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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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そして、ゼラード星人はすぐに走り、ティアーズを蹴る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!?」

ゼラード星人「・・・・・・・!」

ゼラード星人はさらにティアーズを殴る。

ウルトラマンティアーズ「トウッ!!!」

ティアーズは反撃でゼラード星人を蹴る。

ゼラード星人「・・・・・!?・・・・・・!!」

ゼラード星人は殴るが、ティアーズはそれを避ける。

ゼラーヂ星人はもう一度、殴ろうとするが、

ティアーズはその星人の拳を掴み、思い切り体全体を投げ飛ばす。

投げられたゼラード星人は着陸できずに倒れる。

ウルトラマンティアーズ「ハアアアアアアァァァァァァ!!!!!」

ティアーズはジャンプし、膝で倒れた星人の身体を打つ。

ティアーズはゼラード星人から離れ、

ファイティウム光線を放つ準備をする。

ゼラード星人「・・・・・・・・・・!」

ゼラード星人がゆっくり立つ。

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム・・・・!」

その時、ゼラード星人は瞬間移動で、また姿を消した。

ウルトラマンティアーズ『何!?また瞬間移動かよ・・・!!』

ティアーズは星人がどこにいるか警戒をしていた。

そのティアーズの後ろに、

ゼラード星人が現れ、ティアーズに強烈なキックを浴びせる。

ウルトラマンティアーズ『うわ・・・・っ!?

う、後ろにいやがったか・・・・!!』

ティアーズは後ろのゼラーズ星人の方に向く。

星人はティアーズに近づこうと走る。

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!」

ティアーズはアームシュートでゼラード星人を攻撃。

ゼラード星人「・・・・・・・!!?」

攻撃を受けたゼラード星人だが、

ジャンプして空中からティアーズを蹴る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!!!」

ティアーズは倒れるが、すぐに立ち上がる。そして、走る。

ウルトラマンティアーズ「シュワアアアアアァァァァァァ!!!!!」

ティアーズは連続パンチでゼラード星人を打撃し続ける。そして、

最後は蹴りで星人をさがらせる。その時、星人の反撃が始まる。

ゼラード星人「・・・・・・・・・・!!!!!」

ゼラード星人は口から溶解液を吐き出した。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・・・!」

ティアーズはバック転で何度も避け続ける。その時。

ゼラード星人「・・・・・!・・・・・・・!!!」

星人は目からリング状の光線を発射して、ティアーズを攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアァァァァァァ!!!!!」

ティアーズは光線を浴びて、激痛を受けてしまう。

そして、ゼラード星人はすかさず、溶解液を吐く。

溶解液がティアーズの身体にかかってしまう。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!・・・・・・・・!!」

ティアーズの身体の色がチョコと同じ色になりかかっている。

このままでは、ティアーズがチョコのごとく溶け始めてしまう。

カラータイマーが点滅し、ティアーズは倒れようと膝に地面をつく。

ゼラード星人「・・・・・!!・・・・・・・・!!!」

ゼラード星人は笑い、さらに溶解液を吐く。これにより、

ティアーズの身体の色がますますチョコと同じ色に染まっていく。

ウルトラマンティアーズ『うあ・・・!?があぁ・・・!!ぐぅ・・・!・・・っ!』

その時、バルワンダーDXが飛んで来た。

日下部「ティアーズが危ない!!援護を!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンでゼラード星人を攻撃する。

攻撃を受けた星人は、バルワンダーDXに向けて溶解液を吐く。

DXはそれを避ける。

そして、ティアーズは立ち上がる。

両腕をあげて、自身を光らせ始める。

ウルトラマンティアーズ「リバースフラッシュ!!!」

身体から発した光によって、

溶けかかっている部分が元通りになっていく。

リバースフラッシュとは、ピンチに陥った時に使える、

特殊な回復能力なのだ。今からティアーズの反撃が始まる。

ゼラード星人「・・・・・!?・・・・・・・!!!!」

星人はティアーズが元通りになった事に驚きながら、

襲おうと走る。ティアーズも走り、キックで動きを止め、

連続パンチで痛めつける。

たまにキックも数回使い、星人を攻撃し続ける。

ゼラード星人「・・・・・・!!!・・・・・・・・!!!!!」

星人はティアーズの打撃を受けすぎて、弱まり始める。

そんな星人の両肩をティアーズが掴み、星人と共にジャンプする。

ウルトラマンティアーズ『うおりゃああああぁぁぁぁぁ!!!!!』

そして、空中を舞うティアーズは、

ゼラード星人を後ろの方へ投げ飛ばす。

ゼラード星人「・・・・・・・・・・・!!?」

星人は地面に落ちて、弱体化した。ゆっくりと立とうとする。

そのゼラード星人の前に着地したティアーズが攻撃にかかる。

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!」

ティアーズがファイティウム光線でゼラード星人の顔を攻撃。

そして、ゼラード星人の頭が爆発して、

粉々になった。星人は頭を失い、倒れた。

ゼラード星人「・・・・・・・!!・・・・・・・・・!!」

倒れた星人の身体がチョコと同じ色になって溶けていった。


こうして、星人に盗まれたチョコは全ての女性の元に戻った。

秋田町では、森下が元気良く、徳丸にチョコを渡す。

森下「はい!徳丸君!!」

徳丸「おおぉぉぉ!!チョコだァ!!やったあぁぁぁ!!」

徳丸はそのチョコを両手に取り、そのチョコを食べ始めようとした。

森下「あああぁぁ・・・。これで、徳丸君といつでも一緒だァ!」

森下は徳丸に抱き着く。森下と徳丸はとても元気が良い。

それを見て、静かに微笑む野口。そして、どこかへと歩いた。


灰間は秋田町のどこかの道路を歩いていた。

灰間「はぁ・・・。それにしても、あの宇宙人野郎の、

溶解液には恐れ入ったわ。身体がチョコになっちまったもん。

あの星人とはもう戦いたくなくなったぜ・・・・。ん?」

灰間の前に、野口が立っていた。頬が少しだけ赤い。

野口「あ、あの・・・。灰間君・・・・。」

灰間「・・・・何だよ?」

野口「う、受け取って欲しいものがあるの・・・。良いかな?」

灰間「知ってるよ。アレだろ?調度、食べようかと思ったんだ。」

野口「う、うん・・・・。」

野口はゆっくりと両手でチョコを持ち、それを灰間に見せる。

灰間はそれを簡単に受け止める。そして、微笑む。

灰間「お前の想い。ちゃんと受け止めてやるよ。」

笑顔になる灰間は野口の元から離れながら、

チョコを食べ始める。

野口は少し涙が出そうになりながら、笑顔になる。

それを日下部が電柱に隠れながら見ていた。しかも、

彼女もチョコを持っている。

日下部「何よ。あいつ。受け止め方が変ね・・・。

まあ、良いわ。どうせ、私は義理だし、どうでも良いけど・・・。」

そして、日下部も灰間の前に立った。そして、チョコを見せる。

灰間「ん?日下部・・・・?」

日下部「か、勘違いしないでよね?べ、別に私の想いは、

受け取らなくても良いわ。このチョコだけを食べなさい。

わ、私が作ったんだから・・・。ただ、食べてもらいたいだけで・・・・。

別にあんたの事なんか想ってなくて・・・・。」

灰間「うん。わかった。」

灰間は日下部からチョコを取り、あっさりと離れて行く。

日下部「・・・って!ちょっと!?」 日下部は驚く。

こうして、バレンタインチョコを盗み、

女性の愛を踏みにじる宇宙魔獣はティアーズによって倒されました。

宇宙人は異なる理由で地球に来て、地球人を困らせる事でしょう。

ですが、その星人の欲望をストップさせるのが、

ウルトラマンティアーズとBARです。ティアーズとBARは、

あらゆる敵と戦い続ける事でしょう。地球人の愛を守るために。

次回につづく

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ゼラード星人「俺を倒す気か?だが、無理だね。

見せてやろう・・・!俺の本当の姿を!!」

その時、ゼラード星人の身体が急に大きくなり始めた。


そして、ゼラード星人が巨大化し、建物を突き破って、

この街に現れる。灰間は一足お先に脱出したらしい。

ゼラード星人「・・・・・・・・!」

灰間「星人め・・・!魔獣になりやがったか・・・!!」

ゼラード星人は地球人に気づかれ、自分の企みを暴かれた。

そして、倒される前に倒してしまおうと、地球人を滅ぼそうと、

巨大な魔獣となったのだ。さっそく、灰間に迫る。

ゼラード星人「・・・・!・・・・・・!」

灰間「野郎・・・・!!」

灰間はバルガトリングを持ち出し、無数の弾を連射する。

ほとんどの弾がゼラード星人に命中するが、少ししか効いていない。

ゼラード星人「・・・・・・・・・!!」

ゼラード星人はさらに灰間に近づく。灰間は星人から逃れようと走る。

そのまま灰間はバルガトリングを連射して、宇宙人を攻撃する。

ゼラード星人「・・・・・!・・・・・・・!!」

怒ったゼラード星人は口から黒い液体を吐いた。

その液体はあるビルにかかる。すると、

そのビルがまるでチョコレートと同じ色になって溶けていくではないか。

灰間「溶解液か・・・!おお!!」

その時、空からバルワンダーDXが飛んで来た。

操縦しているのは、日下部、叶野、上川の3人である。

灰間はバルワンダーDXが飛んで来た事に気づく。

日下部「まだ犯人も見つかってないのに、

別の星人が現れるなんて・・・!!」

その時、通信機から灰間の声が聞こえる。

灰間の声『こちら、灰間!!青い帽子の少年の正体は、

今、この街で暴れている巨大宇宙人なんです!!』

上川「そうか・・・!我々は既に犯人を見つけたと言うワケか!」

叶野「攻撃開始!!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンを連射して、

ゼラード星人を攻撃した。

ゼラード星人「・・・・・!?・・・・・・!!」

バルワンダーDXはさらにレーザーバルカンで、

攻撃を受けたゼラード星人を攻撃。

星人は口からの溶解液でバルワンダーDXを攻撃するが、

避けられる。

ゼラード星人「・・・・・・・!!!・・・・・・!」

ゼラード星人はまるで八つ当たりするように、

一つ目からリング状の光線を発射して、

複数の民家を爆発させた。さらに別のビルも光線で破壊する。

バルワンダーDXは火薬状バルカンでゼラード星人を攻撃する。

ゼラード星人「・・・・・!?・・・・・・・!!」

攻撃を受けた星人はリング状の光線で攻撃するが、

これも避けられる。

灰間は別の建物に隙間に隠れ、

そこからバルガトリングで星人を攻撃。

ゼラード星人「・・・!・・・・・・・!!」

攻撃を受けるゼラード星人は撃った者を探そうとさらに暴れる。

バルワンダーDXは火薬状バルカンでさらにゼラード星人を攻撃する。


バルワンダーDXとゼラード星人が戦っている間に、

灰間は星人のアジトであるゼラード星人のアジトに入って行った。

そこには、無数のチョコの山があった。

灰間「良かった・・・!野口や森下のもちゃんとあるな。」

その二人のチョコだけは守らねーと・・・・!!」

灰間は野口と森下のチョコが無事なのかと、

確かめに来たのであった。

ペンダントが光り、

灰間に野口と森下のチョコの事を灰間に教える。

それを知った灰間はその二つのチョコを見つけて、取り出す。

そして、前の地面に二つ揃える。

灰間「その二人のチョコだけは守らねーと・・・・!!」

そして、無事を確認した灰間は再び星人との戦いに戻ろうと、

建物から出る。


ゼラード星人「・・・・・・・・・・!!!」

ゼラード星人は黒い溶解液で攻撃する。

バルワンダーDXはそれを避け、電気ビームで反撃する。

攻撃を受けすぎてひるむゼラード星人。

叶野「今だ!対魔獣用ミサイルを撃ち込め!!!

バルワンダーDXは対魔獣用ミサイルを発射。その時。

ゼラード星人「・・・・・・・・・!」

星人は突然、消えた。そう。

ゼラード星人は瞬間移動能力で避けたのだ。

日下部「き、消えた・・・・!?まさか、テレポートじゃ・・・!」

そして、ゼラード星人はこの街の別の地点に現れる。

ゼラード星人「・・・・・!・・・・・!?」

ゼラード星人が歩いている途中、何かを見つけて驚く。

その何かとは、3人の女性であった。3人とも、

バレンタイン用のチョコを持っているのだ。

そのチョコを見たゼラード星人は喜び、

そのチョコを奪おうと歩き始める。

3人の女性「っ!?きゃああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

3人の女性は星人がこっちに来る事に驚き、逃げようとする。

ゼラード星人「・・・・・・・・!!」

星人は逃げ遅れた一人の女性をリング状光線で攻撃する。

一人の女性「きゃあああぁぁぁぁ!!?」

光線を浴びた女性の身体が燃え上がり、その女性が倒れた。

バレンタインチョコを地面に置いて。星人はそのチョコを拾い、

巨大な手で小さな袋を破り、

巨大な口で小さなチョコを一気に食べた。

ゼラード星人「・・・・・!・・・・・・・!」

星人はチョコの美味しさに喜び、ハイテンションで動き回る。

そのまま残った二人の女性に迫る。その時、灰間がこちらに来た。

灰間「これ以上はさせねーぞ・・・・!!」

灰間はバルガトリングを連射して、ゼラード星人を攻撃する。

ゼラード星人を複数の弾を受けて、

痛みと驚きを見せるように動かす。

ゼラード星人「・・・・・・・!!・・・・・・・!!」

だが、星人はこれに負けず、二人の女性からチョコを奪おうと歩く。

灰間「逃がすかよ!!」

灰間はその星人を追い、バルガトリングで攻撃し続ける。

ゼラード星人「・・・・・!?・・・・・・!!!」

ゼラード星人は自分を攻撃し続ける灰間を見つけ、怒る。

そして、目からリング状光線を発射して、

灰間の前の地面を爆発させる。

灰間「うわああああぁぁぁぁぁ!!!?」

その爆風と共に灰間は吹き飛んで、倒れた。

そして、ゼラード星人は溶解液を出す。

二人の女性がそれを浴びてしまう。

二人の女性「ぎゃあああああぁぁぁぁぁ・・・・・!!!」

溶解液を受けた二人の身体がチョコレートのようになって、

溶けてしまった。だが、二人の持った二つのチョコを無事らしい。

ゼラード星人「・・・・・・・・・!!!!」

星人はその二つのチョコを一つずつ食べ始める。

灰間「ぐ・・・っ!!ちっくしょォ・・・・!!」

灰間はゆっくりと立ち上がる。灰間は立った後は、

星人は二つのチョコを食べ終えてしまった事だろう。

ゼラード星人「・・・・・・!!」

灰間「もう絶対に許さねーぜ・・・!!ティアーズ!!!」

灰間はウルトラマンティアーズになって、ゼラード星人と戦おうとする。

ウルトラマンティアーズ「シュワッチ!!!」

ティアーズは走り、跳び蹴りでゼラード星人の横面を攻撃。

攻撃を受けたゼラード星人は倒れる。

ゼラード星人「・・・・・・・・!!?」

その時、遠くから野口、森下、徳丸が走って来た。

野口「ウルトラマンティアーズだわ!!

あの巨大な怪物が、犯人だと聞いたけど・・・。」

その時、ティアーズが野口たちの方を見て、3人にこう言う。

ウルトラマンティアーズ『君たちのチョコは、

あそこの壊れた建物の中にある!!

チョコを盗んだ犯人の正体は今、俺が戦っている宇宙人である!!

その宇宙人を俺が止めている間に、君たちで取り戻すんだ!!』

野口「ありがとう!ティアーズ!!二人とも、行きましょ!!」

野口、森下、徳丸の3人は急いで、

ゼラード星人のアジトへ向かった。

ゼラード星人「・・・・・・・・!!」

ゼラード星人は怒って立ち上がり、ティアーズを攻撃しようと走る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!?・・・・・!!」

ティアーズも走り、星人と組み合いを始める。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!」

ティアーズが膝蹴りでゼラード星人を打撃する。

ゼラード星人「・・・・!?・・・・・・・!!」

ゼラード星人はパンチで反撃した。両者は再び組み合いをする。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!トウッ!!!」

ティアーズはゼラード星人を思い切り投げ飛ばす。

ゼラード星人「・・・・・・・!!!」

だが、ゼラード星人は華麗な動きで宙を舞い、

落ちるどころか着地してしまった。

つづく

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徳丸「き、消えた・・・・!?瞬間移動だ。」

灰間「あの野郎・・・・!どこへ行きやがった・・・・!!」

その時、野口は悲しげな表情になり、両膝を床についた。

野口「そんな・・・。私の想いが・・・。想いが、

あの知らない人に取られるなんて。もし、食べられたりでもしたら・・・!

どうしよう・・・・。私、取り返しの付かない事をしてしまう!」

野口は頭を抱えながら、切なそうに言う。

野口「大好きな人へあげるハズだったのに、

こんなのって・・・・。うぅぅ・・・!」

野口は泣き始めようとする。だが、

灰間がそんな野口の頭に手で触れる。

灰間「野口。心配すんじゃねーって。」

野口「は、灰間君・・・・?」

灰間「お前の想いは、必ず取り返してやる。あの野郎は、

絶対に俺がぶっ飛ばしてやるから。だから、悲しんじゃ駄目だ。」

野口「う、うん・・・・。」

森下「あ、あの・・・。私のチョコも・・・・。」

灰間「もちろんだ。全部、取り戻す!!」

その時、灰間のシーバーが鳴り出した。

灰間「こちら、灰間!!」 シーバーから上川の声が聞こえる。

上川の声『上川!!至急、BAR本部に来てください!!

この事件における犯人の正体がわかりました!!』

灰間「了解!!すぐに、本部へ向かう!!」


BAR基地の司令室に来た隊員たち。

彼らの前にあるスクリーンには、

多くのチョコを持って走っている青い帽子の少年の写真が写っていた。

大神「これは、緒川が偶然にもカメラで捉えた映像じゃけ。」

日下部「チョコをいっぱい持っている・・・!もしや、

この者が犯人なのでは!?」

大神「その通り。この者は瞬間移動で姿を消す事が得意のようだ。」

上川「まさか、犯人は宇宙人ですか!?」

大神「その可能性は高いのォ。問題なのは、

何故、チョコを多く盗んでいるのかじゃな。」

叶野「もしかして、好物だからじゃないでしょうか?

チョコを盗む以外に、

何の被害が起こってません。星人は食料を集めるつもりで・・・。」

大神「そうか。奴の食料はチョコとな・・・。宇宙人は、

母星ではご飯はチョコによる食事をとっているのか?」

日下部「そんな事より!早くあの宇宙人を探しましょう!!

女の子の想いであるチョコを平気で奪って、

自分だけの食事にするなんて・・・!あいつは女の敵です!!!」

上川「そうだそうだ!!

僕らが食べたいチョコを横取りするとは許せない!!

早くあのチョコ泥棒を倒して、皆のチョコを取り返しましょうよ!!!」

日下部は女性の想いであるチョコを盗む星人を許せず、

上川は自分が食べたかったチョコを横取りする星人を許せなかった。

叶野「落ち着け。二人とも。敵は瞬間移動を使えるんだ。例え、

敵を見つけたとしても、

すぐに瞬間移動で逃げられる確率が高いんだぞ?」

灰間「じゃあ、どうすりゃ良いんだよ?このままじゃ、

宇宙人の野郎がチョコを食べ続けてしまい、

ほとんどの女性が愛を失っちまう!

それを何とか阻止できねェものか・・・。」

隊員たちは悩んだ。どうすれば、

この事件を起こした者を捕まえられるのか。

その時、緒川が慌てて走って来た。

緒川「大変です!!隊長!!」

大神「どうした!?緒川。」

緒川「ポイントS16で廃墟になっている建物で、

無数のチョコの山が発見されたそうです!!」

大神「チョコの山じゃと!?と言う事は、そこが、

星人のアジトかも知れん!!目撃者はどうしている!?」

緒川「目撃者は・・・・死んだそうです。」

日下部「まさか・・・!あの犯人に・・・・!!」

そう。目撃者は多くのチョコが盗まれた場所を見つけ、

BARに報告した。

だが、その後すぐに、あの青い帽子の少年に殺されたそうだ。

その時、通信用のコンピューターが鳴りだし、

上川がそのコンピューターを使う。

上川「大変です!!また、

複数のチョコが盗まれています!!犯人の仕業です!!!」

日下部「敵がまた動き出したそうね・・・!」

大神「これはチャンスじゃ・・・!叶野、上川、日下部は、

例の犯人を追え!!

灰間はその隙にポイントS16の廃墟へ向かえ!!」

隊員たち「了解!!!」


灰間は一人で歩き、とある廃墟な建物に近づき、入った。

その中の部屋はとても暗く、不気味な感じがした。

そこを歩き続ける灰間。そこに。

灰間「・・・・・むっ!?おお!!」

灰間の前に、無数のチョコの山があった。このチョコは全て、

あの少年が盗んだものだった。野口や日下部のチョコもこの中にある。

灰間「こんなに多いの。全部、食べるってのか・・・!」

その時、灰間のペンダントが光り出す。

灰間「・・・っ!?戻って来やがったか・・・・!!」

灰間は後ろの方を向く。そこに、青い帽子の少年がいた。

青い帽子の少年「ほお・・・。お前。BARの隊員だったのか。」

青い帽子の少年はそう言って、

盗んだばかりのチョコを食べ始めた。

青い帽子の少年「むぐむぐ・・・。美味しいねェ。このチョコ。

けど、お前にはやらないよ。

このチョコはぜーんぶ俺の食料だから。」

少年はそう言って、食べているチョコを全部食べてしまう。

一人の女性の想いが消えてしまった。

少年は次のチョコを食べ始める。

灰間「おい。喰ってる途中で悪ィが、お前は宇宙人だろ?」

青い帽子の少年「もぐもぐ・・・。ん?俺の正体を知ってるのか?

むしゃむしゃ・・・・。ちょうど良い。では、見せてやろう・・・!」

次のチョコを食べ終えた少年は帽子を脱ぎ、投げ捨てる。

その時、少年は光と共に姿を変えていく。

そして、醜悪な怪物の姿となっていく。頭が三角に近い感じで、

黄色い一つ目と笑っているような口。首の周りには、

複数のトゲが生えている。顔以外の身体中には、

複数の小さな青い点が付いている。身体の色は、

紫色で、顔が少しだけ黒い。この不気味な人型が、

青い帽子の少年の正体で、悪魔のような宇宙人であった。

この宇宙人の名は、ゼラード星人。

ゼラード星人「これで、わかったろ?さっさと、ここから去れよ。

怖い目やあって死にたくなければね?」

ゼラード星人はそう言って、別のチョコを食べている。

灰間「貴様・・・。そのチョコが、女たちが愛する者へ届けるために、

想いを込めて作ったのがわかってんのか?」

ゼラード星人「だから知らねーって。女なんて、

幸せを捨てても良いんじゃね?いや、地球人なんて、

全員、不幸になって絶望しちまえば良いと思うね。ぶっちゃけ、

俺は女が幸せになるのって気にいらないんだよね?うん。」

灰間「そうかよ・・・!やはり、てめーは残酷な宇宙人だぜ!

てめーのような野郎は生かしちゃおけねェ・・・!!」

つづく

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灰間「何!?魔族じゃないって!?では、一体何が・・・?」

女性アナウンサー『何故、チョコだけが多くなくなったのか、

全く理解できません。これはやはり、

何者かの仕業としか考えられません・・・。』

その時、美由紀が帰って来た。何故か暗そうな感じがした。

美由紀「ただいま・・・。」

灰間「お帰り。・・・どうかしたのか?」

美由紀「いえ・・・。何もないわ・・・・。」

灰間(何だかとても悲しい気持ちを表している。

もしかして、母さんも・・・・。)

灰間は何だか汗を流しそうな表情でそう思った。


同じ頃、野口の家では。森下が大喜びに叫ぶ。

森下「やったああぁぁぁぁ!!!できたああああぁぁぁぁぁ!!!!」

野口と森下はチョコを作っていた。そのチョコがついに完成したのだ。

その完成したチョコを森下は両手で持って、喜んでいる。

森下「いよいよ完成したんだね!!手作りチョコが!!」

野口「ええ。凄く時間がかかったけど、凄く美味しそうにできたわ。

一緒に頑張った甲斐があったから、うまくできたのよ。」

野口も笑顔でそう言う。

森下「うん!これで徳丸君に食べてもらえば・・・・。」

野口「これで灰間君に食べてもらえば・・・・。」

野口と森下はそれぞれ、好きな相手に食べてもらう妄想をして、

頬を赤く染める。森下は凄い笑みを浮かべるが、

野口は恥ずかしそうな表情をする。


夜の町を一人で嬉しそうにスキップして歩く森下。

森下「らんららんららん!らんららんららん!」

自分の家に帰ろうとしているのだろう。だが。

森下の後ろに、何者かがいた。

それは、あの青い帽子の少年であった。

少年「ククククク・・・・!!何て美味そうな匂いだ・・・。」

少年はそう言うと、すぐに消えてしまった。これは、テレポートか。


BAR基地の司令室では、緒川が大神に報告をする。

緒川「大変な事が起きました。

店で売られているチョコレートだけではなく、

多くの人が持っている手作りチョコも突然に消えてしまったとの事です。

民家にあったチョコも大勢なくなっているとの事です。」

大神「何と・・・!チョコだけが多く消えるとは・・・。

これは妙な現象らしいな。恐らく、

何者かが超能力で盗んだのかも知れんわぃ。」

緒川「では、犯人はチョコレートが大好きで、それを食べまくろうと・・・。」

大神「ふむ。その何者かの正体をまずは探るべしじゃろう。」


野口の家の前に、あの少年が現れた。

少年「この家からも美味そうな匂いがするな・・・。

だが、入ってはいかんな。誰もいない時に入るとするか。」

少年はまたも消えていった。


次の日。ついにバレンタインの日がやって来た。秋田町の道路では、

灰間と徳丸、森下と野口がいた。

だが、何故かとても、悲しいムードになっている。

森下「ひっく・・・。ひくっ。えぐ・・・。」

灰間「森下。一体、どうしたんだよ?」

野口「ええ。それが、チョコがなくなっちゃったんだって・・・。」

徳丸「ええっ!?そ、そんな・・・!?」

徳丸はそう聞いて、悲しそうになる。そう。

森下の手作りチョコも消えてしまったのだ。

森下「ふえええええええぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!

ごめんなさいいいいぃぃぃぃぃ!!!」

森下は泣き叫んだ。徳丸にチョコを渡せなかったからだ。

徳丸も泣きそうに絶望する。

徳丸「何で・・・。何でこうなっちゃうの・・・・?

まさか、誰かが盗んだのでは!?」

灰間「俺もそう思う。で、野口。お前の方は?」

野口「あっ!ご、ごめんなさい・・・。つい忘れちゃった・・・。

そうだわ!!ネットの情報で、店だけじゃなくて、

一般人が持つチョコや家で、

作られたチョコも多くなくなったと聞いたわ!

ま、不味いわ!!急いで帰らなきゃ!!」

野口は焦りを感じて、自分の家に向かおうと走る。

灰間「の、野口!!」 灰間も野口を追おうと走る。森下や徳丸も続く。


野口の家に着いた灰間たちは、中へ入り廊下を走る。

野口「確か自分の部屋に・・・・!」

灰間たちは2階へと上がり、自分の部屋に入る。そこには。

徳丸と森下「ああっ!!!」 野口「私のチョコ!!!」

灰間「てめェが犯人か・・・・!」

灰間たちの前には、野口が作ったチョコを持っている、

青い帽子の少年であった。そう。この少年こそ、

今回の事件を起こした犯人であった。

少年「けけけけけ!!美味そうなチョコだ。・・・ん?」

少年は灰間たちに気づく。

灰間「貴様か!多くのチョコをなくしたのは!!」

少年「ああ。俺が盗んだから。」

野口「お願い!これは愛する者に渡すための想いなの!!」

少年「想い?んなもん知った事じゃねーよ。むしろ、

ムカツクから、なくしてやりてーくらいさ。」

灰間「ふざけんじゃねェ!!!」

灰間は殴りかかろうとするが、少年はまたも消えていった。

つづく

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灰間「・・・・上川さん。日下部って誰か好きな人いたか?」

上川「いや・・・。そう見えないらしいけど・・・・。」

大神「まあ。良えやないけ。これも、女の子の秘密じゃろう。

日下部も立派な女の子じゃぃ。」

叶野「確かに、

女性なら誰もが誰かにチョコを渡す事がほとんどですしね。」

大神「特に恋人同士ならのォ・・・・。じゃが、わしのは・・・。」

大神は突然、暗そうになる。

日下部「そっか・・・。大神隊長の恋人は、宇宙人に殺されたから・・・。」

灰間「隊長はチョコを食えないと言うワケか・・・。」

大神には後の恋人となるハズだった親友の女性を宇宙人に殺された。

詳しくは、第9話を参考にして欲しい。それを思い出した、

隊員たちも暗くなりそうになる。

大神「・・・じゃが、ここで暗くなれば、

天国にいるあいつに怒られちまうけェの。」

大神がそう微笑んで言うと、隊員たちも明るさを取り戻す。

日下部「ですよね!

希望を持たなきゃ魔獣や宇宙人と戦えませんから。」

灰間(・・・・それにしても、日下部。一体、誰にチョコを渡すんだ?)


夕方となった。野口は自分の家で、手作りチョコを作ろうとした。

テーブルにはチョコを作るための材料や料理用の道具などがあった。

そして、野口の近くには森下がいた。

森下「ごめんねェ。この家に来ちゃって・・・。」

野口「良いのよ。森下さん、自分でチョコを作りたいんでしょ?」

森下「うん。今までは店などで買った物だけれど、

今年は何故か自分で作りたいと思ってね。

でも、私。お菓子作った事ないし・・・。」

野口「うふふ。私がちゃんと教えてあげる。一緒にゆっくりやりましょ。」

森下「うん!」

こうして、野口と森下はチョコを作り始めようとした。

野口(そうね。ゆっくりやらなきゃ。焦っては駄目。ちゃんとしたチョコで、

灰間君に渡さなきゃ。そうすれば・・・・。)


同じく、別の民家では、ある女性が既に手作りチョコを完成させた。

女性「できたわ!!バレンタインチョコ・・・!

これを愛する彼に食べさせれば・・・。」

その時、窓から何者かが覗いていた。そして、その何者かが消える。

女性「うまく行けば、とても良い方向にいける。そうすれば・・・。」

その時、ドアが開いた。そこから、窓から覗いた者が素早く出てきた。

その者の姿がほとんど見えなかったそうだ。


あるコンビニで、バレンタインのチョコが複数に売っていた。

そのコンビニに何者かが入った。

その者の姿がようやく見えるようになる。

その者は顔が少しだけ醜そうに見え、少年に近い体系であった。

普通の子供が着そうな衣装だが、青い帽子をしていた。

少年「おお・・・・!美味そうだ・・・・。」

少年は多くのチョコを見て、そのチョコに手を近づける。

その時、全てのチョコが一瞬に消えた。

そして、あの少年の姿も消えた。

店員「・・・・ん?あっ!!チョコが全部消えた!!?」

店員はチョコが全て消えたと見て、驚く。


夜になった。灰間は自分の家に帰っていった。

灰間は美由紀と一緒に和室で夕食を食べていた。

灰間(それにしても、野口が俺にチョコを渡すのは、

良いんだけど。日下部は一体、誰にチョコを渡すのかねェ。

少なくとも、俺じゃないかも知れねェが・・・。

そこが何となく知りたい気がするのは、何故だろうか。)

灰間はそう言いながら、ご飯を食べていた。

その時、美由紀が立ち上がった。

美由紀「・・・ちょっとお買い物をしてくるわね。すぐ帰るから。」

灰間「・・・ああ。行ってらっしゃい。」

美由紀は部屋から出て、灰間は食事を続けていた。

その時、

和室で流れているニュースで女性アナウンサーが語り出す。

女性アナウンサー『ここで、新しい事件が起きました。

複数の店で、

売られているチョコレートが全てなくなったとの事です。

何故なくなったのかは全く不明です。警察が捜査をしていますが、

その原因が全く掴めないとの事です。』

灰間「何だって・・・・!?もしかして、また魔族の仕業か?」

その時、灰間のペンダントが輝く。だが。

つづく

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