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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリスとハリーはテーブルの前の椅子に座って、会話をしていた。

ハリー「そっかー。今回は宇宙人が二人かぁ。」

コリス「はい。一人目はザラブ星人で、クリスタルと互角に戦ったんです。

二人目は僕は写真でしか見たことありませんが、ベルザス星人というんです。

あの星人はどんな戦力を持ってるか、未だに不明なんです・・・・・。」

ハリー「もし、そのベルザスって奴とザラブ星人が超強かったら、

流石のウルトラマンクリスタルでも、一人じゃキツイだろうな。」

コリス「はい・・・・・・。」

ハリー「まあ。こちらとウルトラマンがもう一人いりゃぁ、大した事ねーけどよぉ。」

コリス「でも、今のこの国では、ウルトラマンはクリスタル一人なんですよ?

確かに、別のウルトラマンなら、日本で活躍したそうだけど、この国では・・・・・。」

ハリー「何言ってんだ?この国にも、昔はウルトラマンがいたんだぜ。」

コリス「え!?このアメリカにも、ウルトラマンがいたんですか!?」

ハリー「ああ。ちょっと待ってな。自分の部屋に本があるからな。」 ハリーはそう言うと、立ち上がる。

そして、ハリーは自分の部屋の本棚からある本を1冊取り出して、

コリスのいる部屋に戻り、再びテーブルの前に座って、コリスに二つの本を見せた。

コリス「っ!?こ・・・これは、ウルトラマンの本!?」

ハリー「そうさ。まず、これを見てくれ。」 ハリーはその本をコリスに見せる。

コリス「なんですか?このウルトラマン・・・・・。」

コリスは表紙に載っているウルトラマンの写真を見て、ハリーに言う。

青い目のウルトラマンであった。しかし、こりすはこのウルトラマンを知らないらしい。

ハリー「・・・・・よく聞いたなwそう。このウルトラマンこそが、【ウルトラマンパワード】だ!」

コリス「ウルトラマン・・・・パワード・・・・?」

ハリー「そうさ・・・・・。俺が子供の頃、よく怪獣が現れてさ・・・・・。

そいつらはこの現実でアメリカの平和を脅かしていたっけ・・・・。そんな時だ!

このアメリカにウルトラマンが現れた。そのウルトラマンはパワード。

パワードは必殺のメガスペシウム光線で数々の敵を倒していったんだ。

それで、パワードはこのアメリカのウルトラマンとして英雄になったってわけさ!

・・・・・と言っても、パワードは今、この地球にはいないんだよな・・・・・。」

ハリーが語っている間に、ウルトラマンパワードが怪獣たちと戦っている場面が、

次々と流れていった。第1話、2話、9話、10話、8話、6話、3話、11話の順であった。

ちなみに1話がバルタン星人、2話がケムラー、9話がバニラ&アボラス、

10話がペスター、8話がダダ、6話がジャミラ、3話がレッドキング、11話がゴモラ。

いずれもパワード版である。コリスはハリーの話を聞いて、少し感心した様子だった。

コリス「そうですか・・・・・。アメリカにも・・・・ウルトラマンが・・・・・。(僕の他にも、

このアメリカを守ったウルトラマンが本当にいたのか・・・・。一度、会ってみたいな・・・・・。)」

ハリー「ちなみに、パワードが対決したのは、初代マンと戦った怪獣と似ているそうなんだ。」

コリス「初代マン・・・・・。日本で最初に現れた・・・・・・!」

コリスが笑顔で言おうとするが、その時にハリーが笑顔でその名を言った。

ハリー「そうよ!初代ウルトラマンよ!!」

ハリーが初代ウルトラマンだと言うと、いきなり初代ウルトラマンの変身シーンが出てきた。

コリス「初代ウルトラマンこそが・・・・。日本で最初に現れたという最強のヒーローですよね!」

ハリー「そうさ!でも、日本だけじゃない。バラージという幻の国でも戦ったんだ。

そして、昨日、クリスタルと戦ったザラブ星人も初代マンの敵だったんだ。」

コリス「そうですか。でも、初代マンはやはりかっこいいですもんね!」 二人が会話してる間に、

初代マンの戦闘シーンが流れた。 アントラー戦、ザラブ星人戦、ゲスラ戦、ラゴン戦だった。

ハリー「他にもいろんなウルトラマンもいるから、知りたきゃ、この本を読んでくれ。

パワードや初代マンの情報も入っているぞ。」

コリス「ありがとうございます!じゃあ、さっそくこの本読みますね。」 コリスは喜んで本を読んだ。


一方、夜の町では、イチゴ、シュドー、テブリッシュが悲鳴をあげた女性のところに来た。

シュドー「いたぞ!」 3人は倒れている女性のところに来る。しかし、その女性は、

何者かに食べられたように無残な姿をしていた。3人はそれを見て驚く。イチゴは女性を抱える。

テブリッシュ「まるで食べられているみたいだ・・・・・・っ!!」

イチゴ「きっと、この女性も星人にやられているんだ!」

シュドー「ちっ!あの人喰い野郎め・・・・・かなり凶暴そうじゃねぇか・・・・・!」

テブリッシュ「奴は人間ならなんでも噛み千切ってしまう!早く星人を見つけねば!!」

「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 その時、今度は男性の悲鳴が響いた。

イチゴ「っ!?くそ!ベルザス星人め、また人間を食べてるのか・・・・・!!」

シュドー「そうはさせねぇ!!」 テブリッシュ「急ごう!!」 3人はその悲鳴を聞き、イチゴが立つ。

そして、3人は星人に食い殺された女性のところを後にして、次の犠牲者のところへ走った。

だが、その女性の無残な姿は暗い夜のせいかあまりよく見えなかった。

別のところでベルザス星人が怯えて腰を抜いている女性を襲おうと近づいていた。

女性「い・・・・っ!ひ・・!い・・・いやぁ・・・・・・・・。」  悲鳴をあげた男性は星人に食い千切られて、

やはりグロテクスな姿となって死んだ。しかし、夜の暗さのせいか、あまり見えない。

ベルザス星人「ギッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!」

女性「っ!?やあぁっ!!」 そして、星人は女性の両腕を右手で掴み、左手を彼女の胸元に近づける。

イチゴ「そこまでだぁ!!」 しかし、ちょうどその時にイチゴたち3人が駆けつけた。

それに気づいた星人が3人の方に顔を向け、そのせいか手も女性の両腕を放していった。

女性「わあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 女性は泣き叫びながら逃げた。

ベルザス星人「ギッヒッヒッヒッヒ・・・・・!DGCの肉どもかよ・・・・・。」

シュドー「これ以上、てめぇの思い通りにゃぁさせないぜ!!」

テブリッシュ「お前は何故、生けとし生ける者を喰うのだ!?」

ベルザス星人「ギッヒッ!地球の生物は実に興味深い・・・・・!

我々はその素晴らしい生物のたくさんいるこの星を手に入れに来たのさ・・・・・。

特にてめーら人間は実にいい味して、喰い甲斐がありやがるぜ・・・っ!

ただ、食べるだけじゃねぇ。人体実験とか玩具のように扱っても楽しめそうだしなぁ。

特に女ぁ・・・・・・!!」  ベルザス星人はニタァと大きく口を開いて悪の笑みを見せた。

イチゴ「・・っ・・・・!このぉ!!」 3人は一斉射撃でベルザス星人を攻撃。 バキュン バキュバキュン

ベルザス星人「・・・・・・・・・!!」 しかし、星人はジャンプして避け、3人の後ろに着陸。

イチゴたち「な・・・・っ!!」 3人は後ろのベルザス星人の方に向く。

ベルザス星人「我々はザラブ星人と協力し、この地球を必ず征服してやんよ。

それにしてもよぉ・・・・。そこにピンク髪の隊員・・・・うまそうだなあぁ・・・・っ!!」

ベルザス星人はそう言うと、イチゴを襲おうと跳びかかった。

イチゴ「っ!?」 しかし、シュドーとテブリッシュがそうはさせんと、一緒に星人を蹴り上げた。

テブリッシュ&シュドー「させるかぁ!!」 二人の強烈な蹴りに星人は扱けた。

ベルザス星人「・・・・・・!・・・・・・・・・!!」 しかし、ベルザスは余裕に立ち上がり、また襲おうとする。

しかし、3人は一斉射撃で星人を攻撃するが、星人は焦って後方に宙返りして、それを避けたが、

3、4発の弾が命中したので、完全に避けきれず攻撃を少し受けた様子だ。

ベルザス星人「・・・・・・・・!!」  ベルザス星人は両目から赤い光線を出した。

イチゴ「避けて!!」 3人は敵の光線を避けた。光線はアスファルトにあたり、爆発した。

その後すぐに、イチゴたちは一斉射撃で反撃に出る。全弾命中したが、星人はひるまなかった。

ベルザス星人「ギッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!!!」 ボオオオオォォォォォォ

そして、ベルザス星人の大きく開いた口から青い火炎が出て、3人を襲う。

シュドー「あっちゃっちゃっちゃ!!」 テブリッシュ「くっ!こいつ、火も吹けるとは・・・・っ!!」

しかし3人は必死にその火炎攻撃を避けた。しかし、青い炎はすぐに消えた。

ベルザス星人「見損なうな!この俺様が貴様らごときに敗れるわけがねーよ!

勝負はお預けだぁ!!ギッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!!!」

こうして、星人は笑いながら飛び去った。暗い夜の闇に消え去ったのだ。

シュドー「ちっ!逃がしちまったか・・・・・・!!」

テブリッシュ「奴はやはり強力だったな・・・・・・!油断は禁物だ・・・・・・!」

イチゴ「・・・・本部に戻って、隊長に報告しよう・・・・・・。」

つづく

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ウルトラマンクリスタル「っ!でぃ!!ショア!!」

いきなり殴りかかるザラブ星人の拳をウルトラマンクリスタルは手刀で、それを受け止める。

そして、2大戦士が蹴り上げ、両者の足が激突し、相打ちとなる。そして、

クリスタルは素早いパンチで星人を攻撃した。星人はひるみ、さがった。

ザラブ星人「・・・・・!・・・・・・・・!!」  ザラブ星人は気を取り戻し、両手でクリスタルの顔を叩く。

ウルトラマンクリスタル「うっ!むぅ・・・っ!!」 そして、星人がクリスタルを掴み、

クリスタルも星人の体を掴んで組み合いに入る。しかし、星人の方がうまく押しているそうだ。

ウルトラマンクリスタル「っ・・・・・!ふん!」 クリスタルはザラブ星人の腹に膝蹴りを打ち、

頭を両手で叩いた後、素早い宙返り回転で、敵から離れた。

ザラブ星人「・・・・・・・・・・・!」 ザラブ星人は走ってクリスタルに近づくが、クリスタルも走り出して、

星人の頭を掴む。跳び箱のようにして、宙返り跳びで見事、ザラブ星人の後ろに着陸した。

ウルトラマンクリスタル「てやぁっ!!」 そして、クリスタルはすかさず星人の背中を蹴った。

ザラブ星人「・・・・・・・・・!?・・・・!」 星人は背中を痛がり、後ろに向いた。

怒って殴りかかるがクリスタルが拳でそれを受け止める。

しかし、もう片方の手でクリスタルの腹を殴る。ひるんだクリスタルに容赦なく蹴り飛ばす。

ウルトラマンクリスタル「くああぁっ!!!」  ウルトラマンは星人から離れたところに扱ける。

ザラブ星人「ザラブバルカン!!!!」 ザラブ星人がクリスタルに両手を向けてそう言うと、

両手の全ての指から無数の火薬弾が出てきて、クリスタルを襲う。

ウルトラマンクリスタル「っ!?でっ!てあ!ショア!!せあ!!」

ウルトラマンクリスタルは宙返りを繰り返して、星人の攻撃を何度も避けた。

しかし、その分、星人の出した弾が次々と地面にあたり、爆発していった。

ウルトラマンクリスタル「っ!ショワッ!!」

そして、クリスタルはジャンプして、ザラブ星人に空中キックを浴びせた。

ザラブ星人「・・・・・・・!!」 空中キックをくらった星人は後ろに扱ける。

そして、ウルトラマンはザラブ星人を掴むが、星人に殴られ、左の方に扱けた。

ウルトラマンクリスタル「うぐっ・・・・!はっ!!」 クリスタルは気を取り戻し、

向かってくる星人をキックでひるませ、立ち上がって、再び走り出す。

ザラブ星人はクリスタルに突進しようと走るが、クリスタルは宙返りジャンプで飛び越えて避けた。

そして、ザラブ星人の後ろに立ったクリスタルは星人の背中に向いてジャンプした。

ザラブ星人は後ろの方を向くが、すでにクリスタルが空中で蹴りかかろうとしていた。

ウルトラマンクリスタル「うおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」

クリスタルは両足で空中キックを決めるつもりだ。しかし・・・・・?

ザラブ星人「・・・・・・・・・・・・・・・。」  ザラブ星人は両手をあげて青い光に包まれて消えていった。

ウルトラマンクリスタル「あうっ!?」  ザラブが消えたのでクリスタルは、

空中キックを決めることができず、あまつさえ、着陸に失敗し、尻もちをついてしまった。

ウルトラマンクリスタル「っ!?星人が消えた・・・・・!?」 クリスタルはそう言いながら立った。

サキ「逃げたんだわ。何か・・・企んでるような気がするわ・・・・・。」


次の日、サキとコリスはDGC本部の司令室で昨日の事件の事をモモに報告した。

モモ「そう・・・・・。ソドーリゾートで巨大星人が・・・・・・。」

コリス「奴は、ウルトラマンクリスタルと戦っている途中で急に逃げ出したんです。」

サキ「星人の目的は、地球征服だと言う事は確認済みです。」

モモ「こちらもニュースで見たわ。その星人・・・・・ザラブ星人は、

間違いなくこの地球のどこかにいるはず。見つけ次第、撃退するのよ。それと、もう一つ・・・・・・。」

コリス&サキ「もう一つ・・・・・・?」

モモ「星人が現れた後の夜、奇怪な連続殺人が起こったの。」

コリス「連続殺人!?」

イチゴ「昨日の夜では、奇怪な怪人が忍び寄って、5人くらいの人を殺したという情報が入ったんだ。」

シュドー「俺たちが調査に出て、その犯人を見つけたんだ。」

テブリッシュ「その者は・・・・・黒く、残酷な顔をした、人型の宇宙人なんだ。」

サキ「なんですって!!?」

コリス「と、言う事は・・・・・・!」

モモ「星人が二人・・・・この地球に襲来したって事ね・・・・・。」

イチゴ「何故、星人が二体現れたのかは・・・・まだわからない。

でも、僕の予想によれば、奴らは共同戦線しているかも知れない。」

サキ「共同戦線?」

イチゴ「君たちが遭遇したザラブ星人と僕たちが追っていたベルザス星人。

ザラブは巨大化して街を破壊し、ベルザスは等身大で人々を狩っている・・・・・・。

彼らは自分のやり方を使い分けて侵略を進めているんじゃないかと思う。」

コリス「ベルザス星人とは・・・・・・・もう一人の宇宙人の事ですね・・・・。」

イチゴ「そうだ。これを見てくれ!」 イチゴはそう言うと、コリスとサキに一枚の写真を見せた。

写真には色が黒く口が避けて不気味に笑っている宇宙人がいた。

その宇宙人の頭には少し長い髪が生えていた。その者こそが、ベルザス星人であった。

サキ「この星人がベルザス・・・・・・・!」

イチゴ「そうだ。ベルザス星は恐怖の星で、とても凶暴な異人が生息していると言われているんだ。

宇宙ステーションからの情報だけどね。その星の異人が今、この地球にいるってわけさ。」

モモ「ザラブ星の異人も凶暴な性格を持っている。

もし、あの2大星人が力をあわせたら大変な事になるわ!

コリス、サキはザラブ星人の捜索。イチゴ、テブリッシュ、シュドーはベルザス星人の捜索を!」

隊員たち「了解!!!」


かくして、コリスはスカイラッシュZERO、サキはスカイラッシュ1で空中パトロールをしていた。

コリスとサキはそのパトロールをしながらも、通信で会話をしていた。

サキ「ねえ、コリス君。あのザラブ星人は何故、ベルザス星人と手を組んだのかな?」

コリス「わかりません・・・・・。でも、奴らが凶暴な星人同士なのはわかります。」

サキ「ザラブは・・・・昨日のようにまた巨大化するかも知れない。

それとも、今は人間の姿になって暗躍してるのかはわからない・・・・・。」

コリス「でも、こうしてパトロールしているだけでも、見つかった見つからなかったで、

パトロールの結果が変わるかと思います。もし、これで星人が見つからなかったら・・・・・。」

サキ「巨大化して現れなかった事になるわね。次は、ロードラッシュで行った方がいいね。」

コリス「・・・・はい。」 コリスが笑顔で応えると、サキも笑顔で微笑んだ。

そして、スカイラッシュ二機は星人を見つけるまでに、上空を飛び続けた。

・・・・夕日になっても、スカイラッシュ二機は飛び続ける。しかし、星人の反応がない。

スカイラッシュ1の操縦席で、通信機が鳴り出した。モモからの通信だ。

モモ『本部よりサキへ。本部よりサキへ。』

サキ「こちら、サキ。」

モモ『ザラブ星人は見つかった?』

サキ「それが・・・・・まだ見つからないんです・・・・・・。」

モモ『ふむ・・・・・。何時間も飛んだから疲れた頃でしょ?

そろそろ本部に戻りなさい。後は空軍に任せるわ。』

サキ「はい・・・・・。コリス君、戻りましょ。」

こうして、スカイラッシュ二機はDGC本部に帰還するべく、赤い太陽に向かって飛んだ。


本部の指令室に戻ったコリスとサキはモモと会話していた。

サキ「イチゴさんたちはまだ帰ってきてませんか?」

モモ「ええ。彼らには深夜まで働かせるつもりよ。ベルザス星人は夜に活動する確率が高いからね。

それに、あの3人は男だからね。男なら何時でもできるはずよ。」

コリス「僕も・・・・男ですが・・・・・・;」

モモ「でも、あんたは子供でしょ?」

コリス「まあ・・・・そうですが・・・・・・。」

モモ「子供だったら、ハリーさんの家に帰ってもいいんじゃない?」

コリス「そうですか・・・・・。じゃあ、ハリーさんの家に戻ります。」

コリスはそう言うと、二人の前で礼儀正しく背を下げ、司令室から出た。

モモ「・・・・・サキも・・・・家には帰らない?」

サキ「っ・・・・!私は・・・・・・帰りません・・・・・・。いえ、帰りたくない・・・・・・・!!」

この時、サキの表情は少しだけだが、怒りと悲しみに満ちていた。ほんの少しだけだが・・・・。

モモ「・・・っ・・・・・・。そうね。あなたの家族は・・・・・・・。」

モモがそう言っている時、サキは落ち込んだ表情でこう言った。

サキ「・・・・ごめんなさい。でも、気にしないでください。

この本部にある専用の部屋で寝ますので・・・・・。」

モモ「ええ。そうしなさい。」 モモは微笑んで言うと、サキも微笑んで返事した。

サキ「わかりました。ありがとうございました。」


夜の町では、ある一人の女性が歩いていた。しかし、彼女の周りに奇妙な笑い声が聞こえた。

謎の声「ギッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!!!」

女性「・・・っ!?だ・・・誰!?」 女性は不気味な笑い声に怯えた。

しかし、その声はどこか少年らしき声をしていたが、やはり不気味であった。

謎の声「ギッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ・・・・・!!女ぁ・・・・・!!」

女性の後ろから謎の声がした。女性は後ろを向くと、そこにベルザス星人の姿があった。

女性「ひ・・・ひいいぃぃっ!!ば・・・化け物・・・・・・!!」

ベルザス星人「うまそうな女だぁ・・・・・!ちょっと食わせろおおおぉぉぉぉ・・・・・・・!!!!」

ベルザス星人はそう言うと、ゆっくりと両手を前に出して、女性に近づいた。

女性「い・・・・嫌ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

女性は星人に襲われ、悲鳴をあげた。その断末魔な叫びは、

離れたところで歩いているイチゴ、シュドー、テブリッシュの耳に届いた。

イチゴ「っ!?悲鳴だ!!行ってみようっ!!」


一方、コリスはハリーの家にいた。

つづく

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ウルトラマンクリスタル   第24話・ウルトラの戦士!

強食宇宙人・ベルザス星人
凶悪宇宙人・ザラブ星人
ウルトラマンパワード
登場

宇宙ではあらゆる惑星が無数にも存在しています。

そして、この一つの惑星で暗躍する者たちが今、恐ろしい事を始めようとしていました。

ここは、その一つの惑星。尖った岩が多く、激しい風の音、

あたりは緑色みたいだが、とてつもなく暗かった。まるで死の世界であった。

その荒地で、二人の巨大な怪人がいた。しかし、彼らは突然、戦いを始めた。

怪人A「・・・・・・・・・・・・・・・!」 一人目の怪人Aが敵の顔を思いっきり殴る。

怪人B「・・・・・・・・!・・・・・・・・・・!!」 今度は二人目の怪人Bが殴り返した。

殴られた怪人Aはさがる。しかし、怪人Bは戦いの構えを解いた。

怪人B「貴様が地球を征服するだと?笑わせんじゃねーよ!」

怪人Bは頭に髪が生えていて、口が裂けていた。その口の中に鋭い牙がいくつも生えていた。

怪人A「けっ!てめーのようなチンピラに地球は頂けっかよ・・・・・!」

怪人Aは頭が大きく白かった。口が怪人Bと違い、小さく丸かった。

怪人B「か・・・っ!誰がチンピラだとよぉ!!」 怪人Bは怪人Aに蹴り上げる。

しかし、怪人Aはそれを避け、ミドルキックで怪人Bを攻撃した。怪人Bは後ろに扱ける。

怪人A「なめんなコラ。俺の先輩は、地球へ襲来した事あったんだぞ?」

怪人Aがそう言うと、怪人Bは立ち上がって言い返す。

怪人B「ふーん・・・・・。でもなぁ。俺は自分で地球に近づいた事あるぜ。」

怪人A「ほう・・・・・。だが、地球にはウルトラマンが守っている。」

怪人B「ウルトラマンだと?ああ。数々の怪獣を倒した英雄って奴か。」

怪人A「ウルトラマンは強い。どうだ?我々と手を組まないか?」

怪人B「ヒヒヒヒ・・・・!丁度いい。この際、地球を我らベルザス星人と、貴様らザラブ星人・・・・。

両方の物にしようじゃないか!」  怪人Aはザラブ星人、怪人Bはベルザス星人であった。

かくして、2大星人は手を握り合った。どうやら手を組んだそうだ。


場所は変わって、ここは地球のアメリカのソドーリゾートである。

ソドーリゾートとは、第7話の舞台でもある。とても平和なリゾート地である。今日の日まで・・・・・。

そのリゾートにコリスとサキが歩いていた。周りの人たちもとても楽しそうだ。

中には、子供たちが何かお面を被って遊んでいるようだ。

一人はウルトラマンクリスタルのお面を。もう一人がギルゾングのお面を被っていた。

どうやらウルトラマンクリスタルごっこをしているようだ。

ギルゾングのお面を被った男の子「ぎゃおぉ~う!」

怪獣のお面を被った男の子がクリスタルのお面を被った男の子を思いっきり殴った。

クリスタルのお面を被った男の子「いってぇぇ~!気をつけろ!!

本気で殴ったら負けちまうじゃないか!!」 そう言って、その男の子は立ち上がる。

ギルゾングのお面を被った男の子「ははっ。ごめんごめん。次、気をつけるよ・・・・。」

クリスタルのお面を被った男の子「当たり前だ!ウルトラマンが負けたら、世界は闇だぃ!」

ギルゾングのお面を被った男の子「うん!じゃあ、行くね!」

クリスタルのお面を被った男の子「おう!行くぞ~っ!!」

こうして、二人の男の子が組み合いに入った。コリスとサキはその様子を見て、微笑んだ。

コリスは青色の上着を着て、青いジーパンを履いていた。

サキは白い上着を着て、ピンク色のスカートを履いていた。

ちなみにコリスとサキは隊員服を着ていなく、それぞれ普通の衣装を着ていた。

コリス「ウルトラマンクリスタルごっこかぁ。楽しそうですね。」

サキ「ええ。クリスタルもすっかり子供たちの人気者になったそうね。」

コリス「ハリーさんから聞いたけど、来週、ウルトラマンクリスタルのスナックも出るそうです。」

サキ「そう。・・・・それにしても、相変わらず楽しいわね。ソドーリゾート。」

コリス「ええ。シャドギラー事件ではあんなに大変だったのに、それをもう忘れている感じですね。」

サキ「うん。じゃあ、ラテールショーへ急ぎましょ。もうすぐ始まっちゃう。」

コリス「ええ。確か・・・・・・ボン様が主役で・・・・・・。」

楽しく話し合う二人の前に紳士服のような衣装を着た青年が来た。

青年「いやぁ・・・・。可愛らしいですね。二人とも。」

コリス&サキ「え・・・・・?」 二人はいきなり青年に声をかけられ、とまどう。

青年「よかったら・・・・・。私と一緒にどこかへ来ませんか?」

サキ「・・・・結構です。」 コリス「僕も・・・・・・。」

二人は青年から遠ざかろうと、後ろの方に行く。青年はナンパしに来たと思うからだ。

青年「そうはいきませんよ?」  しかし、青年は一瞬に二人の前に来た。

サキ「っ!?(一瞬で・・・・・・!?でも、どうして・・・・・!?)」

コリス(・・・・・この人・・・・・。まさか・・・・人間じゃない・・・・・・!??)

青年「特にあなたのような美しい女性は・・・・実に遊びがいがありますねぇ・・・・・。」

そう言うと、青年はサキの手をいきなり掴み、もう片方の手が彼女の胸に近づき・・・・。

サキ「っ・・・・・!」 そして、サキは青年から恐怖を感じた。その時・・・・・。

コリス「このぉ!!」 コリスがサキを襲おうとする青年を体当たりで攻撃した。

青年はコリスの体当たりをくらい、サキから離れ、後ろに扱けるが、すぐに立った。

青年「うぐ・・・・っ!貴様ぁ・・・・・!見抜きやがったな!?」

コリス「見抜いた!?」 コリスは青年の言葉を理解できなかった。

青年「貴様がこの女がどれほど大切かわかった。だが、そいつを人質には、

流石にできなかったそうだな。ならば今度はぁ・・・・・・!おおおおぉぉぉっ!!!!」

青年は、ゆっくりと立ちながらそう言った後、急に両手をあげ、体中が青い光に包まれる。

その光は次第に大きくなっていき、やがて光は消え、巨大なザラブ星人となった。

サキ「青年の姿が・・・・・・!」

コリス「正体は巨大星人だったのか・・・・・!!」

ザラブ星人は奇怪な音を発しながら、街の人々にこう言った。

ザラブ星人「聞けぇい、地球人ども!この星は我々が支配する。

お前たちは我が奴隷となる運命なのだ!!!」 ザラブ星人はそう言いながら、歩き始めた。

街の人たちは星人から逃げ惑った。しばらく歩いた星人は近くの建物を叩き壊す。

ザラブ星人「・・・・・・・・・・・・・・・!」

コリス「くっ!サキさん、僕は星人と戦います!サキさんは人々の非難を!!」

サキ「ええっ!」 そして、サキは走って、コリスから離れた。

そしてコリスも橋って、人気のないところについた。

コリス「・・・っ・・・・・・!ショワッチ!!!!」

そして、コリスはウルトラマンクリスタルに巨大変身した。

サキ「っ!ウルトラマンクリスタル!!!」 サキは現れたクリスタルの姿を見る。

ウルトラマンクリスタル「ショワッ!・・・・っ!」

そしてクリスタルはジャンプし、先制攻撃として、ザラブ星人にジャンプキックをあびせた。

ザラブ星人「・・・・・・・!?・・・・・・・・・!!」  星人はいきなりクリスタルに蹴られて、

倒れるが、すぐに立ち上がり、クリスタルの前に向いて、襲い掛かろうと構える。

つづく

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突如、街で暴れだしたザラブ星人!そして、ひそかに人間を狩るベルザス星人。

二人の星人の前に、ウルトラマンクリスタルが大ピンチ!

その時、あの赤い光の巨人・ウルトラマンがついにやってきた!!

次回、「ウルトラの戦士!」 ついに2大戦士が時空を越えて夢の競演!!

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?ウルトラマンクリスタル第23話。

今回は親子にちなんだ話を目指したつもりでしたが、

ゲストのイズミとティアラって、イズミは子を失い、ティアラは親に捨てられたので、

似た者同士で、他人同士でもあるかも知れませんが、

一応、家族っぽい雰囲気で書いてるつもりだった・・・・・かなぁ?www(ぁ

ちなみに、このお話はウルトラマンタロウの20話に似せたそうな・・・・たぶん(まった

・・・・・次回は、ついにあのウルトラマンが登場します!

次回はウルトラマンパワードが登場します!!

何故、パワードかって?クリスタルの舞台がアメリカらしいし、

一応、その関連でw(ぁ でも、今は初代とかメビウスとか出してみたいなぁ・・・・・ww(

まあ、「ひまわりっ!!VS魔法少女リリカルなのは」で、

ウルトラマンジャックがこのブログの小説で、最初に出たので、

この小説ではパワードを出す事にしました。

しかし、次回は来年までおあずけです(´・ω・`)  もう疲れたんですよ・・・・・・。

それでは、来年になったらまた小説書きますので・・・・・。

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プサ星人・子「アアアアァァァァァン!!!」 星人の子はわっかからの光線で、

ゆっくり立とうとするクリスタルにダメージを与えた。

ウルトラマンクリスタル「ぐあっ!!・・・・・くっ!!」 攻撃を受けたクリスタルは後ろに扱けるが、

再び立ち上がって、プサ星人の子に近づき、組み合いに入ろうとした。

しかし、暗雲から、一つの雷が出てきて、クリスタルを攻撃しようとした。

ウルトラマンクリスタル「っ!?うわっ!!」 そして、クリスタルはまたその雷をくらって、

プサ星人の子から離れたところに扱けた。しかし、すぐに立ち上がった。

宇宙では、プサ星人の母が光線を出し続けて、雷を作っていた。

プサ星人・母「アアァァァァァァァァァァァァ・・・・・・」

星人の母により、作られた雷が次々と暗雲から落ちてきて、クリスタルに迫る。

ウルトラマンクリスタル「っ!?ふん!!えぃ!!ぬっ!!ショア!!」

クリスタルはアクロバットな動きで、次々と雷を避けた。

ウルトラマンクリスタル「でっ!ショワアアァァァァッ!!!」  そして、クリスタルはジャンプし、

再び空中キックを決める。今度こそ、敵に直撃した。 ドカアァッ

プサ星人・子「アアアァァァァァァン!アアアァァァァァン!!!」

プサ星人の子は強烈な飛び蹴りを受けて、倒れるが、すぐに立ち上がる。

ウルトラマンクリスタル「っ!ショワッ!!」 クリスタルは星人に近づいて、組み合いに入る。

力の押し合いの間に、星人の腹に膝蹴りを打つが、敵は怒って、クリスタルの顔を殴った。

ウルトラマンクリスタル「くぅっ!てえぇぇぇいっ!!!」

クリスタルはお返しにハイキックで繰り出す。これを受けた星人は後ろに扱ける。

ウルトラマンクリスタル「っ!はあああぁぁぁぁぁっ!!!」  さらに、クリスタルは跳びかかって、

倒れているプサ星人の子に馬乗りになり、星人を殴り続けた。

その様子を見た、イズミはいつの間に、水浸しになったところを、

フラフラしてるように歩いていた。その同時に何か呟いていた。

イズミ「やめて・・・・・・。やめて・・・・・・!!」

そして、宇宙のプサ星人の母もイズミと同じ気持ちを抱いてるかのように切なく鳴いていた。

プサ星人・母「ハアアアァァァァァァァァ・・・・・・・」 そして、星人は再び光線を出し、

またも、暗雲から雷を出して、クリスタルを攻撃しようとした。

ウルトラマンクリスタル「っ!ちぃ!!」 クリスタルは雷が来る事を察し、

いち早く、プサ星人の子から離れる。すると、雷は星人の近くに落ちて、そこが爆発した。

宇宙にいるプサ星人の母は怒って、次々と光線で雷を作った。

プサ星人・母「ハアアアアアァァァァァァァァァァァ・・・・・・」

そして、暗雲から次々と雷が出てきた。

ウルトラマンクリスタル「ふん!てあ!!っ!!うん!つっ!!」

クリスタルはこれをアクロバットな動きで次々と避けていった。

しかし、暗雲からは次々と雷が出てくるが、クリスタルはアクロバット戦法で、これを避け続ける。

プサ星人・子「アアアアァァァァァァァン!!!」 しかし、プサ星人の子が、

両目から青い光線を出して、クリスタルの攻撃してしまう。 ビイイィィィィィィィィ

ウルトラマンクリスタル「くあああぁぁぁぁぁっ!!?」 クリスタルは敵の光線を浴びて、倒れた。

プサ星人・子「アアアアァァァァァァン!!!!アアアアァァァァァァァァン!!!!!」

そして、プサ星人の子が走ってきて、クリスタルに襲い掛かろうとした。

ウルトラマンクリスタル「く・・・・っ!!ショアッチ!!!」

クリスタルも立って、走り出した。すると、両者は互いに衝突した。

ウルトラマンクリスタル「ぐ・・・・・・っ!」 プサ星人の子「アアアアアァァァァァァァン!!!!」

ウルトラマンクリスタルはプサ星人の子を捕まえた。それに対する星人は、

なんとか引き離そうとウルトラマンを何度も叩く。

ウルトラマンクリスタル「ぬっ!うう・・・・・!でぃああああぁぁぁぁぁ!!!!」

クリスタルはその打撃に耐えながら、星人を思いっきり投げ飛ばした。

投げられた星人は地面に叩きつけられたが、クリスタルがまだ攻撃しようと走る。

プサ星人・子「アアアァァァァァァァン!!!!!」  しかし、プサ星人の子はまたも立ち、

再びわっかから光線を出して、クリスタルを食い止めようとした。

ウルトラマンクリスタル「えぃっ!!!」 しかし、クリスタルはジャンプして、

その光線を避け、星人の後ろに着地した。しかし、また暗雲から雷が二つでた。

クリスタルはその雷を二回避けた。しかし、プサ星人の母は攻撃をやめようとしない。

プサ星人・母「アアアアァァァァァァァ・・・・・」  プサ星人の母が出した雷がクリスタルに迫る。

しかし、クリスタルもその雷に対抗しようと、左手を暗雲の空に向けた。光線技を出すつもりだ。

ウルトラマンクリスタル「クリスタル・レーザー!!!!」

プサ星人の母の雷とクリスタルのレーザーがぶつかり合い、爆発した。

なんとか、敵の雷攻撃をかき消したクリスタルだが、プサ星人の子がまだ攻撃をしかけようとした。

プサ星人・子「アアアアアァァァァァァァン!!!!」  星人が接近しようと走ると、

クリスタルも走り、組み合いに入った。星人はまたもウルトラマンを叩き続けた。

ウルトラマンクリスタル「ぐぐっ!!ショア!!!」 攻撃に耐えるクリスタルは、

チョップでプサ星人の子のわっかを叩いた。 ボン

プサ星人・子「アアアアァァァァァァン!アアアァァァァァァァァァン!!!!」 すると、わっかが爆発し、

わっかが次第に割れつつあった。星人は頭が痛がり、頭を押さえていた。

しかし、クリスタルは容赦なく、星人の腹を殴り続けた後、両手で星人を持ち上げた。

ウルトラマンクリスタル「うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

そして、クリスタルは一回まわって、星人を思いっきり投げ飛ばした。星人は山に叩きつけられる。

ウルトラマンクリスタル「エクセリック・・・・・・・!!」 クリスタルはとどめを刺そうとした。その時・・・・。

イズミの声「待ってええぇぇぇっ!!!!!」 イズミが物凄い叫びでクリスタルを止めた。

ウルトラマンクリスタル「っ・・・・・!?」 クリスタルは構えを解き、イズミの方を見た。

イズミは歩きつかれたせいか倒れそうになるが、岩場で倒れながらも、クリスタルを見て、叫んだ。

イズミ「あなたは何故、あの可哀想な子供を虐めるんですかぁ!!?

あの子はただ、泣いてるだけなんです!!寂しいんですぅ!!!」

ウルトラマンクリスタル「うっ・・・・。っ!」 クリスタルはそう言われると、星人の方を見る。

プサ星人・子「ヒック・・・ヒック!エグッ!ウウ・・・・ッ!」

星人は泣き崩れた。プサ星人の子はただ、飛ぶ事もできず、

母に会えなくて寂しがっているだけであったのだ。イズミはそれをよく知って、涙を流していたのだ。

イズミ「あの子供は泣いているんです!それだけの理由で、ああする事しかできなかったんです!

それなのに、大人たちは何故、そのような子を虐めるんです!?あの子の親だって泣いています!!

子供だって、好きで悪い事してるわけではないんです!!なのに、人はそれを犯罪っていう!!

そんなの・・・・・・許しません!!許しませんよおおぉぉぉぉ・・・・・・。ああああぁぁぁ・・・・・・!!!」

イズミはそう言うと、泣き崩れた。それを見たモモは切ない気持ちであった。

モモ「イズミさん・・・・・・・。っ!?」 その時、暗雲の空から光が出てきた。

クリスタルとモモはその光を見る。その光から、王様と王妃様が出てきた。

モモ「ママ!!」 ウルトラマンクリスタル「パパ!!」

王様『クリスタルや・・・・・。他の星に住む者たちも親子がいるんだば。

親も・・・・子も・・・・・・。みんな、愛で生きているんだば。』

王妃様『親と子は皆、暖かく愛し合っているのです。あなたも、それがわかっているはずです・・・・・。』

ウルトラマンクリスタルは両親の暖かい言葉に頷いた。どうやら理解したようだ。

そして、雨・・・いや、星人の母の涙も消え、クリスタルは両手をあげた。

ウルトラマンクリスタル「クリスタル・ヒーリング。」 そして、両手からキラキラ輝いた、

優しい光が出てきて、その光が怯えているプサ星人の子の壊れかけたわっかに集まる。

すると、星人のわっかは元通りになり、光り輝いていた。それを感じたプサ星人の子供は・・・・。

プサ星人・子「キャッキャッ!ニャハ!ニャハハハハハ!!」

笑顔になって、喜んではしゃいでいた。クリスタルが近づき、星人の肩に手を乗せる。

ウルトラマンクリスタル「さっ!一緒に行こう。」 クリスタルが優しい声でそう言うと、

プサ星人の子もそれを聞いて、大喜びで頷いた。星人はやっと親の元へ帰れるのだ。


クリスタルはプサ星人の子を運び、地球から宇宙へ飛び出した。

そして、プサ星人の母に近づくと、プサ星人の子は自ら宇宙を飛び、母と再会した。

プサ星人・子『ママ!ただいま!!』

プサ星人・母『おかえりなさい、坊や。マリンナーサの王子さま。どうもありがとうございました・・・。』

プサ星人・子『ママ。もう帰ろうよ。プサ星に・・・・・・。』

プサ星人・母『ふふっ。そうね・・・・・・。』

そして、宇宙人の母子は故郷の星に帰ろうと光り輝いているところへを飛んだ。

その時に母は美しい声で何かを歌っていた。クリスタルはそんな二匹を見送るように手を振った。

そして、クリスタルも地球へ戻ろうと飛んだ。しかし、それをひそかに見ていた謎の影があった。

謎の声『ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ・・・・・・!!いい気になるなよ、クリスタル。

貴様を倒して、この地球を手に入れてやるぞぉぉぉぉ・・・・・・!!!』

謎の影は不気味に笑っていた。それは次の戦いの始まりの合図でもあったのだ。


次の日、R254地区の村では、DGCの隊員たちと、イズミ、ティアラ、ナラの【新しい家族】がいた。

イズミ「・・・・昨日はどうもありがとうございました。」 イズミは微笑んでモモに言った。

モモ「い、いえいえ/////弱い者は守る!それがDGCの勤めですよwww」 モモは照れながら言い返す。

ティアラ「コリス君、私、夢が決まったの!」

コリス「え!?決まったの?どんな夢かな?」

ティアラ「あのね・・・・・。私、DGCの隊員になるっていう夢に決めたの!」

コリス「えええっ!!?」 コリスはそれを聞いて驚く。

まさか、自分と同じ隊員になろうとは思っていなかったからだ。

ナラ「私もね、ティアラおねえちゃんと同じ、DGCの隊員になるの!」 ナラも明るい少女になっていた。

サキ「ティアラちゃんもナラちゃんもなるんだね。二人とも、頑張ってね。」

サキは微笑んで言った。ティアラとナラは元気良く返事した。

ティアラ&ナラ「はい!サキ先輩!!」

サキ「せ・・・・先輩だなんて・・・・・/////」 サキは照れながら笑った。

シュドー「でも、DGCの仕事は辛いぜぇ?でも、それが君たちのやりたい事だろ?」

テブリッシュ「自分たちの目標は自分たちで達成するんだ。君たちならできるはずだ。」

イチゴ「その夢、あきらめずに頑張ってね。僕たちも応援するから。」

ティアラ&ナラ「ありがとうございました!」 二人は笑顔で隊員たちの前で礼儀正しい態度をとった。

イズミ「子供たちも明るくなって、私も嬉しいです。

そして、私の坊やは・・・・・今もプサ星で幸せに暮らしている事でしょう。

私はそれだけで幸せな感じがします・・・・・。これも、あなた方DGCのおかげです。」

サキ「はい。私も・・・・少し、勉強になりました・・・・・。」

モモ「それじゃ、みんな。いくわよ!」

隊員たち「はい!!」 こうして、モモと隊員たちは、ロードラッシュに乗って、

この村を後にした。ちなみにイチゴが運転。イズミ、ティアラ、ナラは、

走り去るロードラッシュに向かって、手を振っていた。

ティアラ「さよ~なら~っ!!」 ナラ「まて来てくださいね~っ!!」

こうして、悲しみの雨・・・・いや、暗雲よりの涙は止み、

プサ星の親子は無事、故郷の星に帰って今も幸せに暮らしている事でしょう・・・・。

これにより、地球のあの不幸であったイズミ、ティアラ、そしてナラの3人も、

今も新しい家族として、平和に幸せに暮らす事になりましょう。

そうです。親と子は愛し合っているのです。

この親と子の悲しい物語は終わりますが、まだクリスタルの戦いは終わっていませんでした・・・・。

クリスタルの背後に不気味の笑みを浮かべたあの星人は何者でしょう・・・・・。

そう・・・・・。新たなる宇宙の悪魔がひそかに、この星に襲来しつつあるのです・・・・・。

次回につづく

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