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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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野口「そうなんだ・・・・。どんどん野菜が減っていく。」

そして、ギョブスンは全ての野菜を食べ終え、

お腹が丸く太り、ゲップをする。凄い満足をしたそうだ。

ギョブスン「キュウゥゥ・・・。キュウゥ。」

野口「ふふ。いっぱい食べたね。凄いわよ。ギョブスンちゃん。」

野口は転がるギョブスンの頭を撫でる。嬉しがるギョブスン。

ディム「君のような可愛いお姉さんがいっぱいいてくれると、

ギョブスンもきっと大喜びになるかもね。」

野口「そうかな・・・。私も他にも良い人がいっぱい、いると思うけど。」

その時、部屋が揺れ出した。これに驚く、野口、ディム、ギョブスン。

野口「きゃっ!!?」 ディム「なっ!!」

ギョブスン「キュウゥゥ!?キュウゥゥ!!」

野口「な、何が起きたの・・・・!?」

ディム「この家だけではない・・・!この町が揺れているんだ!!

もしかすると・・・・。怪獣が出たかも知れない!!!」

野口「な、なんですって!!?」

そう。ディムの言う通り、この秋田町の大地を突き破り、

ネロギラスが現れた。地面から現れたネロギラスは大暴れしようとする。

ネロギラス「ヂイイイイィィィギイイイイィィィィィン」

町の人々は悲鳴をあげながら、逃げ惑っていく。

ネロギラスは口から吐く溶解ガスで、

一部の人々を骨にするまで溶かしてしまう。

日下部「まさか、灰間の言う通りになるなんてねェ!!」

灰間「この町の皆を喰わせてたまっか!!!」

日下部はバルガトリング、灰間はバルガンの銃弾を連射して、

ネロギラスを攻撃する。

ネロギラス「ヂイイイイィィィィィギイイイイイィィィィィン」

攻撃を受けたネロギラスは灰間と日下部を襲おうとする。

日下部「二手に分かれましょ!」 灰間「ああ!!」

灰間と日下部はそれぞれに分かれて、行動する。

それぞれ違う場所についた灰間と日下部は、

ネロギラスを攻撃し続ける。

ネロギラス「ヂイイィィギイイイイイィィィィン」

攻撃を受けながらネロギラスは灰間か日下部を探そうと暴れ回る。

灰間「こいつ・・・!俺らの攻撃が全然、

効かねーぞ!?皮膚が頑丈すぎるぞ!!」

そこで、バルワンダーDXが飛んで来た。

上川と叶野が操縦している。

上川「怪獣め!もう逃がさないぞ・・・・!!」

叶野「攻撃開始!!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンでネロギラスを攻撃する。

ネロギラス「ヂイイイイイィィィィギイイイイィィィィィン」

ネロギラスは口からの溶解ガスで反撃する。だが、避けられる。

ネロギラスとBARの戦いをディム、野口、ギョブスンが見ていた。

ディム「駄目だ。BARの攻撃じゃ、この怪獣を倒せない・・・!」

野口「それ程に強いと言う事がわかるの!?」

ディム「うん・・・。恐らく、怪獣は本気でBARを倒そうとするらしい。

けど、このままでは時間がかかり、この町は崩壊するだろうね・・・。」

野口「どうすれば良いのよ!?」

ギョブスン「キュウゥゥ!キュウゥゥ!」

ギョブスンは野口に向かって、鳴く。

野口「え・・・!?ギョブスンちゃん!?ま、まさか・・・!」

ディム「そう。ギョブスンが巨大化して、怪獣と戦うんだ。」

野口「ギョブスンちゃん・・・!巨大化できるの!?」

ディム「うん。ギョブスン!いよいよ君の力を発揮する時が来たぞ。

君の魔獣としてのパワーで、あの怪獣をやっつけるんだ!!」

ギョブスン「キュウウゥゥ!!キュウウゥゥ!!」

ディムに言われた、ギョブスンは走って、ネロギラスの方に向かう。

ギョブスン「キュウウウゥゥゥ!!キュウウウゥゥゥ!!!!」

そして、ギョブスンは立ち上がり、姿を変えながら巨大化していく。

巨大化したギョブスンは魔獣のような姿になった。

4足型から2足型になり、顔の方は変わってないらしいが、

身体がやや屈強し、両手の爪が鋭かった。

尻尾が怪獣のようになったが、鈴を付けているのは変わっていない。

これが、ギョブスンのもう一つの姿だ。

ギョブスン「キキイイイィィィキキイイイィィィキキイイイイィィィィ」

ネロギラス「ヂイイイイィィィギイイイイイィィィィィン」

ネロギラスはギョブスンが来た事に気づき、魔獣を襲おうと走る。

ギョブスンも怪獣を倒そうと走り、2匹は激突し、押し合う。

ネロギラスはキックで、ギョブスンを蹴り飛ばす。

ギョブスン「キキイイィィキキイイィィィキキイイイイィィィィ」

立ち上がったギョブスンは頭突きでネロギラスをさがらせる。

ネロギラス「ヂイイイイィィィィギイイイイイイィィィィィン」

ネロギラスはパンチするが、ギョブスンはそれを避ける。

ギョブスン「キキイイィィィキキイイイィィィキキイイイイィィィィ」

ギョブスンは鋭い爪でネロギラスを引っ掻く。怪獣は凄く痛がる。

ネロギラス「ヂイイイイィィィィギイィイイイィィィィィン」

日下部「何なの!?別の魔獣が怪獣と戦っているわ!?

それにしても、あの顔・・・。まさか、ギョブスン!?」

灰間「さっきのペットみてーな魔獣。怪獣と戦ってやがる!

もしかして、守っているのか!?この町を!!

やっぱり、こいつは良い奴なんだな。」

上川「叶野さん!!もう1匹は魔獣のようです!!」

叶野「魔獣め!何か企んでいるみたいだな!?攻撃しろ!!」

ギョブスン「キキイイイィィィキキイイイィィィキキイイイィィィ」

ギョブスンは鋭い爪でネロギラスを連続で引っ掻き続ける。

だが、そこにバルワンダーDXがレーザーバルカンでギョブスンを攻撃。

ギョブスンはこの攻撃を受けて、ひるむ。

ギョブスン「キキイイイィィィィキキイイイィィィィィキキイイィィ」

野口「ああ・・・・っ!」 

野口はギョブスンがBARの攻撃を受けた事に驚く。

ディム「不味いな。BARの皆はギョブスンを悪の魔獣だと思って、

攻撃しているんだ。けど、大丈夫。

ギョブスンもBARの攻撃じゃ死なないと思うから!」

上川「魔獣め!もう一度くらえ・・・!!」

上川はギョブスンを倒そうと、再びレーザーバルカンを出そうとする。

その時、通信機から灰間の声が出る。

灰間の声『今回の魔獣は良い奴で、

怪獣から町を守ろうと戦っています!

魔獣には手を出さないで、怪獣だけを攻撃してください!!』

叶野「しかし!奴は魔獣だぞ!?信用できるか!!」

灰間の声『責任は俺がとる!!魔獣を攻撃しないでください!!』

上川「どうします!?叶野さん!!」

叶野「むぅ・・・。今回は魔獣は確かに、怪獣だけを攻撃して、

町を破壊している様子はないらしいな。」

そう。ギョブスンは民家を一切壊さず、

ネロギラスと格闘だけをしているのだ。

叶野「よし!これから、魔獣を援護し、怪獣を倒す!!」

上川「魔獣攻撃隊が、魔獣を援護するとか、何だか珍しいね!!」

ネロギラス「ヂイイイイィィィィギイイイイイィィィィィン」

ネロギラスは頭の角でギョブスンを突き飛ばす。

魔獣は倒れるが、ゆっくり立ち上がろうとする。

ギョブスン「キキイイイイィィィィキキイイイィィィキキイイイィィィ」

ネロギラスはさらに角で突き飛ばそうとする。だが、

バルワンダーDXがレーザーバルカンでネロギラスを攻撃する。

ネロギラス「ヂイイイィィィィギイイイイイィィィィィィン」

ネロギラスは攻撃を受けて、ひるむ。ギョブスンはこれを好機に、

頭突きでネロギラスを突き飛ばす。

ギョブスン「キキイイイィィィキキイイイィィィキキイイイイィィィィ」

ネロギラス「ヂイイイイイィィィィィギイイイイイイィィィィィィン」

立ち上がったネロギラス。その時、

ギョブスンは口から水色の光線を発射して、

ネロギラスの身体の一部を大爆発させる。

ネロギラス「ヂイイイイィィィィギイイイイィィィィィン」

ギョブスンの攻撃を受けたネロギラスはゆっくりと倒れた。

野口「やった!!ギョブスンちゃんが勝ったわ!!」

ディム「凄いだろ?僕のギョブスンはとっても強いんだ!」

ギョブスンの勝利に喜ぶディムと野口。

日下部「凄い。可愛い顔なのに、

怪獣を圧倒的に倒しちゃうなんて・・・!」

日下部もギョブスンの強さに驚く。

その時、ネロギラスが立ち上がった。

ネロギラス「ヂイイイイイイィィィィィギイイイイイイィィィィィィン」

立ち上がったネロギラスは溶解ガスを吐く。

ギョブスンは溶解ガスを浴びて、凄く苦しむ。

ギョブスン「キキイイィィィィキキイイイィィィィキキキイイイイィィィィ」

溶解ガスに包まれた魔獣は苦しみ、倒れようと膝に地面をつく。

野口「あ!!ギョブスンちゃんが・・・!!」

ディム「いけない!!溶かされてしまう・・・・!」

灰間「いよいよ俺の出番だな!?ティアーズ!!!」

灰間はウルトラマンティアーズに変身し、ネロギラスに向かって走る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!!」

ティアーズはネロギラスに強烈なキックを浴びせる。

ネロギラス「ヂイイイイィィィギイイイイイィィィィィン」

ティアーズに攻撃された怪獣は溶解ガスを止め、倒れる。

それにより、ギョブスンは救われる。

ティアーズは魔獣に近づき、抱える。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!」

ギョブスン「キキイイイイィィィィキキイイイィィィキキイイィィ」

ティアーズに助けられたギョブスンは疲れたかのように座る。

ウルトラマンティアーズ『後は俺に任せな!』

そして、ティアーズはギョブスンから離れ、ネロギラスと対立する。

ネロギラス「ヂイイイイイィィィィギイイイイイィィィィィィン」

ネロギラスは走って、ティアーズを襲おうとする。

ウルトラマンティアーズ「ショワッチ!!!」

ティアーズはキックでネロギラスの動きを止め、

パンチでネロギラスをさがらせる。

ネロギラス「ヂイイイイイィィィィギイイイイイィィィィィン」

ネロギラスは怒って、ティアーズを殴る。攻撃は命中する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!?・・・・・!」

何とか耐えたティアーズはチョップでネロギラスの頭を打つ。

ネロギラスは痛がるが、頭の角でティアーズを突き飛ばす。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?」

ティアーズは倒れるが、すぐに立ち上がる。

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!」

ティアーズはアームシュートで攻撃する。

攻撃を受けたネロギラスは、

またも走って、頭の角でティアーズを突き飛ばす。

つづく

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カメ族とワニ族の共存により、ブクゲコ沼は平和となった。

沼の住人たちはバンジョーたちに全てのジグソーを渡そうとする

その時、マンボがとんでもない発言をする。

次回、【終戦!ブクゲコ沼】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたかバンカズファースト第42話。

今回はブクゲコ沼での最後の戦いの回です。今回の敵は、

オリキャラっぽくなったワニ族の長です。とても巨大なワニです。

長らしくとても強い雰囲気にしてみました。ワニ族の皆は、

人語を喋ってますが、長だけあまり喋らず、

狂ったような鳴き声を出す奴にしました。

カメ族とワニ族は最後に戦わず、共存する事にしました。

こう言う予定にしましたからね。コッパとバイルを、

一緒にコンビとして戦わせたのも、そのためです。

ブクゲコ沼編の終盤に近いので、もう一度ワンダーウィングを、

使わせました。次からワンダーウィングをよく使わせるつもりです(

ボトルズのプルレスの出番はなさそうですが、

次回は凄い事をさせて登場させます。多分(

次回はいよいよブクゲコ沼編の最終回です。

それでは。

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バンジョーとカズーイ「ワンダーウィング!!!!!!!!」

バンジョーとカズーイはワンダーウィングを再び発動した。

二人から放った光が大きく輝いていく。

ワニ族の主はその光の輝きに負けず、物凄く走り続ける。

バンジョーとカズーイを倒すために。そして、二人は素早く走る。

バンジョーとカズーイ「おらあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

巨大な体のワニ族の主と、巨大な光を纏うバンジョーとカズーイが、

互いに近づき合う。その光を見たコッパとバイルが驚く。

コッパ「な、何だ!?あの光は・・・!?」

ミスターバイル「熊の身体から光が出ているワニ!!」

ミル「あれは、奇跡の翼。ワンダーウィングよ!」

テル「デスブラザーの最大最強の技だ・・・!」

そして、バンジョーとカズーイの必殺技とワニ族の主の巨体が、

ぶつかり合う。ワニ族の長は口を大きく開けて、

バンジョーとカズーイを食べようとする。だが、

その閉じようとする大きな口がバンジョーとカズーイを纏う光に、

押されそうになる。ワニ族の長は何とか喰らおうと必死になる。

バンジョーとカズーイも、

ワニ族の長に食べられぬように光を大きく増す。

ワニ族の長「グルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!」

バンジョーとカズーイ「ぬうううううぅぅぅぅ・・・・・!!!」

そして、二人の身体からさらなる光が増していく。

その時、バンジョーとカズーイの光が急に小さくなり、

ワニ族の主がついに口を閉ざし、二人を食べてしまった。

ミクス「ああっ!!ふ、二人が・・・・!!」

ユミ「食われてしまった・・・!」 一同はその展開に凄く驚く。

笑みを浮かべようとするワニ族の長。だが、その表情が急に、

絶望と苦痛に満ちた表情に変わり、不気味な悲鳴をあげる。

ワニ族の主「グビャボギバゴビャピギャオリギワアアァァァ!!!!!!!」

ワニ族の主の身体から強烈な光が出て、その身体が、

粉々に散り、吹き飛んでしまう。

そこから光に包まれたバンジョーとカズーイが出た。

バンジョーとカズーイはワニ族の長の体内に入り、

その体内を攻撃して、

巨大な光でワニ族の長を倒してしまったのだ。

アシナガ「バンジョー!!カズーイ!!お前ら、生きてたのか!!!」

バンジョー「ワンダーウィングの光が僕らを守ってくれたんだ。」

カズーイ「やっぱり、この技は最高だわ!!」

バンジョーは立ち、カズーイと共に喜ぶ。

マンボ「これが、奇跡の翼・・・・。熊と鳥。使えるのか。

だが、その技、デスブラザーしか使えないハズ・・・・。」

コッパ「へへっ!!あの熊よ鳥。やりやがったぜ・・・。

これで、ワニ族の長は死んだってワケだな。おい。」

コッパは笑って言う。バイルは切なそうな表情でこう言う。

ミスターバイル「長よ。あなたは長とはいえ、

あまりに自分勝手すぎたワニ。

残念だが、もう長として崇めるつもりはないワニ・・・!」

ユミ「やったあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!

私たちは勝ったのよ!!」

ユミは喜び、ミクスは泣きそうになりながら微笑む。

ミクス「これで、戦争が終わるのね・・・。」

皆はこの戦いで勝利した事により、笑顔になる。だが。

ミル「待ちなさい?戦争はまだ続くわよ?」

バンジョー「え・・・?」 ミクス「ど、どう言う事?」

テル「カメ族は滅んだ。残りはワニ族とカメ族の二つだけとなった。

・・・と言う事は、最後はカメ族とワニ族の全面戦争になるだろう。」

マンボ「そう。その戦い、最後の戦争。

戦争で勝った種族、生き残れる。」

カズーイ「あっ!!そうだったわ!!

まだカメ族とワニ族が戦うんだったわ!!」

バンジョー「う・・・・っ!何とか止められないのかな・・・。」

そう。次はいよいよ、カメ族とワニ族の決戦が始まるのだ。

コッパ「・・・・よぉ。バイル。ちょっと、

てめーに言いてェ事があるけどな。」

ミスターバイル「奇遇ワニ。俺様もお前に言いたい事があるワニ。」

コッパとバイルは恐ろしいオーラを秘めた感じで睨み合う。

ミクス「た、戦っちゃうの・・・!?」 ミクスは泣きそうになる。

バンジョー「で、できれば・・・。やめた方が良いんだけど・・・・。」

カメ族とワニ族。やはり戦ってしまうだろうか。その時。

コッパとバイルは急に笑顔になる。何をしようと言うのだろう。

コッパ「・・・・もう戦争なんてやめちゃおうぜ?」

バンジョーたち「え・・・・??」

コッパの言葉にバンジョーたちはぽかんとする。

バンジョー「え?こ、コッパ・・・・?」

ミスターバイル「ワニワニ!俺様もそう思うワニ。」

カズーイ「ば、バイル・・・!?」

コッパとバイルは何故か戦争を止めるように会話していた。

一体、何故。いきなり戦争を止めるようになったのだろう。

コッパ「この戦いで感じたんだよ?お前らワニ族と一緒なら、

この沼を良くできるってよ。だから、

もうお前らとは戦わねー事にした。」

バンジョー「コッパ・・・・。」 

バンジョーはそれを聞いて嬉しそうになる。

ミスターバイル「俺たちワニ族の、

リーダーである主はもういないワニ。

主のいない種族にもはや戦力はないワニ。よって、

俺たちワニ族はお前たちカメ族の元に下るワニ!」

テル「組織には、組織を支配するボスがいる。

そのボスがいなくなると、

組織の士気が一気に落ちて、

戦力が大幅なくなっちまうからな・・・。

ミル「でも、良いじゃない?こう言うのって。」

ミクス「ユミさん。カメさんたちとワニたちが仲良くなっていく・・・!」

ユミ「ええ。この沼の戦争が本当に終わるんだわ!」

アシナガ「よっしゃああああぁぁぁぁぁ!!!!」

ユミ、ミクス、アシナガは戦争が終わると聞いて、喜ぶ。

コッパ「・・・ってなワケで、これから仲良く行こうぜ。ワニ族。

この沼は俺たちとお前ら二つの種族のもんだ!」

ミスターバイル「ワニ。今まで傷つきあった事は水に流すワニ。

これから、この沼を平和な沼にしていこうワニ!」

こうして、コッパとバイルは熱い握手を交わす。ここに、

ワニ族とカメ族は共存を果たし、沼は平和となったのだ。

そして、集まってくる無数のワニとカメの皆さん。

コッパ「お前ら!!これから、俺たちはワニ族と共存をする!!

もうワニ族とは戦わない!!!これから、そいつらと、

この沼を良くするんだ!!喧嘩なんかするんじゃねーぞ!!」

ミスターバイル「ワニ族も、カメ族と共にこの沼を支配するワニ!!

もし、カメ族に手を出す者がいたら、処刑してやるワニ!!!

二つの種族でこの沼を平和にするワニ!!!」

ワニ&カメ「おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

ワニとカメは一斉に喜びの声をあげる。バンジョーたちも、

笑顔になって、それを見届ける。ついに戦争は終わったのだ。

だが、その光景を見て、快く思わぬ者がいた。その者は、

赤い目の熊であった。熊は遠いところから見て、

苛立っていたのだ。

そして、すぐにどこかへ去った。

暴走するワニ族の長は死にました。これにより、

ワニ族とカメ族は戦争を止め、共存する事になりました。

こうして、この沼から戦争がなくなり、これから、

二つの種族が協力し合って、平和な沼にする事でしょう。

次回につづく

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ディム「・・・言っておくけど、こいつ。魔獣だよ?

怒ると、とっても恐ろしい巨大な怪物になっちゃうんだぜ。」

野口「でも、この魔獣。可愛いだけじゃなくて、

とっても優しい感じがするの。だから、思うの。

この魔獣となら、友達になれそうだって。もちろん、君とも。」

ギョブスン「キュウゥ。キュウゥ。」

ディム「そう。まあ、元から僕は、

この星の皆さんには迷惑かけるつもりはないからね。

あっ!そうだ。今度、君の家に遊びに来て良い?」

野口「ええ。歓迎するわ!」

ディム「・・・・っ!でも、その前に言ってみたい店があるから、

その店で何か買ったら、君の家に行くよ。君の気配を辿って、

どんな家かわかるから。それじゃ。」

野口「そう・・・。じゃ、待ってるから。」

ディムとギョブスンは野口から離れた。


ディムは秋田町において人気のない空き地に来た。

そこに、隊員服を着ている日下部がいた。

ディム「僕の事・・・。待ってたでしょ?」

日下部「ええ・・・。あなたに、話があるからよ。」

暗そうな表情の日下部は冷たそうな静かな声で言う。

ギョブスン「キュウゥゥ。」

ギョブスンは何故か怯えるような様子を見せる。

日下部「昨日の晩に、地球に住む怪獣が大暴れしていたわ。

何故、怪獣が目覚めたかわからない。もしかして・・・。

あなたが怪獣を起こしたの?ディム・・・。」

ディム「だとしたら、どうするんだぃ?」

日下部「悪いけど、あなたの命を・・・撃つしかない。」

日下部はディムに向かって、バルガンを向ける。

ギョブスン「キュウウゥ!」 

ギョブスンは凄く怯え、ディムの後ろに隠れる。

ディム「普通の魔族なら、そうするかも知れないね。でも、

僕は違う。僕に怪獣を起こす程の力なんてない。」

日下部「じゃあ、ギョブスンにやらせたの?」

ディム「いや?ギョブスンはそんな事やらないよ?むしろ、

悪い怪獣はぶっ殺しちゃうんだよ?」

日下部「魔族はどんな事を起こすかわからない。

君も魔族だから、

何が何だか、わからない。教えて。あなたは、

本当に怪獣を目覚めて、暴れさせていないわよね?」

ディム「もちろんだよ。それに、僕にはわかるんだ。

あの怪獣は長い間、眠っていたけど。

ずーっと何も食べてないから、お腹が空いたと感じて、

自分の意思で暴れ始めたんだ。魔族に操られずに。

疑うなら疑って良いよ。だって、

魔族とこの星の皆さんは敵同士だからね・・・。」

日下部「・・・・いえ。もう良いわ。」

日下部はバルガンをしまい、微笑んでこう言う。

日下部「怪獣は君に操られているワケではなく、

自分の意思で目覚めたものね。

ごめんなさい。凄く疑ってしまって・・・。君は魔族だけど、

とても良い子だと言う事がわかったわ。」

ディム「じゃあ、信じてくれるんだね。」 

ディムも微笑み、ギョブスンも笑顔になる。

ギョブスン「キュウゥゥ。キュウゥゥ。」

日下部「ええ。君となら、友達になれる気がするわ。

君だったら、この地球に住んで欲しいわ。

このギョブスンも、よく見れば可愛いし。」

日下部はギョブスンに笑顔を見せる。

嬉しがるギョブスンは彼女に近づく。

ギョブスン「キュウゥ。キュウゥ。」

ディム「じゃあ、そろそろ行くね。行きたいところがあるから。」

野口「ええ。できれば、また会いましょうね。」

ディム「うん。」 ギョブスン「キュウゥ。キュウゥ。」

ディムとギョブスンは笑顔で日下部から離れて、

野口宅へ向かった。


町の道路では、灰間が一人で歩いていた、隊員服を着ているので、

恐らく、日下部を探しているのだろう。

灰間「一体、日下部はどこにいるのかねェ。・・・・っ!?」

その時、灰間はディムとギョブスンの方を見る。そして、

灰間のペンダントが光る。

灰間「て、てめェは魔族!?そして、魔獣か!!?」

灰間はディムとギョブスンが魔族と魔獣である事を知り、驚く。

ディム「・・・君がウルトラマンティアーズだね。君の噂は、

魔星で聞いてるよ。結構、頑張ってるんだね。」

灰間「・・・別に悪さしているワケじゃねー感じだな。

一つだけ聞く。お前、何で魔獣と一緒にこの星に来てんだ?」

ディム「この星に興味が出たから。この星の事を勉強して、

人間さんたちと仲良くなりたい。それが、僕の目的なの。」

灰間「そっか。でも、それ。本当だよな?急に、

悪さしようとでもしたら、俺にぶっ飛ばされると思うんだな。」

ギョブスン「キュウゥ。キュウゥ。」

ギョブスンは灰間に向かって、笑顔で鳴く。

ディム「どうやら、ギョブスンは君とも仲良くなりたいらしいよ。」

灰間「魔獣とウルトラマンが仲良くなるってのは、

どうかと思うがな・・・。」

ディム「・・・・良いんじゃない。そう言う事も。じゃ、僕はここで。

近い内に、また会うかも知れないけどね・・・。」

ディムとギョブスンは灰間から離れて行った。

灰間「俺にとっちゃ、別に会うつもりはないけどよ・・・。」

日下部「灰間!!」 そこで、日下部が走ってくる。」

灰間「あっ!日下部。お前・・・。どこ行ってたんだ?」

日下部「あなたも、ディムとギョブスンに会ったのね?」

灰間「ああ・・・。あのガキとちっちぇー魔獣の事か。

あいつらは、どうやら良い奴らのようだが、本当かしら?」

日下部「私もそれを疑ったけど、彼らは決して悪者ではないわ。」


野口宅。2階の部屋に来ていたディムとギョブスン。

野口「まさか、本当にこの家が、

私の家ってわかるなんて思えなかったわ。」

野口は苦笑する。ディムは野口の気配で、

彼女の家にたどり着いたのだ。

ディム「あはは。凄いでしょ?僕の魔力。それにしても、

野口お姉ちゃんの部屋って、結構可愛いんだね。」

野口「私は・・・そんなつもりはないけどね。」

ギョブスン「キュウゥゥ・・・。キュウゥゥ・・・。」

ギョブスンは何故か、ヘナヘナになっている。

野口「あら?どうしたの?ギョブスンちゃん。」

ディム「お腹が減ってきたんだね。野菜はある?

ギョブスンは、野菜が大好物なんだ。」

野口「冷蔵庫にあるらしいから、持ってくるわ。」

野口は急いで1階に行って、野菜を取ろうとした。


町を歩く灰間と日下部はディムとギョブスンについて会話していた。

灰間「本当に・・・あいつらを信じて良いよな?」

日下部「私も信じているから、あんたも信じなさい。」

灰間「けど、驚いたぜ。だって、魔獣や魔族なら、

何でも敵意しちゃうような女だと思ったからよ。」

灰間は少しだけ笑みを浮かべる。

日下部は少し怒って、灰間の頬を引っ張る。

日下部「悪かったわね・・・・!気が荒い女で・・・。」

灰間「いでででででで・・・・!」

日下部「とりあえず、あの魔族と魔獣は決して悪い事しないと思う。

今はそう信じましょ。もしかしたら、仲間になるかも知れないのよ?」

日下部はそう言って、灰間の頬を放す。

灰間「いてて・・・。わ、わかったよ。っ!?」

その時、灰間のペンダントが光る。今度は恐ろしい事だ。

灰間「来る・・・!」

日下部「来るって?」

灰間「怪獣が・・・この町にやって来る!!」


野口宅の2階の部屋で、ギョブスンは野口が持って来た、

野菜をいっぱい、ばりばりむしゃむしゃと食べていた。

ギョブスン「キュウウゥゥ!キュウウゥゥ!」

野口「凄い食べっぷりだわ。それ程、お腹が減ったのね・・・。」

ディム「ギョブスンは元から大食いで、無数の野菜を1時間で、

全て食べ終える程だよ。それで、

長い時間にお腹が減る事はないらしいけど・・・。」

つづく

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叶野「しかし、何故。怪獣の1匹が・・・。」

上川「もしかして、魔獣を食べに来たとか?

正義に目覚めた的な意味で。」

大神「いや。ネロギラスに正義と言う意思はない。恐らく、

そろそろ人間を喰いたくなって来たからじゃろうけ。」

灰間「ネロギラスってのが暴れている間に、

魔族が新しい魔獣を出すかどうかわからない。一刻も早く、

あの怪獣を倒さないとやらねーな・・・。」

大神「灰間の言う通り、今回は時間が勝負じゃけ。わしの予想では、

怪獣は生物が多く存在する場所に来る。そのような場所を、

警備しつつ、怪獣を探索する。発見次第、即座に撃退する。

それが、今回の作戦じゃけ。出撃せよ!!」

隊員たち「了解!!!!」


こうして、BARはバルワンダーDXとバルワンダー1号で出撃した。

DXは灰間と日下部、1号は叶野と上川が乗っていた。

1号とDXはそれぞれの地域へ飛んでいる。

DXはある牧場の上空にいた。

灰間「おおう。牛や馬などがいっぱいいやがるぜ。」

日下部「怪獣はきっと、

この牧場の動物たちを喰いにやって来るかも知れないわ。

しばらくここで待機して。

もし、ここで出たら、即座に攻撃しましょ。」

灰間「・・・だな。ここの動物たち。結構、美味そうだろうね。」

日下部(・・・・でも、どうして怪獣が現れたのかしら。もし、

魔族が起こしたとしたら・・・。

まさか、あのディムって言う男の子が!?

ち、違うわ。あいつ、魔族だけど良い奴だそうだし・・・。そうだ!

あの魔族を探してみよう・・・!そこで真実を聞かなきゃ!)


一方、善良な魔族の子供であるディムはギョブスンを連れて、

どこか昭和の雰囲気を漂わす町を歩いていた。

ディム「地球の町って昔はこうだったんだね。」

ギョブスン「キュゥ。キュゥ。」

ギョブスンは嬉しそうに走り出しそうとなる。

ディム「ここに来ると、ますます地球の事を知りたくなるよね。

その前にはまず、人間たちと仲良くならなきゃ。

この星に住みたいけど、他の魔族はそれを許さないだろうなァ。」

その時、ギョブスンが急に怒ったような表情になって、吠える。

ギョブスン「キュウゥゥ!キュウゥゥ!!」

ディム「え・・・?ある山で恐ろしい奴が来たって?しかも、

悪い魔族や魔獣じゃない恐ろしい奴だって?

一体、どんな奴だろ?」


バルワンダーDXは牧場の上空を飛んでいるが、

怪獣はなかなか出てこなかった。

その時、通信機から叶野の声が出た。

叶野「こちら!バルワンダー1号!!ポイントA-46で、

例の怪獣が出現した!!すぐ、こちらに来てくれ!!」

日下部「了解!!!」 灰間「ここに来るんじゃなかったのかよ!?」


夕日。ある山の森では、

巨大な怪獣が歩いていた。その怪獣の目は赤く、

頭に小さそうな角が生えていた。

この怪獣こそ、地球怪獣ネロギラスである。

ネロギラス「ヂイイイィィィィギイイイイイィィィィィン」

ネロギラスは右手で森にいる小さな動物を多く捕まえ、

その動物たちを一気に食べてしまう。

上川「こいつがネロギラスか!酷い事を・・・!!」

バルワンダー1号はレーザーバルカンでネロギラスを攻撃する。

ネロギラス「ヂイイイイィィィィギイイイイイィィィィィン」

攻撃を受けたネロギラスだが、

まるで効き目がない。ますます暴れる怪獣。

1号はもう一度、レーザーバルカンを連射するが、

また効き目はない。

命中しなかった数発が木々を爆発させ、燃やしてしまう。

そこで、

援護に来たバルワンダーDX。2機のバルワンダーが揃う。

日下部「こちら、バルワンダーDX!!これより、援護します!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンでネロギラスを攻撃。

攻撃を受けたネロギラスは少しだけひるんだ。

DXの攻撃は1号以上である。

灰間「お次はこいつだ!!」 

バルワンダーDXは電気ビームを発射。

そのビームを受けたネロギラスは痛がり、さがる。

ネロギラス「ヂイイイィィィィギイイイイイィィィィィン」

上川「良いぞ!バルワンダーDX!!

よーし!!一緒にボッコボコだ!!」

DXと1号はレーザーバルカンを一斉に連射して、

ネロギラスを攻撃した。

ネロギラス「ヂイイイイィィィィィギイイイイイイィィィィィン」

怪獣は痛がるが、反撃の時を待っていた。口から、

赤いガスを吐き出す。

そのガスを避けるDXと1号。ガスを浴びた木々が、

溶けていく。ネロギラスが吐いたのは、溶解ガスだったのだ。

叶野「物凄い酸に似た成分を含んだガスだ・・・!」

ネロギラス「ヂイイイイィィィィギイイイイィィィィィン」

怪獣は今のうちに素早く走って逃げ出した。

日下部「逃げたか・・・・。っ!?」

その時、日下部は地上の方にいる誰かを見て、驚く。

そこには、ディムとギョブスンがいた。

日下部(ディムとギョブスン・・・!?

何故、こんなところに!?ま、まさか・・・!)

灰間「どうした?日下部。」

日下部「っ!い、いえ。何でもないわ・・・。帰還しましょ。」

バルワンダーDXとバルワンダー1号は基地へ帰ろうと飛んだ。


次の日。朝。秋田町を歩く野口。

そんな彼女の前に、ディムとギョブスンがいた。

野口「あら。あれは、昨日の男の子と可愛い魔獣。」

ディム「ん?あ!君は・・野口お姉ちゃん!」

ギョブスン「キュウゥ。キュウゥ。」

ディムは野口に気づき、彼女に近づく。野口は、

ギョブスンの頭を撫でて、可愛がる。喜ぶギョブスン。

野口「うふふ。相変わらず、可愛いね。」

ギョブスン「キュウゥゥ。キュウゥゥ。」

つづく

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