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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ハヌマーンは三叉槍の3つの先端を隊員たちに向ける。

ハヌマーン「とあっ!!!」 その3つの先端から、

3つの青い電撃光線を発射した。光線が隊員たちの近くにあたる。

隊員たち「うわああぁぁぁぁっ!!!?」

隊員たちの近くの地面が爆発し、隊員たちはひるむ。

テブリッシュ「ひるむなっ!!攻撃を続けろ!!!」

隊員たちは負けずに、一斉射撃で怪人を撃ち続ける。

だが、ダメージを受けず、踊り続けるハヌマーンはそのまま語る。

ハヌマーン「DGCの諸君!!貴様たち軍隊は、

無益な争いを起こしているそうではないか!!お前達も殺してやる!!」

モモ「いえ!!私達DGCは他の軍隊とは違う!!」

コリス「僕らは人々に夢と希望を与え、

邪悪な者たちと戦い、そいつらから地球を守っているんです!!」

ハヌマーン「何をほざくか!!この偽善者共め!!!」

シュドー「踊るか喋るか、どっちかにしねーか!!!」

シュドーは踊りならがら喋るハヌマーンに怒りを燃やし、

手榴弾を投げつけた。ハヌマーンはジャンプで、避ける。そのまま隊員たちに迫る。

ハヌマーン「はああぁぁぁっ!!!」 イチゴ「このっ!!」

イチゴとサキは空中のハヌマーンを射撃する。だが、

怪人は踊るような動きで後ろに進むように、

浮いた。それにより、二人の攻撃を避けた。

サキ「空中で避けた!?」 サキは敵の予測外の動きに驚く。

ハヌマーン「さーっ!撃てるものなら撃ってみろォ!!!」

ハヌマーンは空に浮きながらも、踊っていた。

テブリッシュ「くそォ!!」 シュドー「なめやがって!!!」

シュドーもテブリッシュも射撃するが、怪人には全然命中できてない。

ハヌマーン「はははははは!!それで射撃か!?

射撃と言うのはこうするのだ!!!」

怪人は三叉槍の先端から3つの光線を、

シュドーとテブリッシュの前の地面を爆発させる。

シュドー&テブリッシュ「うわっ!!?」 二人は近くの爆発で吹き飛ぶ。

アナンダ「あのハヌマーンが・・・!こんな恐ろしい事を!??」

爆発でできた煙からコリスが走って出てきて、ジャンプした。

コリス「おおおおおぉぉぉぉぉ!!!!はあぁぁぁっ!!」

コリスはそのまま、空中のハヌマーンにキックを浴びせた。

ハヌマーン「ぐはっ!!!?」 コリスに蹴られる怪人はダメージで落ちてしまう。

コリス「っ!」 コリスは倒れたハヌマーンの前で着地する。

ハヌマーン「うーむ!!やるなァ!!小僧!!!おりゃ!!!」

ハヌマーンは三叉槍で打撃を始める。コリスは両手で受け止め、

すかさず右手でパンチする。ハヌマーンはこれに痛みを感じる。

ハヌマーン「うぉ!?」 コリス「ぬっ!!とりゃあぁぁぁ!!!」

コリスはハイキックで攻撃し、メガトンパンチで殴り飛ばす。

ハヌマーン「うっ!おわあああぁぁぁぁぁ!!!!・・・っと!」

殴り飛ばされるハヌマーンは落ちる寸前、地面に手をつけ、

アクロバットな動きで、見事に地面に着地した。

コリス「何っ!?」 モモ「凄い!!強いわ!!!」

ハヌマーン「油断はしていた。だが、

今度は負けないぞ!!格闘なら誰も負けん!!」

コリス「く・・・・っ!!」 モモ「このっ!!」

隊員たちは再びハヌマーンを倒そうと走るが、彼らの前にアナンダが立つ。

アナンダ「おやめください!!ハヌマーンは神!!我らの救世主です!!

その救世主が傷つけられるのは、私にとって凄く痛い事です・・・!」

アナンダにとってハヌマーンは偉大なる英雄であった。その英雄を倒す事は、

神にそむく事であると思い、

アナンダはそれを行おうと隊員たちを止めようとしたのだ。

コリス「・・・・確かにハヌマーンは神です!!けど・・・。」

ハヌマーン「とあああぁぁぁぁ!!!」 その時、ハヌマーンはジャンプして、

コリスにキックした。敵の不意打ちに、誰もが驚く。コリスは倒れる。

コリス「ぐあ!!!」 サキ「コリス君!!!」 アナンダ「ああ・・・っ!!」

ハヌマーン「話をしている場合か!!戦いに集中せんかァ!!!」

モモ「あんた!!不意打ちしたでしょ!?それでも神なの!?」

ハヌマーン「そう。私は神。神に逆らうと、どうなるか思い知らせてやる!!!」

コリス「くっ!!どああああぁぁぁぁ!!!でや!!!」

コリスは立ち上がり、走る。そして、ハヌマーンにパンチする。

ハヌマーン「うっ!?おぁ!!!えぁ!!!」

ハヌマーンは反撃として、パンチとキックのコンボ攻撃で反撃。

コリス「くっ!!ぅあ!!」 ハヌマーン「たぁ!!!」

怪人は三叉槍でコリスの顔を突き刺そうとする。コリスはまた両手で受け止める。

アナンダ「ああ・・・!何て醜い争いなんだ・・・・!!早く止めてください!!!」

アナンダはコリスとハヌマーンの戦いを恐れ、どう止められるかとモモに聞く。

モモ「そ、そんな事言われても・・・!今はコリス隊員に頼りましょ!!」

ハヌマーン「あああぁぁぁぁぁ・・・・・!!!」

ハヌマーンはそのままコリスを押し出そうと、走る。コリスはこれに驚く。

ハヌマーン「おりゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

そして、怪人は足を急に止め、コリスを後ろに投げ飛ばす。

コリス「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???」

コリスは物凄く投げられて、地面に落ちた。

モモたち「コリス!!!!」 サキ&イチゴ「コリス君!!!!」

ハヌマーン「ほっはっはっはっは!!!どうした!?他の奴も来い!!!」

ハヌマーンは絶好調に踊る。コリスはゆっくり立ちながら、怪人に聞く。

コリス「ハ、ハヌマーン・・・・。」

ハヌマーン「む!?」 ハヌマーンはコリスの方に向く。

コリス「何故・・・。人間たちを殺し続けるのですか・・・?」

ハヌマーン「言ったハズだ!お前達はこの世の法律を無視したからだ!!!

夢も希望も勝手に捨て去り、この世を今でも汚し続けているではないか!?

私はそんなお前達を許さん!!

見るが良い!!ここからが本当の裁きだ!!!」

ハヌマーンはそう言った後、まるで何か唱えるような踊りをした。

シュドー「本当の裁きって、また踊りかよ!!」

テブリッシュ「それとも、何か呪文を唱えているではないか?」

隊員たちが呆れそうな中、ハヌマーンは両足を広げ、両手を合掌した。

すると、ハヌマーンは爆発し、その後、光と共に巨大化していった。

ハヌマーン「・・・・・・・・・!」  モモたち「ああっ!!??」

シュドー「げェ!!巨大化しやがった!!!」

テブリッシュ「しまった!!ハヌマーンは巨大化もできるんだった!!」

ハヌマーン「・・・・やぁ!!」 そして、怪人は空を飛び始めた。

その飛び方は、まるで踊っているようなポーズであった。

モモ「何あのポーズ!空を飛んでいる時でも踊りを忘れないのね・・・・。」

サキ「突っ込んでる場合ですか!

怪人は街に向かっています!!指示を!!」

アナンダ「あのハヌマーンが・・・街で暴れる!??人々を殺す??

嘘だ・・・・!ハヌマーン・・・・一体、何のためにそんな事を・・・・。」

アナンダはハヌマーンの悪行に膝がつき、さらに絶望する。

コリス「ああっ!しっかりしてください;」 コリスはそんなアナンダに気遣う。

モモ「ハヌマーンに街を荒らすワケにはいかないわ!!追跡よ!!!」

隊員たち「了解!!!!!」 モモたちはハヌマーンを追おうと走り出す。

アナンダ「ああ・・・・!待ってくだされ!!」 アナンダも隊員たちに続いた。


タイの街でハヌマーンが飛んでいた。少しだけ踊りながら。

タイの人々はそのハヌマーンを見て、それぞれ声をあげる。

タイの人々「あ!ハヌマーンだ!!」 「もしかして、あのハヌマーンが!?」

「まさか本当にいたなんて・・・。」 「でも、怪獣がいないぞ?」

ハヌマーン「たああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ハヌマーンは着地した。そして、人間たちに宣戦布告をする。

ハヌマーン「聞けぃ!!人間たちよ!!私はタイの神・ハヌマーンだ!!!

貴様たちは自分勝手に生き、この世を汚し過ぎた!!

私はそんな貴様たちに、怒りの裁きを受けてもらう!!!!」

ハヌマーンはそう言った後、三叉槍やキックで近くの建物を破壊し始める。

ハヌマーン「おぁっ!!おぁ!!でやあぁぁっ!!」

タイの人「わあああぁぁぁぁ!!!ハヌマーンが暴れ始めたァ!!!」

街の人々はハヌマーンが暴れ始めた事で、その恐怖に駆られ逃げ出す。

ハヌマーン「おあ!ああぁぁぁぁ!!!」 ハヌマーンは次の建物を壊す。

そこに、DGCの隊員たちが駆けつけた。

モモ「今回はオーシャンラッシュで来たから、スカイラッシュはないわ!!

自衛隊と共同して、ハヌマーンを止めるのよ!!!」

隊員たち「了解!!!!」

つづく

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男B「だ、誰でぃ!!!」 男A「け、警察かっ!?」

男たちは今の声に恐怖を感じ、周囲を見回る。

謎の声「その大仏を今すぐ置いてゆけ!!!」

男たち「っ!!?」 男たちは右の方向を見る。そこから声がする。

その声の主は、明らかに怪人だった。その姿は、

豚なのか猿なのかわからない顔であり、全身の色がほぼ白であった。

右手に三叉槍を持っていて、何故か踊っているような動きをしていた。

何故、踊っているのかわからないが、とにかく恐ろしい感じがする。

男B「わ、わああああぁぁぁぁぁ!!!!さ、猿のお化け!!!!」

男Bはあまりの恐怖に仏像から手を放して、逃げ出してしまう。

それにより、仏像の下部が地面につき、男Aは、

持っていた仏像を重く感じて、膝をガクンと下げてしまう。

男A「うおおおぉぉぉっ!!?重ェ・・・っ!!」

男B「助けてええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

ハヌマーン「逃げられると思うな!!たああぁぁぁぁ!!!」

ハヌマーンは高いジャンプした。そして、逃げる男Bの前に着地した。

男B「ひっ!!!」 男Bは目の前に怪人が出たので、驚いて止まる。

ハヌマーン「悪人め!!成敗してやるっ!!!おぁっ!!!」

ハヌマーンは三叉槍で、男Bを思い切り突き出して、地面に押し倒す。

男B「ぎゃぅ!!!」 男Bはハヌマーンの攻撃を受けて、血を吐く。

ハヌマーン「おら!!おら!!おら!!おら!!おら!!おら!!」

怪人は致命傷を受けた男Bに容赦なく三叉槍を突き刺し続ける。

男B「べっ!!・・・・わ。おぅ。・・・・。」

男Bは身体中をハヌマーンの凶器に刺され続けて、死んでしまう。

三叉槍が男Bに刺すたびに、彼から血が飛び散る。

ハヌマーン「仏様を大切にしない奴は死ぬべきなんだ!!!!!」

ハヌマーンはそう言って、男Bを刺し続ける。

男A「あ・・・あわわわわわ!!うわああああぁぁぁぁぁ!!!!」

男Aは怪人の恐ろしい虐殺行為に恐れ、逃げていった。

ハヌマーン「むっ!!待てえええぇぇぇぇぇい!!!」

ハヌマーンは男Aを追おうと、ジャンプした。


コリスたちアメリカDGC隊員はアナンダのいる寺院へ戻った。

アナンダ「おお。アメリカDGCの皆様。何か手がかりは掴めましたかな?」

コリス「はい・・・!犯人の影がわかりました・・・っ!」

凄く走って疲れかけたコリスは親指を立てて、言う。

アナンダ「なんと!!もう犯人の正体が見えたと言うかね!!?」

アナンダはコリスが犯人の正体に気づいた事に驚く。

コリス「それは・・・この方かも知れないんです!!」

コリスはハヌマーンの仏像に指をさす。アナンダはこれにまた驚く。

アナンダ「なっ!ハ、ハヌマーンが!!?でも、ハヌマーンは我がタイの救世主。

その救世主が人殺しなど・・・・っ!!何か見間違えでもしたのかね!?」

ハヌマーンを称え続けたアナンダにとって、

今のコリスの言葉はとても信じられなかった。

コリス「僕もあのハヌマーンが人殺しをしたなんて、信じたくありません・・・・。」

モモ「なら、どうしてハヌマーンが犯人だと思うの?」

コリス「ハヌマーンは白い猿ですよね?そして、殺された人の証言では、

白い猿のような怪人に殺されたと。そして、タイDGCの人からは、

神の怒りが起こしたと言いました。確かに、この未知の事件は、

宇宙人や悪人が起こしてないなら、

まるで何らかで神が人を裁いたと思いませんか?」

コリスの言葉に一同はそれぞれ疑問と不安を抱く。

アナンダ「では、神が・・・。ハヌマーンが人を裁いたと・・・っ!!」

コリス「・・・・そうかも知れません・・・・。」

イチゴ「確かに、神は悪人を裁くとも言うしね・・・。」

シュドー「って事は、今回の敵は神ってワケか!?」

テブリッシュ「相手が神ならば、今まで戦った奴より強大かも知れない・・・。」

サキ「それも、昔はウルトラ兄弟と一緒にタイを守ってくれた神様・・・・。」

モモ「・・・・例え、敵が神様でもこの地球を汚す奴は倒さなきゃならない。

もし、あのハヌマーンが実在したなら、きっとコリスの予想が正しいかも!」

男Aの声「助けてくれええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

突然、男Aの悲鳴が聞こえて来て、隊員たちはアナンダはこれに驚く。

サキ「悲鳴だわ!!」 アナンダ「誰かに追われているのか!?」

モモ「もしかして・・・!行きましょ!!!」 隊員たち「了解!!!」

モモたちは寺院から出て、男Aのところへ走る。


そして、寺院の入り口付近で走りすぎてヘトヘトな男Aを見つけたモモたち。

サキ「大丈夫ですか!?」 モモとサキは男Aに駆け寄る。

モモ「誰に追われているの!?」 男A「し・・・白い猿!!白猿だよ!!!」

コリス「白猿!!?まさか・・・っ!!」 その時、ハヌマーンの笑い声が響く。

ハヌマーンの声「わっはっはっはっはっは!!!

あっはっはっはっはっはっ!!!!!」

コリスたち「っ!!!!!???」 コリスたちはそれを聞いて驚き、

笑ってるハヌマーンを探そうと、それぞれ辺りを警戒する。

アナンダ「こ・・・この声は・・・・やはり・・・!!」 男A「や、奴だ!!」

そして、コリスたちの近くに赤い光が横に並んで輝き、

そこから無数のハヌマーンが横に並んで、それぞれのポーズで立っていた。

アナンダ「ハ、ハヌマーン!!!!!!」 コリス「あれが・・・ハヌマーン・・・。」

アナンダはハヌマーンの姿を見て、驚愕する。モモたちも、

その奇妙な白猿の姿を見て、それぞれ驚いたり恐怖を感じたりする。

そして、無数だったハヌマーンが光と共に合体し、元々の一つに戻る。

ハヌマーン「逃げられると思うな!!愚か者め!!仏様を汚した貴様には、

死の制裁を与える!!!覚悟するが良いっ!!!」

ハヌマーンはそう言いながら踊っていた。シュドーはこれに呆れる。

シュドー「何だァ?喋りながら踊りやがって!変な神だぜ・・・。」

テブリッシュ「だが、油断ならないぞ!相手が神なだけに。」

テブリッシュは少し緊張していた。男Aはまた逃げ出す。

男A「う、うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

ハヌマーン「貴様のような仏様を大事にしない奴は生かしておけん!!!

くらえ!!」

ハヌマーンは三叉槍から青白い光線を出した。逃げる男Aは光線を浴びてしまう。

男A「ぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

光線は男Aの全身を囲むように回り、彼の身体を白く輝かせた。光線が消え、

男Aはあっと言う間に骸骨になってしまった。それを見た一同はさらに恐怖する。

イチゴ「そんな!!!」 サキ「ひ、酷い・・・・っ!!」

アナンダ「そ・・・そんな。ハヌマーンが人を殺した・・・?

あのハヌマーンが連続殺人を起こした悪人なんて・・・・。」

アナンダはハヌマーンが人を殺した事に絶望してしまい、膝を地面につく。

ハヌマーン「連続殺人ではない!裁きである!!今、私が殺した男は、

仏様の像を自身の欲望のために利用しようとした!!

私はその男のような、この世の法律を、

無視した哀れな人間に対する罰を与えているのだ!!!」

ハヌマーンは踊りながら、そう言う。隊員たちはそんな怪人に銃を構える。

シュドー「ふざけんな!!このダンス猿!!!」

サキ「人の命は簡単に奪って良いワケじゃない!!

本当の神はそれを知っているハズよ!!」 モモ「撃て!!!」

隊員たちは一斉射撃でハヌマーンを攻撃した。だが、

怪人は全然効いてなく、その同時に無数の火薬弾を受けても平気で踊っていた。

ハヌマーン「おぁっ!!むん!!・・・・っ!!」

テブリッシュ「ぜ、全然効いてない・・・・っ!??」

ハヌマーン「どうしたァ?全然痛くないぞ!?今度はこっちの番だ!!」

つづく

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今回は今年初の絵師能力化企画用の絵を描きましたので、
載せておきますね。でも、本当にこんな事しても良いでしょうか・・・。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/2701d955efc7e455d28ef553e5c5f1c8/1294590474

↑大勢お借りしました。
皆様のキャラはそれぞれ個性があって、良いと思います^^
またお借りしたいです。

それでは。

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今回は名昆虫の一匹・クウガ・・・じゃなかったクワガタにちなんだ話です。

またまたマイナスエネルギーが大活躍します(

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テブリッシュ「あなたは知っていますか?この国で起きた、

謎の殺人事件の事を・・・。」

アナンダ「ええ・・・。犯人は一切不明かと・・・。」

イチゴ「何か手がかりはありませんか?

事件の被害者の事とか・・・事件の前触れとか・・・。」

アナンダ「手がかりですか・・・。そう言えば、

大仏を大事にしない人がそれに近いかと・・・。」

サキ「大仏を大事にしてない人がよく殺されるのですか?」

アナンダ「ええ。その人たちこそが、事件の被害者らしいですが、

他にも謎の殺人者に殺されているのですよ。」

サキ「他の人も・・・・っ!?」

サキは他の人たちも被害にあっていると聞いて、驚愕する。

その時、コリスは巨大の大仏に目をつけていた。

コリス「・・・・話の途中ですが、あの大仏は一体何でしょうか?」

コリスはアナンダに向かって、自身が指さした大仏の事を聞く。

アナンダ「ん?ああ・・・。この方こそ、

我がタイを守ってくれた伝説の神・白猿ハヌマーンですよ。」

コリス「ハヌマーン・・・・!?」

コリスはこの大仏が伝説の神・ハヌマーンである事に驚く。

そう。この猿のような姿をした大仏こそが、

あの70年代でウルトラ兄弟と一緒に戦った巨人ハヌマーンなのだ。

コリス「このハヌマーンが、かつて怪獣からタイを守った・・・。」

アナンダ「ええ。このハヌマーンは1万年以上前から風の女神サワハによって、

生み出された風神ラマヤーナの子で、その昔のタイを守ってくださった、

偉大なる白猿です。その素晴らしい聖なる力で多くの悪人を懲らしめ、

タイの住人たちは清らかで善良な民となる・・・・ハズでした。」

アナンダはハヌマーンの事を笑顔で語ったですが、

最後は急に暗くなった。何かワケがあるみたいだ。

モモ「・・・っ?どうしたのですか?」

アナンダ「このタイの人たちは皆、神を信じずに、

自分勝手に暴力や欲望を振るい、徐々にいじめや犯罪が増えているのです。

争うが大きくなり、治安が悪くなりつつあります。その夢のない現実に、

怪獣が出てきた事もあります。まるで神が怒って呼び出したかのように・・・。

そして、今度は謎の連続事件・・・。その事件の犠牲者こそが、

暴力、欲望、いじめ、犯罪に走る人々なのです・・・・。」

アナンダの語る事に隊員たちはそれぞれ不安を見せた。確かに、

自分勝手に暴力や欲望、いじめや犯罪に走る事は神にそむく事である。

今回の連続殺人はその人々に神はついに怒って、

裁こうとするように起こしたのだろうか?

その時、一人のタイDGC隊員の男性が大焦りで走って来た。

タイDGCの隊員「大変だああぁぁぁぁ!!!」 モモたち「っ!!?」

タイDGC隊員は止まって、息をしていた。

モモ「タイDGCの人ね?何かあったの!?」

タイDGCの隊員「また・・・殺人が起きた!!来て下さい!!」

それを聞いた一同は驚く。また例の事件が起きたからだ。

コリス「殺人が!!?」 モモ「・・・・行くべきねっ!!」

隊員たちはタイDGC隊員についていき、現場へ急行する。

それによって、この寺院はアナンダ一人となった。


隊員たちはとある街の近くの道路へ来ていた。そこに、

4人くらいの男性たちが血まみれとなって死んでいったではないか。

シュドー「おいおい・・・!」 サキ「酷い・・・・っ!!」

隊員たちは当然、恐怖する。モモはタイDGC隊員にこう聞く。

モモ「この人たちも例の事件の被害者?」

タイDGC隊員「ええ・・・。私が駆けつけた時はもう遅く・・・。

ちなみに、この人たちはホームレスで犯罪を行った事があるのです。

宇宙人の襲来も受けていないし、どこかの怪人が出没しているワケでもない。」

モモ「その事について、私達も気になっているけど・・・。

・・・・・なかなか考えられないわね。正体がわからないのでは・・・。」

テブリッシュ「人間がやったのでもないし。・・・できれば、

被害者の証言も聞いてやりたいところだが、殺されたのでは・・・。」

タイDGC隊員「っ!そう言えば、この被害者たちの中の一人が、

死に際に少しだけ喋った事があります!!」

モモ「えっ!?その人が何て言ったの??」

タイDGC隊員「はい・・・。何でも、白い猿のような怪人が何とかと・・・。」

モモ「白い猿・・・?」 コリス「・・・まさかっ!!?」

白い猿と聞いたモモは何かひっかかったような気分になり、

コリスは何か気づいたように驚いた。

サキ「何かわかったの!?コリス君!!」

サキたちは何かに気づいたコリスに目線を向ける。

コリス「白い猿・・・・もしかして・・・・!!」

タイDGC隊員「しかし、白い猿とか。そんな猿はいないし。

ハヌマーンがもう存在する事はあるまいし・・・。そんな、

神の怒りが起こしたような事件を簡単に解決できるワケ・・・。」

コリス「存在しているかも知れません・・・・。」

タイDGC隊員「えっ!?」 タイDGC隊員はコリスの発言に驚く。

コリス「僕の考えが正しければ、犯人は・・・・・・。

白猿の神・ハヌマーンかも知れません・・・・っ!!」

モモたち「えっ!!!?」 タイDGC隊員「な、何だってェ!!??」

コリスは何故、敵がハヌマーンだとわかったのか。それは、この後すぐにわかる。


ここはアナンダのいる仏教寺院の近く。そこには、

多くの仏像が置かれてあった。そこに、二人の男が来た。

男A「ふふふふ・・・!こいつさえ盗めば、大金持ちだぜ!」

男B「兄貴。良い事を思いつきますねェ・・・。ひひひっ!」

どうやら、この二人は盗賊であった。

そして、男Aが一つの仏像の頭を両手で掴む。

男A「さァ!奪うぞ!!相棒は身体を持ち上げろ!」 男B「へい!!」

そして、男Bも仏像の身体の部分を両手で掴む。二人で仏像を持ち上げる気だ。

謎の声「その大仏をどこへ連れ去るつもりだっ!!?」

その時、謎の声が響き渡り、二人の男は驚いた。

つづく

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