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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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前回は影に隠れていて姿が全く見えなかったが、

今回ははっきりと見えるようになる。色が水色が中心なカラフルで、

腕が4本、足も4本ある。胴体の獣のような顔があり、

頭部が刃物に近いくらいに鋭い。姿が四足系タイプに似ているらしい。

全ての手がハサミに近い形である。この異形の魔獣が、

前回のギアクーダを送り込み、

ティアーズを倒した大魔獣、ドールックである。

ドールック『私の名前はドールック。君たちの勇者、

ウルトラマンティアーズはもはやどこにもいないのだ。

前にも言ったハズだ。

ティアーズは光となって消滅したと。いくら探しても無駄なのだ!』

日下部「今はティアーズの事ではないわ!!私たちは、

仲間である灰間翔を探しているのよ!?」

ドールック『灰間翔か・・・。クククク・・・!!そのガキは死んだよ。』

ドールックの発言に、驚愕する隊員たち。

日下部「し、死んだ・・・・・!!?」

ドールック『恐らく、我が部下の襲撃にでも受けて死んだだろうな。

やり過ぎていたのか、遺体すら残らない程に散りをなったそうだ。』

上川「そんな事はない!!灰間君はミラクルマンだ!!」

叶野「奴が貴様の部下のような雑魚の攻撃で死ぬハズがない!!」

ドールック『では、聞こう。ティアーズが死んだ日から、

灰間の遺体を探して、見つかったか?多くの場所を探していたか?」

日下部「草の根を分けても探してみた。

でも、あいつの姿がどこにも・・・・!!」

日下部は悔しそうに言う。そしてすぐに、強気でこう言う。

日下部「でも、私は信じるわ!!灰間は必ず生きていると!!そして、

どこかで眠っていると・・・・!

あんたの言う事なんか一切も信じないから!!」

ドールック『信じなくとも良い。こちらとて、

灰間など、どうでも良いからな。』

日下部「何ですって・・・・!!?」

ドールック『ウルトラマンティアーズはもはや永遠に存在しない!!

奴がいない事で、我ら魔族はこの地球を侵略できたも同然なのだ!!!』

大神「ティアーズがいなくても、

地球には我らBARがいる!!BARだけやない!!

この星を守る正義の防衛隊がぎょうさんにおる!!

我々防衛軍がおる限り、

貴様のような外道にこの地球を侵略する事はできんのじゃぃ!!!」

ドールック『笑止!!お前たち人間の科学で、この俺を止める事など、

絶対にできない。

俺は今まで貴様らが戦った魔獣より数倍は強いつもりだ。

地球人よ!覚悟するが良い!!これから私はこの地球の日本で、

大暴れする!!まずは東京から。

そこから日本人を一人残らず、殺し尽くしてくれよう!!!

だがもし、貴様たちが自ら降参するのであれば、奴隷として、

その全ての命を助けてやろう。

ぐははははははははははははは!!!!!!』

ドールックが笑うと同時に、その姿を映している映像が消えてしまった。

上川「くそっ!!魔獣め・・・・!!」

叶野「隊長!!何か対策を・・・!市民たちを助けなければ・・・・!!」

大神「ああ。魔獣はすぐに現れる確率がある。さっそく、

東京市民に避難命令を出そう!!

叶野と上川はバルワンダーDXで迎撃準備せんかぃ!!

日下部は灰間の捜索を続けろ!!彼を頼んだど・・・・!」

日下部「はい・・・!」 叶野と上川「了解!!!」


次の日。まだ雨が降り続けている。

秋田町で一人、野口が傘をさして歩いていた。

野口「・・・・今日も灰間君がいない。灰間君。一体、

どこに行っちゃったのかな・・・。あと、数日で・・・。あら?」

その時、野口は右の方に何かに気づく。その何かを見た野口は驚く。

野口「・・・・っ!!?は、灰間君!?」

野口が見たのは、ボロボロな姿で眠っている灰間であった。

野口は無意識に傘を捨てて、灰間に近づき、声をかける。

野口「灰間君!!灰間君!!目を覚まして・・・!!こんなところで、

寝ちゃうと、風邪ひいちゃうよ!!?」

野口は灰間の身体を擦るが、灰間はまだ起きない。

野口「・・・っ!?よく見れば、傷だらけになってる・・・。

そうだ!私の家で手当てをしなきゃ・・・・っ!!」

野口は灰間を抱えて、野口の家へ向かった。その様子を遠くから、

あのピンク髪の少女がいた。少女は切なく呟く。

少女「私の回復魔法では完治に至らなかった・・・。

あとは、あの人間の少女に任せる必要があるわね。」


野口邸の2階。野口の部屋で、灰間がベッドで眠っていた。

身体中を包帯に巻かれながらも。部屋にいるのは、

野口ただ一人である。

野口「これで、良いかな・・・・。この前に習った治療の仕方が、

こんな時に役立つなんて思わなかったわ。でも、思い出すな。

昔、よく喧嘩して傷だらけになった灰間君に手当てしたっけ。」

野口は微笑んで呟くが、少しだけ切ない表情となる。

野口「灰間君・・・・。一体、何があったの?こんな酷い傷を受けて・・・。

まるで誰かに物凄く痛めつけられたみたい。でも、大丈夫だよね。

灰間君。ミラクルマンだもんね・・・。だから・・・・。」

野口は灰間の手を両手で優しく触れる。だが、

灰間はまだ目覚めない。今でも意識がないのだ。灰間が目覚める時は、

まだ先の話なのだ。ペンダントも一切の輝きがない。

野口「この事を灰間君のお母さんには黙っておくべきかな?今、

知らせたら、何か余計な何かが起こっちゃう気がするわね。

完治したら、知らせよっか・・・。」


日下部はバルターボで秋田町を走り続ける。灰間を探すために。

日下部「あの夜。灰間は秋田町にいたハズ・・・!

それが何なのよ!?

突然、この町から消えるなんてありえない!この町から消えるなんて、

ありえない・・・・っ!必ず見つけてやるわ!!あいつを・・・!

必ず見つけて、いっぱい文句を言ってやるんだから・・・・!!」

日下部は涙を流そうとしながら、灰間を探し続けている。だが、

日下部は知らない。灰間が既に野口に保護されている事を。


一方、東京の街では、

多くの人々が自衛隊の避難命令を受けて、逃げ惑っていた。

この東京に魔獣が現れる。BARはそれを自衛隊に知らせて、

人々に避難をさせているのだ。

上空では、上川と叶野が乗っているバルワンダーDXが飛んでいる。

つづく

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福崎の父「貴様はとんだ失敗作だ。生きる資格なんてねーんだよ。」

福崎の母「お前のような良いところのない奴は死んだ方が世間のためよ。」

福崎「ふざけんなよ・・・!

だったら、お前らが俺を生まなきゃ良かっただろ!?

死ね!!こんな俺を生みやがって!!死ねよ!!!お前らだって、

良いところがねークセにさ!!!自分の事ばかり考えやがって!!

たまには、泣いている子供くらい助けろよ!!!

良いか!!てめーら!!必ず殺してやる!!!覚えてろよ!!!!」

福崎は癇癪を持って泣きながら、家から出て行った。


夜の町を走る福崎は泣いていた。

全てにおいて、後悔し憎しみを抱いて泣いていた。

福崎「うええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!!!」

その時、福崎の前に、あのペンダントを持つ男が現れた。


BAR基地の司令室では、日下部が大神隊長に話しかける。

日下部「隊長。灰間隊員の事ですが・・・。」

大神「うむ。まだ、行方不明らしいの。叶野隊員や上川隊員に、

灰間隊員の捜索をさせているが、未だに発見できんようだ。」

日下部「そうですか・・・・。」

大神「灰間は我々にとって、大切な仲間じゃけ!絶対に、

探して見つからなければならん!!

日下部!!灰間を見つけ出してくれ!!!」

日下部「了解!!必ず、あいつを探してみせます・・・っ!」

大神(本当に頼むぞ。新たな魔獣が現れる前に・・・。)

BARは魔獣との戦いになる前に、

灰間を何とかして探し、見つけ出そうとしていた。


夜の町では、ペンダントを歩く男の前に、福崎が笑いながら歩いていた。

福崎「けけ・・・!!けけけけけけけけ・・・・!!!」

ペンダントを持つ男「・・・・何がおかしいのだ?」

福崎「ねェ。知ってる?今、この地球を魔族から守っている、

ウルトラマンティアーズの正体はね。大鳥学園の・・・・!」

福崎は灰間が自分を守らず見捨てたと思った。これに怒りを爆発させ、

他人にティアーズの正体を教えようとした。だが。

ペンダントを持つ男「灰間翔・・・。だろ?」

福崎「何・・・・っ!?」 

ペンダントを持つ男がティアーズの正体を知っていた。

何故、その男がティアーズの正体を知っているのか、福崎は驚いた。

そして、雨が降り始めた。何かを予感させる雨が。

ペンダントを持つ男「ウルトラマンティアーズの秘密を知っているのは、

君だけじゃない。俺も前からティアーズの正体を探り、知ったからな。」

福崎「お前は・・・・!誰だ!?まさか、魔族か!?」

ペンダントを持つ男「違う。俺は普通の人間だ。それより、

俺たちのチームに入らないか?世間に復讐するために・・・!」

福崎「チーム?中には、魔族が黒幕をやってねーだろうな?」

ペンダントを持つ男「安心しろ。魔族などいない。むしろ、

魔族との戦うつもりだ。このペンダントでね。」

男は紫色のペンダントを、福崎に見せる。

福崎「こ、これは・・・・!?灰間が持っているペンダント!!?

色が違うが・・・。」

ペンダントを持つ男「君はこのペンダントに選ばれたのだ。

このペンダントの力を持つのは、君だけだ・・・・!」


灰間は今、暗い空間に漂っていた。そして、心の中で呟く。

灰間(ここはどこだ?俺は何をやっているんだ?そうだ。

福崎のところへ行かねェと・・・。それに、

BARの皆や野口たち。母さんも心配だ。・・・って言うか、

時間、どれくらい経ってんだ?多分、数日くらいだろうな・・・。

早く・・・。早く目覚めねーと。でも、できねェ。どうすれば良い・・・・。)

灰間は今、生死の狭間の世界へ彷徨っていた。ギアクーダ戦で、

大いに傷つき、重傷を負ったのだ。このまま目覚めねば、死んでしまう。

頼む。灰間翔。早く目覚めてくれ。

お前が生きなければ、地球は魔族に物になってしまうのだ。


暗い森の中で、傷だらけの灰間が倒れていた。その近くには、

ピンクの髪の少女がいた。日下部や大岩を止めたあの少女である。

少女「・・・早く目覚めて。」

少女は灰間に手を向ける。その手が光り始める。


BAR基地では、灰間を除く全ての隊員たちが集まった。

叶野「申し訳ございません。灰間隊員は見つかりませんでした・・・。」

上川「どこを探しても、灰間君の姿は見当たりません・・・・。」

大神「そうか。・・・今日はここまでとしよう。後は、

他の防衛隊に捜索を要請する。今日はゆっくりと休め。」

日下部「はい。(灰間・・・。あんた。一体、どこでほっつき歩いているのよ。)」

大神「信じようやないの。灰間が必ずどこかにいる事を・・・・。」

その時、スクリーンから異形の怪物の正体が映る。

それは、前回の最後に出てきた魔獣だ。

魔獣『わははははははははは・・・・!!

灰間翔など、見つかりはせんよ。』

日下部「・・・・・・っ!?ま、魔獣!!」

つづく

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魔獣ギアクーダとの戦いで、福崎を庇うために傷ついた灰間は、

大怪我となりながらも、ウルトラマンティアーズに変身する。

何とかギアクーダを倒したティアーズだが、制限時間の3分が、

ついに終わってしまい、ティアーズは光となって消えた。

果たして、灰間は一体どこに行ってしまったのだろうか。

死後の世界か。あるいは、別のどこかで生きているだろうか。

それは、まだ誰もわからない。

秋田学園のクラス。そこに、灰間の姿はない。

森下「・・・翔ちゃん。いないね。」

徳丸「何か、あったのかな?僕らに内緒で、どこか旅行に行ったかしら?

なら、その事を僕らに連絡しておけば良いのに・・・。」

野口「・・・・灰間君。何故、いなくなったんだろ・・・。

何だか、嫌な予感がするわ・・・・。

BARか家族に聞いてみようかしら。」


一方、福崎はいじめっこたちに追われているのか、

廊下を走っていた。物凄い形相でとても激しい叫びと共に。

福崎「いやああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

いじめっ子A「待ちやがれ!!福崎いいいぃぃぃぃ!!」

いじめっ子B「灰間がいなけりゃ、こっちのもんだよォ!!」

福崎「ひいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!

助けてええぇぇぇぇぇ!!!灰間ああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

福崎は泣きながら灰間に助けを求める。だが、

いくら呼んでも、灰間は来ないのだ。何故なら、ここにいないからだ。


別のクラスでは、日下部は福崎の悲鳴を聞いていた。

日下部「うるさいわね・・・。助けて灰間?

もういないわよ。灰間なんて・・・。あいつはもう・・・・!」

日下部は辛そうに呟く。

日下部「灰間・・・。一体、どこへ行ったのよ。」


ウルトラマンティアーズ第39話・勇者

策略魔獣・ドールック登場


学校の時間は終わり、野口は灰間の家に来た。そして、

灰間の母親である美由紀に相談して来た。

美由紀「え?息子の翔・・・?」

野口「はい・・・。灰間君がどうなっているのか、知りませんか?」

美由紀「・・・ごめんなさい。翔が今、どこにいるのか、

私にもわからないの。私も探したけど、見つからなくて・・・。

昨日、魔族らしい怪物と戦ってたんだけど・・・・。」

野口(もしかして、灰間君。魔族に連れ去られたとかじゃないのかしら?

でも、灰間君なら・・・。わからないわ。もし、

魔族に何かされたのなら、きっと何か大変な事が起きるに違いない。)


いじめを受けて傷だらけになった福崎は、自分の家に久しぶりに帰った。

和室では、福崎の父と母がいた。

福崎「ただいま・・・。お母さん。今日のご飯は何?

お父さん。早く帰って来たんだね。どうかしたの?」

福崎の母「あんた、誰?いきなり他人の家に入り込んで。」

福崎「へ?何を言ってるの?僕だよ。丈だよ?」

福崎の父「俺らにそんな子供いねーよ。」

福崎「・・・・ごめんなさい。もう、家出なんかしません。

だから、これから言う事聞くから、育ててください。」

その時、福崎の父が立ち上がり、福崎を思い切り殴った。

福崎の父「うっせーんじゃ!!このクソガキ!!!もう、

ここはてめーの家じゃねーんだよ!!!もう俺らは、

お前を育てたくないんだよ!!さっさと出て行け!!!」

福崎「き、貴様・・・・・!!ゆべっ!!」

続いて、福崎の母が福崎を蹴り出す。

福崎の母「もうあんたの事なんかしった事じゃないのよ!!

もうお前に与える物は何もないわ!!!わかったら、

さっさとこの家から出なさいよ!!!そして、死ね!!!」

福崎の父「お前なんか死ね!!バーカ!!クーズ!!」

福崎の母「地獄に落ちろ!!二度と存在するな!!!」

福崎「黙れええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

涙を流す福崎は怒って、父と母に襲いかかるが、

父と母が一緒に福崎を蹴る。

福崎「ぐあっ!!て、てめーらあああぁぁぁ・・・・!!!」

つづく

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ティアーズが消滅し、灰間が死んでしまった。そして、

人類の平和を壊し続ける大魔獣ドールック。

灰間は復活できるのか。その時、野口の涙が奇跡を呼ぶ。

次回、【勇者死す】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。ティアーズ第38話。

今回も福崎が灰間をこき使いまくる回で、

灰間が福崎のために大怪我をして、消息不明となってしまいました。

この回は元々、灰間が魔族の策によって死んでしまいましたが、

次回の話で復活しようと予定していました。

ところで、大岩。久しぶりに登場させら気がしますね^^;

大岩の登場回数が少なそうな感じがしますね。

今回登場した魔獣は、ダイナで登場したギアクーダです。

1匹の巨大怪獣から、

複数の等身大怪人に変身する設定は評価したいですね。

この小説でやってみようかと思いました。

原作のダイナでは粉々にされて、

破片が怪人になると設定されていますが、

この小説では元々複数の等身大魔族として最初から登場し、

後に巨大合体魔獣にする設定にしますた。

次回の事ですが、灰間がどうなっているのか、

考えるのが難しそうになりそうですな(

次回はティアーズが復活する回です。

それでは。

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ティアーズは倒れそうになるが、耐え抜いた。そして、

力いっぱいのパンチでギアクーダに打撃する。

ギアクーダ「グアアァァァオオオォォォウウウウゥゥゥゥゥ」

攻撃を受けた魔獣は、頭突きでティアーズを攻撃する。そして、

ギアクーダは口から青色のガスを吐く。そのガスを浴びた、

ティアーズの身体に複数の爆発が起こる。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアァァァァァァ!!!」

ティアーズはギアクーダから離れて、倒れる。

ギアクーダ「グアアアァァァァァオオォォウウウウゥゥゥゥ」

ギアクーダは倒れたティアーズに近づこうと歩く。

日下部「ティアーズを援護します!!!」

バルワンダーDXは火薬状バルカンでギアクーダを攻撃する。

ギアクーダ「グアアアアァァァァァオォォウウウウゥゥゥゥゥゥ」

ギアクーダはバルワンダーDXを攻撃しようと青いガスを吐く。

しかし、避けられる。バルワンダーDXは再び火薬状バルカンで攻撃。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!シューティングスラッシャー!!!」

ティアーズはシューティングスラッシャーでギアクーダを攻撃。

ダメージは受けたが、完全に切断されていないので、まだ生きている。

ギアクーダ「グアアアアアァァァァオオォォォウウウウゥゥゥゥゥ」

ギアクーダはティアーズに向かって突進しようと走る。

ウルトラマンティアーズ「シュワッチ!!!」

ティアーズはジャンプして、敵の突進を避ける。そして、

ギアクーダの後ろに着地し、魔獣の尻尾を掴む。

ギアクーダ「グアアアァァァァァオオォォォウウウウウゥゥゥゥ」

ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・!・・・・・!!」

ティアーズはそのままギアクーダのボディにキックを連続で打つ。

ギアクーダ「グアアアアァァァァオオォォウウウウゥゥゥゥゥゥゥ」

ギアクーダは尻尾を思い切り上にあげて、ティアーズを前に投げ飛ばす。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」

ティアーズがギアクーダの前に落ちる。

ギアクーアは口から青いガスを吐いて襲う。

ティアーズはまたもジャンプで避け、あの技を使う。

ウルトラマンティアーズ「ジャンピングショット!!!!!」

ティアーズはジャンピングショットで攻撃するが、

ギアクーダの身体から赤い電気が放電し、

その電撃がジャンピングショットをかき消す。

魔獣ギアクーダは電気のバリアを使う事ができるのだ。ティアーズは、

着地に失敗したのか落ちて倒れてしまう。

カラータイマーの点滅が早くなってくる。

ウルトラマンティアーズ(いかん・・・!あと30秒となってしまう!

力が抜けていく・・・・!!これ以上、戦うと大変な事になるな・・・!!)

ティアーズはゆっくりと立つ。そして、一気に決着を着けようと、技を構える。

ギアクーダ「グアアアアァァァァァオオォォォォウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ」

その時、ギアクーダの身体中に付いた複数の赤い点から、

多くの赤い電撃が発射された。

その全ての電撃がティアーズに命中してしまう。

ウルトラマンティアーズ「グワアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!!」

ティアーズは物凄い攻撃を受けて、倒れてしまった。

野口「あっ!!ティアーズ!!もうすぐ3分が近づいて来るんだわ・・・!」

その時、

電柱から野口が出た。野口は前からティアーズの戦いを見ていたのだ。

上川「間もなくティアーズが消えてしまいます!!」

叶野「いかん!!ティアーズを助けろ!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンでギアクーダを攻撃する。

ギアクーダ「グアアアァァァァオオォォウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

魔獣は攻撃を受け、怒ってバルワンダーDXを襲おうとする。

野口「このままじゃ、ティアーズが・・・・!」

福崎の声「ティアーズウウウウゥゥゥゥゥゥ!!!!!」

野口「っ!?この声は・・・。まさか!?」

野口は福崎の声を聴いたので、彼のところに行く。そして、

野口は福崎に近づいた。福崎は物凄い叫びでティアーズに怒鳴る。

福崎「何やっとんか!!てめえええぇぇぇぇ!!立てええぇぇぇぇ!!!

そして、戦えええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!3分が近づこうが、

関係ねええぇぇぇぇぇ!!!!

ギリギリまで戦えええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!

あと1秒だろうが、魔獣を絶対的に倒せええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!

殺せえええぇぇぇぇぇ!!!!

俺様を脅かす者全てをおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!!

できなきゃ、お前の正体を明かすぞ!!

ボケエエエエエエエェェェェェェェェェ!!!!!!!」

野口「あれは、福崎君・・・!?でも、

何でティアーズにあんな事を言ってるんだろ?

もしかして、ティアーズと何か関係があるのかしら・・・・?」

福崎の怒声を聞いたティアーズはゆっくりと立ち上がる。

ウルトラマンティアーズ(そうだな・・・!ここで魔獣を倒さねェと、

正体がバレちまう・・・・!!正体がバレたら、母さんはもちろん、

クラスの連中が悲しんじまうだろうな。俺はどうなったって良いが、

BARの皆もどうなるかわかったもんじゃねェ。それだけは避けてェ・・・!

いよいよあと10秒か・・・。そろそろ決めてやるぜ・・・!!)

ギアクーダ「グアアアァァァオオオォォォウウウウウゥゥゥゥゥ」

ギアクーダはティアーズを襲おうと走る。その時。

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!!!」

ティアーズはファイティウム光線でギアクーダを攻撃するが、

ギアクーダは電撃のバリアで防御する。

だが、ファイティウム光線はまだ生きている。

ウルトラマンティアーズ『うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!』

その時、ティアーズは走り、ギアクーダに近づく。光線を撃ち続けながら。

ギアクーダ「グアアアアァァァァオオオオォォォォォウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

ギアクーダは電気のバリアを張りながら、

複数の電撃で迫るティアーズを迎撃する。

攻撃を受けるティアーズだが、必死に耐え抜いて、魔獣に近づく。

野口「ティアーズ!!!」

ウルトラマンティアーズ『ショワッチ!!!!!!』

そして、ついにティアーズはギアクーダとぶつかった。

光線を出し続けている腕がギアクーダのボディにあたる事で、

光線が魔獣に命中する。これにより、ギアクーダがファイティウム光線の、

莫大なエネルギーを受けて、大爆発を起こした。

ギアクーダが爆発で身体が粉々に散り、死んでしまった。だが。

野口「ティアーズ!!!!」

福崎「ひゃっはああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

思い知ったか!?クソ魔獣が!!!!」

野口は悲しむが、福崎は大いに喜んだ。その時、

ティアーズがゆっくりと倒れている間に、カラータイマーの光が消える。

そう。とうとう制限時間の3分となったのだ。

ゆっくり倒れるティアーズは光となって、消えてしまった。

福崎「え・・・・・!?な、何!?今の・・・。」

野口「ティアーズは3分しか活動できないと聞いている。だから、

その3分が過ぎたから、その活動を終えたのよ・・・。」

野口は涙目で悲しそうに言う。それを聞いた福崎は。

福崎「ま、まさか・・・!死んだと言うのか!?あいつが・・・!?

う、嘘だろ?嘘だよね?

嘘だと言えよおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

福崎は泣きそうになって、叫んだ。そして、

別の場所から、紫色のペンダントを持つ男が笑っていた。

ペンダントを持つ男「ははははは・・・・!!これで良い・・・!

ティアーズの代わりなどいる。このペンダントさえ渡せればな・・・!!」


BAR基地に戻った隊員たちは、ティアーズが消えた事に悲しんだ。

上川「あのウルトラマンティアーズが、消滅してしまったなんて・・・。

いつもなら、3分に近い時には必ず去るハズなのに・・・!」

大神「きっと、ティアーズはどんな事にでも恐れない勇気を持っている。

じゃから、あんな無茶な特攻をしたんじゃろう。」

叶野「ファイティウム光線を撃ちながら突進する方法・・・。

あれは、あと10秒くらいの時間になったため、

急いで倒さねばと焦って、偶然にも編み出した技かと思いましたが・・・。」

日下部「何故、あんなめちゃくちゃな攻撃をしたのよ・・・。

無理しなくても良かったのに。

私たちBARがちゃんと魔獣を倒してやれたのに。

さっきのティアーズ・・・。まるで、どうかしているみたいだったわ・・・!」

大神「じゃが、信じようやないの。ティアーズはきっと、

どこかで生きておる。我らがピンチな時は、必ず来てくれるそうじゃき。」

その時、緒川が慌てて入って来た。

緒川「大変です!!

何者かが宣戦布告のメッセージを出して来ました!!」

大神「スクリーンに映してみよう!!」

そして、スクリーンに映像が流れる。そこから、

赤い霧に包まれた怪物のような影があった。

大神「貴様・・・!魔獣か!!?」

そう。赤い霧に包まれているのは、

魔獣であった。影に包まれているため、

その容姿はハッキリと見えない。正体は謎である。

魔獣『そう。君たちがさっき戦ったギアクーダは、

私が送り込んだ部下の魔族なのだ。私はこの地球を侵略するために、

君たちの守護神であるティアーズを倒そうと考えていたのだ。

その考えがやっとの思いで成功したようだな・・・。』

日下部「何ですって・・・・!?では、ティアーズが消滅したのも・・・!」

魔獣『そう!ギアクーダ共にこんな作戦を与えたのだよ!まずは、

奴らの好きなプラズマエネルギーのある防衛軍の施設を襲い、

エネルギーの溜まった者には、

ティアーズの抹殺に向かわせる。そして、

思わぬ部外者の活躍により、見事にティアーズは傷だらけとなった。

そして、魔獣となったギアクーダを犠牲にしたまで、

ティアーズはついに倒された。そう。

ウルトラマンティアーズは死んだのだ!!』

魔獣の発言に、隊員たちは驚く。

叶野「ティアーズが・・・死んだだと・・・・!?」

上川「う、嘘だ!!ティアーズはどこかで生きているハズだ!!」

魔獣『嘘ではない。クククク・・・・!ならば、俺様が、

とっておきの情報をやろう。ウルトラマンティアーズは、

活動時間である3分が過ぎると、光となって死んでしまうのだよ!!』

日下部「そ、そんな・・・・・!?」

魔獣『ははははは!!ティアーズ亡き地球人共よ。今度は、

この俺がこの星を支配してあげよう。覚悟するのだな。

がはははははははははははははははははは!!!!!!!!』

ティアーズとギアクーダのバトルは、謎の魔獣の策に過ぎないのです。

灰間は福崎の命令に背く事ができませんでした。例えそれが、

命を失うような事でも。福崎は灰間ことウルトラマンティアーズを、

無理やり戦わせ、ティアーズをさらに傷つけました。その結果、

謎の魔獣の策と福崎の無理やりな命令により、

ウルトラマンティアーズは負けてしまったのです。

ティアーズは存在しなくなり、謎の魔獣はいよいよ動き出し、

地球を攻撃しようとしたのです。この地球を一体、

誰が救うのでしょうか。そして、灰間は今、どこにいるのでしょうか。

彼はきっと、

生死の狭間の世界かどこかで倒れているのかも知れません。

灰間は、ウルトラマンティアーズは、蘇る事ができるでしょうか。

次回につづく

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