不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
あかり「お湯はもう沸いていますので。」 PR
春日「え・・・・?怪獣の出現と同時にブラックアタッカー部隊の暗躍が!?」
桜「はい・・・。怪獣は現れてから何もせずに、急に地底に帰りました。」 野沢「そして、ブラックアタッカー部隊は青井隊員の攻撃を受けても、 何故か、やり返さずに何処かへ走り去ったのです。」 清水「私の考えによれば、今回の怪獣事件は、デスナイトの企みと関連しているのかも知れません。」 桜「あの怪獣は今までに見たことのない生物でした。まだおとなしいか悪いか判明できません。」 桜「ふむ・・・・・。デスナイトの日本支部は滅んだ・・・・・。でも、デスナイトは、 日本攻略をあきらめないため、何処かの別の支部がこの事件の裏で暗躍していると思うわ。 その支部は日本支部とは違い、どんな戦略でこの国を襲ってくるだろうか・・・・・・。 では、出現した未確認の怪獣は一体、何故出現したのか・・・・?・・・ところで、新隊員のどうだった?」 野沢「はい。皆、よく頑張りました。ただ・・・・・・。」 清水「ただ、青井隊員がデスナイトに対する憎しみのせいか、勝手な行動に出て・・・・・。」 春日「そう・・・・。でも、もし、青井隊員が奴らによって、何かの幸せを奪われたのなら、 その憎しみに支配されて命令なしで戦っていたのかもね・・・・。 昔の光次郎君もこの隊に入る前もそうだった・・・・・。」 桜「私も・・・・・デスナイトが憎くて・・・・。前に命令もなく攻撃に走って・・・・・・。」 春日「っ・・・・・。新隊員たちを呼んで。」 清水「はい・・・・・。新隊員の諸君、隊長がお呼びよ!」 光次郎たち「はい!」 清水の呼び声に、テーブルの前で座っていた光次郎たち新隊員たちが、 一斉に立ち上がって、春日の前に立った。 青井「集合しました。春日隊長。」 春日「うん。みんな・・・・・。初任務、ご苦労だったわね。」 光次郎「はい。少し、緊張しましたが・・・・。それにしても、あのブラックアタッカーは、 何故、怪獣の出現したところにいたのでしょうか・・・・・。日本支部は滅んだので、 奴らは別の支部から来たのかと思います。」 春日「うむ。青井隊員。」 青井「っ!はい。」 春日「あなたは、先輩の命令を無視して、勝手に敵を撃ったそうね?」 春日は少し厳しそうな声で青井に言った。青井はそれを聞いて落ち込む。 青井「・・・・・申し訳ございません・・・・・。でも・・・・・・。」 春日「わかってるわ。あなたも、デスナイトが憎いものね・・・・・。」 春日は急に微笑んで言う。 青井「・・・ごめんなさい・・・・・。どうしても、奴らが憎くて・・・・・・。」 春日「でもね、憎いからと言って、勝手に殺して言い訳じゃない。さっきのあなたの行為は、 無鉄砲だと思うわ。命令も聞かずに勝手に一人で攻撃して、奴らが反撃したら、 あなたは死んだかも知れないわよ?」 春日のその言葉を聞いた青井は何かに気づくように驚く。 無鉄砲。青井は今に気づいたのだ。確かに、勝手に一人で戦ったら死んだかも知れないと。 春日「あなたはね、一人で戦っているわけじゃないのよ。SSPには、 あなたを味方してくれる人が多くいるはずよ。もし、悲しい事や切ない事があったら、 いつでも、仲間たちに相談するといいわ。」 青井「仲間たち・・・・・。」 青井は後ろの方を見る。そこに、光次郎や桜、 野沢や清水たちSSP隊員たちが笑顔で青井を見ていた。青井もそれを見て微笑む。 青井「・・・・わかりました。ありがとうございます。」 青井は春日の前で礼を言った。 春日「うん。他の二人はどうだったかな?」 折原隊員「はい。SSPの任務は大変ですが、これからも力を合わせて頑張ろうと思います!」 木之本隊員「戦いは命がけだと思いますが、一生懸命に戦って生き残ろうと思います!」 春日「うん。これからも厳しい任務が待ってるかも知れない。 初任務で疲れたから、それぞれ家に帰って休憩するといいわ。」 光次郎「はい。では、僕はそうします。」 光次郎はそう聞いて、少し微笑んだ。 桜「あの人が待っているもんね。光次郎君。」 光次郎「うん。あの人が・・・・・・・。じゃ、自分はここで失礼します! またお呼びでしたら、いつでも来てください!」 光次郎は敬礼をして、司令室から出た。 桜「お疲れ様。光次郎君。」 桜は手を振りながら、笑顔で言った。 折原隊員「じゃあ、私もここで帰らせていただきます。」 木之本隊員「私もここで失礼します。では、また・・・・。」 そして、二人も敬礼して、司令室から出た。 春日「・・・・青井隊員は帰らないの・・・・・。」 青井「・・・・・え?は、はい・・・・。せっかく、SSPに入れたんですもの・・・・・。 私はまだ疲れていませんし、まだ帰る訳にはいきません。次の任務はいつからですか?」 春日「ふふふふふふ。真面目だね、青井隊員は。でも、今日の任務はないと思うけど・・・・・。 そうだ!パトロールに行ったらどう?パトロールしたら何か異変な事も見つかるだろうし!」 青井「パトロール・・・・・。はい!やってみます!」 青井は敬礼しながら、真面目な声で言った。 春日「あなたは新隊員の中で、一番、パトロールは初めてだから、 野沢隊員や清水隊員にも強力させていただくわ。」 青井「はい。・・・野沢先輩、清水先輩、よろしくお願いします!」 青井が野沢と清水の前で礼儀正しくして挨拶すると、二人は笑顔で応えた。 野沢&清水「よろしく。」 光次郎は夕日の太陽が輝く秋田町を歩いていた。自分の家に帰る為に。 光次郎「いやぁ・・・・それにしても、疲れるなぁ・・・・。SSPの仕事。 でも、いいさ。桜ちゃんや・・・いろんな仲間たちと一緒にいれて、一緒に戦えるから・・・・。 それに、家には・・・・・彼女がいるから!」 そして、光次郎は自分の家の前についた。 光次郎はドアをゆっくりと開け、家の玄関に入り、靴を脱いで、家の中に入った。 光次郎「ただいまっ!!!」 光次郎は元気よく挨拶した。 そして、彼の前に一人のメイドの服を着た美少女が笑顔で立っていた。 そう。このメイドの少女こそが、光次郎のメイド・・・・・そして、 マリオネット・ライターの人間体であるあかりであった。あかりは礼儀正しく挨拶した。 あかり「おかえりなさいませ、ご主人様の光次郎さん。」 光次郎「ははっ。ご主人様はもういいよw」 あかり「お食事はもう少しかかりますが、どうなされますか?」 光次郎「いつも通り、二階でパソコンとかするさ。」 あかり「そうですか。いつも通りですか・・・・・・。」 光次郎「・・・・・・・なんか・・・・いつも通りになってるね・・・・。 君があのマリオネットライターであっても、今日も君といつも通り・・・・・。」 光次郎は第15話の頃で、倒れているあかりを発見して、彼女が、 マリオネットライターである事がわかっている事を思い出した。 光次郎にとっては、これはとてつもない驚きであった。しかし、現在、 彼女がマリオネットライターであっても、彼女とちゃんと話し合えた。 光次郎にとって、今でもあかりとの関係は変わっていないと感じていたからだ。 あかり「・・・・でも、ちゃんと変わっているところがあるではありませんか。」 光次郎「え・・・・・?あ!」 光次郎は自分の身体を見て、気づく。 今の光次郎はSSPの隊員である。その印である隊員服を着ているのだった。 あかり「あなたは今、SSPに入隊できましたね。おめでとうございます。 これからも、あなたはSSPの隊員として頑張っていきますものね^^」 光次郎「あ、ああ・・・・・。ありがとう・・・・・。でも、学校もあるからなぁ・・・・^^;」 あかり「確かにwあと少しで高等部に入学するんですね?」 光次郎「うん。その前に早いところ、怪獣を見つけて、止めないと・・・・・。」 あかり「怪獣?」 光次郎「うん。なんか、山で巨大な怪獣が出てきたんだ。未確認な生物だから、 まだわからないけど。その怪獣のところにブラックアタッカーがいたんだ。」 あかり「ブラックアタッカーが!?」 光次郎「ああ。デスナイトは別の支部を送り込んで、何か企んでるかも知れない・・・・。 もし、奴らが動き出したら・・・・。その時は頼むよ、あかりさん!」 あかり「・・・・・はい!喜んで!(別の支部・・・・・・まさか・・・・!?)」 あかりは光次郎の前で明るく言い、心の中で真剣に呟いていた。 あかり「・・・・・・光次郎さん。」 光次郎「ん?何?」 あかり「・・・・・よかったら・・・・。一緒にお風呂に入りませんか?//////」 光次郎「え・・・・・!!?/////お・・・お風呂!?///一緒に・・・・・//// そ・・・・そういえば、今まで一緒にお風呂なんて入ってなかったな・・・・・。」 あかり「でも、私の正体はもう明かされたんだし、もう・・・いいですよね?////」 光次郎「え・・・・///あ・・・・/////うん・・・・////わかった・・・・・・////」 光次郎とあかり。実は二人とも一緒にお風呂に入っていなかったのだ。 何故なら、もし、お風呂であかりが自分の胸に付いているクリスタルを、 光次郎に見られたら、正体を見られてしまう事になるからだ。しかし、 あの事件で既に正体を見られたので、もう一緒にお風呂に入っても構わないとあかりは思うだろう。 ちなみに、胸のクリスタルこそが、あかり=マリオネットライターの命でもあるのだ。 つづく
桜「隊長。ただいま戻ってまいりました!」
清水「新たな事件が発生したそうですね!?」 春日「ええ・・・・・。みんなそろったわね?」 春日の質問に、隊員たちが答える。 隊員たち「はいっ!!」 どうやら隊員たちは全員集合していたようだ。 春日「では、このモニターを見て。」 春日がそう言うと、隊員たちは大きなモニターの方を見た。 そのモニターに映されているのは、どこかの山から謎の異生物が出てきているところであった。 野沢「っ!!こ・・・・この巨大生物は・・・・・!?」 光次郎「か・・・・怪獣だ!!!」 青井「怪獣!?」 光次郎「間違いない・・・・・・!あの獣のような姿は・・・・・まさに怪獣だ・・・・・・・!!」 春日「高町隊員の言うとおり、34-QA地区の山に現れているのは怪獣だと思うわ。 念のため、調査を行う。今回の調査メンバーは、清水、野沢、月野・・・・・。 そして、新隊員の高町、青井、折原、木之本・・・・・以上のメンバーで行ってもらうわ。 アクターシックスの使用を許可する。準備はいいわね!?」 隊員たち「はいっ!!!」 春日「では、出動!!」 隊員たち「了解!!!」 こうして、桜たちと光次郎たち新隊員たちは出動命令に従い、司令室から出た。 同じ頃、山では、岩山を突き破って、上半身を出した巨大な怪物がいた。 太そうな体つきに恐竜に似た顔を少し太くした顔、口に二本の大きい牙が生えていた。 この姿の怪物こそ、光次郎や春日の思っていた怪獣そのものである。 怪獣「グイイイイイィィィィィィィィィン」 そして、桜たちを乗せたアクターシックスは怪獣の出現した山へ向かっている途中であった。 今、街から離れて山中のアスファルトを走っているところであった。 ちなみに、清水が運転していた。その隣には野沢がいた。 後ろの席では、光次郎、青井、桜、。そのまた後ろの席には折原隊員、木之本隊員がいた。 清水「間もなく目的地だ・・・・・・。」 野沢「みんな。武器の準備はできた?」 野沢は後ろの隊員たちに向かってそう聞いた。 隊員たち「はい!!」 光次郎「・・・・いよいよSSP隊員としての初任務か・・・・・・!」 青井「っ・・・・・!初めての任務・・・・・!必ず成功させなきゃ・・・・・っ!!」 光次郎と青井、そして他二名は初めてSSPに入隊したばかり。 新隊員たちにとって、初任務は最初からかなりの難関であるらしい。 新隊員になった者たちは戦いの経験では未熟だからだ。たぶん、光次郎を除いて・・・・・。 野沢「・・・・・みんな、緊張してるね・・・・・。」 清水「ええ。初めて新隊員として戦いの道を歩み始めたばかりだから・・・・・。」 野沢と野沢は後ろの新隊員たちが緊張で真剣な表情をしていた。特に光次郎と青井も・・・・・。 光次郎&青井「・・・・っ・・・・・・・!」 桜「・・・・・新隊員のみんな。初めての任務だから、ちょっと緊張してるね?」 桜は笑顔で青井たちに言う。彼女の一言によって、新隊員たちは少し落ち着いた。 青井「つ・・・・月野先輩・・・・・・。もし・・・・この作戦に失敗したら・・・・・。」 桜「大丈夫。失敗しても・・・・また頑張るように努力すればいいんだよ。」 青井「・・・・そうですよね。ありがとうございます。」 桜「特に光次郎くんは今までどおりにやればいいよ。」 光次郎「うん。武器はいつもとは違うけど・・・・・。」 青井「え・・・・!?高町隊員・・・今、なんて・・・・・!?まさか・・・・!」 青井は二人の話を聞き、桜が光次郎に今までどおりにやればいいという事に疑問を持つ。 桜「え!?あ、いえいえ^^;今のは・・・・その・・・・・・;」 光次郎「え・・・えと!じ・・・実は僕、防衛隊のゲームをやってて、 その成績の良さで偶然、SSPにスカウトされて・・・・・^^;」 青井「たかがゲームのクリアなんかでSSPに入隊できるわけないでしょ!!? 高町隊員!あんた・・・・・。SSPに入隊したのは・・・・・今日だったよね・・・・・!?」 光次郎「そ・・・・そうだよ・・・・・・・。」 光次郎には言えなかった。 光次郎はSSPに入隊する前に弓道部で鍛えた弓矢の技で、 幾多の敵ジャンボロイドを攻撃して、SSPやマリオネットライターをサポートした事を。 その事は既に桜たちSSPの現隊員たちが知っていたが、 新隊員である青井はその事を知らなかった。だから、光次郎は彼女にその事を話したくなかった。 青井「じゃあ・・・・・月野先輩に【今までどおり】というのは何?」 光次郎「・・・・・・・まだ、言うべきではない・・・・・・。でも、これだけは言っておく。 僕は・・・・・ジャンボロイドが憎い!奴らに友達を殺されたから・・・・・・。 だから、僕はジャンボロイドと戦うために・・・・。そして、愛する者を守るために・・・・・。」 青井「・・・・・そう・・・・・。あんたも・・・・・奴らが憎いのね・・・・・・。」 青井は彼の言葉を聞いて、落ち込んだような表情になった。 光次郎「・・・・・奈々ちゃん!」 青井「っ!だから、私は青井だって・・・・・・!」 光次郎「一緒に頑張ろう!最初の任務を!!」 光次郎は笑顔で青井に手を伸ばす。 青井「・・・・・・・っ。わかってるわよ・・・・・・・!」 青井は赤くなりながらも、光次郎の手に触れ、握手した。桜は二人のやりとりを見て微笑んだ。 清水「うむっ!間もなく目的地よ!!」 野沢「みんな!準備はいいわね!?」 光次郎&青井「っ!はい!!」 隊員たち「はいっ!!」 そして、アクターシックスは山のふもとについて、隊員たちが降りてきた。 野沢「みんな、武器の装備はできてるね?」 隊員たち「はい!」 光次郎たち新隊員はSSPのオリジナル小型銃のサイレントガン、 桜はロケット・ランチャー、清水と野沢は中型マシンガンタイプの機関銃を装備していた。 桜「新隊員のあなたたちがサイレントガンは初心者にも扱いやすい小型銃よ。」 清水「では、調査を開始する!私についてきて!」 隊員たち「はい!!!」 新隊員たちは桜、清水、野沢の後をついていき、皆で歩き出した。 そして、メンバーは煙が少しだけ漂っている山々に近い森にいた。 隊員からも山々に溢れる煙が見えているだろう。 青井「清水先輩、野沢先輩、地形に白い煙が漂っていますが・・・・・。」 野沢「うん。これは・・・・・・何か巨大な物体が暴れた後かも知れないわね。」 清水「つまり、ここがモニターに映された奴が現れたところよ。一応だけど・・・・・。」 光次郎「・・・・桜ちゃん。やはり、怪獣が出たんだよ・・・・。きっと・・・・・・!」 桜「うん。でも・・・・怪獣って・・・・・・・。」 光次郎「そうさ。桜ちゃんも知ってるだろう?怪獣は、いろんな奴がいて、ほとんどがこの日本で、 暴れていたんだ。ジャンボロイドが現れて以来にあまり出てこなかったんだけど・・・・。」 桜「うん。私のおばあちゃんも昔、怪獣に友人を殺されたんだっけ・・・・・。」 光次郎「そうか・・・・・・・。」 その時、青井が出てきて、光次郎に声をかけた。 青井「なんで月野先輩に向かって、桜ちゃんなんて言うの?」 光次郎「え?あ、聞いてたのか^^;桜ちゃんは学校で僕と同級生なんだ。」 桜「うん。私は光次郎君といつも一緒だったのよ。」 青井「ふーん・・・・・。そうですか・・・。」 青井はそう聞くと、光次郎をじろーっと見た。 光次郎(・・・・な・・・・なんなんだ、この娘(青井)・・・;」 光次郎は青井に睨まれて複雑な気持ちだった。 清水「っ!見て!!!」 清水が指をさしたところを隊員たちが見る。 煙が漂う山々の中で、ある山が崩れだし、そこを突き破って爬虫類のような巨大怪物が顔を出した。 野沢「っ!あの怪物・・・・・・!モニターに移ってた・・・・光次郎君が言ってた怪獣!!?」 そして、怪獣はついに山を完全に突き破り、全身を現した。二足型の爬虫類のような姿だ。 怪獣「グイイイイイィィィィィィィィィィン」 怪獣はそのままずっしりずっしりと歩き始める。 野沢「ついに現れたわね・・・・・・っ!!」 光次郎&青井「くっ・・・・・!」 光次郎と青井がサイレントガンを構えるが、桜が二人の前に来て止める。 桜「待って!もし、おとなしい生物だったら殺さない方がいいと思うわ。」 青井「でも、怪獣はすぐに暴れるかも知れません!そうなる前に止めないと・・・・っ!」 清水「怪獣にはおとなしい者と暴れる者がいる。この怪獣はまだ良いか悪いか決まってないのよ!? それに、我々の攻撃はあくまでも偵察。むやみに動物を殺していいわけがないんだ!!」 青井「っ・・・・・・。ごめんなさい・・・・・・。」 光次郎「っ・・・・・・。むっ!!?」 光次郎は右の方を向いて、何かを見たように少し驚く。 そこに、何故か走っているブラックアタッカーの横姿があった。 光次郎「ブ、ブラックアタッカーだ!!!」 光次郎の叫びに反応するように、 隊員たちも光次郎の見ているところを見る。そこに複数のブラックアタッカーが走っていた。 野沢「っ!ブラックアタッカーだわ!!」 清水「奴らはデスナイトの一員だ!!」 桜「日本支部は壊滅したから・・・・。もしかして彼らは・・・・・・・っ!!」 青井「っ!デスナイトオオオオオォォォォォ!!!!」 青井はいきなり走り出した。 彼女はサイレントガンを構えて、ブラックアタッカー部隊に向かうつもりだ。 野沢「っ!待って、青井隊員!!」 清水「まだ攻撃命令は出していないわよ!!!」 しかし、青井は彼女たちの声も耳に届かず、サイレントガンを何発か撃った。 そして、彼女の放った銃弾が二人のブラックアタッカーに命中した。 ブラックアタッカー「うわあぁぁぁっ!!?」 「っ!なんだ!!?」 「SSPの奴らだ!しかし、今はやり返すな!!作戦に遅れる!!」 「っ・・・・・・!!」 しかし、残りのブラックアタッカーは戦おうともせず、犠牲者を捨て置いてそのまま走り去った。 青井「っ!逃げたか・・・・・っ!!」 そして、隊員たちが青井のところに来た。 清水「何故、勝手な行動に出たの!?」 青井「だって・・・・・奴らはデスナイトですから!!奴らは倒すべき軍団なんですよ!?」 野沢「確かに奴らはデスナイトだったわ。でも、あまり、自分勝手な判断で行動するのはちょっと・・・・。」 青井「確かに自分勝手な判断は身を滅ぼす事もある・・・・・。 でも、私は奴らを倒さなければなりません!優しい人を殺した・・・・・奴らを・・・・・・!!」 野沢&清水「っ・・・・・・・・。」 その時、桜が山々の方を見ると、急に驚いて叫んだ。 桜「あっ!!怪獣が地面に潜っていきます!!!」 隊員たちは桜の見たところを見る。 怪獣「グイイイイィィィィィィィィィィン」 怪獣はモグラのごとく、地面に潜って姿を消した。 光次郎「逃げたか・・・・・!それにしても、怪獣の出現にブラックアタッカーのあの行動は・・・・・。」 清水「今度の事件では、デスナイトの暗躍が今の怪獣に関連しそうな気がするわ・・・・・。」 野沢「・・・・みんな、初任務。少し大変だったけど、お疲れ様。基地に戻りましょ。」 隊員「はい。」 光次郎(終わったか・・・・・。これであかりさんの元へ帰れる・・・・・・。) そして、光次郎たちは第6分隊支部に戻り、春日に調査の結果を報告した。 つづく アンドロイド少女・マリオネットライター 第16話・怪獣ジャンボ・ロイド ついに、光次郎はSSP第6分隊に入隊!それと同じく謎の美少女もこの隊に入隊した。 |
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