ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!・・・・・・!!」
ティアーズはキングジンジャーの身体にチョップを打つ。
そして、素早くパンチ。さらに、両手で魔獣の尻尾を掴み、
3回くらい膝蹴りを繰り出す。だが、キングジンジャーも負けていない。
キングジンジャー「キャアアアアァァァァオン」
キングジンジャーは右腕の刃でティアーズを打撃する。
ウルトラマンティアーズ「・・・・!?・・・・・!!」
攻撃を受けたティアーズはさがり、再び魔獣に近づき、
パンチとキックで反撃。だが、
キングジンジャーの口がティアーズの右足を噛み付く。
ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアァァァァァ!!!!」
ティアーズは右足を噛まれて、痛がる。
キングジンジャー「キャアアアアァァァァァァオン」
魔獣はティアーズの足を噛みながら、両腕の刃で打撃し続ける。
ティアーズはこの連続の攻撃に何とか耐えている。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・!」
ティアーズは手刀とパンチのコンボで応戦。しかし、
キングジンジャーはそれを耐えながら、
ティアーズの右足を噛み続けている。
そして、魔獣は尻尾の先端の刃物から3つのビームを発射する。
ティアーズは顔を攻撃され、その衝撃でキングジンジャーから離れる。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!・・・・・・・!!」
キングジンジャー「キャアアアアアアアァァァァァオン」
ティアーズは顔を痛がり、キングジンジャーが先端の刃物を突きだす。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!」
ティアーズは刃物に突かれ、倒れる。
キングジンジャー「キャアアアアァァァァァァオン」
キングジンジャーはティアーズを噛み付こうと近づく。だが、
ティアーズはそのキングジンジャーの開いた口を両手で掴み、抑える。
キングジンジャー「キャアアアアアアアァァァァァオン」
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・・!!!」
その時、バルワンダーDXがキングジンジャーに近づく。
日下部「対魔獣用ミサイル発射!!!」
バルワンダーDXは少し大きく赤いミサイルを発射した。
そのミサイルがキングジンジャーの体に命中し、大爆発する。
キングジンジャー「キャアアアアアァァァァァオン」
魔獣は攻撃を受けて、ティアーズから離れた。
立ち上がるティアーズ。
バルワンダーDXは電気ビームでキングジンジャーを攻撃。
キングジンジャー「キャアアアアアァァァァァオン」
キングジンジャーは電撃を受けて、ひるむ。
ウルトラマンティアーズ「・・・!アームシュート!!!」
さらに、ティアーズはアームシュートで魔獣の顔を攻撃。
顔の一部が爆発し、キングジンジャーは痛がる。
キングジンジャー「キャアアアアアアアァァァァァァァオン」
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!」
ティアーズは走る。魔獣は先端の刃物から3つのビームを発射する。
ウルトラマンティアーズ「ハイパーリフレクト!!!!!」
ティアーズは走りながら、
ハイパーリフレクトで3つのビームを防いだ。
ウルトラマンティアーズ「ハアアアアアアアアァァァァァァァ!!!!!」
そして、
キングジンジャーに近づいたティアーズは強烈なキックを繰り出す。
ティアーズに蹴られたキングジンジャーはさがる。そして、
先端の刃物をロケットのように体から離脱させ、
物凄いスピードで飛ばした。
その刃物がティアーズに迫る。だが、ティアーズには通用しない。
ウルトラマンティアーズ「トウッ!!!」
ティアーズはチョップで魔獣の飛ばした刃物を打つ。それにより、
刃物は弾き飛ばされ、キングジンジャーの身体に刺さってしまう。
その刃物が大爆発を起こし、
魔獣の身体は傷だらけに近くなっていった。
キングジンジャー「キャアアアアアアァァァァァオン」
完全に怒り狂ったキングジンジャーは口から火炎を吐き出す。
ティアーズはそれを素早く避ける。だが、
キングジンジャーは両腕の刃から白いレーザーを連射する。
その攻撃を受けてしまうティアーズだが、耐え抜いて反撃。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?プラズマレイガン!!!!!」
ティアーズはプラズマレイガンでキングジンジャーの顔を攻撃。
キングジンジャー「キャアアアアアァァァァァァオン」
その顔が大爆発を起こしてしまう。
これにより、魔獣は戦意を失ってしまう。
ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!」
ティアーズはファイティウム光線でキングジンジャーにとどめをさす。
キングジンジャーの身体は大爆発で粉々になった。
上川「やった!!」 叶野「うむ・・・!」
日下部「流石だわ。まるで、紅の勇者ね。」
ウルトラマンティアーズ『・・・・ティアーズ。紅の勇者。わかるぞ。
俺が、現代の勇者なんだ。姫君の涙と言う想いを受け継いだから、
次も負けられねーな!・・・・シュワッチ!!』
ティアーズは空を飛び去った。
それを見送るのは、例の老人であった。
老人「ほっほっほっほっほっ。見たか?お前の息子は、
紅の勇者として、今でも魔獣からこの星を守り続けておる。今度は、
姫君の涙の伝説を理解し、
勇者としての心を物凄く強めたみたいじゃぞ。
お前の息子は、とても立派な男になってきおくわぃ!!」
男の声『そうですね。私もあなたから通して、見ていました。
私の息子は・・・立派に成長していますね・・・。』
老人「そうじゃ。これからも見守ろうではないか!現代の紅の勇者。
ウルトラマンティアーズ。灰間翔の活躍を!!!」
BAR基地に戻った隊員たち。大神は笑顔でこう言う。
大神「いやぁ。よくやったのォ。おどれら!今日も、
魔獣は倒され、地球に平和が戻ったけ。」
灰間「・・・まあ。紅の勇者のおかげですけどね。」
日下部「紅の勇者?何それ??」
灰間「ウルトラマンティアーズの事だよ。」
大神「何で、ティアーズの事を紅の勇者と呼ぶ事があるんじゃぃ?」
灰間「それは・・・秘密っすよ。」
灰間は思った。ティアーズの本当の秘密と、
姫君の涙の伝説をBARにまだ教えてはいけないと。
今、教えれば自分がティアーズである事がバレてしまうと思うからだ。
大神「そうかぃ。まあ、ティアーズがどんな奴じゃろうと、
これからもわしらの事を助けてくれるだろう。わしらBARも、
これからも、ティアーズをサポートせなあかんど!!」
隊員たち「了解!!!!」
灰間(今回の戦いで親父の消息は少しだけわかった。あとは、
どこにいるか、探すだけだ。待ってな。親父。
一刻も早く見つけ出してやるからな・・・・!)
ティアーズの秘密が隠されている姫君の涙の伝説を知った灰間翔。
彼はその伝説を知る老人からの情報で、
父、灰間鉄郎がまだ生きている事を知りました。あとは、
どこにいるか探すだけ。灰間は父と再会できる時を待ちながら、
魔獣たちと戦い続けるのです。太古の姫君の想いと、
勇者の意思を継いだ現代の紅の勇者、ウルトラマンティアーズ。
灰間翔。彼はこれからも、
魔獣たちからこの星を守り続ける事でしょう。
次回につづく。
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