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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリス「おお!サキさん!!もう大丈夫ですね!?」

サキ「ええ!休憩したらもう治ったわ!!」

イコール星人「・・・・・・!!」 星人はコリスとサキが来たので、焦りを感じる。

コリス「・・・・・っ!」 そして、コリスとサキはシューターを星人に向ける。

イコール星人「・・・・!・・・・・・!!」 そして、イコール星人はすぐに逃げ出した。

今度はバイクを使わず徒歩で走る。しかし、徒歩でも星人のスピードは速い。

コリス「あ!また逃げた!!」 サキ「そうはさせない!!!」

二人は全速で星人を追いながら、シューターを乱射した。

全ての銃弾は星人には命中せず、イコール星人はだんだんと二人から遠ざけていく。

サキ「は・・・・速いわ・・・・!」 コリス「バイクに近い速さだ・・・・!!」

イコール星人「・・・・・・・・!!!」 そして、星人はジャンプした。

イコール星人はまるで空を飛び去るように、雲の上へ跳び去りました。

サキ「・・・・・っ。逃げていったわ・・・・。」

コリス「あいつのジャンプはわずか40メートルも跳べるのか・・・・。」

サキ「でも、まだ完全に消えたワケではないわ。星人はどこかへ着地したに違いない。

あいつのジャンプした方向を辿れば、きっと見つけられると思うわよ。」

コリス「そうですか・・・・。では、探してみましょう!!」

サキ「ええっ!!」 二人はイコール星人の捜索を開始。一緒に走っていた。


二人は星人を探し続ける。既に森の中に入り捜索しているが、

なかなか見つからない。頭の良い宇宙人を探すのは相当難しいものだ。

サキ「おかしいわァ。確かに星人がジャンプした跡を辿ったつもりだけど・・・。」

コリス「・・・・星人はいち早く着地して、また走って去ってしまったのかと・・・・。

それとも・・・・僕たちが遅すぎたのか・・・・・。」

サキ「・・・・・っ。逃がしてしまったのはしょうがないわ。

一旦、基地に帰って隊長に謝りましょ。」

コリス「はい・・・・・。」 こうして、二人は基地へ帰ろうと歩く。ところだが・・・・?

ガルモンの声「キイイイイィィィィィ~」 どこからか怪獣ガルモンの声が小さく響いた。

コリス「っ!!あれは・・・・!?」 サキ「怪獣の声だわ・・・・!」

ガルモンの声「キイイイイイイィィィィィ~」

コリス「あれは・・・・ガルモンだ!!」

サキ「鳴き声を辿って探してみましょ!!!」

コリス「はい!!」 二人はガルモンを探すべく、怪獣の鳴き声を辿るように走る。

そして、怪獣の声が次第に大きく聞こえる。もうすぐ近づいてくる証拠だ。

サキ「鳴き声が大きく聞こえてくる。怪獣はすぐそこだわ!」

コリス「・・・はっ!!」 そして、二人は走り続ける。すると、急に足を止めて驚く。

そう。二人はついに怪獣ガルモンを見つけた。ガルモンは森の中に隠れていたのだ。

コリス「こ・・・・こんなところにいたのか・・・・。」

サキ「きっと、私たちやクリスタルに見つからないように、隠れているのね・・・・。」

ガルモン「キィアアアァァァ~ッ!キィアアァァァ~ッ」

ガルモンは怯え続ける。怯える怪獣は森の中でしくしく泣いているのだ。

コリス「・・・・・っ。どうしましょう。サキさん・・・。

・・・・ここは、隊長に連絡をした方が・・・・・。」

サキ「・・・・今はそっとしてあげましょ。なんか可哀想・・・・。」

サキは感じていたのだ。故郷を失ったガルモンの悲しみが。そして、コリスも。

コリス「・・・・・そうですね。でも、疑問を感じるんです。」

サキ「疑問・・・・?」

コリス「何故、ガルモンの故郷たるP-39星が爆発したのか・・・。

何故、イコール星人の侵略が始まったのか・・・・。そして、

何故、クリスタルがガルモンを攻撃しているのか・・・・・。」

サキ「確かに・・・・クリスタルがおとなしいガルモンを攻撃したのか謎ね。」

コリス「・・・・・・・っ!」 そして、コリスはガルモンに近づこうと歩いた。

サキ「っ!コリス君・・・・!?」 サキはコリスの行動に驚く。

コリス(ガルモン・・・・。君の星に何かあったのか・・・・。)

そして、コリスはガルモンの顔に近づき、その一部に左手で触れる。

ウルトラウォッチが小さく光り、目を閉じたコリスの脳裏に光りが発した。

彼の脳裏の中に、宇宙で赤く醜い炎に包まれたP-39星の姿が。

コリスは魔法でガルモンの記憶を読み取っているのだ。

P-39星のあらゆる世界では、山も、緑も、荒地も、浜辺も、草原も、谷も、

恐ろしい火の海が全てを燃やしつつあった。花が枯れ、海や水も消えつつあった。

この星にいた無数のガルモンを初め、多くの動物系の怪獣たちが炎に呑まれ、

次々と死んでいった。そして、小さな虫や魚たちも・・・・・。

コリス(P-39星は自然の溢れる素晴らしい星・・・。そこの生物たちは、

皆、自然を愛する平和な者たちばかりであった。しかし、そんな美しい星が、

何故・・・・こんな醜い地獄と化さなければならなかったのだろうか・・・・?むっ!?)

その時、コリスは諸悪の根源を見つけた。

それは暗闇の空を飛ぶ複数の黒い宇宙船であった。

この宇宙船団は一体、何なんだ?その疑問を無視するように、

複数の黒い宇宙船が紫の光線を発射して、次々と森を焼き続ける。

そして、他にもあらゆる場所で多くの宇宙船が破壊活動を続けていて、

それぞれこの星の生物をも焼き殺してしまう。

コリス(まさか・・・こいつらがこの星を・・・・!まさか、侵略か・・・!?)

宇宙船団はこの星を焼き尽くし続ける。そして、炎の中から謎の巨人が複数現れる。

その巨人は影で包まれてよくわからないが、頭に二つの突起があり、顔に一つ目のような、

光が発していた。その巨人はその光から光線を発射して、森を焼き尽くしていた。

そして、複数の巨人たちは光線でこの星を焼き尽くす。巨人たちと宇宙船団は仲間らしい。

コリス((こいつら・・・・この星人たちがまさか・・・・・っ!!!)

ドカアアアアアアアァァァァァァァァァァァン

そして、P-39星は爆発してしまった。宇宙船団と巨人たちは宇宙へ飛んで脱出した。

巨人「はっはっはっはっはっは!!!はっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!!」

その巨人は勝ち誇るように笑っていた。その巨人の姿が明らかになりつつある。それは・・・。


コリス「イコール星人!!!!!!!!!」

ガルモンの記憶の世界から現実世界へ戻ったコリスの精神がコリスの身体に戻り、

怪獣の記憶で真実を知ったコリスはそう叫び、地面に尻餅をつく。

サキ「ど、どうしたの!?コリス君・・・・!」

コリス「はぁ・・・・はぁ・・・・。・・・・っ!

サキさん・・・。P-39星を爆破した犯人の正体がわかりました・・・・。」

サキ「犯人・・・・!?」

コリス「はい・・・・。それは、さっき僕たちが追った宇宙人です。」

サキ「まさか・・・・!イコール星人!??」

コリス「はい・・・・!!」 そう。P-39星を爆破し、星クズにしたのは、

平和な星を嫌う悪魔のような宇宙人・イコール星人であった。

コリスはガルモンの記憶を辿って、その真相を知ったのだ。

そして、星人は惑星の生き残り、ガルモンを追ってこの地球にやって来たのである。

サキ「もしや、イコール星人はガルモンを追い、この地球をも征服しに・・・・。」

コリス「かも・・・・知れません。こうなれば、DGCの総力をあげて、

イコール星人を追って、星人を始末しなければ!!ガルモンのためにも・・・・うっ!?」

コリスがその語尾と共にガルモンの方を向くと、急にビックリしたような顔をする。

それは、ガルモンが謎のリング状のビームに包まれて、浮かび上がって来たからだ。

サキ「か、怪獣がビームに捕らわれている!!?」 コリス「まさか・・・・!!」

二人はさらに空を見上げる。そこに、黒い宇宙船があった。

宇宙船はリング状のビームで、ガルモンを捕らえていたのだ。

コリス「あれは・・・イコール星人の宇宙船!!」

サキ「まさか・・・!ガルモンを拉致するつもり!!?」

ガルモン「キィアアアァァァァ~ッ!キイイイイイイィィィィィィィィ~」

ガルモンはビームから逃れようと必死に暴れるが、結局そうできず、

宇宙船と共にどこかへ飛び去った。ガルモンは宇宙人に攫われてしまった。

サキ「怪獣が連れ去られたわ・・・・!追いつこうにも追いつけないし・・・・。」

コリス「・・・・・っ!!DGC基地に戻って、後で怪獣の行方を捜しましょう。」

サキ「ええ。」 こうして、コリスとサキはロードでDGC基地に戻った。


ロードを運転しているサキ。そこに、サキのシーバーが鳴り出した。

サキ「こちら、サキ!!」 モモの声『ワシントンにて、怪獣ガルモンが出現したわ!!』

通信の相手はモモであった。そして、彼女の言葉を聞いたサキとコリスは驚く。

コリス「な、なんですって!!?ガルモンが・・・・!?」

サキ「きっと、宇宙船がガルモンを街へ放り込んだのですね!!?」

モモの声『いえ。送り込んだのが正解ね。奴は宇宙人の手下である可能性が高いわ。』

コリス&サキ「えっ!!!!???」


ワシントンの街で、確かにガルモンが現れた。宇宙船は既に去っていったそうだ。

ガルモン「キィアアアァァァ~ッ!キイイイイイィィィィィ~」

ガルモンは街を見た事ないので、恐怖を感じて怯えて暴れていた。

それにより、怪獣の周りのビルや建物が次々と破壊されていく。

しかし、流石に火は吐かないそうだ。やはり、ガルモンは良い怪獣であるからか。

そして、人々が逃げているところを見ると、ガルモンはその者たちに手を出さず、

逆に彼らから離れるように移動していく。しかし、人々から見れば、

ガルモンは凶暴な怪獣でしかない。

そこに、米軍の戦闘機部隊はDGCの飛行メカも出撃した。

スカイラッシュ1がシュドー、スカイラッシュ2がテブリッシュ、

コプターラッシュがイチゴである。二機のラッシュがさっそくレーザーバルカンで攻撃。

ガルモン「キイイイィィィィ~!キイイイイイィィィィィ~」

ガルモンは怯えながらも、スカイラッシュ部隊を油断させようと火炎を吐いた。

二機のラッシュはそれを避けた。そして、次に戦闘機部隊が一斉攻撃。

ガルモン「キイイイイイィィィィィ~」 攻撃を受ける怪獣だが、

やはり痛がり怯える。しかし、火炎を出して複数の戦闘機を撃墜した。

スカイラッシュ二機は再びレーザーバルカンで怪獣を攻撃。

コプラーラッシュも通常バルカンで、ガルモンを攻撃した。

ガルモン「キイイイイィィィィィィ~!キィアアアァァァ~ッ」

ガルモンはまた火炎を出し、複数の戦闘機を破壊するが、

残りの戦闘機が一斉攻撃で、ガルモンを攻撃した。怪獣は逃げようと歩く。

テブリッシュ「ちきしょう!!あいつ、侵略者の怪獣だったのか!!」

シュドー「侵略者の手下だったら容赦はできねェな!!!」

イチゴ「このまま一気に攻撃を・・・・!むっ!?」

その時、コプターの通信機が鳴り出した。それはコリスからであった。

つづく

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