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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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福崎「ぴゅいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!」

ギアクーダ「シュオオオオオオオオォォォォォォ」

美由紀「だ、誰なの!?この子!?」

美由紀は福崎を初めて見るため、驚く。だが、

福崎はそれに気づかず、逃げるのに必死である。

灰間「何でギアクーダが福崎を・・・!?まさか!!」

そう。ギアクーダたちは1階の玄関からだけではなく、

2階の窓からも侵入して来たのだ。

福崎「きゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

福崎はこの家を出た。続いて、灰間やギアクーダたちも出る。

灰間「あっ!!待て!!福崎!!!」

ギアクーダ「シュオオオオオオオォォォォォォ」

こうして、この家に残ったのは美由紀ただ一人だけとなった。

美由紀「・・・・何なのかしら?一体・・・。」


福崎は夜の町で泣きわめきながら逃げているが、

ギアクーダが追い続ける。

そして、ついに行き止まりについた福崎は、いよいよ追いつかれる。

ギアクーダ「シュオオオオオオォォォォォォ」

福崎「やぁだ!!やだああぁぁぁだああああぁぁぁぁぁ!!!!!

やあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!

ぢゃじゅぎぇぢぇえええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

福崎は物凄いギャン泣きで叫びながら、とてつもなく怯えていた。

ギアクーダ『五月蠅いガキだ。始末してやる!』

ギアクーダは両目から赤い電撃を出し、福崎を殺そうとする。

灰間「危ねえええぇぇぇぇ!!!」

その時、灰間がジャンプして、福崎の前に立つ。そして、

ギアクーダの出した赤い電撃を直接受けてしまう。

灰間「ぐああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!??」

福崎「は、灰間!!!」

電撃を浴びた灰間は服がボロボロになり、体がほとんど焼かれそうになる。

煙が出て、いきなり倒れそうになり、右膝を地面につく。

灰間「ぐ・・・・っ!!あぁぁ・・・!!お、お前が、

万にこの電撃を受けても生きてたら、俺の正体をバラしちまうもんな・・・!」

福崎「は、はは・・・!はははははははは!!!よ、よくやったよ!!!

灰間!!俺を守るために、こんな無様にボロボロになってくれれさ!!

さァ!!このまま戦え!!さらにボロボロになっても戦えよ!!!!

ミラクルマンのてめェなら、これくらいは当然なんだろォ!!?」

ギアクーダA『やった!!ウルトラマンティアーズがボロボロになったぞ!!』

ギアクーダB『このまま勝てる!!行くぞ!!』

多くのギアクーダたちが灰間を襲う。だが、灰間は負けない。

灰間「ぐ・・・っ!!おらあああぁぁぁぁ!!!

灰間は迫る一人のギアクーダをパンチで攻撃。

ギアクーダ「シュオオオオオォォォォォ」

灰間「うおおおおぉぉぉぉ!!!!てやあぁぁっ!!」

続いて、灰間はキックで別のギアクーダを打撃、

手刀でまた別のギアクーダを打つ。

ギアクーダ「シュオオオオオォォォォォォ」

その時、ギアクーダが赤い電撃で灰間を再び攻撃する。

灰間「うわあああぁぁぁぁぁ・・・・!!?」

ギアクーダ「シュオオオオオオォォォォォォォォ」

他のギアクーダたちがさらに大ダメージを受けた灰間に襲いかかる。

殴ったり蹴ったりの連続が灰間を襲う。

灰間「うっ!?ぐっ!!おぁ!!がは!?くぁ・・・!ぬっ・・・!」

灰間は攻撃を受け続けて倒れた。それを見た福崎は怒り出す。

福崎「灰間ああぁぁぁ!!何やっとんか!!?てめェ!!

ウルトラマンなんだろ!?

俺の前でさっさとウルトラマンティアーズに変身してよ!!!

早く変身して、このムカツク怪人共を全部、ぶち殺しやがれェ!!!」

灰間「い、言われなくてもわかるって・・・!!」

灰間はゆっくりと立ち、ペンダントを掲げる。そして。

灰間「ティアーズ!!!!!」

灰間は等身大のウルトラマンティアーズに変身した。

ウルトラマンティアーズ『シュワ・・・・!!ぐ・・・・っ!?』

だが、さっきの戦闘でのダメージが大きいか、

ティアーズは一瞬だけ体に苦痛を感じる。

ギアクーダ「シュオオオオオオォォォォォォ」

多くのギアクーダたちがティアーズに迫る。だが。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・・!!」

ティアーズがキックで一人目のギアクーダを倒す。続いて、

チョップで二人目を倒し、パンチで3人目を倒す。そして、

様々な格闘で少数のギアクーダを倒していく。

福崎「ははははははは!!!良いぞ!!どんどん殺せェ!!!」

ギアクーダ「シュオオオオオォォォォォォォ」

ギアクーダが赤い電撃を発射するが、ティアーズはこれを避ける。

ウルトラマンティアーズ「プラズマレイガン!!!!」

ティアーズはプレズマレイガンで3人のギアクーダを爆発させて倒す。

ギアクーダ『ぬうぅぅ・・・!ティアーズめ!!あんなにボロボロになっても、

まだ戦う力が十分にあると言うワケか!?こうなれば、奥の手だ!!!』

怪人たちは一斉に逃げ出し、それぞれに分かれて行った。

福崎「化け物共め!!バラバラになって逃げたな!!?

灰間!!巨大化して、逃げ惑う馬鹿共を皆殺しにしろ!!!」

ウルトラマンティアーズ『ああ・・・!わかった。シュワッチ!!』

ティアーズは巨大化して、

バラバラに逃げているギアクーダたちを見ていた。

福崎「民家が少しくらい壊れても構わん!!あいつらを潰せ!!」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!」

福崎に言われて、ティアーズは逃げている一人のギアクーダを踏み潰した。

さらに、パンチで別のギアクーダを潰す。

福崎「ぬるくやるなァ!!派手にやれよォ!!」

ウルトラマンティアーズ『ぐ・・・っ!!でや!!』

ティアーズは思い切り蹴り上げ、二人のギアクーダを蹴り飛ばした。

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!!」

ティアーズはアームシュートで3人のギアクーダを攻撃した。

そして、その場所が爆発し、燃え上がる。近くの民家が危ない。


BAR基地では、緒川が大神に報告する。

緒川「各防衛軍の施設を襲撃しているギアクーダたちが、

秋田町に集結しようとしています!!

上川隊員や叶野隊員が追跡してる模様です!!」

大神「それで、その秋田町の状況は・・・・!?」

緒川「はっ!先ほど、ティアーズが現れて・・・・!」

そして、緒川が苦しそうな表情をする。

日下部「ティアーズが現れて、どうしたって言うの!?」

緒川「てぃ、ティアーズが秋田町で暴れているそうなんです!!!」

大神「何じゃと!?」 日下部「何ですって!!?」


ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!」

ティアーズはアームシュートで再び怪人を倒す。そして、

またもアームシュートを発射して、別のギアクーダを爆破する。

ウルトラマンティアーズ(すまねェ・・・!秋田町の皆。

こうしねェと、俺の正体がバレちまうんでな・・・・!!それに、

あの魔族共は必ず倒さなきゃなんねェ!!辛抱してくれや・・・・!!)

ティアーズはそう思いながら、アームシュートで攻撃し続ける。

秋田町の所々が燃え、人々が悲鳴をあげて逃げ惑いながらも、

ティアーズはギアクーダを全滅させるまで、攻撃しなければならないのだ。

福崎の圧倒的な命令によって。

福崎「はははははははは!!!良いぞ!!どんどんやっちまえ!!!

ついでに、いじめっ子共も巻き添えにして良いんだぜェ!!

ぎゃはははははははははははははははは!!!!!!!」

その時、バルワンダーDXが飛んで来た。操縦しているのは、

日下部、叶野、上川の3人であった。

上川「ウルトラマンティアーズを発見!!暴れています!!」

日下部「ティアーズ・・・・!どうして、こんな事を・・・!!」

叶野「ティアーズを止めるぞ!!レーザーバルカン発射!!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンを連射し、ティアーズを攻撃した。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアァァァァァ!!!!」

福崎「邪魔すんなあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

ウルトラマンティアーズ『ば、BAR・・・!?

そうか!俺が暴れていると思って・・・!』

バルワンダーDXは続いてレーザーバルカンを連射し、ティアーズを攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!?・・・・・・!!」

攻撃を受けるティアーズだが、バルワンダーDXを攻撃したくない。

ギアクーダ『ククク・・・!BARめ!!どんどんティアーズを攻撃しろ!!』

ウルトラマンティアーズ『待ってくれ!!バルワンダー!!

この町には、魔族が大勢潜んでいる!!』

叶野「この町に魔族が・・・・!?」

ティアーズの言葉を聞いた隊員たちは攻撃を止める。

上川がレーダーの方を見る。

上川「本当だ!!この町に魔族は多くいる!!」

日下部「でも、何であんな破天荒な事を・・・!?っ!」

その時、日下部は福崎がいる事に気づく。

日下部「福崎・・・・!!」

叶野「ウルトラマンティアーズへの攻撃を中止する!!」

ウルトラマンティアーズ『攻撃を止めてくれるか・・・・。うっ!!?』

その時、ティアーズのカラータイマーが赤く点滅し、倒れそうになる。

ウルトラマンティアーズ『いかん・・・!!前に受けた激痛が、

大きく増していきやがる!!しかも、

さっきのバルワンダーの攻撃でさらに・・・!』

今のティアーズにもはや、戦う戦力がとても少なくなっている。

やはり、灰間翔としての姿であの強烈な攻撃を受けて、

物凄い激痛が身体を襲い続ける事になったのだ。その時、

人気のない場所でとても大勢のギアクーダが集まっている。

ギアクーダ『今ならティアーズを倒せる!!今がチャンスだ!!!

さァ!!諸君!!真の姿へ合体だ!!!』

全てのギアクーダたち「シュオオオオオオオオォォォォォォォォ」

そして、全てのギアクーダが赤い電撃と共に合体し、

巨大な魔獣ヘと姿を変えた。

前の怪人の姿と違い、怪獣の姿をした大魔獣・ギアクーダの登場だ。

ギアクーダ「グアアァァァァァァオオオォォォウウウウゥゥゥゥゥゥゥ」

ウルトラマンティアーズ『ま、魔獣・・・!!

そうか!!奴らが変身したのか!!』

ティアーズは走って、キックでギアクーダを攻撃する。

ギアクーダ「グアァァァァァァオオォォォウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?」

ギアクーダは攻撃を受けるが、ティアーズも何故かひるむ。そう。

身体に蝕む激痛が今でもティアーズを苦しめているからだ。

ギアクーダは反撃として、ティアーズを殴り、キックでさがらせる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!!!」

つづく

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灰間「・・・っ?悪いけど、今日はここで。俺の分まで頼むわ。」

灰間は日下部から離れる。福崎のところへ近づくつもりだ。

日下部「あっ!ちょ、ちょっと・・・!?っ!?」

その時、日下部は灰間が福崎に近づき、

彼と一緒に歩いて行くところに気づく。

日下部(あの福崎と一緒に・・・?一体、どうして・・・?まさか!)

そして、日下部は福崎の方に近づき、こう叫ぶ。

日下部「福崎!!!」 福崎「あぁ?」

福崎は日下部の方に気づく。そして、灰間も。

灰間「っ?日下部・・・!?」

日下部「あんた・・・。灰間とどうやって知り合ったの?」

福崎「こいつは、いじめっこ共から俺を守ってくれた。

そうして、俺はこいつと友達になった。悪いか?」

灰間「そう言う事だ。俺は毎日、

こいつを外敵から守らなければならない。」

日下部「守らなければならないって・・・。まさか、

こんな捻くれ者を守るために、BARをサボるって言うの!?」

灰間「そうしなきゃなんねェからな・・・。」

日下部「・・・・福崎。あんた。灰間に何をしたの!?」

福崎「黙れ。それを聞いて、どうするんだよ?俺を逮捕する気か?

それとも、あいつらと同じように迫害する気か?

いつまでも偽善者ぶってんじゃねーよ。この勝ち組の雌豚が。

おら。灰間。こんな女なんかほっとけ。」

灰間「・・・・・・ああ。(すまねェ。日下部。)」

灰間と福崎はどこかへ去って行った。

日下部「灰間・・・。きっと、福崎の奴に何かされたんだわ・・・!」

大岩「全くその通りじゃのォ!」

その時、近くに大岩が喋り出す。日下部はそれに驚く。

日下部「きゃっ!?お、大岩・・・!?」

大岩「灰間のガキ。あんな外道にこき使われよってからに・・・!」

日下部「そうね・・・!灰間を助けるために、あいつを何とかしなきゃ。」

大岩「おう。じゃが、あいつは何もできない一人ぼっちじゃけ。だが、

いつまでも悪さをさせるワケにはいかんき。

ならば、ぶん殴ってでも・・・!」

謎の声「あの子を責めないでください・・・。」

日下部と大岩「え・・・・?」 日下部と大岩は後ろの方を向く。

そこに、ピンク色で髪が少し長そうな少女であった。


夕日。秋田町で、福崎をいじめようとする男たちが灰間に倒されていた。

いじめっ子A「ま、まさか!灰間が福崎の味方をするなんて・・・!」

福崎「おい。いじめられっ子が怒るとどうか、思い知ったか?カス。」

いじめっ子B「ご、ごめん!!今までは悪かった・・・!」

福崎「ごめんじゃねーし。死ね。バーカ!」

福崎は倒れているいじめっ子Bを蹴り、踏みつける。

いじめっ子B「うっ!?ぐあぁ・・・!」

福崎「これから、お前らを俺がいじめて支配してやるよ・・・・!!」

福崎はいじめっ子Bに近づいて、醜い形相でそう言う。

灰間「福崎。早く俺の家に入らねーと、大変な事になるぞ。」

福崎「そうだったな・・・。けっ!」

福崎は石をいじめっ子Aに投げつける。

灰間と福崎は一緒に、灰間の家へと向かっていた。

その時、二人の背後に、あの紫色のペンダントを持つ男がいた。

そのペンダントが光り、男は笑う。福崎の方を見て。

ペンダントを持つ者「見つけたぞ・・・!」


BAR基地の司令室では、日下部は考えていた。

日下部(さっきの謎の声・・・。一体、何だったのかしら?

福崎を責めないでと言って、いきなり消えるなんて・・・。)

緒川「あの魔族の集団、ギアクーダの詳細についてですが、

体内に電磁エネルギーが含まれている事がわかりました。」

叶野「・・・そう言えば、襲撃された防衛軍の施設には、

ほとんど電磁エネルギーを発電する場所や、

それを保管する場所もあったな。」

上川「そうか!奴らは、自身の敵である防衛軍の拠点を制圧しながら、

電磁エネルギーを食事していると言うワケか!日赤自重だな・・・!」

叶野「それを言うなら、一石二鳥だろ・・・。」

そこに、大神が来て、隊員たちが礼儀正しく立つ。

大神「先ほど、二ヶ所の防衛軍の施設が襲撃されたそうだ。

一つの施設に保管してあった電磁エネルギーが、

全て魔族に吸収されたらしいけ。」

日下部「また、魔族の奴らが活動するのですね・・・!」

大神「うむ・・・!今日は灰間がいないが、どうしたんじゃ!?」

日下部「・・・・灰間は、来ません。残念ですが。」

大神「そうかぃ。じゃが、奴はBARに来なくても、立派に戦えるじゃろ!

わしらはわしらで戦うんじゃ!良えの!?」

日下部(・・・・灰間。何で福崎なんかと・・・・!)


とある闇の空間では、大勢のギアクーダがいた。

ギアクーダA『今日で全員が電磁エネルギーを蓄えたな?よろしい。

これより、我々は灰間翔、ウルトラマンティアーズの抹殺を開始する!』

ギアクーダB『しかし、BARに邪魔されては迷惑だ。

少数で防衛軍の施設に襲撃し、奴らを誘き出そう。』


秋田町では、大勢のギアクーダが密かに動いていた。

灰間の家。自分の部屋で、灰間はずっと福崎の近くにいた。

福崎はパソコンでネットを楽しみ続けていた。

福崎「この町に魔族共が暴れたとしても、俺だけが安心。

まさに、俺だけが得するもんだ・・・。」

灰間「・・・・福崎。お前が辛い過去で荒んでいる事はわかる。

友達も良い思い出も良心もないって事がわかる。

けど、お前も人間だ・・・。」

福崎「は?何が言いたいんだよ?お前。」

灰間「お前は悪い事をしたいのか?

それとも、良い事がしたかったのか?」

その時、福崎は本を灰間に投げつけた。

福崎「くだらねー事、聞いてんじゃねーよ。ボケが。

何でそんな事聞くの?ねぇ。正体、バラすよ。」

灰間「・・・悪い。」

福崎「悪いじゃねーし。謝らねーで、俺様にこき使われてろや。

何せ、お前は俺だけの味方だからな・・・!」

そして、灰間のペンダントが光り始める。

灰間「・・・来るな。奴らが。」

福崎「ククク。いつでも来いよ。ウルトラマンティアーズが、

俺を守ってくれるからよ。いつまでもなァ・・・。」

灰間は窓辺の方から外を覗く。

灰間の家に近くでは、既に多くのギアクーダが集まっていた。

そして、その多くのギアクーダが一斉に走り、灰間の家に入ろうとする。

灰間「何っ!!?ほ、本気か!?」

灰間は多くの魔族が自分の家に入ってくる事に驚く。

美由紀の声「きゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

灰間「っ!?母さん!!!」

灰間は美由紀の危機を感じ、思わず1階へ降りようと走る。

福崎「っ!!灰間!!!!」


1階の廊下では、美由紀が多くのギアクーダに襲われかかる。

ギアクーダ「シュオオオオオォォォォォ」

美由紀「ひっ!ひいいぃぃぃ・・・!!」

灰間「母さん!!おらああぁぁぁ!!」

灰間は一人のギアクーダを殴り、美由紀を守る。

ギアクーダ「シュオオオオオオォォォォォォォ」

灰間「大丈夫か!?母さん!!」

美由紀「しょ、翔・・・・。」

ギアクーダ「シュオオオオオォォォォォ」

複数のギアクーダが灰間を襲う。

灰間の打撃を受けたギアクーダもまだ生きている。

灰間「はああぁぁぁ!!とう!!でやっ!!」

灰間はキックやパンチなどの格闘でギアクーダたちを攻撃する。

ギアクーダ「シュオオオオオォォォォォォォ」

しかし、ギアクーダも負けず、二人で灰間をパンチやキックで打撃する。

灰間「ぐっ!?おあああぁぁぁ・・・・!!」 美由紀「翔!!?」

福崎の声「ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

その時、福崎の悲鳴が大きく響く。

美由紀「っ!?上から悲鳴が・・・!?まさか、誰かいるの!?」

灰間「ま、まさか・・・・!?」

そして、階段から物凄い形相で喚きながら逃げる福崎と、

そんな彼を追う複数のギアクーダが走っていた。

灰間「福崎!!?」

つづく

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福崎「全く。灰間の馬鹿が。俺がしばらく自由つったら、

いきなり飛び出しやがって・・・。まあ、良いや。今度から、

もっとすげェ命令を出しちまおうか・・・。そう言や、

ジュースが飲みたいな。でも、外じゃ、

俺を狙う奴がうじゃうじゃいるからなァ。」

福崎はそう言って、窓辺から外の方を覗いてみる。

すると、外では一瞬だけ紫色の怪人3人が走っていた。

福崎はこれに驚く。

福崎「っ!?ま、魔獣・・・!?まさか、この町を狙うのか?

いや、そうでもないか。ま、俺以外の奴らはどうでも良いや。

俺が魔獣に襲われさえすれば、良い。早く戻って来いよ。灰間・・・!」


秋田町では、灰間が日下部と一緒に歩いていた。

灰間「しかし、この町に魔族が潜んでるなんてね。

隊長から聞いたけど、こりゃ大変だな。」

日下部「軽く言うもんじゃないわよ。あんたの家だってあるんでしょ?

それにしても、何故。魔族はこの町を狙っているのかしら?」

灰間「そうだな・・・。(確かにそうだ。もしかして、

俺を狙うために、この町にいるのか?それとも・・・。)」

その時、灰間と日下部の前に、複数の紫色の怪人たちが現れる。

紫色の怪人「シュオオオオオオォォォォォォ」

日下部「っ!?魔族・・・・!!」

灰間「今度は何を企んでやがる!!?」

紫色の怪人「シュオオオオオオオオォォォォォォォォ」

怪人たちは一斉に灰間と日下部に襲いかかる。灰間はバルガンの銃弾、

日下部はバルガトリングの銃弾を連射し、迎撃する。

攻撃を受ける怪人たち。倒れているのは、3人だけである。

紫色の怪人「シュオオオオオォォォォォ」 灰間「ぐあ!!!」

残った紫色の怪人の一人が灰間を殴る。

日下部「灰間!!このォ!!」 

日下部はバルガトリングで残った怪人たちをほとんど倒す。

灰間「こんにゃろ!!」 灰間がバルガンの銃口にバルチャージャーを付ける。

バルチャージャーの光線で最後に残った紫色の怪人を倒した。

紫色の怪人「シュオオオオオォォォォォォォォ」

日下部「私たちを見て、いきなり襲いかかるなんて・・・・!」

灰間(いや。今の魔族は、俺だけを狙いやがった。まさか、

俺を抹殺するためか?なら何故、BARの関連施設をも狙う・・・?)


夜になった。とある軍施設から炎が溢れていた。これは火事か。否、

これは魔族の仕業だ。燃えている部屋で、紫色の怪人たちが、

自衛隊の兵士たちを次々と打ち倒している。

紫色の怪人「シュオオオオオオォォォォォォォ」

そこに、叶野と上川が駆け付け、バルガンの銃弾による一斉連射で攻撃する。

これを受けた怪人たちは多く倒れる。

叶野「お前たちは何者だ!?」 上川「目的は何だ!?」

紫色の怪人『我々はギアクーダ。我々は地球防衛軍と、

ウルトラマンティアーズを滅ぼすために、送り込まれた。

あの方の命令により、貴様たちBARも抹殺してやる!!』

紫色の怪人たちは赤い目から赤い電撃を発して、叶野と上川を襲う。

叶野「くっ!!」 上川「うわっ!?」

上川と叶野は素早く避けて、バルガン連射で紫色の怪人たちを攻撃。

紫色の怪人「シュオオオオオオォォォォォォ」

少数が倒れ、残った怪人たちは逃げていった。

叶野「我々防衛軍やティアーズを倒す事で、

地球を簡単に侵略できると言うワケか。」

上川「それにしても、あの方って誰なんだろう・・・?」


任務を終えた灰間はさっそく自宅へ帰った。そして、自分の部屋に入る。

福崎「灰間・・・。この町に魔獣がいたぞ。」

灰間「ああ。知ってるよ。ペンダントが光っている通り、

この町にはまだ、あの怪人たちが残ってやがる・・・!」

灰間のペンダントが光り、この町に、

あの怪人ギアクーダがいる事を教えている。

福崎「そこで、命令。絶対なる命令だ。これから、必ず俺の近くにずっといろ。

1秒たりとも離れるな。つまり、

友達のところやBARの仕事にも行くなって事だ。

俺はアンチミラクルマン。そして、不運の持ち主さ。もしかしたら、

あの魔族共。俺を狙ってくるかも知れない。だから、

他の事を捨てて、俺だけを守れ。良いな?」

灰間「ああ。わかった。(別にお前を狙うワケじゃねェ。だが・・・。

確かに、今は福崎だけを守らなきゃ、俺の正体がバレるしな。」


BAR基地では、叶野や上川が大神に報告していた。

叶野「我々が守っていた防衛施設以外にも、

他の防衛軍施設五ヶ所が同じギアクーダと名乗る魔族の部隊によって、

壊滅されてしまいました。」

上川「奴らは防衛軍とティアーズを抹殺する事を目的としています。」

大神「そうか・・・。しかし、問題なのは大鳥町を狙うかじゃの。

もしかして、大鳥町にティアーズが潜んでいると言うのか?まさか・・・。」


灰間は暗くなった自分の部屋で一人立っていた。

福崎はベッドで眠っている。

灰間(福崎は絶対に狙われる事はねーだろう。

奴らの狙いは俺だけ。その証拠に・・・。)

灰間は窓辺から外の方を覗く。そこには、複数のギアクーダがいた。

まるで、灰間翔、ウルトラマンティアーズを襲う機会を待つように。

灰間はペンダントに手を取る。その時、外にいたギアクーダたちが、

いきなりどこかへと走り去っていった。

灰間「あの魔族共を何とかして全滅しねェと。まあ、

俺がいなくても、BARの皆が何とかしてくれっから良いけどよ・・・。」


次の日。秋田学園の廊下で、灰間が日下部に話しかける。

灰間「よう。日下部。」

日下部「ん?灰間か。自分から話しかけて、どうかしたの?」

灰間「・・・・悪いけどよ。ちょっとBARの任務を休むわ。」

日下部「え・・・・っ!?ちょっと、どう言う事よ!?それ!」

灰間「理由は、ただBARに行く気はねーからさ。

今日は、ずっと家に籠るわ。」

日下部は灰間の発言に怒り、灰間の胸ぐらを掴む。

日下部「あんた・・・!自分が何を言ってるか、知ってるの!?

この町は魔族に狙われているのよ!?

この町はあんたの居場所でしょ!?

この町をあんたがBAR隊員として防衛しないで、どうするのよ!!?」

灰間「この町の防衛なら、お前たちでやってくれ・・・。」

灰間は切なそうな表情をする。そして、

近くに福崎が歩いてくる事に気づく。

つづく

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ブルーグラントリングたち「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

セイリー「ふうぅぅぅ・・・・!!」

セイリーはまたも拳を構える。

ブルーグラントリング「な、何だ!?こいつ!!パンチだけで、

身体が貫通するとは!!?貴様!!人間か!?」

セイリー「ええ。正真正銘の人間です。」

ブルーグラントリング「ふざけやがって・・・・!!銃撃隊!!撃てェ!!」

銃を持ったブルーグラントリングがセイリーを襲うと、一斉に銃器を構える。

その時、エゥーラが前に出てきて、銃器を構える。

エゥーラ「ぬん!!!」 エゥーラは無数の銃弾を連射する。

ブルーグラントリングたち「ぐああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

銃を持つブルーグラントリングはエゥーラの攻撃で全員、倒れる。

コルセン「たった二人に何をやってやがる!!?さっさと仕留めんか!!!」

ブルーグラントリング「ぐおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

大勢のブルーグラントリングが一斉に走り出す。

エゥーラ「大勢で来るか・・・。なら!!」

エゥーラは銃器から赤いカプセルを取りだし、黄緑色のカプセルを入れる。

エゥーラ「ガトリングレーザー弾!!!!!」

銃器から一気に無数のレーザーが出て、複

複数のブルーグラントリングを撃つ。

ブルーグラントリングたち「ぎあああああぁぁぁぁぁ!!!?」

エゥーラ「まだまだ行くぜェ!!!」

エゥーラは引き金を何度も引き、無数のレーザーを何度も発射する。

そのたび、多くのブルーグラントリングが倒されていく。

その時、エゥーラの後ろに、

一人のブルーグラントリングが鉄棒で殴りかかる。

ブルーグラントリング「この野郎!!!」

だが、セイリーが手刀による突きでそのブルーグラントリングの顔を貫く。

ブルーグラントリング「うび・・・・っ!!?」

セイリーの援護でエゥーラの背後は守られる。

クラッシャーの戦士A「すげェ!!

やっぱりエゥーラとセイリーはすげーぜ!!!」

クラッシャーの戦士B「おう!!あの二人に敵などいねェ!!」

村人A「これがクラッシャー・・・!何と頼もしい人たちなんだ。」

村人B「この人たちなら、この聖なる山を救ってくれるかも知れない。」

クラッシャーの戦士たちと村人たちは、

エゥーラとセイリーの活躍に感激していた。

そして、カズサたちも、遠い民家の隙から密かに見ていた。

カズーイ「見た?バンジョー・・・!あの二人の攻撃。」

バンジョー「うん・・・。あの手強いブルーグラントリングたちを、

それぞれ一撃で早くも倒してしまうなんて・・・・!!

やはり、あの二人は強かったんだね・・・。」

コルセン「おのれェ!!サー・スラッシュ!!!行け!!!」

サー・スラッシュたち「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」

5匹のサー・スラッシュは一斉に雪玉を投げ、エゥーラに迫る。

そのエゥーラの前にセイリーが立ち、

手の平で雪玉をキャッチし、投げ捨てる。

セイリー「・・・・・っ!ふっ!!」

そして、セイリーは次々と迫る雪玉を全て素早くキャッチしてしまった。

サー・スラッシュ「何!?俺らの雪玉を素手で取れるとは!?」

セイリーの両手には多くの雪玉がくっついていた。

セイリー「返します。」

セイリーは両手を思い切り前に振るい、

無数の雪玉がサー・スラッシュに迫る。

サー・スラッシュたち「うううぅぅぅ・・・・!!」

無数の雪玉を受けたサー・スラッシュたちはひるむ。その時、

エゥーラが前に走り、銃器から黄緑のカプセルを取りだし、

オレンジ色のカプセルを入れる。

エゥーラ「ファイヤー弾!!!!!」

銃口から放射した物凄い火炎が全てのサー・スラッシュを燃やす。

サー・スラッシュたち「ぐわあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

コルセン「お、おのれェ・・・・!!」

エゥーラ「残るのはてめーだけだ。鳥野郎。」

セイリー「諦めた方が身のためですわ。」

コルセン「けっ!!例え、兵士が全ていなくても、

俺1匹だけでも、貴様たちに勝てる気がするわ!!」

エゥーラ「言ったな?コラ。」

エゥーラはコルセンに銃口を向け、物凄い火炎を放射する。

エゥーラ「今日の晩飯は焼き鳥だぜ!!ファイヤー弾!!!!」

コルセン「くく・・・・っ!!」 その時、コルセンの姿が突然、消える。

エゥーラの攻撃が避けられてしまったのだ。

エゥーラ「何!?消えただと・・・・!?」

セイリー「っ!?エゥーラさん!!後ろです!!!」

エゥーラ「何だと・・・・!?」

セイリーとエゥーラは後ろの方を向く。そこに、コルセンが飛んでいた。

コルセン「かかかかかか!!どうだ!?

俺はマッハ5のスピードで飛べるのだ!!」

エゥーラ「野郎・・・・!!」

エゥーラはオレンジ色のカプセルを取りだし、黄緑色のカプセルを入れる。

エゥーラ「ガトリングレーザー弾!!!!!」

エゥーラは無数のレーザーを連射して、コルセンに迫る。

コルセン「ふん!!甘いわ・・・・!」

コルセンは物凄いスピードで飛び、無数のレーザーを避ける。

しかも、そのままエゥーラに近づく。

カズサ「速い・・・・!

あの無数のレーザーを全て避けながら向かって来るなんて・・・・!!」

コルセン「うらああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

コルセンはさらに凄いスピードで飛び、エゥーラに迫り、

嘴による突進でエゥーラを突き飛ばす。

エゥーラ「ぐああああぁぁぁっ!!?」 セイリー「エゥーラさん!!!」

コルセン「ははははははは!!どうだ!?俺の嘴は・・・!」

セイリー「とおおおおぉぉぉぉう!!!」

その時、セイリーが近づき、拳でコルセンを攻撃しようとする。

コルセン「むっ!?おっと!!」

コルセンは素早く空高く飛び、セイリーの攻撃を避ける。

セイリー「く・・・っ!!やはり、速い・・・!!」

コルセン「女のクセに俺に喧嘩を売ろうなど、命などいらんと見えるなァ!!!」

コルセンは素早く降下し、両足の嗅ぎ爪でセイリーを打撃する。

セイリー「うあああああぁぁぁぁ・・・・!!」

コルセン「わっはははははははは!!!

人間ごときが俺様を倒せるワケないぜェ!!」

エゥーラ「クソが・・・・!!なめてんじゃねーぞ・・・!!」

エゥーラは黄緑色のカプセルを取りだし、濃青のカプセルを入れる。

エゥーラ「ホーミング弾!!!!」

銃口から青いビーム弾を発射した。それをコルセンは素早く避ける。

コルセン「けけ・・・・っ!!どんな弾でも無駄だよ・・・。ぐえ!!?」

その時、ビーム弾が向きを変え、

避けたコルセンに迫り、見事に命中する。

コルセン「な、何・・・・!?」

エゥーラ「この弾は狙った獲物を必ず逃がさないぜ!!!」

エゥーラはホーミング弾を何度も発射した。

コルセン「ぬうううぅぅぅ・・・・!!ぬお!?ぎゃ!!」

コルセンは必死避けているが、結局、

コルセンを狙い続ける全てのビーム弾を受けてしまう。

カズサ「凄いわ・・・!色んな弾を出せるから、

どんな敵でも勝てる気がするわ・・・!!あの男は凄いわ!」

クリグミ「うん・・・。あの人間さん。怖いけど、良い人かも・・・。」

カズサとクリグミが前へと歩く。コルセンは最後のビーム弾を受ける。

コルセン「ぐああぁぁ・・・・!!!」

コルセンは落ちてしまい、民家の壁にぶつかる。

その時、セイリーが近づく。

セイリー「お返しです・・・・!」

セイリーが右手による突きでコルセンの身体を攻撃する。

コルセン「うぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

セイリーが離れると、コルセンの身体の一部に穴ができてしまう。

だが、コルセンはこの激痛に耐えて、

ゆっくりと翼を羽ばたかせ、またも空を飛ぶ。

コルセン「ぬううぅぅぅ・・・・!!まだだ。まだやられんぞ・・・!むっ!?」

その時、コルセンは近くにカズサとクリグミが飛んでいる事に気づく。

カズサ「・・・・っ!?」 クリグミ「ひっ!?」

コルセン「クククク・・・!!はあああああぁぁぁぁぁ!!!!」

コルセンは素早いスピードでカズサとクリグミに迫る。

カズサ「きゃ・・・・っ!?っ!!クリグミ!!!」

そして、コルセンは両足でクリグミをとらえてしまう。

クリグミ「きゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

コルセン「ははははははははははははは!!!

クラッシャー!!これを見よ!!!」

セイリー「じ、ジンジョーの子供を人質に・・・・!?」

エゥーラ「てめェ・・・!!この鳥野郎!!」

エゥーラとセイリーはコルセンに捕らわれているクリグミを見て、

動揺する。

クリグミ「は、放してええええぇぇぇぇ・・・・・!!!」

コルセン「かかか!!攻撃したけりゃ、攻撃しても良いぞ!?ただし、

このジンジョーの命はなくなっちまうがなァ!!」

カズサ「く、クリグミいいいいいぃぃぃぃぃ!!!!」

カズサは悲しげな声でコルセンとクリグミに迫る。

クリグミ「カズサお姉ちゃああああああぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」

エゥーラ「ホーミング弾を撃てば、

あのジンジョーを巻き込んじまう・・・!!

俺たちを歓迎してくれた村の連中を傷つけたくねェ・・・!

どうすりゃ良い!?」

コルセン「かかかかかかか!!!お返しじゃああああぁぁぁぁぁい!!!!」

コルセンは素早く飛び、突進でエゥーラとセイリーを打撃する。

エゥーラとセイリー「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

コルセン「まだまだ行くぞおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!」

コルセンは再び、突進でエゥーラとセイリーを攻撃。

クリグミ「やだあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

そのたび、クリグミは泣き叫ぶ。それを聞いて、

コルセンは笑みを浮かべる。

コルセン「そらそらあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

そして、コルセンは嘴を連続で突出し、

エゥーラとセイリーを何度も痛めつける。

エゥーラ「ぐっ!?おあ!!が・・・!!ぬぅ・・・!」

セイリー「きゃ!?あぅ!!っ・・・!!くぅ・・・!」

カズサ「このままでは、クラッシャーの戦士がやられてしまう・・・・!!

・・・って、あれ?熊さん?鳥さん?」

その時、カズサの近くにバンジョーとカズーイの姿はいなかった。

コルセン「はははははははははははは!!!」

クリグミ「びえええええぇぇぇぇぇぇぇん!!!!」

コルセンは空を高く飛び、エゥーラとセイリーの方を見る。

セイリー「ぐううぅぅ・・・・!!」 エゥーラ「く、クソが・・・!」

エゥーラとセイリーはダメージを受けすぎて、動けない。

それを見て、悲しそうに動揺する村人とクラッシャーの戦士たち。

コルセン「さァ!!そろそろとどめと行こうか!!

きえええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

コルセンは物凄いスピードで倒れているセイリーとエゥーラに迫る。

その時。

つづく

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灰間「福崎!?まさか、あの福崎の奴・・・。お前と同じクラスだったのか!?」

日下部「ええ。中でも一番、ひねくれていて暗がりで、

少しうざい奴だったわ。いつもはとても暗かったのに、

今日は何故か、今までよりうざいくらいに元気いっぱいだったわ。」

灰間(福崎め・・・。俺を奴隷にして、本当に喜んでやがるな・・・。)

福崎は灰間を奴隷にしてこき使ってる事を今でも喜び、

それを表現しているのだ。

日下部「正直、あいつはいじめられっこだけど、

何故かどうでも良くなっちゃうわよね。・・・って言うか、灰間!

あんた。最近、BARにいる時間が少なくなっているんじゃない?

遅刻する事もあるし。何か理由でもあるの?」

灰間「うむ。・・・家族の都合の方が急に忙しくなってね。」

日下部「そう・・・。それなら、しょうがないけど。できるだけ、

BARの方にも優先した方がこちらが助かると思うわ。」

灰間「そうだな・・・。日下部。もし、目の前で、

虐げられている子供を見たら、助けるか?」

日下部「もちろん。助けるけど・・・?」

灰間「なら、あの福崎って奴にも気を使ってやるんだな。

あと、今日もBARに行くの、遅れちまうと思うから。」

灰間はそう言って、日下部から離れた。

日下部「あいつ・・・・。」


廊下では、福崎がまた同級生たちに絡まれていた。

同級生A「おめェ。さっきからムカツクんだよ。

さっきからニヤニヤと笑いやがって。」

同級生B「幸せを一度も勝ち取ってないお前が、

そんな風に笑みをすんなよ?」

福崎「ククク・・・・!人はさ、幸せを得たら誰だって笑うんじゃね?」

同級生C「はぁ?負け組の馬鹿が良い気になりやがって・・・!」

同級生D「またボコらきゃわからんようだなァ?」

4人が福崎に迫る。だが、福崎は笑みを浮かべていた。

何故なら、灰間が必ず来てくれると思ったからだ。そして。

灰間「待ちな。」 同級生たち「あぁ?・・・うっ!?」

同級生たちの近くに灰間が来た。それを見た同級生たちは驚く。

同級生A「ま、不味い!!灰間だ!!」

同級生B「ミラクルマンを怒らせちゃいけねェ!!逃げろ!!」

同級生たちは灰間の登場で、逃げた。

福崎「ははははっ!!助かったよ。灰間。やっぱり、

君がいれば、僕は安心して笑えるよ。このように、学園の連中は、

次々と俺様を狙ってくる。その時は頼んだよ。

奴隷君。あははははは!!」

灰間「・・・・・・・っ。」

灰間は福崎と共に歩いた。それを、壁の隅から見る者がいた。

それは、あの灰間と喧嘩をしまくった男、大岩であった。

大岩「あのガキ・・・・!」


そして、下校時間。灰間は福崎と共に家へと帰っていく。

福崎は灰間が自分を守ってくれているので、笑みを浮かべている。

いじめっこたちは灰間と福崎の方を、まるで警戒するように見ている。

いじめっこA「福崎の近くに、あの灰間がいるぞ・・・?」

いじめっこB「これじゃ、福崎をいじめる事ができんな。」

二人を遠くから見ているのはいじめっこだけじゃない。あの日下部もいた。

日下部「あの福崎が一緒にいては、灰間をBARに誘う事ができないわ。

って言うか、何で灰間が福崎と一緒にいるワケ・・・!?謎だわ。」


夕日となった。BARの基地では、灰間を除く全ての隊員が揃う。

日下部(灰間の奴。確かに、遅れたわね・・・!これで2週間よ!?)

大神「ええ。昨夜、各地で奇怪な怪人の集団を見たと言う情報が入っている。

一部の目撃者によると、怪人の集団は秋田町の周辺か、

防衛軍関連の施設の周辺を歩き回っているらしい。」

叶野「その怪人集団と言えば、やはり魔族・・・!!」

上川「今回の魔族は、防衛軍の施設を狙うのはわかりますが、

秋田町も狙っているのでしょうか?あの町に何かあると言うのか・・・。」

大神「恐らく、魔族は秋田町を密かに占領しようとしとるじゃろう。

上川と叶野は防衛軍の施設を防衛せよ!!

日下部は秋田町を警備じゃ。出動!!」

日下部、上川、叶野「了解!!!!」 3人は司令室から出た。


廊下を走る日下部たち。そこに、灰間が走って来た。

灰間「おう!!皆!!また出動か!?」

日下部「遅すぎよ!!もう私たちは出動するわ!!

事件については、隊長に聞きなさい!!」

灰間「ああ!わかった!!」

日下部たちはさらに走り、灰間は司令室の方へと向かった。


一方、秋田町。灰間の家では、福崎が暢気にパソコンをしていた。

つづく

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