

ウルトラマンティアーズ『そこかよ!!』 

ティアーズは背後を向き、魔獣を見る。

メタシサスの身体は燃え上がっていて、もはや瀕死に近い状態だ。

野口「今よ!!ティアーズ!!!」

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!」

ティアーズはファイティウム光線でメタシサスを攻撃する。

そして、メタシサスはさらに爆発して、粉々に砕けてしまった。

日下部「勝った!!!」 大岩「よっしゃあああぁぁぁぁぁ!!!!」


徳丸と森下、生徒たち「やったあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

学園の人々はティアーズの勝利に喜んだ。


ティアーズは、

大鳥学園の方を見る。特に、屋上にいる野口の方を見ていた。

野口「ティアーズ・・・・。」 ティアーズは静かに頷く。

野口の目線では、そのティアーズの顔には、

灰間の静かな微笑みが見えた。

野口「っ!!灰間君・・・・!?」

ウルトラマンティアーズ「・・・・シュワッチ!!!」

ティアーズは空へと飛び、どこかへ去った。


夕日。平和となった大鳥町を歩く野口は徳丸や森下と離れて、

帰ろうとしていた。

そこに、灰間が立っていた。少し微笑んでこう言う。

灰間「大変だったな。今日は。」

野口「・・・・・そうね。でも、魔獣が倒されたおかげで、

入学生たちは元に戻ったわ。これで、

改めて新しい学園生活で頑張れると良いけど。」

灰間「・・・だな。もう学園に魔族が来ねー事を祈りましょ。」

そして、灰間と野口は1歩も動かず、黙ったままになる。

長くなりそうな時、野口が静かに話す。

野口「・・・・今日はBARの仕事に行かないの?」

灰間「・・・・ああ。事件は既に終わったからよ。」

野口「・・・・・・灰間君。・・・・ちょっと聞いて良い?」

灰間「何だ?」

野口「ウルトラマンティアーズの正体って、一体誰だと思う?」

灰間「さァ。・・・多分、太古の勇者様の亡霊とかじゃねーの?」

野口「そうだと良いけど・・・。私。思うの?

灰間君が・・・・。

あなたが・・・・ウルトラマンティアーズなんじゃないかって。」

灰間「そっか・・・・。」

野口「違う・・・かしら?でも、例え、あなたがティアーズでも、

私は・・・あなたの事を想いたい。だから・・・!」

野口が切なそうに言う。だが、灰間は人差し指を野口の口元に近づける。

灰間「わかってるよ。もう・・・。俺の側によ、ずっといてーんだろ?」

野口「・・・・・・・・っ。」 その言葉に野口は驚く。

灰間「けど、今はまだそうする事ができねェ。

俺は戦い続けなきゃいけねェ。

魔族からこの地球を守るために。そして、お前を守るために・・・。

もし、魔族との戦いが本当に終わったら、

野口。ずっとお前と一緒にしてやる。

それまで、待っててくれ・・・・。でも、良いじゃねーか。

その間でも、お前を守る事だけでも、できるからよ。」

野口「・・・・っ!灰間君・・・・!!」

野口は涙を流し、灰間に抱き着いた。灰間も優しく、野口を抱きしめる。

野口「うっ!いううぅぅぅ・・・!ふええぇぇぇ・・・。」

灰間「野口・・・・・。(すまねェ・・・。)」

灰間と野口は抱き合う。それを、遠くから日下部が見ていた。

壁の隙間に隠れながら、日下部は静かにこう呟く。

日下部「・・・・・馬鹿。」

こうして、入学生として学園に潜入し、

灰間を抹殺しようとする魔族の作戦は、野口の想いにより、

失敗に終わりました。そして、

野口の想いは灰間に届けたと思います。

野口と灰間。互いを想うようになった二人を見た日下部は、

どう思うのでしょうか。この三角関係の決着やいかに。

それにしても、魔族が学園に潜入するとは驚きでした。

もし、あなたのクラスにも、目を紫色に光らせる者がいたら、

BARにご報告ください。その者こそが、

あなたの学園に潜む魔族の一人でございますから。

次回につづく

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操られている生徒たち「グルルルルルルルルルルル・・・・!!!」

灰間「っ!?こいつらは・・・・!?」

北山「全員、この学園に入学したばかりの連中さ。そう。

俺はこの学園の中学1年生の皆さんを全て洗脳したのさ・・・!

さァ!!行けぃ!!我が手下共!!!

灰間と野口を八つ裂きにしてしまえ!!!!」

操られている生徒たち「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

操られし入学生たちは北山の命令で、灰間と野口に襲いかかる。

その時、突然、大岩が出てきて、

後ろからの突進で、多くの生徒たちを倒す。

大岩「こりゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

操られている生徒たち「うわあああぁぁぁぁぁ!!??」

北山「な・・・っ!?誰だ!?お前は!!!」

灰間「大岩・・・・!?何故・・・。」

大岩「入学したばかりのガキ共が最近、変じゃけーのォ。

そいつらが一斉にどこか行くから、

ついてみれば、こんな感じになったわぃ。」

野口「そうだったのですか・・・。」

その時、一人の少年が鉛筆で灰間を突き刺そうと走る。

少年「ぷーすぷーすしてやるあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

灰間「っ!!?」 日下部「させるかっ!!」

急に現れた日下部がキックでその少年を蹴り飛ばす。

灰間「日下部・・・・っ!」

日下部「全く。何をやっているのよ。下級生を相手に。それと、

その下級生たちを操っている魔族が、この北山なんでしょ?」

北山「ククク・・・!そうだ。お前らを滅ぼし、

この学園を俺ら魔族の要塞としてくれるわ・・・!!」

大岩「入学生たちを元に戻さんかぃ!!こりゃ!!!」

北山「やなこった!お前らでは、俺を止める事はできねーよ・・・!

行け!!我が手下たちよ!!灰間たちを倒せ!!!でや!!」

北山はジャンプし、

破れたドアの近くに着地。そのまま学園内へ逃げた。

灰間「っ!!待て!!!」

操られている生徒たち「おらあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

生徒たちが灰間を追う。その生徒たちの前に大岩が立ちはだかる。

そして、一人に一つのパンチをくらわせる。

大岩「こりゃ!!こりゃ!!こりゃ!!こりゃ!!

ここはわしに任せて、魔族のガキを追わんかぃ!!!」

灰間「ああ・・・!日下部!!野口を安全なところへ!!」

日下部「ええ・・・・!!」  野口「灰間君!!」

灰間「何だ!?」

野口「・・・・あの魔族を、倒して。この学園に来たばかりの、

子供たちを悪の兵士に変えようとした、あの魔族を許さない!!」

灰間「・・・・ああ。わかったぜ!!」

灰間は走り、北山を追う。


ある廊下で、北山が一人だけ立っていた。

北山「もはや、ゆっくりしているヒマはない・・・。

今より、この学園の奴ら全員を洗脳してくれる!!むっ!!?」

北山は後ろから灰間がいる事に気づき、驚く。

灰間「そうはさせねーぜ・・・!悪の使いめ!!」

北山「ふっ。流石に貴様では洗脳できんな!!ならば、

今から本気モードとなり、てめーをぶっ殺してやろう!!

よーく見て、恐怖しろ!!!」

北山の身体が紫色に光り、その身体が異形な怪物の姿へと変わる。

光が消え、

巨大な顔と胴体には手足もないと言う奇怪な魔物が現れた。

これが、北山の正体である、メタシサスだ。

メタシサス「ギユウウウウゥゥゥゥゥゥゥイン」

灰間「それがてめーの正体か!!」

メタシサスは8つの目から、8つのレーザーを発射する。

灰間「とうっ!!はああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

灰間はジャンプで避けて、空中キックでメタシサスを打撃する。

メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥイン」

灰間「おらああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

さらに灰間はメタシサスの胴体を連続で殴り続ける。

だが、魔獣は殴られながらも、左右に割れた巨大な口を開き、

それで灰間を食べようとする。だが。

灰間「むん!!!」 灰間はバック転でそれを避けた。

その時、別の生徒たちがメタシサスの姿を見てしまい、

驚きで悲鳴をあげる。

女子生徒「きゃああああぁぁぁぁぁ!!!魔獣ううぅぅぅぅ!!!」

メタシサス「ギユウウウウゥゥゥゥゥゥイン」

メタシサスは他の生徒たちに気づかれて、驚く。

男子生徒「BARに連絡しないと!!!」

その時、メタシサスは紫色の光と共に消えた。


そして、大鳥学園から離れた町で、巨大なメタシサスが現れた。

メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥゥイン」

学園の屋上から、大岩たちはその姿に驚く。

大岩「おっ!?何じゃぃ!!あの化け物は!!」

日下部「きっと、北山の正体でしょうね・・・!」

野口「あの怪物のせいで・・・・!」

ちなみに、操られた生徒たちはほとんど大岩と日下部によって、

気を失っているそうだ。

メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥイン」

メタシサスは8つのレーザーで、学園の周囲を爆発させる。

野口と日下部「きゃあああああぁぁぁぁぁぁっ!!!」

大岩「おおっ!?この学園を焼くつもりかぃ!!!」

メタシサス『安心しろ。逃げ場を作れぬように、周囲を燃やすだけだ。

そして、お前たち学園の者たちを全員、部下にしてやる・・・!』

その時、バルワンダーDXが飛んで来た。

乗っているのは、大神、叶野、上川の3人であった。

大神「魔獣は大鳥学園を襲っとる!!何としても、防衛するんじゃ!!」

バルワンダーDXは通常バルカンで、メタシサスを攻撃した。

メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥイン」

攻撃を受けたメタシサスは8つのレーザーでDXを襲うが、

避けられる。

大神「今度はレーザーを使え!!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンでメタシサスを攻撃する。

メタシサス「ギユウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥイン」

バルワンダーDXは再びレーザーバルカンを使う。その時。

メタシサスは紫色の光と共に消えた。レーザーバルカンが避けられる。

そして、魔獣は別の場所に現れた。

メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥゥイン」

叶野「魔獣が別の場所に現れました!!」

大神「奴は瞬間移動を使えんかぃ!!厄介な奴じゃ!!」


メタシサスが暴れているところを、灰間たちのクラスの窓側から、

徳丸や森下、そのクラスの生徒たちが見ていた。

徳丸「み、見てよ!!学園の近くに魔獣が暴れているぞ!!」

森下「まさか、魔獣が私たちを襲いに現れたの!?」

徳丸「でも、あの魔獣。僕らを手下にするって言ったよ!?」

森下「もしかして、奴隷にされちゃうとか!!?」

徳丸と森下「助けてええええぇぇぇぇぇ!!!

ティアーズうううぅぅぅぅぅ!!!」

徳丸と森下は大騒ぎをして、ティアーズに助けを求める。


そして、誰もいない体育館で灰間は変身する。

灰間「ティアーズ!!!」


学園の前に、ウルトラマンティアーズが光と共に現れた。

野口、日下部、大岩「ウルトラマンティアーズ!!!」


徳丸と森下「ウルトラマンティアーズだああぁぁぁぁぁ!!!」

森下「助かった!!私たち、助かったのよ!!」

徳丸「うん!!しかも、こんな近くでティアーズの背中を見れるなんて!!

やっぱり、正義の巨人はインパクトがあって、凄いなァ。」


メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥイン」

ウルトラマンティアーズ「シュワッチ!!!」

メタシサス『ウルトラマンティアーズ・・・・!貴様を、

倒すために、この学園の者たちを洗脳したが、

もはやその必要はない。俺の手で、お前を抹殺してやる・・・!!』

ウルトラマンティアーズ『やれるもんなら、やってみな・・・!

野口を傷つけた罪は重ェぜ!この野郎・・・!!』

野口「・・・・・っ!?」

その時、野口はティアーズの姿に何かを反映させる。

野口(ティアーズって、まさか・・・。)

メタシサス「ギユウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥイン」

メタシサスが移動し、ティアーズが走る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!」

そして、ティアーズとメタシサスは押し合いを始める。


徳丸「頑張れええええぇぇぇぇぇ!!!ティアーズうううぅぅぅぅ!!!」

森下「皆も思い切り応援してえええぇぇぇぇぇぇ!!!

フレー!!フレー!!ティアーズ!!!」

生徒たち「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

森下がチアガールの真似をし、生徒たちがティアーズを応援する。

楽器を使って派手に応援する者たちも複数いる。

徳丸「ティアーズ!!ファイトおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」


その時、ティアーズに押されているメタシサスがまたも消える。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?」

ティアーズはこれに驚く。

そして、ティアーズの後ろにメタシサスが現れる。

メタスサス「ギユウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥイン」

メタシサスは8つのレーザーでティアーズの背中を攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」

つづく

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灰間「この入学生たちのクラスがある階にいると思ったんだが・・・。

違ったのか!?ならば、別の誰かだと言うのか・・・!?それとも・・・。」

その時、灰間のペンダントが光る。

灰間「何っ!?野口が魔族に襲われているだと・・・!?

その魔族の正体もわかっただって!?」

そこに、日下部が歩いてくる。

日下部「灰間!!!」

灰間「日下部!どうしたんだ!?」

日下部「ええ・・・。何か、変なの。北山君と言う入学生が、

2組の教師と共に野口さんをどこかへ連れて行ったそうよ。」

灰間「そいつだ!!!」

灰間は日下部の情報を聞いて、すぐに走る。

日下部「あっ!ちょっと!!待ちなさいよ!!」


一方、灰間たちのクラスでは、徳丸と森下が、別の生徒たちと会話していた。

男子生徒「最近の1年生たち。何か酷いと思うんだ。」

徳丸「酷いって何が?」

女子生徒「あの子たち。何だか生気ってものが感じないのよ。

特にあの2組の連中。」

森下「要するに、暗いってワケね。」

男子生徒「それだけで良いんだけどよ。あいつら、

何故か壁に落書きしたり、エロ本を買ったり、

自分にぶつかった子供を殴るとかしてるんだぜ?」

男子生徒の言葉に、徳丸と森下は驚く。

徳丸「ええっ!?マジ!?」

森下「そんな・・・!?今年、入学したのは、

ほとんど不良だって言うの!?だとしたら、

これからこの学校は不良に支配されちゃうかも!!」

女子生徒「でも、ほとんどが悪い奴だなんて、聞いてないし・・・。

もしかして、何者かが仕組んでいるかも・・・。」


屋上では、野口が北山や男性の教師、

複数の入学生たちに囲まれていた。

野口「あの・・・。ここで何をするつもりなのですか?」

男性の教師「・・・・これで良いでしょうか?北山様。」

野口「え・・・・っ!?」

北山「ああ。もう良い。さがってな。」

北山は野口に近づく。野口は北山の様子に恐怖を感じる。

野口「き、北山君・・・!?あなたは・・・一体・・・!?」

野口は違和感を感じた。あの教師が北山の子分になっているような感じに。

北山「けけけ・・・!洗脳しているのさ。俺の魔力でね。」

北山はそう言って、両目を紫色に光らせる。

野口「ひっ!?あ、あなた・・・。人間じゃないの・・・!?」

北山「そうさ。お前だけに特別に教えてやる。俺は人間ではない。

魔星人、メタシサスだよ。

お前の好きな灰間を倒すために送り込まれたのさ。」

野口「ま、魔獣・・・・!!?」

そう。北山は人間ではなく、魔獣であったのだ。入学生の中に、

紛れた魔族とは、まさにこの北山であった。野口はこれに驚く。

北山「俺は思っているんだ。お前は灰間の恋人ではないかと・・・。

そこで、俺はお前を使って、灰間を倒そうと言うワケだ。」

野口「私を使って・・・!?」

北山「そうさ。灰間はお前を助けるために必死になっているだろう。

お前を助けるために、奴は必ず俺を倒す事になろう。

・・・見たところ、お前の身体。

とても良い体系ではないか。特に胸の方が・・・。」

野口「・・・・・・っ!!?」

野口は顔を赤らめて、自身の身体を隠すような動作をする。

北山「灰間がここに来る前に、お前の身体。ちょっと嬲っておくとしようか。

さしずめ、気持ち良い感触がするだろうよ・・・。」

北山が野口に近づく。野口は逃げようとするが、

二人の入学生の少女にそれぞれ腕を掴まれる。

野口「い、嫌・・・っ!放して!!」

少女A「おとなしくなさい。」

少女B「あんたは素晴らしき魔族に慰み者になれば良いんだよ。」

北山「せっかくだ。お前たちも、先輩の美しい身体を嬲り尽くすが良い。」

入学生の男子たち「けけけけけけけけけけ・・・・・!!!」

ほとんどの入学生たちが野口を襲おうと、不気味に笑って歩く。

少年A「美味そうだなァ・・・!お姉ちゃん。」

少年B「きっと、でかくて柔らかいだろうねェ・・・!!」

少年C「たっぷりと気持ち良くしてやんよ。」

野口「や、やめて!!

あなたたちは魔族に操られているのよ!!目を覚まして!!!」

北山「無駄だよ。こいつらの意識は俺が支配している。この学園の、

入学生共は、全て俺の手下となっている。既にね。お前を、

色々と嬲り尽くし、拷問する。最悪な場合、お前は死ぬ事になろう。

そして、お前の死に体を見た灰間は怒り狂い、

我を忘れる。そうすりゃ、

俺は奴を倒しやすくなる・・・!

ふふふふ!!まさに、心理作戦って感じじゃね?」

野口「ど、どうして・・・!そこまで灰間君を倒す必要があるの・・・!?」

北山「奴はBAR隊員だから、

俺ら魔族の計画をことごとく潰したからな。

クソうざき灰間のせいで、多くの仲間たちが死んでしまったのよ。

だから、そのムカツク感じ。

お前を辱める事にぶつけようと思ってよォ・・・!」

野口「そ、そんな・・・・。」

北山「お前。灰間の野郎が好きなんだろ?」

野口「・・・・・・・っ。」

北山「どうした?あん?もしかしたら、好きじゃねーってか??」

野口「・・・・好き。」

北山「おうっ!」

野口「好き。私、灰間君の事が大好き・・・!灰間君は、

ちょっとアレな感じだけど、本当は優しいし、

あの時、不良に絡まれた私を助けてくれたの・・・。だから、

私は灰間君が好き。例え、日下部さんと灰間君が恋人になってしまっても、

私は灰間君が好き!!彼を誰よりも愛したいの・・・!!」

北山「うん。理解した。じゃあ、今日から俺を好きになってもらおう・・・。

運が良く、あの灰間をぶっ殺せたらなァ・・・。さて、

そろそろ嬲るとしようか・・・!けけけけけけけけけけ!!!」

北山はそう言って、野口の胸を触り始めた。

野口「きゃ・・・・っ!」

北山「ククククク・・・・!!容赦なく責めてやるわぃ・・・!!」

野口(助けて・・・・。灰間君・・・・・!)

野口は涙を流し始める。その時。

灰間「おらあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ドアが破れ、そこから灰間が出てきて、速攻に北山を殴る。

北山「ぶっ!!!?」 北山は野口から離れて、倒れる。

すると、北山に操られた者たち全員が倒れ始める。

野口「は、灰間君!!!」

灰間「よう。大丈夫かよ・・・。野口。」

野口「灰間君・・・。灰間君・・・・っ!」

野口は灰間に泣きついた。余程、怖い目にあっただろう。

野口「ぐすっ!う・・・っ。いうぅぅ・・・っ。」

北山「ちっ。もう来ちゃったのかよ。もう少し遅く来ても良いのに。」

灰間「てめェ・・・!野口に何をしやがった・・・!?」

北山「別に。ただ、

エロそうな体型してると思ったら、遊んでみようとね?」

灰間「ふざけんじゃねーよ・・・!このクソ魔族!!

俺を倒すために、野口に手ェ出そうとは・・・。

卑怯な事をしやがって!!!」

灰間は怒りと共に、北山に近づく。

北山「けけけけ・・・!!俺を簡単に倒せると思うなよ?おい!!!」

北山の目が紫色に光る。その時、操られた者たちが、

再び起き上がる。そして、

破れたドアから、多くの生徒たちがいた。

この生徒たちは全員、北山に操られているのだ。

つづく

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灰間「ぬぉ!?」 灰間はそのナイフ攻撃を素早く避ける。

鉄棒を持った少年「おらあああぁぁぁぁぁ!!!」

今度は鉄棒を振るう少年が襲いかかる。

灰間がその鉄棒を受け止める。

灰間「くっ!!俺を倒そうってのか!?てぃ・・・っ!!」

灰間は何とかその少年を遠ざける。

包丁を持った少年「死ねええええぇぇぇぇ!!!」

次は包丁を持った少年が襲う。だが、灰間はキックでさがらせる。

ナイフを持った少年「はあああぁぁぁぁっ!!」

ナイフを持った少年がまたも襲う。灰間は、

そのナイフを受け止め、膝蹴りで3回少年を攻撃する。

灰間「むっ!!ふん!!せい!!やぁ!!」

二人の少年「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

他の少年がそれぞれ、バットやパイプで灰間を攻撃する。

灰間「はああぁぁぁっ!!」 灰間はバック転で避ける。

その時、ペンダントが光り始める。

灰間(このガキ共は魔族ではなく、人間だ・・・!

もしかして、学園に侵入した魔族に操られているのか!?)

パイプを持った少年「ゆんやあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

少年がパイプを振り続けて暴れながら、灰間に迫る。

灰間「くっ!!とあぁぁっ!!」 灰間は避けながら、パンチを繰り出す。

パイプを持った少年「ぐえっ!!!」

灰間のパンチを受けた少年は倒れた。その時。

釘付きバットを持った少年「とうっ!!!」 灰間「ぐあっ!!?」

灰間は釘付きバットによる打撃を受けるが、この程度では倒れず。

灰間「おらあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

灰間はジャンプキックで釘付きバットを持つ少年を倒す。

包丁を持った少年「てめええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

灰間「ふっ!!てやああぁぁぁ!!!」

灰間は包丁を持つ手を両手で掴み、少年を思い切り投げ飛ばした。

包丁を持った少年「うわ・・・・っ!!」

灰間「うおおおぉぉぉぉりゃあああぁぁぁぁ!!!」

そして、灰間は残った少年にそれぞれパンチとキックを浴びせた。

鉄棒を持った少年「がはぁ・・・っ!!」

ナイフを持った少年「メタ・・・シサ・・・ス・・・・!」

灰間「っ!?・・・メタシサス・・・・だと・・・!?っ!!?」

灰間は倒れた少年たちの方を見て、驚く。少年たちの衣装に、

それぞれ一つだけの文字が浮き出た。5人に5つ。

【野】、【口】、【を】、【襲】、【う】。この文字はまさに、

【野口を襲う】と言うメッセージである。

灰間「野口を襲う・・・!?まさか!?野口の身に何かが!!?」


次の日。今日も学園が始まった。北山は不気味に笑いながら、

クラスに来た。その時、男性の先生が怒鳴る。

北山「クククククク・・・・!!」

男性の教師「北山君!!今回は遅刻だぞ!!」

北山「ええ・・・。すみませんねェ・・・・!」

北山の目から紫色の光が。その時、教師は急におとなしくなる。

男性の教師「・・・・今回は許そう。さっ。席に座りなさい。」

北山「はい。」 北山が席に座る。

よく見ると、

北山以外の生徒たちが何故か感情がないような感じがした。


灰間たちのクラスでは、灰間と野口が暗そうな感じをしていた。

野口(・・・今日も灰間君、BARに行くのかな?)

灰間(昨日、野口が襲われるとのメッセージを受けたが、

一体、何が野口を襲うんだ?用心しなければ・・・。)

徳丸と森下が静かにヒソヒソ話をする。

徳丸「灰間君と野口さん。何だか黙り込んでいるままだね。」

森下「きっと。翔ちゃんと芽衣ちゃんは互いが、

話しかけるのを待っているんだわ。

これも、コミュニケーションに一つだよ。」

徳丸「そうかぃ?何だか、違う意味の感じがするんだけど・・・・。」


そして、時間が流れる。野口は一人、廊下を歩いていた。

そんな野口の前に、北山が来た。

北山「あなた・・・。野口先輩ですね。」

野口「あら。もしかして、新入生の人。」

北山「はい。北山と言います。」

野口「そう・・・。この学園での事、上手くいってる?

何かわからない事があったら、教えてあげるわ。」

野口は微笑んで言うと、北山は静かにこう聞く。

北山「そうですね・・・。灰間先輩は今頃どうしてます?」

野口「灰間先輩なら・・・・。多分、別の階にいると思うわよ。」

北山「そうですか・・・・。だったら、誘き出さないといけませんねェ。」

その時、北山の近くから、あの男性の教師が来た。

男性の教師「野口君・・・。だったね。」

野口「は、はい・・・。そうですが・・・?」

男性の教師「ちょっと私と一緒に来てくれないかね?

話があるのだよ。」

野口「え?ど、どうしてですか・・・?」 野口は少しだけ恐怖を感じる。

北山「大丈夫だよ。僕も一緒だからさ。」

男性の教師「と言うワケで、さっさと来たまえ!!」

男性の教師が野口の腕を掴み、無理やり彼女を連れて行く。

野口「きゃっ!!?ちょ、ちょっと・・・!」

北山「はははははは・・・・!!」 北山も男性の教師と共に歩く。

その時、日下部が偶然にも、その状況を見る。

日下部「あれは・・・1年2組の北山君!?それに、

そのクラスの教師まで・・・。野口に何か用あるのかしら?」


灰間は別の廊下を歩いていた。この学園に潜んでいる、

魔族を探すために。だが、全然見つからない。

灰間「畜生・・・!魔族の野郎。一体、どこにいやがる!?」

灰間は探し続けようと、さらに歩く。

つづく

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灰間はあの入学生たちの事を思いだす。

あの中に魔族が紛れているのかも知れないと、灰間は思う。


そして、次の日となった。秋田学園の廊下で、

灰間が日下部と会話をしていた。

日下部「・・・で、勉強とかちゃんとしている?」

灰間「まっ。やれるところはやってるけど、日下部はどうよ?」

日下部「私は全然大丈夫よ。

昔から0点なんて一つも取った事ないから。」

灰間「おうっ!そいつはすげーなァ。」

灰間と日下部を少し離れたところから、あの少年がいた。

少年(ククク・・・・!あの男か・・・。さっそく作戦にかかるか。)

少年は心の中で笑うと、すぐにどこかへ去った。

そして、灰間のペンダントが光る。

灰間「・・・っ!?」 灰間は驚き、向きを変える。

日下部「ん?どうしたの?」

灰間「・・・・いや。何でもねェ。ちょっと、魔族がいた気がしてよ。」

日下部「安心なさいよ。この学校に魔族がいるワケないじゃない。」

灰間と日下部が会話しているところを、偶然、

通りかかった野口が見て、少しだけ寂しそうになった。


昼の時間となった。今回は弁当であるらしい。

クラスで、野口が弁当を食べている灰間に話しかける。

野口「・・・・ねェ。灰間君。」

灰間「むぐむぐ・・・。ん?何だ?」

おにぎりを一つ食べた灰間が野口に話しかけられて、食事を止める。

野口「・・・日下部さんとは最近、どうなっている?」

灰間「うーん。まぁ。いつも通りだと思うな。」

野口「そう・・・。じゃあ、仲良しなままね。ねェ。

・・・ちょっと我侭かも知れないけど、言って良いかな?」

灰間「ん?何か言いたい事でもあるのか?」

野口「うん・・・。もし、魔獣との戦いが完全に終わったら。

・・・・・私の側にいてくれる?」

灰間「ああ・・・。できるだけ、そうしたいけどよ。」

森下「おっ!芽衣ちゃんが告白して来ましたね!」

徳丸「二人の関係もどんどん親密しちゃうかしら?」

森下と徳丸はにやにやした表情と共に言う。

灰間「ばっ!大声で言うんじゃねーよ!」

野口「そ、そうよ・・・!」 灰間と野口は頬を赤く染めながら言う。


別のクラス。1年2組。

そこで、入学生たちが昼食として弁当を食べていた。

そこには、あの少年もいた。少年は隣の少年に話しかける。

少年「・・・・なァ。そのコロッケ。美味そうだな。ちょっと分けれや。」

隣の少年「駄目だよ。北山君。これは僕のだよ・・・。」

少年「だが、お前はすぐに俺に、そのコロッケをあげたくなる。」

北山と呼ばれた少年の目から紫色の光が発した。

すると、隣の少年の目も紫色の光ってしまう。

少年「うん・・・。あげるよ。」 隣の少年は北山にコロッケを与えた。

北山「くくく・・・!それで良い。」

北山はそのコロッケをすぐに食べた。敬意としてではないが。


そして、下校時間となった。学園から出る灰間たちだが。

野口「灰間君。良かったら、一緒に・・・。」

灰間「・・・悪いけど、BARの仕事があるから。」

灰間はそう言って、野口たちから離れる。

灰間「休暇をとったら、何とかなるさ。」

野口「・・・・灰間君・・・・・。」

野口は感じたのだ。灰間が段々と自分から遠ざけて行くのを。

このままでは、灰間と一生離れ離れになる。その思想が、

野口にとってはたまらない悲しさであるのだ。

徳丸「野口さん・・・。」

その時、遠くから北山が野口の姿を見ていた。

北山「・・・・あの女。灰間が好きらしいな。ならば・・・。」


そして、夜になった。町を歩く灰間はこう呟く。

灰間「今日も事件はなし。でも、学校に魔族がいる事を、

隊員たちに平気で話すのはちょっとなァ・・・。むっ!?」

その時、灰間の前に、5人の少年たちがいた。

少年「あんた・・・。灰間先輩ですな?」

灰間「おお。お前ら。入学生たちか。俺に何か用かぃ?」

入学生である少年たちは急にありえない物を持ち出した。

5人はそれぞれ、

ナイフ、釘付きバット、包丁、鉄棒、パイプなどを持った。

灰間「っ!?な、何だよ・・・!?それは。」

ナイフを持った少年「こうすんだよォ!!!」

ナイフを持った少年がいきなり灰間を襲う。

つづく

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