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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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叶野「っ!?こちら、叶野!!」

大神の声『大変じゃ!!ポイントL38の山地で、

複数の人間たちが殺害されたとの報告が入ったぞ!!!』

叶野「な、何ですって!!?」

吉田「すぐにそちらへ向かおう!!」

叶野「わかった・・・!!」


叶野、吉田、灰間はバルターボで、

別の山地にある森へと急行した。

だが、少し遠い為に時間がかかったので、夕日となっていた。

その森へと入った灰間たちだが。

灰間「おお・・・・っ!!」 叶野「こ、これは・・・・!」

灰間たちが見たのは、

多くの工事をしている作業員たちの醜い死骸たちであった。

そして、工事に使う車両も破壊されている。

吉田「・・・こいつらも、緑の化身である獣に殺されただろう。

・・・・良い気味だ。自然を汚そうとした罰さ。」

叶野「もし、それが本当だとしたら・・・!

あの獣は魔獣かも知れないぞ!?」

吉田「魔獣でも良い。

自然さえ守られさえすれば、それで良いじゃないか。」

灰間(この人。自然を愛しているが、

何故か人間を嫌っているみてーだな・・・。)

叶野「恐らく、あの獣は既にどこかへ消えただろう。

そろそろ戻るぞ。」


BAR基地に戻った灰間たちは、大神に報告する。

大神「要するに、緑の化身である獣は、

工事などと言う環境破壊などが行われる場所に現れるそうだな。」

吉田「はい。奴は自然を守るために、

作業員たちを全て殺しました。あの獣は、

環境破壊が行われる森なら、どこでも現れるそうです。」

叶野「あの獣は神出鬼没です。

一刻も早く見つけて、即座に倒さねば・・・!」

上川「・・・それには、環境破壊が行われそうな森を探さねば・・・。」

吉田「何!!?もしや、

君も自然が破壊されるのを望んでいると言うのか!?」

吉田は急に上川に怒りを見せる。上川は慌ててこう言う。

上川「い、いえ・・・。そう言うワケでは・・・。

むしろ、自然大好きです!」

吉田「なら、環境破壊などと、

おこがましい発言はやめてくれたまえ。」

緒川「・・・・知り合いから聞きましたが、明日の正午、

島根のとある森で工事を始めるそうです。

ホテルを建設するのが理由らしいですが・・・。」

叶野「その森に例の獣が現れるにちがいない・・・!

明日の正午こそ、あの獣を捕えられるチャンスと言うワケか。」

吉田「地球防衛隊の力で、

何とかその工事を止めさせてくれないかね?」

叶野「しかしだな。吉田・・・・。」

吉田「・・・もう良い。私は自然防衛機構の本部に戻る。

明日、またここに来ますので・・・。」

吉田はゆっくりと、この司令室を出た。

日下部「あの吉田さん。そこまで、自然を愛しているみたいね。」

灰間「一体、吉田さんは何故、あんな性格なんですか?」

灰間は叶野に聞く。叶野は静かにこう語る。

叶野「・・・・吉田は幼い頃より、自然が大好きだったんだ。

俺と一緒に、よく森で遊んでいたよ。そうだ。

森での遊びこそ、俺と吉田の一番良き思い出だった。だが、

その森が工事によって破壊されてしまったのだ。

森を失った吉田は大泣きしたよ。それからかしら。

吉田が、緑を汚す人間を嫌うようになったのも。

そして、人間などより自然を極端に愛するようになったのも・・・。」

上川「環境破壊は人を不幸にするんですね・・・。」

灰間「だからと言って、ワケのわかんねー怪物が、

環境破壊を行う人間たちを殺す事を望んでいるのは、

どうかと思うぜ。」

叶野「そうだ。自然を愛するのは良い。だが、

殺人を行うのはやってはいけない事なんだ・・・!」

灰間「・・・・明日、島根の森へと行こうと思います。

工事とか言う環境破壊を止めさせるつもりです・・・。」

緒川「でも、灰間君。そう簡単に止められるワケではないのよ?

あの人たちはホテル建設を絶対に行うつもりだから・・・。」

灰間「だからって、

その人たちがあの獣に殺されたらどうすんだよ!?」

大神「・・・そうじゃのう。これ以上、自然も人も、

減らすワケにはいかん。

灰間!明日になったら島根に向かえ!!」

叶野「・・・隊長!私も灰間隊員と動向させてください!」

大神「では、バルワンダー3号で向かわんかぃ!良えな!?」

灰間と叶野「了解!!!」


そして、数時間が過ぎて、深夜となった。

別の地域の森にある工場では、

今でもその活動が行われているのか、

煙突から煙が多く出ていた。

この工場は、自然を犠牲に行っているのだ。

その工場の近くに、巨大な怪物らしき物体が現れた。

巨大な怪物「ヂュイイィッヂュイイイィィィィィィ」

怪物の目が赤く光ると、工場が大爆発を起こし、壊れてしまった。


そして、次の日となった。

灰間と叶野はバルワンダー3号で青空を飛んでいた。

叶野「・・・・しかし、驚いたよ。」

灰間「ん?」

叶野「お前があんな事を言うなんてな・・・。」

灰間「・・・俺は人間も自然も守りたいんです。だから、

島根で工事を行う連中を止めようと・・・・。」

叶野「そうだな。今回のお前の言う事、正しいな。

急いで工事を止めさせよう・・・・!」

灰間「了解!そのためにも、

わざわざ学校、早く早退しましたから・・・。」

叶野「10時58分。まだ時間はある!急ぐぞ!!」


こうして、灰間と叶野は島根の森に到着し、

その森で工事を行う作業員たちのところに来た。

つづく

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ある森で、多くの人間たちがいた。そして、

何かの工事に使うような乗り物も複数あった。

その複数の乗り物が多くの木を破壊していたのだ。

そう。人間たちはこの森を争うとしていたのである。

さらに、人間たち自身もチェーンソーで木を斬っていた。

作業員A「あと数日でここにゴルフ場を建設できますね。」

作業員B「ああ。ゴルフが好きな人たちのために、急がねば。」

謎の声「グルルルルルルルルルル・・・・・」

作業員A「ん?何だろう?今の声は・・・。」

作業員B「っ!!?な、何だこれは・・・・!?」

その時、作業員たちは何やら巨大な影を見て、驚く。

その影はまるで怪獣のような感じであった。


次の日。秋田学園の廊下で、灰間は野口たちを会話していた。

徳丸「ねェ。聞いた?青山の森で工事していた人たちが、

何者かに全員、殺されたらしいって。」

野口「もしかして、また魔族じゃないのかしら?」

森下「違うと思う。」

野口「え・・・?」

森下「多分。工事をしている人たちを殺したのは、

きっと自然を愛する精霊さんかも知れないわ。多分・・・。」

灰間「自然を愛する精霊・・・ねェ。そう言や、

人類は最近、自然破壊が流行って感じがするよなァ。」

野口「昨日の青山の森の件はもちろん、他の地域でも、

工事のために森を破壊すると言う事が複数あると聞いたからね。」

森下「どうして、森を破壊する必要があるのかしら!?

あんなに気持ち良くて楽しい場所なのに!」

森下は人間が森を破壊する事に怒っていた。そして、徳丸も。

徳丸「人間には、自然なんてどうでも良い奴がわんさかいるんだ。

その人間たちは決まって醜い心を持っているんだ!」

野口「できれば、何とかして止めたいんだけど、無理かしらね。」

灰間「そうだな・・・。奴らにも理由ってのがあるからな。

だが、自ら楽しんで自然を汚すってのは、

ちょっとむかつくな・・・。」


ウルトラマンティアーズ  第47話・緑の

自然魔獣・ドルッジ
登場


BAR基地の司令室に来た灰間。

大神「おお。灰間。ちょうど良えところに来た。」

灰間「ん?何かあったんスか?隊長。」

大神「ああ。青山の森で工事を行っていた人々が、

何者かに殺されたと言う情報が入ったんじゃ。」

灰間「ああ。友達から聞きましたが・・・。」

大神「そうかぃ。で、その正体は?」

灰間「・・・・すみませんが、わかりません。」

灰間はそう言って、テーブルの前に椅子に座る。

上川「まあ、もちろん。僕は魔族だと思いますがね。」

叶野「上川。今は喋るのはやめたまえ!」

上川「あ。すみません・・・。」

大神「青山の森での大量殺人の件についてじゃが。

誰が殺したか、想像できるかの?」

上川「はい!魔族だと思います!!」

大神「・・・・残念じゃが、

何でもかんでも魔族とは限らんと思うき。」

日下部「・・・となると、宇宙人かどこかの組織でしょうか?」

大神「それも違う気がする。わしは、

自然を汚す人間を許さないような奴じゃと思う。

それが、どんな種族か全く想像もつかんが・・・。」

叶野「・・・・自然を愛する精霊・・・・。」

叶野がそう呟いた時、大神の前に緒川が入ってくる。

緒川「大神隊長。国際自然防衛機構の方が来ました。」

そして、緒川の近くには、緑色の衣装を着て、

緑色の髪に、少しだけヒゲが生えていた。

その男が、国際自然防衛機構の者であろう。

その男を見た叶野が急に立ち上がり、こう叫ぶ。

叶野「吉田!!!」

叶野に呼ばれた、この男は吉田と言う名前らしい。

つづく

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度重なる人類の自然破壊。それを許さない、

一人の男がいた。その男は叶野の友人であった。

自然破壊を行う人間たちに魔獣の猛威が。

次回、【緑の怒り】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。ティアーズ第46話。

今回はこどもの日にちなんで、鯉のぼりを魔獣にしてみました。

さらに、こどもの日に相応しく、

子供のゲストを活躍させました。私の思想のせいか、

何だかいじめ系な展開が今回もありましたね(

まあ、今回は仲直りしましたがね。

そのゲストはいじめられっこの甚太郎と、

いじめっこの幸雄です。幸雄は、

大金持ちの勝ち組で、貧乏には鬼畜的です。

甚太郎は負け組の貧乏ですが、実は優しい心を持っています。

今回の魔獣はコイモンスで、

オリジナルの魔獣で鯉のぼりをモチーフとしました。

コイモンスは甚太郎の負の心が、

鯉のぼりと一体化したような怪獣で、

ウルトラマン80に登場した怪獣のような奴になりましたね。

次回は自然を愛する魔獣が登場します。

それでは。

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ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?」

ティアーズがコイモンスが浮かんだ事に驚き、立ち止まる。

コイモンス「ガヤアアアァァァァゴオオオオオォォォォォォ」

コイモンスは空中で移動し、ティアーズに迫る。

ティアーズは慌てて、これを避けるが、

コイモンスはさらにティアーズを襲おうと飛ぶ。

再び避けたティアーズは反撃しようとする。

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!」

ティアーズはアームシュートを出すが、コイモンスはこれを避ける。

そして、コイモンスはティアーズに突進をする。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!??・・・・・!!」

ティアーズはこれを受けて倒れるが、すぐに立とうとする。

コイモンス「ガヤアアアアァァァァァァゴオオオオォォォォォ」

コイモンスは火薬状バルカンを連射して、

さらにティアーズを攻撃する。

複数のバルカンを受けたティアーズは苦しむ。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・・・・!!」

コイモンスは火薬状のバルカンを連射し続ける。

そこに、バルワンダーDXが迫る。

叶野「ティアーズを援護せよ!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンで、コイモンスを攻撃した。

コイモンス「ガヤアアアアァァァァァゴオオオオオォォォォォォ」

コイモンスは火薬状のバルカンでDXに反撃するが、避けられる。

しかし、ティアーズは戦意を取り戻し、コイモンスに迫る。

コイモンス「ガヤアアアアァァァァゴオオオオォォォォォォ」

コイモンスはティアーズから素早くさがる。そして、

口に赤いエネルギーが集まる。

その口から、物凄い巨大な光線を発射した。

この光線を受けたティアーズの身体が大爆発し、

強大なダメージを受けてしまう。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアァァァァァァァァ!!!!!!」

ティアーズは倒れてしまう。その身体の所々が燃えていた。

上川「ティアーズがやられた!!?」 日下部「よくも・・・・!」

バルワンダーDXが電気ビームを発射する。

そのビームを受けたコイモンスは、

再びバルワンダーDXを襲おうと、移動する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!・・・・・・!!!」

ティアーズはゆっくりと立ち、コイモンスを攻撃しようとする。

だが、カラータイマーが赤く点滅し始めた。

ウルトラマンティアーズ『アーム・・・・・・!!』

その時、コイモンスはティアーズの事に気づき、

物凄いスピードで、

ティアーズに突進する。ティアーズは技も出せずに倒れる。

ウルトラマンティアーズ『ぐああぁぁぁ・・・・っ!!?』


甚太郎「このままじゃティアーズが死んでしまう・・・・!!」

幸雄「駄目だ。負けちまう・・・・!」

子供たちは徐々に絶望しそうになる。だが、甚太郎は違った。

甚太郎「・・・頑張れ!!ティアーズ!!立ってくれ!!」

甚太郎はティアーズを応援し続ける。

甚太郎「僕が精一杯応援する!!

だから、負けないで!!ティアーズ!!」

そして、

甚太郎の勇気を見た幸雄たちもティアーズを応援し始める。

幸雄「頑張れ!!ティアーズ!!

そんな鯉野郎をぶっ倒せ!!!」

子供たち「頑張れ!!頑張れ!!頑張れ!!頑張れ!!」

甚太郎たちはティアーズを応援し続けた。


倒れているティアーズ。

だが、その耳には甚太郎たちの声がかすかに聞こえていた。

ウルトラマンティアーズ(聞こえるぜ・・・!子供たちの応援が・・・。

ならば、頑張らなきゃいけねーなァ・・・・・!!!)

そして、ティアーズはゆっくりと立ち上がり、復活した。

ウルトラマンティアーズ「シュワッ!!!!!」

日下部「ティアーズが蘇った!!!」

コイモンス「ガヤアアアアァァァァゴオオオオォォォォォォ」

コイモンスはまたもティアーズに突進しようと飛ぶ。だが。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!!!」

ティアーズはキックでコイモンスに打撃する。

コイモンス「ガヤアアアアァァァァァゴオオオオオォォォォォォ」

コイモンスは再びティアーズに突進しようとする。だが、

ティアーズはそんなコイモンスの顔を両手で掴み、

思い切り投げ飛ばす。

コイモンス「ガヤアアアァァァァァァゴオオオオォォォォォ」

コイモンスは慌てて、体勢と立て直して、何とか落ちなかった。

そして、このまま空中を飛び続けるコイモンスは、

口にエネルギーを吸収する。

日下部「あの光線は出させない!!ミサイル発射!!」

バルワンダーDXはミサイルを発射。

そのミサイルがコイモンスの口の中に入る。

そして、コイモンスの口の中から爆発が起き、

魔獣の口が燃えてしまう。

コイモンス「ガヤアアアアァァァァゴオオオオォォォォォォ」

コイモンスは物凄い苦しみを受けているため、

戦意を失って地上に落ちる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!!」

ティアーズはコイモンスの顔を蹴り、さがらせる。さらに、

コイモンスに馬乗りになって、その頭を何発か殴る。

コイモンス「ガヤアアアアァァァァァゴオオオオォォォォォォ」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・・!」

ティアーズはさらにコイモンスの顔を掴み、

地面に何度も叩きつける。

だが、コイモンスは最後の力を振り絞って、

尻尾でティアーズの背中を打つ。

ティアーズはコイモンスの前で倒れる。そして、コイモンスは、

空中へと逃げ始める。だが、

ティアーズは見逃そうとせずに、空中を飛ぶ。

ウルトラマンティアーズ「シュワアアアァァァァァ!!!」

そして、ティアーズは空中でコイモンスを追う。そして。

ウルトラマンティアーズ「ティアーズパージ!!!」

ティアーズはウルトラパージを発射。

その光線がコイモンスを包む。

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!!」

そして、

ティアーズはファイティウム光線でコイモンスを爆発させた。

鯉のぼりの魔獣は空中で消えたのであった。


甚太郎たち「やったあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ティアーズの勝利を見た甚太郎たちは物凄く喜んだ。

幸雄「見ろ!!ティアーズが魔獣を倒したぞ!!」

甚太郎「うん!!ありがとう!!ティアーズ!!」


そして、甚太郎たちは秋田町で、灰間に出会う。

甚太郎「お兄ちゃん!!

ティアーズが魔獣を倒してくれたんだよ!」

灰間「ああ。しっかりと見たぜ。それと、これだが・・・。」

灰間は手に持っている鯉のぼりを甚太郎たちの前に置いた。

甚太郎「これは・・・僕の鯉のぼり!?」

そう。これはコイモンスに変身していた鯉のぼりであったのだ。

だが、コイモンスは爆発で消えたハズであるが。

灰間「ティアーズが元に戻してくれたんだ。この鯉のぼりは、

もう二度と魔獣にならない。だから、大切にできるハズだ。」

ティアーズはティアーズパージでコイモンスもとい、

甚太郎の鯉のぼりから全ての魔力を取り除き、

壊れないようにした。

そして、光線でコイモンスそのものを倒し、

鯉のぼりを解放したのだ。

甚太郎「ありがとう!!お兄ちゃん!」

幸雄「・・・・甚太郎。今まで、ごめんよ。これから、

お前を俺らの友達にしてやるよ。もうこき使ったりしないから。」

甚太郎「うん。これからは仲良くしようね。」

甚太郎と幸雄は握手をした。幸雄は二度と、

甚太郎を虐める事はないだろう。そして、甚太郎も、

二度と幸雄を恨む事はないだろう。それを笑顔で見守る灰間。

その時、野口の声が聞こえる。

野口「灰間くうううぅぅぅぅぅぅん!!!」

そう。野口、徳丸、森下の3人が走って来たのだ。


そして、灰間は野口たちと共に、

徳丸の家に飾っている鯉のぼりを見ていた。

こうして、ある子供の負より始まった悪夢の鯉のぼりは、

ウルトラマンティアーズとBARの活躍によって終わりました。

ですが、またいつ誰かの負で新たな魔獣が生まれる日が、

来るかどうかわかりません。ですが、

ティアーズはその負をも取り除こうと戦う事でしょう。

次回につづく

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コイモンス「ガヤアアアァァァァァゴオオオォォォォォォ」

幸雄たち「う、うわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

コイモンスの姿を見た子供たちは物凄い恐怖をした。

甚太郎「どうだぃ?皆。僕の怒りが鯉のぼりに命を与えたんだ。

僕の力としてね・・・!さァ!!コイモンス!!

僕をいじめたこの愚か者たちを怖がらせてやれ!!!」

コイモンス「ガヤアアアアァァァァァゴオオオオオォォォォォォ」

コイモンスはゆっくりと幸雄たちに近づく。

少年A「ひ、ひいいいぃぃぃぃ・・・・!!」

少年B「こ、怖いよおおぉぉぉぉ・・・!」

幸雄「く、来るな!!化け物!!

お、俺らを食べようとすんなああぁぁぁぁぁ!!!」

幸雄たちは物凄く怖がり、コイモンスから必死に離れようとするが、

後ろの壁が邪魔でこれ以上はさがれないそうだ。

甚太郎「そうだ・・・。泣け!喚け!怯えろ・・・・!

僕がいっぱい泣いた分、いっぱい泣かしてやる!!

コイモンス!!奴らに近づけ!!!」

コイモンス「ガヤアアアァァァァゴオオオオオォォォォォ」

コイモンスはさらに幸雄たちに近づく。すると、

コイモンスの口から巨大な光線を発射した。

幸雄たち「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

幸雄たちは素早くそれを避ける。

光線を受けた壁が爆発して粉々になってしまい、外が見える。

幸雄「い、いやあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

幸雄はこれを見て、とてつもない恐怖をする。

甚太郎「ま、待て!!コイモンス!!

誰が殺して良いと言ったんだ!!

恐怖を与えるだけで、痛めつけろとか言ってないぞ!?

もう良い!!もう襲うのは止めるんだ!!」

甚太郎は焦ってコイモンスを止めようとする。流石に、

殺す事までは望んでいないそうだ。だが、

コイモンスは幸雄に向かって跳びかかってくる。

コイモンス「ガヤアアアアァァァァァゴオオオオオォォォォォォ」

幸雄「う、うわあああぁぁぁぁ・・・・!!」

甚太郎「や、やめろおおおぉぉぉぉ!!!」

その時、灰間がやって来て、

バルガンの銃弾でコイモンスを撃った。

コイモンス「ガヤアアアァァァァゴオオオオォォォォォォ」

銃弾に撃たれたコイモンスは倒れる。

灰間「やっぱりな!!こんな事だと思ったぜ!!」

甚太郎「あ、あの時のお兄ちゃん・・・!BARの人なんだ・・・。」

灰間「小僧。お前の鯉のぼり。

すっげー醜い魔獣になっちまったな?」

甚太郎「うん・・・。あの夜、僕の鯉のぼりが突然、光ったんだ。

そしたら、その鯉のぼりが化け物になったんだ・・・。

その時、僕は世間の事を強く憎んでいたからだろうか・・・。」

灰間「そうか・・・。鯉のぼりはお前の負の感情を吸収して、

恐ろしい魔獣になったんだ!

魔獣は人間の負で動いているからだ!!」

そう。あの鯉のぼり魔獣の正体は、

甚太郎のマイナスエネルギーに、

取りつかれた鯉のぼりであった。

そのコイモンスの身体が光り始める。

灰間「巨大化するぞ!!皆!!逃げろ!!!」

子供たち「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

灰間は甚太郎たちと共に空き家から脱出する。


空き家が光り、そこから巨大化したコイモンスが浮かび上がった。

コイモンス「ガヤアアアアアァァァァァァゴオオオオォォォォォォ」

甚太郎「コイモンスが巨大化した!!」

幸雄「甚太郎の俺たちに対する憎しみが、

こんなに強かったとは・・・・!!」

灰間「灰間より本部へ!!灰間より本部へ!!」

灰間がシーバーで大神に連絡する。そして、

空に浮かぶコイモンスが火薬状のバルカンを連射して、

目の前の民家を多く爆発させる。

多くの市民が逃げ惑うが、複数が倒れてしまう。

甚太郎「やめろォ!!他の人たちを襲うなァ!!!」

甚太郎が命令するが、

コイモンスはそれを無視する。コイモンスは、

甚太郎の憎しみの強さに耐えられず、暴走しているのだ。

そして、コイモンスは灰間と子供たちに向かって、

火薬状のバルカンを連射した。

周囲の爆発に驚くが、全員死んでいない。

灰間「うわっ!!?」 子供「わあああああぁぁぁぁぁ!!!」

甚太郎「やめろよ!!!コイモンス!!僕まで殺す気か!!?」

コイモンス「ガヤアアアアアァァァァァゴオオオオォォォォォ」

コイモンスは落下し、空き家を潰して、地上に着陸した。

灰間「奴がこっちに来るぞ!!逃げるんだ!!!」

灰間は子供たちを連れて、コイモンスから逃げ出す。

甚太郎「駄目だ・・・。

コイモンスは僕の言う事を聞かない・・・。」

灰間「奴はもう魔獣そのものだ・・・!

魔獣は人間の言う事を聞かず、

人間たちを殺すのを楽しんでしまうのさ・・・・!!」

甚太郎「そんな・・・・。僕のせいで・・・・!う、うう・・・・。」

甚太郎は涙を流して、泣きそうになる。

だが、幸雄も同じように、

泣きそうになり、甚太郎にこう言う。

幸雄「ごめんよ・・・。甚太郎。

俺らがお前に酷い事をし続けたせいで、

こんな事に・・・。これは、俺が悪いんだ・・・・!!

いくらお前が貧乏だからって、

いじめさえしなけりゃこんな事にわ・・・!!」

幸雄は頭を抱えて悲しむ。

流石の幸雄も、甚太郎に対するいじめに反省したそうだ。

甚太郎「・・・・いや、もう良いよ。

それより、もっと早く逃げなきゃ!!」

その時、空からバルワンダーDXが飛んで来た。

日下部、上川、叶野が乗っている。

日下部「あの魔獣!!

私と灰間を襲った鯉のぼりと同じ色をしているわ!!」

叶野「つまり、こいつが犯人か!!」

上川「灰間君が子供たちを避難させている間に、

倒さなきゃ!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンでコイモンスを攻撃する。

コイモンス「ガヤアアアアアァァァァァゴオオオオォォォォォォ」

攻撃を受けたコイモンスは口から火薬状バルカンを連射するが、

バルワンダーDXに避けられる。

DXは再びレーザーバルカンで攻撃。

その時、コイモンスが浮かび上がり、

空へと飛び、DXと空中戦を行う。

甚太郎「バルワンダーが来てくれたぞ!!」

幸雄「頑張れ!!バルワンダー!!!」

子供たちはバルワンダーDXを応援する。バルワンダーDXは、

レーザーバルカンでコイモンスを攻撃する。

コイモンスは反撃として、

火薬状バルカンを連射。攻撃を受けるバルワンダーDXだが、

この程度では破壊されない。

バルワンダーDXも火薬状バルカンで応戦。

コイモンス「ガヤアアアアアァァァァァゴオオオオオォォォォォ」

そのバルカンを浴びたコイモンスは、

再び火薬状バルカンを連射する。

それを避けたバルワンダーDXは火薬状バルカンで攻撃。

だが、避けられてしまう。

両者は火薬状バルカンを何度も連射するが、

全く命中していない。

そして、バルワンダーDXとコイモンスは互いに正面から接近し、

火薬状バルカンを連射。互いに命中するが、墜落していない。

日下部「DXの装甲はこれくらいで壊れるもんですか!!」

そして、両者が近づき合うが、旋回して離れる。そして、

バルワンダーDXがレーザーバルカンを連射。

だが、コイモンスはこれを避ける。

そして、バルワンダーDXに突進をした。

DXはこれを受けてしまう。

日下部「きゃああああぁぁぁぁぁ!!???」

叶野と上川「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」

バルワンダーDXは落ちそうになるが、

何とかバランスを取り戻して、空を飛ぶ。


そして、コイモンスはついに街へと飛んで来た。

コイモンス「ガヤアアアアァァァァァゴオオオォォォォォ」

コイモンスはビルに突進。そのビルが破壊されて崩れてしまう。

そして、コイモンスは着陸して、

顔や尻尾を振るい、近くのビルを叩き壊す。

コイモンス「ガヤアアアアアァァァァァゴオオオオオォォォォォォ」

コイモンスは口から火薬状のバルカンで遠くのビルを破壊する。

このままでは、街が壊滅してしまう。


灰間「(このままでは街が全滅する・・・・!)皆!!

このまま早く逃げ続けろ!!

俺は街に行った魔獣を倒しに行く!!」

甚太郎「う、うん!!わかった・・・・!」

幸雄「よし!!俺の家に避難しよう!!

甚太郎!!お前も来るんだ!!」

甚太郎「うん!!わかった!ありがとう!」

幸雄「お礼は良いから、急ぐぞ!!」

そして、灰間は人気のないところで、ペンダントを光らせる。

灰間「ティアーズ!!!!!」

灰間はウルトラマンティアーズへと変身し、空を飛んだ。


コイモンス「ガヤアアアアアァァァァァゴオオオオォォォォォォ」

コイモンスは目の前のビルを大きな口で食べていた。

その後ろにティアーズが着地して、コイモンスの尻尾を掴む。

ウルトラマンティアーズ「シュワッチ!!!」

ティアーズはそのままコイモンスを引っ張る。

コイモンス「ガヤアアアアアァァァァァゴオオオオォォォォォ」

ウルトラマンティアーズ「ハアアアアアァァァァァァ!!!」

ティアーズはそのままコイモンスを後ろへと投げ飛ばす。

コイモンスはビルとぶつかり、そのビルが崩れる。

倒れてしまうが、すぐに立ち上がる。

コイモンス「ガヤアアアアアァァァァァゴオオオオォォォォォォ」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!」

ティアーズは走り、コイモンスを蹴り上げる。さらに、

パンチする。コイモンスはさがり、尻尾で反撃する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?・・・・・!!」

ティアーズは尻尾に打たれるが、キックで反撃。

コイモンス「ガヤアアアアァァァァゴオオオオオォォォォォォ」

コイモンスは口から火薬状のバルカンを連射して、

ティアーズを痛めつける。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!・・・・・・!」

さらに、コイモンスは跳び出して、ティアーズに突進する。

そのままティアーズに圧し掛かる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・・!!!」

ティアーズはコイモンスを絡み合い、共に転がる。


幸雄の家。その一つの大きな部屋で、甚太郎たちは、

テレビで中継されている、

ティアーズとコイモンスの戦いを見ていた。

アナウンサー『都会で暴れる魔獣を食い止めようとする、

我らがヒーロー、ウルトラマンティアーズ。今回の魔獣は、

鯉のぼりの鯉のような怪物ですが、その詳細については・・・。』

幸雄「ティアーズ!!頑張れ!!!」

甚太郎「僕の悪い心をやっつけて!!」


コイモンス「ガヤアアアアァァァァァゴオオオォォォォ」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!」

ティアーズはコイモンスの二つの足を掴んでいる。そして。

ウルトラマンティアーズ「トウッ!!!」

ティアーズは強烈なキックでコイモンスを蹴り飛ばす。

コイモンスは倒れた。そして、立ち上がるティアーズ。

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!」

ティアーズはアームシュートでコイモンスを攻撃する。

攻撃を受けたコイモンスは痛がるが、

やがてゆっくりと立ち上がる。

ウルトラマンティアーズ「シュワアアアアァァァァァ!!!」

ティアーズはコイモンスに迫るが、

コイモンスが突然、浮かび上がった。

コイモンス「ガヤアアアアァァァァァゴオオオオオォォォォォ」

つづく

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