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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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日下部「ええ・・・。相手は魔族だったわ。」

上川「そう言えば、あの噂のせいかな?最近、

女の人たちが次々と行方不明になっている事について。」

叶野「ああ。だが、日下部隊員の発言のおかげで、

その事件の黒幕も、魔族だと言う事がわかった。」

灰間「そうかよ・・・!あのクソ野郎共。また、

この地球で悪さをしてやがんな・・・。隊長!!

今すぐ、女性たちを浚った魔族たちを探索しましょう!

これ以上の犠牲者が増える前に・・・・!」

大神「ふむ。灰間の言う通り。魔族はまたも、

女性たちを狙うやろう。良し!灰間、叶野、上川は、

ただちに魔族の探索にあたれ!!ただし、殺してはあかん!!

女性たちを連れて去った場所の事を吐かせるんじゃ!!」

灰間、上川、叶野「了解!!!!!」

大神の命令を受けた灰間たちが走ろうとすると。

日下部「待って!!灰間!!」

日下部がそう言うと、灰間は足を止める。

日下部「・・・どうして、私の事を責めないの?」

灰間「こんな時に何、聞いてんだ?」

日下部「だって、私。

あなたの大切な友達を救えなかったのよ!?

むしろ、戦いに巻き込んでしまったと思うわ・・・。

そんな彼女を助ける事ができなかった私に、

どうして何も言わないのよ!?

どうして、罵ったり殴ったり罰を与えようとしたりしないの!!?」

日下部は切なそうにそう言う。日下部は悔しいのだ。

灰間の大切な友人の野口を助けられなかった自分を、

せめて怒らない灰間に対して。日下部はこう思うだろう。

軍人なら、大きな失敗をすれば必ず責められるものであると。

だが、灰間は日下部を責めない。

灰間「・・・・別にお前が悪いってワケじゃねーよ。

悪いのは全部、魔族だろ?

俺がギッタギタにすんのは魔族だけよ。

安心しろよ。野口は必ず俺が助けて見せる。今回の魔族は、

女性だけを襲うだろう。

だから、お前はここにいろ。ここが安全だからな。」

叶野「灰間!!何をしている!!」

灰間「っ!?す、すまん・・・・!」

こうして、灰間たちは司令室から出た。

日下部「・・・・何よ。ここでかっこつけちゃってさ・・・。」

大神「いや。灰間の言う事は正しいぞ。日下部。」

日下部「大神隊長・・・。」

大神「おどれは灰間の友達を一生懸命に守っただろ?」

日下部「でも、助けられませんでした・・・。

私が不甲斐ないせいで・・・。」

大神「確かに、不甲斐ない事もするじゃろう。だが、安心してくれ。

灰間の友達さんは、灰間たちが助けるけ。お前は、

何も責任を感じんで良え。

お前が救えなかった者が救われるんじゃい。」

それに、お前は一人ではない。仲間がいるんど。」

日下部「仲間・・・・ですか。」

大神「うむ。その仲間を信じる事も、

自分の力の一部と思えば良えかも知れんど?」

日下部「そうですか。・・・・・っ。」


野口は今、とても暗い場所で眠っていた。そして、目を覚まそうとした。

野口「う、ううん・・・・。はっ!?こ、ここは・・・・!?」

目覚めた野口が見たのは、何やら恐ろしい光景であった。

自分の周りには、

それぞれすすり泣いている女性たち数人だけであった。

野口「もしかして、ここは檻の中・・・!?」

そう。野口は数人の女性たちと共に檻に閉じ込められていた。

そして、その檻から見える光景を野口は見て、驚いてしまう。

野口「・・・・・っ!!?こ、これは・・・!」

女性A「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

女性B「助けてええええぇぇぇぇぇ!!!えぎゃ!!!」

女性C「んあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

女性D「痛いよおおおぉぉぉぉぉ!!!」

多くの女性たちが地獄の責め具を受けて、悲鳴をあげていた。

それぞれ、様々な方法で苦痛を受けている。

そのせいで、少数が死んでしまう。

その女性たちを痛めつけているのは、魔族の男たちであった。

魔族A「ぎゃはははははははははははは!!!!」

魔族B「おらぁ!!!泣け!!喚け!!」

魔族C「ちね!!びゃーか!!このくしょ人間ぎゃ!!!」

魔族D「ちあわちぇええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」

野口「な、何ここ・・・!?一体、どうなっているの・・・・!?」

その時、檻の近くに、顔が醜くとても屈強している男が来た。

謎の男「ぐふふふふふ・・・・!!どうよ?新人共。」

野口「あの・・・。ここ、どこですか!?」

謎の男「ここは地獄さ。我ら魔族が、お前ら地球人の女共を、

遊び道具として扱う楽しい地獄よ!

俺はバクゴン!!この地獄の主だ!!」

野口「ま、魔族・・・・!?」

バクゴン「おお。そうだよ!よーく見ておけよ?

てめーらも、いずれああなるんだよ!!今日も俺好みの、

玩具が多いなァ。特にお前が・・・!

ぐははははははは!!!」

バクゴンは野口の頬に触れて、檻から離れていった。

野口「ど、どうしよう・・・!このままじゃ・・・。」

女の子の声「ふえええええぇぇぇぇぇぇぇん!!」

その時、野口は女の子の泣く声に驚く。そう。

その女の子がすぐ近くにいた。髪は短いが、少し長めであった。

野口(こ、こんな小さな子まで手を出そうとするなんて・・・!

魔族・・・。許せないわ・・・!)

女の子「ひっく・・・!ひっぐ・・・・!っ!?」

野口は女の子の頭を撫でて、優しくこう言う。

野口「もう大丈夫よ。私が助けてあげるから・・・。」

女の子「・・・本当?お姉ちゃん。私を助けてくれるの?」

野口「ええ・・・・。」

他の女性A「無理よ・・・。ここに閉じ込められた以上、

もうどうする事もできないのよ・・・・!」

他の女性B「私たち。

もう魔族に酷い事をされるしか道はないんだよ?」

他の女性C「携帯もとられたし、助けも来てくれないわよ!!」

女の子「そ、そんな・・・・っ!」 女の子がまた泣き出そうとする。

野口「諦めないで!皆!!まだ、助かる道はあるハズです!!

よく考えてみてください!!もしかすると、

この檻から出られるどころか、

この地獄から抜けられるかと思います!!」

他の女性A「どうやって、抜けられるの?」

つづく

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日下部「・・・・ま。良いや。あんたが嬉しそうだから良しとするわ。

・・・・で、野口さんこそ、灰間君の事、どう想っているワケ?」

野口「・・・・・・・っ。」

野口の脳裏に灰間と一緒にいた事を思いだす。

メタシサス事件の後で、灰間と抱き合った事を特に。

野口(もし、あの時の事を喋ったら、

日下部さんどうするのかしら・・・?)

どうやら、野口はそれを語る事ができないらしい。

野口「・・・・灰間君は、私にとって大切な友達なの。」

日下部「友達・・・ねェ。私と一緒みたいね。」

野口「うん・・・。でも、灰間君への想いは・・・・。

多分、私の方が・・・・・。」

日下部「え・・・・?」

野口「とりあえず、BARでの任務の時に・・・。

もし、できたら。それまでに灰間君を守ってほしいの!」

日下部「そう言われても、あいつ。私に守られなくても、

勝手に傷つきながらも戦うんだからね。まっ。

一応、仲間だし守ってやりたいけどね。もちろん、あんたも。」

野口「私も・・・?」

日下部「ええ。あんた。灰間の仲間でしょ?それに、

私たちは人類の平和を守る防衛隊だから、

あんたを含めて、多くの人間を守るために戦っているのよ。」

野口「日下部さん・・・・。」

日下部「だから、あんたは。

私たちの事を信じれば良いのよ・・・。むっ!?」

その時、日下部と野口は前方に何か来る事に気づき、

歩を止める。そこには、白い煙に満ちていて、

そこから複数の男たちが歩いていた。

複数の男たち「ひっひっひっひっひっひっひっ・・・・!!」

野口「・・・・っ!?」 野口はその男たちに恐怖を感じる。

日下部「何なのよ!?あんたたちは!!」

男A「ちょっと、俺らのところに来いや・・・!」

男B「お前らに気持ちの良い事をさせちぇやるよォ。」

野口「気持ちの良い事・・・!?」

日下部「騙されないわ!どうせ、悪い事に決まっているわ!!」

男C「あぁ?この偉大なる魔族が、

せっかく友好的に誘おうとしてんだぞ!?」

日下部「あんたたち魔族なんて絶対に信用しないわ!!」

男A「やはり、BAR隊員はそう甘くないと言うワケだな。

かかれ!!!」

男Aがそう言うと、複数の男たちが日下部と野口に襲いかかる。

男たち「があああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

日下部「野口!!さがりなさい!!」 野口「は、はい・・・!」

日下部が迫る男たちの一人をいきなりパンチで倒す。

日下部「ふん!!!」 魔族B「ゆっ!?」

魔族C「ゆんやあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

魔族Cが日下部に殴りかかる。

だが、日下部は平手でその拳を止めとめる。

日下部「ふっ・・・!てやぁ!!!」

日下部はハイキックで魔族Bを蹴り倒す。

日下部「言っておくけど、あんたたちを倒すために、

日々特訓をしていたのよ!

格闘ではあんたたちより上にいってるつもりよ!!」

魔族D「野郎・・・・!!」 魔族Dが鉄棒で殴りかかる。

日下部「はっ!!!」 日下部は素早いパンチで魔族Dを倒す。

魔族D「うわっ!!?」 

そして、日下部はその鉄棒を手にとり、武器とする。

日下部「はああぁぁ!!てい!!とう!!むん!!」

日下部はその鉄棒で3人の魔族を素早く倒す。

魔族E「ぎいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」

魔族Eがナイフで斬りかかると、日下部は鉄棒でガードする。

日下部「ぐ・・・っ!このおおぉぉぉ!!」

日下部はキックで魔族Eを倒す。

続いて、魔族Fもすぐに倒した。

日下部「はああああぁぁぁぁぁ!!!」

魔族F「ゆべえええぇぇぇぇ!!!」 

その時、野口の悲鳴が聞こえる。

野口「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」

日下部「っ!?野口・・・!!あっ!!」

その時、

日下部は野口が二人の魔族に捕まっているところを見た。

魔族G「せめて、この女だけでも、貰い受けていくぞ!!」

野口「い、いやぁ・・・・!」

日下部「させるかあああぁぁぁぁぁぁ!!!」

日下部は野口を助けようと走るが、

後ろから魔族がパイプで殴りつける。

魔族H「うらあああぁぁぁぁぁ!!!」 日下部「がっ!?」

頭を殴られた日下部は倒れる。そして、

残った魔族たちが野口を連れて、

白い煙の中に逃げる。

日下部「野口さああああぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」

そして、野口は魔族たちに連れ去られ、

共に煙の中に入り、その煙が消えてしまった。


BAR基地の司令室に来た日下部の話を聞いた灰間は驚く。

灰間「何!!?野口が浚われた!!?」

つづく

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今度の魔族は女性を捕まえて拷問する下衆共だ。その魔族に、

野口が捕らわれる。彼女を助けられなかった日下部は、

悔しがる。少女たちの友情が魔族の悪意を打ち砕けるか。

次回、【破られし花】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。ティアーズ第43話。

今回はお花見にちなんだ回です。お花見と言えば桜なので、

桜がいっぱい咲いている森が舞台です。

今回のお話では、徳丸と森下がメインな感じにしましたが、

何だか洗脳されているのが、印象が強い感じですかな(

今回の敵はお花見と言えば和風な感じがしますので、

ウルトラマンティガから女性宇宙人であるマノン星人。

そして、オリキャラとして、

桜の木をモチーフにした魔獣、バナミロンです。

それらしい能力を持つ魔獣にすべく、

散った桜が爆発すると言う設定にしました。

宇宙人と魔獣が一緒に暴れたり、

ティアーズと戦ったりするシーンを描きたくて、こうなったり(

そう言う展開、あまり少なそうな感じがしまして・・・。

次回はリョナラーな魔族が登場します。

それでは。

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バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウゥゥゥゥゥ」

バナミロンは桜を散らし続ける事で、爆発を多く起こし続ける。

このままでは、町が完全に燃えてしまう。その時、灰間がやって来た。

灰間「ティアーズ!!!」

灰間はウルトラマンティアーズに変身して、

バナミロンとマノン星人の前に立つ。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキ」

バナミロン「グエエエエエェェェェウウウウウウゥゥゥゥ」

ティアーズは走ると、マノン星人が走り出す。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!」

ティアーズがパンチをするが、

マノン星人はそれを避けて、パンチする。

マノン星人「イキキキキキキキキキ」

ウルトラマンティアーズ「・・・・!?・・・・・・!!」

ティアーズは殴られるが、耐え抜いてマノン星人を蹴る。

マノン星人はひるみ、ティアーズは再び蹴り付ける。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキ」

マノン星人も素早くティアーズを蹴る。

ティアーズもダメージを受ける。

そして、ティアーズとマノン星人は互いにキックをするが、

その両者の足がぶつかり、弾き合う。その時。

ウルトラマンティアーズ「シュワッチ!!!!!」

ティアーズはマノン星人を思い切り殴り飛ばす。そして、

バナミロンが4つの枝を伸ばして、ティアーズの両手と首を縛る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」

マノン星人「イキキキキキキキキキキキ」

マノン星人はティアーズの顔を連続で殴り続ける。

バルワンダーDXが電気ビームでバナミロンを攻撃する。

バナミロン「グエエエエエェェェェウウウウゥゥゥゥゥ」

バナミロンは攻撃を受けてひるむ。

これにより、ティアーズを縛った枝がゆるめ、

ティアーズを放し、自由の身にしてしまった。

ウルトラマンティアーズ「ハアアアアァァァァァ!!!」

ティアーズはマノン星人を蹴り上げ、バナミロンに近づく。

そして、バナミロンの身体にパンチとキックを連続で打ち続ける。

バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

バナミロンはキックでティアーズをさがらせる。

ウルトラマンティアーズ「・・・!アームシュート!!!」

ティアーズはアームシュートでバナミロンを攻撃する。

バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

バナミロンは攻撃を受けるが、その直後に毒ガスを吐き出した。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」

ティアーズはそれを浴びて苦しむが、バック転で何とか避けた。

そこに、マノン星人が走り出し、

殴りかかるが、ティアーズは腕でガード。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキ」

ウルトラマンティアーズ「・・・!?・・・・・・!」

ティアーズはパンチでマノン星人を殴り飛ばす。その時、

バナミロンがティアーズに急接近をして、

6つの枝でティアーズを打撃し続ける。

バナミロン「グエエエエエエェェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!・・・・・・・!!」

上川「ティアーズが危ない!!」

上川がバルガンの銃弾でバナミロンを攻撃。魔獣はこれにひるむ。

ウルトラマンティアーズ「ソードキック!!!!!」

ティアーズはソードキックでバナミロンを攻撃。魔獣はさがった。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキキ」

マノンは両手からピンク色の光線を二つ同時に発射して、

ティアーズを攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?・・・・・!」

ティアーズは強烈な光線を受けて、ひるむ。

マノン星人『今よ!!ティアーズに桜爆弾をお見舞いさせなさい!!!』

バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

バナミロンは多くの桜をティアーズのところにたくさん散らした。

多くの桜がティアーズの近くで美しく散っていく。その時、

その多くの桜が次々と爆発を起こし、

ティアーズにダメージを与え続ける。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!」

美しく散る桜と共にティアーズは次々と爆発による攻撃を受けて、

苦しむ。まるで、桜と共に散るかのように動いている感じだ。

マノン星人『あははははははははははははははは!!!!!

良いわ!!とても綺麗で美しい踊りのようね!!

あなたのやられっぷりは!!!』

マノン星人はティアーズが爆発で苦しんでいる姿を見て、

嘲笑っていた。

戦場に来ていた野口、日下部、森下、徳丸が、

ティアーズのピンチに不安する。

野口「このままじゃ、ティアーズが・・・・!!」

徳丸「く・・・っ!!おい!!あの森で一番大きい木さん!!!

君は美しい桜を散らしてくれる偉大なる木じゃなかったの!!?」

森下「今、あなたが散らしている桜はとても美しくない!!

残酷で地獄で見るような汚い桜よおおおぉぉぉぉ!!!!」

そして、ティアーズのカラータイマーが赤く点滅し始めた。

マノン星人「イキキキキキキキキキ」

その時、ティアーズはマノン星人に目をつける。そして。

ウルトラマンティアーズ「シューティングスラッシュ!!!!!」

ティアーズはシューティングスラッシュでマノン星人を攻撃。

マノン星人は顔を斬られるが、切断はされていない。

マノン星人『わ、私の美しい顔をよくもォ!!死になさい!!!』

マノン星人は顔を傷つけられて、

怒ってティアーズに近づこうと走る。

ウルトラマンティアーズ『この時を待っていた!!!』

その時、ティアーズはマノン星人を身体を掴み、

バナミロンに向かって投げる。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキキ」

バナミロン「グエエエエエェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥ」

マノン星人はバナミロンにぶつかり、2匹はひるんだ。

ウルトラマンティアーズ「ショワアアアアァァァァァァ!!!!」

ティアーズは自身を回転させて、素早くバナミロンの背後についた。

ウルトラマンティアーズ『てめェの桜は、

全ての花と違って醜いぜ!!おら!!!!』

ティアーズは拳を光らせ、その拳でバナミロンの背中を思い切り殴る。

すると、バナミロンの桜が多く散っていき、

その桜が全てマノン星人の側に振る。

そして、その桜の多くが次々と爆発し、

今度はマノン星人がその犠牲者となる。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキ」

マノン星人は多くの爆発を浴びて、苦しむ。

徳丸「良いぞ!!敵の必殺技を利用して、

星人に大ダメージを与えたぞ!!」

森下「まるで、桜が元凶である悪を裁いているみたいね!!」

マノン星人が無数の桜の爆発に苦しんでいる間に、

ティアーズとバナミロンが戦っている。

ティアーズとバナミロンが押し合うが、

ティアーズは頭突きでバナミロンを離れさせる。

バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウゥゥゥゥゥ」

魔獣は怒って、6本の枝を全て伸ばす。だが、ティアーズは、

両手で3本ずつ掴んで敵の攻撃を防ぐ。そして。

ウルトラマンティアーズ「トオオオォォォォォォォォウ!!!!!」

ティアーズはバナミロンを思い切り投げ飛ばした。

そして、桜咲きの森の近くに落ちた。

ウルトラマンティアーズ「プラズマレイガン!!!!!」

ティアーズはプラズマレイガンでマノン星人を攻撃する。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキキキキ」

それを受けたマノン星人の身体は大爆発を起こして、死んでしまった。

日下部「残るは魔獣だけよ!!!」

バナミロン「グエエエエエェェェェェウウウウゥゥゥゥゥ」

バナミロンは怒って、ティアーズに近づこうとする。

そして、桜を多く散らして、その桜の爆発でティアーズを倒そうとする。

ウルトラマンティアーズ「ティアーズハリケーン!!!!!」

ティアーズはティアーズハリケーンでバナミロンの散らした桜を、

全て空の彼方へ飛ばした。そして、ハリケーンを受けたバナミロンも、

自身の頭?に生えている桜が全て強烈な風に飛ばされていく。

バナミロンの桜は全て、青い空で大爆発を起こし、バナミロンは、

まるで冬の時期でよく見る葉っぱなき枯れ木のようになってしまった。

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!!」

ティアーズはファイティウム光線でバナミロンを攻撃した。

バナミロン「グエエエエエエェェェェェェウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥ」

バナミロンは燃え上がり、やがて大爆発した。

ついにバナミロンも天国へ旅立った。

その直後、空は夕日となった。

日下部「やったわ!!!地球は守られたわ・・・!!」

森下「・・・・・でも、なくなっちゃった。一番大きい桜の木が。」

徳丸「灰間君や野口さんにも見せてあげたかったのに・・・。

でも、しょうがないよね。これが現実だもんね・・・・。」

森下「ごめんね。明子ちゃん。

せっかく良い思い出ができそうだったのに・・・。」

徳丸と森下はとても悲しそうな感じであった。

それを見た野口も同じ気持ちになる。

野口「徳丸君・・・。森下さん・・・。」

ウルトラマンティアーズ『・・・・・っ。そうだ!』

その時、ティアーズはバナミロンの死骸に、

一つだけ木の一部らしい物がある事に気づき、

その木の一部を右手に取る。

ウルトラマンティアーズ「ティアーズパージ!!!」

ティアーズは左手から水色の光を発して、

その光を木の一部に浴びせる。

ウルトラマンティアーズ『これで、

この木の一部から魔力は完全に消えた。』


そして、ティアーズは桜咲きの森で一番大きい木のあった場所の、

地面にバナミロンの死骸からとった木の一部を埋める。

ウルトラマンティアーズ「ティアーズリワインド!!!!」

ティアーズはその埋めた場所に、

キラキラとしたピンク色の光を浴びせる。

すると、その地面にこの森で一番大きい桜の木が、

完全に元に戻ったではないか。

ティアーズの活躍により、この森で一番大きい木は再生した。

ありがとう。ウルトラマンティアーズ。

そして、夜になった。灰間、日下部、野口、徳丸、森下。

さらに、大神に叶野に上川も、この森で一番大きい木を見ていた。

その木に咲いている全ての桜が、

美しく夜を照らしているようであった。

野口「綺麗・・・。これが、この森で一番大きい桜の木ね。」

灰間「お前たちは俺たちにこれを見せたかったんだな。」

徳丸「うん。僕。子供の頃、夜にこの風景を見たんだ。」

森下「私も似たような経験があるわ。何か懐かしい感じがする。」

上川「何だか、癒される気がするよ。」

叶野「ああ。こんな綺麗な事、滅多にないからな。」

日下部「そうね。感謝しないとね。灰間のお友達に。」

大神「わしら人間も、この桜の木のように美しくありたいもんじゃのォ。

おっしゃ!皆!!今夜はパーっと行こうやないの!!」

上川「さんせーい!!!」 叶野「ははっ。しょうがないですね。」

野口「そうね。皆で楽しみましょ。」

日下部「こんな日はないと思うから、今日くらいは良いかしらね。」

徳丸「そうだよ!!今日は皆で楽しんで、

良い思い出を作ろうよ!!」

森下「そうそう!!BARの皆さんも一緒に一緒に!!

皆でやれば、もーっと楽しくなれるよ!

だから、皆で思い切り遊ぼうよ!!」

そして、野口たちは一番大きい桜の木の近くで、

それぞれ弁当やジュース、お菓子を飲食したり、

カラオケで歌を歌ったりと、いっぱい楽しんだ。

灰間(へへっ。こう言うのも、悪くねェ。いや、

とっても良いぜ。こんな幸せな事がまたできるように、

頑張らねーとな。これ以上、悪い思い出なんか作れねーようによ。)

今夜。この桜咲きの森で灰間たちは美しく散る桜と共に、

幸せの時を過ごしていた。今まで戦った分まで、

もしくは疲れて眠りにつくまでずっと楽しんでいました。

ですが、その幸せな夜の後には、再び戦いの時が訪れるのです。

幸せは続く物ではありません。まるで、咲いては散る桜のように。

ティアーズはその桜を散らせぬように、いつまでも戦い続けるのです。

次回につづく

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灰間「っ!?ま、魔獣に変わりやがった・・・・!!」

日下部「異変の正体はこれだったのね・・・!」

徳丸と森下「きええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

そして、徳丸と森下が灰間と日下部に斬りかかる。

灰間と日下部「・・・・・・っ!!」 二人は素早く避ける。

マノン星人「あははははははははははははは!!!!!

何て可愛いのかしら!?私の魔獣は!!おお!動きも素晴らしい!」

バナミロン「グエエエェェェェェウウウゥゥゥゥ」

バナミロンは動きだし、花見を楽しんでいる人々のところへ近づく。

男性「っ!?ああ!!魔獣だああぁぁぁぁ!!!」

女性「助けてえええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」

人々はバナミロンの巨大な姿に恐怖して、一斉に逃げ惑う。

バナミロンは口から白いガスを吐く。

そのガスを浴びた人々は急に苦しみだし、倒れる。これは毒ガスだ。


マノン星人「ふふふ!!あなたたちさえ倒さば、

もはや地球は私の物!!さァ!!行くのです!!!」

徳丸と森下「やあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

灰間「くっ!?このままじゃ埒があかねェ!!日下部!!

野口の事を頼む!!それから、大神隊長に連絡を!!!」

日下部「わかったわ!!」

日下部はこの場から離れようと走る。

それをマノン星人が見逃さない。

マノン星人「させないわ!!!」

マノン星人が日下部を襲おうと素早くジャンプする。

灰間「むっ!?おら!!!」

灰間もジャンプして、マノン星人を蹴り、地面に落とす。

マノン星人「くあ・・・・っ!!」 星人は倒れるが、すぐに立ち上がる。

徳丸と森下「むん!!!」

その時、徳丸と森下が着地した灰間の体を掴み、動きを封じる。

灰間「く・・・・っ!!お前たち・・・!!目を覚ませって・・・!」

マノン星人「うははははははははははは!!!!」

マノン星人は立ち上がると、その身体が光と共に変化する。

その光が晴れると、マノン星人の姿は銀色となり、

まるで全身が硬そうにできて、

顔の方が少しだけ醜く笑っているようであった。

頭の左右に複数の角が生えている。これが、マノン星人の本当の姿だ。

灰間「てめェ・・・・!!」

マノン星人「ウルトラマンティアーズ!!

あなたの命も今日で終わりよ!!

この地球はこのマノン星人の支配下に置くのよ!!

バナミロンと一緒にね!!

あはははははははははははははははははは!!!!!!」

そして、マノン星人は巨大化して、動き出した。

マノン星人「イキキキキキキキキ」

その時、徳丸と森下が一斉に刃物で灰間に迫る。

徳丸と森下「えええええぇぇぇぇぇぇい!!!!」

灰間「ぬ・・・・っ!!でやああぁぁぁ!!」

両腕を一気に動かし、徳丸と森下の頭を互いにぶつけさせる。

その二つの頭の衝突により、徳丸と森下はフラフラする。

徳丸と森下「いててててててて・・・・!!」

灰間「とっとと目覚めねーからだ・・・!」

徳丸「や、やったなあああぁぁぁぁぁ!!!」

森下「このおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」

徳丸と森下は怒って、刃物を振り回して灰間に迫る。

灰間「くそっ!!こいつらァ・・・!!」


バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウゥゥゥゥゥ」

バナミロンはまるで逃げ惑う人々を追うかのように歩いている。

そこに、マノン星人がバナミロンの近くに来る。

マノン星人『ふふふふふふ!!行くわよ!!バナミロン!!

これから、東京の人々を狩るのよ!!!』

バナミロン「グエエエエエェェェェェェウウウウゥゥゥゥゥゥ」

マノン星人とバナミロンは一緒に進行した。

逃げ惑う人々の中に、野口がいた。

野口「一体、どうして・・・!魔獣と星人が・・・!!

灰間君たち、一体どこへ行っちゃったのかな・・・!?」

そして、野口の近くに日下部が走って来た。

日下部「野口さん!!!」

野口「く、日下部さん!?灰間君たちは無事ですか!?」

日下部「徳丸と森下はあの宇宙人の洗脳を受けて、操れているわ!!

灰間は、その二人と戦うハメになってしまったの!」

野口「何とかできないのですか!?」

日下部「わからないわ・・・!だって、急な出来事だもの・・・!!」

マノン星人「イキキキキキキキキキキ」

バナミロン「グエエエエエェェェェウウウウウゥゥゥゥゥ」

マノン星人とバナミロンは一緒に歩き、町へ近づきつつある。

その時、バルワンダーDXとバルワンダー3号が飛んで来た。

DXは叶野、3号は上川が操縦している。

叶野「2匹を町に行かせるな!!」 上川「了解!!!」

バルワンダーDXとバルワンダー3号はレーザーバルカンで、

マノン星人とバナミロンを攻撃する。だが、そのダメージは今一つだけ。

バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキ」

マノン星人は右手からピンク色の光線を発射して反撃する。

だが、避けられる。

DXは電気ビームでマノン星人を攻撃する。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキ」

マノン星人は少しだけ苦痛を感じて、バナミロンに近づく。

バナミロン「グエエエエエェェェェェウウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

バナミロンは木の枝に似た触手を二つ伸ばし、

バルワンダーDXを縛り付ける。

叶野「っ!?しまった・・・・!!」

上川「あの枝は触手のように伸びるのか!!」

バルワンダー3号は赤いレーザーでDXを縛る二つの触手を攻撃する。

攻撃を受けたバナミロンは痛がり、DXを放つ。

バナミロン「グエエエエエェェェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

バルワンダーDXは再び電気ビームを発射し、バナミロンを攻撃する。

続いて、3号もレーザーバルカンでバナミロンを攻撃。

バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキ」

マノン星人は両手からピンク色の光線を二つ発射。3号を狙うが、

避けられてしまう。

バルワンダーDXは火薬状バルカンで、

マノン星人とバナミロンを一斉に攻撃した。


徳丸と森下「ふふふふふふふふふふふ・・・!!!」

徳丸と森下は灰間に刃物を向けて、ゆっくりと灰間に近づく。

灰間(畜生・・・・!一体、どうすれば、

こいつらを正気に戻す事ができる!?)

その時、灰間のペンダントが光った。

灰間(っ!?そうか・・・!ウルトラパワーを半分使えって事か。

なら、喜んで利用してやるぜぃ!!!)

そして、灰間は思い切り走る。だが、普通よりとても速い。

灰間「せぃ!!とあ!!」

灰間は素早く、徳丸と森下の腹を殴る。そして、二人は倒れる。

徳丸「ぐっ!!?」 森下「あぅ!!?」

灰間はこの姿のままでティアーズの力を少しだけ使い、

徳丸と森下を完全に気を失わせて、星人の洗脳を打ち消した。

徳丸「う、うううぅぅぅん・・・。あれ?ここは。」

森下「ふにゃふにゃあぁぁ・・・。何だか頭がフラフラするよぅ。」

灰間「やっと目覚めたかよ。」

徳丸「・・・・ん?あれ!?この森で一番大きい桜の木は!?」

森下「あれれ?何かなくなってる気がするわよ!?」

徳丸と森下は、

この森で一番大きい桜の木がなくなっている事に気づく。

灰間「・・・・あの木はよ。実は魔獣だったんだよ。」

灰間は遠くでバナミロンとマノン星人が歩いているところを、

二人に見せる。

森下「魔獣が2匹いる!!?」

徳丸「もしかして、あの木の魔獣が、この森で一番大きい桜の木!?」

灰間「ああ。宇宙人がその木を魔獣に変えやがったんだ・・・。

その宇宙人にお前らは洗脳されて、俺に襲って来たんだよ。」

徳丸「ま、マジ!!?」

森下「ご、ごめんなさい・・・。」

徳丸「でも、許せないよ・・・!

一番大きくて美しい木を魔獣にするなんて・・・!!」

徳丸はマノン星人とバナミロンの方を見て、怒りを表す。

森下「ねェ!灰間君!!あの桜の木を元に戻す方法はないの!?」

灰間「わからねェ・・・!もしかしたら、ないかもな。

だが、何とかしてみせる!!お前らもさっさと逃げろ!!」

そして、灰間は徳丸と森下から離れようと走る。

徳丸「あっ!!灰間君!!」 森下「翔ちゃん・・・。」


マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキ」

バナミロン「グエエエエエェェェェウウウウウウゥゥゥゥゥ」

マノン星人とバナミロンはついに町に来てしまった。

宇宙人と魔獣の足が次々と民家を踏みつぶす。

マノン星人がピンク色の光線で複数の民家を爆発させる。

バナミロンは毒ガスで逃げ惑う人々を抹殺する。

バルワンダーDXとバルワンダー3号は、

レーザーバルカンで攻撃する。

だが、マノン星人とバナミロンは攻撃を受けながらも、

暴れ続ける。

バルワンダー3号は赤いビームでマノン星人の顔を攻撃する。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキキキキキキ」

ダメージを受けたマノン星人だが、逆に物凄い怒りと共に反撃する。

両手から二つのピンク色の光線を発射。

ついにバルワンダー3号に命中する。

上川「うわああああぁぁぁぁぁ!!!脱出ううううぅぅぅぅぅぅ!!!!!」

上川は脱出し、バルワンダー3号は墜落して爆発した。

マノン星人『私の美しい顔を傷つけようとするなんて最低ね・・・!

でも、良いわ!バナミロン!!そろそろアレを使いなさい!!』

バナミロン「グエエエエエェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

そして、バナミロンは急に静まる。そして、その頭から、

無数の桜がゆっくりと美しく散り始めた。

美しい多くの桜が町並みに落ちて行く。まるで、

町に桜が満ちていき、春爛漫以上な感じとなっているそうだ。

叶野「何だ・・・!?これは・・・。一体、何が起きるんだ?」

上川「綺麗だ・・・・。」

その時、桜に満ちて行く町並みに異変が起きる。

多くの民家が次々と爆発を起こした。そう。バナミロンの落とす、

桜は実は爆弾であったのだ。その桜の爆弾が無数に爆発し、

この町で爆発が続けられて、燃え上がっていくのだ。

上川「わあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!これでは、

春爛漫じゃなくて、爆発爛漫だよおおおぉぉぉぉぉぉお!!!」

上川は泣きながら、次々と起こる爆発から逃げるために走り続ける。

叶野「何て恐ろしい奴だ・・・・!!」

マノン星人『あはははははははははははははははは!!!!!!

この桜でこの地球は地獄となるのよ!!!

覚悟しなさい!!地球人共!!』

つづく

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