不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
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ハリーは扉を開き、二人はその先の通路に入り、走った。
コリス「あそこに僕のシーバーがあるといいけど・・・・・。」 ハリー「今はさっきの声の奴を信じるしかない!急ごう!!」 二人は走り続けた。そして、二人は何か物が沢山置かれている大きな部屋についた。 ハリー「こ・・・・・ここは・・・・・!?」 コリス「昆虫たちが人間から盗んだ物をここに置いているんだ・・・・・!」 ハリー「何!すると・・・・・・!!」 コリス「はい・・・・・・・!ここに僕のシーバーがある。」 ハリー「よし!じゃあ、一緒に探そうぜ!!」 コリス「はい!!」 二人はさっそくDGCシーバーを探し始めた。 コリスとハリーはそれぞれいろんなアイテムを取って投げたりして探していた。 ハリー「畜生!一体どこにあるってんだ・・・・・!?っ?」 ハリーは偶然にも某二次元キャラのエロ本を見つけた。 ハリー「・・・・・・///」 ハリーは鼻血を出しながら、そのエロ本をひっそりと自分の服に入れた。 コリス「えっと・・・・えっと・・・・・あ!あった!!」 ついにコリスはDGCシーバーを見つけた。 ハリー「え!?本当か!!」 今の声を聞いたハリーがコリスのところに来る。 コリス「はい。とうとう見つけたんです!」 コリスはDGCシーバーをハリーに見せる。 二人は喜び抱き合った。 ハリー「はは!よかったな、コリス!!」 コリス「はい!はははははは。」 そして、二人は離れ、ハリーはこう言った。 ハリー「よし!さっそくDGCに連絡するんだ!」 コリス「はい!!」 コリスはシーバーのスイッチを押し、さっそくDGC本部に連絡しようとした。 その頃、DGC本部の司令室では、サキ、シュドー、テブリッシュ、イチゴが戻ってきた。 テブリッシュ「各地区の殺人昆虫たちは全滅しました。」 モモ「ご苦労。」 シュドー「しかし、いつまた奴らが現れるかわかりませんね・・・・・。」 イチゴ「コリス君が奴らのアジトを突き止めればいいけど・・・・・・。」 サキ「・・・・・・・・・・・。」 サキは悲しげな表情でコリスを心配した。他の隊員たちも険しい表情をしていた。 サキは通信機のところに行った。 サキ「コリス君・・・・・・・・。あ、通信音だわ!」 通信機からピ―と音がなった。そして、コリスの声が聞こえだした。 コリス『コリスより本部へ!コリスより本部へ!!』 サキ「え?コ、コリス君!?コリス君だよね!!?」 コリス『サキさん!僕です、コリスです!!』 サキ「無事だったのね!今、どこにいるの?」 コリス『はい。僕は今、ハリーさんと一緒に殺人昆虫のアジトにいます!』 サキ「さ、殺人昆虫のアジトですって!!?」 シュドー「マジか!?」 テブリッシュ「奴らのアジトが見つかっただと!!?」 シュドーとテブリッシュ、モモやイチゴもサキのところに来て、モモがコリスに聞く。 モモ「場所は!!?」 イチゴ「奴らのアジトはどこにあったの!??」 コリス『はい。殺人昆虫のアジトは僕とハリーさんの家の近くの・・・・・・、 トキハの森のどこかにあると思います。実はその森に昆虫人間たちが密かに村を作ったんです!』 テブリッシュ「トキハの森に村が!?」 シュドー「聞いてねぇぞ、そんなの!」 コリス『僕はこの目ではっきりして見ました!殺人昆虫たちも、うじゃうじゃいました!』 イチゴ「わかった!隊長、どうします?」 モモ「よし!さっそくトキハの森に急行するわ!シュドーとテブリッシュはスカイラッシュで出動、 私とイチゴとサキはロードラッシュで向かうわ!」 隊員たち「了解!!!」 モモ「でかしたわ・・・・・コリス・・・・・!!」 コリス『はい。引き続き、アジトの探索を続行します。』 モモ「わかったわ!私たちがそこに急行するわ。それまで無茶しないでね!」 コリス『はい!』 一方、昆虫人間のアジトの倉庫では・・・・・・コリスとハリーがこの部屋から出ようとするが・・・・。 コリス「隊長たちがこのアジトに急行してくれます!」 ハリー「そうかぁ。じゃあ、俺たちはこのアジトを探ろう!」 二人はこの部屋から出ようとするが、彼らの前に二匹マンティスが現れた。 マンティス「キリキリキリキリキリ!調子に乗んな、ボケェ!!」 一匹のマンティスは怒って斬りかかる。しかし、コリスはそのマンティスを銃で撃ち倒した。 マンティス「キリイィ!??」 コリスに撃たれたマンティスが倒れると、もう一匹が走った。 マンティス「キリキリキリキリキリキリ!!!」 コリス「く・・・・・・うあ!!」 コリスは撃とうとするが、マンティスの一振りで銃が弾き飛ばされる。 マンティス「キリ!キリイイィィィ!!」 マンティスはそのままコリスを斬ろうとする。 コリス「っ!!?」 ハリー「うぉりゃあぁぁ!!!」 しかし、ハリーは後ろからフライパンで怪人を物凄く叩いた。 マンティス「キリッ!???キリィ~・・・。」 マンティスは頭を強く打たれたため、倒れた。 ハリー「大丈夫か?コリス。」 コリス「はい。ありがとうございます・・・・。」 コリスは礼をし、銃を取り戻した。 ハリー「そんじゃ、いくぞ。」 コリス「はい!」 二人は部屋から出て、アジト内を走っていた。 空では、スカイラッシュ二機が飛び、トキハの森へ向かっていた。シュドーは1、テブリッシュは2である。 一方、ロードラッシュも道路を走り、トキハの森へ向かった。 コリスとハリーはアジトの通路を走っていた。しかし、そこに5匹のワスプが飛んできた。 ワスプ「ブブブブブブブブブブブブブ!!!!」 ハリー「な!ワスプ軍団!!」 コリス「くっ!(銃では敵わなそう・・・・。)・・・ハリーさん、目を閉じて!」 ハリー「わ、わかった!」 ハリーが目を閉じると、コリスは左手を出した。 コリス「行け!!!」 そして、コリスのウルトラウォッチが光り、そこから五つの光弾が出た。 ワスプ「ブブッ!!」 「ブブブブッ!??」 「ブブウゥゥゥ!!!」 「ブブ!!」 「ブ・・・・・・!」 5匹のワスプが五発の光弾に命中され、爆発した。 コリス「ふぅ・・・・もういいですよ。ハリーさん。」 ハリーはコリスにそう言われ、目を開けた。 ハリー「ん・・・・。おお!もういいか!」 コリス「はい!(・・・・ハリーさんに見せてはいけないんだ・・・・・。僕の正体を・・・・・。) ハリー「よし、行くか、奴らのボスに会うために!」 コリス「はい!!」 二人は昆虫人間のボスのところへ行こうと走っていた。 トキハの森では、モモ、サキ、イチゴがロードラッシュから既に降りていた。 サキ「ここに昆虫人間たちのアジトが・・・・・。」 イチゴ「うん・・・・・・!セミやコオロギの音がするね・・・・・!」 モモ「・・・・テブリッシュ、シュドー、聞こえる?」 モモはシーバーでテブリッシュとシュドーに話しかける。 シュドー『はい!何か?』 モモ「あなたたちは、そのままスカイラッシュで空を警戒して。 昆虫人間たちはたぶん、怪獣を送り込むに違いないわ。」 テブリッシュ『わかりました。』 シュドー「昆虫人間どもめ・・・・!怪獣を操れるとはなぁ・・・・!」 テブリッシュ「きっと、昆虫怪獣かも知れんな・・・・・!」 モモ(・・・・・昆虫人間たちのボスは恐らく凶悪だわ。彼は・・・・・巨大化できるでしょう・・・・・。) イチゴ「隊長。さっそく潜入しましょう。」 サキ「コリス君とハリーさんを助けるために。」 モモ「・・・・ええ。行くわよ!みんな!」 サキ&イチゴ「了解!!」 3人は森の中を歩いていた。 イチゴ「・・・・・・森に入れたけど、肝心のアジトはどこに・・・・・。」 サキ「礼の殺人昆虫たちもいなさそうですし・・・・・。」 モモ「・・・・・・・っ!」 モモは何かを見つけたように足を止めた。二人も足を止める。 サキ「どうしたのですか?」 モモ「見つけたわ・・・・・・・。」 イチゴ「え・・・・・?っ!この洞穴は・・・・・・!!」 3人の前に大きな洞穴があった。そこが殺人昆虫たちのアジトの入り口である。 サキ「この洞窟が奴らのアジトですか・・・・!?」 モモ「ええ。おそらく・・・・・・。」 イチゴ「そして、ここに殺人昆虫のボスがいる・・・・・。」 サキ「それだけじゃない・・・・・。コリス君たちまで!」 モモ「・・・・・よし!潜入するわよ!!」 サキ&イチゴ「了解!!」 3人は洞穴に入った。 一方、コリスとハリーは既に昆虫軍団と遭遇していた。 ティックル「アリャリャ・・・・・!!」 ティックルの一匹が既にコリスに撃たれて倒れる。 コリス「くっ・・・・・・・!!」 ハリー「やべぇぞ・・・・・!ティックル、ワスプ、マンティス・・・・・・・! 3大怪人が無数で連合軍を組んでやがる・・・・・!!」 ティックル「アリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャ!!!!!」 ワスプ「ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブ!!!!!!!」 マンティス「キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ!!!!!!!!!!」 コリス「こんな大軍団を相手に・・・・・僕一人では・・・・・!!」 ワスプ「ブブウウゥゥゥゥゥ!!!」 コリス「っ!」 ワスプが飛んできたが、コリスがその怪人を撃った。怪人は倒れる。 しかし、コリスが撃った瞬間に、一気に数匹のワスプやティックルやマンティスが飛び掛った。 ハリー「わあ!一斉にやる気だ!!!」 コリス「っ!もう駄目・・・・・・・・・!!!」 しかし、そこに、モモ、サキ、イチゴが駆けつけ、殺虫光線機による光線を出した。 3つの光線がコリスやハリーに迫る数人の怪人たちを消滅させた。 ハリー「あ!あれは!!」 コリス「た、隊長たちだ!!」 つづく PR PK地区の町では、人々が悲鳴をあげながら逃げ惑っていた。
二人は様々な虫の声が聞こえる声が響いている森の中をくまなく歩いていた。
ハリー「しかし、妙だぜ・・・・・。以前ではこんなに声を発していなかったのに・・・・・。」 コリス「・・・・やっぱり、ここが殺人昆虫の住みか・・・・・・。」 ハリー「だとしたら・・・・・・・っ!?隠れろ!!」 コリス「わ!」 ハリーは急にコリスを引っ張りながら、右の木々に隠れた。 コリス「もぉ~!何するんで・・・・・・!」 コリスが言ってる途中にハリーがそれを静止した。 ハリー「しっ!!見ろよ・・・・・!!」 二人は木々にから前をこっそり見てみる。 すると、そこにティックルが二匹いるではないか。二匹は何か会話をしているそうだ。 コリス「っ!!殺人昆虫の一種・・・・ティックル・・・・!!」 コリスは小さな声で言った。 ハリー「ほーう・・・・やはり、ここに殺人昆虫がいやがったか・・・・!!」 ティックル「アリャリャリャリャリャ!!」 「アリャリャリャリャリャリャリャリャ!!!」 ハリー「・・・・・奴ら、鳴き声で会話しているのか・・・・!?」 コリス「いえ。彼らは時に人間の言葉を話せます。」 ティックルA「・・・・・この森を秘密を知った奴はここに入ってないだろーな?」 ティックルB「ああ!たとえ、俺らのアジトに入った奴がいても、すぐに殺しちまうからな。」 ティックルA「間もなく、我がボス・ビドロン様の計画の最終段階に入ろうとしてんだ! その間に人間どもに俺らの秘密を知られてはいけない!!」 ティックルB「よし!見張りを続行しよう!」 ティックルA&B「アリャリャリャリャリャリャリャリャ!!!!」 そして、二匹は離れて行った。 ハリー「おいおい・・・・・!殺人昆虫の親方とやらがなんらかの計画を進めてるってさぁ・・・・!!」 コリス「・・・・・・ビドロン・・・ですね・・・・・!あいつさえ倒せば・・・・・!!」 ハリー「行くぞ!コリス!!」 コリス「はい!!」 二人は木々から出て森の中を走った。 コリス「・・・・・っ!!?」 コリスは殺気を感じ、上の方を見た。 ワプスが飛んで来た二人の前に着地。ヤリを構えていた。 ワスプ「ブブブブブブブブ!!!」 ハリー「ハ、ハチの昆虫怪人!!」 コリス「こいつも殺人昆虫だ!!!」 コリスがそう言うと、ワスプが彼に襲い掛かってきた。 ワスプ「ブブブブブブブブブ!!」 ワスプはヤリを突き出し、コリスを襲う。 しかし、コリスはそれを避けた。 コリス「うわ!!」 コリスはハリーを巻き込まぬように彼から離れて、ワスプと対峙する。 ハリー「コリス!!!」 ハリーは自分からコリスとワスプを見て、コリスを心配する。 コリス(こいつさえ魔法で簡単に倒せるのに、ハリーさんがいては・・・・!!) ワスプ「ブブブブブブブブブブブブ!!!!」 ワスプは再びヤリでコリスを殺そうとかかった。 ハリー「コリス!危ない!!」 ハリーがそう言うと、コリスが銃を取り、構えた。 コリス「くっ・・・・・・・・!!」 バキュン バキュン コリスは火薬弾でワスプを撃った。 ワスプ「ブブブブ!?ブブブブブ・・・・・!!!」 ワスプは身体中を撃たれ、ひるむ。 コリス「でええぇぇぇぇい!!」 コリスはワスプにとび蹴りでトドメをさした。 ワスプ「ブブウウゥゥゥゥゥ!!!!」 ワスプはコリスに蹴られて、倒れた。 ハリー「すげぇぞ、コリス!銃を持ってきたなんて!」 コリス「念のために持ってきたんです。さあ、行きましょう。」 ハリー「おうよ!」 二人は再び走り出した。その時、トンボの怪人が彼らを後ろから見ていた。 トンボの昆虫人間「た・・・・大変だ・・・・!」 昆虫人間はそう言って、慌てて走っていった。 二人は走っていった。その時、二人の前に3人の昆虫人間がいたので、二人は足を止める。 ハリー「おっと!こいつらも・・・・・!」 コリス「蝶・・・・てんとう虫・・・・・蓑虫・・・・・の昆虫人間たちですね。」 二人の前の3人の昆虫人間たちは何か平和そうであった。 蝶型とてんとう虫型は女性で二人とも人間の女性のような顔や体つきを持っているが、 それじれ昆虫らしい羽根を持っていた。蓑虫型は糸で木にぶら下がりながらそんな彼女たちを見た。 ポップ風にのんびりした顔であった。 てんとう虫「それでねぇ・・・・。ん?」 蝶型「どうしたの・・・・・?あ。」 蓑虫型「・・・・・あーれー・・・・この二人は・・・・・。」 3人の昆虫人間がコリスとハリーに目を向いた。 ハリー「ヤベ!;こっち見たぞ・・・・・・!!」 コリス「ど・・・・・どうしよう・・・・・!」 蝶型&てんとう虫型「きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!人間~!!!!」 蓑虫型「わ~人間だ~。」 蝶型とてんとう虫型は飛んで、蓑虫型は木の葉に隠れて逃げた。 ハリー「あ・・・・逃げたぞ・・・・・・?」 コリス「・・・・・恐らく、あの昆虫人間たちは一般人だったでしょう。 昆虫世界にも、いろいろ社会もありますね・・・・・・。」 一方、DGC本部の司令室では・・・・・サキが通信機の前に座っていた。そこにイチゴが来た。 イチゴ「・・・・・コリスからの連絡を待ってるんだね?」 サキ「・・・・っ!あ、はい。一応・・・・・・。」 イチゴ「くす。優しいんだね。サキちゃんは。」 サキ「・・・・・・はい・・・・・・。」 イチゴが微笑むと、サキも微笑んだ。 ピ――――ピ―――― その時、通信機が鳴りだし、サキがヘッドホンに耳を付け、マイクの前で言う。 サキ「こちら、サキ!!」 どうやら、通信の相手は自衛隊の通信隊員の男であった。 通信隊員『各地に殺人昆虫が動き出しました!!無数に暴れて、人々に危害を加えています!』 サキ「場所は!!?」 通信隊員『32地区、S4地区、RK地区、F地区の四ヶ所です!!』 サキ「わかりました!我々も出撃にかかります!!」 通信隊員『お願いします!!』 そして、通信を終えると、サキがモモに向かって叫ぶ。 サキ「隊長!32地区、S4地区、RK地区、F地区にそれぞれ無数の殺人昆虫が、 動き出しました!!それぞれ無数に暴れて人々に危害を加えています!!」 モモ「なんですって!?こうも早く侵略を始めようとしてるなんて・・・・・・!」 シュドー「まずいですね・・・・・!!」 テブリッシュ「私たちにできる事は・・・・・・!」 モモ「あるわ。自衛隊たちが各地で殺人昆虫たちと戦っているわ! テブリッシュは32地区、シュドーはS4地区、イチゴはRK地区、サキはF地区を担当! 各隊員は自衛隊と協力、殺人昆虫の殲滅の任にあたる!出動!!!」 隊員たち「了解!!!」 隊員たちはヘルメットを被りながら、司令室から出た。 テブリッシュ「みんな!殺虫光線機の装着を忘れるなよ!!」 シュドー「ったりめーよ!!それがなきゃ、殺人昆虫どもは倒せないからよ!」 サキ「奴らの侵略を止めなきゃ・・・・・・!!」 一方、コリスとハリーは森の中を歩いていた。すると、二人の前には・・・・・・。 コリス「わあ・・・・・・・。」 ハリー「すげぇ・・・・・・・。」 二人があまりにも驚いていた。何故なら、彼らの前には、 たくさんのテントがあり、たくさんの昆虫人間たちが楽しく暮らしていた。 中には飛んで遊ぶ子供たち。話し合う人々。木の実で料理している大人たちもいた。 コリス「ここは・・・・・・昆虫人間たちの村だ・・・・・・・!」 ハリー「なんかすっげー平和な村だな。でも、以前はこんな村なかったぜ・・・・!! よし!ちょっと情報収集に行ってくるか・・・・・・!」 ハリーは歩こうとしたが、コリスは彼の前に手を出し、静止した。 コリス「待ってください。昆虫人間たちは僕たち人間を嫌っています・・・・・。 だから、むやみに会ったら何をされるかわからない。だから・・・・。」 ハリー「そうか・・・・・。じゃあ、このまま様子を見るとすっか。」 コリス「・・・・・はい。」 しかし、彼らの後ろにマンティスが現れた。 マンティス「キリキリキリキリキリキリキリキリ!!!」 二人は後ろに気づき、怪人を見て、驚く。 ハリー「げっ!!カマキリ型の殺人昆虫だ!!」 コリス「こんな時に・・・・・・!!」 マンティス「貴様ら人間だな!?我々の秘密を知ろうとする者は許しておけん!死ね!!!」 コリス「っ・・・・・・・!!」 コリスが銃を構えた。マンティスを撃つつもりだ。しかし・・・・・。 マンティス「キリイイィィィ!!!」 ガッ マンティスが鎌を振って、コリスを銃を弾き飛ばした。 コリス「あ!僕の銃が・・・・・!!」 ハリー「な!?ヤバイぞ!!」 マンティス「キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ!!!!」 マンティスが鎌を振り回して二人に斬りかかった。その時、二人はマンティスから逃げ出した。 ハリー&コリス「わああああああぁぁぁぁぁぁ~!!!!」 二人は必死に逃げた。 コリス「・・・・・・あ!!!」 しかし、二人はその必死のせいかここ、昆虫人間の村に来てしまった。 ハリー「ヤベ!つい勢いで・・・・村に来ちまった・・・・・・;」 住人たちがコリスたちを見つめている。 「・・・・・・うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 「人間だああぁぁぁぁぁぁ!!!!」 「逃げろおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」 昆虫人間たちはコリスたちから一斉に逃げ出した。 コリス「え!?あ、ちょっと・・・・・!」 ティックル「アリャリャリャリャ!!」 「アリャリャリャ!」 「アリャリャリャリャリャリャリャ!!!!!」 すると、無数のティックルが地面から出てきて、コリスとハリーを包囲していた。 コリス「くっ・・・・・・!銃がどこかに飛んでしまったから戦える力がない・・・・・!」 マンティス「その者たちを捕らえよ!!」 ティックル「アリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャ!!!!!!」 マンティスの発言に無数のティックルが二人に迫る。 コリス&ハリー「うわあああああああああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・!!!!」 マンティス「捕らえた者はただちに我がアジトの牢獄に閉じ込めよ!!」 つづく
ハリー「よっしゃ!じゃあ、準備はいいな?」 ハリーとコリスは家から出た。
コリス「はい!」 ハリーとコリスは一般的男性用の衣装を着ていた。 二人の手にはそれぞれ網や虫かごを持っていた。ちなみにコリスは麦藁帽子を被っていた。 コリス「・・・・・でも、本当にいいのですか?まだ、セミの声が鳴ってませんけど・・・・。」 ハリー「確かに、セミは夏の頃に鳴くしな。今はその頃じゃないけど、さっそく行くか!」 コリス「は、はい!」 かくして、コリスとハリーは昆虫採集に行くべく歩き始めた。 その頃、DGC本部の司令室では、モモやコリスを除く隊員たちがいた。 サキ「・・・・そういえば、コリス君は?」 シュドー「んー?あいつなら、ハリーさんと一緒に昆虫採集に行くってよ。」 サキ「昆虫採集?こんな時期に・・・・。」 テブリッシュ「コリス曰く、何故か殺人昆虫を捕まえようって作戦だとハリーさんが考え出したと・・・・。」 イチゴ「コリス君の保護者って意外と頭いいかもね?」 シュドー「頭がいいかもって?」 イチゴ「昆虫は普段、森に生息してるだろう。ハリーさんは例の殺人昆虫も森にいるんじゃないかとね。」 テブリッシュ「確かに・・・・・。しかし、あの人は一般人だ。コリスも一人で立ち向かうのも・・・・。」 モモ「たとえ、奴らのアジトが森だとしても、そこには未知の罠が待ち構えているわ。 正確な判断が必要よ。それに万が一、コリスがアジトの発見に成功したら、 軽く突入もすべきではないと思う。コリスがうまく敵の戦力を弱らせた場合は、我々の出番よ。 今は・・・・・コリスとハリーさんに任せた方がいいわね・・・・・。」 サキ「・・・・・・・・・。」 サキは何かを思うように辛そうな表情をしていた。 そこに、テーブルに置いてある電話が鳴りだし、イチゴが受話器を取り、電話をする。 イチゴ「もしもし、DGCです・・・・・・。はい・・・・・。え?なんだって!!?」 イチゴが大声を出すと、隊員たちが彼の方に向かう。 テブリッシュ「どうした!?」 イチゴ「パリ40地区で、カマキリ型の怪人が人狩りをしているらしい!」 シュドー「なに!?じゃあ、殺人昆虫か!!」 モモ「よし!テブリッシュ、シュドーはロードラッシュで現場に向かいなさい!」 テブリッシュ、シュドー「了解!!」 シュドーとテブリッシュはロードラッシュで現場に急行した。 町では、カマリキ型の怪人・マンティスが両手の鎌を振り回しながら暴れていた。 マンティス「キリキリキリキリキリキリ!!」 ちなみに、マンティスも人間サイズの怪虫である。 そこに、ロードラッシュが怪人の前に止まり、シュドーとテブリッシュが降りてきた。 シュドー「見つけたぞ!この野郎!!」 テブリッシュ「こいつも殺人昆虫だ!油断するな!!」 二人が銃を構えると、マンティスがそれに気づく。 マンティス「キリキリキリキリ!!」 そして、怪人は二人に向かって走り、切りかかってきた。 テブリッシュ「っ!撃て!!」 テブリッシュとシュドーが同時に射撃する。 しかし、マンティスがジャンプで、その射撃を避け、二人の前に着陸した。 マンティス「キリ!キリリリ!!」 怪人は鎌を振るい、シュドーやテブリッシュを攻撃してきた。 シュドー「うわ!!」 テブリッシュ「ぐっ!!」 二人は間一髪、それを避けた。 マンティス「キリリ!キリリリ!!キリキリ!」 マンティスは容赦なく両手の鎌を振り続け、二人を襲う。 シュドー「うわ!!ぐ!!」 テブリッシュ「くぅ!でっ!!おわ!!」 二人は怪人の攻撃を必死にそれを避け続けた。そして、シュドーが敵から離れて銃を構える。 シュドー「テブリッシュ!避けろ!!」 テブリッシュ「よし・・・・!」 テブリッシュが怪人から離れると、シュドーがいきなり火薬弾を連射した。 マンティス「キリリ!?キリリリリ!!」 マンティスはシュドーの連射を受けてひるんだ。 しかし、マンティスは死なず、またもジャンプして、二人の後ろに着地した。 テブリッシュ&シュドー「おおっ!!」 二人は後ろの敵に気づいて驚く。 マンティス「キリキリキリキリキリキリキリ!!!!」 マンティスは再び切りかかろうと走る。 シュドー「来るぞ!!」 テブリッシュ「野郎!!」 テブリッシュはウルトラシューターの銃口に青い棒のような機械を取り付けて、それを怪人に向けた。 テブリッシュ「くらえ!!」 ビィィィィィィィィ テブリッシュのウルトラシューターの銃口に付けた、 青い棒のような機械の銃口から青白い光線が出て、その光線がマンティスに命中した。 マンティス「キリリリリリリリ・・・・・!!」 マンティスはその光線を浴びたら、炎上して倒れた。 シュドー「マンティスが死んじまった!テブリッシュ。お前・・・・この兵器は・・・!?」 テブリッシュ「殺虫光線機。俺が対殺人昆虫用に作ったウルトラシューター強化兵器だ。」 シュドー「おお!やるじゃねぇか!」 テブリッシュ「お前用にも造っておいた。サキ用もイチゴ用、それにコリス用にも造っておいたよ。 本部に帰ったら渡そう。」 シュドー「へへ!ありがとよ。」 二人は笑いあった。マンティスを新兵器で倒せたからだろう。 テブリッシュ「さあ!本部に帰ろう。敵は複数にいると聞いたからな・・・・。」 一方、コリスたちは森についた。二人は相当歩いたので疲れ気味である。 ハリー「ふぅ・・・・・。ここに昆虫がたくさんいるって噂がある。ここを探ってみよう。」 コリス「はぁ・・・はぁ・・・。昆虫がたくさんいるって事は殺人昆虫も混じってる事・・・・ですよね?」 ハリー「ああ!俺の感が正しけりゃそうに違いね!」 コリス「もし・・・・ここに奴らのアジトが・・・・・。っ!何か聞こえる・・・?」 ハリー「ん?この音・・・・どっかで聞いた事あんなぁ・・・・?」 二人は聞いた事あるような音が耳に入ってとまどった。その音は何故か虫が鳴いている音であった。 ミーンミーンと鳴いていた。それはセミ。セミの鳴き声だ。セミがこの森で鳴いていたのだ。 ハリー「間違いねぇ・・・・!これはセミだ!!」 コリス「セミ・・・・!あの声はやはり!」 ハリー「でも、セミって夏で活動するはずだ!そのセミがどうしてこの時期で・・・・!」 コリス「見つけたんです・・・・・・・。」 ハリー「え?」 コリス「・・・・・・あの鳴いてるセミは・・・・・・・虫人間の一種かも知れません!」 ハリー「虫人間ねぇ・・・・そりゃぁ何様か知らねーが。とうとう俺たちは見つけたってわけだなぁ! やはり俺の感は鋭いぜ・・・・・・・!」 ハリーはついに敵のアジトが見つけたので、笑みを浮かべた。 コリス「はい。ハリーさんの予想はあたりました・・・・・・。奴らのアジトは・・・・・、 この森の中です・・・・・・・!」 コリスは真剣な顔で森の方に指を指した。 ハリー「そんじゃ、行くか。コリス。」 コリス「はい・・・・・!」 二人はゆっくりと歩き、森に入った。セミの声は未だに響いたいた。 DGC本部の司令室に、テブリッシュとシュドーが戻ってきた。サキが笑顔でお迎えした。 シュドー&テブリッシュ「ただいまぁ~!」 サキ「お帰りなさい。二人とも。」 テブリッシュはモモのところに行って、彼女に報告した。 テブリッシュ「隊長。殺人昆虫マンティスは殺虫光線機で見事撃破しました。 新兵器の威力は凄まじいもの。」 モモ「ご苦労だったわ。あなたの造った新兵器。なかなか頼もしそうね。」 テブリッシュ「はい。みんなの分も既に完成しています。今からみんなに配ろうと思います。」 モモ「お願い。」 テブリッシュは隊員たちの方に向かってこう言った。 テブリッシュ「みんな、これを見てくれ。」 テブリッシュの声を聞いた隊員たちは彼の方に向く。 そして、テブリッシュは隊員たちに殺虫光線機3個を見せた。 シュドー「お!早速くれるな。」 シュドーは嬉しそうにテブリッシュに近づく。 テブリッシュ「ほら、シュドーの分だ。」 シュドー「ありがとよw」 そして、サキやイチゴもテブリッシュに近づいて、殺虫光線機に興味を持つ。 サキ「テブリッシュさん、これはどんな武器ですか?」 シュドーはにやけながら教える。 シュドー「それはなぁ・・・・殺虫光線機と言ってな。これをウルトラシューターの銃口に取り付けるんだ!」 テブリッシュ「俺が集めてきた昆虫に害するアイテムを参考に、造ったんだ。 そして、どんな虫でも倒せる殺虫効果のある物質を光線エネルギーに変えた、 殺虫光線を出せるようになるんだ。」 イチゴ「つまり、殺人昆虫を倒すために作られた、全く新しい殺虫剤って事だね。」 テブリッシュ「ああ。似たようなもんさ。だが、これなら、奴らを倒せるかも知れない。」 イチゴ「ふふふふふ。これで、殺人昆虫どもも全滅させられるね・・・・・!」 モモ「しかし、奴らのアジトはまだ見つかったわけじゃないわ。 ハリーさんと一緒に昆虫採集とやらに行ったコリスの連絡を待ちなさい。結果はその後よ。」 隊員たち「了解!!!」 サキ「・・・・・そういえば、コリス君のは?」 テブリッシュ「あいつのも造ったよ。だが・・・・・今は・・・・・。」 シュドー「本当にあいつ一人で大丈夫かねぇ・・・・・。」 イチゴ「僕は必ず見つかると思うよ。コリス君が奴らのアジトをね・・・・・。」 テブリッシュ(畜生・・・・・こんな時なら、先にコリスに渡しておくべきだった。) テブリッシュは自分の手に持つコリス用の殺虫光線機を握りながら、辛い表情をした。 サキ「アジトには殺人昆虫たちがたくさんいる・・・・。もし、コリスが敵わなかったら・・・・。」 シュドー「大丈夫だ。あいつは死なねぇよ。」 テブリッシュ「信じるんだ。今はあいつを・・・・。」 イチゴ「コリス君なら生き残れる。ハリーさんも一緒にね・・・・。」 サキ「・・・・・・はい・・・・。」 一方、コリスとハリーは森の中にいた。なんだかとても暗く、様々な虫の声が聞こえ、 それ以外の動物の声がない。二人はその森の中を歩きながら、殺人昆虫を警戒していた。 コリス(・・・・鳥の声が聞こえない・・・・・。まさか・・・殺人昆虫の仕業じゃ・・・・。 いや、そんな事はない・・・・・。虫人間たちは・・・・。) ハリー「セミやらコオロギやらいろんな虫の声が聞こえてくるぜ・・・・!気をつけろ、コリス。 もし、この森がアジトだったら、殺人昆虫どもがいつ来るかわからねぇぜ・・・・!」 コリス「はい!」 つづく
ウルトラマンクリスタル(祝!20話突入!!) 第20話・恐るべし殺人昆虫
昆虫怪獣人・ビドロン 蟻型昆虫兵士・ティックル 蜂型昆虫兵士・ワスピ 蟷螂型昆虫兵士・マンティス 登場 ある夜、二人の防衛隊員が静かな町の夜道を歩いていた。男たちは突然、足を止める。 防衛隊員A「確か、ここにいるはずだ・・・・・!!」 防衛隊員B「例の昆虫怪人たちは確かにここで暗躍してたな!」 どうやら、隊員たちは昆虫怪人とやらを探していた。二人はきょろきょろとして、犯人を捜していた。 そして、木々の葉からガサッと音がしたため、隊員たちは木々の方に向かった。 防衛隊員A「奴か!!?」 葉の隠れから蟻のような怪虫の顔が出てきた。 防衛隊員B「蟻だ!蟻の怪人だ!!」 しかし、蟻の怪人は再び葉の隠れに隠れた。 防衛隊員A「逃がすな!!」 ガガガガガガガガガガガガガガ 隊員たちは怪人を逃がさないために、葉の隠れに向かってマシンガンを発砲した。 無数の弾が木々の葉に当たった。しかし、怪人は出てきていない。防衛隊員はゆっくりとそこに近づく。 防衛隊員A「やったのか・・・?うげ!!」 隊員Aが呟くと、突然ヤリが飛び、それに首を刺されてしまい、 倒れてしまった。隊員Bがヤリに首を刺されて倒れた隊員にかけよる。 防衛隊員B「どうした!!?・・・あ!!」 隊員Bは夜空を見上げて、驚いた。 そこから蜂型の怪人が飛んで来たからだ。蜂型の怪人が隊員Bの前に着陸した。 蜂型の怪人「ブブブブブ!ブブブブブ!!」 防衛隊員B「蜂の化け物!?畜生!!!」 隊員Bは蜂の怪人に向かってマシンガンを構えるが・・・・。 グサッ 後ろから蟻型の怪人がヤリで、防衛隊員Bの首を刺した。そして、ヤリをその首から抜いた。 防衛隊員B「あう・・・・・・!!」 隊員Bは首を貫かれため、倒れる。二人の隊員は死んでしまった。 蟻型の怪人はティックル。蜂型の怪人はワスプであった。 ティックル「アリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャ!!」 ワスプ「ブブブ!ブブブブブブブ!!!」 ティックルとワスプは抹殺を終え、どこかへ走り去った。 一方、ハリーの家では、コリスは自分の部屋で、パソコンをしていた。 コリスは今、大怪獣バトルのサイトを見ていた。 コリス「・・・・・へぇ・・・・ついにこの怪獣も出てきたのかぁ。・・・・・・・・。」 ・・・・コリスの脳裏に前回のゴダルとの戦闘がよぎっていた。激しい戦いであった。 コリス「・・・・・ゴダル・・・・・・。あの人との決着は・・・・・・!」 そこに、ドアが開いてハリーがこの部屋に来た。ハリーはコリスに話しかけた。 ハリー「よう。コリス。さっそくだけど、明日、昆虫採集にいかないか?」 コリス「え?昆虫採集ですか?・・・・まだ・・・・・5月くらいだけど・・・・・。」 ハリー「確かに5月だよなぁ。でも、DGCでも聞いたろ?噂の殺人昆虫の事を。」 コリス「え?あ・・・・・・はぁ。確かに隊長から聞いたけど・・・・。」 ハリー「その殺人昆虫を採集して、DGCに連行させようってわけよ。」 コリス「でも、そいつらのアジトは今、どこにあるかは・・・・・。」 ハリー「・・・うーん!俺の考えによれば・・・・ほとんどの虫は森にいる。 つまり、奴らも森にいるんじゃねぇかと思ってなぁ。」 コリス「でも、殺人昆虫たちは複数存在するし、普通の人間で勝てるだろうか・・・・。」 ハリー「そんときゃ、コリスのお友達のDGCに連絡しときゃ、こっちのもんさ! もし、敵のボスが見つかったら、DGCにその居場所を教えてやるんだ! どうだ?すげぇだろ、俺の対殺人昆虫の作戦、【昆虫採集】は!」 コリス「・・・・うーん・・・・。もし、昆虫怪人たちのアジトが森のどこかであっても、 どんな罠があるかわからないし・・・・。それに、僕たち二人で無数の敵に立ち向かえるか。」 ハリー「俺にもいろいろ考えてるさ!それじゃ、明日行こうや。お休み!」 ハリーは笑いながら、そう言うと、部屋から出た。 コリス「・・・・・もし、殺人昆虫のアジトが森のどこかだったとしたら・・・・・。」 二日前、コリスがDGCの司令室にいた頃。モモが隊員たちに殺人昆虫についてを語っていた。 モモ「・・・・・昨日の夜、突然、虫のような怪人たちが人間を殺したという噂があったわ。」 サキ「今度の敵は虫ですね・・・・。」 イチゴ「どのような虫が怪人になったんですか?」 モモ「・・・・近所の人からの情報では、蟻、蜂、蟷螂の3体が怪人になっていたそうよ。」 シュドー「蟻に蜂に蟷螂ですか。いかにも人を襲いそうですな。」 テブリッシュ「その怪人たちが何故・・・・・?」 モモ「目的自体はわからないけど、私の考えによれば、 昆虫たちが人間たちに復讐を始めたのかと思う。」 イチゴ「復讐ですか?」 モモ「ええ。多分、人間たちが昆虫たちを捕まえたり踏んずけたり、さんざん惨い目にあわせたから、 仕返しをしようしたんだわ。きっと。」 テブリッシュ「その恨みが昆虫たちに力を与えたわけですね。」 モモ「・・・・そうかも知れないけど、もう一つ、別の理由があるわ。」 シュドー「別の理由?」 サキ「まさか・・・・宇宙人が操っているとでも言うのですか!?」 モモ「いえ・・・・今回の事件は宇宙からの関連はないわ。」 イチゴ「つまり、地球上での問題ですね。」 モモ「ええ・・・・・・。政府からは、殺人昆虫と名づけていたわ。」 イチゴ「殺人昆虫・・・・・!」 モモ「そして、その殺人昆虫を何者かが操っているところがあるわ。宇宙人ではないとすれば・・・・!」 コリス「・・・・・・虫の王・・・・・みたいな者ですか・・・・?」 モモ「・・・・・・そうかも知れないわ。取り合えず、今回の我々の任務は、 殺人昆虫の一掃及びそれを操る犯人の逮捕にあたるわ。心してかかるのよ。」 隊員たち「はい!!」 そして、現在・・・・・・コリスはベッドで横たわりながら、こう思った。 コリス「・・・・・虫たちが・・・・・人間に虐められて仕返しするために、怪人になるなんて・・・・。 自然ではありえない・・・・。何者かが操っているに違いない。 もし、人間に対する恨みを知る者がいたとしたら・・・・・・その者が虫を操ってるかも知れない・・・・。」 そして、次の日の朝が来た。 つづく |
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