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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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その窓から、親と一緒に起きている子供がいた。

スーロク星人「起きている子供がいるか・・・っ!くそぅ!!

子供が起きて、親も一緒にいては、どうもやりにくい。

別の子供に渡しておくか・・・・っ!」

スーロク星人は別の子供にプレゼントを渡そうと移動した。


サタングロンは冷凍ガスで氷漬けにしたビルを叩き壊している。

サタングロン「クワアアアァァァァオゥピイイイィィィィヨン」

バルワンダー1号がレーザーバルカンを連射しているが、全然通じない。

上川「畜生・・・!!1機だけじゃ駄目だ!!・・・あっ!!」

その時、上川はバルワンダー2号が飛んでくるところを見て、驚く。

2号には叶野と日下部が操縦していた。

上川「2号が援護に来てくれた!!これで勝てる!!!」

日下部「まるで、トナカイみたいな魔獣ね・・・!」

叶野「星人もクリスマスを楽しんでいるのか!?ふざけた奴だ!!」

2号はレーザーバルカンでサタングロンを攻撃。だが、通用しない。

サタングロン「クワアアアァァァァオゥピイイイイイィィィィヨン」

サタングロンは両目からの光線で2号を襲う。だが、避けられる。

1号と2号はレーザーバルカンを一斉に連射して、総攻撃する。

サタングロン「ピイイイイイィィィィィヨン」

魔獣は攻撃を受けすぎたか、痛みを少しだけ感じる。その時。

サタングロンの口から白い光線を発射した。その光線を浴びてしまう1号。

すると、バルワンダー1号の機体が凍り始めた。

上川「さむううぅぅぅっ!!き、機体が凍っているのか!?

し、システムもエンジンも故障していく!!早く脱出しないと!!」

寒がる上川は急いで1号から脱出した。1号は墜落してしまった。

叶野「口からの光線を狙ったものを凍らせる技か・・・。」

日下部「感心してないで、攻撃しましょうよ!?」

叶野「そうだな!!火薬弾!!発射!!!」

バルワンダー2号は火薬弾を連射して、サタングロンを攻撃。

サタングロン「クワアアアァァァァァオゥピイイイイィィィヨン」

サタングロンは怒って、口から冷凍光線を出すが、避けられる。

2号はまたもレーザーバルカンを連射するが、

ダメージを与えるだけで倒せない。


サタングロンとBARが戦っている間に、スーロク星人は、

次々と眠っている子供たちにプレゼントを与え続けていた。

すると、ある民家の部屋で、一人の男の子が起きる。

男の子「ふわああぁぁぁ~あ。・・・ん?ああっ!!」

男の子は近くにプレゼントが置いてある事に気づき、喜ぶ。

男の子「プレゼントだ!!わああぁぁぁい!!

サンタさんが来てくれたんだ!!

サンタさんからもらったプレゼントだ!さっそく開けよっと!!」

男の子はプレゼントを開ける。すると。その中から、

紫色のガスが大いに出てきて、男の子がそのガスに包まれて苦しむ。

男の子「う”えええええぇぇぇぇぇぇぇ・・・・!!!」

男の子は苦しみ、倒れる。だが、この部屋だけではない。

他の部屋にもガスが充満し、和室にいた父親と母親も苦しんで倒れた。

ガスは民家だけに満ちていて、外には決して漏れなかった。

そう。スーロク星人からのプレゼントは毒ガスであった。

その毒ガスの出るプレゼントは全て星人が渡した子供の家にあり、

今、起きた子供たちがそれぞれ、

そのプレゼントを開けてしまう。それにより、

多くの家族が毒ガスに襲われてしまう。

それが、スーロク星人の狙いだった。

星人はサンタのフリして、大量殺人を行おうとしていたのだ。


スペシャルコンサートの会場では、

また一人の歌手の歌が始まろうとした。

男性アナウンサー『さァ!次は、エントリーナンバー24番!!

フルムーンです!!今夜も切なき歌を歌ってくれるでしょう!!』

森下「次はフルムーンかァ。」

徳丸「ETERNAL・SNOWかな?冬だしね。」

野口「確か、この次はいよいよ小木曽雪菜さんらしいわよ。」

灰間「そっか。いよいよ・・・・。むっ!?」

その時、灰間のペンダントが輝き始める。

灰間「(何!?サンタに化けた星人が悪行を行っているだと!?

そりゃァ大変だ・・・!)悪ィけど、ちょっとコンビニに行ってくる。

急に、コーラを飲みたくなっちまってよ・・・。」

徳丸「あっ!僕もお願い!」 森下「私もォ!!」

野口「確か、飲み物はOKだったわね。私もお願い。」

灰間「・・・・・ああ。」

灰間は走って、ステージから出る。


廊下を走る灰間。だが、その前に小木曽雪菜が立っていた。

だが、今の雪菜は何故か泣いているように見える。

灰間「・・・っ!?お、小木曽雪菜さん!?ど、どうしたんですか!?」

灰間に話しかけられた雪菜は急に涙を拭くように、目を拭いた。

雪菜「・・・・っ!?あ、何だ。昼間の君か。来てくれたんだね。」

灰間「・・・何だか、泣いてるような感じがしたんですが・・・。」

雪菜「・・・・うん。ちょっと、昔の事を思い出してね・・・・。」

灰間「昔の事で悲しんでるんですか?」

雪菜「うん。ちょっと、大切な人の事で・・・ね。」

灰間「そうですか。俺も・・・・。」

その時、灰間のペンダントが光り出す。

灰間「いけねっ!!それじゃ、ちょっと用事で・・・。

すぐ、あんたの曲を聴きに、戻るからっ!!」

灰間は走って、雪菜から離れた。雪菜は切ない表情で呟く。

雪菜「・・・・春希君。あの人と一緒にうまくやってるかな・・・・?」


会場から出た灰間はすぐさま、ティアーズに変身する。

灰間「ティアーズ!!!!!」

等身大になっているティアーズは星人を探そうと夜空を飛ぶ。

ウルトラマンティアーズ「ショワッ!!!」


民家の屋根を歩くスーロク星人は、不気味に笑う。

スーロク星人「クックックックックック・・・・!!作戦はうまく行ってる。

このまま深夜になれば、皆は眠りにつく。子供たちだけではなく、

大人たちにも毒ガスをプレゼントしてやる・・・・・・!!!!」

ウルトラマンティアーズの声『そうはさせねーぜ?』

スーロク星人「何っ!?・・・・むっ!!き、貴様は!!」

スーロク星人は隣の民家の屋根に、

等身大のティアーズがいる事に驚く。

ウルトラマンティアーズ『お前の毒ガスのプレゼント。子供たちは、

欲しくねーと思うぜ?俺が全て、そのプレゼントを破壊してやる!!』

スーロク星人「けっ!!そうはさせんわ!!ウルトラマンティアーズ!!!

俺の本当の姿を見せてやる!!クエエエエエェェェェェェェ!!!!」

スーロク星人は赤い衣装を思い切り脱ぐ。

すると、星人は本当の姿となる。

サンタに似た衣装が青く、ヒゲが赤い。

肌が緑色で、黄色い三角帽子をしていた。

衣装の周りには複数のツウィンクリーズがあり、

異なる色でそれぞれ光っていた。

それが、スーロク星人の真の姿である。

スーロク星人「クエエエエエエエエェェェェェェェェ!!!!!!」

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!!!」

ティアーズはアームシュートで攻撃する。だが、

スーロク星人はそれを避けて、右手から虹色の光線を発射する。

スーロク星人「クエエェェ!?クエエエエエエエェェェェェェェ!!!!!」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?アームシュート!!!」

ティアーズは避けて、再びアームシュートを発射する。だが、

スーロク星人もそれを避けて、再び虹色の光線を発射する。

二つの攻撃がぶつかり合い、消えて行く。その時。

スーロク星人「クエエエエエエェェェェェェェェェ!!!!!!!」

スーロク星人はジャンプした。彼の跳んだ跡に、

水色のキラキラとした光が、

出る。そして、ティアーズの隣に着地。すぐに格闘が始まる。

スーロク星人「クエエエエェェェェェ!!!」 

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!」

スーロク星人がいきなりティアーズを殴る。

だが、ティアーズは負けずに、

キックで反撃。続いてチョップで攻撃。だが、星人は耐えて、

ティアーズを蹴り上げる。そして、エルボーを打つ。

ウルトラマンティアーズ「ショワッチ!!!!」 

スーロク星人「クエエエェェェ!!?」

ティアーズは星人の顔面にパンチする。そして、両者は互いを掴み、

民家の屋根から落ちて、道路に落ちる。

スーロク星人「クエエエエエェェェェェ!!!!」

星人は頭突きで攻撃する。だが、ティアーズはアッパーで反撃する。

ウルトラマンティアーズ「ショアアアアアァァァァァッ!!!!」

ティアーズはキックでスーロク星人を蹴り飛ばす。

スーロク星人「クエエエエエエエエェェェェェェェェ!!!!!!」

星人は倒れた。だが、敵はすぐに立ち上がり、空を飛びだした。

スーロク星人の飛んだ跡から、またもキラキラとした水色の光が。

ティアーズもその光に続くように空を飛ぶ。


サタングロンが暴れている街に、

スーロク星人とティアーズが飛んで来た。

すると、星人はキラキラとした光に包まれて、その光と共に、

街に着陸しながら巨大化していた。光が消えて、星人が大きくなった。

スーロク星人「クエエエエエエエエェェェェェェェ!!!!!!!」

そして、ティアーズも光と共に巨大化して、着陸した。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!」

スーロク星人「クエエエエエエエエェェェェェ!!!!!

サタングロン!!ティアーズを八つ裂きにしろ!!!」

星人の命令を受けたサタングロンはティアーズを襲おうと走る。

つづく

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