操られている生徒たち「グルルルルルルルルルルル・・・・!!!」
灰間「っ!?こいつらは・・・・!?」
北山「全員、この学園に入学したばかりの連中さ。そう。
俺はこの学園の中学1年生の皆さんを全て洗脳したのさ・・・!
さァ!!行けぃ!!我が手下共!!!
灰間と野口を八つ裂きにしてしまえ!!!!」
操られている生徒たち「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
操られし入学生たちは北山の命令で、灰間と野口に襲いかかる。
その時、突然、大岩が出てきて、
後ろからの突進で、多くの生徒たちを倒す。
大岩「こりゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
操られている生徒たち「うわあああぁぁぁぁぁ!!??」
北山「な・・・っ!?誰だ!?お前は!!!」
灰間「大岩・・・・!?何故・・・。」
大岩「入学したばかりのガキ共が最近、変じゃけーのォ。
そいつらが一斉にどこか行くから、
ついてみれば、こんな感じになったわぃ。」
野口「そうだったのですか・・・。」
その時、一人の少年が鉛筆で灰間を突き刺そうと走る。
少年「ぷーすぷーすしてやるあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
灰間「っ!!?」 日下部「させるかっ!!」
急に現れた日下部がキックでその少年を蹴り飛ばす。
灰間「日下部・・・・っ!」
日下部「全く。何をやっているのよ。下級生を相手に。それと、
その下級生たちを操っている魔族が、この北山なんでしょ?」
北山「ククク・・・!そうだ。お前らを滅ぼし、
この学園を俺ら魔族の要塞としてくれるわ・・・!!」
大岩「入学生たちを元に戻さんかぃ!!こりゃ!!!」
北山「やなこった!お前らでは、俺を止める事はできねーよ・・・!
行け!!我が手下たちよ!!灰間たちを倒せ!!!でや!!」
北山はジャンプし、
破れたドアの近くに着地。そのまま学園内へ逃げた。
灰間「っ!!待て!!!」
操られている生徒たち「おらあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
生徒たちが灰間を追う。その生徒たちの前に大岩が立ちはだかる。
そして、一人に一つのパンチをくらわせる。
大岩「こりゃ!!こりゃ!!こりゃ!!こりゃ!!
ここはわしに任せて、魔族のガキを追わんかぃ!!!」
灰間「ああ・・・!日下部!!野口を安全なところへ!!」
日下部「ええ・・・・!!」 野口「灰間君!!」
灰間「何だ!?」
野口「・・・・あの魔族を、倒して。この学園に来たばかりの、
子供たちを悪の兵士に変えようとした、あの魔族を許さない!!」
灰間「・・・・ああ。わかったぜ!!」
灰間は走り、北山を追う。
ある廊下で、北山が一人だけ立っていた。
北山「もはや、ゆっくりしているヒマはない・・・。
今より、この学園の奴ら全員を洗脳してくれる!!むっ!!?」
北山は後ろから灰間がいる事に気づき、驚く。
灰間「そうはさせねーぜ・・・!悪の使いめ!!」
北山「ふっ。流石に貴様では洗脳できんな!!ならば、
今から本気モードとなり、てめーをぶっ殺してやろう!!
よーく見て、恐怖しろ!!!」
北山の身体が紫色に光り、その身体が異形な怪物の姿へと変わる。
光が消え、
巨大な顔と胴体には手足もないと言う奇怪な魔物が現れた。
これが、北山の正体である、メタシサスだ。
メタシサス「ギユウウウウゥゥゥゥゥゥゥイン」
灰間「それがてめーの正体か!!」
メタシサスは8つの目から、8つのレーザーを発射する。
灰間「とうっ!!はああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
灰間はジャンプで避けて、空中キックでメタシサスを打撃する。
メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥイン」
灰間「おらああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
さらに灰間はメタシサスの胴体を連続で殴り続ける。
だが、魔獣は殴られながらも、左右に割れた巨大な口を開き、
それで灰間を食べようとする。だが。
灰間「むん!!!」 灰間はバック転でそれを避けた。
その時、別の生徒たちがメタシサスの姿を見てしまい、
驚きで悲鳴をあげる。
女子生徒「きゃああああぁぁぁぁぁ!!!魔獣ううぅぅぅぅ!!!」
メタシサス「ギユウウウウゥゥゥゥゥゥイン」
メタシサスは他の生徒たちに気づかれて、驚く。
男子生徒「BARに連絡しないと!!!」
その時、メタシサスは紫色の光と共に消えた。
そして、大鳥学園から離れた町で、巨大なメタシサスが現れた。
メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥゥイン」
学園の屋上から、大岩たちはその姿に驚く。
大岩「おっ!?何じゃぃ!!あの化け物は!!」
日下部「きっと、北山の正体でしょうね・・・!」
野口「あの怪物のせいで・・・・!」
ちなみに、操られた生徒たちはほとんど大岩と日下部によって、
気を失っているそうだ。
メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥイン」
メタシサスは8つのレーザーで、学園の周囲を爆発させる。
野口と日下部「きゃあああああぁぁぁぁぁぁっ!!!」
大岩「おおっ!?この学園を焼くつもりかぃ!!!」
メタシサス『安心しろ。逃げ場を作れぬように、周囲を燃やすだけだ。
そして、お前たち学園の者たちを全員、部下にしてやる・・・!』
その時、バルワンダーDXが飛んで来た。
乗っているのは、大神、叶野、上川の3人であった。
大神「魔獣は大鳥学園を襲っとる!!何としても、防衛するんじゃ!!」
バルワンダーDXは通常バルカンで、メタシサスを攻撃した。
メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥイン」
攻撃を受けたメタシサスは8つのレーザーでDXを襲うが、
避けられる。
大神「今度はレーザーを使え!!!」
バルワンダーDXはレーザーバルカンでメタシサスを攻撃する。
メタシサス「ギユウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥイン」
バルワンダーDXは再びレーザーバルカンを使う。その時。
メタシサスは紫色の光と共に消えた。レーザーバルカンが避けられる。
そして、魔獣は別の場所に現れた。
メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥゥイン」
叶野「魔獣が別の場所に現れました!!」
大神「奴は瞬間移動を使えんかぃ!!厄介な奴じゃ!!」
メタシサスが暴れているところを、灰間たちのクラスの窓側から、
徳丸や森下、そのクラスの生徒たちが見ていた。
徳丸「み、見てよ!!学園の近くに魔獣が暴れているぞ!!」
森下「まさか、魔獣が私たちを襲いに現れたの!?」
徳丸「でも、あの魔獣。僕らを手下にするって言ったよ!?」
森下「もしかして、奴隷にされちゃうとか!!?」
徳丸と森下「助けてええええぇぇぇぇぇ!!!
ティアーズうううぅぅぅぅぅ!!!」
徳丸と森下は大騒ぎをして、ティアーズに助けを求める。
そして、誰もいない体育館で灰間は変身する。
灰間「ティアーズ!!!」
学園の前に、ウルトラマンティアーズが光と共に現れた。
野口、日下部、大岩「ウルトラマンティアーズ!!!」
徳丸と森下「ウルトラマンティアーズだああぁぁぁぁぁ!!!」
森下「助かった!!私たち、助かったのよ!!」
徳丸「うん!!しかも、こんな近くでティアーズの背中を見れるなんて!!
やっぱり、正義の巨人はインパクトがあって、凄いなァ。」
メタシサス「ギユウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥイン」
ウルトラマンティアーズ「シュワッチ!!!」
メタシサス『ウルトラマンティアーズ・・・・!貴様を、
倒すために、この学園の者たちを洗脳したが、
もはやその必要はない。俺の手で、お前を抹殺してやる・・・!!』
ウルトラマンティアーズ『やれるもんなら、やってみな・・・!
野口を傷つけた罪は重ェぜ!この野郎・・・!!』
野口「・・・・・っ!?」
その時、野口はティアーズの姿に何かを反映させる。
野口(ティアーズって、まさか・・・。)
メタシサス「ギユウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥイン」
メタシサスが移動し、ティアーズが走る。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!」
そして、ティアーズとメタシサスは押し合いを始める。
徳丸「頑張れええええぇぇぇぇぇ!!!ティアーズうううぅぅぅぅ!!!」
森下「皆も思い切り応援してえええぇぇぇぇぇぇ!!!
フレー!!フレー!!ティアーズ!!!」
生徒たち「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
森下がチアガールの真似をし、生徒たちがティアーズを応援する。
楽器を使って派手に応援する者たちも複数いる。
徳丸「ティアーズ!!ファイトおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
その時、ティアーズに押されているメタシサスがまたも消える。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?」
ティアーズはこれに驚く。
そして、ティアーズの後ろにメタシサスが現れる。
メタスサス「ギユウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥイン」
メタシサスは8つのレーザーでティアーズの背中を攻撃する。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」
つづく
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