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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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アンドロイド少女・マリオネットライター   第22話・少女を追う武装兵士

昆虫モンス・ロイド・インセクト・ウェッガー登場

暗い夜の森の中。そのに何か大勢の人たちが走っているような音が聞こえた。

ザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッ・・・・・

その走っている者たちは銃器を持っていて、どこか見た事のあるような兵士であった。

しかし、その兵士たちと違う者もいた。その者も走ってはいるが、

何故か兵士たちから逃げるように必死に息しながら走っていた。

その者は体に白布を纏った少女らしい姿をしていた。少女は突然、いきなり消えた。

すると、兵士たちは立ち止まり、少女を探しているかのように周りを見回していた。

その兵士たちはブラックアタッカーに見えていた。

少女はブラックアタッカーの奴等に追われているのだろうか。

ブラック・アタッカー「どこに消えた!?」  「こうなれば、手分けして・・・・・!!」

ブラックアタッカーたちは手分けして謎の少女を探そうとしたその時・・・・・。

ブラック・アタッカー「ぐあっ!!」  突然、どこからともなく銃声が鳴り、

一人のアタッカーが銃弾にあたり、倒れて死亡した。他のアタッカーたちがこれを見て驚く。

ブラック・アタッカー「な、なんだ!?」  「おのれ・・・・!SSPめ!!」

「なんとしても、SSPより先に少女を探すんだ!!今回の計画にとって、

彼女が重要なんだからな!!!」  「ははっ!!!」

こうして、ブラックアタッカーたちはそれぞれに散って行動に出た。


一方、ブラックアタッカーとは違う集団が走っていて、やがて止まっていた。

この集団はSSPらしかった。彼らも少女を探しているのだろうか?

SSP隊員「このあたりか!?」  「いや、彼女の気配がない気もしそうだ・・・・!」

「とにかく探すんだ!デスナイトに拉致させてはならん!!散るぞ!!」

「ははっ!!」  隊員たちもそれぞれ分かれて少女を探そうと走った。

二人の隊員たちが走っている時、偶然ブラックアタッカー二人を遭遇してしまう。

SSP隊員「あ!デスナイト!!」  ブラック・アタッカー「しまった!早く始末を!!」

両者はそれぞれ木に隠れて銃器を構え、銃撃戦を開始した。

激しい戦いの末、ブラックアタッカー二人が撃たれ死亡。しかし、SSP側も一人銃撃を受け、

倒れた。この戦いはSSP隊員が一人残った事でSSPの勝ちだ。

SSP隊員「仲間が倒れたか・・・・・!デスナイトめ・・・・・!!」


銃弾の音が響く森の中で、少女は走っていた。しかし、かなり披露しているそうさ。

少女「はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・!!・・・・っ!!?」

少女は前に誰かがいる事に感じて、すぐ木に隠れた。少女はそのままこっそりと前を覗く。

そこにも激しい銃撃戦があった。しかし、何故かSSP隊員3人が敵側の銃撃を受けて、

全員倒れてしまった。しかし、彼らを倒したデスナイト側ではたった一人だった。

これ程凄い腕を持っているらしい。その凄腕の者はまだ姿が影で見えないが、

何やら銀色に輝く中型の銃器を構えていた。少女はその者に目線が入り、急に怯えそうになる。

少女「・・・・・・・・っ!!!」  その時、少女の腕を何者かの手が掴む。

少女の手を掴んだ者「こっちだ!!」  少女「きゃっ!!?」

その者はいきなり少女を引っ張り、何処かへ連れて行った。

デスナイトの戦士「・・・・・・・っ!?今・・・・何か聞こえたな・・・・・・?」

中型の銃器を持ったデスナイトの戦士は少女の声にかすかに反応したそうだ。

デスナイトの戦士「・・・・・・またこいつを使うか・・・・・・。」

戦士はそう呟きながら、銀色の中型の銃器を見つめていた。

この銀色に輝く中型の銃器は一体何だというのだ・・・・・!?


何者かが少女を腕を引っ張って彼女を連れて走っていたが、急に止まる。

少女を連れた者「・・・・ここでいいでしょう?」   少女「あ・・・・あなたは・・・・・!?」

少女は恐る恐る聞いてみると、彼女を連れた者は影を晴らし、姿を表す。

この者はなんと、清水隊員ではないか。そう、彼女が少女を助けたのであった。

清水「ご覧の通り、SSPの隊員よ。」

少女「SSPの隊員・・・・。こんな綺麗なお姉さんが・・・・・。」

清水「褒めてありがとう。とにかく、ここは危険だわ。私が安全な場所へ連れて行ってあげる。」

少女「い・・・・・いえ・・・・・・。私は・・・・一人でも逃げられます。」

清水「・・・・・そう。じゃあ、気をつけて・・・・・・。」

少女「はい・・・・・。・・・・・っ!」  少女はすぐに清水から離れて走り去っていった。

清水「・・・・・・あの娘・・・・・・。やはり・・・・・・。」  そこに、SSPのメンバー二人が駆けつける。

SSP隊員A「清水隊員!!少女は見つかりましたか!?」

清水「見つけたけど・・・・・。一人で逃げられると言って、一人で去っちゃったわ。」

SSP隊員B「・・・・もう一度彼女を探して、デスナイトから守らねば!!」

清水「そうね・・・・・・!」  3人は再び少女を探すべく、走っていった。

しかし、その3人・・・・特に清水を密かに見つめる者がいた。

その者は小さく木の枝に立っていた。どうやら影であまり見えないが昆虫のような怪物だった。

この昆虫は一体何なんだ?何やら不吉の予感を漂わせているようだ。


次の日。SSP第6分隊支部の司令室ではいつものメンバーがいた。

春日「それで、清水隊員。例の少女は見つかった?」

清水「いえ・・・・。残念ながら・・・・・・・。」

春日「そう・・・・。では、次の指令があるまで、さがっていいわ。」

清水「はい・・・・・・。」  清水はとぼとぼしながらテーブルの前の椅子に座る。

野沢「昨日はお疲れでしたね、清水さん。」

野沢が清水の隣に来て、持っていたお茶を清水に差し入れる。

清水「ん?ありがとう・・・・。」

清水は野沢の持ったお茶を手に取ってもらい、それをゆっくりと飲んだ。

つづく

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