不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
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ウルトラマンクリスタル「はっ!ショワ!!」 クリスタルは体当たりでゾンバイユの動きを封じ、
頭にチョップをかまし、胴体に膝蹴り、続いてストレートパンチを打った。怪獣は苦痛でさがるが、 ウルトラマンが容赦なく怪獣に近づく。しかし、ゾンバイユはそんなクリスタルの顔に平手打ちをする。 ウルトラマンクリスタル「うわっ!!」 クリスタルは敵の平手打ちにひるみ、今度は自分もさがる。 ゾンバイユ「ガビャアアァァァァァァァ」 そして、空が何故か、不気味な赤色に染めた。 それと同時に、ゾンバイユの目が青く光り、から青い光線を出すが・・・・・。 ウルトラマンクリスタル「くっ!!」 クリスタルは間一髪それを避け、再び接近戦に入る。 ゾンバイユ「グビャアアァァァァオオォォォォ」 クリスタルと怪獣が組み合いに入った。 ウルトラマンクリスタル「うあ!?ぬぅぅぅん!でぇえいっ!!!」 クリスタルはゾンバイユの両腕に縛られそうになるが、自身の両腕を左右に広げ、 敵の両腕を弾き、その後すぐにクリスタルはゾンバイユの胴体を殴る。 ウルトラマンクリスタル「ショワァッ・・・・!っ?うわぁぁぁぁ!??」 クリスタルは右手でもう一度殴るが、 ゾンバイユが口でそのクリスタルの右手を噛み付いた。怪獣はそのままクリスタルの手を放さない。 ゾンバイユ「グビャアァァァァァオオオォォォォォ」 ウルトラマンクリスタル「っ!くぅっ!!」 ウルトラマンはなんとか放そうと残った左手で、 ゾンバイユの体に手刀を決めるが、怪獣はなかなか放さない。 ゾンバイユ「ガビャアァァァァァァァ」 さらに、怪獣は再び目を光らせ、そこから光線を出す。 未だに噛まれている右手が放れないクリスタルはその光線を直接受けてしまう。 ウルトラマンクリスタル「くああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 光線を受けたクリスタルは、 身体中に電撃が走った。その後、ゾンバイユはクリスタルの右手をようやく離す。 ウルトラマンクリスタル「あああ・・・・っ!く・・・・!」 光線を浴びたクリスタルはその苦痛にさがり、 後ろに倒れてしまう。 ズズウウゥゥゥゥゥゥゥン ゾンバイユ「グビャアァァァァァオオオォォォォォ」 ゾンバイユはクリスタルがひるんだ事を知り、 そのままクリスタルめがけ、走り出す。しかし、クリスタルはそれに気づく。 クリスタル「っ!!ショアアァァァァァッ!!!」 クリスタルは立ち上がったジャンプした。 そして、クリスタルはゾンバイユの前の体と後ろの体の真ん中の部分に馬乗りになった。 ゾンバイユは前の体と後ろの体を持っていたのだ。どれも三角だが、前の体が顔となっているのだ。 ウルトラマンクリスタル「ショワッ!!えぃ!!でや!!はあっ!!」 クリスタルは後ろの体の前にいるので、その体を徹底的に叩き続けた。 ゾンバイユ「グビャアアァァァァオオオォォォォ!ガビャアアァァァァァァ」 ゾンバイユは後ろの体を攻撃され続け、その苦痛に耐えられず走り回った。 ウルトラマンクリスタル「っ!?うわ!!」 クリスタルは怪獣のあまりに早い走りで、 振り下ろされてしまい、地上に落ちた。ゾンバイユはクリスタルを睨み、怒った。 ゾンバイユ「グビャアアァァァァァオオオォォォォ」 ゾンバイユは目から光線を出した。 ビイィィィィィ ウルトラマンクリスタル「っ!クリスタルレーザー!!!」 クリスタルは敵の光線に対応するように、 自身もクリスタルレーザーで応戦。両者の光線がぶつかり合い、やがてどちらも消えてしまった。 ゾンバイユ「ガビャアアァァァァァァァァ」 ゾンバイユはクリスタルに向かって走る。 ウルトラマンクリスタル「シェアアアァァァァッ!!!」 クリスタルは向かってくる怪獣に、 ハイキックを繰り出す。蹴られたゾンバイユはひるんで右の方に扱けてしまった。 ゾンバイユ「グビャアァァァァァオオオオォォォォ」 しかし、怪獣はすぐに立ち上がった。 そして、ゾンバイユは口から紫のガスを吐き、そのガスがクリスタルを包み込む。 ウルトラマンクリスタル「うっ!ぐあ・・・・!あう・・・・っ!!」 クリスタルがそのガスを浴びて、苦しんでいる。ゾンバイユはそのままクリスタルに迫ろうと走る。 しかし、空からスカイラッシュ二機がクリスタルを援護しようと、二機ともバルカン一斉連射し、 ゾンバイユを攻撃。ゾンバイユはいきなり攻撃を受け、身体中に火花が多くも飛び散りひるむ。 ゾンバイユ「グビャアァァァァァオオオオオォォォォォォ」 怪獣はクリスタルからさがった。 ウルトラマンクリスタル「くっ!シュワッ!!」 紫のガスに苦しむクリスタルは高くジャンプし、 紫のガスから出て、怪獣より少し離れたところに着地。クリスタルは怪獣の前で構える。 ウルトラマンクリスタル「くっ・・・・・!はっ!?」 ピコンピコンピコンピコンピコンピコン クリスタルのカラータイマーが赤く点滅し始めた。3分に近い証拠である。 クリスタルはこれに気づき、そろそろ決着を着けようとした。 ウルトラマンクリスタル「ムーンギロチン!!!」 クリスタルは横型のムーンギロチンを投げた。 ゾンバイユ「―――――――――!!!!!!」 そのムーンギロチンによって、 ゾンバイユの顔である前の体が、切断され、その体が地面に落ちた。 さらに、クリスタルはまた攻撃を続けるつもりだ。 ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!!!」 ビイイィィィィィィィィ クリスタルはエクセリック光線でゾンバイユの全体を攻撃。ゾンバイユの身体は爆発し、 切断された顔である前の体がその燃えた怪獣の破片にあたり、その体も燃え上がり、これも爆発した。 ドカアアアアアァァァァァァン ボオオオォォォゥウ チュドオオォォォォン イチゴ「・・・・・・名島君・・・・・本当にさよなら・・・・・。そして・・・・チアキちゃんも・・・・・・。」 イチゴは怪獣の死に様を見ながら、切ない表情で二人に別れを告げた。 そして、赤く染めた空は元の空に戻った。時は沈む太陽が輝く夕日であった。 ウルトラマンクリスタル「・・・・・・シォワ!!」 クリスタルは戦いを終えて、空へ飛び去った。 次の日の昼、とある川辺で名島とチアキの墓があった。その二つの墓の前に、 コリスとイチゴ、二人から離れてモモがいた。3人とも切ない顔で墓の前に手を合わせた。 イチゴ「名島君・・・・・・・・・。」 イチゴの脳裏には名島と家でくつろいでいた記憶と、 チアキや名島と遊園地で楽しく遊んだ記憶が浮かび上がった。 コリス「チアキちゃん・・・・・・・・・・・・。」 コリスの脳裏にはチアキと出会った記憶、名島とチアキが星人に殺された記憶が浮かび上がった。 イチゴ「・・・・・・あの星人の言うとおり、一度死んだ人間がすぐ死ぬから・・・・・・。 思い出なんて・・・・・本当にいらなかったのかな・・・・・・。」 イチゴの発言にコリスは顔を振る。 コリス「そんな事ありません。一度死んだ人間も・・・・・必ず思い出がある。 また死んでもその思いでは消えるはずはない・・・・・・。だって、人は・・・・記憶を持っているから・・・・・・。 記憶があるから・・・・思い出もあるんです・・・・・・・。」 イチゴ「そう・・・・・・。だったら、よかったかも知れないね・・・・・・・。 名島君とチアキちゃんに遊園地へ連れて行って・・・・・・・。」 コリス「はい。きっと二人も今の天国でその思い出とともに仲良く暮らしているでしょう・・・・。」 二人の様子にモモが優しく微笑む。 モモ(そうだね・・・・・・・。コリス。名島君とチアキちゃんは今もきっと・・・・・・、 天国でイチゴと一緒に遊んだ思い出を持って・・・・・仲良くしている。 そんな楽しい思い出を持って・・・・後悔なんてしてないわ・・・・・。必ず・・・・・・・・。) かくして、シルバック星人の悲しい侵略作戦は終わりました。 しかし、恐ろしい怪人でしたね。一度死んだ者を生き返らせ利用するとは・・・・・。 でも、そんな蘇らされた少年と少女にも少しですが、楽しい思い出ができたのです。 人は誰にでも優しい思い出や辛い思い出があるのです・・・・・・。 そう・・・・・たとえ、一度死んだ人にでも。記憶がある限り、思い出は消えないのですから・・・・。 ですが、楽しい思い出ばかりではありません。辛い思い出だってきっとあるのです。 それは・・・・・許されざる思い出でしょうか?どの思い出が許されなかったかは・・・・、 それはあなた自身が決める事かも知れません・・・・・・・。 次回につづく PR
シルバックの宇宙船は遊園地の上空を飛んでいた。それを見た人々は恐怖を感じて逃げ惑う。
名島「あ・・・・・あいつだ・・・・・・!!あいつがとうとう動き出したんだ!!!」 チアキ「・・・・シルバック星人・・・・・・・・!!」 チアキは恐怖を感じ、イチゴの腕にしがみ付く。 そして、宇宙船の目が青く光、そこから、シルバック星人の声がした。 シルバック星人の声『地球人に告ぐ。地球人に告ぐ。 この星は今より、我々シルバック星人の占領地となってもらう。歯向かう者は誰だろうと許さん!』 イチゴ「ちっ!宇宙人か・・・・・・・!!」 イチゴは宇宙船に向かって銃を向ける。 しかし、宇宙船は目から青い光線を撃ち、イチゴ、名島、チアキの3人がその光線を浴びる。 すると、光線は宇宙船の目に戻り、3人も光線もろとも宇宙船に入ってしまった。 3人は宇宙船に捕まってしまった・・・・・。その後すぐに、宇宙船は移動を始めた。 宇宙船は観覧車に向かって、目から青い光線を撃つ。しかし、光線にあたった観覧車が爆破した。 宇宙船の光線は異なる効果があり、標的を捕らえたり、攻撃したりもできるのだ。 そこに、3機のスカイラッシュが駆けつけた。3機は宇宙船に向かっていく。 テブリッシュ「見たか!?イチゴたちが宇宙船に捕らわれてしまったぞ!!」 シュドー「畜生!!敵は人質をとる気か!!」 コリス(それに・・・・・・!名島さんやチアキちゃんまで・・・・・・!!) テブリッシュ「攻撃だ!!ただし、不時着させる程度でな!!」 シュドー「本気で倒したらイチゴたちにも痛い目にあわせちまうからよ!!」 コリス「了解!!っ・・・・・!!」 3機のスカイラッシュは一斉にバルカンを連射した。 宇宙船はスカイラッシュ部隊のバルカンを受けるが、ビクともしなかった。 シルバック星人の宇宙船の内部では、イチゴ、名島、チアキが眠っていた。 そして、シルバック星人がモニターで向かってくる3機のスカイラッシュを見ていた。 シルバック星人「むぅ・・・・!DGCめ、この状況でも私に挑もうとは・・・・・・! よろしい!貴様らには、とても凄い物を見せてやろう!!変われ、ゾンバイユ!!!」 シルバック星人の命令で、宇宙船がゆっくりと地上に近づき、姿を変え始めた。 足が四つ出て、その足が地面につける。そして、目から下の部分が左右に開き、 そこに恐ろしい牙がいっぱい生えている口があり、開いた左右の部分が手になった。 宇宙船は怪獣ゾンバイユとなった。ゾンバイユは遊園地で立っていて、星人の命令を待つ。 シュドー「あの宇宙船、怪獣になりやがったぞ!!」 テブリッシュ「どんな攻撃をするかわからない!!警戒しろ!!」 シルバック星人の声『行け、ゾンバイユ。DGCを遊園地ごとやっつけろ!!』 ゾンバイユ「グビャアァァオオォォ」 ゾンバイユは星人の命令を聞き、暴れ始める。 コリス「くっ!!ゼロ・シューター!!!」 ズカイラッシュZEROは二重レーザーで怪獣を攻撃。 ゾンバイユ「ガビャアアァァァァ」 ゾンバイユはZEROの攻撃を受けてひるむ。 しかし、これに怒ったゾンバイユは目から青い光線を発射し、ZEROを攻撃するが、 ZEROは素早いスピードで敵の光線を回避した。続けて、他に二機もレーザー連射で攻撃した。 ゾンバイユ「グビャァァァァアオオォォォ」 ゾンバイユはまたも攻撃を受け、 今度はスカイラッシュ1号機&二号機に向かって青い光線を出す。しかし、避けられてしまう。 コリス「ゼロ・シューター!!」 スカイラッシュZEROは怪獣の背後につき、そこでレーザーを連射した。 ゾンバイユ「グビャアアァァァァオオォ」 ゾンバイユは後ろから攻撃され、その後ろに向いた。 口から紫のガスを吐いた。ZEROがそのガスに飲み込まれるように包まれる。 すると、ZEROは爆発を起こして墜落してしまう。そのガスは爆発性を含めていたそうだ。 コリス「くううぅぅぅ・・・・・・!!こうなったら・・・・・・!!」 機体に火がついたZEROは怪獣に近づく。 すると、コックピットが開け、コリスがそこから飛び出した。 テブリッシュ「っ!!コリス、何をする気だ!??」 コリス「うおおぉぉぉ・・・・・・!!」 そして、コリスはゾンバイユの目を透き通り、怪獣の体内に入り込んだ。 シュドー「あいつ・・・・・・!怪獣の体内に入っちまったぞ・・・・・・!?」 DGC本部の司令室で、モモが突然、立ち上がって、司令室から出ようとした。 サキ「っ?隊長、どちらへ?」 モモ「ちょっと色々ね・・・・・・・・!」 モモはそう言うと、司令室から出た。 コリス「え・・・っ!!」 コリスはゾンバイユの内部に入った。星人はそれに気づき、後ろを向く。 シルバック星人「っ!?貴様・・・・いつの間に・・・・・・!!」 コリス「星人・・・・・・・・!っ!?イチゴさん!名島さん!チアキちゃん!!」 コリスは眠っているイチゴたちに目を付け、彼らの名を叫ぶ。 すると、3人はゆっくりと目を覚まし、起き上がった。 チアキ「う・・・ん・・・・・・。あっ!!シルバック星人!!!」 チアキを初め、イチゴに名島も星人の姿を見て、驚く。 シルバック星人「ふん!今頃起きおったか・・・・・・。使い捨てめ・・・・・!!」 名島「つ・・・・使い捨て・・・・?まさか・・・・・あなたは本気で・・・・・・!!」 シルバック星人「そうさぁ・・・・・・!お前たち二人の役目はもう終わったよ。死んでもらおうか・・・・!」 名島&チアキ「っ・・・・・!!」 星人が二人に近づくと、二人は怖がりお互いを抱き合う。 コリス「やめろっ!!」 コリスとイチゴが二人を守ろうと星人に銃を向ける。星人は足を止めた。 イチゴ「どうして・・・・・どうして!!せっかく生き返らせた二人を・・・・・。また殺してしまうんだ!!!」 イチゴは強張った声で宇宙人に問う。しかし、星人はどうでもいいように、こう言う。 シルバック星人「ふん!何故、私がこのガキ二人を生き返らせたと思う? 死んだ数万の人々を蘇らせ、彼らにもう一度新たな人生を送らせる・・・・・・・。」 コリス「死んだ人がもう一度生きて、もう一度幸せに暮らす・・・・・。」 シルバック星人「いーやっ!違うねぇ。俺様は死んだ者に新しい人生を送らせるんじゃない・・・・・! 我が計画のために利用したのさ!!俺は死者を蘇らせる能力があるがなぁ・・・・。 決してお前たち地球人の平和のためなどに使うか!はっはっはっはっはっはっはっは!!!」 イチゴ「利用・・・・・した・・・・・??」 シルバック星人「そうさ!俺はあの世の天国で静かに眠る者を無理やり蘇らせて、 無理やり俺の悪行を手伝わせ、そいつらを地獄へ落とすのが趣味なのさぁ!!」 イチゴ「そ・・・・・そんな・・・・・・・!!」 名島「・・・・・・・シルバックの言う事は本当だよ、アキヒメ君。」 イチゴ「っ!?名島・・・・・君・・・・・・?」 チアキ「やっぱり・・・・・私たち・・・・死ぬ運命なのね・・・・・・・。」 コリス「チアキちゃん・・・・・・?・・・・ううんっ!あきらめちゃ駄目!!」 コリスが顔を振りながら言う。 イチゴ「っ!そうだ!!まだこれからなんだ!!君たちが生きてる限り、死ぬ運命なんてないんだ!!」 シルバック星人「いや、どっち道こいつらは死ぬんだよ。」 イチゴ「どうして!!?」 シルバック星人「この二人は死んだ。だが、俺様の超能力でこいつらは今も生きてるのさ。 二人は俺がいる限り生きている。もし、俺が死んだら・・・・・・?」 コリス「どうなるの・・・・・!?」 シルバック星人「俺が死んだら、俺の超能力は解け、二人はまた死ぬのさぁ!!!」 イチゴ「う・・・・・嘘・・・・・・・・・・?」 名島「本当だよ、アキヒメ君・・・・・・・・。」 イチゴはそれを聞き、名島の前で切ない表情と声で言う。 イチゴ「そんなの嫌だっ!!せっかく君やチアキちゃんと楽しい思い出ができたのに・・・・・! また・・・・・すぐ死ぬなんて・・・・・・・!!」 イチゴは涙を流していた。再び親友が死んでしまうからだ。 チアキ「楽しい思い出なら・・・・・もうできました・・・・・・。」 イチゴ「チアキちゃん・・・・・・・?」 チアキ「私は・・・・・。初めは、この世なんてどうでもよく、早く星人に殺して欲しいと思いました・・・・。 でも・・・・あなたたちが・・・・・私に優しい思い出をくれて・・・・・生きる自身が少し沸いてきて・・・・・。 でも・・・・・・そんな私の楽しい人生の始まりも・・・・いきなり終わるんですね・・・・・。」 名島「ごめんよ、アキヒメ君、コリス君。・・・DGCの研究ファイルを奪ったのは僕だったんだ。」 コリス「な・・・・・なんですって・・・・・・!?まさか、星人が!!」 名島はそう言われると、うなずく。 イチゴ「シルバック星人・・・・・・!やはりお前が名島君に・・・・・・っ!!」 これ程穏やかで冷静なイチゴが始めて星人に物凄い怒りの表情を見せた。 星人に対する敵意と友人を愛する想いが込められた表情だ。彼は星人にウルトラシューターを向けた。 名島「でも・・・・・。アキヒメ君、君のおかげで・・・・また楽しい思いでもできたんだ・・・・・。」 イチゴ「え・・・・・?」 イチゴはそう聞くと、また切ない表情になる。 名島「シルバック星人の命令は辛かったけど・・・・・。 アキヒメ君の家でアキヒメ君と一緒にいたのがとても楽しかった・・・。それだけで楽しい思い出だ・・・。」 名島はそう言うと涙を流し、イチゴはもちろん、チアキもコリスも涙を流す。 シルバック星人「はっはっはっはっはっは!!さっきから思えば楽しい思い出だと? 一度死んだ者はまたすぐ死ぬのだから、そんな思い出など許されないのだよ!! ちょうどいい・・・・・・・!お前たちDGCもガキどものろとも蹴散らしてくれるわっ!!」 シルバック星人はそう言うと、両手を紫色に輝かせ、コリスとイチゴに向ける。 コリス&イチゴ「っ!?」 二人は銃を構えるが撃てない。星人を殺せば、名島とチアキは死ぬからだ。 そして、ついに星人の両手から紫色の光線が発射された。このままではコリスとイチゴが・・・!? 名島&チアキ「わああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」 しかし、チアキと名島はコリスとイチゴの前に立ち、星人の光線を浴びていた。 チアキと名島はコリスとイチゴの盾になろうとしたのだった。 コリス「チアキちゃん!!」 イチゴ「名島君!!!」 二人はそれを見て驚く。 シルバック星人「ふん!自ら死を選んだか・・・・・・・・。」 イチゴ「名島君!!名島君!!!」 イチゴとコリスは名島とチアキを抱えて悲しく叫んだ。 光線を受けた後の二人は既にボロボロであった。身体中が火傷していた。 チアキ「・・・・・・・コリスさん・・・・・・。あの時は・・・・・ごめん・・・・・・ね・・・・・・・。」 名島「アキヒメ君・・・・・・・・今日も・・・・・ありが・・・・・とう・・・・・・。」 二人は目を閉じる。 こうして、名島とチアキは再び死んでしまった。イチゴは名島にすがり、泣き崩れた。 イチゴ「う・・・・ううう・・・・うあああああぁぁぁぁぁ・・・・・・・!!ああああぁぁぁぁ・・・・・・・!!!」 コリス「シルバック星人・・・・許さない・・・・・・・・!!!」 コリスはシルバックに対し、怒りに燃えた。 シルバック星人「ふん!お前たちにはゾンバイユの餌食となってもらう!! ここから立ち去れぃっ!!!」 星人はそう言うと、目を輝かせ、イチゴとコリスを消滅させた。 イチゴ「っ!!?ここは・・・・・・・・!!」 イチゴとコリスは遊園地から出ていた。 コリス「きっと、あいつの超能力で僕たちはここに飛ばされたんです!!」 イチゴ「え・・・・・!?あっ!怪獣が・・・・・・!!」 二人の前に巨大なゾンバイユが暴れていた。 ゾンバイユ「ガビャアアァァァ!グビャアアァァァァオオォォォォ」 スカイラッシュ二機は健在で、怪獣にレーザーを連射して攻撃した。 コリス「くっ・・・・・・・・!!」 コリスは唇を噛み締めながらどこかへ走った。 イチゴ「っ!?コリス君!!!」 シルバック星人「ウルトラマンクリスタルめ・・・・・・! 変身する前にこのゾンバイユで踏み潰してやる・・・・・・!!」 しかし、後ろからモモの声が。 モモ「確かにウルトラマンだけど、本当は私の弟よ。」 シルバック星人「なにぃ・・・・・!?なっ??」 星人は後ろを向いた。そこにステッキを持つモモがいた。 モモは瞬間移動魔法でゾンバイユの内部に入り込む事に成功したのだった。 モモ「シルバック星人・・・・・・。よくもまぁ私の部下を泣かせたものねぇ・・・・・・・!!」 シルバック星人「貴様ぁ・・・ミンキーモモだなっ!??お前みたいな女など、 この俺様だけで倒せるわぃ!!」 シルバック星人はそう言うと、両手から光線を出す。 モモ「っ!ミンキーバリア!!!」 モモはステッキの先端を光らせ、光の壁を作った。 光の壁によって、モモは無傷であった。しかし、光の壁はすぐに消えた。 シルバック星人「・・・・・・・・・・・・!!」 星人は怒ってどこからともなく剣を出した。 星人はモモに斬りかかろうと走る。しかし、モモは間一髪よけた。 モモ「うわぁっ!!剣も扱えるなんて・・・・・・・!!」 シルバック星人「・・・・・・・・!・・・・・・・・!」 星人は再び剣を構える。モモを殺そうとしているのだ。 モモ「でもね・・・・・私だって剣くらいは扱えるのよ!!ミンキーランサー!!!」 モモがそう叫ぶと、ミンキーステッキの先端が光り、その光が伸びて、鋭く変化して、 ステッキの先端が光の刃となった。これが、ミンキーランサーだ。 シルバック星人「・・・・・・・・・・・・!!!」 モモ「とおおおおぉぉぉぉうっ!!!」 モモと星人は両方とも攻撃を仕掛けた。そして、斬りかかりあった二人はお互いに背を向いていた。 どっちが勝ったか? シルバック星人「・・・・・・・・・・・・。」 シルバック星人の首が切断され、その顔が床に落ちてしまった。 モモはこの勝負に勝ち、星人を倒したのであった。ステッキの先端の光の刃が消えた。 モモ「よっし!私、なんか決まってない?♪・・・・後は頼んだよ、コリス。・・・ミンキーテレポート!」 モモはそう言うと、ステッキを両手に持ち、先端から光が発し、その光がモモを包み、 その光はモモとともに、消えた。モモは今、瞬間移動魔法を唱えたのであった。 モモはゾンバイユが暴れている遊園地にワープした。 モモ「さあ、ゾンバイユ!!私の弟があんたをお仕置きに来るわよ!!」 そして、コリスは怪獣の前に来て、光るウルトラウォッチを付けた腕を空にかかげて、叫ぶ。 コリス「ショワッチ!!!!」 コリスはウルトラマンクリスタルに巨大変身した。 クリスタルはゾンバイユと向き合い、戦闘の構えをとった。 ゾンバイユ「グビャアアァァァァァオオオォォォォ」 ウルトラマンクリスタル「っ・・・・・・・・・!!」 クリスタルはゾンバイユに向かって走った。接近戦で戦おうとしていた。 つづく
二人は夜食を食べながら会話をしていた。
イチゴ「それで・・・・チアキって子も来るんだ。」 名島「うん。最近、僕とよく会う女の子だよ。」 イチゴはそれを聞きながらスプーンでスープを飲んだ。飲んだ後、スプーンを置き、イチゴは返事する。 イチゴ「・・・・じゃ、3人になるって事だね。」 名島「そうだね。」 名島がそう言うと、イチゴが笑い、名島も笑った。 イチゴ「はははは。それは楽しみだね。やっぱ楽しい事は人数が多いほうがいいよね。」 名島「うん。彼女にも・・・・楽しい思い出を作って欲しい・・・・だから・・・・・・。」 イチゴ「・・・・・・うん。皆で・・・楽しい思い出を作ろう・・・・・!」 名島「うん・・・・・。」 夜空では、宇宙の城が浮いていた。その城はコリスや名島が見たものと同じであった。 そして、その城の一つ目が青く輝いていた。これはまるで・・・・・幽霊船・・・・・・。 そして、その幽霊船と思われる宇宙に城の内部。とても不気味で暗い部屋で、 一人の奇怪な姿をした人がいた。そう、この者が宇宙の城の主であるシルバック星人であったのだ。 シルバック星人「・・・・・・そろそろかかるとしようか・・・・・・!」 宇宙から来たゾンビのような怪人、シルバック星人。彼は一体何をしようと言うのだろうか・・・・・? 翌朝、DGC本部の司令室では、モモや4人の隊員がいる。しかし、イチゴがいなかった。 シュドー「ありゃ?イチゴの奴、来ないな・・・・・?」 テブリッシュ「きっと何かの都合だろうか?」 サキ「名島君と一緒にどこかに行ってるとか・・・・・。」 3人が話しているところにモモが来て、こう言った。 モモ「そう。昨日、イチゴから電話があってね。イチゴは名島と一緒に遊園地に行ってるそうよ。」 シュドー「マジですか!?イチゴがせっかく再会した人と遊ぼうってか・・・・。なんか悪くないな。」 テブリッシュ「名島君と遊園地に行ってるのか。再会できたのがうれしいあげく、 もう一度友達として、楽しい気持ちになろうと言う訳か。」 サキ「素敵だわ・・・・・。あの二人に素敵な思い出が生まれるといいけど・・・・・・。」 サキは感激したように笑っていた。テブリッシュやシュドーも笑っていた。 そして、皆から少し離れているコリスもその様子を見て、微笑んだ。 コリス「イチゴさん・・・・・・・・。」 しかし、すぐに切ない表情でチアキの名を呟く。 コリス「・・・・・・チアキちゃん・・・・・・。」 一方、イチゴと名島は子供たちはもちろん、大人たちも大勢に楽しんでいる、 ランランランドアミューズメントという遊園地にいた。二人はチアキを待っているようだ。 イチゴ「・・・・・・・・いやぁ、それにしても、この遊園地、とても楽しそうだね。」 イチゴはたくさんの子供たちが楽しくアトラクションで遊んでいるところを見て、笑顔で言う。 名島「ふふ・・・・・・・・・。あ!チアキだ!」 チアキが二人のところに来る。 二人はそんな彼女の方に顔を向けて、笑顔で手を振った。 チアキ「・・・・・約束どおり、来たわ・・・・・。」 イチゴ「君だね。名島君の友達のチアキちゃんって。」 チアキ「え?この人(名島)と友達?私が・・・・?」 名島「・・・・・・・・・・・・。」 イチゴ「違うの・・・・・?」 チアキ「・・・・・・悪いけど、私、友達いないから・・・・・・。」 イチゴ「そう・・・・・・・。でも、何か一人でも楽しいことはあったよね?」 チアキ「ううん。・・・・・・・もう一度あの世に戻りたいわ。」 イチゴ「え?」 名島「アキヒメ君!実は・・・・・この子も一度死んで、あの人によって生き返ったんだ・・・・・。」 イチゴ「つまり・・・・・・不幸なままで死んでしまって、無理やり生き返らせられて・・・・・。」 チアキ「・・・・・元々はもうこんな世の中なんかどうでもいい。早くあの世に戻りたい。 でも・・・・・・。今は・・・・・ここで・・・・あなたたちと楽しみたい気持ちなの・・・・・。」 名島「え・・・・?じゃあ・・・・・・・?」 チアキ「まずはどこで遊ぶの?」 チアキは初めて二人に笑顔を見せながら優しい声で言った。 それを見たイチゴと名島も笑顔になった。チアキが始めて笑顔になってくれたからだ。 イチゴ「うん。じゃあ、まずはあそこから行こうか!」 イチゴはメリーゴーランドのところに指を指した。 名島「うん。さっそく行こうよ!」 チアキ「・・・・・行く。」 イチゴ「じゃ、レッツゴー♪」 3人はメリーゴーランドのところに向かって走っていった。 3人はメリーゴーランドを楽しんでいた。イチゴは馬型の乗り物に乗り、 名島とチアキは二人で一つの椅子のような乗り物に乗っていた。3人ともとても楽しそうであった。 イチゴ「今度はあそこに行ってみよう。」 次はコーヒーカップであった。 3人はクルクル回るコーヒーカップ型の乗り物に乗って楽しんでいた。 イチゴ「うふふふふふふふふふふ。」 名島「あはははははははははは!」 チアキ「くすくす・・・・。ふふふ・・・・・。」 ここは今までの明るいところとは違い、暗くて不気味なところであった。 ここはまるで、屋敷の廊下のようだ。 そこに、イチゴ、名島、チアキがいた。しかし、名島だけ怖がっておらず、 イチゴとチアキが彼にくっつきながら怖がっていた。 チアキ「な・・・・・なんか怖い・・・・・。オバケが出そう・・・・・・;」 イチゴ「うん。ここは・・・・と~っても怖いお化けがいる・・・オバケ屋敷なんだ・・・・・・!!;」 名島「そう。ここはオバケが出るアトラクションさ。今に来るよ。」 そう、ここはオバケ屋敷というアトラクションの一つであった。 名島の言うとおり、ドアがゆっくりと開き、誰かが来た。これに、イチゴとチアキがビクッと驚く。 そして、その者が姿を表した。この者はなんと白い布を被って顔が不気味に笑っていた。 白い布のオバケ?「ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ・・・・・・・!!!」 イチゴ&チアキ「いやああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」 名島「ははははははははははは。大丈夫大丈夫。こいつはただ怖がらせるだけで襲ったりしないよ。 笑い声は録音さ。見ろよ。こいつ、ドアから離れやしない。ちっとも動いてないだろ?」 チアキ「?・・・・・あ、ほんとうだ。」 名島の言うとおり、このオバケは人形でドアのところから動いてはいないのだ。 笑い声も録音で繰り返していった。チアキはこれによって、安心して胸に手をあて、ほっと息した。 チアキ「ほっ。・・・・・ただの・・・・オモチャだったんだ・・・・・・。」 しかし、イチゴは名島にくっついたままで怯えていた。それを見た名島は笑っていた。 名島「おいおいwこのオバケは人形だって言ったじゃん。」 イチゴ「で・・・・でも・・・・・。この姿を見てると思わず・・・・・・・・;」 名島「はいはい。じゃ、外に出ましょうか。」 チアキは二人の様子を見て、微笑んでいた。3人はオバケ屋敷から出た。 とある上空に浮かぶ宇宙の城の中で、シルバック星人はモニターで、 名島、チアキ、イチゴは遊園地で遊んでいるところを見た。 どうやら3人はオバケ屋敷から出て、次のアトラクションを探そうと歩いている。 どうやらこれが気に入らないらしい。 シルバック星人「名島にチアキめ・・・・・・!DGC隊員についているようだな・・・・・! だが、よかろう。どうせお前たちはそろそろまたあの世に戻るのだ。 こっちは計画の準備が既にできたのだからなぁ・・・・・!はっはっはっはっはっはっは!!!!」 DGC本部の司令室では、サキがレーダーを見ていて、 何かの異変を見たかのように、隊長にこう言った。 サキ「31地区上空で異常なエネルギー反応が発生しました!!」 モモ「31地区・・・・!?そういえば、そこってイチゴが言ってた、 ランランランドアミューズメントがあるところじゃない・・・・・・!? だとしたら、イチゴと名島君に何かがあったら・・・・・・・!」 コリス「隊長!僕がZEROで調査します!」 テブリッシュ「私も一号機で!」 シュドー「僕も二号機で行きます!」 モモ「わかったわ!3人とも、出動しなさいっ!!」 コリス、テブリッシュ、シュドー「了解!!!」 3人はヘルメットを被って、司令室から出た。 モモ「サキはレーダーで謎のエネルギーの発生地点を探して!!」 サキ「了解!!」 スカイラッシュ1、スカイラッシュ2、スカイラッシュZEROがそれぞれ格納庫から出て来て、 発進した。3機は高い空を飛び、31地区の上空を調査していた。 遊園地。お昼になったので、イチゴ、名島、チアキは飲食店で食事をとっていた。 3人はハンバーガー、チキンナゲット、アメリカンドッグ、コーラ、ソフトクリームを食べていた。 チアキは嬉しそうにチキンナゲットを食べていた。その次にソフトクリームを食べていた。 名島「ふふふふ。チアキちゃん、おいしそうに食べているね。イチゴも。」 イチゴもハンバーガーを一口食べた後、アメリカンドッグも食べていた。 イチゴ「名島君、このアメリカンドッグ結構いけるよ。もぐもぐ・・・・・。」 名島「うんうん。でも、どれも美味しいと思うよ。」 名島はそう言った後にコーラを飲む。 チアキ「っ・・・・・・。イチゴさん、名島。」 名島「ん?」 イチゴ「なんだい?」 チアキ「・・・・・・・・今日はありがとう。」 イチゴ「・・・・・・・うん。楽しい思い出・・・・できた?」 チアキ「うん。そして・・・・これからも・・・・・・。」 名島「アキヒメ君。僕からも・・・・・ありがとう。」 イチゴ「名島君・・・・・。」 チアキ「・・・・・最初はあなたたちと遊ぶ事に興味はなかったわ。 ・・・・・どうせ必ずまた死ぬんだから・・・・・。でも、何故かわからないけど・・・・。 無性にあなたたちと楽しみたいの。これから・・・・もっと・・・・・もっと・・・・・! でも・・・・・もうすぐシルバックに殺される。それを知ってても・・・・・、 これからもずっとあなたたちと楽しみたいという気持ちが・・・・何故か消えないの・・・・・・。」 チアキはそう言いながら、胸に手をあてた。今の彼女の顔は笑顔でありながらも辛い表情であった。 名島も同じであった。二人はシルバック星人によって蘇った。しかし、また彼に殺される予定なのだ。 チアキ「でも・・・・・私だって楽しい思い出が欲しい。だから・・・・・・。」 名島「・・・・・わかってる。僕も・・・・・・君と一緒に・・・・・・。」 イチゴ「二人とも・・・・・・。よっし!わかった!!」 イチゴはそう言いながら、指をパチンと鳴らした。 チアキ&名島「?」 イチゴ「じゃあ、この遊園地でもっとも有名なジェットコースターに乗ろう!」 チアキ「ジェットコースター?」 名島「ああ。乗ったらきっと凄いぞ~っ!」 その後、イチゴたちは既にジェットコースターに乗っていた。 そのジェットコースターはとてつもなく速く、乗客たちは絶叫していた。 イチゴ&名島「わああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」 チアキ「きゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」 名島「チアキちゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!楽しいかああああぁぁぁぁ~い!!!」 チアキ「すっごく楽しいいいいいいぃぃぃぃぃぃ~!!!!!!」 イチゴ「このコースターは終わるまでが絶叫なんだよおぉ~!!!!!!」 とにかく、イチゴたちは絶叫をしていた。コースターの活動が終わるまで・・・・・。 ジェットコースターから降りた3人は少し疲れ気味であった。しかし、3人は笑顔であった。 イチゴ「ふぅ・・・・結構行けたでしょ?」 チアキ「はい・・・・・。」 名島「・・・・・次はどこに乗りたい?」 チアキ「えっとね?他にもいろいろやってみたいな?」 イチゴ「うん!今日は存分に楽しもう!!」 3人はとにかく、この遊園地の様々なアトラクションを楽しんでいた。 ゲームセンター、スカイサイクル、ウェーブスウィンガー、大観覧車、他にもいろいろ・・・・・。 午後4時、イチゴと名島とチアキはいろいろ楽しんで遊びつかれたらしい。 イチゴ「もうこんなに過ぎちゃったね・・・・・。」 チアキ「うん。次は・・・・・・。っ!!!」 名島「どうしたの?チアキちゃ・・・・・・。っ!!??」 二人は空を見ると急に驚いた。 イチゴ「どうしたんだ?二人とも。空に何かが・・・・・・!?はっ!あ・・・あれは・・・・・!!?」 イチゴ、名島とチアキは空を見て驚く。そこに、 宇宙の城改めシルバック星人の宇宙船が飛んでいたからだ。 特に名島とチアキはこの宇宙船を見て、急に怯え始めた。 名島&チアキ「っ・・・・・・・・・・・・!!!」 イチゴ「・・・・チアキ・・・・名島。二人がこの空に浮かぶ城を見て怯えている・・・・・? すると、あの城が・・・・・あの城にいる奴が・・・・・・・・!!!」 イチゴはシルバックの宇宙船を怒りを表した表情で見ていた。 イチゴはついに二人の自由を奪っている者を見つけたのだ。 つづく
コリス「はい・・・・・。確かに僕が見たのは空に浮かぶ城でした。
でも、アレは・・・・宇宙の城だったんです。」 シュドー「おいおい。本当に見たのか?俺たちには本当に見えなかったぜ?」 テブリッシュ「その城が宇宙の城ってなんでわかるんだ?」 コリス「・・・・・チアキちゃんという女の子がそう言ってました?」 サキ「チアキちゃん?誰なの、その子?」 コリス「・・・・・僕にも始めて会ったばかりだから・・・・・・。」 モモ「じゃあ、外見でもいいからできるだけ教えて!」 コリス「は・・・・・はい・・・・・・・;」 モモがコリスに顔を近づけて言う。コリスはそれで少し焦る。 モモが離れると、コリスは冷静にチアキの事を教えた。 コリス「・・・・・チアキちゃんは、青色の髪でその髪が短い、スカートを履いていて、 上半身はワンピースのような衣装を着ていました。顔は少しおとなしそうでした。 あと、声も少しおとなしいです。・・・・・これでいいでしょうか?」 モモ「うん。とりあえず、青い髪でワンピースを着た娘ね。よし、任務追加ね! コリスはチアキと言う娘にもう一度会いなさい!」 コリス「え!?;会って・・・・・どうしろと言うのですか?」 モモ「・・・・あの宇宙の城の事を教えてもらうのよ。」 コリス「・・・・・はい・・・・・・。」 モモ「あと、イチゴは引き続き、名島君の保護を行ってもらうわ。」 イチゴ「はい。でも・・・・彼は・・・・・。」 モモ「わかってるわ。でも、何か、やな予感がするの。 彼に、DGCの基地へ行ってファイルを奪ったかと聞くのよ。勘違いしても責任は私がとるわ・・・・!」 イチゴ「・・・・わかりました・・・・・・。」 モモ「・・・・他のものはパトロール。異常事態を察したら必ず報告するのよ!」 隊員たち「了解!!!」 コリスはロードラッシュで町の道路を走っていた。チアキを探すためである。 コリス「・・・・姉さんに探せって言われたけど、チアキちゃんどこにいるんだろう・・・・・・。 ・・・・さっき、住んでるところはどこだって聞いておくべきだったのかな・・・・・・。」 コリスは運転しながら顔をきょろきょろしていた。チアキを探しているだろう。 コリス「・・・・・・・・あ!」 そして、コリスはついにチアキを見つけた。 チアキ「・・・・・・ん?」 チアキは目の前に走っているロードラッシュが停まったのを見た。 そして、コリスはロードから降りて、チアキのところに来た。 チアキ「・・・・・よく会うわね・・・・・。」 コリス「探したよ、チアキちゃん。」 チアキ「私に何か用?」 コリス「うん・・・・・。あの宇宙の城の事だけど・・・・・・。」 チアキ「・・・それ以上は教えられない。」 コリス「え!!!?;;;;;」 コリスはチアキに冷たく言われてショックした。 チアキ「・・・・・・教えてもこの星はいずれなくなるのよ。」 コリス「っ!!?この星がなくなる・・・・?じゃあ、あの宇宙船は・・・・・・!!」 チアキ「・・・・・言っても無駄かも知れないけど・・・・・。」 コリス「無駄でもいい・・・・・・!一部だけでもいいから教えて! あの宇宙船は・・・・・何しに来たの!?何の目的で来たの!?」 チアキ「・・・・・・・・・・・。」 しかし、チアキは黙り込んでいた。 コリス「チアキちゃん・・・・・・!!」 チアキ「・・・・・・・・・・・・・・。」 チアキはまだ黙り込んでいる。 あの宇宙の城がどこから来て、何のためにこの星に来たか・・・・・。 それすら語る意志はないように見える・・・・・・。 コリス「・・・・・チアキちゃん・・・・・・・。(どうしよう・・・・・・。ちっとも教えてくれない・・・・・。 姉さんからはあの宇宙の城の事をチアキちゃんに教えてもらえと言ったのに・・・・・。)」 チアキ「・・・・・・・じゃあ、一つだけ教えてあげるわ。」 コリス「え!?本当!!?」 チアキ「ええ。一つだけね・・・・・・。・・・・・宇宙の城に乗るあの人は、 この地球を独り占めにする気よ。」 コリスはそれを聞いて驚く。 コリス「っ!!あの宇宙の城は・・・・・やはり・・・・・・!!」 チアキ「・・・・・私から教えられるのはこれだけよ。後はあなた次第ね。 あなたがあの城に入って、あの人に直接聞いてみる事ね・・・・・・・。」 チアキがコリスに背を向けて、彼から離れようと歩き始める時、コリスが声をかける。 コリス「待って!!」 コリスに声をかけられたチアキは足を止めて、彼に顔を向ける。 チアキ「何よ?」 コリス「・・・・・君は・・・地球に住む者だて言ったよね・・・・・?」 チアキ「・・・・・私も初めからそうだった。でも・・・・・・・・。 生き返った今は・・・・・・そうでないかも知れないわ・・・・・・。」 チアキはそう言うと、歩いて彼から去っていった。 コリス「生き返った・・・・・・?チアキちゃん・・・・・君は・・・・一体・・・・・・??」 一方、イチゴは既に自分の家に帰っていた。 イチゴと名島は自分の部屋にいて、イチゴは机の前に座っていて、 名島はベッドに座っていた。イチゴが切なそうな声で名島に言う。 イチゴ「・・・・・名島君・・・・・・。」 名島「・・・・なんだい?イチゴちゃん?」 イチゴ「・・・・・昨日の夜、DGCの基地の研究室のファイルが何者か奪われたの。」 名島「っ!!?」 名島はその事を聞いて、ゾクっとした。 深夜、DGCの研究室のファイルを奪ったのも、名島であった。 しかし、イチゴはそれを知らないが、感づきそうになったモモに言われたので、名島に聞いていた。 イチゴ「そのファイルはどれも必要だったらしいんだ。 君は、その時、この家で寝ていたよね?ずっと・・・・・・・。」 名島「・・・・・ああ。もちろんだよ。」 イチゴ「・・・・・名島君は・・・・・DGCの基地に潜入したりとそんな事してないよね・・・・・?」 名島「するわけないよ。第一、僕がDGC基地に潜入したら僕なんてとっくに逮捕されてるさ。」 イチゴ「名島君・・・・・・!」 イチゴは急に立って、名島を抱く。 名島「!?アキヒメ君・・・・・・!?」 イチゴ「名島君は・・・・本当に・・・・・あんな事・・・・するわけないよね・・・・・・。 名島君は・・・・生き返った後でも・・・優しい人だよね・・・・・・!?」 イチゴは切ない表情で言う。名島も切ない表情で静かに答える。 名島「・・・・・・うん・・・・・・。(ごめん、イチゴ。本当は僕がやったんだ・・・・・。 でも、僕だってこんな事、やりたくなかった・・・・・。でも、しょうがないんだ・・・・・。 シルバックが命令したんだから・・・・・。あの人は・・・・・・。)」 名島は心で自分がやった事を後悔していた。そして、シルバックとは一体なんなのだろうか・・・? そして、イチゴは名島から少し離れた。名島はイチゴを見ながら、こう言った。 名島「ねえ、アキヒメ君。」 イチゴ「っ?」 名島「・・・・・明日、遊園地に行かない?」 イチゴ「え・・・・・?」 名島「・・・・・ほら、せっかく生き返ったし・・・・・・。もう一度・・・・楽しい思い出を作りたいと思う。」 イチゴ「・・・・うん。行こう・・・・・明日、遊園地で遊ぼう!」 名島「・・・・・うん!」 イチゴが笑うと、名島も笑った。二人は仲良くなった。 イチゴ「じゃあ、僕、ご飯の用意するよ。」 名島「わかった。でも、後で飲み物とか買うかも。」 イチゴ「うん。ご自由にね^^」 イチゴはそう言うと、キッチンのところへ歩いた。 名島(・・・・・・・シルバックは、一度僕を蘇らせた人だ。 でも・・・・・目的を達成したら・・・・再び僕を殺してしまう・・・・・。 だったら・・・・・その間に・・・・・・・。この再生した身体で・・・・・・・!!) 夕日、名島は街を散歩していた。何か飲み物を買おうとコンビニに行く途中であった。 名島「・・・・・・・あっ!」 名島の前にチアキがいた。彼女は名島の前に止まる。 チアキ「・・・・・・・生き返ってからの喜びが見つかったそうね・・・・。」 名島「・・・・・うん。君は?」 名島はチアキに聞くが、チアキは顔を振っていた。どうやら生き返った後の喜びは見つかってないらしい。 名島「・・・・・・そうか。・・・・・僕らは今、あいつの奴隷になってるんだからね・・・・・。」 チアキ「・・・・・・私、シルバックにこう言ったの。」 名島「え?なんて言われたんだい・・・・・?」 チアキ「・・・・・・私たち・・・そろそろあの世に戻らなければならないらしいわ。」 名島「え!?そ・・・・そんな・・・・っ!明日・・・・友達と遊園地に行こうって約束したのに・・・・・。」 チアキ「明日・・・・・・。でも、その日くらいにあの人が動き出すみたいよ。 ゾンバイユとともに・・・・・・・!」 名島「・・・・・・僕・・・・せっかく友達に会えたのに・・・・・・・。」 チアキ「仕方がなかったのよ・・・・・。所詮、死んだ者が生き返って、 友達に会って分かち合うなんて・・・・・そんな思い出が・・・あっていいはずがないと思うわ・・・・。」 名島「・・・・・君は随分と鬼畜だね・・・・・。君は・・・死ぬ前はどうしていたの・・・・・?」 チアキ「・・・・・・・私は・・・・・幼い頃、暖かい家族にすくすくと育てられたわ。 でも・・・・その時、怪獣が現れて私の両親を殺してしまった・・・・・。 私は独りぼっちになった。友達もいない。慰めてくれる人もいない。 生きる望みのなくなった私は自殺をして命を落とした。 でも・・・・・シルバックがそんな私を蘇らせた・・・・・・・。利用するためにね・・・・・。」 名島「・・・・そうか・・・・・。でも、僕は生き返ってあの人にちょっとだけ感謝している! でも・・・・・また殺そうとするなんて・・・・・。」 チアキ「私はそれでもいいけどね・・・・・・。この世からさっさと去りたいわ・・・・・・。」 名島「僕は・・・・・この世から去りたくないよ・・・・。せっかく友達に会えたから。」 チアキ「それに比べ、私には友達がいない・・・・・・。」 名島「だったら、生き返っている間に、楽しい思い出作るといいよ!」 チアキ「・・・・無理よ。どうせあの人に殺されるのがオチだわ。」 名島「っ・・・・・・・・・・。」 そこに、コリスの乗るロードラッシュが走ってきた。 ロードラッシュは二人の前に停め、窓からコリスの顔が出て、チアキに話しかける。 コリス「こんばんわ、チアキちゃん、名島さん。」 名島「コリス君!!」 チアキ「・・・コリス?あの人が・・・・・・?」 コリス「あ!君たち、友達だったんだ^^」 チアキ「・・・・・違うわ。ただ・・・・・・。」 名島「似たようなもんさ。君はパトロールしてるのかい?」 コリス「はい。チアキちゃん。」 チアキ「何よ?」 コリス「・・・・・名島さんと何をしているの?」 チアキ「私は別に・・・・・・。」 名島「僕はちょっとジュースを買おうと思ってね。ちなみに、明日アキヒメ君と遊園地に行く予定なんだ。」 コリス「それは嬉しいですね!じゃ、僕はここで!」 ロードは再び走り、二人から離れていった。 名島「・・・・・そうだ!チアキも行く?」 チアキ「え・・・・・・?」 名島「僕と一緒にさ・・・・・遊園地で楽しい思い出作ろうよ・・・・・・ね?」 チアキ「でも・・・・・・・・。」 名島「・・・・いつまでも暗がっちゃ駄目じゃないか。君だって良い思い出が欲しいんだろう? 君の辛さはだいたいわかった。だから・・・・・・・。」 チアキ「・・・・・・・あなたは何もわかってない。でも・・・・・いずれはあの人に殺される。 この際・・・・・明日、あなたと一緒に遊園地に行くわ。」 名島「ははっ!ありがとう。ついでに、僕の友達も来るけど、いいかな?」 チアキ「・・・・どうでもいいわ。」 名島「はははは。じゃあ、明日ね。バーイ!」 名島は元気良く走って、チアキから離れた。 チアキはそんな彼に向かってゆっくり手を振った。 名島はイチゴの家に帰った。イチゴと名島はキッチンで夕食を食べていた。 イチゴはステーキにスープ、野菜サラダを作っていて、それらをテーブルにおいていた。 ちゃんとそれぞれ二人分に分けている。 つづく ハリー邸。ハリーは自分の部屋で、パソコンをしていた。しかし、顔がやけにやらしい。 |
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