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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ハリー「はぁ・・・はぁ・・・。だ、大丈夫かぃ?君・・・。」

ナギサ「え、ええ・・・・。ありがとうございます。」

ハリー「へへっ。昨日の借りは返したって事かな?」

二人は笑顔であった。しかし、ハリーの身体が傷ついた事に驚く。

ナギサ「っ!!また怪我を・・・・!!」 ナギサはハリーの顔の、

右部分に殴られて、ハンカチでそこを拭く。

ハリー「っ!よせよ・・・。たかが殴られたくらいで・・・。」

ナギサ「駄目よ。後で痛がったらどうするのよ?」

ハリー「・・・お前、凄く優しいんだな・・・。」

ハリーはナギサの優しさを感じ、笑顔になってそう言う。

ナギサも頬を赤くしながら、微笑む。どうやら、照れている。

ナギサ「・・・それ程でもないけどね・・・。」

ハリーとナギサは一緒に登校した。そして、学校の廊下でまた二人は出会う。

ハリー「・・・・お。またお前か。」

ナギサ「あは。また会ったわね。あの・・・。好きなアニメとか・・・ある?」

ハリー「おお!お前もアニメファンだな。実は俺もアニメファンさw」

二人は仲良く会話していた。それは次の授業のチャイムまでに行っていた。

学校が終ると、また二人一緒に歩いていた。

ハリー「・・・・なんかさ、俺たちよく一緒になるもんなァ。」

ナギサ「・・・・ねえ。あなたのお名前は?」

ハリー「ん?俺か?俺はハリー。ハリーって言うんだ。」

ナギサ「私はナギサ。ナギサって言うの!これからは友達になりましょ!」

ハリー「・・・・ああ。そりゃいいや。」 二人は笑った。

現在のハリー(それが俺とナギサが友達になる瞬間であった。そして、

高校2年の頃・・・。いつの間にか俺たちは恋人関係となっていた。

時にデートしたり、怪獣災害の時は一緒に助け合って逃げたり・・・・。

とにかく、俺とナギサは幸せな時が過ごしていた・・・。俺たちなりに・・・。

だが・・・・それも、もうお終いであった。)

ハリーとナギサは高校3年となり、ついに卒業の日を迎えた。

ナギサは涙しながら、ハリーにお別れの言葉を告げる。

ナギサ「私・・・あなたが好きだったの。まだ・・・一緒にいたいよ・・・っ!!」

ハリー「俺も一緒にいたい!!もっといたいさ!!俺もお前が好きなんだよ!!」

ナギサ「ありがとう・・・。けど、またいつかはまた会える・・・。

その時は・・・・また一緒にいようね・・・・。」

ナギサは涙ながらの笑顔でハリーから離れて、去っていった。また会えると信じて・・・。


そして、現在。

ハリー「・・・・卒業式でのナギサが言った通り、俺たちは再会できた。

けど・・・・あんな形で再会なんて、あまりに不幸だぜ・・・・!」

ハリーは今も泣きたそうな気持ちであるが、涙を見せず、ただ苦悩していた。

コリスもそんな彼を見て、悲しすぎる程の気持ちであった。


降り注ぐ雨の夜。コリスは外の町を歩いた。ナギサを探すつもりだ。

コリス(なんとかナギサさんを探して、捕まえないと・・・!

そして、モモ姉さんに毒を浄化する魔法を使ってもらえば、きっと・・・・。)

その時、コリスの前に複数の男が来た。その男たちは全員、感情のない顔であった。

コリス「っ!!な・・・何ですか・・・・!?あなたたちは・・・・・!!!」

男「・・・・がああああぁぁぁぁぁ!!!」 男はいきなりコリスの胸倉を掴む。

コリス「わっ!!てやああぁぁぁぁっ!!」 コリスはその男を勢い良く投げる。

男「うわああぁぁぁぁ!!?」  別の男「う”うううぅぅぅ・・・・!!」

男が叩きつけられ、別の男がコリスに殴りかかる。

コリス「ちぃ!!とう!!!」 コリスは、その男にハイキックを打つ。

男「ぐわ!!!」  男が倒れ、他の多くの男がコリスを襲おうと走る。

今度の相手はナイフで斬りつけるつもりだ。男たちはコリスを殺すつもりだ。

コリス「くっ!!えぃ!!はあぁぁっ!!!」

コリスは男のナイフを持つ手を掴み、そこに手刀を打ち込む。

男「あっ!!うわ!!」 男は痛みでナイフを落とし、コリスの回し蹴りを受けて倒れた。

他にも複数の男が攻めて来る。棒やバットなどの武器を持つ男の少数いた。

コリス「・・・・・っ!どうして、この人たち。一斉に僕を・・・・!!ま、まさか!?」

コリスが何か気づこうとしながらも、一人の男をボディブローで倒す。

男「うわ・・・・っ!!」  コリス「むん!!せぃ!!!」

続いて、コリスはチョップで別の男を倒す。次の敵は釘付きのバットで迫る。

男「ぬおりゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」  コリス「っ!!」

コリスは男の振るバットを両腕で受け止め、キックでその男を蹴り飛ばす。

そして、コリスはその男が倒れた瞬間に、落ちたバットを手にした。

コリス「えぇぇぇい!!てい!!はああぁぁぁ!!!」

コリスはそのバットで次々と迫る男を倒して行く。だが、そんなコリスの背後に、

ライフルを持つ男がいた。その男は銃の標準をコリスへと狙いを定めていく。

コリスはバットで武器のない男を簡単に倒すが、

棒を持つ男と戦い、その棒とバットがぶつかり合う。コリスは、棒を持つ男に、

キックを打ち込み、ひるませる。そして、コリスはひるんだ男をバットで倒す。

武器を持つ男との戦いは少し厄介だと言って良いだろう。

コリス「とおぉう!!・・・・む!?」 残り二人の男を倒したコリスはそれに気づく。

男「・・・・うひきっ!!」 男は標準をコリスに合わせ、引き金を引こうとした。

コリスが危ない。その時、そんな男の背後から謎の女性の姿が。

男「ひゃっ!!」 その女性は手刀でライフルの男の首をトンと叩き、倒した。

コリス「・・・・っ!!ね、姉さん・・・・。」 そう。コリスを助けたのは姉さんであった。

モモ「大丈夫?コリス。・・・・けど、事件の黒幕がわかったわ。」

コリス「え・・・・・?」 モモは倒れた男たちに感染反応機を向ける。

モモ「見て。この男たち、全員毒を盛られているわ。恐らく、

その毒を盛った奴の目的は、コリス。あなたの抹殺らしいわ。」

コリス「もしや、地球侵略を目的とする宇宙人・・・・!?」

モモ「そうよ。そして、イチゴとテブリッシュが毒を解明したおかげで、

その宇宙人の正体もわかったところよ。その宇宙人は、

グレイヴァ星人。毒ガスで人間を操るエイリアンよ。」

コリス「じゃあ・・・そのグレイヴァ星人がナギサさんを・・・・!!」

コリスは犯人が星人であると驚くと同時に、

その星人がナギサをおかしくした事を知った事で怒りの表情を表す。

モモ「星人が盛った毒を解毒するには、星人の体内から、

ワクチンの素となる部分を取り出し、それを材料にしたワクチンしかないわ!!

それができるのは・・・ウルトラマンクリスタル。あなたしかないわよ。」

コリス「僕が・・・・。わかりました!僕が星人からワクチンを取ります!!!」

モモ「その意気よ。コリス。グレイヴァのアジトはDGCで探す!!」

コリス「はい!!星人め・・・・!よくもナギサさんを・・・・!!」

コリスは星人を許せない気持ちでいっぱいで、その気持ちを拳で表していた。


翌日。コリスはハリーの家に戻り、ハリーにナギサを変えた犯人を語る。

ハリー「ええっ!!?じゃあ、ナギサがおかしくなったのも、

全てグレイヴァって言う宇宙人の仕業だったのか・・・・!?」

コリス「はい。良いですか?よーく聞いてください。ナギサがおかしくなったのは、

その宇宙人が盛った毒の仕業なんです。それも、最悪な威力を増す程の・・・!」

ハリー「ど・・・毒ゥ!?」

コリス「ええ。恐らく、毒は万一裏切った時に使うんじゃないかと思います。

その毒は本当なら一瞬にして死んでしまう。それを知った人間は、

生きていくためには、あえて星人の命令を聞くしかないでしょう・・・。

裏切れば最後、毒が発生して死んでしまうからです・・・・!」

ハリー「そうか・・・・。許せねェな。その星人はよ・・・・っ!!」

ハリーはナギサを変えてしまった星人を許せず、静かに怒る。

コリス「隊長から聞きましたが、星人の毒はそのためじゃなく、

神経を少しだけ歪ませる効果もあるみたいです。それで星人に操られるワケです。」

ハリー「まるで操り人形にしようとしているつもりだな・・・・!」

コリス「はい・・・!僕はこれから、グレイヴァ星人を探しに行きます。

ハリーさんはこの家にいてください。念のため・・・・。」

ハリー「わかった・・・・。」

コリス「では・・・・。」 こうして、コリスは家から出て、DGCの仕事へ向かった。

家でただ一人となったハリー。だが、

ハリーはこれから思いもよらぬ事をしようとしたのだ。

ハリー「・・・・本当ならナギサと幸せな再会ができたハズだ・・・!

それが・・・・星人の野郎・・・!!野郎・・・・・!!!」

ハリーはナギサを助けようとしたかった。そして、ついにそれを行おうとしたのだ。


コリスはDGC基地の司令室に来た。そこで、隊員たちから情報を聞いた。

コリス「何ですって!?星人の居場所が見たかったのですか!!??」

つづく

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今回でついに学園編の最終回です。

従って、学校に関する転校生の要素が出ます。

矢的の教師として語る最後の言葉は・・・・?
 

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ナギサは何も言わずに頷く。ハリーはそれに気づく。

ハリー「ん~?どうしたんだァ?ナギサ。昔は元気にはいって返事したのに・・・。」

コリス「・・・・ハリーさん。ナギサさんは・・・・・。」

ハリー「・・・・まあ、いいか。何か辛い事でもあったろ?

ままっ。パーティやっから、楽しい気分になろうぜ、愛しのナギサちゃんw」

ハリーはコリスの言う事も聞かずに、ナギサを居間へ連れて行った。

コリス「あ、ちょっと・・・!ハリーさん!!」

コリスは慌てて、ハリーとナギサについていく。


そして、居間。テーブルには大きなケーキとコーラなどの飲み物があった。

ハリー「じゃーん!!今日はナギサを歓迎するために用意してあったんだ!!

驚いたか、ナギサ。俺とお前は揃ってパーティ好きだったから、嬉しいだろ?」

ナギサ「・・・・・・・・。」 しかし、ナギサは何も反応しない事がわかる顔をしている。

ハリー「・・・・ナギサ?」  ハリーは心配そうに言う。

ナギサ「・・・・・うん。」  ナギサは静かに頷いた。

嬉しいようだが・・・・。ハリーはそれを聞いて、ほっと息をして、安心する。

ハリー「ほっ。・・・・そっか。それを聞いて安心したよ。

じゃあ、パーティを始めるか!コリス!包丁を持って、ケーキを切ってやれ。」

コリス「は、はい・・・。」 

コリスはテーブルに置いてあった包丁を持ち、それをケーキを4個分に分けて切った。

ハリー「これで良い。二つはナギサのな。残りは俺とコリスで一つずつだ。」

コリス「恋人には親切何ですね・・・・^^;」

そして、3人はテーブルに座り、コリスが3人のコップにそれぞれコーラを入れた。

ハリー「それでは、

俺&ナギサちゃん感動の再会パーティを始めまーす!かんぱーい!!」

コリス「かんぱーい!!!」 ナギサ「・・・・・・・・・。」

3人はコーラを入れたコップをそれぞれ当てて、乾杯した。

ただし、ナギサだけが何も言わなかったが、

コリスやハリーやケーキを食べたりコーラを飲んだりしている時に、

ちゃんとケーキを食べたりコーラを飲んだりしていたのだ。

ハリー「はははは!どうだぃ?ナギサ。俺たちは高校時代の頃、

先生や他の生徒たちと一緒に、こうして楽しいパーティをしたんだぜ?

その時は、お前は俺に・・・・食べ物を分けてくれたもんな?」

だが、ナギサは答えなかった。コリスはそれを見て、不安する。

ハリー「い、いや!!今はもう良いんだ・・・!もう分けなくても・・・・な??」

ナギサ「・・・・・・・・。っ!」 その時、ナギサの表情が一瞬、強張る。

コリス「っ!?」 コリスはそれに気づき、知った。彼女は今、苦しみを感じたと・・・。

そして、ナギサは手に持っていたスプーンを落として、こう呟く。

ナギサ「・・・・・わか・・・・って・・・・ます・・・・。」

ハリー「え・・・・!?い、今・・・何つった・・・・?」

ハリーはそう聞くが、その彼の言葉を聞かないナギサ。

ハリーはナギサに異変があったのではないかと気づき、コーラを一気飲みする。

そして、ハリーはナギサにこう聞き出した。コリスはそれに気づく。

ハリー「なぁ・・・・ナギサ。お前、本当に何か辛い事があったんじゃないのか?

あの時のお前はいつも明るくて、どんな質問でも返事してくれて、

悲しんでいる奴を慰めてくれた。けど、今のお前は違う・・・・。

お前は何か、まるで感情がないようだ。お前・・・・何があったんだ?」

コリス「ハリーさん・・・・。っ!?」

その時、コリスはナギサを見て驚く。彼女の目から涙が流れていたのだ。

ハリー「ナ・・・ナギサ・・・・!?」  ナギサ「・・・ご・・・・さい・・・・。」

そして、ナギサは立ち上がり、走り出した。

そう。ナギサはこの家から出ようとしたのだ。

コリス「っ!!ナ、ナギサさん!!!」  ハリー「ナギサ!!!!」

コリスとナギサがナギサを追おうとするも、

彼女は既に外を走り去ったため、追えなかった。

ハリー「・・・・・っ!ナギサああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」

家の入り口でハリーは暗い夜空に向かって、彼女の名を叫んだ。

居間に戻ったコリスとハリー。ケーキとジュースがまだ残っているそうだ・・・。

二人はナギサがおかしくなった件について、暗い雰囲気で満ちていた。

ハリー「・・・・残りのもん。全部、お前にくれてやるよ・・・・。」

ハリーはコリスにそう言うが、流石に笑顔になれなかった。

コリス「・・・・ごめんなさい。ハリーさん・・・。」

ハリー「何で謝るんだ?誰も悪くねーよ・・・。ただ、

彼女が何かの出来事で変わったに違いねェ・・・・。俺はそう思う。」

そう。ハリーは怒ってなどない。悲しんでいたのだ。恋人であるナギサの異変に・・・。

ハリー「ナギサ・・・・。あれが、俺の好きだったナギサだろうか・・・・!?」

コリス「・・・・あの。ハリーさん。」

ハリー「何だ・・・?」

コリス「実際のナギサさんとあなたはどんな形で恋人になったんですか・・・?」

ハリー「ああ・・・それか。良いか?よーく聞くんだぜ?俺の昔話を・・・。」

ハリーは微笑んで、コリスに近づいて、彼に耳に向かって語り始めた。

ハリー「実はな。高校生の頃の俺は・・・・喧嘩っ早かったんだよ。」

コリス「え・・・・!?;」

ハリー「その時の俺が、ちぃと他の学校の奴等と喧嘩した頃な・・・。」


これは、ハリーが高校に通ったいた頃の記憶である。

学生服を着たハリーは既に通学路で、他の学校の不良たち3人に絡まれて、

彼らとの格闘で勝利した。傷だらけで学園に向かっているハリー。

現在のハリー(その頃の俺だってちゃんと学校には行っているけど、

俺だって本当は喧嘩なんて興味ない。

けど、あいつらがあの学園を襲い掛かってくるからなァ。)

傷だらけで学園内を歩くハリー。

登校した際に、教師に怒鳴られ説教を受けていたが、

ハリーは動じず生徒たちが平和な学園生活を送っているところを笑顔で見ていた。

その時、当時のナギサがそんなハリーの前に来た。これが二人の初対面である。

ナギサ「あの・・・!大丈夫ですか!?その怪我・・・。」

ハリー「ん・・・?ああ。大丈夫だよ。それに、こいつはときどき起きる事よ。

この学園を狙う奴等と戦うと、こうなっちまうんだ。気にすんな。」

ナギサ「そうですか・・・・。って、気にするわよ!!その傷じゃ!

とにかく、保健室へ行って治してもらいましょ!?」

ナギサはハリーの手を引っ張って、保健室へ連れて行こうとする。

ハリー「わわっ!!ちょ、ちょっと待てって・・・!こんな傷、ワザと治るって・・・。」

ナギサ「よくないわよ!!私、放っておけないの・・・・!

傷ついた人や泣いている子を見逃すなんて・・・・。」

ハリー「・・・・・っ!わかったよ。しょがねーなァ・・・。」

ナギサの切ない言葉を聞いて、ハリーは抵抗を止めて保健室に行った。

ハリーはなんとか治療を受けて、ナギサに例を言って帰った。

そして、次の日。ハリーは今日も学校に来るが・・・?

ハリー「・・・・・ん?あっ!!あいつら・・・・!!」

その時、ハリーは昨日やっつけた不良たちに囲まれているナギサを見た。

不良「クククク・・・!可愛いねェ・・・お嬢ちゃん・・・!」

ナギサ「だ、誰よ!!あなたたち!!」

不良「誰でも良いだろぉ~う?ちょっと、俺らと言いところ行こうぜ?」

ハリー「やめろ!!!!」 その時、ハリーがナギサを襲おうとする不良たちにそう叫ぶ。

不良たち「あぁ???」 不良たちはハリーの方に向く。

ナギサ「・・・っ!?あっ!!昨日の人・・・・!」

ハリー「てめーらァ・・・!昨日殴られて、まだ懲りねーのか?」

不良「は?お前には関係ねェだろ?」 「地獄に落ちろ!ガキ!!」

ハリー「地獄に落ちるのは・・・・てめーらの方だあああぁぁぁっ!!!!」

こうして、ハリーは一人の不良を殴り、再び不良たちと喧嘩を行う。

結果的にハリーが勝って、不良たちを退けた。

つづく

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コリス「そ・・・そんな・・・・・!!じゃあ、

ナギサさんはあと少しで死ぬと言うのですか!?」

先生「・・・・最悪な場合は、そうかも知れん・・・・。」

先生も残念そうな顔でそう言う。ナギサはもう救えないのだろうか。

コリス「ナギサさんは僕の兄であるハリーさんの恋人なんです!!

なんとか救ってください!!お願いします!!!」

コリスは必死に言う。何としてもナギサを救って、ハリーに会わせたいのだ。

先生「・・・・わかった。できる限りの事はしよう。」


司令室に来たコリスとサキ。そこで隊員たちと会話をしていた。

モモ「・・・・さっきのナギサと言う人のように、

毒に侵されて、おかしくなっている人が多く続出しているわ。

その原因は全く掴めていない。皆はどう思う?」

テブリッシュ「その人たちは副作用なのか何故か悪さをしていたり、

耐えられなかったか死んでしまったりしている。

これは何かの奇病のせいだと私は思う。」

シュドー「もし、奇病だったら・・・そいつは悪い事したい病かも知れないな。」

サキ「ナギサさんがコリスを襲ったのも・・・きっとそのせいかも・・・・。」

イチゴ「いや。そんな奇病はないと思う・・・;」

イチゴは3人の意見を間違っていると感じた。彼は違う考えをしているらしい。

シュドー「え?違う・・・・のか?;」

テブリッシュ「では、イチゴ。お前はどう思っている?」

イチゴ「あの毒は宇宙の物質でできている。もしかしたら、

宇宙から来た何者かがその毒を使っているんじゃないと思うんだ・・・?」

サキ「もしかしたら・・・・宇宙人の陰謀・・・!?」

モモ「もし・・・・そうだったら、あのナギサさんも可哀想な事になるわね。

我がDGCの医療班の力でも、歯が立たないのかも知れない・・・。」

コリス「・・・・・・っ!」 コリスはそれを聞いて、悲しそうになる。

サキ「コリス君・・・・。」 サキもそんなコリスの顔を見て、同情しそうになる。

モモ「このままだと、他の人たちも毒に盛られておかしくなってしまう・・・。

こうなれば、我々がその毒の正体を解明するしかない。

イチゴとテブリッシュは宇宙物質の毒を研究して。他の3人は、

毒に侵された人がいないかどうかパトロールして。」

隊員たち「了解!!!」 その時、この司令室に医療班の先生が来た。

先生「た、大変だ!!!!」 どうやら、慌てて走っていたそうだ。

コリス「ど、どうしたんですか!?」

コリスとサキが走ったか息をしている先生のところへ来る。

先生「ナ、ナギサと言う人が・・・突然目を覚まして、逃げて行ったんだ・・・!」

コリスとサキ「え・・・・・っ!!??」

コリスとサキはそれを聞いて驚く。病気?であるナギサが自ら、

治療をしてくれる場所から逃げるなど、とてもありえなかった。

モモ「まさか・・・!まさか、毒に操られているのかも知れない・・・!!」

コリス「く・・・・っ!!」 コリスはナギサを追おうと走って、司令室を出た。

シュドー「っ!!コリス!!どこ行くんだ!!?」

テブリッシュ「まさか・・・ナギサさんを探そうと・・・・!!」


コリスは廊下を走り、ナギサを探していた。

そこに、一人の作業員が話しかけて来る。

作業員「どうしたんだ?そんなに慌てて走って・・・。」

コリスが作業員の前に止まり、慌てて返事をする。

コリス「ナギサさんと言う緑色のポニーテールの人はどこですか!?」

作業員「ああ・・・。それらしい人なら、さっき、外に出たのを見たけど・・・?」

コリス「わかりました!!ありがとうございます!!!」

コリスは情報を聞き、すぐに走り出した。ナギサが基地の外に出たのだ。


DGC基地の外に出たコリス。そこで、ナギサを見つけようと辺りを見回すコリス。

コリス「・・・・・いない。もしかして・・・・あっ!!」

そして、コリスは専用車が走っているのを見る。その専用車にナギサが乗っていた。

コリス「ナギサさん・・・・!・・・っ!!」

コリスも急いで、ロードラッシュのところへ走って、その機体に乗る。

コリス「これで・・・っ!あ!!」 その時、既に遅かったのだ。

ナギサの乗る専用車がいつの間にかいなくなったのだ。

コリス「・・・・逃げられてしまった・・・。」

ナギサがいなくなった今、コリスはハリーに申し訳ない事をしたと重く感じ始めた。

そこにサキが来て、コリスに話しかける。

サキ「コリス君。さっきの人は・・・・!?」

コリス「・・・・どこかへ行ってしまいました・・・。」 コリスは落ち込んで言う。

サキ「・・・・そう。これから、どこへ行くのかしら・・・・?彼女・・・。」


そして、夕日となった。コリスはとぼとぼ歩きながら、ハリーの家に向かった。

コリス「本当なら今日はナギサさんを連れて、ハリーさんと再会させたハズ・・・。

けど、今の彼女には毒が盛っていて、しかも感情がない・・・。

今の彼女には、とてもハリーさんと再会させる事はできない・・・・。

ハリーさんになんて言えば良いんだろう・・・。」


・・・・と今更そう言っても仕方がない。コリスがそう言ってる内に、

ハリーの家に帰っていたのだ。玄関で迎えたハリー。

ハリー「お帰り。コリス。急にDGCの仕事に行ったからビックリしちまった。」

コリス「・・・・ごめんなさい。」 ハリーが笑顔なのに対し、コリスは切ない表情で謝る。

ハリー「え?な、何で謝るんだ・・・・??

たかが、俺に内緒にDGCに行ったくらいで・・・。」

コリス「そうじゃありません!!今日、ナギサさんが来るって言ってましたよね・・・?

そのナギサさんを探して、今すぐ会わせてやりたかったのに、僕は・・・・!」

コリスは涙が出そうなくらいに悔しかった。

ハリー「そっかぁ・・・。けど、心配すんな。ナギサは絶対に来るって。」

コリス「でも・・・・。今の彼女は毒に・・・・!!」

コリスがそう言ってる途中で、ドアが突然、開き始めた。

コリス「っ!!」 コリスは後ろを向く。きっと、誰かが来たのだ。

その者はナギサ。ハリーの恋人であるナギサがこの家に来た。

コリス「ナ・・・ナギサさん・・・・!」 ハリー「ナギサ!」

コリスが不安な表情をするが、

ハリーはついにナギサと再会できて嬉しそうな表情であった。

ハリー「・・・おぉ~っ!久しぶりだなァ。ナギサ!!」

ハリーは喜びでいっぱいか、テンション上がって、ナギサの両手を掴む。

ナギサ「・・・・久しぶり・・・・・。」

ハリー「おう。高校卒業以来だな。せっかくの再会なんだ。思い切り楽しもうぜ♪」

つづく

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ウルトラマンクリスタル   第44話・侵略されし愛

毒ガス宇宙人・グレイヴァ星人登場

この悲劇の物語は、このとある夜の出来事から始まった。

その時の森で、一人の男が何故か、フラフラして息を荒くして歩いていた。

男「はぁ・・・・はぁ・・・・!!だ、誰か・・・・助けて・・・・!!」

その男はまるで何かによって苦しんでいるようだ。一体、何があったのだ。

男「も・・・・もう・・・あんな・・・・や・・・――――。」

そして、男は倒れてしまった。口から血が流れているので、死んでしまったらしい。

それを見るのは、暗闇から姿を見せる女性であった。

その女性は緑色の髪をしていた。彼女は一体、何者なのだろう。


そして朝となり、ハリーの家。そこには、コリスの面倒を見ている、

ハリー青年が住んでいるのだ。コリスも彼の家に居候している。

そこの居間にて、ハリーは何故か嬉しそうに掃除をしていた。

掃除機で部屋を綺麗にしている。コリスも散らかった物を片付けている。

コリス「・・・・一体、どうしたのですか?さっきから凄い笑顔なんですけど・・・。」

そう。ハリーは今、とてつもない笑顔なのだ。一体、何があったのだろう。

ハリー「ふっふっふぅ~っ♪聞いて驚くなよ?

もうじき、俺の嫁がこっちに来てくれるってよ。」

コリス「嫁ですか・・・・。ってえええぇぇぇ~っ!!?嫁ですかァ!??」

コリスはハリーに嫁ができたと言う事に驚く。

・・・と言う事は、ハリーには恋人がいる事になる。

ハリー「そうさ。今まで黙っておいたけど、俺には好きな女がいたんだよ。」

コリス「好きな人・・・・?その人は一体、誰ですか??」

コリスは少し緊張したような表情で聞いてみる。

ハリー「・・・・その人は高校の時だけに会っていたんだ。

名はナギサ。とても素直で優しい子だった。純情な性格なせいか、

俺のような奴に恋しちまってよ・・・。俺もあいつが好きだけどな。」

コリス「ナギサさんですか・・・・。」

ハリー「これが、そのナギサって奴の写真だ。」

ハリーはコリスに一枚の写真を見せる。その写真には、

セーラー服を着た少女で、青い瞳、緑色でポニーテールをしていた。

そう。この少女こそがハリーの恋人であるナギサであった。

コリス「この人が・・・・。」

ハリー「そうさ・・・。高校卒業して以来、全然会ってねェけどな・・・。」

コリス「・・・・・・。」 コリスは感じたのだ。ハリーは一刻も早く、

ナギサに会いたいと・・・。そこで、コリスは彼女を探して、

今すぐハリーに会わせてやろうと決心したのだ。

コリス「・・・・僕、ちょっとナギサさんって言う人を探して来ます!」

ハリー「え・・・・??」  コリスは走り、家から出た。


コリスはナギサを探そうと、町を歩いていた。

コリス「そもそも、ナギサさんってどこに住んでいるんだろう?

まあ良いか。ナギサさん自身もこっちに来るって・・・・。

適当に歩けば、そのうち・・・・。っ!?」

その時、コリスの目の前に緑色のポニーテールと青い瞳の美しい女性がいた。

コリス「な・・・ナギサさん!?あなたが、ナギサさんですか!?」

そう。コリスはいきなりハリーの恋人であるナギサと出会ったのだ。

ナギサ「・・・・・・・・。」 だが、ナギサは何故か無表情であった。

コリス(・・・ん?おかしい。写真では笑顔だったのに、

何だろう?この感じ・・・。彼女の顔・・・・まるで感情がないみたい・・・。)

確かに、ナギサは笑顔が似合いそうな女性である。

だが、今の彼女にその笑顔がない。一体、彼女に何があったのか。

ナギサ「・・・・見つけた。」  コリス「え・・・・??」

ナギサは何を言うと思えば、いきなりコリスに両手を向けた。

コリス「っ!!?く・・・!」 コリスはそんな彼女の両手を抑える。

どうやら、ナギサはコリスの首を絞める気だ。

コリス(・・・・っ!ど、どうして・・・・!?ナギサさんは、

素直で優しいってハリーが言ってたのに・・・・・!!何かある!!!)

その時、後ろからの何者かがナギサを打撃した。ドッ

ナギサ「う・・・・!?」 ナギサは倒れた。打撃したのはサキであった。

コリス「サ、サキさん!!!」

尻餅をついたコリスは、サキが助けてくれた事に気づく。

サキ「大丈夫・・・?コリス君・・・。」

コリス「は、はい・・・。ただ、何故この人が僕を襲ったのか・・・・。」

サキ「ああ・・・この女もきっと、毒に操られていると思っているわ。」

コリス「毒に・・・・?」

サキ「ええ・・・。これを見て。」 サキは手に持っている感染反応機を、

倒れたナギサに向かった。すると、画面にある数値が199%となっている。

コリス「こ・・・・これは・・・・!?」

サキ「この機械で毒に感染された人に反応できる。例外もなく、

このナギサさんって言う人も毒に犯されているわ。普通の人なら199%でほぼ、

死亡に近いけど、それでも死ねずに変わっておかしくなった人が多いの。」

コリス「じゃあ・・・この人も・・・・!」

コリスは驚きそうな表情をし、サキも汗を流していた。

サキ「・・・・きっと何者かが仕組んでいるわ。とりあえず、この人をDGC基地へ運びましょ!」

コリス「は、はい!!」  こうして、二人はナギサをDGC基地へ運ぼうと、

サキが乗っていたロードラッシュで出発した。


こうして、DGC基地に来たコリスはサキと一緒にメディカルルームにいた。

私服であったコリスはいつの間に、隊員服を着ていた。

コリス「それで・・・先生。ナギサさんの容態は・・・・?」

コリスはナギサを治療していた先生に聞くが、先生は真剣な表情で顔を振る。

先生「・・・・あまりに危険な状態だ。普通なら死んでいるが・・・。」

コリス「あの人は毒に盛られたと聞いてます!あの毒を取り除ける方法は・・・・!」

サキ「無理よ。コリス君。あの毒は・・・宇宙の物質でできているから、

解毒できる方法なんてないわ・・・。他の人もそうだった・・・・っ!」

サキは落ち着いた表情をしているつもりだが、悲しさや悔しさを隠せずに震えた。

つづく

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ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
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