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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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あかり「・・・・おかえりなさいませ・・・・。あら?この竹は・・・・?」

榊「ん?ああ。偶然、落ちてあったからなんとなく拾ってみたんだ。」

聡子「そう・・・・。何かの飾りにしたいって事かしら?」

榊「あ・・・・。はい。そのつもりでもありますがね・・・・・。」

花園隊員「ふぅ・・・。ごちそうさまぁ~。でも、なんか眠くなってきちゃった・・・・。」

青井「そうですか、先輩・・・・。では、キャンプで就寝してもいいですよ。」

光次郎「・・・・そういえば、もう9時半だなァ。」

日向隊長「そろそろ皆、食べ終わっている頃ですし、私たちもそろそろ寝る準備をしましょう。」

あかりたち「はい。」

時は午後11時。皆はテントの中で眠りについていた。

皆それぞれベッドで眠っているらしい。・・・・・ただ、一人を除いて。

榊「・・・・・この竹・・・・・。一体何何だろう・・・・?」

同じくベッドで横たわっている榊はこの竹が気になって少し眠れなかったらしい。

確かに、この竹は光っているし人間の言葉を話している。

この竹は一体何なのだ?まさか・・・・月から来たのだろうか・・・・?それとも、否か・・・・。

いずれにせよ、日が昇る時にこのキャンプは終わる。その時に皆はそれぞれ家へ帰るのだ。


そして、ついに次の日となりキャンプは終了し、皆はそれぞれ帰り、

榊も自分の家に帰り、二階の部屋にいて、机の前に椅子に座って竹を見ていた。

榊「それにしても、昨日拾ったこの竹・・・・。もう光らないな・・・・。む!?」

その時、榊曰く光らなくなったハズの竹がまた光り出し、喋り始めた。

光る竹からの声『・・・・そろそろこの竹から出る事にします。』

榊「っ!?ま・・・また光った!!」  榊はまた竹が光った事に驚く。

光る竹からの声『私を床の方に置いてください。そうすれば、

出られて、私の本当の姿を貴方に見せられますから・・・・・。』

榊「・・・・っ!わ、わかった。じゃあ・・・置くよ。」

そして、榊は光る竹を床の方に置いてみる。すると、その竹がさらに輝きだした。

榊「うわっ!!?」  榊はその輝きの眩しさに目を反らす。しかし、

その輝きが消えると、榊は再び前を向き、竹が置いてあるハズの床の方を見る。

しかし、何故か竹がない。光った竹がなくなっていたのだ。その変わり竹より大きな存在が・・・・。

榊「・・・・・っ!?ああっ!!!だ・・・誰だ!!!?」

榊は自分の目の前にいる何かに驚き、後ろの方に扱けた。その何かとは・・・・・。

それは、人間の女性そのものであった。その顔は美人っぽく、優しそうで、

胸も大きく見える。そして、浴衣姿をしていた。髪も青く長かった。

何故か、腰には日本刀がつけてあった。その女性は礼儀正しく榊にこう言った。

女性「・・・・・助けていただき、ありがとうございました。」

榊「お・・・お前は・・・?光る竹の中にいた奴か・・・・!?」

女性「はい・・・・。私は月にいた頃、星人たちの襲撃にあい父と母を殺され、

奴らに縮小され竹型のカプセルに入れられ地球に落とされ、さっきのような目に・・・・。

でも・・・・。あなたが助けてくれたおかげで今はこのようになりました。感謝しています。」

榊「あ、ああ・・・・。それにしても・・・・お前、月にいたって・・・・まさかっ!!?」

女性「そうです・・・・。私の名はかぐやと言う者です。」

榊「かぐやだって!?じゃあ・・・・・俺はあのおとぎ話の世界を体験しようってか!??」

そう。榊が竹から救ったのは、月から来た、かぐやの名を持つ女性であった。

その女性は日本昔話のかぐや姫に出てきた人物に似ている。そう。

榊は今、日本のおとぎ話、かぐや姫の御爺さん役となってしまったのだ。

榊「ところで・・・・。これから、お前はどうするつもりなのよ?」

かぐや「・・・・・はい。これから、あなたのメイドとなりあなたのために尽くしたいと思います^^」

榊「え・・・・・?お、俺のメイドですっとおおおぉぉぉぉぉぉ!!!??」

榊はかぐやが自分のメイドになると聞いて、驚く。

まさか、自分の願いが今叶えようとしているのかと思っているからだ。

かぐや「・・・・・何か不満でもありますか?」  かぐやは心配そうに榊に問う。

榊「・・・・・ん?あ、いえいえ!ありですありです!!大有りっすよwww

顔とか胸とか・・・・すっごく俺のメイドになるための素質がバッチリですwwww」

かぐや「あは・・・・。ありがとうございます!」  かぐやは榊に認められて笑顔になった。

榊「うん!よーし!今日からお前は俺のメイドだ!!よろしくな!」

かぐや「はい。喜んで・・・・。」   こうして、かぐやと榊が両手を触れ合った。

そう。榊の小さな夢は叶ったのだ。自分の想像通りのメイドに会うと言う夢が・・・・。

榊(いやああぁぁぁ~。いいもんだなァ~。メイドに会えたってのはw)

榊はメイドに会えて嬉しすぎていた。そして、二人が両手を放し合う。

かぐや「・・・・ところで、最初はどうなさいましょうか?」

榊「え?うーん。そうだな・・・・。よしっ!まずは・・・・。ついてきてくれ。」

かぐや「はい^^」  榊が部屋から出ると、かぐやも彼の後を追うように部屋から出た。


榊とかぐやは一緒に町中の道路を歩いていた。それも、まるでカップルのように手を繋いで・・・。

榊(こうやって、メイドと手を繋いで歩くのも気持ちいいもんだよなぁ・・・・w)

かぐや「・・・・あの。どちらへ行かれるのですか・・・・?」

榊「・・・・ふふん♪後でわかるさw・・・・むっ!?」

その時、二人は目の前にある何かを見て、急に立ち止まった。

かぐや「・・・・・・っ!?」   榊「あれは・・・・!梶の野郎・・・・!!」

そう。二人の目の前には、梶と二人の同級生たちが中学生の少女を虐めようとしているではないか。

梶「お嬢ちゃぁん。俺たちとデートしてあぁんな事やこぉんな事とかしなあぁぁ~いw」

少女「い、嫌です!したくもありません!!」

梶「おいおい。あんまり怒らせると、瀕死になるまで痛めつけるよ?」

少女「嫌っ!!!!」   少女にそう言われた梶はついに切れて、彼女の胸倉を掴む。

梶「ふざけるなよ・・・。」  そして、梶が少女を思いっきり殴りかかる。その時。

榊「やめろ!!これ以上、手ェ出すんじゃーよ!!」

榊が叫び、それを聞いた梶が少女を放し、彼の方に向かって襲うとした。

梶「なんでよてめェ・・・・。邪魔じゃ、ボクェエエエエエエェェェェェ!!!!!!」

梶は完全にぶち切れて、榊に殴りかかろうとした。しかし、またその時・・・・・。

かぐやが突然動き出し、榊を庇うように立ち素早く日本刀を抜き、それを梶に向ける。

梶「う・・・・・・っ!!?」  梶は自分の首に刀の刃が近づいた事に驚き、動きを急に止めた。

かぐや「・・・・・・ご主人様に・・・・・手を出すな・・・・・・!!!」

すると、かぐやはさっきとは違う、クールで静かな怒りを表しているような表情で梶にそう言った。

梶「う・・・・。うう・・・・うわああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!殺し屋ああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

梶はかぐやの恐ろしさを感じ、尻餅をつき、やがて立ち上がってはすぐに走って逃げた。

そして、他の同級生たちも逃げていった。おかげで、少女は助かったという。

少女「どうもありがとうございました。」  少女は榊やかぐやにお礼を言って歩いて去った。

かぐや「・・・・・大丈夫ですか?ご主人様・・・・・。」  かぐやは悲しそうな表情でそう言う。

榊「あ・・・ああ。強いんだなぁ。お前。ますますお前をメイドとして認めるよ。」

かぐや「・・・・ありがとうございました。」 

それを聞いたかぐやは笑顔になって感謝する。そして、日本刀をしまい、二人は再び歩いた。

そして、ついに榊とかぐやは高町邸の前に来た。

つづく

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アンドロイド少女・マリオネットライター    第26話・偽りのかぐや姫!?

月光ジャンボ・ロイド・カラミティ・ムーン登場

時は夏休みとなった。この機を利用して日向隊長は桜、光次郎、あかり、青井、花園隊員、

聡子・・・・そして、榊たちを連れて、山でキャンプをしていた。

今、夜なので皆はテントの前で、バーベキューをしていた。さらに、

あかりが作ったカレーもあった。皆はカレーやバーベキューの物を美味しく食べていた。

しかも、ジュースはコーラにCCレモン、ファンタに三ツ矢サイダーまでもある。

光次郎「うぅぅぅ~ん!美味しいっ!やはり、あかりさんのカレーは美味しいよ。

バーベキューの焼肉もそうだけどwごくごく・・・・・。」

光次郎はカレーを食べた後、すぐにコーラを飲んでいた。

あかり「そうですか。ありがとうございます^^でも・・・・本当に私なんかを連れて行って・・・・・。」

光次郎「何言ってるんのよ?いつも僕の面倒を見てくれたから、

あかりさんにも楽しい事をさせようと思ってね。それに、

僕・・・・。キャンプでは今日が始めてなんだから・・・・。前は一度も行ってなかった・・・・。」

あかり「・・・・・光次郎さん・・・・・。」   あかりは光次郎にそう言われて、

さらに辛い表情でありながらも、微笑んだ。

聡子「あかりさんだけではないわ。私までも誘っちゃっていいのかしらねぇ?」

日向隊長「いいのですわよ、聡子さん。やはりキャンプは皆で楽しみましてよ^^」

聡子「そう・・・・・。あ、カレーのおかわりをお願いするわ。」

あかり「はいです。」  聡子が食べたカレーの皿をあかりに渡すと、

あかりがその皿に鍋の中にあるカレールーや土鍋の中にあるご飯の米を、

聡子の皿に入れて、それを聡子に渡す。カレーのおかわりは成功した。

あかり「はい。おかわりですよ^^」  聡子「ありがとう・・・・。」

日向隊長「うふふ・・・・。こういうのって素敵ですよね?」

青井「確かに、私もキャンプはこれが始めてです。凄く楽しいと思います。

・・・・でも。これが終わったら戦いの日々が始まる・・・・・っ!」

桜「そう重たい事は言わないで、今はうんと楽しみましょw」

青井「・・・・はい。そうですね。」  青井は桜にそう言われて微笑んだ。

花園隊員「桜ちゃん。美味しいね、この焼肉!」  花園隊員は、焼肉を食べながらそう言った。

桜「くすっ。そうだね。まだ肉はいっぱいあるわよ。」  桜はそう言いながら、

新しく保存しておいた焼肉を何個かバーベキューコンロに入れた。

その多くの焼肉は徐々に焼かれて美味しそうな焼肉をなっていく。

たまに、野菜なども入っている。その中にキャベツを青井が取って、焼肉のタレをつけて食べた。

青井「たまには野菜も食べないとね・・・・。」   榊「・・・・・あのさァ・・・・。」

榊の声を聞いた一同は彼の方に向く。

榊「・・・・・本当に俺も連れてって・・・・良かったのかなぁ・・・・?

俺ってさ・・・・なんか高町以外とはあまり話していなさそうな気が・・・・・。」

光次郎「でも・・・・。君は今日の昼のキャンプでは、そんな僕以外の人たちの、

お手伝いをよくしただろぅ?それに、君は僕たちの友達なんだ。」

榊「高町・・・・・。そうだな。俺には・・・・・いつの間にこんなにたくさんいるようになったんだな。」

あかり「そうですよ。あなたも光次郎さんの友達で、あなたもたくさん友達がいて嬉しい限りです。」

榊「そうか・・・・・。それにしても、始めて見たよ。あんたが高町のメイドをやってるとは、

高町の面倒を見ているそうだけど、感想はどうですかぃ?」

あかり「はい・・・。私、光次郎さんを守るためならなんでもしますから・・・・。」

榊「そうですか・・・・。でも、あまり無理しなくていい。俺だって、

その気になりゃぁ、高町を守ってやりますよ!だから・・・たまには高町の事は任せてくださいよ。」

あかり「榊さん・・・・・。(光次郎さん・・・・・いい友達を持っていましたのね・・・・・。)」

あかりと榊は光次郎が焼肉を食べ、コーラを飲んで食事を楽しんでいた。

たまに、桜や青井と何かの会話をしている。彼が楽しそうな事を見て二人は微笑む。

榊「・・・・・うふふ。」  すると、榊は笑いながら立ち上がった。

あかり「・・・あら?どこへ行かれるのですか??」

榊「・・・・・ちょっと、散歩に行ってくる。何、すぐ戻ってきますよ。」

あかり「そうですか・・・・。では、お気をつけて・・・・。」

榊「・・・・・うん。」  榊は頷いて一同から離れて、暗い森のところへ行った。


暗い森を歩く榊はこう呟いた。

榊「メイドか・・・・・。まさか、高町にあんないい女・・・・じゃなくて、メイドがいたなんてな。

でも、あいつには肉親がいなくなっちまったからな。俺にはいるけど・・・・。おっと!

こんな事言っちまったら高町が怒るかな・・・・?でもさ・・・・・俺だって、

メイドって奴がたまに欲しいと思ってるんだよね。なんかこう。美人っぽい顔で、

優しくって、強くて・・・・そして、できたらおっぱいもでかく・・・・。なんつってw・・・むっ!?」

その時、榊が目の前の何かを見て、驚く。それは竹であった・・・。

そう。そこは竹だらけの森であった。しかし、榊の目の前の竹だけが違う。

その竹のある部分が黄金に光っていた。そして、夜空に君臨する満月が輝いている。

榊「・・・・・この光る竹・・・・。夜空に輝く満月。もしかして・・・・・日本昔話のかぐや姫かっ!!?」

そう。月・・・・竹・・・・。それらをキーワードにした話こそが、かぐや姫の物語である。

榊は今、そのかぐや姫の伝説を体験しようとしていたのだ。そして、光る竹から声が突然、声が。

竹からの声『く・・・・苦しい・・・・・。助けて・・・・・・・。』   榊「っ!!?」

榊はいきなり竹が喋りだしたと感じて、驚く。竹には誰かがいると言うのか。

竹からの声『お願い・・・・・。助けて・・・・あなたの助けが必要なの・・・・・。あぅ・・・・っ!!』

どうやら竹の中の者は何か苦痛をしているようだ。

榊「・・・・くっ!何様かは知らんが、助けてやらない事はねーな!!」

榊はさっそく光る竹に近づき、それに触れた。

榊「・・・・どうすればいい!?どうすりゃ助かる!!?」

竹からの声『て・・・・手で取るだけで・・・・いい・・・!だから・・・・早く助けて・・・・・っ!!』

榊「手でかァ!?手だけじゃ無理かも知れないけど・・・・とりあえず、でぃ!!」

榊は光る竹の部分を手で強く握り、それを思いっきり取った。そう。

光る竹の部分は簡単に手で取れたのだ。榊は不思議に思った。まさか手で竹を取れようとは。

しかし、その光る竹の部分が取れたので、その竹の木の上半身が横に倒れた。

榊「・・・・・・っ。だ、大丈夫か・・・・?」

光る竹からの声『はい^^もうすっかりです。』

榊「じゃあ、その竹から出られるか?お前、この竹の中に入ってるだろ?」

光る竹からの声『・・・・残念ながら明日にならないと出られません。それまでしばらく我慢します。』

光る竹の中の者がそう言うと、光る竹はその眩い光を失った。見た目が普通の竹となった。

榊「そっか・・・・。じゃあ、テントに戻るか。光次郎たちが待ってるだろうし。」

こうして、榊は光次郎たちのところへ戻った。

榊「・・・・・ただいま。」   光次郎「・・・・あっ!おかえり、榊君。何かあったの?」

つづく

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夏休みで、山でキャンプしている光次郎たち。その中で榊は、山中のある竹を取り、

そこから不思議な少女が出てきた。少女は榊のメイドとなる。

その少女はなんと、デスナイトの剣豪ジャンボロイドであった。

次回、【偽りのかぐや姫!?】。 次回はファンタジー風?

あとがき

どうも。ゆー1です。いかがでしたか?ライター第24話。

今回のジャンボロイドは確かに透明(見えない恐怖)でした。

しかし、ドラマの部分がちょっと考えてなかったそうなので・・・・・^^;

青井が光次郎をどう思っているのかというのと、

光次郎はどこまで成長したかを描いてみました。まぁ、青井は一応、ツンデレのつもりですので・・・。

しかし、透明って無敵なワケのありませんね。ある物に刺されて透明化しても、

その刺さった物が見えるのでしょうかね?たぶん・・・・(

次回はまたジャンボロイドが出てきます。・・・・そいつが出てくる回は、

ちょっと日本昔話風味であり、ファンタジー臭いかも知れません。

それでは。

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ステルス・ファントムス「ギュイイィィィギュイイイィィィィギュイイイイィィィィィィン」

マリオネット・ライター「く・・・・っ!だああああぁぁぁぁぁ!!!!」

ライターはステルスファントムスを倒そうと走る。ステルスも走り、両者は激突した。

マリオネット・ライター「せぃ!ぬ・・・!でや!!とおぉう!!」

ライターがチョップしてステルスの顔を打つが、ステルスはこれに耐えて、

拳で払おうとするが、ライターはこれをよけ、ハイキックを繰り出すが敵は腕でガードする。

しかし、ライターは思いっきり手刀でジャンボロイドをひるませ、さがらせた。

マリオネット・ライター「はああああぁぁぁぁぁっ!!!!」

ライターは次に、飛び蹴りでステルスファントムスを蹴り飛ばす。

ステルス・ファントムス「ギュイイィィィギュイイィィィギュイイィィィィン」

蹴り飛ばされて扱けたステルスだが、すぐに立ち上がり、右肘の刃で切りかかった。

マリオネット・ライター「えぃ・・・!うわっ!!?」

一度避けたライターだが、敵の左肘の刃による攻撃には避けきれず、体を斬られてしまう。

ステルスはまた肘の刃物で切りかかるが、ライターはこれに避けて間合いに入る。

マリオネット・ライター「・・・・っ!!てやっ!!!」

マリオネットライターは、すぐにメガトンパンチでステルスの腹を打った。

ステルス・ファントムス「ギュイイイィィィィンギュイイイィィィギュイィィィィィン」

マリオネット・ライター「かなり圧倒した!これで決める!!ライドシュート!!!!」

ライターはライドシュートで止めを刺そうとした。その時・・・・。

ステルス・ファントムス「ギュイイィィィィンギュイイイィィィィンギュイイイイィィィィィン」

ステルスファントムは突然、消えてしまった。これにより、ライドシュートが外されてしまう。

マリオネット・ライター「っ!?き・・・・消えた・・・・!!?」

桜「と、透明能力だわ・・・・!!」  青井「巨大化でも、透明化できるのか・・・・!!」

青井と既に駆けつけた桜もステルスの透明能力発動に驚いた。

そう・・・・。ステルスファントムスは透明能力を使って、ライターの必殺技を避けた。

マリオネット・ライター「く・・・・・っ!!(透視能力でも、見えないなんて・・・・!!!)」

マリオネットライターは透明した敵がどこから攻めてくるかわからず、警戒していた。

マリオネット・ライター「どこ・・・・!?どこにいるの・・・・っ!??」

光次郎「畜生・・・・っ!あいつめ!また透明能力を・・・・・!!!」

既に光次郎もこの戦場に来ていたが、走っていたか疲れて倒れていそうだ。

マリオネット・ライター「・・・・・っ!!きゃああぁぁっ!!!」

その時、ライターは背中を見えない何かに斬られてひるんだ。

斬ったのは透明状態のステルスであった。ステルスは肘の刃物でライターの背中を斬ったのだ。

そして、ステルスファントムスがすぐに透明化を解き、ライターの後ろに姿を表した。

ステルス・ファントムス「ギュイィィィィンギュイイィィィィンギュイイィィィィィィィィン」

マリオネット・ライター「く・・・っ!そこかあぁぁぁっ!!!」  ライターは後ろの敵に気づき、

回し蹴りで倒そうとするが、ステルスファントムスはまたすぐに透明化し、避けた。

マリオネット・ライター「・・・・っ!!また透明能力を・・・・・!!ああぁぁっ!!!」

ライターはまた見えないステルスの攻撃を受けて痛がる。ステルスは透明能力で、

肘の刃で切ったのだ。本来ならライターがほぼ避けれたが、

今の見えないステルスが相手ではどこから攻めてくるかわからないので、

全く避けきる事ができないのだ。そして、ステルスはまた同じ攻撃でライターを斬りつけた。

マリオネット・ライター「くああぁぁっ!!ああぁぁ!!!うぅぅぅ!!」

ライターは見えない攻撃を何度も受けて苦しむ。ステルスはライターに見つからないからと言って、

調子に乗って肘の刃で、彼女を痛めつけ続けた。このままでは危ない。

光次郎「くそ・・・・っ!奴の腹には僕が刺した矢がもうない。

これでは、敵の姿を捉える事ができない・・・・・っ!!どうすればいいんだ・・・・!?」

春日「手ならあるわ。」  その時、光次郎の後ろに春日が来た。光次郎はすぐ彼女の方に向く。

光次郎「・・・っ!?あ、あなたは・・・・!!」

マリオネット・ライターは見えない敵の攻撃を受けながらも、両腕で顔や胸を守っていた。

マリオネット・ライター「くうぅぅ・・・・っ!!一体・・・・どこから・・・・・・・っ!!!」

そして、ライターはそう言いながら両手の構えを解きながら前を見る。

すると、彼女の目の前には透明ではないステルスファントムスがいた。

マリオネット・ライター「は・・・・・っ!!!?」  ライターは既に目の前に敵がいる事にいる。

ステルス・ファントムス「ギュイィィィィィギュイィィィィィギュイィィィィィィン」

そして、ステルスは両腕をX状に構えて、その両腕の肘の刃を思いっきり、

左右斜めに振り、ライターの胸部を斬りつけた。これは凄い激烈だ。

マリオネット・ライター「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!??」

ライターは敵の強烈な攻撃を受けて、後方に倒れた。そして、ステルスはまた消えた。

青井「すぐに現れてすぐに消える。・・・・まるで、馬鹿にしているみたいだわ・・・・っ!!」

桜「どうしよう・・・!このままじゃ、ライターが・・・・・!!」

マリオネット・ライター「くぅ・・・・!一体・・・・どうしたら見つかるのかしら・・・・・!??」

ライターは立ち上がるも、敵がどこにいるのかわからなくては勝機はない。

そして、胸のクリスタルタイマーも赤く点滅した。もう時間がない・・・・。

そして、透明状態のステルスはライターの前に向かって歩く。正面から殺す気だ。

ステルス・ファントムス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

桜「このままではライターの活動時間が切れちゃう。」

青井「なんとかできないの!?」  光次郎の声「できるよ・・・・・。」

桜と青井「っ!!?」  二人は光次郎の声に気づき、彼のいる方に向く。

どこに、光次郎が何か銀色の中型の銃器を持っていた。銃口が何故かカメラ風であった。

桜「光次郎君!!!」   青井「高町隊員!!!」

彼だけではない。春日も光次郎の体をさすり、彼を支えながら一緒に歩いた。

桜「それに・・・・春日隊長・・・・。」  青井「っ!?高町隊員・・・・。その銃器は・・・・?」

光次郎「隊長がくれたんだ・・・・。確か、敵の透明能力を消せるっていう・・・・。」

春日「ステルスバスター121。対透明ジャンボロイド用に造られた兵器よ。

この銃器のカメラ型の銃口から特殊な放射能光線を発射し、

その光線には、どんな物体の保護色をも消化できる。これで見えない敵の見つかるハズよ。

さらに、スコープを覗けば見えない敵も見えて、そいつをロックオンできるわ。」

光次郎「それを・・・・今、僕が使おうと思うんだ・・・・っ!」

桜「・・・・でも、光次郎君。右肩怪我してるし・・・・。まともに使えるかどうか・・・・。」

青井「それに・・・・。包帯も外しているわ。あんた、無茶する気なの!?」

光次郎「無茶でもいい・・・・!僕たちはライターに何度も助けられた。

そして、僕もライターを助けたいんだ!!だから・・・・怪我してもやらなきゃいけない事もある・・・!」

青井「た・・・・高町隊員・・・・・。あんた・・・・・。馬鹿なのか・・・強いのか・・・。わからないわ・・・・。」

桜「光次郎君・・・・。(昔は・・・・・こうじゃなかったのに・・・・。すぐ逃げたのに・・・・。)」

春日「では、行けるわね。高町隊員。」  光次郎「はい・・・・っ!!」

そして、春日は光次郎から放れ、光次郎はステルスバスター121を構えた。

光次郎はその銃器のスコープを覗き、見えない敵、ステルスを探す。

光次郎「・・・・・見つけたっ!!ジャンボロイドめ・・・・!透明でもスコープからでも見えるぜ!!」

そう。ステルスバスターのスコープからは、見えないハズのステルスが見えるのだ。

そして、光次郎は標準をしっかりとステルスファントムスと合わせた。そして・・・・。

光次郎「今だっ!!!」  光次郎はついにステルスバスターを発射した。

銃口から赤い光線が放たれ、その光線を浴びたかジャンボロイドの形をした青い光が出た。

その光はなんと、透明状態であったハズのステルスとなった。そう。光線をステルスは、

保護色を消され、透明状態を解除されて、見えるようになったのだ。

桜「ああっ!!敵が見えるようになった!!」  青井「しかも、ライターの前に・・・・!!」

ステルス・ファントムス「ギュイイィィィィギュイイィィィィギュイィィィィィン」

ステルスは何故、透明能力が消されたか理解できなかった。

マリオネット・ライター「っ!!そこかあぁぁ!!!」  ライターは見えるようになった、

目の前のステルスを思いっきり殴り、さらに手刀で戦力を削った。

ステルス・ファントムス「ギュイイイィィィィギュイイィィィィギュイィィィィン」

ステルスも負けずに、肘の刃で斬ろうとするが、ライターがこれを余裕に避ける。

マリオネット・ライター「ふん!えぇぇぇい!!」  そして、ライターはすぐにハイキックを打つ。

ステルスはひるむが、すぐに反撃しようと右肘の刃を振るうが、ライターは手でそれを受け止める。

マリオネット・ライター「はあぁぁぁっ!!!」  ライターは片手のチョップで敵の肘の刃を折った。

ステルス・ファントムス「ギュイイィィィィギュイイィィィギュイイイイィィィィィィィン」

マリオネット・ライター「マリオネット・サーベル!!!!」  そして、ライターは剣を出し、

ステルスも残った左肘の刃で戦う。ライターの剣とステルスの刃が弾き合って、戦っていた。

マリオネット・ライター「とおぉぉぉりゃああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ライターは思いっきり剣を振って、ステルスの左腕を斬りおとした。

これで、ステルスに左腕を失い、武器はなくなった。そして、ライターは敵目掛けて、剣を投げつける。

マリオネット・ライター「ええぇぇい!!」  剣はついに、ステルスの胸に刺した。

ステルス・ファントムス「ギュイイイイィィィィギュイイイイイィィィギュイイイイイイィィィィィン」

そして、ステルスは再び透明化した。しかし、胸に刺さった剣だけが見える。

それがある限り、ステルスは透明になってもすぐ見つかってしまうのだ。

マリオネット・ライター「もうその手はくわないわよっ!!!フラッシュブレイカー!!!!」

ライターはフラッシュブレイカーを発動した。強烈な光を浴びたステルスは、

透明化を解かれすぐ見えるようになり、爆発して最後を遂げたのであった。

マリオネット・ライター「・・・・えい!!」  ライターは空を飛び去った。

青井「やったあぁぁぁ!!!見えない敵を倒したわ!!!」
 
光次郎「ああ・・・・。そう・・・・だね・・・・・。」

笑顔にあった光次郎は何故かすぐに倒れそうになる。これは怪我による痛みか?

その時、あかりが駆けつけて、倒れそうな光次郎の体を支えた。

あかり「大丈夫ですか・・・・?光次郎さん・・・・。」  

光次郎「あかりさん・・・・。」

あかり「あなたは馬鹿ですか・・・!?」

あかりは悲しげにそう言う。

光次郎「え・・・?」

あかり「もう少しであなたが死ぬところだったですよ!?

もし、あの時失敗して、あなたが殺されたら、私は・・・・っ。」

光次郎「・・・・ごめん。ああするしかなかったと思って・・・。」
 
桜「・・・・・そうか。・・・・そういう事なんだね・・・・・。」

あかりと光次郎「え・・・・?」   青井「どういう事ですか?月野先輩・・・。」

桜「あかりさん・・・・・。あなたが光次郎君のところに来てくれたおかげで、

彼は強くなったのですね。彼は・・・・あなたが好きになって、

いつの間にか、あなたや私たちを守るために、ここまで強くなった・・・・・。」

青井「月野先輩・・・・・。(高町隊員・・・・・。もしかして、

あのメイドのお姉さんがいたから、今のように強くなったのかしら・・・・?)」

光次郎「・・・・・いや。僕はそこまでは・・・・・。」  その時、あかりが光次郎の頬に触れて言う。

あかり「いいえ。桜さんの言うとおり、あなたは今でも強くなったのですよ・・・・。」

光次郎「そうかなァ・・・・。でも、確かに僕は強くなったのかも知れない・・・・。

ほとんど怖いって感じがしないし・・・。でも、僕はもっと強くなってみせる!

これ以上・・・・誰かを死なせないために・・・・・っ!」

その時、青井が笑顔な光次郎の頭を叩いて、こう言った。

光次郎「いって!?」
 
青井「馬鹿!たまには他人の事より、自分の心配もしなさいよね!?

あのジャンボロイドにあんた、襲われて死ぬところだったのよ?」

あかり「・・・そうですよ。流石にあれは無茶でした。
 
光次郎「・・・・ごめん。そうだったね・・・・。誰だって命が惜しいもんね・・・・。」

桜「そうだよ・・・・。他人はもちろん、自分の命も守る。強くなるには、

無鉄砲な事なんかいらない。大切なのは命を守りたいという心なのよ。」

あかり「その通りですよ。光次郎さん・・・・。」

光次郎「・・・・そうだな・・・・。じゃあ、僕は全ての命を守るよ。無鉄砲な事せずに、

勇気を持って、見えない恐怖に立ち向かうさ。これからもね・・・・。」

光次郎が笑顔でそう言うと、あかりや桜や青井も笑顔になった。

こうして、見えない敵・ステルス・ファントムスは破壊され、

光次郎はここまで強くなり成長していきました。昔は弱虫だった光次郎も、

あかりや桜たち皆がいるたびに、次第に彼女たちを守りたいと言う想いが高まり、

ここまで成長したのです。そして、光次郎はこれからも成長する事でしょう。

側にいてくれる・・・・仲間たちがいる限り・・・・。

次回につづく

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光次郎は心の中で呟きながら、一秒たりともベッドから出なかった。

左手は背中に隠してあるようだ。そして、しばらく立つと、

左手を出し、その手で布団を持ち上げては、それを光次郎の身体に被せた。

光次郎「・・・・さァ。来るなら来いよ!見えざる敵め・・・・・っ!!」

光次郎はまるで、自ら見えない敵を待っているような様子であった。

彼は今、一体、何を企んでいるのだろうか?光次郎は、今からベッドから一度も離れていなかった。


午後3時40分。SSPは各分隊で、見えないジャンボロイドを必死に始末するために、

それぞれ、各都市を偵察していた。そして、第6分隊の野沢と清水も、

東京のある地区の街を探索していた。

野沢「透明ジャンボロイド・・・・。なかなか見つからないなぁ。」

清水「奴は見えないから、当たり前だろう。SSPの科学班も、

敵の透明能力を除去できる新兵器を開発しているのだけど・・・・・。」

野沢「透明能力を除去できる・・・・?って事は、敵が見えるようになるって事ね!?」

清水「機能と性能が良ければな。テストも行える機会もなさそうだし。」


SSP第6分隊支部の司令室では、学園での授業を終えたか桜と青井が、

この司令室で仕事をしていた。桜は電話で、第4分隊の花園隊員と会話していた。

桜「そう・・・・・。理子ちゃんたち4分隊も、見つからないんだ・・・・。

・・・・うん。わかった。じゃあ、また何かあったら連絡するわ。」

こうして、桜は電話を切った。その時、春日が隊員たちの前で声を出した。

春日「皆!ちょっと報告しておくわ。」  そう聞いた隊員たちは一度、春日に向かう。

青井「はい・・・・。それは・・・一体何なのでしょうか・・・・?」

春日「透明ジャンボロイドの対策するために、科学班が新兵器を完成させたの。

それが後1時間で、届けられるのでそれまでなんとか自分たちの手で持ち応えるのよ。」

隊員たち「はいっ!!!」  そして、隊員たちは再びそれぞれ仕事を開始した。

その時、野沢と清水ら数名の隊員たちがこの部屋に戻ってきた。

野沢「報告します。・・・・全然見つかりませんでした・・・・・;」

野沢は指を合わせながら、しょんぼりとしてそう言った。

春日「そう・・・・。でも、後少しすれば、透明ジャンボロイド対策の兵器が届けられるから。」

今度は清水が真面目な態度でこう言った。

清水「もし、それが無事使えるようになったら、後はあの見えない奴を見つけて捕らえれば・・・・!」

春日「我々の戦力次第では、こちらが勝ったかも知れないわね。」

その頃、青井と桜はステルス・ファントミスについて、話していた。

桜「透明ジャンボロイド・・・・。私たちが総力をあげてもあげても見つからないなんて・・・・。」

青井「それ程、透明を持つジャンボロイドは厄介と言うワケですよ。

・・・・にしても、一体どこにいるのでしょうかねぇ。奴は神出鬼没です。」

桜「でも・・・・。っ!そういえば、あの一週間前・・・・。」

青井「どうしたのですか?」

桜「春日隊長たちの話を聞いたのだけれど・・・・。あの見えないジャンボロイドは、

私たちSSPの隊員こそ、自分の活躍の障害なんだって・・・・。」

青井「なんですって・・・!?あいつめ・・・・!では、私たちの中の誰かが、

見えない奴に殺されるとしたら・・・・・・・!!最初の標的は一体は誰なのか・・・・・・!」

桜「っ!!?光次郎君が危ない!!!!」  桜は光次郎が危ないと予感し走ろうとする。

春日「っ!!月野隊員!!!どこへ!!?」

桜「光次郎君が危ないんです!!!彼が奴に殺されるのかも知れないんです!!!!」

桜はそう言いながら部屋から出た。青井が春日にこう言う。

青井「恐らく・・・・。月野先輩は高町隊員があの透明ジャンボロイドに殺されるかも、

知れないと思っているんです!!恐らく、先輩は高町隊員宅へ向かっていると思います。」

春日「なんですって!?まさか・・・・。あのジャンボロイドもそこへ・・・・!?」

青井「恐らく・・・・!そうかも知れません・・・・!!それに、月野先輩は、

あの男が・・・・高町隊員が好きなんです!!だから、今の行為を・・・・・!!」


高町邸の二階。光次郎の部屋では、光次郎がベッドで眠っていた。

そこに、透明状態のステルスファントムスが。今度こそ殺すつもりらしい。

ステルス・ファントムス(ふふふふ・・・・・!あの時は殺し損ねたが・・・今度こそは・・・・!!)

ステルスは両肘には、黄色い刃物が付いてあった。こいつで暗殺する気だ。

そして、ステルスは一気に迫り、右手を眠る光次郎の首を掴む。

光次郎「うっ!!?うぐぁあああぁぁぁぁ・・・・・・!!!!!」

そして、すぐに彼の首を絞め始めた。光次郎は凄く痛がっていた。

ステルス・ファントムス(死ね・・・・・・・っ!!!!!)

そして、ステルスはすぐに左腕の刃物を振るい、光次郎を斬り殺そうとした。

光次郎「・・・・・・かかったな・・・・。」   光次郎は笑みを浮かべていた。何故だ?

ステルス・ファントムス(何を・・・・?)  ステルスも彼の笑顔を理解できなかった。

こんな絶体絶命な時に余裕に笑うなど・・・・。そう。光次郎には策があった。

そして、光次郎は布団から左手に持つボウガンを出した。

ステルス・ファントムス「何・・・・・!!?」  光次郎「くらえ!!!」

そして、光次郎はすぐにボウガンを発射した。ボウガンの矢はステルスの腹にブスリと刺さった。

ボウガンによるゼロ距離攻撃は見事ステスルファントムスにダメージを与えたのだ。

ステルス・ファントムス「ぐ・・・・ううう・・・・・!!お・・・おのれ・・・・・!!」

そして、ステルスは透明能力を解き、光次郎の前についにその姿を完全に見せてしまう。

光次郎「とうとう正体を表したな・・・・!ジャンボロイド!!!」

ステルス・ファントムス「おのれ!!こんな子供ごときにィ・・・・っっ!!!」

ステルスは苦痛に耐えながら再び透明化して、逃げ出した。光次郎はすぐに敵を追う。

光次郎「ふん!矢が刺さっているのが見え見えなんだよっ!!」

そう。ステルスは確かに透明化しているが、腹に刺さっている矢は透明化されていない。

光次郎の放った矢がある限り、見えないジャンボロイドは見えなくても見つかってしまうのだ。


階段から降りた光次郎の前に、あかりが来た。

あかり「光次郎さん!!矢が何故か飛んでいたそうなんですが・・・・。」

光次郎「ああ!あの矢は透明ジャンボロイドの腹に刺したんだ!!」

あかり「では・・・・!奴は既にこの家に・・・・・!」

光次郎「ああ・・・・!僕は襲われそうになったけど、ボウガンでやっつけてこの通りさ・・・・!」

あかり「そうですか・・・・。あっ!!ドアが勝手に開いています!!奴の仕業です!!」

光次郎「そうか・・・・・!じゃあ、行くぞ!!!」

あかり「はいっ!!!」  そして、二人はステルスが勝手に開いた玄関のドアを通った。


外の町では、光次郎とあかりが透明状態のステルスを追っていた。そこに桜が走ってきた。

桜「光次郎君!!!あかりさん!!!」

光次郎「桜ちゃん!!あの浮いている矢を撃つんだ!!!」

桜「え!?・・・・あ!わかった!!撃ってみる!!!」

桜はすかさずサイレントガンで浮いている矢・・・と言うより、

透明状態のステルスの腹に刺さっている矢を撃った。  ズギュン  ドカアァァン

ステルス・ファントムス「ぎゃあああぁぁぁぁっ!!!!」

矢が爆発したと同時に、ステルスの腹も爆発したのでその激痛に耐えられないか、

ステルスは透明状態を解き、扱けてのたうち回ってしまう。

桜「あっ!!ジャンボロイド!!!!」

ステルス・ファントムス「ちくしょう・・・・・!!このままで済むと思うなやアァァ!!!」

ステルスファントムスはジャンプするとすぐに消えてしまう。しかし、またすぐに姿を表した。

その姿は以前とは違い巨大化していた。そして、着陸するとその姿がはっきり見える。

その姿は全身が水色で、胸や下半身には、紫色で透明のようまガラス状の鎧が付けていた。

両肘には黄色い刃物が付けていて、透けている青いマントまでもしていた。目が全く白い。

頭の左右には赤い角のような物がある。これこそが、ステルスファントムスの巨大化した姿である。

ステルス・ファントムス「ギュイイィィィィィギュイイイィィィィィギュイイイイィィィィィィィン」

光次郎、桜、あかり「巨大化した!!?」

ステルスファントムスはまたすぐにジャンプした。どうやら都会へ向かっているようだ。

桜「く・・・・・っ!!」  桜はステルスを追おうと走った。

光次郎「あかりさん!!マリオネットライターになって奴を倒すんだ!!」

あかり「はい!でも・・・・光次郎さんは・・・・・!?」

光次郎「僕も奴を倒しに行く・・・・!!」

あかり「でも・・・・その体では・・・・・。」

その時、光次郎は右肩に巻いてあった包帯をいきなり外した。

光次郎「一週間もしたから痛みはほとんど消えた。少しだけなら戦えるさ。」

あかり「そうですか・・・・。でも、あまり無理なさらないで・・・・。」

光次郎「うん・・・・!」

あかり「・・・・・っ!ライトニング・メタモルフォーゼ!!!!!」

あかりはマリオネットライターに巨大変身した。

マリオネット・ライター「では・・・・!あまり無茶をなさらないでください・・・・!!」

光次郎「わかってるさ!では、行こう!!」

マリオネット・ライター「はいっ!!!」  そして、ライターは空を飛び、光次郎は走った。


街ではステルスファントムスが両肘の刃物であらゆる建物を次々と破壊していた。

そこで、駆けつけたフライングファイターが通常バルカンで、ステルスを攻撃していた。

ステルス・ファントムス「ギュイイイィィィィギュイイイィィィィギュイイイィィィィィン」

清水「こいつが・・・・見えない犯人の正体か・・・・・!!」

野沢「敵は見つかったし、後は徹底的に攻撃して倒すだけね!!」

ちなみに、青井は他の隊員たちと一緒に地上からブラックアタッカー部隊と対決した。

青井「はっ!!てぃあやああぁぁぁぁ!!!!」

青井はナイフによる素早い攻撃で次々とブラックアタッカーを倒したいった。

ブラック・アタッカー「うわっ!!」 「ぎゃああぁぁぁ・・・・!!」

青井「・・・・・っ!こいつが高町隊員を・・・・・!!倒す!!!」

青井はすぐにサイレントガンで、ステルスファントムスを撃った。しかし、敵はあまりひるまない。

ステルス・ファントムス「ギュイイイィィィギュイイイィィィィギュイイイイィィィィィィン」

そこに、マリオネットライターが飛んで来て、すぐにジャンボロイドの前に着陸した。

マリオネット・ライター「あの時は、よくも光次郎さんを・・・・!許せないっ!!!」

つづく

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