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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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日下部の声『はい!その証拠に、

色も声も違うし、私たちを攻撃しました!!』

大神「詳細が知りたい!!モニターに映す準備をしてくれ!!」

日下部の声『了解!!!』

緒川「隊長・・・。何故、ティアーズの偽物が・・・!?」

大神「わからん。これも、魔族の仕業ちゃうんか!?」


そして、ダークティアーズはある街へ飛び、着地した。

ウルトラマンダークティアーズ「ギャウッ!!ウ”ウウゥゥゥ・・・!」

ダークティアーズの姿を見た街の人々は、

その姿をティアーズではないかと困惑する。

男性A「あ!ウルトラマンティアーズだ!!」

女性A「でも、色が違うわ・・・。」 男性B「今日は魔獣がいないのに。」

女性B「一体、何があったのかしら?」

だが、ダークティアーズをティアーズではない者であると気づく者たちもいる。

男の子「違う!!こいつはティアーズじゃないやぃ!!」

女の子「私もそう思うわ!」

その時、ダークティアーズから声が出始めた。

ウルトラマンダークティアーズ『人類よ。聞くが良い。

我が名はダークティアーズ。負の涙の化身なり。

私は悲しい。何故、この世に負が溢れておれらるのか。』

ダークティアーズが喋っている間に、バルワンダーDXが飛んでくる。

日下部「あの偽物・・・!一体、何を喋っているの!?」


BAR基地の司令室でも大神と緒川が、

スクリーンでダークティアーズの姿を見た。

緒川「ウルトラマンティアーズと全く似ているわ!!」

大神「いいや。こやつは真っ赤な偽物じゃき!何て醜い姿じゃい・・・!」

そこに、一人の防衛隊員が走ってくる。

防衛隊員「報告します!!ポイントE-102で、

MADAと言う犯罪グループが潜伏し、灰間を捕えているとの事です!!」

大神「何ィ!?それは本当かぃ!?誰が教えてくれたんだ!!?」

防衛隊員「見知らぬ少女らしいですが・・・。」

緒川「大神隊長。MADAと言うのは・・・。」

大神「うむ・・・・っ!」


ウルトラマンダークティアーズ『人間たちは愚かにも、

争い続け、敗者は地獄に落ち、勝者は天国へと昇天した。それも、

太古の昔から。優しさと幸せなど、今では己のものとなれぬだろう。

容易く訪れしは、怒りと悲しみ、憎しみと悪意である。』

日下部「何を言ってるのかわからないけど、何かむかつくわ・・・!」

そして、多くの戦車やジープ、

さらにパトカーなどがダークティアーズの近くにいた。

警察や自衛隊の皆さんが駆け付けたのだ。警察の中には、

一人の少しだけ太い男がいた。

警察の男「鈴木・・・。相変わらずふざけた真似してるな。

福崎・・・か。まぁ。しょうがねーのォ。負け組だし。」

ウルトラマンダークティアーズ『幼きより莫大な不運を受けた者は、

悪意に走り、死後。必ず地獄に落ちるだろう。しかして、

幼きより莫大な幸運を受けた者も、悪意に走らん。』

ダークティアーズは喋っている間に、ウロウロと歩き始めた。

ウルトラマンティアーズ『人は愚かにも、悪意に走り易き存在なのだ。

そんな人である貴様たちに、我は今でも怒り狂わんとするだろう。』

叶野「データを分析したが、この巨人自体が、

声を発していない。何者かが遠くにいて、巨人が喋るように、

声を出している仕組みがこの街にあるそうだ。」

上川「特殊なメガホンを使っていると言うワケですか!?」

そう。今までダークティアーズが出した声は、

ダークティアーズのものではなかった。

別の誰かがメガホンを使った作戦で、ダークティアーズが、

喋っているように感じさせるようなトリックを使っているのだ。

その時、ダークティアーズが急に醜い声をあげ始める。

ウルトラマンダークティアーズ「グルッ!!グルルルルルル・・・!!

ヴアアアアアアアアァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

ダークティアーズの身体から赤黒いオーラが出始めた。

ウルトラマンダークティアーズ「ギャアアアアァァァァッ!!!」

ダークティアーズが突然、目の前の建物を破壊し始めた。

ダークティアーズは暴走をし始めたのだ。

男性「暴れ出したあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

人々は悲鳴をあげて逃げ惑い始める。

日下部「攻撃開始!!!」 

バルワンダーDXがレーザーバルカンを連射する。

ウルトラマンダークティアーズ「ユ”ッ!?ア”アアアァァァッ!!」

ダークティアーズは黒いアームシュートでDXを攻撃する。

だが、避けられる。

他の警察「河島警部!!巨人が暴れ始めました!!」

警察の男の名は河島であった。河島は冷たい態度でこう言う。

河島「暴走したか・・・。やっぱり、負の力は危険だよ。

これから物凄い悪さするな。これだから、俺の弟にいじめらるんだよ。

福崎。鈴木なんかと手を組みやがって・・・。」

バルワンダーDXが電気ビームを発射する。だが。

ウルトラマンダークティアーズ「グギャアアァァァァ!!ガアアァァァッ!!」

ダークティアーズは紫色のハイパーリフレクトで防御し、

さらに向きを変えて、跳ね返った電気ビームに別のビルを破壊させた。

叶野「気をつけろ!!奴はティアーズと同様の力を持っているらしい!

日下部!!搭載しているバルワンダーを使え!!!」

日下部「了解!!!」

その時、ダークティアーズが喋っているようにトリックしている、

謎のメガホンがまた喋り始める。そのメガホンがどこにあるかわからない。

謎のメガホン『人間たちよ。負の涙を流している切なき悪鬼らよ。

我に従え。そして、我と共に愚かしい世を正そうではないか。

クソむかつかん勝者共よ。何の意味もなく、

負に溺れし者たちを迫害せり貴様たちは、

我に裁かれるが良い。これは、罰なり。』

メガホンが喋っている間に、ダークティアーズが、

物凄い怪力と暴力で街を破壊して暴れる。そして、

バルワンダーDXの下部の装甲が開き、

そこから、バルワンダー1号が発射した。

DXの機内には、1号が搭載されているのだ。

その1号を日下部が操縦している。

日下部「これ以上、好きにはさせないっ!!」

バルワンダー1号が火薬状バルカンでダークティアーズを攻撃する。

ウルトラマンダークティアーズ「ガアアアァァァ!!ウギャアアァァァァ!!!」

続いてバルワンダーDXもレーザーバルカンで攻撃する。

だが、この程度の攻撃ではダークティアーズを倒せず、

余計に怒らせるだけであった。

その証拠に、物凄い鳴き声をあげながら、さらに街を破壊していく。

河島「あーあ。馬鹿だな。このクソガキ。巨人の力の使い方、

まるで駄目。MADAの連中も馬鹿だ。

魔族と戦おうと言ってるクセに、

魔族に勝った事など一度もない。あいつらはマジでクズだ。

まっ。そんな下衆共も間もなくBARに捕らわれるがな。

・・・・全ては、あの少女のおかげかも知れないな。

何者かは知らんが・・・。」

ウルトラマンダークティアーズ「ギャアアアアアァァァァ!!!ヴア!!」

ダークティアーズは黒いプラズマレイガンでバルワンダー1号を攻撃。

だが、避けられる。

ウルトラマンダークティアーズ「ギャアァァッ!!

ギャッ!!ギャッ!!ギャッ!!」

ダークティアーズはアームシュートを何発も発射して、

街をさらに破壊する。


ダークティアーズが初めて現れた街に、一つだけ寂しい廃ビルがあった。

そのビルのとある部屋で、鈴木と大里。そして、謎の少年が、

パソコンの画面でダークティアーズが暴れているのを見ていた。

パソコンの前に座っている謎の少年の前にマイクがある。そう。

この少年がマイクを使って、ダークティアーズが暴れている街に、

配置したメガホンを使って、

ダークティアーズが喋るトリックをしたのだ。

つづく

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灰間「何!?もしかして、お前・・・!知ってるのか!?

姫君の涙の伝説の事を・・・・!」

鈴木「ああ。知ってるさ。噂だけな。だが、ダークメイトペンダントの事は、

あの博物館から、情報を得たぜ。・・・ダークメイトペンダントは、

お前の所持していたウルティメイトペンダントとは、

違う意味で造られたのだ。」

鈴木はそう言うと、

右手にウルティメイトペンダントを持っているのを灰間に見せる。

灰間「っ!?お、俺のペンダント!!盗みやがったな!?」

鈴木「ウルティメイトペンダントは、太古の時代で、

ある御姫様の涙で光の巨人に変身する能力を得ただろう。

宝石が涙で魔法のアイテムになろうとは、とても凄いよ。

このダークメイトペンダントも、涙によって造られたのだ。それは、

ティアーズが誕生した後の太古の時代。その時代に、

魔獣たちが地球から去ったが、今度は人間同士の戦争が起こった。

そして、醜い社会ができるようになった。家を失った子、

家族に捨てられた子、迫害される子、大切なものを奪われた子、

醜い人生を送った子。その多くの負を受けた者たちが集まり、

一斉に嘆き悲しんだ。そして、その多くの者たちの涙が、

全てある宝石に集まり、その宝石に不思議な力が宿った。」

灰間「その宝石は・・・・・!?」

鈴木「ウルティメイトペンダントの失敗作さ。詳しく言えば、

本来造られるハズだったペンダントが、

何かの事故で使い物にならなくなった物だな。

その物を、負の受けし者たちが奪い、世間に復讐せんと、

その負の怨念を注ぎ込み、ダークメイトペンダントが誕生しただろう。

まあ、全て俺の推測だがな。ようするに、

マイナスエネルギーが成したってワケだ。」

福崎「そして、そのペンダントで、闇の巨人に変身できるんだよ。

負の涙が、悪のエネルギーが、

ペンダントに選ばれた者を巨人にするんだよ!!」

福崎の胸にかけているダークメイトペンダントが黒い光を放つ。

鈴木「見せてやれ!!福崎!!負の涙の実体化を・・・!!」

福崎は黒く光るダークメイトペンダントを掲げる。

灰間「ま、まさか・・・・!!止めろ!!!」

福崎「うるせェ・・・・!!よく見ろや。そして、怯えれ!!」

大里「灰間翔。お前だけが特別だと思うな。・・・行け。福崎。」

福崎「ダークティアーズ!!!!!!!!」

そして、ペンダントから発する闇が福崎を包む。

その闇が巨大化すると、その闇が消える。

そこから、ウルトラマンティアーズが、

現れた。だが、このウルトラマンティアーズの容姿が少しだけ違った。

目が赤くなり、ラインの色が紫となっていた。顔の表情も醜くなり、

身体がティアーズよりさらに屈強していた。トサカがモヒカンに似ていた。

カラータイマーが変わってないらしい。この醜い巨人こそが、

負の涙が生んだ悪の巨人。ウルトラマンダークティアーズだ。

ウルトラマンダークティアーズ「グルルルルルルル・・・・!!」

灰間「福崎が・・・・ウルトラマンになっちまった・・・!!!」

鈴木「おお・・・!これが、負の涙の塊・・・!!俺らMADAの、

ウルトラマンが今ここに誕生した!!俺の予想は正しかった!!

この巨人さえいれば、俺たちが社会を支配する事ができる!!」

灰間「ふざけた事を言うな・・・っ!!ぐあ!!?」

その時、灰間を縛っている鎖に電流が流れ、その電流が灰間を苦しめる。

大里「お前を縛っている鎖に少し細工してね。死なない程度の電流を、

仕込んでおいた。あと1週間でお前を洗脳するための装置が完成する。」

灰間「ぐっ・・・!!洗脳・・・だァ・・・・!!?」

大里「そう。

私たちはティアーズであるお前の力も使いたくなってね。

だが、お前はきっと反対する。だから、

お前を洗脳して、我らの戦闘マシーンにするつもりだ。」

灰間「そ、それはやりすぎじゃ・・・!うあああぁぁぁぁ!!!」

灰間を縛った鎖にさらなる電流が流れ、灰間は強い感電を受ける。

大里「静かにすれば、電流を止める。」 

大里は壁にあるスイッチを押す。

すると、鎖に流れた電流が消え、灰間は苦しまなくなる。

灰間「・・・・・・っ!!」

鈴木「そろそろ茶番はよそう。行け!!ウルトラマンダークティアーズ!!!

まずは、その偉大なる姿を人間共に見せつけてやるのだ!!!」

そして、天井にある機械のゲートが開き、空が見えるようになった。

ウルトラマンダークティアーズ「・・・・ユ”ッ!!」

ダークティアーズは空を飛び、地上へ出てしまった。

鈴木「さて。洗脳装置が完成するまで、お前はここで待機してもらう。

その前に、鎖を破らんように、体力を消耗させないとなァ。」

その時、例の3人組が現れた。少年、青年、少女のトリオだ。

中年「女じゃねーのが残念だが、まっ。ストレス発散になるから良いわ。」

少年「くくくく・・・!!覚悟せェ。

いっぱい痛めつけてやるからよ。残虐にね。」

少女「私たちの奴隷にならない限り、てめーはボコボコだ。」

灰間「こいつらもMADAのメンバーか・・・!!」

大里「ああ。こいつらも私と同じ世間を憎む者たちだ。かかれ。」

トリオ「うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

少年は木の棒、中年は釘付きバット、

少女は鉄の棒で灰間に襲いかかる。


街の上空では、バルワンダーDXが飛んでいた。乗っているのは、

日下部、上川、叶野の3人であった。

行方不明となった灰間を探すためだ。

日下部「灰間がまたいなくなるなんて・・・!っ!?」

その時、バルワンダーDXの前に空に浮かんでいる者があった。それは、

ウルトラマンダークティアーズだった。

上川「ウルトラマンティアーズだ!!」 

叶野「どうした!?魔獣でも現れたのか!?」

日下部たちはダークティアーズの事を、

ティアーズである事を勘違いする。

日下部「ティアーズ!!教えて!!灰間はどこにいるの!?」

ウルトラマンダークティアーズ「ギャアアァァッ!!」

その時、

ダークティアーズが右手から黒いアームシュートを発射する。

日下部たち「うわっ!!?」 バルワンダーDXは間一髪に避ける。

日下部「・・・っ!?よく見れば、ティアーズじゃないわ!!」

上川「本当だ!!ティアーズに似ているけど・・・。偽物だ!!!」

そして、ダークティアーズは空を飛び、どこかへ移動する。

叶野「追え!!何かを企んでいるぞ!!」


BAR基地の司令室で、大神と緒川が日下部の連絡を受けて驚く。

大神「ティアーズの偽物じゃと!!?」

つづく

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今日もウルトラマンティアーズとして魔獣から地球を守った、

灰間翔。そんな彼の前に、あの福崎が再び現れた。

しかも、とても恐ろしい武器を手に持って。それは、

ウルティメイトペンダントに似ているペンダントであった。

灰間「俺と・・・同じウルトラマンに!?お前がか!?」

福崎「ああ。そうよ。俺様は手に入れたんだよ?

お前と同じウルトラマンになれる能力を・・・。

それがこいつだ!!」

福崎は紫色のペンダントを灰間に向ける。そのペンダントは、

形がウルティメイトペンダントに似ていた。

福崎「教えてやるよ・・・!このペンダントの名は、

ダークメイトペンダント。このペンダントは、

てめーの持ってるペンダントと全く同じ能力を持っていてな。

このペンダントで、俺もウルトラマンに変身できるのさ!」

福崎がそう言った後、灰間のペンダントが光り始める。

灰間「・・・どうやら、お前の言っている事は正しいな。

けど、そのウルトラマンに変身して、どうしよってんだ!?」

福崎「くくくく・・・・!安心しろよ。地球は、

俺が守ってやるよ。お前の代わりになァ!!!」

福崎はいきなり灰間に殴りかかる。とても速いパンチだ。

灰間「っ!?」 灰間は驚き、素早く避ける。

福崎「どうよ!?ペンダントのおかげで俺はパワーアップしたのよ!!」

灰間「くっ!!おらあああぁぁぁぁぁ!!!」

灰間もパンチで反撃する。だが、

福崎は片手でそのパンチを余裕に受け止める。

灰間「何・・・・っ!?」 福崎「けけけ・・・!おるぁ!!」

福崎は物凄いキックで灰間を蹴り飛ばす。灰間は壁に叩きつけられる。

灰間「ごは・・・っ!?(な、何つーパワーだ・・・!!)」

灰間は倒れてしまう。そして、福崎の近くに、鈴木が歩いてくる。

福崎「これで良いよな?鈴木。」 鈴木「ああ。アジトへ連れて行こう。」

鈴木は倒れた灰間を抱え、福崎と共に歩き去った。


ウルトラマンティアーズ第41話・しき勇者

ウルトラマンダークティアーズ
慈愛魔獣・プリムロン
登場


BAR基地の司令室では、日下部が何かと怒りそうであった。

日下部「全く!灰間の奴。何をやっているのよ・・・。

とっくに遅れていると言うのに。」

叶野「どうせ。何かの都合だろう。奴はまだ学生だからな。君と同じ。」

叶野の態度に、日下部は苛立ちを覚える。

日下部「叶野さん。言っておきますけど、私と灰間隊員は違うのです。

あいつは色々と忙しいけど、

私はどんな事でも軍事の方を優先しますので。」

上川「でも、たまには休ませても良いんじゃない。今は春休みだし・・・。」

叶野「一番、休みたい奴がよく言う。」

大神「確かに今は学生にとって春休みじゃき。

今やゆっくりすると良えがな。」

その時、テーブルの上の電話が鳴る。大神がその受話器を取る。

大神「はい。BARです。」 受話器から美由紀の悲しげな声が聞こえる。

美由紀の声『あの・・・!うちの息子はまだBARですか!?』

大神「いえ。灰間隊員はまだいません。どうかなさいましたかぃ?」

美由紀の声『うちの息子が・・・。

うちの息子がまだ帰宅してないのです!!』

大神「何ですと・・・!?もしや、灰間隊員は行方不明と!!?」

大神の発言に隊員たちは驚く。


灰間「う、ううん・・・!っ!!こ、ここは!?」

灰間は目覚めた。今、彼がいるのはとても広く大きい洞窟であった。

灰間「っ!?こ、こいつは・・・・!?」

灰間は自分の状況をすぐに理解する。灰間は今、

壁に張り付けられて、手足はもちろん、身体中を鎖に縛られていた。

福崎「よーう!目覚めたか?ミラクルマンさんよ。」

灰間の前に福崎と鈴木、そして大里がいた。

灰間「福崎!!っ!?誰だ!?お前らは・・・・!」

鈴木「・・・我々はMADA(マーダ)。魔族と戦う者たちだ。」

灰間「MADAだと!?聞いてねェぞ!」

鈴木「ふっ。聞いてないのは仕方がない事だ。何せ、俺たちは、

世間の裏側で活動してるんだからな。俺たちMADAは、

この腐った世間を嫌い、その世間を変えようとしている。

それにはまず、邪魔な魔族を退治する。この少年を使ってね。

正確には、この少年が持つペンダントに力で・・だがな。」

鈴木は福崎の肩に触れて、そう言う。」

灰間「・・・もしや、福崎にペンダントを与えたのはてめェか!?」

鈴木「そうだ。俺だ。俺はダークメイトペンダントの素晴らしさを知り、

そのペンダントに相応しき者を探したのさ。」

福崎「それが、この俺よ。」

鈴木「教えてやろう。ダークメイトペンダントの事を・・・!」

つづく

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あの福崎が何と、ティアーズと似たウルトラマンに変身した。

だが、そのウルトラマンはティアーズとは正反対で狂気の悪魔であった。

ウルトラマンVSウルトラマンの戦いが始まる。

次回、【悪しき勇者】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしかた。ティアーズ第40話。

今回は学生の灰間が春休みを満喫できず、

防衛隊の仕事をやり続けなければならないと言う要素をメインに書きました。

防衛隊って、基本的に休みはないのでしょうね。きっと(

今回の魔獣はウルトラマンコスモスより、怪獣グラガスです。

電磁波の怪獣なので、この小説では、電磁波の塊として登場させました。

魔族の仕業ではないかと思います(

謎の組織らしい連中が登場しましたが、

彼らの正体は次回で明かそうと思います。

今回は1話完結のような雰囲気かと思いきや、

展開が次回に続くと言うような感じなつもりで書きました。

違ったら、すみませんが(

次回は悪のウルトラマンが登場します。

そのウルトラマンに福崎が変身しちゃいます。

次回のウルトラマンティアーズは来年から書こうと思います。

今日から大いに休もうと思います^^;

結構、疲れるんです。小説を書くのは・・・。

小説は来年から書き続けます。それまで、ゆっくりします。

それでは。

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ティアーズはハイパーリフレクトで、

グラガスの電磁波光線を防いだ。

だが、敵の光線の威力がとても強いのか、

何故かティアーズが押されている。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!ハアアアァァァァ!!!」

ティアーズはジャンプして、光線を避けた。そして、

空中キックでグラガスを打撃する。攻撃を受けて、倒れるグラガス。

グラガス「キシャルルルルルルルルルルルルル」

ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・・・!!」

着地するティアーズだが、またすぐにジャンプする。

ウルトラマンティアーズ「ジャンピングショット!!!」

ティアーズは次に、ジャンピングショットでグラガスをさらに攻撃する。

グラガスはゆっくりと立ち上がると、ティアーズは再び着地する。

グラガス「キシャルルルルルルルルルルルルルル」

魔獣は怒って、ティアーズに迫ろうと走る。

そして、ティアーズと組み合いをする。その途端、

ティアーズがグラガスを思い切り後ろの方へと投げ飛ばす。

ウルトラマンティアーズ「トウッ!!!」

グラガスはまたも倒れるが、またも立ち上がる。

物凄い怒りを露とする。

グラガス「キシャルルルルルルルルルルルルルルルルルル」

グラガスは尻尾の伸ばし、その先端をティアーズに向ける。

日下部「させないわよ!!!」

バルワンダーDXは1発のミサイルを発射して、

その尻尾を攻撃する。

尻尾の先端が破壊されて、使い物にならなくなってしまった。

グラガス「キシャルルルルルルルルルルルルルルル」

グラガスは尻尾を攻撃されて、苦しむ。

中年「はぁ・・・。これで、また灰間の勝ちだ。」

少女「全ては、あのBARとか言うKYのせいだな。」

少年「けどなァ。こっちにはまだ手はあんだよ・・・!」

ウルトラマンティアーズ『もう時間がねェ!!

そろそろ終わりにしてやるぜ!!』

ティアーズはそう言って走り、ハイキックでグラガスを打撃。

グラガス「キシャルルルルルルルルルルルルルルルルル」

魔獣がティアーズからさがる。今がチャンスだ。

ウルトラマンティアーズ「シューティングスラッシュ!!!!!」

ティアーズはシューティングスラッシュで、グラガスを攻撃する。

グラガスの首が切断されてしまい、頭と胴体が離れてしまう。

頭を失ったグラガスは倒れてしまい、

ティアーズがそのボディを持ち上げる。

ウルトラマンティアーズ「シュワッ!!!」

ティアーズはグラガスの身体を持ちながら、空中へ飛んだ。

どうやら、魔獣の死体を宇宙へ放り投げる気だ。

残ったグラガスは何故か消滅した。

これで魔獣グラガスは完全に死んだ事になる。

大島「灰間め・・・!やはり、勝ちやがったか。だが、これで良い。」


鈴木「見たか・・・!これが、ウルトラマンティアーズだ。

君は近々、こいつと戦わなければならない・・・。」

福崎「言われなくても、俺は奴と戦うつもりよ・・・!

つーか、今すぐ殺してェ。何故なら、

奴も俺の事を裏切ったからのォ・・・!

あのミラクルマンは必ず殺してやる・・・・!!」

鈴木「いや。彼を殺してはいけない。」

福崎「は?何でだよ・・・。」

鈴木「後に、彼も我らの部下として働いてもらう事になるからな・・・。

そのための装置は今、造られている・・・・。」

福崎「今、造られている?いつ、できんだよ?」

鈴木「あと、1週間くらいだな。それまでに、

灰間を捕えなければ・・・・!」

福崎「・・・・しつこく言うけど。この組織に、本当に、

魔族が絡んでねーよな?俺はそいつが不安なんでよ。」

鈴木「うむ。本当に魔族などいない。言ったハズだ。

俺たちは魔族と戦うと・・・!」

福崎「ほう・・・。じゃあ、俺。あの灰間を捕えに行くわ。

俺の新しい力を奴に直接、見せつけるためになァ・・・・!」


野口、森下、徳丸はまだ遊園地にいた。

野口「そろそろお昼にしましょ。」

森下「そうだね・・・。」

徳丸「ちょうど、お腹が凄く減ったし・・・。それに、

さっきのアトラクション。昔は楽しかったのに、

今はあまり楽しめなかったな・・・。何でだろ?」

森下「私もそう思う。やっぱり、翔ちゃんがいないからかしら?」

野口「・・・・・・っ。」

野口たちは灰間がいないため、

うまく楽しめなかったそうだ。その時。

灰間の声「よォ!」 野口たち「えっ!?」

野口たちの後ろから灰間が歩いて来た。

灰間「待たせたな。悪い。随分と時間がかかっちまって。」

野口「は、灰間君・・・・!?任務はもう終わったの・・・!?」

灰間「ああ。さっそうと終わらせた。・・・・その。

俺もお前らと一緒にいたくてな・・・。隊長が許可してくれたよ。」

野口「灰間君・・・・。」

森下と徳丸「やったああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

森下と徳丸は大いに喜んだ。野口も静かに喜んでいる。

灰間「何だ、お前たち。そんなに俺と遊びたかったのか?」

徳丸「だって、僕たち全員でなきゃって思うもん!」

森下「そうそう。やっぱり、灰間君も一緒にいなきゃ!」

灰間「そうかぃ。ああ。腹が減ったから、食事にしてから、

どっかに遊ぼうぜ?めいっぱい付き合ってやっから。」

野口「くすっ。そうね。めいっぱい付き合おっ!」

こうして、灰間たちは遊園地のアトラクションの多くを、

楽しんだ。それは、灰間にとって、

今までの戦いの傷を癒す行為でもあり、雄一の春休みでもあった。

灰間はとても楽しそうに見えた。


そして、夜となった。秋田町の道路で、分かれようとする灰間たち。

森下「じゃ、私たちはここで。」 徳丸「また遊ぼうねェ!」

野口「またね。灰間君・・・。」

灰間「ああ。」

野口、森下、徳丸は灰間の元から去る。その時。

灰間「・・・・いるのはわかってる。福崎・・・だろ?」

灰間は後ろの方を向く。そこに、福崎が歩いて来た。

福崎「うけけけけけけ・・・・!!久しぶりだなァ。灰間。」

灰間「あの時は悪かったな・・・。見捨てたりしちまってよ・・・・。

お前の事、探したんだぜ。お前はまだ、俺を奴隷にするのか?」

福崎「いや。もう良いよ。だって、その必要がなかったからさ。」

灰間「必要がない!?」

福崎「うん。もう俺の奴隷にならなくて良いよ。お前の正体も、

世間には明かさない・・・・。そして、俺は、

誰にも負けない最強の力を手に入れたんだからよ・・・!」

福崎は紫色のペンダントを灰間に見せる。

灰間「っ!?こ、これは・・・!!

俺が持っているペンダントと同じ!?色は違うが・・・!」

福崎「そうさ。俺はこのペンダントで、最強の戦士となる・・・・!!

お前と同じ、いや、

それ以上の戦士になれるんだよ・・・!そうすりゃ、

誰も俺を虐げなくなる。誰もが俺に従うだろう・・・。」

灰間「どう言う事だ・・・・!?っ!?」

その時、灰間のペンダントが光る。

灰間「何っ!?

福崎の持っているペンダントの事を知っているのか!?

負の涙・・・!狂気の巨人だと・・・・!!?」

福崎「そうだよ。俺もお前と同じ、ウルトラマンになれるんだよ・・・!!

お前の代わりに、俺がこの地球の守り神となってやんよ!」

突然、灰間と再会した福崎。だが、福崎は灰間を奴隷扱いせず、

もはや最強のパワーを手に入れたと語っています。それは、

彼が持っている謎の紫色のペンダント。そのペンダントの力で、

福崎は最強の戦士になれると言います。ペンダントは、

福崎に何を齎すでしょうか。そして、福崎に、

そのペンダントを与えた魔族なき謎の組織。彼らは、

一体何を企んでいるのでしょうか。灰間と福崎。

二人の少年の宿命の対決が今、始まろうとしているのです。

次回につづく

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