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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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少年「そうだ!!そのカタドンガーの完成には、

多くの資源と資金が必要なのだ・・・・っ!!」

青年の声「その通りだ!我が部下たちよ・・・・。」

少年&少女「っ!?リーダー!!」 青年の声を聞いた少年と少女は、

近くに青年が来た事に気づく。あのギギAである青年が・・・・。

青年「・・・・・カタドンガーの完成まで間近に近い・・・・。

だが、そのあと少しのところで、DGCに感づかれそうなのだ・・・。」

少女「奴等はじきに我らの計画を見つける恐れがあるでしょう。

その前に仕留めておかなければ・・・・っ!」

少年「DGCだけではない。どうやら、フェナリナーサから、

使者が来たそうだ。我らの計画を食い止めるために・・・・。」

青年「フェナリナーサからの使者だと!?・・・・久しぶりに聞くと、

忌まわしい感じとなってくる・・・。奴等はかつて、

我が先祖たちが襲撃した夢の国の中で最も先祖たちを多く、

葬った恐るべし天空の覇者ども。まさか、我々が奴等の子と、

出会う事になろうとは・・・・!しかし、良いチャンスだ。

彼奴のタマを取れば、我らギギ族は異次元最強の一族となろう。」

少年「うむ・・・。なんとしても、フェナリナーサの使者を探さねば・・・・!!」

少女「ならば、資金を集めながら、奴を探しましょう・・・・っ。

カタドンガー完成まで、残りは資金だけなのです。」

青年「ふむ!では、君たちはフェナリナーサの使者を探せ。

私は残りの必要な金を全て奪還する。カタドンガーは完成した時、

すぐにカタドンガーを出撃させて、この人間界を征服する!!」

少年と少女「はっ!!」

そして、青年と少年と少女は3人同時にギギに変身した。

3人のギギ「ギギギギギギギギギギ・・・・・!!!」

ギギは笑っていた。ギギは人語を話せず、「ギギギギ」としか言えないのだ。

ギギA「ギギ!!ギギギギ!!ギギギギギギギ!!!」

ギギB「ギギギ!!ギギ!!」 ギギC「ギ!ギギギギ!!」

そして、3人のギギはテレポートで消えて行った。それぞれの使命を果たすために・・・。


DGC司令室に戻った隊員たちとアイリーン&ランドルの夫婦。

モモ「そう・・・・。なかなか見つからないんだ。

仕方がないわよね。ギギ族は神出鬼没だから・・・・。」

シュドー「神出鬼没か・・・。どうりで見つかりにくいワケですぜ。」

テブリッシュ「レーダーを開発しようにも、奴等を発見できるかろうか、

その確率が低そうだ・・・・。一体、どうすれば・・・・。」

コリス「・・・・・ジャックさんの力が必要です!!」

隊員たち「え・・・・!??」 コリスの言葉にモモたちが反応する。

テブリッシュ「ジャ・・・・ジャックってランドルさんとアイリーンさんの、

息子だよな・・・・!?でも、何故彼の力が必要なんだ?」

シュドー「仮にもランドルさんとアイリーンさんは普通の人間だぞ?

ジャックも人間の子なんだから、異次元人に対抗できる力はあるだろうか・・・・。」

モモ「・・・・・・・っ!」 モモに睨まれたコリスは落ち込んで黙り込む。

コリス「は・・・・っ!・・・・・・。」

コリスはジャックがフェナリナーサの夢の力を得た巨人である事を、

語ってはいけないと、今知った。ランドルやアイリーンもそれを心得ている。

モモ「・・・・・明日も異次元人は略奪を行うかも知れないわ。

それでは、皆。明日の任務に備えて、休んでいなさい。では、解散!」

隊員たち「はい!!」 そして、隊員たちはそれぞれの家に戻ろうと、

司令室から出た。コリスとモモ、アイリーンとランドルは残るそうだ。

コリス「・・・・ごめんなさい。姉さん。けど、ジャックさんの力は・・・・。」

モモ「確かに必要だわ。けど、それを簡単に語ってはいけないのよ・・・。」

ランドル「本来ならジャックにあの力を使ってはいけないと決めているんだ。」

コリス「決めている・・・・??」

アイリーン「夢の力は人によって神の力か悪魔の力を得るの。

残念だけど、ジャックの夢の力は強大過ぎる。」

ランドル「彼は昔、その力で好き勝手暴れた事があるんだ。

まあ。その後はフェナリナーサの王様が物凄く叱ったよ。」

モモ「そう・・・・。じゃあ、ジャックさんの力は悪魔って事ね・・・。」

ランドル「しかし、私は信じている。ジャックが天使の力を手に入れてくれる事を・・・!」

アイリーン「そして、いつかは地球に行かせて夢の力で、その地球に、

夢と希望を取り戻させるつもりなの。・・・ってか、もう地球に来ちゃってるけどね。」

コリス「・・・・しかし、この地球ではギギ族が支配しようとしています!

恐らく、DGCの科学力ではもちろん。僕のウルトラマンとしての力でも、

歯が立たないのかも知れません・・・・。だから・・・・!」

ランドル「ジャックの力だと言うのかね?本来なら、

彼にその夢の力を使ってはいけないと言ったのだが・・・・。」

アイリーン「・・・・・でも!今は地球がピンチだから・・・・。」

コリス「・・・・っ?」 コリスは二人が何か判断しようと見て、期待をする。

アイリーン「・・・・あの子の力を借りてもいいわよ?」

コリス「本当ですか!?」 コリスはそれを聞いて喜ぶ。

ランドル「ああ。ただし、力を間違わせないように一緒に戦ってくれたまえ。」

コリス「はいっ!!」 コリスは喜んで、司令室から出た。

コリスはジャックと一緒に地球を守りたいのであった。

しかし、ジャックは彼の協力を受け入れる事ができるだろうか・・・?

ランドル「・・・・あのコリスって子。まるで君にそっくりだな。」

モモ「え・・・・?」

アイリーン「どんな困難でも、自分のやりたい事を最後までやる遂げる。

それは、あんたやコリス君にあるって事よ。姉弟なだけに・・・・。」

モモ「・・・・ええ。コリスは、私の最高の弟です。

彼を信じましょう。彼ならジャックと仲良くなれますから。」

アイリーン&ランドル「うん・・・。」 夫婦は頷いて微笑んだ。


そして、次の日。とある銀行で大爆発が起きた。

恐らくギギAがそこの金を全て盗み、光線で破壊工作を仕掛けたのだろう。

ギギAはカタドンガーの完成を急ごうとしていたのだ。

銀行爆破の情報はただちに、DGC本部がキャッチした。

モモ「G2地区の銀行で爆破テロが起きたわ。恐らく、ギギの仕業ね。

G2地区だけではなく、FW地区、U3地区の銀行でも爆破テロが起きたわ。」

イチゴ「他の地区の銀行も襲われる可能性もある。ついに敵が動きましたね。」

モモ「ええ!犯人の手かがりを探すために、コリスはG2地区へ直行して。

他の隊員たちは次に犯人が狙いそうな地区へ行って。」

隊員たち「了解!!!!」

ランドル「では、我々は別の地区で待ち伏せするとしよう。」

アイリーン「それに、ギギってワケわかんないから凍らせる甲斐があるわ♪」

モモ「ランドルさん。アイリーンさん。・・・・・よし!

それでは、作戦開始!!今度こそギギを倒すのよ!!!」


こうして、作戦は開始され、隊員たちはロードラッシュでギギを探しに、

コリスは専用車でG2地区へ向かった。そして、G2地区に着いたコリスは、

専用車から降りて街中を探索して歩いていた。

コリス「まだギギは逃げていないハズ・・・・!必ず見つけてやる。ん?」

その時、コリスは遠くに誰かがいる事に気づく。それはジャックであった。

ジャック「・・・・・・・っ!?」 ジャックもコリスがいる事に気づく。

コリス「ジャ、ジャックさん!!!!」 コリスはジャックを見つけ、彼に近づく。

ジャック「・・・・また会ったな。」

コリス「・・・・まだギギを探しているんですね。」

ジャック「ああ・・・・。ここに奴の気配がすっげー湧き上がって来やがる。」

コリス「気配が湧き上がって・・・・!?すると、奴は!!」

ジャック「ふん。・・・・既にここに来たみたいだぜ?なァ!!?」

ジャックは近くのビルの屋上を見てみる。そこに、ギギCの人間体である少女がいるからだ。

少女「・・・・・・・どうやら気づかれたみたいね。待ち伏せしようと思ったけど。」

コリス「あいつが・・・・・ギギ・・・・・・!?」

ジャック「そうだよ。じゃあ・・・・見せてやるよ!!!」

そして、ジャックの背中から妖精の羽が生え、その羽でジャックはジャンプした。

コリス「よ、妖精の羽だ!!!・・・って、目立ってるし!!」

コリスは周りの人々がジャックが飛んでいるところを診ているところに気づく。

ジャックは妖精の羽を羽ばたかせ、一気に少女のいる屋上へと飛んだ。

ジャック「ふん!!」 そして、ついにジャックは屋上へ着地し、少女と対面する。

少女「言っておくけど、私は女よ。女性に手を出すと最低だって評価が下がるわよ?」

少女はそう言うと、怪人に変身した。今度は顔だけではなく、

身体も怪人に変化した。衣装も銀色と黒の模様で、手足も黒色であった。

ギギC「ギギギギギギギギギ!!!」

ジャック「へっ!その顔と声になった時点で・・・・てめーは女じゃねェんだよ!!!」

ジャックはギギCに殴りかかる。

ジャック「おらああぁぁぁぁっ!!!」 ジャックの拳がギギCに届く。

ギギC「ギギッ!!」 ギギCは右腕でジャックの打撃からガードした。

ジャック「何!?うわっ!!」 ギギCは素早いキックでジャックの腹を打つ。

ジャックはその激痛でギギCから離れて、倒れる。

ギギC「ギギイィィィ・・・・!ギギッ!!」

ギギCは続いて、目からの光弾でジャックに迫る。

ジャック「っ!はっ!!くらえ!!!」

ジャックは素早く敵の光弾を避け、立ち上がってはすぐに白い光弾を発射した。

ギギC「ギ!?ギギイイィィィッ!!!」

ギギCはジャンプして光弾を避け、ジャックの後ろに着地した。

ギギC「ギギッ!!」 ジャック「な・・・・っ!?ちぃ!!」

ギギCがチョップを繰り出すが、ジャックが両手をクロスしてガードする。

ジャック「お返しだ!!!」 ジャックは蹴り上げで、ギギCを攻撃する。

ギギC「ギギッ!!?」 ギギCはジャックの打撃を受けて、

吹き飛ぶが、なんとか痛みに耐えて見事に着地した。

ギギC「ギギギギギ・・・・・!!」 ジャック「むっ!とおおぉぉぉう!!!!」

ジャックはパンチしようとするが、ギギCはテレポートで消えてしまった。

ジャック「おお!?・・・ちっ!一体どこへ・・・・!!」

敵がどこにいるかと戸惑うジャックの後ろよりギギCが出現。光弾を出そうとするが・・・。

ギギC「ギギギギギ・・・・・!ギギッ!!?」

その時、ギギCの背中から爆発が起きた。ひるむギギCは後ろへ向く。

そこに銃を構えたコリスの姿が。そう。コリスは後ろからギギCを撃ったのだ。

コリス「お前がギギか!!でも、もう好きにはさせないぜ!!」

ギギC「ギギギ・・・・!!」 ジャック「っ!!コ・・・コリス!!」

ギギCとジャックはコリスがいた事に驚く。

コリス「ジャックさん!!ここは一緒に戦いましょう!!!」

ジャック「黙れ!!こいつは俺一人で倒す!!そして、俺の強さを見ろ!!!」

コリス「一人だけの強さは本当の強さではありません!!!」

ジャック「いいから見てろ!!とああぁぁぁ!!!!」

ジャックは鋭いハイキックでギギCに打撃する。

ギギC「ギギギ!?」 ジャック「せい!!てや!!はっ!!とう!!」

ジャックはパンチとキックの打撃による連携攻撃でギギCを追い詰める。

コリス「す・・・凄い・・・!でも・・・・・。」

コリスは不安する。ギギCは打撃だけで倒せる敵ではないからだ。

ギギC「ギギギ・・・・!ギギイィィッ!!!」

ギギCは怒りのこもったパンチでジャックを殴り飛ばす。

ジャック「ぐわあああぁぁぁぁぁぁ!!!」

ジャックは離れたところへ落ちるが、逆に怒りが込みあがり立ち上がる。

ジャック「く・・・・っ!調子に乗ってんじゃねェ!!!」

ジャックは白い光弾で反撃するが、ギギCは光弾で相打ちする。

ジャック「なんだと・・・・!?」 ギギC「ギギギギ!!ギギィ!!」

そして、ギギCがジャックを襲おうと走る。しかし・・・・・。

コリス「はあああぁぁぁぁぁっ!!!!!」

右方からコリスは素早いミドルキックでギギCを打撃した。

ギギC「ギギイィィィ!!」 ギギCは倒れる。だが、まだくたばらない。

ジャック「コ・・・・コリス・・・・?」

コリス「今の敵はかなりの強敵と見ました!!一緒でなければ勝てません!!」

ジャック「じゃあ・・・お前と一緒に戦えってのか!?」

コリス「そうです!あなたは孤独ではありません!!あなたには、

ランドルさんとアイリーンさんと言う親がいる!!そして、

地球の仲間たちがいるんだ!!あなたはこの地球を守りたいんでしょ!?」

ジャック「・・・ちっ!しょうがねーな!!今回だけだぞ!!お前と一緒はよ!!!」

コリス「あは・・・・っ!はい!!!」 そして、コリスとジャックは、

一緒にギギCと戦う事になった。ギギCは立ち上がり、二人に光弾を仕掛けた。

ギギC「ギギイイィィィ!!!」  コリス&ジャック「とぅ!!!」

コリスとジャックはジャンプして敵の攻撃を避けた。光弾は床に命中した爆発した。

ジャック「たあああぁぁぁぁぁ!!!」 ジャックはジャンプキックを繰り出す。

ギギC「ギギ!!」 ギギCは素早くそれを避けるが、次はコリスが攻撃に出る。

コリス「はああぁぁぁぁ!!!」 コリスは手刀でギギCにダメージを与える。

ジャック「とりゃああぁぁぁぁぁ!!!!」 ギギC「ギギ!?ギギギギイィィ!!」

続いて、ジャックがメガトンパンチでギギCを攻撃。敵が段々と押されようとする。

つづく

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ジャック「ちっ!やはり、この程度では通じねぇか!!」

怪人「ギギギ!!ギギギギギ!!!」

怪人は怒って、ジャックに殴りかかる。

ジャック「ふっ!はああぁぁぁ!!!」

ジャックは腕で敵の拳からガードし、ミドルキックで怪人の胴体を打つ。

怪人「ギギイイィィィ!??」 怪人はひるんだ。ジャックがとどめをさそうとする。

ジャック「・・・・っ!!これなら、どうだ!!!!」

ジャックは右手に白いエネルギーを集中して、そこから白い光弾を発射した。

怪人「ギギッ!!」 怪人は突然消えた。敵は瞬間移動で攻撃から逃れたのだ。

ジャック「・・・・ちっ。逃げたか・・・・。あいつがギギか・・・・。」


そして、現在。

ジャック「あの時、俺が戦った怪人があのギギだったんだ。

あの怪人どもめ。一体、何を企んでやがんだ?」

コリス「あのギギと言う怪人が、この世界に来た理由・・・・。

一体、何なのだろう・・・・。悪い予感がする。」

ジャック「確かに、奴等は様々なテロ活動を起こした感じだからな・・・。」

コリス「・・・よし!!ジャックさん!!ここは夢の力を持つ者同士として、

一緒にギギの野望を突き止めてみませんか!?そうすれば・・・・!」

ジャック「簡単なんだろ?あいにく俺は馴れ合いには慣れてないんでね。」

コリス「え・・・・!?で、ではあなたは一人で戦うですなか・・・・!?」

ジャック「俺は俺の方法で奴等を追う。お前もお前のやりたい方法で行うんだな・・・。」

ジャックはそう言いながら、コリスから離れて去った。

コリス「・・・・ジャックさん。あなたは一体・・・・。」

コリスは一瞬思った。ジャックの心の中に何かがあるのではないかと・・・・。


DGC基地司令室に戻ったコリス。

コリス「遅くなりました!!」

モモ「ようやく来たわね。では、引き続き状況の説明をします。

怪人ギギは資金を特に集めていると聞くわ。だとすれば、

資金の多い地区に襲撃する可能性もある。と言う事は、

資金がよく集まる地区を防衛する必要があるわ!!」

ランドル「しかし、資金がよく集まる地区とは一体どこなのか、

わかっているのかね?それに、銀行は複数あるのだよ!?」

モモ「こんな事もあろうかと、念のため地図で確認しました。

それに、銀行だけでなくお金が多く集まる店とかもあると思います。」

アイリーン「でも、DGCはたった6人なんでしょ?

敵は何人いるかわかったものじゃないわ!」

モモ「大丈夫です!!ギギはたぶん、3人で行動すると思いますから。

それに、FBIやSATにも要請したわ。」

イチゴ「要は・・・各隊員でそれぞれ銀行や金の集まるところを防衛して、

それで怪人を待ち伏せると言うワケですよね?」

モモ「その通りよ。では、今より行動を開始しなさい!

もちろん、あなたたちもやってもらいますよ!!アイリーンさん!ランドルさん!」

アイリーン&ランドル「ええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!??」

二人は驚く。まさか、自分たちも怪人たちと戦わなければならないのかと思って。

モモ「アイリーンさんは凍らすのが得意で、ランドルさんは捕獲が得意そうですからね。」

ランドル「な、何を言ってるのだね!!モモちゃん!!我々は普通の人間なのだよ!??」

アイリーン「でも、なんか怪人ってワケわかんないし、凍らすのにいい機会じゃない!?」

ランドルは不満するが、アイリーンは何かと喜びを感じる。

モモ「うんうん。何事も気合ですよ^^」

こうして、DGCはランドルとアイリーンの力を借りて、怪人討伐作戦を開始した。


ここ、3-E地区の銀行では多くの人が金を預けていった。

そこに一人の青年がいた。その青年は黒ずんだ衣装をしていた。

その青年は何故か違う意味の笑みを浮かべていた。

青年「ふっふっふっふっふ・・・・・。ここに金がありそうだな。」

青年は複数の人から離れたとたんに、何故か消えていった。

これはテレピーテーション。もしや青年もあの怪人の仲間か?


ここが銀行の金庫の前である。そこに青年が現れた。

青年「ククククク・・・・!!ここだ・・・・。」

青年はそう言った後、顔が変化した。銀色の異形な顔で、

X状の青い一つ目をしていた。怪人の姿に戻った。

そう。この恐ろしい怪人こそがジャックの言ったギギなのだ。

ギギA「ギギギギギギ・・・・・・!!」

ギギAが金庫のドアへ顔を向けた。そして、X状の目が青く光る。

ギギA「ギギイイィィィィッ!!!!」

その目から青い光弾を発射して、金庫のドアを爆破した。

そこから無数に金が見える。ギギは小型銃を持ち出す。

その時、警報が鳴り出した。もうじき警備員がここに来る。

ギギAは小型銃から紫色の光線を発射。すると、

無数の金が全てギギAの小型銃に吸い寄せられているではないか。

怪人の小型銃は全ての物質を吸い込む事ができるのだ。

ギギA「ギギギギギギ・・・・・!!」 全ての金を回収したギギAはさっそうと消えていった。

警備員「何事だ!!」 「あ、あれ?誰もいないぞ!?」 「あっ!金が全部なくなってる!!」

今更になって来た警備員たちは金も犯人もないと見て、混乱する。


とある豪邸。ここは大金持ちの美しき令嬢とそのメイドと執事たちが多くいる。

もちろん、上品な父と母がいるらしい。令嬢は今、窓から夜空を見上げている。

令嬢「ああ・・・・。大金持ちも意外と忙しそうですわ・・・。」

少女「もうすぐ忙しくなくなりますけどね。」

令嬢「っ!?誰ですの!??・・・・あ、あなたは・・・。」

令嬢は目の前の少女を見て驚く。その少女はメイド服を着ていた。

令嬢「この前から来た新人ですわね。失礼しましたわ・・・・。」

少女「確かに私は新人。でも、本当はね・・・・。」

少女は不気味な笑みを浮かべる。令嬢はそれを見て恐怖を感じる。

少女「ふふふふふふ・・・・。」 そして、少女の顔が変化を始める。

銀色の異形の顔と、赤い一つ目をしていた。少女もギギの仲間だったのだ。

ギギC「ギギギギギギギギ・・・・・・!!!!」

令嬢「ひ・・・・っ!!!か・・・・怪人・・・・・!!!!」

ギギC「ギギ・・・・!ギイイィィィッ!!!」

とても少女とは思えない野太い声で、ギギCは目から赤い光弾を発射して令嬢を攻撃した。

令嬢「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

令嬢は攻撃を受けて体中を焼かれて死んだ。そして、

豪邸が大爆発を起こした。恐らくギギCが豪邸にいる者を全て殺したのだろう。

そして、ギギCは燃える豪邸の中の金庫の前にいた。

金庫のドアが開け、無数の金が見える。ギギCは小型銃でその金を全て奪った。

ギギCは少女に化けてメイドになったフリして、豪邸の金を狙っていたのだ。

こうして、ギギは次々とお金と人の命を奪い続けているのだ。


テブリッシュとシュドーは3-E地区の街へ来た。

シュドー「ここの銀行の金がなくなったんだとよォ!?」

テブリッシュ「ああ!恐らく金が行方不明になったと聞いているが、

明らかに何者かに盗まれている!!まだ、犯人はここから逃げ切れてない!!

手分けして怪人を探すぞ!!!」

シュドー「おうっ!!見つけ次第、射殺してやるぜ!!」

テブリッシュ「よし!健闘を祈る!!」

シュドーとテブリッシュはそれぞれに散って、ギギAを探す事にした。


サキとイチゴはラスベガスへと調査に来た。ラスベガスには、

多くの金があるかも知れないからだ。

イチゴ「怪人は一番金を多く持っている者を狙っている。それに、

ここには金庫のようなところがあるに違いない。」

サキ「はい!この街に騒ぎが起こらないように警備します!!」

イチゴ「念のため、FBIも調査に参加させた。」

サキ「他の地区でもFBIやSATが準備完了しています。

ですが、これでギギの野望を食い止められるでしょうか・・・・。」

イチゴ「大丈夫!モモ隊長の友人?たるアイリーンさんとランドルさんがいるから。」

サキ「そうですね・・・。では、頑張りましょう!!」

イチゴ「うん!!」 こうして、イチゴとサキも行動を開始した。


そして、コリスはアイリーンやランドルと一緒に夜の町を歩いていった。

ランドル「いやぁ。まさか、モモちゃんの弟と行動できるとはw」

アイリーン「ねえねえ、僕。モモちゃんとどんな関係なのォ?」

コリス「い、いえ・・・・。ただの姉弟です・・・・。」

アイリーン「でもぉ~っ。本当はワケのわからない何かで結ばれてんでしょぉ~っ?」

コリス「そ・・・そんな事ありません!!」 コリスは赤くなりながら、そう言った。

ランドル「それより、コリス君!」

コリス「な、何ですか・・・?」

ランドル「・・・・この地球にはまだ、妖精たちはいるか・・・・?」

コリス「妖精・・・・。その事はモモ姉さんからよく聞きますが、

・・・・あまり出会ってはありません。宇宙の妖精になら出会いました。」

ランドル「そうか・・・。だが、私は信じるよ。妖精たちが、

きっとこの地球に戻ってきてくれるとね・・・。」

コリス「そうですか・・・・。」

アイリーン「この地球にはワケのわからんものがまだ多そうね!

私がそいつらを凍らせて、地球の平和を守るんだから!!!」

コリス「二人とも・・・・。(この二人、なんか良い感じだな・・・。)

ところで・・・・。あなたたちの息子のジャックさんの事ですが・・・。」

ランドル「おお!うちの息子か・・・。」

コリス「さっき、DGC基地の外にいたから、そこで話してみたんです。

ギギについてですが・・・。でも、ジャックさんは一人だけでギギを追うと・・・・。」

アイリーン「そう・・・・。相変わらず一匹狼なのね。うちの息子は・・・。」

コリス「え・・・!?一匹狼・・・・??」

ランドル「ああ。彼は孤独を愛する奴でな。小さい頃からはガキ大将ぶりで、

生きていたが、成長するたびに何かとクールな感じになって来るんだよなァ。」

コリス「そうですか・・・。では、ジャックさんには夢がありますか?」

アイリーン「ジャックの夢かぁ・・・・。・・・・・っ。」

アイリーンはジャックに夢はあるかと問われ、何故か黙り込んだ。

ランドル「・・・・・・実はね、コリス君。ジャックには夢がないんだ。」

コリス「え・・・・・!?」 コリスはそれを聞いて動揺し、足を止める。

ランドルやアイリーンも歩を止めて、コリスの方へ向く。

アイリーン「フェナリナーサは夢の国。そこに妖精がいるそうだから、

ランドルが喜んで、私もそこで動物たちを育てているわ。

息子のジャックにも、夢の素晴らしさを教えようとするけど、

何故かジャックは・・・・・・それがなくても生きていけるって言うの・・・・。」

ランドル「フェナリナーサの王になると言う夢は流石にいかんしなァ・・・。

何せ、フェナリナーサの王はまだ生きているから・・・・。そこで私は考えた。

地球にはまだ夢が残っているのかも知れない。もし、そうであれば、

ジャックをそこへ連れて行こうとした。それで現在に至るワケだ・・・・。」

コリス「そうですか・・・・。」

アイリーン「でも、その前にはまずギギを倒さなきゃいけない!!

それが終ったら協力してくれる!?ジャックの夢を探す事に・・・・!」

コリス「ええ・・・!ジャックさんの夢を・・・・探しましょう!!」

アイリーン&ランドル「うん・・・!」 二人は頷いた。

その様子を民家の近くからギギAの人間体である青年が密かに見ていた。


とある薄暗い空き家の部屋でギギCが化けた少女とジャックと戦った少年がいた。

ちなみに、少年はギギBである。二人の前には無数の金の山がある。

少年「ククククク!!これだけ集めりゃ、アレの完成も夢じゃないぜ!」

少女「ええ・・・!我が切り札、カタロンガーの完成が・・・!!」

つづく

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アイリーン「私たちもあんたの基地へ連れて行ってくれなあぁぁ~い??」

モモ「・・・・・ええええぇぇぇぇぇぇ!!????」

モモはいきなりランドルとアイリーンがモモの基地へ行きたい事に驚く。

ランドル「だってさァw久しぶりの地球だからさあぁ~っwww」

アイリーン「この地球がなんか変わった気がするから、

何か新しいワケのわからないもんがいっぱい出たんじゃないぃぃ~っwww」

コリス「え・・・?で・・・でも・・・;DGC基地は、

関係者からの許可及び、国際防衛科学局のライセンスでなければ入れませんので・・・;」

アイリーン「んな事はどうでもいーのよ^^とりあえず、私たちは行きたいの!」

ランドル「それで、結論はどうかね?モモちゃん。」

モモ「え、えーっと・・・・;どうしよう・・・・。とりあえず、上層部に連絡してみるわ。」

モモはシーバーを使って、上層部の者と連絡をとってみた。

ジャック「・・・・・父さん。母さん。」  アイリーン&ランドル「ん???」

後ろのジャックが話しかけ、ランドルとアイリーンが彼の方に向く。

ジャック「悪いけど、俺はDGCの基地に行くつもりはない。

俺は俺自身の行動でこの地球を見てみる。」

アイリーン「そう・・・・。いいわ。あんたがそれを望むなら。」

ランドル「我が息子よ。この地球の全てを、お前のその目でしっかりと焼き付けるがいい。」

ジャック「・・・・わかった。」

そして、ジャックはゆっくりと歩いて、4人から離れていった。

コリス「・・・・いいんですか?自分たちの息子を・・・・。」

アイリーン「いいのよ。あの子は私たちの子供。あの子は強いから、

きっと一人でも頑張れるわ。私たちはそう信じている・・・。」

ランドル「可愛い子には旅をさせろって言葉もあるしな。」

モモ「あなたたちは政府関連を持つ人なので、基地への入場が許可されました。」

アイリーン「本当!?やったわ!!」

こうして、ランドルとアイリーンはモモやコリスと共にDGC基地へ向かった。


アイリーンとランドルはついに、DGC基地の司令室へと入った。

モモ「ここが、私たちDGCの基地よ。」

ランドル「おお!ここがDGCか・・・・!」

シュドー「しかし、なんか過ごそうな二人だなァ。」

テブリッシュ「そりゃそうさ。ランドルさんもアイリーンさんも、

政府公認の人物なんだぜ。一部の防衛隊の人たちはもう知ってるハズだ。」

コリス「ささ。こちらへ座ってください。」

コリスに指示され、アイリーンとランドルがそれぞれテーブルの前のイスに座る。

サキ「二人とも、コーヒーを置いておきましね。」

サキはアイリーンとランドルにそれぞれコーヒーを置いた。

ランドル「ありがとう。君は優しいお嬢さんだ。」

サキ「え・・・?そんな・・・・。」 サキは照れていた。

アイリーン「・・・・・熱っ!つ・・・冷たくしてくれない・・・?」

アイリーンは今飲んだコーヒーが熱いと感じ、サキにそう言った。

サキ「あ、はい。では、アイスコーヒーに変えますね・・・・。」

サキは少し落ち込んでアイリーンの飲んだコーヒーを持ち、

アイスコーヒーに変えようと歩いた。イチゴがモモにある報告をして来た。

イチゴ「隊長。例の犯罪事件がまた起きたそうです。」

モモ「そう・・・・。また彼らの仕業ね・・・・。」

ランドル「ん?何かあったのかね、モモちゃん。」

モモ「い、いえ^^;また事件が起きたのですよ!ほらさ。

DGCは怪獣や宇宙人に対する事件だけではなく、他にもいろんな、

犯罪事件にも立ち向かうのよ!!はい・・・・。」

イチゴ「今回は異次元人らしき怪人が動いているそうです。」

アイリーン「怪人?って事は、ワケのわからない何かによる事件でしょう!?」

アイリーンは冷凍銃を構えて、モモにそう言った。

モモ「げげっ!!も・・・もし、そうだったら・・・どうするの??;」

アイリーン「ふっふっふっふ・・・・。凍らせます!!!」

モモ「・・・・・・・っ;」 サキ「ア、アイスコーヒー持って来ました・・・;」

アイリーン「あ。ありがとう。」


コリスは何故か、基地の外にいた。恐らく、何者かの気配を感じたからか。

コリス「・・・・・・やっぱり、ここにいたんですね。」

コリスは何者かに向かって、そう言った。

その者は、ライドマンことジャックであった。

ジャック「・・・・いて悪いかよ?」

コリス「いえ。構いません。あなたがここにいたいのなら・・・・。

ところで、地球はどうでしたか?」

ジャック「・・・・ああ。父さんや母さんの言うとおり、地球って美しいな。

ただな・・・・。この星の人間たちって、夢とか希望とかないんだよな・・・・。」

コリス「そんな事はありません。僕がその人たちに夢と希望を取り戻させます!」

ジャック「じゃあ、夢と希望を信じる奴がこの星で何人いると思う?」

コリス「え・・・・。そ、それは・・・・。」

ジャック「・・・・・やはり、父さんと母さんの言う通りだ。

地球は美しいけど、そこの人間たちはだらけきってやがる・・・・。

まあ。一応、両親の故郷だから憎んじゃいけねェけど・・・・。」

コリス「ジャックさん・・・・。」

ジャック「・・・・けど、一番許せねぇのが、この星の平和を脅かそうとするあいつらだ!」

コリス「っ!?あいつらって・・・・まさか・・・・!!」

ジャック「ふん。お前も知ってたのか・・・。あのギギって野郎を・・・・!」

コリス「ギギ・・・・!?」


ギギ・・・・。そいつは一体、誰なのか?そいつについて、

このDGCの司令室でもモモが解説を始めていた。

モモ「最近は異次元人らしき怪人たちが各国の都市で、

様々なテロを起こしています。資源及び資金の多く奪っていきましたが、

怪人たちの目的は未だにわかりません。怪人たちは人間に変身する事もできます。

コードネームはギギ。かつて、日本にも襲撃した事のある凶悪な異次元人です。」

ランドル「ほう・・・。我々がフェナリナーサにいる間にこんな事が・・・!」

サキ「それだけではありません。これまで、何度も怪獣や宇宙人が現れて、

私たち人間を苦しめていたんです。」

イチゴ「まるで、夢と希望を捨てた我々に怒るように・・・・。」

テブリッシュ「中には、夢を阻む者として我々に牙を向けて来たとの説がある。」

シュドー「まあ。どっちにしろ、俺たちDGCやクリスタルが、

そいつらをやっつけているけどな。」

モモ「まあ。今回もそうなるといいけどね・・・・。」


コリス「ギギ・・・・?一体、何ですか?そいつは・・・・。」

ジャック「実際のところじゃあ、俺もまだわからねーけど、

フェナリナーサのジジイ・・・・じゃなかった、王の話によれば、

ギギはかつて、夢の国に敵意を感じて戦争を仕掛けた事があるらしいぜ。

あの冥界のやつらと及ばねえから、簡単に夢の国側が勝ったそうだがな。」

コリス「ええっ!?夢に国を襲ったのは、冥界の怪獣だけじゃなかったのですか!?」

ジャック「まあな。あくまで王から聞いた話だけど・・・・。それに、

俺はあのギギって野郎と偶然会った。さっきまではな・・・・・。」

コリス「え・・・・っ!?戦ったのですか!?」

ジャック「ああ・・・・。ちと、しくじったがな・・・・!」


これはジャックが数時間前、一人でアメリカのどこかの街を歩いていた時だ。

そこは多くの大人たちが歩いていた。ジャックはそれを見回して、呟く。

ジャック「・・・・これが地球か・・・・。なんか感心しねェ・・・・。ん?」

その時、ジャックは何者かの気配を感じた。ジャックは、ある一人の少年の方に向かう。

その少年は黒く短い髪をして、黒ずんだ衣装を着ていた。

ジャック「こいつ・・・・!地球の人間じゃねェな!!?」

ジャックはその人間ではない少年に向かって走る。その少年はこれに気づいて逃げる。

ジャック「逃げるな!!待て!!!」 ジャックは少年を追い続ける。


少年は必死に逃げ続けたが、人気のないところで行き止まりの壁に来てしまう。

少年「な・・・・っ!?くぅ・・・・!!」

ジャック「もう逃げられないぜ?てめェ!何もんだ!!?」

少年「ふふふ・・・・。バレてはしょうがないな・・・!

ならば、見せてやるよ!!俺の本来の姿を!!!」

そして、少年は顔だけが光に包まれて変化していき、髪がなくなり、

銀色の異形な顔をして、黄色い二つの大きい目のある完全に怪人の顔であった。

怪人「ギギギギギギギ・・・・・・!!!」

ジャック「ついに正体を表しやがったか・・・・・っ!!」

怪人「ギギギッ!!!」 怪人は両目から黄色い光弾を発射した。

ジャック「ふん!!たあああぁぁぁっ!!!」

ジャックは素早くそれを避け、怪人を殴った。

怪人「ギギギッ!?」 怪人はひるんだ。しかし、これでくたばる敵ではない。

つづく

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ウルトラマンクリスタル「っ!?こ・・・。凍ってる!?もしや、冷凍光線!!!!」

ライドマン「当然だ!!!これは母から授かったのだからな!!」

ライドマンはそう言いながら、地上に着地した。

ライドマン「まだまだ技はあるぞ!!!はああぁぁぁっ!!!」

ライドマンは両手の拳を合わせ、その二つの拳に冷気を集めた。

そして、その白く輝く両手を左右に広げた。

ライドマン「アイスナックル!!!!!」

ライドマンは白く輝く二つの拳で、クリスタルを殴り始めた。 ガチイィィン

ライドマン「ふん!!!」 ウルトラマンクリスタル「ぐあ!!!」

ライドマンの白い拳がクリスタルの顔を打つ。その顔が一瞬凍りそうになった。

ライドマン「とりゃあぁぁぁっ!!」 そして、ライドマンは次にクリスタルの腹を打つ。

ウルトラマンクリスタル「うはっ!!!」

クリスタルは痛みと冷たさの合わせた苦痛に苦しむ。

ライドマンのアイスナックルはまさに、冷たい凍りの拳であった。

ライドマン「せぃ!!とう!!はあぁぁ!!!」

ライドマンはアイスナックルで次々とクリスタルを殴り続ける。

ウルトラマンクリスタル「くあ!!わぅ!!うおぁ!!!!・・・・っ!!」

ライドマン「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

ライドマンは最後の一発としてクリスタルの顔を思い切り殴る。

ウルトラマンクリスタル「ぐわああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

クリスタルは殴り飛ばされて倒れた。クリスタルの身体が少しだけ白くなっている。

これは、身体が凍りつつあるのだ。そのため、クリスタルの動きが鈍くなってしまった。

ウルトラマンクリスタル「く・・・・っ!!恐ろしい氷の拳だ・・・!」

ライドマン「さーて。そろそろとどめといきますか・・・・・。」

ウルトラマンクリスタル「くうぅぅ!!エクセリック光線!!!!!」

クリスタルはエクセリック光線でライドマンを攻撃する。

ライドマン「な・・・・っ!?」 ライドマンはそれに驚き、

避けようとするが、光線がかすかにライドマンの身体に命中し、そこが爆発する。

ライドマン「うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

ライドマンはクリスタルの光線を受けて倒れそうになる。もし、

直接命中したら爆発して死んでしまう恐れもあるだろう。

ウルトラマンクリスタル「今だ!!ムーンギロ・・・・・!っ!?」

その時、クリスタルは目の前の空からZEROが飛んで来たのを見た。

スカイラッシュZEROがいきなりディバインレーザーでクリスタルを攻撃した。

ウルトラマンクリスタル「うわああぁぁぁぁっ!!?な、何をするんだ!!ZERO!!」

モモの声『2人とも、喧嘩はやめなさあああぁぁぁぁぁぁい!!!!!』

ウルトラマンクリスタル「っ!?まさか・・・その声はモモ姉さん!??」

ライドマン「何・・・!?モモさんだと・・・・!?」

そう。ZEROに乗ってクリスタルを攻撃したのは、姉のモモであった。

ライドマン「ち・・・・。」 ライドマンは光とともに等身大へ戻った。

等身大でのライドマンは、元の人間の少年だ。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!」 クリスタルも等身大のコリスに戻った。

草原では、等身大のコリスとライドマンのところに、モモが来た。

モモ「全く、初対面で喧嘩とはねェ。」

コリス「姉さん・・・。この人(ライドマン)の事を知っているですか?」

モモ「ええ。本当は人間の子供だけど、ファナリナーサから夢の力を得たわ。

それでライドマンと言う巨人に変身できるけど、本当はジャックって言うの。」

ライドマンの本当の名は、ジャックであった。

コリス「ええっ!?ジャックさんって、ファナリナーサから来たんですか!?」

ジャック「ま。俺の生まれたところでもあるからな。」

コリス「けど・・・・フェナリナーサから来たのに、人間の子供って・・・・?姉さん。」

コリスは疑問を持っている。人間の子供なのに、何故フェナリナーサで生まれたのか。

夢の国に住む者は人間ではないハズ。それをモモに聞こうとした時、2人の大人が来た。

男性「それは我々からお話しよう。」 コリス「っ!?誰ですか!?」

ジャック「父さん・・・・!母さん!!」 そう。2人の大人はジャックの両親だ。

あたり前のように父の男性と母の女性である。男性はカウボーイのような帽子を被り、

顎にイカすようなヒゲをした。女性は青か紫かわからないような長い髪をしていた。

コリス「この2人がジャックの両親・・・・!?」

モモ「ええ。この2人は正真正銘の人間なの。」

男性「私は妖精ハンター・ランドル。妖精をこよなく愛する男だ!!」

女性「私はアイリーン。ワケのわからない物はなんでも凍らす女科学者よ!!」

コリス「・・・・なんだか、過ごそうだね;ジャックさんのパパとママって・・・・。」

モモ「いやいや。本当に凄かったわよ。あの昔、ランドルさんは妖精に対する欲望で、

アイリーンさんはワケのわからない物は凍らせなきゃ気が済まないと言う、

恐ろしい執念で、どれだけで子供の頃の私を振り回した事か・・・・・。」

そう。かつて、少女時代のモモは妖精ハンターランドルと、

恐るべし冷凍銃の使い手アイリーンと何度も出会っていたのだ。

しかし、絶滅しようとする動物たちを救うために、

アイリーンとランドルはその動物たちと一緒にフェナリナーサへ向かった。

2人はそこで結婚して、一人の子供を誕生をした。それが、ライドマンことジャックだろう。

その事をランドルとアイリーンが話して、コリスはそれを知った。

コリス「・・・・それで、アイリーンさんとランドルさんは、

フェナリナーサで子供を生み、それがジャックさんだったなんて・・・・。」

モモ「そのジャック君が、フェナリナーサの夢の力を浴びて、

普通の人間が夢の力を使えるようになったと言うワケね。

そして、ランドルさんの力とアイリーンの力を合わせ持つ最強の戦士となったワケね。

まあ。コリスとは及ばないそうだけどね。本来なら・・・・。」

ジャック「・・・・っ!?それはどう言う事ですか!?モモさん!!!」

モモ「え!?だ・・・だから、ジャック君はコリスに負けそうだったじゃない?;だから・・・。」

ランドル「モモちゃん!!!うちの息子を馬鹿にすると言うのかね!?」

モモ「あ・・・・;いえ、その・・・・・^^;」

ジャック「くぅ・・・・っ!!貴様!!コリスとか言ったな!?」

コリス「は、はい・・・・?;」

ジャック「今回は俺の負けにしてやる・・・・。だが、俺の方が絶対に強い!!

だから、俺はお前を越えてやる!!!

そして、父と母の故郷であるこの地球を俺が守る!!!」

モモ(・・・・ジャック君、すっかり親の性格が移ったみたいね・・・・・;)

アイリーン「ところで、モモちゃん。あんたの弟ってこぉんなに可愛いのに、

あーんなかっこいいウルトラマンになれちゃうなんて、ワケがわからないわァ~っ!!」

モモ「ちょ、ちょっとアイリーンさん・・・・。まさか、うちの弟を凍らす気じゃ・・・・;」

アイリーン「そのつもりっ!!!」 アイリーンはコリスに向かって、冷凍銃を構えた。

ランドル「げげっ!!まさか、モモちゃんの弟をも・・・・・!!!」

アイリーン「・・・・と、言いたいけどやめたわ。どうせ、マリンナーサで生まれたんだから、

夢の力とかで変身してたんでしょ?そのくらいはわかるわ。たぶん・・・・。」

モモ「良かった・・・・。じゃあ、コリス。基地へ帰りましょ。」

コリス「あ、はい・・・・。」 2人はDGC基地へ帰ろうとするその時・・・・。

ランドル「待ちたまえ。モモちゃん!!」 モモ「ん?何ですか?」

つづく

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ウルトラマンクリスタル  第40話・フェナリナーサから来た男!?

三面異次元・ギギ
鋼鉄怪獣・カタドンガー
天空巨人・ライドマン
登場

夢の国。そこには数々の国があった。だが、尽きる事のない現実によって、

人は夢を失い、全ての夢の国が地球から出なければならなかった。

あの人々の夢と希望を取り戻させんと使者を送り込んだフェナリナーサと、

マリンナーサも・・・・・。宇宙に浮かぶフェナリナーサより、

一つの光が出た。この光は一体、何なのだ?

光は流星のごとく、地球へと進んだ。もしや、新たな使者だろうか・・・・?


コリスはどこかの草原でトレーニングをしていた。

コリスは、次々と現れる怪獣たちに備えて力を数倍つけようと言うのだ。

今、スピードをつけようとランニングに励んでいる。

その時、何者かがコリスに向かって飛び掛った。

何者か「はあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 コリス「っ!!??」

その者はコリスに攻撃しようとジャンプキックを仕掛ける。

コリス「くっ!!てやああぁぁぁぁっ!!!」

コリスはいち早く避けようとジャンプした。コリスに攻撃しようとした者は、

攻撃を外され、着地した。コリスがその者の着地をする。

その者はどこかイカした感じの衣装をして、

緑色の長い髪と、紫色の瞳をした少年であった。

コリス「な・・・・何をするんですか!!?」

少年「今の飛び蹴りを避けるのは、普通の人間では難しかった。

だが、お前は簡単に避けた。やはり・・・・お前か。マリンナーサの王子よ・・・。」

コリス「っ!?だ・・・・誰なんだ!?あなたは・・・・!!」

少年「・・・・知りたいか?ならば、俺を倒してからなァ!!!」

少年はそう言うと、すぐにコリスに蹴りかかる。

コリス「くっ!!はぁ!!」 コリスは腕でガードし、ミドルキックで反撃。

少年「っ!!とあぁぁっ!!」 少年はそれを避けようよ、バック転でコリスから離れる。

コリス「は、速い!?」 少年「ふっつ!!どりゃあぁぁぁぁ!!!」

少年は素早くストレートでコリスの腹を打つ。コリスは吐きそうになる。

コリス「うはっ!!!(な・・・なんて重いパンチなんだ・・・・!!)」

さらに少年はアッパー、スピンキックでコリスを痛めつける。

少年「ふん!!!ほあああぁぁぁぁぁ!!!!」

コリス「うっ!!ぐあああぁぁぁぁっ!!!」

コリスは強烈なダメージに遠い地面に飛ばされる。

少年「とう!!」 そして、少年は倒れたコリスに向かって、ジャンプした。

コリス「く・・・・・っ!!」 コリスはゆっくり立つ。少年は空中キックを仕掛ける。

少年「はああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

コリス「ちっ!!はああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

コリスもジャンプして、空中キックを仕掛ける。どちらの攻撃が勝つか?

ドカアアァァッ 互いのキックがぶつかり合い、両者が吹き飛んだ。

少年、コリス「うわっ!!!!」 そして、2人はそれぞれ着地する。

そして、コリスがすぐに走り、攻撃を繰り出す。

コリス「おおおおぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!」

コリスは延髄斬りで少年に大ダメージを与えた。少年は物凄く吹き飛んだ。

少年「ぐわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

コリス「さぁ!!そろそろ正体を見せてもらおう!!!」

少年「く・・・そおぉぉぉ!!こうなりゃ、あれを使うぜ!!!フェナリ・チェンジ!!!!」

少年はフェナリチェンジと言う変身呪文を唱えた。すると、少年は青い光に包まれ、

少年は光となって巨大化した。コリスはそれを見て、驚く。

コリス「きょ・・・・巨大化!!?」

巨大化した少年は姿が変わっていた。その姿はまるで青白い鎧であった。

なお、頭では口元が露出し、目の部分では黄緑色なマスク状?らしい。

手足では、紫色のプロテクター?のような物をつけていた。

背中には妖精の羽が生えている。この鎧の巨人の名は、ライドマン。

ライドマン「我が名はライドマン!!コリスよ!!クリスタルとなり、

この俺と戦え!!!そして、その強さを俺に見せ付けろォ!!!」

コリス「く・・・・っ!!何が何だか知らないけれど・・・・ショワッチ!!」

コリスもクリスタルに変身し、巨大化した。ライドマンと対峙する。

ウルトラマンクリスタル「教えてください。あなたは一体誰なんだ・・・!?」

ライドマン「言ったろ?俺を倒してからだとっ!!はああぁぁぁ!!!」

ライドマンが襲い掛かろうと走る。クリスタルがライドマンの身体を掴む。

ウルトラマンクリスタル「っ!てやああぁぁぁっ!!!」

クリスタルはそのままライドマンに背負い投げを決め、地面に叩きつける。

ライドマン「ぐわっ!!ちいぃぃ・・・・っ!!やあぁぁ!!!」

ライドマンは立ち上がり、ハイキックでクリスタルにダメージを与える。

ウルトラマンクリスタル「うわ!!でや!!!」

クリスタルは素早いパンチを繰り出すが、ライドマンが手刀で受け流す。

ライドマン「ふん!!とああぁぁぁっ!!!」

そのままライドマンは肘うちでクリスタルを打つ。クリスタルは激痛でさがる。

ウルトラマンクリスタル「あぅ!!」 ライドマン「おらあああぁぁぁぁぁ!!!!」

ライドマンはさらにメガトンパンチでクリスタルを攻撃した。

ウルトラマンクリスタル「ぐあああぁぁぁぁっ!!!」

クリスタルは離れたところに倒れる。しかし、すぐに立つ。

ウルトラマンクリスタル「クリスタルボマー!!!!!!」

クリスタルはクリスタルボマーで、一気に倒すつもりだ。

ライドマン「はっ!!!!」 ライドマンは妖精の羽で空を飛んで、避けた。

本来ライドマンがいるハズだった地面が大爆発を起こす。

ライドマンは空からクリスタルを狙う。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!?」

ライドマン「俺は妖精の力で空を飛ぶ。そして、見よ!!俺の必殺技を!!!」

ライドマンは両手の拳を胸の前に合わせる。

すると、その両手に白いエネルギーが集まってくる。

ライドマン「オキシジェン・ブリザード!!!!!!」

ライドマンは両手の拳をクリスタルに向け、

その両手から白い冷気の光線を発射した。クリスタルはバック転で慌てて避けた。

ウルトラマンクリスタル「あわわわ!!!」 クリスタルはなんとか避けきれた。

すると、前の方へ見ると驚いた。そこが青白く硬くなっている。そう。これは氷だ。

つづく

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