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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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あかり「お湯はもう沸いていますので。」

光次郎「そ・・・・そう・・・・・・^^;・・・・じゃあ、一緒に入ろうか・・・・・・。」

あかり「はい♪」 あかりは喜んでいた。光次郎も実は、少しだけ喜んでいたのだ。

そして、光次郎とあかりは洗面所の前にいた。洗面所の近くにお風呂場があるのだ。

光次郎「あ・・・・・あかりさん・・・・・///////」

あかり「なんですか?」

光次郎「わ・・・悪いけどさ。さ、先に・・・・入ってくれない・・・?/////」

あかり「・・・・はい。わかりました。」 あかりはウキウキしそうに洗面所に入った。

そして、光次郎に見られないように、カーテンを閉めて、服を脱ぎ始めた。

カーテンのせいであまり見えないが、あかりがほとんど衣装を脱いでいる事がわかる。

光次郎からは、あかりが全裸でなってるところが見えていた。生ではなく影部分であるが・・・・。

光次郎(・・・・あかりさんって・・・結構、エロそうな体つきなんだな・・・・//////)

光次郎は何かエロそうな妄想をしてさらに赤くなった。そして、あかりはお風呂場に入ったようだ。

光次郎「よし!僕も脱ぐか・・・・。」 あかりが脱ぎ終わってお風呂に入ったので、

次は光次郎は洗面所に入って、隊員服や下着を脱いで、お風呂のドアを開けようとする。

光次郎「じゃ、僕も入るよ?」 あかり「はい。」

光次郎はそう聞いて、ドアを開けて、お風呂に入る。すると、

髪を洗っているあかりの姿があった。湯煙のせいであまり恥ずかしいところが見えない。

光次郎「う・・・・・////」 しかし、光次郎には見えているらしく、恥ずかしさのあまり目を反らした。

あかり「っ。どうしたのですか?」

光次郎「い・・・いや・・・・////やはり、女の子の全裸を見ると、ちょっと暴走しそうでね・・・・。」

あかり「うふふふふふ。でも、今は恥ずかしがらなくてもいいんですよ?お風呂ですし。」

光次郎「そう言われても・・・・・。っ?」 光次郎はあかりを見てみると、

何かおかしそうなところを見たように気づいた。光次郎の目線にはあかりの左胸にあった。

彼女の左胸には青いクリスタルがある。しかし、今見ると、彼女の左胸に、

クリスタルはなかった。湯煙のせいで見えないが、人間のらしいピンクのものがあったのだ。

光次郎「あ・・・・あかりさん・・・・////左胸が・・・・・・/////」

あかり「え?あ、ああ・・・・/////実はですね・・・・・。高町博士・・・・あなたの祖父が、

私を修理している時にクリスタルの取り付けで、少し改造しちゃったんです///////

修理される前はクリスタルタイマーはこの左胸から出ていたのですが、

今はこのように、クリスタルタイマーを体内に隠せたり、また出せたり出来るようになったのです。」

あかりはそう言うと、左胸から青い光とともに、青いクリスタルが出た。

あかりの左胸には今のようにクリスタルが出ているが、高町博士によって、

さっきのように体内に隠せるようになったのだ。クリスタルは修理前では、体内に隠せなかったらしい。

光次郎「おじいさんったら・・・・/////大胆な事を・・・・・//////」

あかり「でも、そんな博士に感謝しています。なんか人間らしく見えますもの・・・・・。」

あかりはそう言った時にクリスタルが光り、左胸に潜るように隠れ見えなくなる。その左胸に触れた。

光次郎「そうか・・・・・。確かに、クリスタルを隠せば、人間らしく見えるね///////」

あかり「・・・・・あっ。光次郎さん、体、洗いましょうか?」

あかりはそう言って、湯水の入った湯桶で髪を流した。そう聞いた光次郎は恥ずかしがりながら返事した。

光次郎「う・・・・うん・・・・・。お願いするよ・・・・・・。」

あかり「はい。喜んで♪」 こうして、光次郎はあかりに体を洗ってもらう事となった。

座り込んでいる光次郎の背中をあかりはしっかりと洗っていった。

あかり「どうでしょう?光次郎さん。」

光次郎「・・・・あ、うん・・・・・。・・・・・こんな気持ちいいの久しぶりな感じだよ・・・・・・。」

あかり「え・・・・・・?」

光次郎「あ、いやね・・・・・。幼い頃、お母さんによく背中を洗ってもらってね・・・・・。」

あかり「そうですか・・・・・・。でも、私はそのお母さんな感じがしますか?」

光次郎「いや、あかりさんはあかりさんだよ。お母さんは、優しいけど厳しいところもあったんだ・・・・・。」

あかり「・・・そうですか・・・・・・。」


一方、夜の街では、アクターシックスがアスファルトを走っていた。

清水が運転をし、後ろの席で青井や野沢が乗っていた。

青井「パトロールって、こんなに長いんですね・・・・。」

野沢「そうだよ、青井隊員。パトロールとは、いかに事件が起きそうなところがないかと、

ありとあらゆる所を移動しながら、確かめるのよ。」

清水「我々は常に監視の目を光らせねばならない。そうでなければ、

事件はいつ、どこで起こるかわからないからな。それで、こうして周りを見回しているんだ。」

青井「そうですか・・・・・。・・・・・っ!?止まってください!!!」

野沢「え?どうしたの?」

青井「止まってくださいっ!!!」 青井は清水に向かって言った。

清水「っ?わかった・・・・・。」 清水はアクターシックスを停めた。

野沢「何があったの?」

青井「あそこを見てください・・・・・っ!!」 青井は右の方向に指を刺す。

清水と野沢が彼女の指差したところを見ると、遠くてあまり見えないが、

二人はブラックアタッカーの姿が少しだけ見えた。清水と野沢はその様子を見て、驚いた。

清水「ブ、ブラックアタッカーだとぉ・・・・・!!」

野沢「デスナイトが何か企んでいるのね・・・・!」

清水「・・・・見事だよ、青井隊員。とく気がついたね。」

青井「まあ、ちょっと見かけただけで・・・・・。いやっ!とにかく、奴らを止めないと・・・・・!!」

清水「わかった・・・・!私は隊長に報告する!あなたたちは先に行ってて!!」

野沢&青井「了解!!!!」 そして、二人はアクターシックスから降りた。

清水「っ・・・!清水より隊長へ!清水より隊長へ!!」 清水は通信機で春日に報告する。

春日『こちら、春日!何が起こったの?』

清水「青井隊員がブラックアタッカーらしき連中を発見。連中は何かの暗躍をしていると思われます。」

春日『わかったわ。もし、デスナイトの暗躍であれば、阻止して。』

清水「了解!」 清水は春日との会話を終えたので、自分も出撃しようとアクターシックスから降りた。

野沢と青井は壁に隠れながら、ブラックアタッカーたちが何をしているかを見た。

どうやら会話をしているようだ。青井の予測は見事にあたったのだ。

野沢「青井隊員。あなたの言ったとおりね・・・・!」

青井「ええ・・・・・。何をしているか知らないけど・・・・・・・っ!!」

青井はデスナイトへの憎しみとともにピストルを持って、戦おうとするが、野沢が肩に触れて止める。

野沢「待って!奴らが何をしているか、知らないから・・・・・こうやって、

奴らの作戦を知るのも戦略なのよ・・・・・・!」

青井「っ。そうですか・・・・・。すみません・・・・・・。」

野沢「謝らなくてもいいけど、奴らは一体、どんな計画を語るんだろう・・・・・?」


高町邸のお風呂場では、あかりと光次郎が一緒にお湯に入っていた。

あかり「・・・・気持ちいい・・・・・。なんかこういうの、初めてです・・・・。」

光次郎「え、あかりさんは初めてだったの。一緒に入るの・・・・・。」

あかり「はい。この前は、ずっと一人で入ったいたのですから・・・・・。」

光次郎「ふむ・・・・・。僕は家族と一緒に入った事あるけど、

ジャンボロイドに殺されたから、よくお風呂に入らなかったよ・・・・・・。」

あかり「そうですか。・・・・・・・私、思うんです。こうしていると、光次郎さんと一緒にだなって・・・・・。」

光次郎「でも、もう一緒じゃないか。まあ、二人でこうしていると、なんか一緒だと感じるよね。」

あかり「ええ・・・・・。でも、こうしている方が・・・・・・。」

あかりはそう言いながら、少し両手で光次郎を抱くように囲んだ。

光次郎「あ・・・・あかりさん・・・・・・・?・・・・っ//////」

あかりに抱かれるかと思う光次郎は何かに付けられて赤くなる。

あかりの大きな胸が光次郎の背中にあたっていたのだ。

光次郎(あかりさんって・・・・・機械でも、やはり、胸は柔らかいんだね・・・・////////」

あかりはとうとう光次郎を優しく抱きしめた。

あかり「・・・・この方が・・・・・一緒に暖めあってる感じが・・・しますよね?」

光次郎「・・・・う・・・・うん・・・・・・///////・・・っ・・・・・・・。」 その時、光次郎は思い出した。

幼い頃、光次郎は母と一緒にお風呂に入っていた。その時、

光次郎は母に優しく抱かれたのだった。母は「この方が一番暖かいはずよ。」と語っていたのだ。

その事を思い出した光次郎は小さく呟いた。

光次郎「・・・・・お母さん・・・・・・・・。」

あかり「え?」

光次郎「・・・・・いや、なんでもない。確かに・・・・この方が、暖かいよね・・・・・。(不思議だ・・・・・。

あかりさんの温もり・・・・・・なんかお母さんと似たような温もりだ・・・・・。

あかりさんの体は機械なのに・・・・・人間らしい暖かさを持っているんだね・・・・・・。

でも、あかりさんはあかりさん。強いて言うなら・・・姉さんだと思った方がいいかな?

ってか、僕に姉はいないけど・・・・・・^^;)

光次郎は思っていたのだ。あかり=マリオネットライターは機械人間。

しかし、そんな機械の彼女に人間そのものの暖かさを持っている事を感じていたのであったのだ。

あかり「あの・・・・。光次郎さん・・・・・・?」

光次郎「え?なんでもないよ。ところで、あかりさんは機械人間なのに、なんでお湯の水に入れるの?」

あかり「はははっ。私は水の中でも活動できるように造られているんです。」

光次郎「ふぅん。それも人間らしくていいと僕は思うね^^」

あかり「ありがとうございます。」 あかりは喜んで光次郎を抱きしめる。

光次郎「あはははははは・・・・・・////////」 光次郎は恥ずかしがりながらも、笑っていた。


その頃、夜の街の何所かで青井と野沢がブラックアタッカーたちが会話しているところを、

密かに見て、情報を聞き取ろうとした。そこに、清水も彼女たちのもとに駆けつける。

清水「青井隊員!野沢隊員!」

青井「清水先輩!」 野沢「清水さん!」

清水「むっ!敵は・・・・何か作戦会議を行っているように見えるわね・・・・。」

野沢「ええ・・・・・。もしもの事があったら、あの怪獣の秘密も明かされるかも・・・・!」

青井「っ・・・・!早く作戦を教えなさいよ・・・・・!デスナイト・・・・・!!」

そして、一人のブラックアタッカーから一言を語り出した。

ブラックアタッカー「よし!では、この地点からモンス・ロイドを出現させよう!!」

つづく

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春日「え・・・・?怪獣の出現と同時にブラックアタッカー部隊の暗躍が!?」

桜「はい・・・。怪獣は現れてから何もせずに、急に地底に帰りました。」

野沢「そして、ブラックアタッカー部隊は青井隊員の攻撃を受けても、

何故か、やり返さずに何処かへ走り去ったのです。」

清水「私の考えによれば、今回の怪獣事件は、デスナイトの企みと関連しているのかも知れません。」

桜「あの怪獣は今までに見たことのない生物でした。まだおとなしいか悪いか判明できません。」

桜「ふむ・・・・・。デスナイトの日本支部は滅んだ・・・・・。でも、デスナイトは、

日本攻略をあきらめないため、何処かの別の支部がこの事件の裏で暗躍していると思うわ。

その支部は日本支部とは違い、どんな戦略でこの国を襲ってくるだろうか・・・・・・。

では、出現した未確認の怪獣は一体、何故出現したのか・・・・?・・・ところで、新隊員のどうだった?」

野沢「はい。皆、よく頑張りました。ただ・・・・・・。」

清水「ただ、青井隊員がデスナイトに対する憎しみのせいか、勝手な行動に出て・・・・・。」

春日「そう・・・・。でも、もし、青井隊員が奴らによって、何かの幸せを奪われたのなら、

その憎しみに支配されて命令なしで戦っていたのかもね・・・・。

昔の光次郎君もこの隊に入る前もそうだった・・・・・。」

桜「私も・・・・・デスナイトが憎くて・・・・。前に命令もなく攻撃に走って・・・・・・。」

春日「っ・・・・・。新隊員たちを呼んで。」

清水「はい・・・・・。新隊員の諸君、隊長がお呼びよ!」

光次郎たち「はい!」 清水の呼び声に、テーブルの前で座っていた光次郎たち新隊員たちが、

一斉に立ち上がって、春日の前に立った。

青井「集合しました。春日隊長。」

春日「うん。みんな・・・・・。初任務、ご苦労だったわね。」

光次郎「はい。少し、緊張しましたが・・・・。それにしても、あのブラックアタッカーは、

何故、怪獣の出現したところにいたのでしょうか・・・・・。日本支部は滅んだので、

奴らは別の支部から来たのかと思います。」

春日「うむ。青井隊員。」

青井「っ!はい。」

春日「あなたは、先輩の命令を無視して、勝手に敵を撃ったそうね?」

春日は少し厳しそうな声で青井に言った。青井はそれを聞いて落ち込む。

青井「・・・・・申し訳ございません・・・・・。でも・・・・・・。」

春日「わかってるわ。あなたも、デスナイトが憎いものね・・・・・。」 春日は急に微笑んで言う。

青井「・・・ごめんなさい・・・・・。どうしても、奴らが憎くて・・・・・・。」

春日「でもね、憎いからと言って、勝手に殺して言い訳じゃない。さっきのあなたの行為は、

無鉄砲だと思うわ。命令も聞かずに勝手に一人で攻撃して、奴らが反撃したら、

あなたは死んだかも知れないわよ?」 春日のその言葉を聞いた青井は何かに気づくように驚く。

無鉄砲。青井は今に気づいたのだ。確かに、勝手に一人で戦ったら死んだかも知れないと。

春日「あなたはね、一人で戦っているわけじゃないのよ。SSPには、

あなたを味方してくれる人が多くいるはずよ。もし、悲しい事や切ない事があったら、

いつでも、仲間たちに相談するといいわ。」

青井「仲間たち・・・・・。」 青井は後ろの方を見る。そこに、光次郎や桜、

野沢や清水たちSSP隊員たちが笑顔で青井を見ていた。青井もそれを見て微笑む。

青井「・・・・わかりました。ありがとうございます。」 青井は春日の前で礼を言った。

春日「うん。他の二人はどうだったかな?」

折原隊員「はい。SSPの任務は大変ですが、これからも力を合わせて頑張ろうと思います!」

木之本隊員「戦いは命がけだと思いますが、一生懸命に戦って生き残ろうと思います!」

春日「うん。これからも厳しい任務が待ってるかも知れない。

初任務で疲れたから、それぞれ家に帰って休憩するといいわ。」

光次郎「はい。では、僕はそうします。」 光次郎はそう聞いて、少し微笑んだ。

桜「あの人が待っているもんね。光次郎君。」

光次郎「うん。あの人が・・・・・・・。じゃ、自分はここで失礼します!

またお呼びでしたら、いつでも来てください!」 光次郎は敬礼をして、司令室から出た。

桜「お疲れ様。光次郎君。」 桜は手を振りながら、笑顔で言った。

折原隊員「じゃあ、私もここで帰らせていただきます。」

木之本隊員「私もここで失礼します。では、また・・・・。」 そして、二人も敬礼して、司令室から出た。

春日「・・・・青井隊員は帰らないの・・・・・。」

青井「・・・・・え?は、はい・・・・。せっかく、SSPに入れたんですもの・・・・・。

私はまだ疲れていませんし、まだ帰る訳にはいきません。次の任務はいつからですか?」

春日「ふふふふふふ。真面目だね、青井隊員は。でも、今日の任務はないと思うけど・・・・・。

そうだ!パトロールに行ったらどう?パトロールしたら何か異変な事も見つかるだろうし!」

青井「パトロール・・・・・。はい!やってみます!」 青井は敬礼しながら、真面目な声で言った。

春日「あなたは新隊員の中で、一番、パトロールは初めてだから、

野沢隊員や清水隊員にも強力させていただくわ。」

青井「はい。・・・野沢先輩、清水先輩、よろしくお願いします!」

青井が野沢と清水の前で礼儀正しくして挨拶すると、二人は笑顔で応えた。

野沢&清水「よろしく。」


光次郎は夕日の太陽が輝く秋田町を歩いていた。自分の家に帰る為に。

光次郎「いやぁ・・・・それにしても、疲れるなぁ・・・・。SSPの仕事。

でも、いいさ。桜ちゃんや・・・いろんな仲間たちと一緒にいれて、一緒に戦えるから・・・・。

それに、家には・・・・・彼女がいるから!」  そして、光次郎は自分の家の前についた。

光次郎はドアをゆっくりと開け、家の玄関に入り、靴を脱いで、家の中に入った。

光次郎「ただいまっ!!!」 光次郎は元気よく挨拶した。

そして、彼の前に一人のメイドの服を着た美少女が笑顔で立っていた。

そう。このメイドの少女こそが、光次郎のメイド・・・・・そして、

マリオネット・ライターの人間体であるあかりであった。あかりは礼儀正しく挨拶した。

あかり「おかえりなさいませ、ご主人様の光次郎さん。」

光次郎「ははっ。ご主人様はもういいよw」

あかり「お食事はもう少しかかりますが、どうなされますか?」

光次郎「いつも通り、二階でパソコンとかするさ。」

あかり「そうですか。いつも通りですか・・・・・・。」

光次郎「・・・・・・・なんか・・・・いつも通りになってるね・・・・。

君があのマリオネットライターであっても、今日も君といつも通り・・・・・。」

光次郎は第15話の頃で、倒れているあかりを発見して、彼女が、

マリオネットライターである事がわかっている事を思い出した。

光次郎にとっては、これはとてつもない驚きであった。しかし、現在、

彼女がマリオネットライターであっても、彼女とちゃんと話し合えた。

光次郎にとって、今でもあかりとの関係は変わっていないと感じていたからだ。

あかり「・・・・でも、ちゃんと変わっているところがあるではありませんか。」

光次郎「え・・・・・?あ!」 光次郎は自分の身体を見て、気づく。

今の光次郎はSSPの隊員である。その印である隊員服を着ているのだった。

あかり「あなたは今、SSPに入隊できましたね。おめでとうございます。

これからも、あなたはSSPの隊員として頑張っていきますものね^^」

光次郎「あ、ああ・・・・・。ありがとう・・・・・。でも、学校もあるからなぁ・・・・^^;」

あかり「確かにwあと少しで高等部に入学するんですね?」

光次郎「うん。その前に早いところ、怪獣を見つけて、止めないと・・・・・。」

あかり「怪獣?」

光次郎「うん。なんか、山で巨大な怪獣が出てきたんだ。未確認な生物だから、

まだわからないけど。その怪獣のところにブラックアタッカーがいたんだ。」

あかり「ブラックアタッカーが!?」

光次郎「ああ。デスナイトは別の支部を送り込んで、何か企んでるかも知れない・・・・。

もし、奴らが動き出したら・・・・。その時は頼むよ、あかりさん!」

あかり「・・・・・はい!喜んで!(別の支部・・・・・・まさか・・・・!?)」

あかりは光次郎の前で明るく言い、心の中で真剣に呟いていた。

あかり「・・・・・・光次郎さん。」

光次郎「ん?何?」

あかり「・・・・・よかったら・・・・。一緒にお風呂に入りませんか?//////」

光次郎「え・・・・・!!?/////お・・・お風呂!?///一緒に・・・・・////

そ・・・・そういえば、今まで一緒にお風呂なんて入ってなかったな・・・・・。」

あかり「でも、私の正体はもう明かされたんだし、もう・・・いいですよね?////」

光次郎「え・・・・///あ・・・・/////うん・・・・////わかった・・・・・・////」

光次郎とあかり。実は二人とも一緒にお風呂に入っていなかったのだ。

何故なら、もし、お風呂であかりが自分の胸に付いているクリスタルを、

光次郎に見られたら、正体を見られてしまう事になるからだ。しかし、

あの事件で既に正体を見られたので、もう一緒にお風呂に入っても構わないとあかりは思うだろう。

ちなみに、胸のクリスタルこそが、あかり=マリオネットライターの命でもあるのだ。

つづく

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桜「隊長。ただいま戻ってまいりました!」

清水「新たな事件が発生したそうですね!?」

春日「ええ・・・・・。みんなそろったわね?」 春日の質問に、隊員たちが答える。

隊員たち「はいっ!!」 どうやら隊員たちは全員集合していたようだ。

春日「では、このモニターを見て。」 春日がそう言うと、隊員たちは大きなモニターの方を見た。

そのモニターに映されているのは、どこかの山から謎の異生物が出てきているところであった。

野沢「っ!!こ・・・・この巨大生物は・・・・・!?」

光次郎「か・・・・怪獣だ!!!」

青井「怪獣!?」

光次郎「間違いない・・・・・・!あの獣のような姿は・・・・・まさに怪獣だ・・・・・・・!!」

春日「高町隊員の言うとおり、34-QA地区の山に現れているのは怪獣だと思うわ。

念のため、調査を行う。今回の調査メンバーは、清水、野沢、月野・・・・・。

そして、新隊員の高町、青井、折原、木之本・・・・・以上のメンバーで行ってもらうわ。

アクターシックスの使用を許可する。準備はいいわね!?」

隊員たち「はいっ!!!」

春日「では、出動!!」

隊員たち「了解!!!」

こうして、桜たちと光次郎たち新隊員たちは出動命令に従い、司令室から出た。


同じ頃、山では、岩山を突き破って、上半身を出した巨大な怪物がいた。

太そうな体つきに恐竜に似た顔を少し太くした顔、口に二本の大きい牙が生えていた。

この姿の怪物こそ、光次郎や春日の思っていた怪獣そのものである。

怪獣「グイイイイイィィィィィィィィィン」


そして、桜たちを乗せたアクターシックスは怪獣の出現した山へ向かっている途中であった。

今、街から離れて山中のアスファルトを走っているところであった。

ちなみに、清水が運転していた。その隣には野沢がいた。

後ろの席では、光次郎、青井、桜、。そのまた後ろの席には折原隊員、木之本隊員がいた。

清水「間もなく目的地だ・・・・・・。」

野沢「みんな。武器の準備はできた?」 野沢は後ろの隊員たちに向かってそう聞いた。

隊員たち「はい!!」

光次郎「・・・・いよいよSSP隊員としての初任務か・・・・・・!」

青井「っ・・・・・!初めての任務・・・・・!必ず成功させなきゃ・・・・・っ!!」

光次郎と青井、そして他二名は初めてSSPに入隊したばかり。

新隊員たちにとって、初任務は最初からかなりの難関であるらしい。

新隊員になった者たちは戦いの経験では未熟だからだ。たぶん、光次郎を除いて・・・・・。

野沢「・・・・・みんな、緊張してるね・・・・・。」

清水「ええ。初めて新隊員として戦いの道を歩み始めたばかりだから・・・・・。」

野沢と野沢は後ろの新隊員たちが緊張で真剣な表情をしていた。特に光次郎と青井も・・・・・。

光次郎&青井「・・・・っ・・・・・・・!」

桜「・・・・・新隊員のみんな。初めての任務だから、ちょっと緊張してるね?」

桜は笑顔で青井たちに言う。彼女の一言によって、新隊員たちは少し落ち着いた。

青井「つ・・・・月野先輩・・・・・・。もし・・・・この作戦に失敗したら・・・・・。」

桜「大丈夫。失敗しても・・・・また頑張るように努力すればいいんだよ。」

青井「・・・・そうですよね。ありがとうございます。」

桜「特に光次郎くんは今までどおりにやればいいよ。」

光次郎「うん。武器はいつもとは違うけど・・・・・。」

青井「え・・・・!?高町隊員・・・今、なんて・・・・・!?まさか・・・・!」

青井は二人の話を聞き、桜が光次郎に今までどおりにやればいいという事に疑問を持つ。

桜「え!?あ、いえいえ^^;今のは・・・・その・・・・・・;」

光次郎「え・・・えと!じ・・・実は僕、防衛隊のゲームをやってて、

その成績の良さで偶然、SSPにスカウトされて・・・・・^^;」

青井「たかがゲームのクリアなんかでSSPに入隊できるわけないでしょ!!?

高町隊員!あんた・・・・・。SSPに入隊したのは・・・・・今日だったよね・・・・・!?」

光次郎「そ・・・・そうだよ・・・・・・・。」 光次郎には言えなかった。

光次郎はSSPに入隊する前に弓道部で鍛えた弓矢の技で、

幾多の敵ジャンボロイドを攻撃して、SSPやマリオネットライターをサポートした事を。

その事は既に桜たちSSPの現隊員たちが知っていたが、

新隊員である青井はその事を知らなかった。だから、光次郎は彼女にその事を話したくなかった。

青井「じゃあ・・・・・月野先輩に【今までどおり】というのは何?」

光次郎「・・・・・・・まだ、言うべきではない・・・・・・。でも、これだけは言っておく。

僕は・・・・・ジャンボロイドが憎い!奴らに友達を殺されたから・・・・・・。

だから、僕はジャンボロイドと戦うために・・・・。そして、愛する者を守るために・・・・・。」

青井「・・・・・そう・・・・・。あんたも・・・・・奴らが憎いのね・・・・・・。」

青井は彼の言葉を聞いて、落ち込んだような表情になった。

光次郎「・・・・・奈々ちゃん!」

青井「っ!だから、私は青井だって・・・・・・!」

光次郎「一緒に頑張ろう!最初の任務を!!」 光次郎は笑顔で青井に手を伸ばす。

青井「・・・・・・・っ。わかってるわよ・・・・・・・!」

青井は赤くなりながらも、光次郎の手に触れ、握手した。桜は二人のやりとりを見て微笑んだ。

清水「うむっ!間もなく目的地よ!!」

野沢「みんな!準備はいいわね!?」

光次郎&青井「っ!はい!!」  隊員たち「はいっ!!」


そして、アクターシックスは山のふもとについて、隊員たちが降りてきた。

野沢「みんな、武器の装備はできてるね?」

隊員たち「はい!」 光次郎たち新隊員はSSPのオリジナル小型銃のサイレントガン、

桜はロケット・ランチャー、清水と野沢は中型マシンガンタイプの機関銃を装備していた。

桜「新隊員のあなたたちがサイレントガンは初心者にも扱いやすい小型銃よ。」

清水「では、調査を開始する!私についてきて!」

隊員たち「はい!!!」 新隊員たちは桜、清水、野沢の後をついていき、皆で歩き出した。

そして、メンバーは煙が少しだけ漂っている山々に近い森にいた。

隊員からも山々に溢れる煙が見えているだろう。

青井「清水先輩、野沢先輩、地形に白い煙が漂っていますが・・・・・。」

野沢「うん。これは・・・・・・何か巨大な物体が暴れた後かも知れないわね。」

清水「つまり、ここがモニターに映された奴が現れたところよ。一応だけど・・・・・。」

光次郎「・・・・桜ちゃん。やはり、怪獣が出たんだよ・・・・。きっと・・・・・・!」

桜「うん。でも・・・・怪獣って・・・・・・・。」

光次郎「そうさ。桜ちゃんも知ってるだろう?怪獣は、いろんな奴がいて、ほとんどがこの日本で、

暴れていたんだ。ジャンボロイドが現れて以来にあまり出てこなかったんだけど・・・・。」

桜「うん。私のおばあちゃんも昔、怪獣に友人を殺されたんだっけ・・・・・。」

光次郎「そうか・・・・・・・。」 その時、青井が出てきて、光次郎に声をかけた。

青井「なんで月野先輩に向かって、桜ちゃんなんて言うの?」

光次郎「え?あ、聞いてたのか^^;桜ちゃんは学校で僕と同級生なんだ。」

桜「うん。私は光次郎君といつも一緒だったのよ。」

青井「ふーん・・・・・。そうですか・・・。」 青井はそう聞くと、光次郎をじろーっと見た。

光次郎(・・・・な・・・・なんなんだ、この娘(青井)・・・;」 光次郎は青井に睨まれて複雑な気持ちだった。

清水「っ!見て!!!」 清水が指をさしたところを隊員たちが見る。

煙が漂う山々の中で、ある山が崩れだし、そこを突き破って爬虫類のような巨大怪物が顔を出した。

野沢「っ!あの怪物・・・・・・!モニターに移ってた・・・・光次郎君が言ってた怪獣!!?」

そして、怪獣はついに山を完全に突き破り、全身を現した。二足型の爬虫類のような姿だ。

怪獣「グイイイイイィィィィィィィィィィン」 怪獣はそのままずっしりずっしりと歩き始める。

野沢「ついに現れたわね・・・・・・っ!!」

光次郎&青井「くっ・・・・・!」 光次郎と青井がサイレントガンを構えるが、桜が二人の前に来て止める。

桜「待って!もし、おとなしい生物だったら殺さない方がいいと思うわ。」

青井「でも、怪獣はすぐに暴れるかも知れません!そうなる前に止めないと・・・・っ!」

清水「怪獣にはおとなしい者と暴れる者がいる。この怪獣はまだ良いか悪いか決まってないのよ!?

それに、我々の攻撃はあくまでも偵察。むやみに動物を殺していいわけがないんだ!!」

青井「っ・・・・・・。ごめんなさい・・・・・・。」

光次郎「っ・・・・・・。むっ!!?」  光次郎は右の方を向いて、何かを見たように少し驚く。

そこに、何故か走っているブラックアタッカーの横姿があった。

光次郎「ブ、ブラックアタッカーだ!!!」 光次郎の叫びに反応するように、

隊員たちも光次郎の見ているところを見る。そこに複数のブラックアタッカーが走っていた。

野沢「っ!ブラックアタッカーだわ!!」 清水「奴らはデスナイトの一員だ!!」

桜「日本支部は壊滅したから・・・・。もしかして彼らは・・・・・・・っ!!」

青井「っ!デスナイトオオオオオォォォォォ!!!!」 青井はいきなり走り出した。

彼女はサイレントガンを構えて、ブラックアタッカー部隊に向かうつもりだ。

野沢「っ!待って、青井隊員!!」 清水「まだ攻撃命令は出していないわよ!!!」

しかし、青井は彼女たちの声も耳に届かず、サイレントガンを何発か撃った。

そして、彼女の放った銃弾が二人のブラックアタッカーに命中した。

ブラックアタッカー「うわあぁぁぁっ!!?」 「っ!なんだ!!?」

「SSPの奴らだ!しかし、今はやり返すな!!作戦に遅れる!!」 「っ・・・・・・!!」

しかし、残りのブラックアタッカーは戦おうともせず、犠牲者を捨て置いてそのまま走り去った。

青井「っ!逃げたか・・・・・っ!!」 そして、隊員たちが青井のところに来た。

清水「何故、勝手な行動に出たの!?」 

青井「だって・・・・・奴らはデスナイトですから!!奴らは倒すべき軍団なんですよ!?」

野沢「確かに奴らはデスナイトだったわ。でも、あまり、自分勝手な判断で行動するのはちょっと・・・・。」

青井「確かに自分勝手な判断は身を滅ぼす事もある・・・・・。

でも、私は奴らを倒さなければなりません!優しい人を殺した・・・・・奴らを・・・・・・!!」

野沢&清水「っ・・・・・・・・。」 その時、桜が山々の方を見ると、急に驚いて叫んだ。

桜「あっ!!怪獣が地面に潜っていきます!!!」 隊員たちは桜の見たところを見る。

怪獣「グイイイイィィィィィィィィィィン」 怪獣はモグラのごとく、地面に潜って姿を消した。

光次郎「逃げたか・・・・・!それにしても、怪獣の出現にブラックアタッカーのあの行動は・・・・・。」

清水「今度の事件では、デスナイトの暗躍が今の怪獣に関連しそうな気がするわ・・・・・。」

野沢「・・・・みんな、初任務。少し大変だったけど、お疲れ様。基地に戻りましょ。」

隊員「はい。」  光次郎(終わったか・・・・・。これであかりさんの元へ帰れる・・・・・・。)


そして、光次郎たちは第6分隊支部に戻り、春日に調査の結果を報告した。

つづく

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アンドロイド少女・マリオネットライター     第16話・怪獣ジャンボ・ロイド

凶暴モンスロイド・ライド・ザウルス登場

2022年、人類は二つの勢力に分かれていた。

一つは最新科学で世界を我が物にしようと目指すDEATS・NIGHT(デス・ナイト)。

もう一つはその悪意を消そうと立ち向かうSSP(サイレント・シークレット・ポリス)。

そして、その戦いに巻き込まれた少年、高町光次郎(たかまち・ひかりじろう)。

彼は切ない人生を辿っていた少年だったが、謎のメイドの少女、あかりと出会った。

そして、あかりは彼の知らないところで、マリオネット・ライターへと巨大化し、

デスナイトの人造兵器、ジャンボロイドを次々と倒し、光次郎を守っていた。

そして、SSPの中でも、光次郎を愛していた少女・月野桜(つきの・さくら)。

彼女もまた、知らないところで、光次郎を守り、デスナイトの戦士たちを蹴散らしていた。

しかし、光次郎は気づいていたのだ。桜がSSPの隊員である事を。

そして、あかりがマリオネット・ライターである事を。

しかし、彼は次第に彼女たちとともに、デスナイトと戦う道を進んでいた。

そして、激しい戦いの末、ついにデスナイトの日本支部は壊滅した。

支部を支配していた男・佐野山を光次郎が殺し、支部最強のジャンボロイド・・・・、

ジェノサイド・シーザー率いるジャンボロイド軍団をマリオネット・ライターが滅ぼした。

こうして、日本は平和に戻った。・・・・・かに見えた・・・・・・。そして、光次郎は今・・・・・・・・・・・・。


ここは、SSP第6分隊支部。普通によくあるビルの形をしているが、

これも立派な基地と言っていいだろう。そして、ここがその司令室である。

一般の仕事をする部屋に見えるが、ちゃんとモニターだの通信機だの機械があるらしい。

そして、ここに青色と緑色の隊員服を着た女性たちが集まっていた。

その中に一人の少年がいた。その少年こそ高町光次郎である。

彼の近くには、月野桜と彼女の先輩である、清水由美子隊員と野沢芽衣隊員がいた。

そして、隊員たちの前に第6分隊の隊長、春日留美隊員が立っていた。

光次郎(とうとう・・・・・。とうとう僕は・・・・・・。)

光次郎は笑っていた。何故なら、この分隊に入る事が彼の夢だからだ。

そして、光次郎と4人の女性が歩き出し、春日の隣に立った。

春日「皆、改めて紹介するわ。本日つけでこの分隊に入隊する事になった、

高町光次郎。蒼井奈々。折原智明。木之本都の4人よ。」

光次郎、蒼井、折原隊員、木之本隊員「よろしくお願いします!!」

4人が礼儀正しい態度で桜たちに挨拶する。桜たちは歓迎するように拍手を送っていた。

光次郎「・・・・・高町光次郎です。この中では雄一の男である僕ですけど、頑張りたいと思います!」

桜(光次郎くん・・・・・・。) 桜も光次郎がここに来て、嬉しく笑っていた。


こうして、新隊員の紹介が終わり、光次郎と桜、野沢と清水は廊下を歩いていた。

桜「おめでとう。光次郎くん!これからはずっと一緒だね。」

光次郎「うん!でも、この隊に入ったからには過酷な戦いに挑まなきゃいけないんだよね。」

清水「そうだ。この部隊の人たちは皆それぞれ宿命を持っている。

悲しい事もあるけど、君なら幾多の試練を乗り越えられると私は思うわ。」

野沢「激しい任務もあるけど、楽しい事だっていっぱいあるのよ。

何かトラブルが起きて落ち込んでも私たちがしっかり慰めてあげるから。」

桜「だから光次郎くん。同じ隊員同士、頑張りましょ!」

光次郎「はい!野沢さん。清水さん。桜ちゃん・・・・・。ありがとうございました!」

野沢「それに、光次郎君は私のような女の子いっぱいの分隊の中でたった一人の男の子だから、

なんかハーレムな気分だと思わないかしら?」

光次郎「い・・・・言われて見れば・・・・・////」 光次郎は照れながら言った。

清水「確かに光次郎くんは男ね。男ならどんな事でも、あきらめないね?」

光次郎「はい!僕には・・・・守りたい人がいるから・・・・・・。」

光次郎はそう言いながら桜の方を見た。桜は思わず赤くなる。

桜「・・・・ありがとう・・・・・・。」  桜は光次郎が自分の事を守りたい人と認めてくれたので微笑んだ。

光次郎「うん・・・・・・。」

光次郎もそれを聞いて微笑んだ。二人もその様子を見て微笑む。

光次郎「そして・・・・・デスナイトは必ず僕たちが倒してみせる・・・・・!」

光次郎はそう言いながら真剣な表情になる。他の3人も真剣な表情になった。

野沢「でも・・・・・。日本支部はもう壊滅したし・・・・・・。」

清水「しかし、その日本支部は壊滅したといえど、デスナイトはこの日本をどう攻めるか・・・・・。」

桜「・・・・・マリオネットライターがジェノサイドシーザーを倒した後に、

ドイツ支部の代表と名乗るジャンボロイドが来たんです。」

光次郎「えっ!?ドイツにもジャンボロイドがいたの!?」

桜「詳しくはわからないけど・・・・・・。そのジャンボロイドは、【対日本攻撃支部】を結成したと・・・。」

野沢「そうね。あの時、ライターが戦っていた場所に桜ちゃんが入院していた病院があったから・・・。」

清水「対日本攻撃支部・・・・・・!という事は新たな敵がここに来ると言う事か・・・・・・!」

光次郎「その対日本攻撃支部は・・・・一体どんなジャンボロイドを送り込むんだろう・・・・・・!

日本支部の奴らより・・・・・どんな過激な悪行を・・・・・・・!」

「男のクセに何臆病風ふかしてるんだか。」 考え事をしてるような光次郎に別の少女が声を出した。

光次郎たちはその声の主の方を見た。その者はなんと蒼井奈々であった。

光次郎「あっ!君は・・・・・・。」

桜「光次郎と同じ新隊員の蒼井奈々ちゃんね。」

蒼井「はい。月野先輩。・・・・高町って言ったわね?」

蒼井は桜には礼儀正しく、光次郎には何故か態度が悪かった。

光次郎「うっ;な・・・なんだい?蒼井隊員。」

蒼井「一体どんなジャンボロイドかどんな過激な悪行とかって・・・・・。

たとえどんな悪行でもそれを打ち砕くのが私たちの仕事じゃない!

あんたと私はもう一般市民じゃないんだから、勇気を出して立ち向かわないと!

それに高町隊員は男なんだからシャキっとしなさいよね・・・・・・。」

光次郎「あ、ああ・・・・・。わかった。」 光次郎は汗を流しながら微笑んだ。

桜「あのね、奈々ちゃん。光次郎くんは男だけど、未知の敵だと聞いて、

どんな恐ろしい敵か想像してるだけなの。それに、誰だって臆病風ふかす事だってあるのよ・・・・・。

あなただって、そんな事あったでしょ?」 桜は入隊したばかりの蒼井に優しく微笑んでそう言った。

蒼井「お言葉ですが、月野先輩。私の事を【奈々ちゃん】とあまり呼ぶのは、

やめていただけないでしょうか?・・・・確かに、私も臆病風ふかしたりした事もありますが・・・・・。

隊員ならどんな状況でも戦わなければなりません!」

桜「うん。そうだね。」

光次郎「確かにどんな状況でも戦わなきゃいけないね。奈々ちゃんの言うとおり、

僕も男としてシャキっとしないと!!」

蒼井「ってあんたも呼ぶんじゃないわよ!!!」 蒼井は光次郎に怒鳴った。

光次郎「ははははwごめんごめん。じゃあ、蒼井隊員・・・でいいね?」

蒼井「・・・・・・・。まぁ、たまに奈々ちゃんって呼んでもいいけど。

でもあまり呼び過ぎないでよね?こっちが恥ずかしいから・・・・・・!」

光次郎「ああ。わかったよ。」

桜「ふふ・・・・・・・。む!?」 ピ―――ピ―――ピ―――ピ―――

光次郎、野沢、清水、蒼井「っ!!!?」 その時、廊下に緊急事態のサイレンが響いた。

蒼井「こ・・・・このサイレンは・・・・・・!!」

桜「緊急事態のサイレンよ!!」

光次郎「だったら司令室に戻らないと!!」

清水「またデスナイトのジャンボロイドが来たというのか・・・・・・!!」

野沢「とにかく急ぎましょ!!!」 5人は急いで司令室に向かおうと走った。


かくして、5人は司令室に戻った。そこに春日隊長を初め数名の隊員もいた。

つづく

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ついに、光次郎はSSP第6分隊に入隊!それと同じく謎の美少女もこの隊に入隊した。

彼女はこの隊で何を思うか。光次郎と桜はその少女とどう行動するだろうか?

その時、町に怪獣が現れたとの報告が!その怪獣の正体は何か?

次回、「怪獣ジャンボ・ロイド」!美女VS野獣の大バトル!?

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?マリオネットライターの第15話。

いやぁ~。やっと終わりましたよ、第1部が・・・・・。

今回の3大ジャンボロイドに第1話で死んだサンダーフェイズが出てきたようですが、

あのジャンボロイドは記念すべき最初の敵ですから、一応出演させました(ぁ

戦闘シーンもなんか壮大でしたな^^;まあ、日本支部との最後の戦いでしたから、

ちょっと大決戦のつもりでいかないと思いまして・・・・。

最後の戦闘シーンがなんかジャンボーグAの某話の戦闘シーンに似せるつもりでも書いたり(ぁ

最後は光次郎はあかりや桜にもう一度会えてハッピーエンドでしたな^^

次回から桜はいきなり元気な姿で隊員服を着た光次郎に会います。

ジェノサイド・シーザーの必殺技の事ですが・・・・・。

なんか幹部のジャンボロイドなのに、特殊能力がなさそうで、

ジェノサイドクラッシャーという斧に似た武器で戦っていましたな^^;

ですが、そのジェノサイドクラッシャーは攻撃力は超協力。光線も出せますし、

なんか最強の武人らしい?し、それでもいいのではないかなぁ・・・と思いましたり(ぁ) 一応・・・・・(

第1部では、光次郎があかりと出会い、様々な運命を乗り越え、様々な出会いや別れを経験して、

戦いの道を歩む成長物語となりましたな・・・・。

その第1部も終わり、ついに光次郎はSSPの隊員になるそうです。

自分は昔、光次郎は最終回まで防衛隊に所属しない設定を考えていましたが・・・・・(ぁ

話を書くにつれ、なんか光次郎をSSPに入隊した方がいいかと思って今の設定になりました(

ちなみに次回予告に言っていた美女とはマリオネットライターの事です。

野獣とは次回に出てくる敵の事です。

次回はついに新章に突入します!

デスナイトが送り出した新たな戦力、新日本攻撃支部(仮名)が操る新戦士、

モンス・ロイドが登場します。モンス・ロイドとは・・・これ以上のネタバレはいかんので、

次回までおあずけ^^(マテ) 光次郎もSSP隊員として、桜と第6分隊の仲間たち、

そして、新キャラである美少女と一緒に新たな戦いに挑みます。

もちろん、あかりもマリオネットライターとなりモンス・ロイドやジャンボロイドと戦います。

次回からは光次郎はもうあかりの正体を知ってるので、二人のどう力を合わせて戦うか・・・・、

やはり作者の気分次第ですね(アッ―!

そんなわけで、次回から新展開になります。これからも応援よろしくです(ぇ

あ、ちなみに、今より、ライターの小説はしばらく休憩しますので・・・・・。

たぶん、来年になるかも^^(ええー!) それじゃあ、新章を書くまで長くかかりそうな気もしますが、

気が変わったらまた近い日に書きますーノ

それでは。

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