不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
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ウルトラマンクリスタル 第23話・暗雲よりの涙
親子怪人・プサ星人登場 コリスとサキはDGCからに任で、とある幼稚園にいた。 二人は子供たちに怪獣について説明しようとするつもりだ。世間では怪獣を知る者は多いが、 中にはまだ、怪獣を知らない子供も多くいるからだ。 とある部屋では、コリスとサキは怪獣が写った大きな写真を使い、子供たちの前で怪獣について聞いた。 サキ「この怪獣はなんて怪獣かな?」 サキはギルゾングの写真を見せながら言った。 子供たち「ギルゾング!!」 すると幼い子供たちは元気に叫んで答える。 コリス「正解。よくできたね。この怪獣は火山から出てきたから、とっても熱い怪獣なんだよ。」 コリスは笑顔で正解した子供たちに拍手する。そして、一人の男の子が手をあげて、コリスに言う。 男の子「ねえ、コリスさん!ギルゾングって確か、ウルトラマンクリスタルが最初に戦った、 怪獣だよね?」 男の子の言うとおり、ギルゾングは記念すべきクリスタルの初の相手であった。 コリス「うん!正解だよ。クリスタルは初めてこの世界に来た時に初めて倒した怪獣だよ。」 サキ「そうね。じゃ、次、行くわよ。この怪獣は何かな?」 サキはキングボックルの写真を見せながら言う。子供たちは当然、答える。 子供たち「キングボックル!!」 コリス「正解。キングボックルは地底から出てきた怪獣で超能力を持っているんだ。」 サキ「次、行くわよ。この怪獣は?」 サキはキンガーの写真に見せながら言った。 子供たち「キンガー!!」 子供たちは答える。コリスは正解と見ぬし笑顔で言った。 コリス「正解。キンガーは自分の住む森に入った人を襲うんだ。」 サキ「次。この怪獣は知ってるかな?」 サキはシャイン星人の写真に見せながら言う。 子供たち「シャイン星人!!」 コリス「正解。シャイン星人は夜になると悪い事するこわ~い怪獣なんだよ。」 サキ「この怪獣はどうかな?」 サキはギェゾンの写真に見せながら言った。 子供たち「ギェゾン!!」 コリス「正解。ギェゾンは異次元から来て侵略者で、怒ると巨大化して暴れるの。」 サキ「どんどん行くよ。この怪獣は?」 サキはターゲザンの写真を見せながら、言う。 子供たち「ターゲザン!!」 子供たちはやはり答える。 次にサキはラフレイアの写真を見せながら言う。子供たちはいつもどおり答える。 サキ「この怪獣は?」 子供たち「ラフレイア!!」 サキは次にバルキー星人の写真を見せて言う。子供たちは答える。 サキ「この怪獣は?」 子供たち「バルキー星人!!」 サキはさらに、第8話で大暴れした三大怪獣の写真を見せた。 サキ「じゃ、これはどうかな?」 子供たち「ガイラ!ゲスラ!!タガール!!」 コリス「凄い!大正解だよ。この3匹は海で大暴れしたんだ。」 サキ「じゃ、この怪獣たちは知ってるかな?」 サキはバンの写真、ネリマリスの写真、ゴルドラスの写真、ヘイレンの写真、 そして、ゴダルの写真を一気にに見せて言った。子供たちは大声で答える。 子供たち「バン!ネリマリス!!ゴルドラス!!!ヘイレン!!!!ゴダル!!!!!」 コリス「正解!君たち、凄いね。怪獣たちの名前が皆言えるんだね。」 コリスは子供たちのあまりの怪獣に関する知識に感心した。一人の女の子がサキに言った。 女の子「ねぇ。おねえちゃん。ネリマリスって人の姿してるけど怪獣なんだよね?」 サキ「うふふ。そうだよ。ネリマリスは、確かに美人のお姉さんみたいな姿してるよね。 怪獣の中にも人の姿をしたものもいるのよ。怪獣って色々タイプがあるのよ。」 男の子「ねえ、コリスおにーちゃん。ゴダルって、クリスタルに勝っちゃった凄い奴だよね?」 一人の男の子がコリスにそう聞いた。コリスは微笑みながら少し辛そうに答える。 コリス「え?あ・・・うん!確かに、ゴダルはクリスタルを一度倒した事のある、強い怪獣だね・・・・。」 男の子「でも、クリスタルならきっとゴダルを倒せるよね!!」 コリス「うん!倒すよ。絶対に・・・・・。(そうだ・・・・・!必ず・・・・・!!)」 クリスタルを一度倒した強敵・ゴダルはコリスにとって最大のライバルである。 コリスは心でゴダルを倒そうという決心を強く固めた。 女の子「ねえ、サキおねーちゃん。コリスおにーちゃん。怪獣はいつかまた現れるの?」 コリス「え・・・・・?う~ん・・・・。そうだね。また現れるかも。」 サキ「もし、現れてもクリスタルがやっつけてくれる。その時は皆でクリスタルを応援しようね!」 子供たち「はーいっ!!」 子供たちは手をあげながら答えた。子供たちはクリスタルも好きだった。 夕方。コリスとサキは幼稚園からの帰りで、町を歩きながら、会話をしていた。 コリス「それにしても、さっきの幼稚園の子供たち、楽しかったですね。」 サキ「うん。そうだね。」 コリス「子供っていいですよね。・・・・僕も子供だけど・・・。」 サキ「うん。子供って楽しい子が多いね。でも、子供たちは楽しいだけじゃないんだよ・・・・・。」 コリス「え・・・・・・?」 サキ「中には、寂しい子や切ない子、タブーな子もいるんだよ・・・・・。」 コリス「サキさん・・・?」 サキが辛そう表情ながら微笑むところを見たコリスは、 彼女を心配するように辛い表情になる。サキはそれを見て、はっとする。 サキ「っ!ご、ごめんね。もし、泣いてる子や寂しい子がいたら、助けてあげようね。」 コリス「はい。僕も子供たちを助けようと頑張るつもりです。」 コリスは微笑んで返事した。 サキ「ありがとう・・・・。コリス君。」 サキは笑顔で感謝し、コリスの頭を撫でた。 コリス「は・・・はい・・・/////」 コリスは頭を撫でられ、少し照れた。 その頃、宇宙では、二匹の宇宙生物が飛んでいった。その姿はまるで、 てるてう坊主な形で顔が可愛い。頭に天使のわっかのような物が浮いていた。 この怪人はプサ星人。この二人のプサ星人は親子である。 大きいプサ星人が母、少し小さなプサ星人が子と言っていいだろう。 母は綺麗な歌声で歌い、子は無邪気な子供のように上下に揺れて飛んでいった。 プサ星人・子『ねえママ!次はどんな星に行くの?』 プサ星人・母『そうね。次は地球だと思うわ。』 プサ星人・子『地球ってなーに?』 プサ星人・母『地球はね、とても危ないところなの。たくさんの星人たちが、 この地球に来て、みんな、死んだのよ。』 プサ星人・子『そうなんだ・・・・。僕、怖い・・・・・。』 プサ星人・母『でも、仕方がないのよ。我々は観測のために来ているのだから・・・。 大丈夫。その時は、ママが守ってあげる。』 プサ星人・子『わーい!ありがとう、ママ!』 そして、プサ星人親子はそのまま宇宙を飛び続けた。地球に近づいて・・・・。 夜のDGC本部。コリスとサキは司令室に戻っていた。 シュドー「で、どうだったんだ?幼稚園での任務は?」 テブリッシュ「しっかりと子供たちに教えたな?」 サキ「ええ。子供たちはほとんどの怪獣を知ってるそうです。」 モモ「そうね。怪獣の事を知らないと、子供がその怪獣に近づいて、危険な目に会うかも知れない。 そうならないために、子供たちには怪獣の事を教えてやらないとね。」 コリス「そうですね。子供たちは実際に怪獣を見たら怖がる事もありますからね!」 モモ「まあ、そー言うあんたも子供だけどね。コリス。」 イチゴ「でも、いつかはきっと子供たちと仲良くできるような優しい怪獣もいるんでしょ?」 モモ「うーん。確かにいそうね。そーいう奴がたくさんいればいいと思うけど・・・・。」 宇宙。プサ星人親子はとうとう地球にやってきた。星人親子は青く丸い地球をじーっと見ていた。 プサ星人・母『ここが地球よ。』 プサ星人・子『青くて綺麗だねえぇ~。』 プサ星人・母『そうよ。その地球の美しさにひかれ、次々と宇宙人が入り込んできたのよ。 特に私たちはこの重力の強い星に入ったら・・・・・。』 プサ星人・子『うん。そうなったら・・・・・・・。』 プサ星人がそう言ってる途中、 突然、隕石が振ってきた。その隕石はいきなりプサ星人・子の背中に直撃した。 ドドオオォォォォン プサ星人・子『・・・・・・・・!?・・・・・・・!!』 隕石にぶつかったプサ星人・子は、 その衝撃に飛ばされ、地球國に入ってしまう。すると、プサ星人・子は、 そのまま地球の重力によって、ついに地球に落ちてしまった。 プサ星人・母『っ!?坊や・・・!?坊やあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!』 プサ星人・母は子が隕石にぶつかり、地球に落ちた事に気づき、彼に向かって叫んだ。 プサ星人・子は流星のようなスピードで山に落下してしまった。 ヒュウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・ドオォン 地面に落ちたプサ星人・子はその激痛にうまく立てない。 そして、頭にわっかも地球に落ちた衝撃のせいか、壊れかけていた。 プサ星人・子「アアアァァァァァァン!!アアァァァァァァン!!!」 子は母に助けを求めるように鳴き声をあげた。 プサ星人・母は宇宙から子を助けたいが、プサ星人は、重力の強い地球に一度入ったら、 二度と宇宙に飛び立つことはできない。母はそのせいで子を助けることができずに、 悲しげに鳴き声をあげた。母は子を助ける術がない事に悲しんでいた。 プサ星人・母「ハァァァァァァァァァァァ・・・・・・」 そして、プサ星人は涙を流した。 すると、プサ星人・子が落ちたところに大雨が降ってきた。 DGC本部の司令室では、サキが異常事態をキャッチしたので、隊長に報告した。 サキ「R254地区に謎の流星落下と同時に異常な大雨が発生しました!」 つづく PR
空から振ってきた謎の巨大生物。それは宇宙の怪人の子供であった。
母も子も悲しみに叫び、地球の一人の女性も切なさを見せる。 コリスとモモはその遊星人たちの前でどうしようと言うのか!? 次回、「暗雲よりの涙」! 人は・・・・子を愛しているのだろうか? あとがき どうも、ゆー1です。いかがでしたか?ウルトラマンクリスタルの第22話。 今回の怪獣のレザイトですが、あの怪獣はウルトラマンガイアに出てきた怪獣です。 これで、平成ウルトラ三部作の怪獣を一匹ずつ出演させたわけですな^^( ですが、設定は全く大違いです。今作では、空想した物を実体化させるし(おまいがやったろ。 このお話では、テブリッシュ隊員が主役の回でもあって、 彼の夢である漫画家を目指すと言うコンセプトも意識してみましたが、 彼の友人であるコウ(今回のゲスト)がメインだったかもな^^; それにしても、色々考える奴でしたな( とりあえず、今回は人間の空想から生まれた不思議な出来事のお話でもありましたね。 次回はちょっと変?な宇宙人を登場させます。 それでは。
ウルトラマンクリスタル「っ・・・・・!ぬぅぅぅぅ・・・・・!!」
レザイト「ガァァァァァァァァァァオゥゥゥゥゥゥン」 クリスタルとレザイトは必死に押し合っていた。しかし、後に怪獣がクリスタルを押し出す。 ウルトラマンクリスタル「くっ!!ショワッ!!」 その時、クリスタルは相手の押しを利用して、 レザイトの身体を放して、転ばせた。レザイトは転んで倒れた時、クリスタルはジャンプした。 ウルトマンクリスタル「はっ!!でぇい!!ふん!!てあ!!」 そして、クリスタルは怪獣にのしかかり、そのままレザイトを叩き続けた。 レザイト「ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」 しかし、レザイトは反撃に出る。 一本の触手を伸ばし、それでクリスタルを叩いた。。クリスタルは痛がり、怪獣から離れた。 ウルトラマンクリスタル「うわぁっ・・・・!?く・・・・!」 怪獣の攻撃を受けたクリスタルは転ぶが、すぐに立ち上がり、レザイトの前で構えをとった。 レザイト「ガァァァァァァァァァオゥゥゥゥゥゥゥン」 レザイトは再びクリスタルに近づこうと走る。 ウルトラマンクリスタル「シュワアァァッ!!!」 対するクリスタルは再びジャンプした。 空中からウルトラキックを繰り出しレザイトを攻撃した。レザイトは蹴られて痛がる。 レザイト「ガァァァァァァァァァオゥゥゥゥゥン」 しかし怪獣は立ち上がり、再び組み合いに入ろうとした。 ウルトラマンクリスタル「っ!!シュア・・・っ!ぬ!!でぃ!!はっ!!」 クリスタルは怪獣との押さえ合いで必死だった。その間にチョップやキックで攻撃をした。 レザイト「ガァァァァァァァァァァァァオゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」 パシ パシ パシ パシ レザイトも負けずに、二本の触手を伸ばし、ウルトラマンを叩き続ける。 ウルトラマンクリスタル「うぐっ!!ぐぅ!!ウルトラパンチ!!!」 クリスタルは渾身のパンチでレザイトを打つ。怪獣はあまりの痛さにクリスタルから離れた。 レザイト「ガァァァァァァァァァオゥゥゥゥゥゥゥン」 しかし、怪獣は気を取り直して、 一本の触手を伸ばし、クリスタルの右手に巻きついた。その時、 そのクリスタルの右手を巻きついた触手が放電し、やがてそれがクリスタルを痺れさせる事になった。 ウルトラマンクリスタル「うあああ・・・・・!!ぐうぅ・・・・・っ!!」 クリスタルは自分の右手に巻きついた触手からの電撃に苦しむ。 ウルトラマンクリスタル「むぅ・・・・っ!ショワアアァァァッチ!!!!」 ウルトラマンはチョップで自分の右手に巻きついた触手を切り裂いた。 クリスタルのチョップに切られた触手が火花を散って切断された。レザイトはこれに苦しむ。 ウルトラマンクリスタル「シュワ!!」 クリスタルはレザイトに近づいて攻撃しようと走る。 レザイト「ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」 レザイトは怒って、他の触手1本をクリスタルの前に向ける ウルトラマンクリスタル「っ!?」 ウルトラマンは敵が何をしでかすかわからず、立ち止まる。 その時、レザイトの触手から複数の赤い光線を発射し、クリスタルを攻撃する。 ウルトラマンクリスタル「くっ!えぃ!」 ビイィィィィ ビィィィィィィ ビィィィィィ ドカァドカァァァァン クリスタルは慌てて後ろに宙返りして避け続けた。代わって近くの民家が光線で爆発していた。 ウルトラマンクリスタル「っ!うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!???」 しかし、一発の光線がクリスタルに命中した。クリスタルは赤い電流に流され苦しみ、 後ろに扱けた。その時、レザイトがこれをチャンスにクリスタルに近づいた。 レザイト「ガァァァァァァァァァァァァァァオゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」 ウルトラマンクリスタル「っ!クリスタル・スライサー!!!」 クリスタルは怪獣が攻めて来るのに気づき、いち早くクリスタルスライサーを繰り出した。 ちなみにクリスタルスライサーは第13話でも使った技である。 バシュウウゥゥゥゥ レザイト「ガァァァァァァァァァァオゥゥゥゥゥゥゥゥン!ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」 クリスタルスライサーを受けたレザイトは身体から火花が散らし、倒れかけた。 その時、クリスタルは、スライサーを受けて大ダメージを受けてひるむレザイトに近づく。 ウルトラマンクリスタル「っ・・・・・!!はああああああああああっ!!!!!」 そして、クリスタルは怪獣を持ち上げ、思いっきり投げ飛ばした。 ブォォン ズズウウゥゥゥゥゥゥン 地面に叩きつけられたレザイト。しかし、いきなり身体が赤い光に包まれ、 またも立ち上がるが、何故か立ったまま、変に動いているようだ。 ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!」 クリスタルはエクセリック光線で、 レザイトを攻撃。光線を受けたレザイトは身体が白く光り、何故か結晶体の姿のになり、 急に小さくなった。ウルトラマンクリスタルはレザイトを元の小ささの赤い石に戻したのであった。 レザイトから変身を解いた赤い石。しかし、さっきの戦いのせいか黒ずんで、ヒビも入り、煙も出た。 シュドー「こっちだ!!」 シュドー、サキ、イチゴの3人もその赤い石のところに来た。 サキ「この赤い石・・・・・。さっきの戦いで力を使いすぎたからこうなったんだわ・・・・。」 イチゴ「でも、今のうちに処分しないと、また大変な事になってしまう・・・・・。」 そして、クリスタルは赤い石に向かってレーザーを出そうとした。 ウルトラマンクリスタル「クリスタルレーザー!!!!」 クリスタルレーザーをまともに浴びた赤い石は灰となった。姿はもはや石ではなく、灰の砂であった。 その時がレザイトの死でもあった。こうして、ウルトラマンクリスタルはまたも勝ったのであった。 コウの部屋では、テブリッシュとコウが座っていた。その時、 コリスたち5人の隊員たちがこの部屋に入ってきた。二人は入ってきた彼らに近づく。 テブリッシュ「レザイトは!?」 テブリッシュはレザイトがどうなったかと聞く。 シュドー「ああ。そいつなら、ウルトラマンクリスタルがぶっ倒したよ。」 イチゴ「これで、空想を実体化する恐ろしい悪魔は消えました。」 コウ「じゃあ・・・・・・!俺は・・・・・・・・!」 サキ「ええ。もうあなたが漫画を描いても何も起こりませんよ^^」 コウ「や・・・・やったああぁぁぁぁぁ!!!!やったよ!テブリッシュ!!! 俺、やっぱり漫画家の方がいい!思いっきり漫画を描きたい!これからも!!」 コウは自分の描いた絵を実体化させる邪魔者が消えた事に喜び、テブリッシュに抱きついた。 テブリッシュ「ああ!これでまた・・・・・。僕たちはまた絵描きを続けられる!」 テブリッシュとコウあとても喜び、笑いあった。そこに、コリスが二人に声をかける。 コリス「あの・・・・・。」 コリスが声を出した瞬間、テブリッシュとコウが彼の方を見る。 コウ「お!なんだい?」 そう聞いたコリスは二つの漫画を二人の見せる。 コウ「こ・・・・これは・・・・!?」 テブリッシュ「俺とコウの漫画だ・・・・・・!」 そう、今、コリスが持っているのは、テブリッシュの漫画とコウの漫画であった。 二つとも、昨日、コリスに渡した物であった。今、コリスが持ってきたのがそれだったとは・・・・。 テブリッシュ「ど・・・・どうして・・・・?」 コウ「何をするつもりなんだ?」 二人は思いもせずに驚いた。シュドー、サキ、イチゴ、コリスは微笑んだ。 コリス「昨日、皆で読もうとしたつもりが、大事件で読む事ができませんでした。 だから、今日こそここで皆で読もうと思います!・・・どうでしょう?」 それを聞いたテブリッシュとコウは笑顔で答える。自分たちの漫画を読んでくれるからだ。 コウ「オーケイ!!オーケイだよ!!」 テブリッシュ「ああ!遠慮なく読んでくれ!」 シュドー「よっしゃ!じゃあ、読んでやるか!!」 サキ「二人の漫画、面白そうですからね。」 イチゴ「名作の予感がしますね。」 こうして、皆は漫画を読んでいた。 特にコリスとサキはコウの漫画、シュドーとイチゴはテブリッシュの漫画を読んでいた。 コリス「コウさんの漫画、やっぱり面白いなぁ。」 サキ「うふふふふ。素敵ですわ。コウさん。」 コウ「いやぁ/////それほどでもぉ~/////」 コウは女性のサキに素敵だと褒められ、デレデレしていた。 シュドー「テブリッシュ。なかなか面白いシーンがいっぱいじゃないか!」 イチゴ「本当だね。テブリッシュさん、きっと素晴らしい漫画家になれますよ。」 テブリッシュ「ああ。だが、イチゴ。君の言う素晴らしい漫画家になるためのは、 まだ遠いと思う!もっともっと頑張って素晴らしい漫画家に近づかなければ!」 シュドー「その意気だぜ、テブリッシュ!」 テブリッシュ「うむ。」 コウ「あ!サキさん。こないだ、恋愛系とか描いたけど、読む?」 サキ「ええ。喜んで^^」 コリス(よかった・・・・・・。コウさん。自分の描いた漫画が少しだけ評価される事ができて・・・・・。 テブリッシュさんもいつかは絶対、立派な漫画家になれると思いますよ。 二人とも、夢の漫画家になれるように、これからも頑張ってくださいね! 僕がそれを守ってあげるから・・・・・・。) コリスは心の中でテブリッシュとコウの、 漫画家になる夢を応援した。 一方、DGC本部の司令室。モモはモニターで、 コウの部屋で皆が楽しんでいるところを見て、微笑んだ。お茶を飲みながら・・・・。 モモ「ふぅ・・・・・。これにて、一件落着って事かしら?それにしても、 テブリッシュと彼の友人のコウ君が描いた漫画と絵ねぇ・・・・・。 ・・・・・・私もちょっとコウ君の家に行っちゃおうかしら?」 モモは少し羨ましがっていた。 こうして、謎の魔の結晶体・レザイトの恐るべし怪異も、ウルトラマンクリスタルによって、 見事、打ち砕かれました。テブリッシュに漫画家になるという夢があったのです。 その友人コウも漫画家になりたいという夢がありました。 しかし、レザイトがその空想を利用してアンバランス現象を起こした事は、 彼にとって自分の空想が罪だと感じてショックでしょう。ですが、 コウの漫画と空想を想う気持ちに悪意などありません。漫画は描きたい物を描くものなのですから。 テブリッシュとコウの夢はまだ遠いですが、いつかは必ず叶う事でしょう・・・・・。 次回につづく
コウ「この家で何がって・・・・・?一体どうしちまったんだ!?」
テブリッシュ「・・・・この家から昨日の大事件の原因がいるのがわかったんだ・・・・。」 コウ「え?この家に!?まさか・・・・・・?」 テブリッシュ「本当なんだ!!このレーダーを見てくれ・・・・・・!!」 テブリッシュはコウに携帯レーダーを見せた。画面はレーダーサーチングモニターのと同じらしい。 画面には無数の赤い線に青い点が集まっている。その点こそが、コウの家である。 テブリッシュ「この無数の赤い線は昨日起きた事件の場所から印。そして、それに繋がる青い点は、 ここ、お前の家なんだ・・・・・・・!」 コウ「ええ!?マジか!?俺の家からだなんて・・・・・一体・・・・・・・。」 テブリッシュ「お前・・・・・。わからないのか・・・・・?」 コウ「わかるわけないだろう!?いきなりそんな事言って・・・・・。」 コウはテブリッシュが自分の家がなんかと聞くところに混乱していた。 テブリッシュ「っ・・・・・。む?おい・・・・その赤い石・・・・・。」 テブリッシュは赤い石に気づき、それを見る。 コウ「え?ああ。この石・・・・REZAITOだろ?」 そして、赤い石は赤く光だした。 テブリッシュ「っ!?光った・・・!?一体これは・・・・・!!」 コウ「ああ。REZAITOは・・・時に赤く光るんだ。なんだかわからないけど・・・・・。」 一方、コリス、サキ、シュドー、イチゴはDGCマークが付いている自動車で現場に向かっていた。 なお、その自動車はシュドーが運転していた。他の3人は乗っているだけで、運転していない。 コリス「あのREZAITOって石・・・・・。あの石・・・・何か危なそうだ・・・・・!」 コウ「この石・・・・・なんで光っているんだ・・・・・?」 テブリッシュ「・・・・・・・・そうだっ!この石だ・・・・。この石が災害を起こしたのかも知れない!」 コウ「え?ま、待てよ。いくらこの石が光ってるからって、何も災害を起こすわけでは・・・・。」 テブリッシュ「いや、考えてみろよ・・・・!この赤い石は元から現実にはないんだぞ! この石は未だに謎が包まれている。ひょっとしたら、この石が・・・・!ん?」 テブリッシュはコウの書いた絵の数々に何かを見たので、その2枚を取り、それらを見てみる。 コウ「あ、俺の絵・・・・・・。」 テブリッシュ「っ!!?」 テブリッシュはその二枚の絵を見て、驚く。 一枚は無生物たちが目を生やしてピョンピョン跳ねて生きている絵。 二枚目はゴーストタウンでさまようゾンビたちの絵。これらは現実に起こった事件の二つであった。 テブリッシュ「こ・・・・これは・・・・・・!昨日の騒ぎのものと同じじゃないか!!」 コウ「え?俺の絵が何か・・・・・・!?」 テブリッシュは他にも色々、絵を見ていた・・・・・。 コウの書いた絵はほとんどが昨日の数々の事件のものであった。 テブリッシュ「・・・・どれもこれも、皆、隊長から聞いた昨日の事件のものと同じだ・・・・・・!! ・・・・・そうか・・・・!俺の考えが正しかったら・・・・・・!・・・・コウ!!!」 コウ「な、なんだ・・・・・・?;」 テブリッシュはコウに一枚の空白の紙を渡した。 テブリッシュ「これで、お前の今考えているのを書いてみろ・・・!」 コウ「わ・・・わかった。」 コウはテブリッシュの言うとおりに、渡された紙で何かを書いてみた。 そして、コウは大きなプリンを書いていた。『2めーとる』という文字も書いていた。 コウ「ほら。できたよ。」 コウはその絵をテブリッシュに見せる。すると、赤い石が赤く光る。 テブリッシュ「っ!?(石が光った・・・・・!)」 テブリッシュはまたも赤い石が光ったのを反応する。 すると、部屋の真ん中に2メートルほどの大きさのプリンがいきなり出てきた。 テブリッシュ&コウ「おおっ!!??」 二人はいきなり巨大なプリンが出てきた事で驚く。 コウ「お・・・・俺が考えたのが現実に出てきやがった・・・・・・!??」 テブリッシュ「そうか・・・・・!やはりそうだったのか・・・・っ!!」 コウ「へ?」 テブリッシュは赤い石、REZAITOを手に持ち、コウにそれを見せる。 テブリッシュ「この石は、お前が考えたものを書いた時、光だす。その光で、 お前の空想した物を実体化してしまうんだ!!どうりで、 昨日、あんなに事件が多く発生するわけだ・・・・・!」 コウ「じゃ・・・・じゃあ・・・・昨日の数々の事件・・・・・・。お・・・・俺が・・・・・・・!?」 コウは絶望しかけた。まさか、昨日の災害はその素を書いた自分のせいではないかと。 そこに、コリス、シュドー、サキ、イチゴが入ってきた。 コリス「テブリッシュさん!コウさん!!」 テブリッシュ「み、みんな・・・・・!?」 そして、コウはついに膝をついた。 コウ「俺は・・・・・取り返しのない事をしてしまった・・・・・・・!!」 コリス「コ・・・・・コウさん・・・・・・・??」 サキ「ど、どうしたのですか?」 テブリッシュ「・・・・昨日の怪事件は・・・・この赤い石のせいだったんだ・・・・!」 イチゴ「っ!この石は・・・・・・!!?」 シュドー「知ってるのか!?イチゴ!!」 イチゴ「うん・・・!僕が科特隊に所属した頃、偶然、この石と同じ物を発見したんだ。 調査の結果、この石はREZAITO。今は正体不明の異物だが、 それを持つ人の空想を実体化させる恐ろしい能力を持っているらしい。研究班がそう言ってた・・・。」 テブリッシュ「その石のせいで・・・・・コウは・・・・・・・!!」 コウ「俺が・・・・俺がやってしまったんだ・・・・・。全部・・・・・俺が・・・・・・・。 俺が・・・・・いっぱい書いたせいで・・・・・・取り返しのつかない事が・・・・・・・!」 コウは自分が多く落書きしたせいで、皆に迷惑をかけてしまったと思い、後悔した。涙も溢れた。 コリス「コウさん・・・・・・。」 コリスたちはコウを可哀想に思っていた。 テブリッシュ「コウ・・・・・・・。ちっくしょぉ・・・・・・!この石のせいでえぇぇっ!!!」 テブリッシュはコウの絵描きという夢と楽しみを悪用したREZAITOを、許さず、 怒りと共に、REZAITOを思いっきり投げた。石は窓を突き破る。 REZAITOは割れたガラスと共に家の外に落ちた。 サキ「テ・・・・テブリッシュさん・・・・・。」 テブリッシュ「よくも・・・・よくもコウの夢を!!許さん!!!」 バキュン 怒り爆発のテブリッシュは窓からウルトラシューターで、外に落ちているREZAITOを撃った。 すると、REZAITOは撃たれた部分から赤い光が発し、いきなり飛んでいった。 シュドー「石が生きてるように飛んできやがった・・・・・!!」 そして、REZAITOの空を飛び、町の中心に止まる。すると、REZAITOは大きく赤い光を発し、 巨大化していき、結晶体のような姿から数々の部分が割れたように見え、 割れたところから、それぞれ複数の触手らしき物が出てきた異形な巨大怪獣に変身した。 REZAITOは巨大異生物レザイトに変身したのだった。 レザイト「ガァァァァァァァァオゥゥゥゥン」 レザイトはさっそく歩き、町を襲撃し始めた。 イチゴ「REZAITOの正体は怪獣だったのか・・・・・!」 シュドー「野郎・・・・!怪獣を迎撃する!!住人も非難させるんだ!!」 コリス&サキ「了解!!!」 テブリッシュを除く4名の隊員たちは怪獣を迎撃すべく、 この家から出た。テブリッシュは泣き崩れるコウを見て、切なく思った。 コウ「うっ・・・う。俺のせいだ・・・・・・俺が落書きをしていたせいで・・・・・・・。」 テブリッシュ「コウ・・・・・・・。君のせいじゃ・・・・・・。」 コウ「いや、俺のせいなんだ・・・・・。俺があんな石を・・・・拾いやがったから・・・・。ぐすっ・・・・・!」 レザイト「ガァァァァァァァオゥゥゥゥン」 レザイトは歩きながら民家を次々と踏み潰して、 触手を伸ばして、離れた民家を叩き壊し続けていた。時に破壊されて爆発する家もあった。 怪獣が暴れる事に怯える人々は逃げ惑っていた。 シュドーとイチゴ、コリスとサキは二手に分かれ、それぞれ違う場所から狙撃した。 レザイト「ガァァァァァァオゥゥゥゥゥン」 しかし、隊員たちの狙撃は怪獣には効かない。 怪獣は隊員たちの攻撃を受けながらも余裕にそのまま進行していた。 空からは自衛隊の戦闘機部隊が駆けつけた。複数の戦闘機が一斉に機関砲を連射した。 レザイト「ガァァァァァァァァァオゥゥゥゥゥゥン」 ババババババ ズガァン ドゴォドカアァァン シュドー「おお!自衛隊の応援だぜ!!」 イチゴ「よし!僕たちも攻撃続行だ!!」 シュドー「おう!!」 シュドーやイチゴもレザイトを狙撃した。複数の戦闘機も機関砲を撃ち続ける。 レザイト「ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」 レザイトは攻撃を受けすぎて、我慢できずに反撃を開始した。 二本の触手から赤いビームを発射。二つのビームが複数の戦闘機を撃墜してしまう。 サキとコリスは逃げる人々を非難させていた。 サキ「皆さん!あっちに逃げてください!!」 コリス「怪獣は自衛隊と戦っています!その間に早く逃げてください!!」 シュドーとイチゴは射撃を続行し、レザイトを攻撃していた。しかし、怪獣は二人の方に向く。 レザイト「ガァァァァァァァァオゥゥゥン」 レザイトは一本の触手からビームを出した。ビィィィィィィィ シュドーとイチゴは後方に走り、敵の光線から避けた。 ビームは二人が走った後のところにあたり、爆発した。二人はすぐに射撃を続行、怪獣を攻撃した。 そして、3機の戦闘機がレザイトに近づいた。それに気づいたレザイトは一本の触手を伸ばす。 その触手は戦闘機3機まるごと巻きついた。そして、レザイトが自身を赤く光らせると、 その触手も光り、戦闘機3機も光る。すると、戦闘機3機が爆発した。 レザイトは触手を敵に巻きつけ、その触手から光熱を出して、火傷させる能力を持っていたのだ。 レザイト「ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」 怪獣はまたも進行を始めた。 テブリッシュは泣き崩れるコウに何もできず、ただ、見続けていた。 コウ「俺は・・・・・過ちを犯してしまった・・・・・・。俺・・・・もう漫画も絵も描かない・・・・。」 テブリッシュ「え・・・・・・!?」 テブリッシュはコウがそう言った事に驚いた。 コウ「俺が絵を描いたせいで・・・・・死んだ人もあるかも知れない・・・・・。 だから、俺・・・・・・。二度と皆に迷惑書けないように・・・・・絵を描かない・・・・・・・・!」 テブリッシュ「そんな・・・・・!」 テブリッシュはそれを聞いて悲そうな顔をした。 一緒に漫画を愛する人が、もう漫画を描かないと言った。その言葉はテブリッシュにとって、 悲しい言葉であった。友人が漫画を諦める。そんな事をテブリッシュは許せなかった。 テブリッシュ「・・・・・・コウ。君は・・・・本当は何を描きたかったんだ・・・・・?」 コウ「・・・・皆が、楽しめそうな漫画・・・・・・。でも、俺にはできなかった。 昨日の事件を起こすような変なもんしか描けないんだ!俺は・・・・・・・・!」 テブリッシュ「・・・・・・昨日の事件を起こすようなものか・・・・・。 でも・・・・・・・。君の書きたいのはそんなんじゃないはずだ!!」 コウ「っ!!」 コウはその言葉を聞いて、目が覚めたように目を大きくする。 テブリッシュ「確かに君の書いた絵は怪獣のせいでとんでもない事になった。 でも、お前は悪くない!お前は書きたいように書いただけなんだよ。 それに、昨日俺と約束しただろ?夏コミでウルトラマンクリスタルの同人誌を書こうって! お前は決して悪くない!怪獣が悪いんだ!お前の絵は面白くて素晴らしいじゃないか! だからコウ・・・簡単に絵を描くのをやめるなんて言うなよ!僕は諦めない!! もし、君が何かのせいで心折られそうになったら、僕がなんとかする!! 同じ漫画家を目指す者として!!!」 コウ「まん・・・・がか・・・・・・。そうだ・・・・・。俺は約束したんだ。 テブリッシュと一緒に同人誌を出して・・・・・・。将来、漫画家になるって・・・・・・!」 コウはそう言いながら立ち上がり、テブリッシュの前に立つ。 テブリッシュ「コウ・・・・・・。」 テブリッシュは立ち上がったコウを見て微笑む。 コウ「テブリッシュ・・・・・。俺、やっぱり描くよ。漫画も・・・・絵も・・・・・・。 お前と一緒に同人誌も書く。そして・・・・将来絶対漫画家になる!」 コウはそう言うと、笑顔になる。目から涙が完全に消えた。 町ではDGCと怪獣よ激戦が続いていた。サキとコリスが射撃してレザイトを攻撃していた。 レザイト「ガァァァァァァァァァァオゥゥゥゥン」 しかし、怪獣はそれに耐え、進行を続けていた。 サキ「くっ!このままじゃ町が壊滅してしまう・・・・・・!!」 コリス「サキさん。僕は違うところから攻撃します!」 サキ「お願い・・・・・・!」 サキから許可を受けたコリスは頷き、すぐに彼女から離れた。 コリスは人気のないところでウルトラウォッチの付いている手を上にあげた。クリスタルになる気だ。 コリス「ショワッチ!!!!」 そして、ウルトラウォッチが光り、 コリスはウルトラマンクリスタルに巨大変身した。 ウルトラマンクリスタル「ショワッ!!」 クリスタルはさっそく怪獣に向かって戦いの構えを取った。 レザイト「ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」 レザイトは目の前にいきなり、ウルトラマンクリスタルが現れたから驚いた。 シュドー「あ!ウルトラマンクリスタルだ!!」 サキ「来てくれたのね・・・・・・!」 イチゴ「頼むよ!クリスタル!!」 ウルトラマンクリスタル「でっ!!」 ウルトラマンは怪獣に向かって走る。 レザイト「ガァァァァァァァァァァァオゥゥゥゥゥゥン」 レザイトもウルトラマンに向かって走った。 クリスタルとレザイトは衝突し、組み合いに入った。 つづく
その公園では、たくさんの子供が遊んでいたが、独りだけ落ち込んでいる少年がいた。
それが、8歳のコウである。この頃の彼は切ない表情で、周りを見ていた。 周りはたくさんの子供たちが楽しくブランカだの滑り台だので遊んでいた。 現在のコウ(その頃の俺は弱虫で、友達もできずに、いつも無視されてばっかりだったな・・・・。) 8歳のコウはとぼとぼ歩いていた。たくさんの子供たちのところへ行くつもりだ。 コウ「ねぇ・・・・。僕も混ぜてよ・・・・・。」 kプは泣きそうな声で言う。 しかし、その声を聞いた子供たちは怒りそうな表情でコウを見た。 「なんで俺たちに言うんだよ?」 「君は野球もサッカーも下手じゃないか!」 「残念だけど、コウ君のようなひきこもりはいらないよ。」 「それに君!家でお絵かきで、 変なもん書いてばっかりじゃんよ!」 「僕も知ってる!お前の書く絵は変な奴が多すぎるわい!!」 「絵を描くことは素晴らしいけど、それ以外はできっこないじゃないか!!」 「俺、ひきこもりと遊ぶの嫌だ!!」 「そうだそうだ!!」 「こんな奴ほっとこうぜ!!」 「うん!!」 子供たちはコウから離れて場所を変えてサッカーを遊んでいた。コウは泣きそうな表情で帰っていった。 現在のコウ(そう・・・・・。その頃の俺はひきこもりで、他人と遊ぶ事がうまくできなかった。 幼稚園の頃からはずっと独りぼっちだったんだ・・・・・。その頃は怖いガキンチョどもに虐められて、 えんえん泣いていたな・・・・。それから俺は虐められるのが怖くて、家にひきこもっていた。 8歳の頃もそうだった。俺は外に歩くと、いつも俺に不幸が降りかかる。犬に吼えられたり噛まれたり、 また大人の不良に殴られたり脅されたり、帰ったら母や父に怒られる。俺は何もできなかった。 家庭では兄が無理やり命令したり、そいつとよく喧嘩した。母や父には怒られてばっかり・・・・・。 だから、俺は絵を描いて、ひきこもり生活を満喫していた。俺は絵を描くのが好きだった。 皆に嫌われたり変な絵を描いたりするのが俺の毎日だった。それも何年も・・・・・。) 中学生にして、13歳となったコウは家でコウの兄に話しかけられた。 兄は目つきが悪く、髪が茶色で少し長かった。 コウの兄「コウ。さっそくだけどよぉ~。」 コウ「・・・・・なんですか?」 コウは恐る恐る敬語で返事した。兄には逆らえぬと見える。 コウの兄「お前の小遣いで、俺の大好きなラムネアイスセットを買ってくれね?」 コウ「それは、僕も食べてもいいって事ですか?」 コウの兄「いーや!全部俺が食べるね。お前なんかに一つもやるか!」 コウ「ちっ・・・・・!」 コウは自分勝手な兄を許せなかった。しかし、兄は怒ると怖かった。 コウの兄「ちっ!じゃねーよ!さっさとしねーと殺すよ?いいね?」 現在のコウ(俺は兄に脅され、スーパーで、自分の小遣いでなんとかラムネアイスの箱を買った。 だが、ゆっくり帰り道を歩く俺の前に二人の不良が来やがった・・・・・! その不良たちは俺をいきなり殴って、俺の小遣いで買ったラムネアイスの箱を奪い去ってしまった・・・・。 任務に必要な物を盗まれて帰った俺は当然兄に殴られた。) コウの兄「はぁ?今、なんつった?」 コウ「だから、不良たちが奪ったんだって・・・・・・・。」 コウの兄「ざけんなぁっ!!!」 兄は怒りながらコウを殴った。 現在のコウ(そして、俺は思った失敗したら必ず罰を受けなければならない。 そう思った時、俺は何かがひらめいたように、失敗した子供を猟奇的に殺害する漫画を書いた。 ついでにさっきの腹いせで俺に殴られて泣きべそを書く兄と不良の絵も描いていた。) 今、コウが書いていた漫画はとてもグロテクスな漫画であった。兄や不良はわざとらしく変な感じに書いた。 3人とも子供のように泣きべそをかいていた。コウは他に母や父もわざと変な感じに書いていた。 現在のコウ(それだけではない。高校に進んだ俺は上級生たちに怒鳴られていた。 それに最近、家の周りに子供の声も聞こえた。俺はその出来事をアイデアに変えてしまい、 高校生が子供の幸せを奪う漫画を描いていた。さらに最近アニメも見るようになり、 数々のアニメキャラがHに虐められる漫画に、クロスオーバーしてカオスに戦う漫画も描いていた。 俺はとにかく何かを思いついた物をすぐに描いてしまう。夢の出来事でさえも漫画として描いていた・・・。) コウは色々漫画や落書きを描いていた。その全てが異なりあまりにも混沌であった。 現在のコウ(そして、俺はデパートの店員に就職した。しかし、子供の泣き声を聞いたら、 何故か発狂してしまい、すぐクビになってしまった。とりあえず今、お金は両親から貰ってるわけ。 まあ、現在は小さい駄菓子屋で働いているけど。少しだけだけどな・・・・・・。 しかし、2年前のある日、その駄菓子屋で働いているとき、上司のおばさんがこんな事を言った。) コウは駄菓子屋でお菓子を並べていた。それを見ていた小母がそんなコウにこう言った。 その小母が駄菓子屋の店長らしい。 店長「コウや。あんた・・・・・色々絵を描いているんだってね?」 コウ「え?なんでそれを知ってるんですか?」 店長「あんたの母から電話があってな。母はこう言ったよ。【息子は漫画を書くのが好きなんです。 もし、興味がありましたら、息子に漫画を見せてとおねだりしてくださいませ。】とね。」 コウ「母さんめ・・・・・。何がしたいんだか。」 店長「・・・・・コウや。お前さん、漫画家になったらどうかえ?」 コウ「まんがか・・・・・?」 店長「そう。お前は漫画を描きまくったろう。あんたならたぶん、漫画家が向いてると、あたしは思う。」 コウ「漫画家・・・・・・。確かに私は漫画を描いていたのですが・・・・・。」 店長「自身はないかね?でも、たぶん、あんたは漫画家を目指さなきゃいけないと思うがね。」 コウ「漫画家を目指さなかったらどうするっつーんスか?」 店長「別に何も起こりはせんよ。まあ、あんたは漫画家になった方がいいと思うよ。」 現在のコウ(俺は店長の発言に悩んでいた。悩みの末・・・・俺は・・・・決意した・・・・。) コウ「・・・・わかりました!俺、漫画家になってみます!」 店長「うん。頑張りなされや^^」 店長は笑顔でコウの決意に感激した。 現在のコウ(そして、俺はさっそく原稿で漫画を描いて、会社に届けようとした。その時・・・・・・。) コウは原稿を持って、急いで漫画専門の会社へ急いだ。その時、コウはある人を見て立ち止まった。 そのある人もコウの前で立ち止まっていた。その人も原稿を持っている。 そう、この人こそが若いテブリッシュであった。 若いテブリッシュ「君も・・・・漫画家になりに来たのかい?」 コウ「あ、ああ・・・・・。あんたも・・・・原稿持ってるんだから、漫画家になりたいのか?」 テブリッシュ「ああ。それが俺の夢なんだ。子供の頃から漫画家になるのが夢なんだよ。」 コウ「・・・・俺は、こないだからたった決めたばっかだ。店の人が俺の事、漫画化が向いてるって・・・・。」 テブリッシュ「へぇ。俺は母の描いた漫画を見て、自分もあんな風に描いて、 皆に見せたいと思ってな・・・・。そうだ!この際、一緒に行こうか!」 コウ「は?・・・・あ、ああ。わかったよ。」 こうして、二人は一緒に会社へ目指した。 現在のコウ(これが・・・・俺とテブリッシュの最初の出会いだった。最初はあいつの事、 他人だと思っていたが、初めて落選になった時、俺は何故かあきらめずにまた漫画を描いて、 新しくできた漫画を会社に出そうとした時に、またテブリッシュが来た。でも、また落選した。 この出来事は次第に繰り返していき、その間に俺とテブリッシュはいつの間にか友達になった。 そして、俺とテブリッシュは漫画家をあきらめない夢を持ちながらも、同人誌とか描いて、 人々に買ってもらった。でも、テブリッシュはあくまで漫画家になりたいとな・・・・。) そして、現在、コウは今、暗い部屋でベッドで横たわっていた。 コウ「俺はやはり漫画家なんて無理だとあきらめた事あったよなぁ。ただし同人誌はやめない。 でも、テブリッシュが限界まで漫画家を目指そうと作品を一生懸命書いている・・・・。 俺も・・・・一生懸命書かないとな・・・・・・!」 その時、赤い石が赤く光りだした。 この赤い石、REZAITO(レザイト)は一体何をしようというのだろうか・・・・・・?? 次の日、DGC本部では、司令室にモモ、コリス、シュドー、サキ、イチゴがいた。 しかし、テブリッシュはいない。サキはあるモニター付きの機械の前でモニターの画面を見て、 深刻な表情をしていた。モモたちはサキのところに集まり、モモがサキに話しかける。 モモ「何かわかったに?」 サキ「はい。この【レーダー・サーチング・モニター】を使って、昨日、事件が起こった現場の数々を、 サーチしてみました。すると、ご覧ください。その数々の現場から、赤い光の太い線が出ています。」 サキの言うとおり、昨日のそれぞれ異なる事件の現場から赤い太い線が出ていた。 炎の焼け跡の街、毒のガイコツが無数に落ちてあった街、100階建ての家に、 昨日は空を飛んで今日で墜落した家、ヤング・ベースという喫茶店に、その他も・・・・。 そのそれぞれの場所から赤い太い線が見えるのだ。サーチしている画面からだが・・・・・。 シュドー「へぇ。これがレーダー・サーチング・モニターの性能かぁ。 画面をサーチして事件の原因を探す素晴らしいシステムですね。隊長。」 シュドーは笑みながらモモに言った。モモは深刻な表情で、こう言った。 モモ「そのそれぞれの赤い線は・・・・一体どこまで続いているの?」 サキ「それが・・・・・数が多すぎて滅茶苦茶ですが・・・・。できるだけ探してみます。」 コリス「この赤い線を辿れば、犯人の居場所を突き止めることができる・・・・・・!」 モモ(・・・・・だと、いいけど・・・・・・・・。) モモは沈黙し、心の中で心配していた。 シュドー「しっかし、テブリッシュの奴、こんなありがたいもんも造れるなんてすげーヤツだな^^」 サキ「はい。まあ、科学班の協力があってこそですが・・・・・。」 イチゴ「とにかく、一つ一つで赤い線を辿ってみるんだ。時間がかかってもいい。 なんとしても犯人の居場所を突き止めるんだ!」 サキ「はい・・・・・!」 サキは画面を切り替え、一つの赤い線を辿っていた。 コリス「それにしても。テブリッシュさん、遅いですね。」 イチゴ「うん。多分、またコウさんの家で遊んでるんじゃないかな?」 シュドー「そんな事ないだろ?隊長が今日、テブリッシュを呼び戻すって。」 モモ「ええ。あの人は真面目だから、こっち(DGC)の仕事もやらなきゃいけないって、 使命感が強いのよ。」 モモがそう言った後、ドアが開き、 隊員服を着たテブリッシュがモモたちのところに来て、敬礼した。 テブリッシュ「テブリッシュ!ただいま帰還しました!!」 モモ「ご苦労。今、サキがあなたと科学班が作ったレーダーサーチングモニターを使って、 昨日の異常な事件を起こした犯人を捜しているわ。」 テブリッシュ「そうですか。・・・・・サキ。僕の作ったレーダーサーチングモニターはどうだい?」 サキ「ええ。あなたの造ったこの機械は素晴らしくとても役立ちます。 そろそろ、この赤い線を辿って犯人の居場所が見つかっても良いのですが・・・・・・。」 モニターでは赤い線がまだまだ続いていた。しかし、その線の先に青く丸い点があった。 サキ「っ!青い点・・・・・・!そこは犯人の居場所・・・!隊長!!犯人の居場所がわかりましたっ!!」 モモ「本当!?場所は・・・・・・!!?」 サキ「場所は・・・・・・。っ!!??」 サキは青い点に何かがあったので、それを見て驚いた。 青い点から無数の赤い線が繋がっていたからだ。 モモや隊員たちはこれを見て、驚きの表情も隠せなかった。 サキ「青い点から・・・・赤い線が無数も・・・・・・・!!??」 シュドー「待てよ!昨日起きた数々の事件の現場からそれぞれ赤い線が出ていた。 その無数の赤い線も・・・・・この青い点に繋がっているかも知れない!!」 イチゴ「だとしたら・・・・・・。全てはこの場所から・・・・・・!」 モモ「・・・・・ん?そうよ、サキ!青い点の場所はどこだって言ってんのよっ!!!」 サキ「あ、はい;すみません・・・・;場所は・・・・・・A09地区・・・・・・・。コウさんの家からです!!!」 テブリッシュ「コウの家だって!!!??」 テブリッシュは犯人の居場所がコウの家と聞いて、モニターに近づく。 サキ「は、はい・・・・・。確かに、コウさんの家に青い点が・・・・・・!」 テブリッシュ「まさか・・・・・・!?いや、そんな事ないっ!!!!」 テブリッシュは焦りながらそう言うと、急いで司令室から出た。 モモ「っ!テブリッシュ!!!」 コリス「テブリッシュさん!!!」 シュドー「テブリッシュの野郎・・・・・。友達が危ないから焦っているようだな・・・・・!」 イチゴ「隊長!僕たちにも出撃の許可を・・・・・!」 モモ「・・・・・わかったわ。出動しなさい!!テブリッシュを援護するのよ!!!」 隊員たち「了解!!!!」 テブリッシュはロードラッシュでコウの家へ向かっていた。 そして、数分後が過ぎると、ロードラッシュはコウ宅の前で停まり、 テブリッシュがそこに降りて、急いでコウ宅に入った。 コウの部屋。コウは赤く光る石を見て、何かを思っていた。 コウ「・・・・・ねぇ。REZAITO。」 コウが言うと、赤く光る石は赤い光を点滅した。 コウ「なんか・・・・・君さえいれば・・・・・。僕・・・・なんかうまくいきそうだと思うんだ・・・・・。」 コウがそう言うと、石はさらに赤い光を点滅した。 コウ「そうだね・・・・・。漫画家になる事はもちろん、世界征服でも・・・・・・・・。」 コウが言ってる途中で、テブリッシュがこの部屋に入ってきた。 テブリッシュ「コォウ!!!!」 コウ「うわわっ!!テ、テブリッシュか・・・・・!脅かすなよ・・・・・・・!」 コウはいきなり誰かが入ってきたのに驚いたが、テブリッシュだったので、少し落ち着いた。 テブリッシュ「・・・・・・この家で・・・・・・何があったんだ・・・・・・・!!?」 つづく |
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