バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウゥゥゥゥゥ」
バナミロンは桜を散らし続ける事で、爆発を多く起こし続ける。
このままでは、町が完全に燃えてしまう。その時、灰間がやって来た。
灰間「ティアーズ!!!」
灰間はウルトラマンティアーズに変身して、
バナミロンとマノン星人の前に立つ。
マノン星人「イキキキキキキキキキキキ」
バナミロン「グエエエエエェェェェウウウウウウゥゥゥゥ」
ティアーズは走ると、マノン星人が走り出す。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!」
ティアーズがパンチをするが、
マノン星人はそれを避けて、パンチする。
マノン星人「イキキキキキキキキキ」
ウルトラマンティアーズ「・・・・!?・・・・・・!!」
ティアーズは殴られるが、耐え抜いてマノン星人を蹴る。
マノン星人はひるみ、ティアーズは再び蹴り付ける。
マノン星人「イキキキキキキキキキキキ」
マノン星人も素早くティアーズを蹴る。
ティアーズもダメージを受ける。
そして、ティアーズとマノン星人は互いにキックをするが、
その両者の足がぶつかり、弾き合う。その時。
ウルトラマンティアーズ「シュワッチ!!!!!」
ティアーズはマノン星人を思い切り殴り飛ばす。そして、
バナミロンが4つの枝を伸ばして、ティアーズの両手と首を縛る。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」
マノン星人「イキキキキキキキキキキキ」
マノン星人はティアーズの顔を連続で殴り続ける。
バルワンダーDXが電気ビームでバナミロンを攻撃する。
バナミロン「グエエエエエェェェェウウウウゥゥゥゥゥ」
バナミロンは攻撃を受けてひるむ。
これにより、ティアーズを縛った枝がゆるめ、
ティアーズを放し、自由の身にしてしまった。
ウルトラマンティアーズ「ハアアアアァァァァァ!!!」
ティアーズはマノン星人を蹴り上げ、バナミロンに近づく。
そして、バナミロンの身体にパンチとキックを連続で打ち続ける。
バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウウウゥゥゥゥゥゥ」
バナミロンはキックでティアーズをさがらせる。
ウルトラマンティアーズ「・・・!アームシュート!!!」
ティアーズはアームシュートでバナミロンを攻撃する。
バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥ」
バナミロンは攻撃を受けるが、その直後に毒ガスを吐き出した。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」
ティアーズはそれを浴びて苦しむが、バック転で何とか避けた。
そこに、マノン星人が走り出し、
殴りかかるが、ティアーズは腕でガード。
マノン星人「イキキキキキキキキキキキ」
ウルトラマンティアーズ「・・・!?・・・・・・!」
ティアーズはパンチでマノン星人を殴り飛ばす。その時、
バナミロンがティアーズに急接近をして、
6つの枝でティアーズを打撃し続ける。
バナミロン「グエエエエエエェェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ」
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!・・・・・・・!!」
上川「ティアーズが危ない!!」
上川がバルガンの銃弾でバナミロンを攻撃。魔獣はこれにひるむ。
ウルトラマンティアーズ「ソードキック!!!!!」
ティアーズはソードキックでバナミロンを攻撃。魔獣はさがった。
マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキキ」
マノンは両手からピンク色の光線を二つ同時に発射して、
ティアーズを攻撃する。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?・・・・・!」
ティアーズは強烈な光線を受けて、ひるむ。
マノン星人『今よ!!ティアーズに桜爆弾をお見舞いさせなさい!!!』
バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥ」
バナミロンは多くの桜をティアーズのところにたくさん散らした。
多くの桜がティアーズの近くで美しく散っていく。その時、
その多くの桜が次々と爆発を起こし、
ティアーズにダメージを与え続ける。
ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!」
美しく散る桜と共にティアーズは次々と爆発による攻撃を受けて、
苦しむ。まるで、桜と共に散るかのように動いている感じだ。
マノン星人『あははははははははははははははは!!!!!
良いわ!!とても綺麗で美しい踊りのようね!!
あなたのやられっぷりは!!!』
マノン星人はティアーズが爆発で苦しんでいる姿を見て、
嘲笑っていた。
戦場に来ていた野口、日下部、森下、徳丸が、
ティアーズのピンチに不安する。
野口「このままじゃ、ティアーズが・・・・!!」
徳丸「く・・・っ!!おい!!あの森で一番大きい木さん!!!
君は美しい桜を散らしてくれる偉大なる木じゃなかったの!!?」
森下「今、あなたが散らしている桜はとても美しくない!!
残酷で地獄で見るような汚い桜よおおおぉぉぉぉ!!!!」
そして、ティアーズのカラータイマーが赤く点滅し始めた。
マノン星人「イキキキキキキキキキ」
その時、ティアーズはマノン星人に目をつける。そして。
ウルトラマンティアーズ「シューティングスラッシュ!!!!!」
ティアーズはシューティングスラッシュでマノン星人を攻撃。
マノン星人は顔を斬られるが、切断はされていない。
マノン星人『わ、私の美しい顔をよくもォ!!死になさい!!!』
マノン星人は顔を傷つけられて、
怒ってティアーズに近づこうと走る。
ウルトラマンティアーズ『この時を待っていた!!!』
その時、ティアーズはマノン星人を身体を掴み、
バナミロンに向かって投げる。
マノン星人「イキキキキキキキキキキキキ」
バナミロン「グエエエエエェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥ」
マノン星人はバナミロンにぶつかり、2匹はひるんだ。
ウルトラマンティアーズ「ショワアアアアァァァァァァ!!!!」
ティアーズは自身を回転させて、素早くバナミロンの背後についた。
ウルトラマンティアーズ『てめェの桜は、
全ての花と違って醜いぜ!!おら!!!!』
ティアーズは拳を光らせ、その拳でバナミロンの背中を思い切り殴る。
すると、バナミロンの桜が多く散っていき、
その桜が全てマノン星人の側に振る。
そして、その桜の多くが次々と爆発し、
今度はマノン星人がその犠牲者となる。
マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキ」
マノン星人は多くの爆発を浴びて、苦しむ。
徳丸「良いぞ!!敵の必殺技を利用して、
星人に大ダメージを与えたぞ!!」
森下「まるで、桜が元凶である悪を裁いているみたいね!!」
マノン星人が無数の桜の爆発に苦しんでいる間に、
ティアーズとバナミロンが戦っている。
ティアーズとバナミロンが押し合うが、
ティアーズは頭突きでバナミロンを離れさせる。
バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウゥゥゥゥゥ」
魔獣は怒って、6本の枝を全て伸ばす。だが、ティアーズは、
両手で3本ずつ掴んで敵の攻撃を防ぐ。そして。
ウルトラマンティアーズ「トオオオォォォォォォォォウ!!!!!」
ティアーズはバナミロンを思い切り投げ飛ばした。
そして、桜咲きの森の近くに落ちた。
ウルトラマンティアーズ「プラズマレイガン!!!!!」
ティアーズはプラズマレイガンでマノン星人を攻撃する。
マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキキキキ」
それを受けたマノン星人の身体は大爆発を起こして、死んでしまった。
日下部「残るは魔獣だけよ!!!」
バナミロン「グエエエエエェェェェェウウウウゥゥゥゥゥ」
バナミロンは怒って、ティアーズに近づこうとする。
そして、桜を多く散らして、その桜の爆発でティアーズを倒そうとする。
ウルトラマンティアーズ「ティアーズハリケーン!!!!!」
ティアーズはティアーズハリケーンでバナミロンの散らした桜を、
全て空の彼方へ飛ばした。そして、ハリケーンを受けたバナミロンも、
自身の頭?に生えている桜が全て強烈な風に飛ばされていく。
バナミロンの桜は全て、青い空で大爆発を起こし、バナミロンは、
まるで冬の時期でよく見る葉っぱなき枯れ木のようになってしまった。
ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!!」
ティアーズはファイティウム光線でバナミロンを攻撃した。
バナミロン「グエエエエエエェェェェェェウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥ」
バナミロンは燃え上がり、やがて大爆発した。
ついにバナミロンも天国へ旅立った。
その直後、空は夕日となった。
日下部「やったわ!!!地球は守られたわ・・・!!」
森下「・・・・・でも、なくなっちゃった。一番大きい桜の木が。」
徳丸「灰間君や野口さんにも見せてあげたかったのに・・・。
でも、しょうがないよね。これが現実だもんね・・・・。」
森下「ごめんね。明子ちゃん。
せっかく良い思い出ができそうだったのに・・・。」
徳丸と森下はとても悲しそうな感じであった。
それを見た野口も同じ気持ちになる。
野口「徳丸君・・・。森下さん・・・。」
ウルトラマンティアーズ『・・・・・っ。そうだ!』
その時、ティアーズはバナミロンの死骸に、
一つだけ木の一部らしい物がある事に気づき、
その木の一部を右手に取る。
ウルトラマンティアーズ「ティアーズパージ!!!」
ティアーズは左手から水色の光を発して、
その光を木の一部に浴びせる。
ウルトラマンティアーズ『これで、
この木の一部から魔力は完全に消えた。』
そして、ティアーズは桜咲きの森で一番大きい木のあった場所の、
地面にバナミロンの死骸からとった木の一部を埋める。
ウルトラマンティアーズ「ティアーズリワインド!!!!」
ティアーズはその埋めた場所に、
キラキラとしたピンク色の光を浴びせる。
すると、その地面にこの森で一番大きい桜の木が、
完全に元に戻ったではないか。
ティアーズの活躍により、この森で一番大きい木は再生した。
ありがとう。ウルトラマンティアーズ。
そして、夜になった。灰間、日下部、野口、徳丸、森下。
さらに、大神に叶野に上川も、この森で一番大きい木を見ていた。
その木に咲いている全ての桜が、
美しく夜を照らしているようであった。
野口「綺麗・・・。これが、この森で一番大きい桜の木ね。」
灰間「お前たちは俺たちにこれを見せたかったんだな。」
徳丸「うん。僕。子供の頃、夜にこの風景を見たんだ。」
森下「私も似たような経験があるわ。何か懐かしい感じがする。」
上川「何だか、癒される気がするよ。」
叶野「ああ。こんな綺麗な事、滅多にないからな。」
日下部「そうね。感謝しないとね。灰間のお友達に。」
大神「わしら人間も、この桜の木のように美しくありたいもんじゃのォ。
おっしゃ!皆!!今夜はパーっと行こうやないの!!」
上川「さんせーい!!!」 叶野「ははっ。しょうがないですね。」
野口「そうね。皆で楽しみましょ。」
日下部「こんな日はないと思うから、今日くらいは良いかしらね。」
徳丸「そうだよ!!今日は皆で楽しんで、
良い思い出を作ろうよ!!」
森下「そうそう!!BARの皆さんも一緒に一緒に!!
皆でやれば、もーっと楽しくなれるよ!
だから、皆で思い切り遊ぼうよ!!」
そして、野口たちは一番大きい桜の木の近くで、
それぞれ弁当やジュース、お菓子を飲食したり、
カラオケで歌を歌ったりと、いっぱい楽しんだ。
灰間(へへっ。こう言うのも、悪くねェ。いや、
とっても良いぜ。こんな幸せな事がまたできるように、
頑張らねーとな。これ以上、悪い思い出なんか作れねーようによ。)
今夜。この桜咲きの森で灰間たちは美しく散る桜と共に、
幸せの時を過ごしていた。今まで戦った分まで、
もしくは疲れて眠りにつくまでずっと楽しんでいました。
ですが、その幸せな夜の後には、再び戦いの時が訪れるのです。
幸せは続く物ではありません。まるで、咲いては散る桜のように。
ティアーズはその桜を散らせぬように、いつまでも戦い続けるのです。
次回につづく
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