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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ニセクリスタルはそう言った後、すぐに近くの建物を壊し始めた。

ニセウルトラマンクリスタル「ショワアァァァァァッ!!!」

そして、ニセクリスタルは次々と打撃を続け、ビルを破壊し、また別の建物を破壊する。

街の人々「ウルトラマンが暴れだしたぞ!!」 「逃げろおおぉぉぉ~っ!!」

人々はクリスタルが暴れだした事に感じた。クリスタルは街で暴れ続ける。

ニセウルトラマンクリスタル「シュワ!!デヤァ!!フウゥゥゥ・・・!ハアァァ!!」

ニセウルトラマンクリスタルはパンチやキックなどで、

次々と街を破壊する。そう。この街に星人が沢山潜んでいると言う事は嘘なのだ。

さらに、ニセクリスタルはクリスタルレーザーで遠くのビルを爆破する。


DGC本部では、クリスタルが暴れだしたと言う情報をキャッチ。隊員たちは緊張する。

モモ「サキが通信を受けた通り、クリスタルが大暴れを始めているわ。」

コリス「そ・・・そんな・・・・!!」

シュドー「う・・・・嘘だろ・・・!?クリスタルが暴れているって・・・・!!」

テブリッシュ「だが、それは事実だ。問題は何故、

クリスタルがあんな事するのか?だ・・・。」

コリス「あのクリスタルは偽者です!!!」

コリスの言う事にシュドーとテブリッシュはまだ信じられないそうだ。

シュドー「お前・・・・!まだそんな事を・・・・。」

サキ「コリス君の言った事は本当であると思います。」

テブリッシュ「しかしだな。サキ・・・・。」

イチゴ「・・・・確かに、おかしいかも知れない。」

テブリッシュ「え・・・!?」 シュドー「どう言うこった?」

イチゴ「あの時のクリスタルは怪獣を倒しているように見えるけど、

あの怪獣・・・・ガルモンと戦いで何か、おかしい事はありませんでしたか?」

シュドー「おかしいっつってもなァ・・・・。っ!?まさか・・・・!」

テブリッシュ「クリスタルの光線がビルに命中したとか・・・か!?」

そして、二人は気づく。あのクリスタルの真実を。あのクリスタルは、

罪のない怪獣を攻撃する事で密かに街と人々を破壊し、殺していたのだ。

あんな事を、本来のクリスタルならしないハズだ。彼はウルトラマンなのだから・・・・。

イチゴ「そうだ。クリスタルは今まであんな酷い戦い方はしないハズ。」

サキ「そうです!クリスタルは正々堂々としたフェアプレイで戦う戦士のハズです!!」

そう。サキは信じていた。クリスタルは本来、さっきのような醜い戦い方をする事はないと。

シュドー「うーん・・・・!そうだ・・・・。クリスタルは正義の戦士だ!!

いくら怪獣を倒すからと言って、街や人々まで巻き込むなんて奴じゃねェ!!」

テブリッシュ「そうだ・・・・!コリスの判断は正しかったそうだ・・・!!」

コリス「みんな・・・!やっとわかってくれたんですね・・・・!」

コリスは皆が気づいてくれた事に気づく。そして、モモも微笑む。

モモ「・・・・よーし!!皆はもうあのクリスタルが何なのかわかったそうね・・・?」

テブリッシュ「はい!あれは真っ赤な偽物でした!!我々は騙されてしまったのですね・・・。」

シュドー「すまねェ、コリス・・・・。お前を疑ったばかりに・・・・。」

コリス「いいんですよ。もう過ぎ去った事ですし・・・。」

サキ「そうですよ。悪いのは、偽者に化けた犯人ですから。」

イチゴ「隊長!!出撃の許可を!!!」 モモ「ええ!!それでは、DGC!出動!!!」

隊員たち「了解!!!!!!!」


ニセクリスタルは街で暴れ続ける。街は徐々に燃えつつあった。

ニセウルトラマンクリスタル「シュウゥゥゥ・・・・!ショア!!デヤァ!!」

ニセクリスタルは格闘を駆使して、様々なビルを破壊していった。

その間にクリスタルレーザーを複数発射して、周りを爆発させた。

ニセウルトラマンクリスタル「ショワッハッハッハッハッハッハ!!!!ムッ!?」

そこに、スカイラッシュ3機が飛んで来た事にニセクリスタルは気づく。

ZEROはコリス、1号機はテブリッシュ、2号機はシュドーである。

コリス「偽者め!!!もう容赦しないぞ!!!」

シュドー「よくも俺たちを騙しやがったな!!」

テブリッシュ「化けの皮を剥いでやる!!!!」

そして、3機のスカイラッシュはレーザーバルカン一斉連射で、ニセクリスタルを攻撃した。

ニセウルトラマンクリスタル「ジュア!?シュオ・・・・ッ!!ショワアアァァ・・・・!!」

ニセクリスタルはスカイラッシュ部隊の怒りの総攻撃を受けてひるむ。

テブリッシュ「まだまだ!!」 シュドー「行くぜええぇぇぇっ!!!」

1号機と2号機がさらにレーザーバルカンを連射。

ニセウルトラマンクリスタル「フウゥゥゥ・・・・!!シュワッ!!!」

ニセクリスタルは素早いバック転でそれを避けた。

流石はウルトラマンに化けただけの事はある。

コリス「逃がさない!!!」 次にZEROは通常バルカンで攻撃。

ニセウルトラマンクリスタル「フッ!!グワアアァァァッ!!??」

バック転を終えたニセクリスタルだが、

その直後、いきなりZEROの攻撃を受けて、驚く。

コリス「おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

ZEROは通常バルカンを連射し続け、ニセウルトラマンを攻撃し続ける。

敵はあまりの連射を受けてさがっている。そこに、地上からイチゴとサキが。

イチゴ「クリスタルの偽者に一斉射撃だ!!!」 サキ「はいっ!!!」

イチゴはアンチファイヤーDR、サキはショットバトラーで攻撃した。

ニセウルトラマンクリスタル「ジュワアアァァァッ!!!シュォッ!!!シュウゥゥゥ・・・!」

二人の射撃をも受けたニセクリスタルだが、それに怒って二人に迫ろうとした。

サキとイチゴ「っ!!?」 二人はニセクリスタルが自分たちに迫る事に気づき、さがる。

ニセウルトラマンクリスタル「フウウウゥゥゥゥゥ・・・・・!!グワッ!!?」

ニセクリスタルはサキとイチゴを襲おうとするが、

ZEROの通常バルカンを受けて痛がるが、それに耐えて二人に迫る。

ニセウルトラマンクリスタル「シュウウウゥゥゥゥゥゥ・・・・・!!!」

サキとイチゴはニセクリスタルを止めようと射撃を続ける。ZEROも通常バルカンで支援。

ニセウルトラマンクリスタル「シュワアアァァッ!!!ショアアァァッ!!」

ニセクリスタルは攻撃を受けすぎたか、怒り出してますますイチゴとサキを襲う。

コリス「これ以上、近づかせるか!!ディバインレーザー!!!!」

ZEROはディバインレーザーで、ニセクリスタルに大ダメージを与える。

ニセウルトラマンクリスタル「ジュワアアァァァァ!!?」

ニセクリスタルは大ダメージでひるむ。敵は怒ってついにZEROに向かう。

ニセウルトラマンクリスタル「シェヤアアアァァァァッ!!!!」

ニセクリスタルはウルトラボマーで攻撃。ZEROをそれを素早く避ける。

コリス「くっ!!ならば、これでどうだっ!ダブルブラスター!!!」

そして、ZEROはダブルブラスターでニセクリスタルのカラータイマーに命中した。

ニセウルトラマンクリスタル「グワアアアアァァァァァァァ!!!!!」

ニセクリスタルはタイマーを攻撃され、ひるんだ。今でも倒れそうである。

シュドー「よっしゃ!!コリスの攻撃が決まった!!!」

テブリッシュ「カラータイマーはウルトラマンの弱点でもあるからなァ!!!」

ニセウルトラマンクリスタル「シュオオオォォォォォォォ!!!ショワアアァァァッチ!!!!」

怒り爆発のニセクリスタルはムーンギロチンを投げ飛ばす。

ギロチンがZEROに命中した。

コリス「うわああぁぁぁぁぁっ!!!!??」 真っ二つにはなってないが、

機体に大きい亀裂が入り、そこから火が大きく出た。撃墜間違いなしだ。

サキ、イチゴ、テブリッシュ、シュドー「コリス!!!!!!!!!!!」

コリス「ちっくしょおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!こうなったらあぁぁぁぁぁ!!!

ショワッチ!!!!!!!!!!!」

墜落しつつあるZEROから光と共にウルトラマンクリスタルが出てきた。

そのクリスタルは偽者ではなく、正真正銘の本物のクリスタルだ。

ウルトラマンクリスタル「ショワアアァァァァッ!!!!」

本物のクリスタルがニセクリスタルの前に着地し、仁王立ちする。

目が黄色いのが本物の証である。しかし、隊員たちには何が何だかわからなかった。

シュドー「見ろよ!!クリスタルが二人になっちまった!!」

イチゴ「対立してるように見える・・・!一体、どっちが本物なんだ!?」

テブリッシュ「それはわかる。強い方が本物だ!!!」

サキ「私は信じるわ。優しさと正義の心を持つ者こそが、本物であると!!!!」

ニセウルトラマンクリスタル「フウウゥゥゥ・・・・・!!!」

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!!」 二人のクリスタルは見合った。

そして、互いは走り、激突を開始した。両者はどのような攻撃を仕掛けるか。

ウルトラマンクリスタル「はあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ニセウルトラマンクリスタル「ショワアアアァァァァァァァ!!!!!」

なんと。二人とも、同じパンチを繰り出して来た。互いの拳がぶつかり合う。

ウルトラマンクリスタル「ぐわ・・・・っ!!」

ニセウルトラマンクリスタル「ショア・・・・ッ!!?」

互いのパンチが強すぎたか、両者はさがってしまう。

ニセウルトラマンクリスタル「ハアアァァァァァァ!!!!」

しかし、ニセクリスタルはすぐに気力を取り戻し、ハイキックでクリスタルを打つ。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!くぅ・・・!とああぁぁぁっ!!」

クリスタルは敵の打撃に耐え、ミドリキックでニセクリスタルを攻撃する。

ニセウルトラマンクリスタル「グワアアァァァァ!!??」

ニセクリスタルは本物の打撃に痛がり、さがった。そして、クリスタルは偽者に迫る。

ウルトラマンクリスタル「おおおおぉぉぉぉっ!!!でや!!シュワ!!」

クリスタルはニセクリスタルにパンチを決め、左フックでひるませ、

チョップで敵の頭を打った。ところが、ニセクリスタルも負けてはいない。

ニセウルトラマンクリスタル「ジュア!?シュオオォォォ・・・・!!!

シュワアアァァァッ!!!トアアァァァァァ!!!!」

ニセクリスタルはカウンターパンチで打ち、クリスタルの顔面にパンチを打ち込む。

ウルトラマンクリスタル「うわ!!ぐふ・・・・っ!!!」

シュドー「凄い・・・・!!両者とも、格闘では互角だ!!!」

テブリッシュ「勝負がつきそうにない。しかし、3分間が問題だ・・・・っ!!!」

ウルトラマンクリスタル「とあぁっ!!!ふん!!」

クリスタルはアッパーでニセクリスタルをさがらせ、自分も敵から離れる。

ウルトラマンクリスタル「くらえ!!クリスタルボマー!!!!」

クリスタルはクリスタルボマーを発射して、ニセクリスタルに迫る。

ニセウルトラマンクリスタル「フウゥゥゥ・・・!ショワアァァァァッ!!!!」

ニセクリスタルもクリスタルボマーで対抗。互いのボマーが激突だ。

ドカアアアァァァン 二つのボマーがぶつかり合い、大爆発を起こした。

ウルトラマンクリスタル「おおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

クリスタルはジャンプして、ニセクリスタルに右手を向けた。

ウルトラマンクリスタル「クリスタルレーザー!!!!!」

クリスタルはクリスタルレーザーで攻撃。

しかし、ニセクリスタルもクリスタルレーザーを使う。

ニセウルトラマンクリスタル「ハアアアアァァァァァァ!!!!!」

そして、両者のレーザーもぶつかり合い、爆発してしまう。


ウルトラマンクリスタル「ちぃ・・・・っ!!」

クリスタルはニセクリスタルの後ろに着地。すぐにムーンギロチンを投げ飛ばした。

ウルトラマンクリスタル「ムーンギロチン!!!!!!」

ニセウルトラマンクリスタル「ショアァァァッチ!!!!!!!」

ニセクリスタルもムーンギロチンを使う。しかし、今度はぶつかり合わない。

互いのギロチンがそれぞれ両者に向かい、

クリスタルのギロチンがニセクリスタルに命中せず。

逆にニセクリスタルのギロチンが本物のクリスタルに命中してしまう。

ウルトラマンクリスタル「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

クリスタルは敵のギロチンをモロに受けた。強烈なダメージで倒れそうになる。

シュドー「一方が大ダメージを受けたぞ!!?」

テブリッシュ「だとすれば、もう一方が本物・・・・!?」

サキ「でも・・・・・!なんか嫌な予感がする・・・・っ!!」

イチゴ「サキちゃん・・・・!?」

ウルトラマンクリスタル「く・・・・っ!(こいつ・・・!僕の技の威力までそっくりだ・・・!!)

つづく

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イチゴ「こちら、イチゴ・・・・・!!」

コリスの声『コリスです!!あの怪獣への攻撃は今すぐやめてください!!!』

イチゴ「コ・・・・コリス君・・・・・!?」

コリスとサキはロードラッシュで、

既にガルモンとDGCメカが戦っている街へ到着したのだ。

コリス「怪獣はただ、宇宙人にこの街へ連れて行かれただけです!!

怪獣は本当は優しい奴だから、手を出さなければおとなしくなります!!!」

イチゴ「・・・・それは本当なのかぃ!?」

コリス「う、疑っているのですか!?」

イチゴ「あの怪獣は宇宙船とともに来た!!怪獣は本当は、

宇宙人の手下ではないかと思っているんだ・・・・!」

コリス「そ・・・・そんな・・・・!」

イチゴ「あの宇宙人がUFOから語ってきたんだ!!

怪獣ガルモンは自分たちの攻撃兵士であると。」

コリス「嘘です!!!あの怪獣は本当はおとなしいんです!!

宇宙人はあの怪獣を悪人だと思わせようとしただけです!!!」

イチゴ「だが、その怪獣は今でも街を破壊し、防衛軍を攻撃している!!」

コリス「な・・・・なんだって・・・・!?」

コリスとサキはロードから出て、ガルモンの方を見てみる。

ガルモン「キイイイイイイィィィィィィ~!キイイイイイィィィィィィ~」

ガルモンは突進などでビルを複数壊し、火炎で戦闘機を多く破壊していく。

サキ「そんな・・・・っ!あんなにおとなしい怪獣が・・・・!!」

コリス「自然だけの星に住んだガルモンにとって、

街はまだ見ぬ存在なんだ。その見慣れなさに恐怖を感じているんです!!」

サキ「そんな・・・・っ!じゃあ、どうしたら・・・・!」

コリス「く・・・・っ!止めようにもイチゴさんたちが攻撃しているし・・・・。」

サキ「どうすればいいと思う・・・?」

コリス「く・・・っ!(こうなれば、クリスタルになって・・・・!!)」

コリスはクリスタルになってガルモンを救おうとした。その時であった。

空から再びクリスタルが飛んで来たのだ。隊員たちはそれを見て、感心する。

シュドー「おおっ!!ウルトラマンクリスタルだ!!!」

テブリッシュ「怪獣を倒すのだな!?」 イチゴ「クリスタル!!!」

しかし、コリスはサキの隣にいた。コリスはクリスタルに変身していない。

では、何故クリスタルが飛んできたのか?このクリスタルは一体、何者なのだ?

コリス「っ!!!??子・・・・これは・・・・・!!?」

サキ「・・・・っ?コリス君・・・・?」 コリスは驚き、サキはそんな彼を見て疑問を感じる。

ウルトラマンクリスタル?「ショワッチ!!!!」 クリスタルは怪獣の前に着地した。

ガルモン「キイイイイイイイィィィィ~」 怪獣はクリスタルを見て、怯え始めた。

そして、クリスタルの目が赤くなった。何故、目が赤くなったのか?謎だ。

ウルトラマンクリスタル?「フウウゥゥゥゥゥ・・・・!」 クリスタルは怪獣に近づく。

ガルモン「キィアアァァ~ッ!キィアアアァァ~ッ」 ガルモンはクリスタルからさがる。

ウルトラマンクリスタル?「ショアアァァァッ!!」 クリスタルはガルモンを蹴り上げた。

ガルモンは蹴り飛ばされ、ビルにぶつかりそれが崩れてしまう。

ウルトラマンクリスタル?「ハアアァァッ!!シュア!!」

クリスタルは倒れたガルモンの身体に膝蹴りを打ち、両手で殴った。

ウルトラマンクリスタル?「シュオオオオォォォォォォ!!!シェヤアァァッ!!!」

クリスタルはさらにガルモンをぶん投げる。

ガルモンはまた別のビルにぶつかり、それが崩れる。

ガルモン「キィアアァァァ~ッ」 ウルトラマンクリスタル?「ショワアアァァァァッ!!!!」

そして、クリスタルは飛び蹴りを繰り出す。しかし、ガルモンにはあたらず、

近くのビルに直撃。そのビルは強烈なキックによって破壊されてしまう。

ガルモン「キイイイイイィィィィィ~」 ガルモンはクリスタルから離れようと動く。

シュドー「おかしい・・・・?クリスタルはそんな野蛮な戦い方をしてたか・・・?」

テブリッシュ「嫌・・・・。クリスタル・・・・何か機嫌が悪いのか・・・・??」

二人はクリスタルの今のやる方に疑問を持つ。しかし、コリスだけが既にわかっている。

コリス(そんな恐ろしい戦いを・・・・僕がするハズがない・・・・・っ!!!)

ウルトラマンクリスタル?「シュウウゥゥゥ・・・!ショワ!!ディヤ!!」

クリスタルは逃げるガルモンに容赦なく頭にパンチ、背中に蹴りを入れた。

ガルモン「キイイイイイイィィィィィ~」 怪獣は攻撃を受けて痛がって泣く。

サキ「な・・・・なんか酷い・・・・!」 コリス「酷すぎる!!!」

ウルトラマンクリスタル?「ショワッ!!!!」 クリスタルはさらに、

怪獣の尻尾の近くの部分を蹴る。ガルモンはあまりの痛さに逃げ出した。

ガルモン「キイイイイイィィィィィ~」 ガルモンは素早い走りで逃げる。

ウルトラマンクリスタル?「フッ!!ショアアアアァァァァッチ!!!!!」

そして、クリスタルは逃がしはしまいとウルトラボマーを発射した。

しかし、逃げるガルモンには届かないか命中しなかったが、

変わりに怪獣の近くのビルが次々が爆発してしまった。街の被害が大きくなってしまう。

イチゴ「ウルトラボマーが街を破壊してしまった・・・・!?」

コリス(ワザとだ・・・・・・っ!!!!)

ウルトラマンクリスタル「フウウウウゥゥゥ・・・!シュオオオオォォォォ!!!」

クリスタルはジャンプした。そして、ガルモンの目の前にビルに両足をぶつけ、

それにより、崩れ行くビルの中で着地しながら、ガルモンの前に立ちはだかる。

ガルモン「キイイイイイィィィィ~!キイイイイィィィィィ~」

ガルモンは目の前のクリスタルに驚き、仰向けに倒れる。

ウルトラマンクリスタル?「シェヤッ!!!フウゥゥゥ・・・シャアァァッ!!!」

クリスタルは怪獣の腹にかかと落としを打ち、顔を掴んで背負い投げを繰り出した。

それにより、また近くのビルが怪獣の重さに耐えられず、崩れてしまう。

ウルトラマンクリスタル?「ショワッハッハッハッハッハッハッハ・・・・・!!」

サキ「おかしい・・・・!最近のクリスタル、どこかおかしいよ・・・・・!!」

コリス(・・・・もしかして・・・・あいつが・・・・・!!)

ウルトラマンクリスタル?「シュウウウゥゥゥゥゥゥ!!!トオォォウ!!!」

クリスタルはさらに、別のビルを掴み、それの上の部分を捥ぎとってしまう。

そのまま、そのビルの上部をガルモンに投げつけてしまう。

ガルモン「キイイイイイイイイイイィィィィィィ~」

怪獣は自分に投げたビルが砕け、その衝撃に怪獣は痛がる。

ウルトラマンクリスタル?「ショワッハッハッハッハッ!!!シェヤ!!フン!!」

さらにクリスタルは車を二台、手に持ちガルモンに投げつける。

コリス「っ!!?」 しかし、コリスには気づいていたのだ。

一台の車に人が乗っていた事を。そして、クリスタルが投げつけた二台の車は、

ガルモンにぶつかり、爆発していった。クリスタルはこんな事をしないハズだが・・・?

コリス「・・・・・・・・・っ!!」 コリスはそのありえない行為に怒りが込み上げる。

ウルトラマンクリスタル?「シュオオオオオオォォォォォォォ!!!!!」

クリスタルはそのままガルモンを掴みながら、そのまま走る。

近くのビルの前に止まって、ガルモンの顔にビルを突っ込ませた。

叩き込みによる衝撃でビルの中に入ったガルモンの顔。その目から涙が流れていた。

ガルモン「キイイイイイイィィィィィィ~」 コリス「・・・・やめろ・・・・・!!」

ウルトラマンクリスタル?「ショワアアァァァッ!!!シャ!!」

さらにクリスタルはビルごとガルモンを叩き続ける。そのビルが徐々に壊れていく。

コリス「やめろ・・・・・・!!!」 サキ「コ・・・・コリス君・・・・??」

ウルトラマンクリスタル?「フウウウウゥゥゥゥゥ・・・・・!!ショワッ!!」

そして、クリスタルはガルモンを持ち上げて、空を飛んだ。

街の上空へ飛んだクリスタルはガルモンを持ち上げながら、

街並みから何かを探すように見下ろす。

そして、クリスタルは逃げ遅れた人たちに目をつける。そして、

クリスタルは何故か笑い出した。

ウルトラマンクリスタル?「シュワッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!!」

その時、クリスタルはガルモンを何故か逃げ遅れた人たちに向かって、投げ出した。

ガルモン「キイイイイイイイィィィィィィィィ~」

そして、ガルモンはついに人々のところへ落ちた。それにより、

怪獣に押しつぶされたり、衝撃で吹き飛んでしまった人たちが多くいた。

テブリッシュ「ああっ!!多くの人命が・・・・・!!」

シュドー「クリスタル・・・・!まさか、ワザとなのか・・・・!?」

ウルトラマンクリスタル?「シュワッチ!!!!!」

さらに、クリスタルは手加減もせずにウルトラボマーを発射した。

しかし、ガルモンには命中せず他の逃げ遅れた人たちと大半を爆死させてしまう。

さらに、クリスタルはムーンギロチンを出す。これもガルモンには命中せず。

怪獣の隣のビルの複数を切断し、爆破した。怪獣の周りは火の海となった。

ガルモン「キイイイイイィィィィィィ~」 怪獣は必死に動いて逃げようとする。

しかし、クリスタルは怪獣の近くに着地。また襲おうと歩く。

ウルトラマンクリスタル?「ショワッハッハッハッハッハ!!

ショワッハッハッハッハッハ!!!!」

コリス「やめろおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!」

コリスはついに怒りを爆発させ、シューターのレーザーで、クリスタルを攻撃した。

ウルトラマンクリスタル?「シュワッ!?シュオ・・・・ッ!!」

クリスタルはコリスの射撃を受けてひるむ。そして、カラータイマーの点滅の始まる。

サキ「あっ!もうすぐ3分だわ・・・・!!」

ウルトラマンクリスタル?「フウウウウウゥゥゥゥゥゥ・・・・!!シュワアアァァァァ!!!」

そして、クリスタルはまた空を飛んで去っていった。

コリス「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・。」

サキ「コリス君・・・・・。」

コリス「・・・・っ!あれは・・・ウルトラマンクリスタルなんかじゃありません・・・・!!」

サキ「・・・・確かに、いつものクリスタルなら今のような事は・・・・・!」

コリス「サキさんたちにはわからないかも知れないけど、

あいつは・・・・ニセモノです・・・!」

サキ「コリス君・・・・。帰りましょ。本部へ・・・・。

ガルモンも既にどこか遠くへ移動したそうだし・・・・。」

こうして、コリスとサキはロードに乗ってDGC基地へ帰還する。それを密かに見る者がいた。

それは、イコール星人であった。星人は今の状況を見ていたのだろうか?

イコール星人「ぬうぅぅ・・・・!おのれええぇぇぇぇ・・・・!!!」


こうして、隊員たちはDGC基地へ帰った。しかし、司令室では、

コリスは3人の男たと(シュドー、テブリッシュ、イチゴ)に怒られていた。

何故、ウルトラマンを攻撃した?何故、宇宙人の怪獣を逃がした?

・・・事実を知らない隊員たちがそれで説教し、コリスは悲しい表情になった。

そして、コリスは一人、廊下で寂しく歩いていた。そこに、モモが声をかける。

モモ「あんたの意見は正しいわ。」 コリス「っ!?姉さん・・・・。」

コリスは後ろを向く。そこにモモがいた。

コリス「僕を・・・信じてくれるのですか・・・・??」

モモ「当たり前でしょ?あのクリスタルは本物ではない。

いわゆる誰かさんが化けた偽者よ。」

コリス「偽者・・・・!その誰かとはもしや・・・!!」

モモ「あなたも気づいていたのね。あの偽者に化けたのは、イコール星人よ!!」

コリス「やっぱり・・・・やはり、そうだったのか・・・!星人め・・・!!」

コリスはさっきの悪行を行ったクリスタルは偽者で、その正体が、

イコール星人である事を知って、星人に対する怒りに燃える。

そして、すぐに冷静になって、モモにこう聞いた。

コリス「・・・・でも、どうしてそれがわかったのですか・・・?」

モモ「さーね・・・。マリンナーサのパパとママから魔法のテレパシーがかかって、

その事を聞いたのよ。まあ、パパとママは今でもマリンナーサから、

地球での私たちの活躍を見ているからねェ・・・・。」

コリス「そ、そうなんですか・・・・・;」

そう。あのクリスタルは偽者で、イコール星人が化けていたのだった。

そうだ。クリスタルがあんな酷い事をするハズがない。それができるのは、

ガルモンの故郷を滅ぼす程の悪意を持つ、イコール星人にしか他はないのだ。

イコール星人は今でもガルモンを狙いだろう。そして、この星を・・・・・。


その頃、別の街ではまだ平和であった。しかし、その平和も壊れる時が来たのだ。

あるビルの屋上で、イコール星人が立っていた。

イコール星人「ふふふふふ・・・・!ここにガルモンは近いハズ。

そうだ。せっかくなので・・・別の方向でやってみるとしよう・・・・!!

ショワッチ!!!!!!」

そして、イコール星人は左手をあげ、突然光に包まれた。

その光は次第に巨大化し、光が消え、そこから赤い目のウルトラマンクリスタルが、

ニセウルトラマンクリスタルが現れた。人々はそのニセクリスタルに注目する。

ニセウルトラマンクリスタル「チキュウノショクン!!ヨークキクガイイ!!!

コノマチノナカニウチュウジンガタクサンヒソンデイル!!タダチニニゲテクレタマエ!!!

コノウルトラマンクリスタルガ、

キミタチノタメニウチュウジンヲスベテタオシテヤロウ!!!!」

つづく

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コリス「おお!サキさん!!もう大丈夫ですね!?」

サキ「ええ!休憩したらもう治ったわ!!」

イコール星人「・・・・・・!!」 星人はコリスとサキが来たので、焦りを感じる。

コリス「・・・・・っ!」 そして、コリスとサキはシューターを星人に向ける。

イコール星人「・・・・!・・・・・・!!」 そして、イコール星人はすぐに逃げ出した。

今度はバイクを使わず徒歩で走る。しかし、徒歩でも星人のスピードは速い。

コリス「あ!また逃げた!!」 サキ「そうはさせない!!!」

二人は全速で星人を追いながら、シューターを乱射した。

全ての銃弾は星人には命中せず、イコール星人はだんだんと二人から遠ざけていく。

サキ「は・・・・速いわ・・・・!」 コリス「バイクに近い速さだ・・・・!!」

イコール星人「・・・・・・・・!!!」 そして、星人はジャンプした。

イコール星人はまるで空を飛び去るように、雲の上へ跳び去りました。

サキ「・・・・・っ。逃げていったわ・・・・。」

コリス「あいつのジャンプはわずか40メートルも跳べるのか・・・・。」

サキ「でも、まだ完全に消えたワケではないわ。星人はどこかへ着地したに違いない。

あいつのジャンプした方向を辿れば、きっと見つけられると思うわよ。」

コリス「そうですか・・・・。では、探してみましょう!!」

サキ「ええっ!!」 二人はイコール星人の捜索を開始。一緒に走っていた。


二人は星人を探し続ける。既に森の中に入り捜索しているが、

なかなか見つからない。頭の良い宇宙人を探すのは相当難しいものだ。

サキ「おかしいわァ。確かに星人がジャンプした跡を辿ったつもりだけど・・・。」

コリス「・・・・星人はいち早く着地して、また走って去ってしまったのかと・・・・。

それとも・・・・僕たちが遅すぎたのか・・・・・。」

サキ「・・・・・っ。逃がしてしまったのはしょうがないわ。

一旦、基地に帰って隊長に謝りましょ。」

コリス「はい・・・・・。」 こうして、二人は基地へ帰ろうと歩く。ところだが・・・・?

ガルモンの声「キイイイイィィィィィ~」 どこからか怪獣ガルモンの声が小さく響いた。

コリス「っ!!あれは・・・・!?」 サキ「怪獣の声だわ・・・・!」

ガルモンの声「キイイイイイイィィィィィ~」

コリス「あれは・・・・ガルモンだ!!」

サキ「鳴き声を辿って探してみましょ!!!」

コリス「はい!!」 二人はガルモンを探すべく、怪獣の鳴き声を辿るように走る。

そして、怪獣の声が次第に大きく聞こえる。もうすぐ近づいてくる証拠だ。

サキ「鳴き声が大きく聞こえてくる。怪獣はすぐそこだわ!」

コリス「・・・はっ!!」 そして、二人は走り続ける。すると、急に足を止めて驚く。

そう。二人はついに怪獣ガルモンを見つけた。ガルモンは森の中に隠れていたのだ。

コリス「こ・・・・こんなところにいたのか・・・・。」

サキ「きっと、私たちやクリスタルに見つからないように、隠れているのね・・・・。」

ガルモン「キィアアアァァァ~ッ!キィアアァァァ~ッ」

ガルモンは怯え続ける。怯える怪獣は森の中でしくしく泣いているのだ。

コリス「・・・・・っ。どうしましょう。サキさん・・・。

・・・・ここは、隊長に連絡をした方が・・・・・。」

サキ「・・・・今はそっとしてあげましょ。なんか可哀想・・・・。」

サキは感じていたのだ。故郷を失ったガルモンの悲しみが。そして、コリスも。

コリス「・・・・・そうですね。でも、疑問を感じるんです。」

サキ「疑問・・・・?」

コリス「何故、ガルモンの故郷たるP-39星が爆発したのか・・・。

何故、イコール星人の侵略が始まったのか・・・・。そして、

何故、クリスタルがガルモンを攻撃しているのか・・・・・。」

サキ「確かに・・・・クリスタルがおとなしいガルモンを攻撃したのか謎ね。」

コリス「・・・・・・・っ!」 そして、コリスはガルモンに近づこうと歩いた。

サキ「っ!コリス君・・・・!?」 サキはコリスの行動に驚く。

コリス(ガルモン・・・・。君の星に何かあったのか・・・・。)

そして、コリスはガルモンの顔に近づき、その一部に左手で触れる。

ウルトラウォッチが小さく光り、目を閉じたコリスの脳裏に光りが発した。

彼の脳裏の中に、宇宙で赤く醜い炎に包まれたP-39星の姿が。

コリスは魔法でガルモンの記憶を読み取っているのだ。

P-39星のあらゆる世界では、山も、緑も、荒地も、浜辺も、草原も、谷も、

恐ろしい火の海が全てを燃やしつつあった。花が枯れ、海や水も消えつつあった。

この星にいた無数のガルモンを初め、多くの動物系の怪獣たちが炎に呑まれ、

次々と死んでいった。そして、小さな虫や魚たちも・・・・・。

コリス(P-39星は自然の溢れる素晴らしい星・・・。そこの生物たちは、

皆、自然を愛する平和な者たちばかりであった。しかし、そんな美しい星が、

何故・・・・こんな醜い地獄と化さなければならなかったのだろうか・・・・?むっ!?)

その時、コリスは諸悪の根源を見つけた。

それは暗闇の空を飛ぶ複数の黒い宇宙船であった。

この宇宙船団は一体、何なんだ?その疑問を無視するように、

複数の黒い宇宙船が紫の光線を発射して、次々と森を焼き続ける。

そして、他にもあらゆる場所で多くの宇宙船が破壊活動を続けていて、

それぞれこの星の生物をも焼き殺してしまう。

コリス(まさか・・・こいつらがこの星を・・・・!まさか、侵略か・・・!?)

宇宙船団はこの星を焼き尽くし続ける。そして、炎の中から謎の巨人が複数現れる。

その巨人は影で包まれてよくわからないが、頭に二つの突起があり、顔に一つ目のような、

光が発していた。その巨人はその光から光線を発射して、森を焼き尽くしていた。

そして、複数の巨人たちは光線でこの星を焼き尽くす。巨人たちと宇宙船団は仲間らしい。

コリス((こいつら・・・・この星人たちがまさか・・・・・っ!!!)

ドカアアアアアアアァァァァァァァァァァァン

そして、P-39星は爆発してしまった。宇宙船団と巨人たちは宇宙へ飛んで脱出した。

巨人「はっはっはっはっはっは!!!はっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!!」

その巨人は勝ち誇るように笑っていた。その巨人の姿が明らかになりつつある。それは・・・。


コリス「イコール星人!!!!!!!!!」

ガルモンの記憶の世界から現実世界へ戻ったコリスの精神がコリスの身体に戻り、

怪獣の記憶で真実を知ったコリスはそう叫び、地面に尻餅をつく。

サキ「ど、どうしたの!?コリス君・・・・!」

コリス「はぁ・・・・はぁ・・・・。・・・・っ!

サキさん・・・。P-39星を爆破した犯人の正体がわかりました・・・・。」

サキ「犯人・・・・!?」

コリス「はい・・・・。それは、さっき僕たちが追った宇宙人です。」

サキ「まさか・・・・!イコール星人!??」

コリス「はい・・・・!!」 そう。P-39星を爆破し、星クズにしたのは、

平和な星を嫌う悪魔のような宇宙人・イコール星人であった。

コリスはガルモンの記憶を辿って、その真相を知ったのだ。

そして、星人は惑星の生き残り、ガルモンを追ってこの地球にやって来たのである。

サキ「もしや、イコール星人はガルモンを追い、この地球をも征服しに・・・・。」

コリス「かも・・・・知れません。こうなれば、DGCの総力をあげて、

イコール星人を追って、星人を始末しなければ!!ガルモンのためにも・・・・うっ!?」

コリスがその語尾と共にガルモンの方を向くと、急にビックリしたような顔をする。

それは、ガルモンが謎のリング状のビームに包まれて、浮かび上がって来たからだ。

サキ「か、怪獣がビームに捕らわれている!!?」 コリス「まさか・・・・!!」

二人はさらに空を見上げる。そこに、黒い宇宙船があった。

宇宙船はリング状のビームで、ガルモンを捕らえていたのだ。

コリス「あれは・・・イコール星人の宇宙船!!」

サキ「まさか・・・!ガルモンを拉致するつもり!!?」

ガルモン「キィアアアァァァァ~ッ!キイイイイイイィィィィィィィィ~」

ガルモンはビームから逃れようと必死に暴れるが、結局そうできず、

宇宙船と共にどこかへ飛び去った。ガルモンは宇宙人に攫われてしまった。

サキ「怪獣が連れ去られたわ・・・・!追いつこうにも追いつけないし・・・・。」

コリス「・・・・・っ!!DGC基地に戻って、後で怪獣の行方を捜しましょう。」

サキ「ええ。」 こうして、コリスとサキはロードでDGC基地に戻った。


ロードを運転しているサキ。そこに、サキのシーバーが鳴り出した。

サキ「こちら、サキ!!」 モモの声『ワシントンにて、怪獣ガルモンが出現したわ!!』

通信の相手はモモであった。そして、彼女の言葉を聞いたサキとコリスは驚く。

コリス「な、なんですって!!?ガルモンが・・・・!?」

サキ「きっと、宇宙船がガルモンを街へ放り込んだのですね!!?」

モモの声『いえ。送り込んだのが正解ね。奴は宇宙人の手下である可能性が高いわ。』

コリス&サキ「えっ!!!!???」


ワシントンの街で、確かにガルモンが現れた。宇宙船は既に去っていったそうだ。

ガルモン「キィアアアァァァ~ッ!キイイイイイィィィィィ~」

ガルモンは街を見た事ないので、恐怖を感じて怯えて暴れていた。

それにより、怪獣の周りのビルや建物が次々と破壊されていく。

しかし、流石に火は吐かないそうだ。やはり、ガルモンは良い怪獣であるからか。

そして、人々が逃げているところを見ると、ガルモンはその者たちに手を出さず、

逆に彼らから離れるように移動していく。しかし、人々から見れば、

ガルモンは凶暴な怪獣でしかない。

そこに、米軍の戦闘機部隊はDGCの飛行メカも出撃した。

スカイラッシュ1がシュドー、スカイラッシュ2がテブリッシュ、

コプターラッシュがイチゴである。二機のラッシュがさっそくレーザーバルカンで攻撃。

ガルモン「キイイイィィィィ~!キイイイイイィィィィィ~」

ガルモンは怯えながらも、スカイラッシュ部隊を油断させようと火炎を吐いた。

二機のラッシュはそれを避けた。そして、次に戦闘機部隊が一斉攻撃。

ガルモン「キイイイイイィィィィィ~」 攻撃を受ける怪獣だが、

やはり痛がり怯える。しかし、火炎を出して複数の戦闘機を撃墜した。

スカイラッシュ二機は再びレーザーバルカンで怪獣を攻撃。

コプラーラッシュも通常バルカンで、ガルモンを攻撃した。

ガルモン「キイイイイィィィィィィ~!キィアアアァァァ~ッ」

ガルモンはまた火炎を出し、複数の戦闘機を破壊するが、

残りの戦闘機が一斉攻撃で、ガルモンを攻撃した。怪獣は逃げようと歩く。

テブリッシュ「ちきしょう!!あいつ、侵略者の怪獣だったのか!!」

シュドー「侵略者の手下だったら容赦はできねェな!!!」

イチゴ「このまま一気に攻撃を・・・・!むっ!?」

その時、コプターの通信機が鳴り出した。それはコリスからであった。

つづく

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モモ「ええ。その少年が一体、何者なのかまだわからないわ・・・・。

コリスとサキは一応、68地区の工場へ急行して。

あと、残りの3人は怪獣ガルモンの捜索をお願いするわ。」

隊員たち「はいっ!!!」


出撃しようと廊下を歩く隊員たち。コリスがイチゴに話しかける。

コリス「イチゴさん・・・・・・。」

イチゴ「ん?なんだぃ?」

コリス「・・・・できれば、ガルモンへの攻撃は避けていただけないでしょう・・・・か?」

イチゴ「・・・・・あの怪獣次第さ。」 そして、イチゴはコリスから離れるように歩く。

サキ「・・・・行きましょ。コリス君。」 コリス「・・・・・はい。」


こうして、コリスとサキはロードラッシュ、残りの3人はコプターラッシュで出撃した。

ロードは68地区の工場へ向かうべく、山中の道路を走っていた。

そして、数時間たち、ロードは工場の前へとついた。

コリス&サキ「・・・・・・・っ!!!」 二人は驚いた。

何故なら、目の前の工場が炎の廃墟となっているからだ。

コリス「工場がこんなに・・・・・!!」

サキ「・・・・っ!生き残っている人たちを探しましょっ!!」

コリス「了解!!!」 二人はロードから降りて、燃える工場へと向かった。

コリスとサキは燃える工場の近くへと走った。すると、

そこに、複数に倒れている工業員たちがいた。二人はそれぞれ彼らを起こす。

サキ「大丈夫ですか!?」 コリス「しっかりしてください!!」

二人は次々と工業員たちを起こしていく。そして、全ての工業員たちが目覚める。

工業員たち「うう・・・・っ。」 「あ、ありがとう・・・・。」

サキ「あの・・・・。この工場で何が起きたか、知っていますか?」

工業員A「ん?ああ・・・・。何故か突然爆発が起きたからなァ・・・。」

工業員B「俺らも、一体何が起こったかわからないさ・・・・。」

工業員たちも何故、爆発が起きたかわかなかった。しかし、全員と言うワケではなかった。

工業員「・・・あ!そうだ!!」 別の工業員一人が何か思いついたそうだ。

コリス「え!?爆破の原因がわかったのですか!?」

工業員「ああ!確か・・・・黒い何者かが工場に忍び込んでいるのを見たんだ。

たぶん、そいつが工場に爆弾とか仕掛けたと思うんだ・・・・。」

サキ「黒い何者か・・・・!?コリス君・・・・!」

コリス「はい・・・・。もしや・・・・!?」

コリスとサキは【黒】と言う言葉を聞いて、真相に近づいたそうだ。

コリス「・・・・情報をあるがとうございます!!きっと、

あなた方の工場の仇をとってみせます!!!」

サキ「石油を奪った犯人は必ず捕まえます!!」


こうして、コリスとサキはロードで工場を後にし、犯人を追う事にした。

ちなみに、サキが運転を担当し、コリスがレーダーを担当。

サキ「コリス君!犯人は見つかった!?」

コリス「いえ!!」

サキ「そう・・・・。コリス君、わかってるね?犯人は・・・・!」

コリス「はい!黒ずくめの・・・・少年ですよね・・・!?」

サキ「ええ!工場を爆破した黒い何者か・・・・。

それは、モモ隊長の言った黒ずくめの少年だと思うの・・・!」

コリス「しかし、何故その少年があんな事を・・・・。」

サキ「わからないけど、とにかく探しましょ!」

コリス「はい!!」 ロードはくまなく黒ずくめの少年を探した。

ドカアアアァァァァァン その時、何処かから爆発の音が聞こえた。

コリス「っ!!?」 サキ「爆発だわ!!行ってみるわ!!!」

ロードは爆発の聞こえた方向へと走る。そして、ロードは爆発が起きた場所へと向かった。

コリス「っ!?レーダーに犯人の反応が!!」

サキ「っ!?もしかして、そこに犯人が・・・・・!」

ロードはさらに全速前進で爆発の起きた場所へ向かう。そこに犯人がいるからだ。

コリス「・・・・・っ!!?」 サキ「こ・・・・これは・・・・!!」

二人はさらに驚いた。二人の前に、炎に包まれたトラックと、

その隣に、一人怯える運転手の青年と、彼に近づく黒い姿の怪人がいた。

青年「ひ・・・ひぃ!や、やめろ!!殺すな・・・・っ!!」

コリス「黒い色をした人だ!!」 サキ「きっと、こいつが黒ずくめの少年だ!!」


二人はロードから降りて、黒い姿の人の前に立った。

青年「う・・・うわああぁぁぁっ!!!」 青年は今のうちに逃げ出した。

サキ「黒ずくめの少年とはあなただったのね!?」

黒い姿の怪人「はっはっはっはっはっはっは!!!!さーて、どうだか・・・・?」

コリス「あの工場を爆破して、石油を奪ったのはお前か!?」

黒い怪人「そうだ!!俺様は悪魔宇宙から来たイコール星人!!

イコール星からの使命で、数々の星を破壊及び侵略する戦士だ!!」

そう。黒ずくめの少年は実は、遊星人・イコールであった。

その姿は身体が全く黒いタイツに包まれたように黒く、

頭には二つの突起がある。黒い仮面の顔では、

一つ目のような形の穴?があるが、そこから素顔が見えるワケではない。

ただ、そこに目があるらしい。

コリス「・・・・僕らDGCに工場爆破の事を伝えたのも君なのか!?」

イコール星人「そうだ。お前たちを油断させるためになァ!!」

サキ「油断・・・・!?どう言う事!??」

イコール星人「お前たちがいては、やたらと働きにくいのでなっ!!

せっかくこうして会ったのだ。我が攻撃を受けて死ぬがいいっ!!!」

イコール星人は目?から白い光線を発射して、コリスとサキを襲う。

サキ「危ない!!!」 二人はそれぞれ左右に避け、敵の光線を回避した。

コリス「よくもやったな!!!」 コリスとサキはウルトラシューターの火薬弾による、

ダブル射撃でイコール星人を攻撃した。攻撃を受けた星人はひるむ。

イコール星人「・・・・・!?・・・・!!」

そして、イコール星人は突然、逃げ出した。引き上げるつもりだ。

コリス「あっ!!待て!!!」 コリスとサキはイコール星人を追う。

イコール星人「・・・・・・・!」 星人はひたすら走って逃げる。

コリス「待てェ!!」 サキ「逃がさない!!!」

二人はイコール星人を追いながら、星人に向かってシューターを乱射する。

しかし、全く命中できずイコール星人は走り続ける。

イコール星人「・・・・!・・・・!?」 その時、星人はとあるコンビニを見つける。

特にそこの近くにあるバイクに目をつけた。イコールはそのバイクに乗り出した。

イコール星人「・・・・・!!」 イコール星人がそのバイクに乗り込み出した。

サキ「敵はバイクで逃げる気だわ!!!」

そして、イコール星人はバイクに乗り、さっそく動き出しました。

イコール星人「ククククク・・・・!今に見ていろ・・・・!!」

そして、バイクを走らせる星人はコリスとサキに迫る。

サキ「っ!!ひき殺すつもりよ!!!」 コリス「え!?」

そう。イコール星人はバイクで二人を轢き殺そうとする気だ。

イコール星人「・・・・・・!!!」 コリスとサキ「わっ!!!!」

二人は間一髪、星人のバイクによる体当たりを避けた。

サキ「きゃっ!!」 サキはその時、足を挫いてしまう。

そして、イコール星人はそのまま走っていった。

サキ「く・・・・っ!異星人が逃げていくわ!!」 コリス「畜生!!!」

コリスはバイクに乗る星人を走って追った。サキは足を挫いて歩けないそうだ。

コリス「待てえええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」

コリスは全速で追うが、バイクに乗る星人には追いつけない。

やはり、人間の足よりバイクの方が速いと言うワケだ。

イコール星人「ふふふふ・・・・。悔しければ、クリスタルになってみろ!

マリンナーサの王女の弟よ!!このまま行けば、

俺は人々の夢と希望を喰らっちまうぞ!!」

コリス「そんな事をさせるかっ!!ええええぇぇぇぇぇい!!!!」

コリスは高いジャンプで、イコール星人に飛び掛った。

イコール星人「・・・・・・!!!?」 星人はコリスに飛び掛られ、

バイクから落ちてしまう。そのままコリスと組み合いながら転がる星人。

ちなみに、バイクも乗る者がいなくなったので、倒れてしまう。

イコール星人「・・・・・!・・・・・・!!」

コリス「く・・・・っ!!この・・・・・!!でや!!えぃ!!」

そして、コリスがイコール星人を押し倒し、怪人の顔を数回、打撃した。

しかし、星人も負けずに、コリスを押し倒し返して彼の顔を数回、打撃した。

イコール星人「・・・・・・・!!・・・!・・・!」

コリス「うわ!!あぐ!?・・・・・っ!!たァ!!!」

コリスはイコール星人を思い切り、蹴り上げた。敵が離れ、コリスが立ち上がる。

イコール星人「・・・・!?・・・・・!!!」 敵も立ち上がり、両者は見合った。

そして、星人が目?から光線を出すと、コリスは素早く避ける。

コリス「しょわっ!!む・・・・っ!?」

避けたばかりのコリスにイコール星人が容赦なく迫り、ミドルキックで蹴り飛ばす。

イコール星人「・・・・・・・!!」 コリス「ぐわっ!!!」

コリスは敵の打撃を受けて、強烈なダメージを受ける。

イコール星人「ふっふっふっふっふっふっふ・・・・・!!」

星人はひるんだコリスを倒そうと近づく。コリスは今の打撃で動けない。

コリス「く・・・・・っ!!」 その時、突然の何かの銃弾がイコール星人の近くで爆発した。

イコール星人「・・・・・!??」 星人は目の前の地面が爆発した事に驚き、歩を止めた。

サキ「大丈夫!?コリス君!!」 コリスを救った銃弾はサキのものであった。

つづく

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サキ「そんな・・・!クリスタルはいつもならおとなしい怪獣には優しいのに・・・。」

ウルトラマンクリスタル?「ハアアァァァッ!!」 クリスタルはかかと落としで、

ガルモンを叩きつける。さらに、両手を合わせて怪獣の頭を攻撃する。

ガルモン「キィアアァァァ~ッ!キィアァァァ~ッ」

ガルモンは怯えながら、クリスタルから離れようとする。

ウルトラマンクリスタル?「フウウウゥゥゥゥゥ・・・・!!トアァァッ!!!」

しかし、クリスタルは怯える怪獣を蹴り上げた。クリスタルはそんなに容赦なかったのか?

コリス「・・・・違う・・・・・!!」

そう。違うのだ。元々クリスタルはコリスが変身した姿。

今、怪獣を攻撃しているクリスタルは何かが違う。

ウルトラマンクリスタル?「ショワ!!デヤアアァァァッ!!!」

クリスタルはガルモンにチョップを打ち込み、アッパーで殴り飛ばす。

ガルモン「キィアアアァァァ~ッ!キイイイイイイイィィィィィ~」

コリス(僕が・・・・僕がこんな事をするハズがない・・・・っ!!!)

ガルモンは必死に立ち上がり、口から火炎を吐き出した。

ウルトラマンクリスタル「シュワ!!」 クリスタルはその火炎を軽く避けた。

ガルモン「キィアァァァァ~ッ」 怪獣はクリスタルから必死に離れていく。

ウルトラマンクリスタル?「ショワッハッハッハッハッハッハッハッ・・・・!!!」

クリスタルはガルモンを追い詰めるように歩いていた。

そして、クリスタルはエクセリック光線の構えをとる。その時・・・・。

コリス「やめろおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」

コリスはついに怒りが爆発し、ZEROのレーザーバルカンでクリスタルを攻撃した。

ウルトラマンクリスタル?「グワアアァァァァッ!!!!」 クリスタルは攻撃を受けてひるむ。

テブリッシュ「コ、コリス!!?」 シュドー「ウルトラマンに攻撃を・・・・!?」

ガルモン「キィアァァ~ッ!キィアァァ~ッ!キイイイイイイィィィィ~」

ガルモンは今がチャンスだと思い、空を飛び出してどこかへ去っていった。

サキ「怪獣がどこかへ行きました!!」 イチゴ「飛ぶ事もできるとは・・・。流石宇宙怪獣。」

ウルトラマンクリスタル?「フウウゥゥゥゥ・・・・!!ショワアァァッ!!!」

怒ったクリスタルはクリスタルレーザーで、ZEROを攻撃。ZEROはそれを避ける。

コリス「くっ!!ディバイン・レーザー!!!!」

ウルトラマンクリスタル?「グワアァァァッ!!!ウウゥゥ・・・!シュア!!!」

攻撃を受けたクリスタルは空を飛んで、

去っていった。コリスはそんな彼を見てこう思った。

コリス(あいつ・・・。一体、何者なんだ・・・・!?)


そして、DGCの基地に戻った隊員たち。しかし、シュドーとテブリッシュ、

そしてイチゴがコリスに近づいてきている。

シュドー「一体、どう言うこった?俺たちのヒーロー・クリスタルを攻撃するなんざ・・・!」

コリス「・・・っ!罪のない怪獣を攻撃するようなあいつはクリスタルではありません。」

テブリッシュ「確かに、今回登場した怪獣はまだ罪があるかはわからない。

しかし、あの怪獣に罪がないとは限らない事もある。

だからって、ウルトラマンへの攻撃は・・・。」

コリス「では、あの怪獣を見捨てろって事ですか!!?」

コリスは突然、怒鳴った。彼の怒声に3人の男は驚いた。

イチゴ「そ、そう言う事を言ってるんじゃないんだ。

確かに君の意見は正しいのかも知れない。

ただ、クリスタルが何がしたいか僕たちだってわかったもんじゃない。」

シュドー「それとも貴様・・・。どうして、クリスタルを攻撃する権利がある?

もしや・・・・。これから怪獣の味方になろうというワケか!?」

シュドーはコリスに拳を向ける。コリスは怯えを見せずに冷静に発言する。

コリス「・・・・あの怪獣はただ、故郷を失って寂しがっているだけです。

怪獣は本当は優しい奴なんです。そんな寂しがりやを殺そうとするウルトラマンなど、

ウルトラマンではない・・・・!ただ、それだけなんです・・・・・。

怪獣の気持ちを理解してから行動する。それが正義ではないのですか・・・・?」

シュドーはそう聞いて、コリスを放す。テブリッシュも冷静にこう言い返す。

テブリッシュ「確かに俺たちは正義のDGCだ。クリスタルも同じだ・・・・。

だが、一匹の怪獣のせいで俺たち正義の者同士が争っている場合ではない・・・!」

こうして、3人の男たちはコリスから離れた。モモはそれを冷静に見ていた。


コリスとサキは廊下を歩いていた。サキがコリスにこう囁く。

サキ「私はコリスの言い分が正しいと思うよ。」 コリス「え・・・!?」

落ち込むコリスは彼女の言葉に反応する。

サキ「だって、ウルトラマンクリスタルがあんな酷い事するワケないもん。

クリスタルは寂しい怪獣やおとなしい怪獣には優しいハズだもんね・・・。」

コリス「サキさん・・・・。」 コリスはそれを聞いて、微笑む。

そう。本来のクリスタルはこれまでにおとなしい怪獣や寂しい怪獣を救っていたのだ。

人間に乗ってもらう事が夢だった怪獣車・バン。事故で離れ離れになった、

テルテル坊主宇宙人・プサ星人親子。不幸な星から来た、孤独な宇宙怪獣・ワイリー星人。

魔人ブリガディアに無理やり醜い巨人に変えられた亜人間・シャムガソネなど・・・・。

クリスタルはそれらのような悲しい怪獣たちを救って来たのだ。

そうだ。今回のガルモンだってきっと、その連中の仲間なのだ。

クリスタルがそんな連中を平気で傷つけるワケがない。きっと何かがある。

コリス(そうだ・・・!あのクリスタルはきっと何者かの陰謀だ・・・!そうに違いない。)

コリスはそう思って真剣な表情になる。

サキ「・・・どうしたの?コリス君・・・・。」

サキが落ち込みそうで聞くと、コリスが笑顔に応える。

コリス「・・・・いえ。なんでもありません。ありがとうございます。」

サキ「そう・・・・。良かった。」 サキも笑顔になって安心する。

しかし、コリスはさらに安心している。サキだけが自分を信じてくれているのだ。

サキ「それとね。私、コリス君の笑顔が好きなの。

皆が笑顔になれる事を私は望んでいるわ。」

コリス「そうですか・・・。僕もサキさんの笑顔が好きです。」

サキ「そう・・・。ありがとう^^皆が笑顔になるためにこの仕事を頑張りましょ!」

コリス「はいっ!!」 コリスとサキは笑顔で一緒に歩いていた。

そこに、イチゴが走ってきた。コリスとサキはそれに気づく。

イチゴ「大変だ!!二人とも!!」

コリス「イチゴさん!?」 サキ「どうしたのですか!?」

イチゴ「隊長がお呼びだ。司令室に来てくれ!」

サキ「・・・・また怪獣が出てきたのですか!?」

イチゴ「いや。今度は違う事件が起こったんだ。」

コリス「違う事件・・・・!?」


こうして、3人は司令室に戻った。モモが隊員たちにこう伝えた。

モモ「・・・・防衛軍の調査隊からの報告によれば、

68地区の石油工場で爆破テロが発生したとの事よ。」

シュドー「なんですって!?」 テブリッシュ「石油は人類にとって大切な資源。

その資源が失ったとすれば、いつ紛争が起きるのも不思議ではない・・・・!」

サキ「酷い・・・!一体、誰があんな事を・・・・!!」

モモ「それはまだ不明だけど、

目撃者である黒ずくめの少年からの情報があったの。」

コリス「黒ずくめの少年・・・・!?」

つづく

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