不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ウルトラマンクリスタル「クリスタル・ベルの力の前では、お前に宿る、 PR
コリーム博士「・・・・そうか・・・・・・。この私を許してくれるのか・・・・・。」
サキ「はい。・・・・だって、父さんは今、自分の罪にとうとう気づいたんでしょ?」 コリーム博士「・・・・・・ふふ。そのつもりであるがな。・・・・・ありがとう、モモ隊長。」 モモ「いえいえw私はただ・・・・・ね。にひひひw」 モモは博士にほめられて照れる。 サキ「父さん。さっきはごめんなさい・・・・・。あんな酷い事を言って・・・・・。」 コリーム博士「いや。私も言い過ぎであった。それは、お互い様と言っていいだろう。」 その時、イチゴが見ているレーダーのある光る点が出た。この点は敵の印である。 イチゴ「っ!!パリにワイリー星人が出現しました!!」 モモ「なんですってぇ!!?博士、アンチ・エネルギア51の使用の許可を・・・・!!」 コリーム博士「うむ!わかっている!!だが、そのメカを星人に付けるには場所が必要なのだ。」 サキ「場所?そこは、星人の体のどこかの事に付けなきゃいけないの?」 コリーム博士「そうだ。・・・・アンチ・エネルギア51を付ける場所は、頭だ!」 シュドー「頭!?でも、あの星人、でかいから恐ろしいほどの難関だよなぁ・・・・。」 テブリッシュ「だが、奴の頭にメカを付けなければ、ダークタブークレイジー物質は止まらない。」 そこに、通信機がピ―ピ―と鳴りだす。サキがヘッドホン?で通信を聞き取る。 サキ「っ!!?大変です!!世界各地にワイリー星人の軍団が・・・・・っ!!!」 モモ「なんだって!?世界中に・・・・!!?」 コリーム博士「奴らめ、とうとう動き出したか・・・・!」 アメリカの大都市・パリ。しかし、今は暗黒に満ちていて住人の半分が犠牲となっていた。 そこに、ワイリー星人が来襲し、暴れ始めた。 ワイリー星人「パフィイイイイィィィィィボオォォアアアアァァァァァォォォォ」 星人は近くの建物を次々と打撃で壊し、口からの花火状の火炎で別のビルを炎上させた。 ワイリー星人『思い知れ地球人!!今こそ俺たちの力でてめぇらを全滅させてみせるっ!!』 そして、他の国々にもワイリー星人が多数出現した。 各国の出てきたワイリー星人たちはそれぞれ破壊活動を始めた。このままでは、 星人たちにより、都市が破壊され、あまつさえ地球は完全に滅びてしまうだろう。 DGC本部の司令室。 シュドー「くっ!こうしちゃぁおれません!!早く出撃しましょう!!」 テブリッシュ「しかし、アンチ・エネルギア51を使う者は・・・・・・!!」 サキ「私が行きます!!」 サキの声に皆が反応する。 コリーム博士「サキ・・・・。お前・・・・・・!?」 イチゴ「でも、何故・・・・・!?」 サキ「この事件を起こしたのは、私たち家族。親の罪は、子の罪・・・・・。 だから、私がその償いをしたい。それに、私はあの星人を救いたいの!!」 モモ「・・・・・っ!今考え込んでは遅い。よし!私とイチゴはコプターラッシュで、 アンチエネルギア51を持つサキを星人の近くに運ぶわ!シュドーとテブリッシュは、 スカイラッシュでコプターを援護して!!DGC、出撃!!!」 隊員たち「了解!!!!」 モモと隊員たちはさっそく出撃を始める。サキは博士と会話をする。 サキ「・・・・・父さん、行っています。」 コリーム博士「・・・・ああ。気をつけてな。我が娘よ。そして、君たちの他に、 自衛隊や様々な特殊部隊も各国で星人と戦っているそうだ。では、頑張ってくれ。」 コリーム博士はこれまでにない父親のような笑顔で言った。サキの笑顔で応える。 サキ「・・・・・はい!」 サキは敬礼して、司令室から出る。ついにDGCの出撃だ。 暗黒に満ちたパリで暴れるワイリー星人を倒そうと、自衛隊たちが動き出した。 ちなみに、歩兵たちは放射能防御服を着ているので、ガスを浴びてはいない。 ワイリー星人「ボォアアアアァァァァァァォォォォォォォ」 地上から歩兵の射撃を受けた星人は、 その痛みかますます暴れまわる。他の国々でも、星人が自衛隊等と戦っていた。 ヨーロッパでは、自衛隊部隊が二匹のワイリー星人を攻撃。二匹は死んでないがひるんでいた。 そして、DGC本部からも、二機のスカイラッシュが出撃を開始し、 コプターラッシュがローターを回して、空へあがって出撃した。そのコプターの中でサキが呟く。 サキ(・・・・・必ず・・・・救い出してみせる・・・・・!この暗黒の力から!) ちなみにスカイラッシュでは、一号機がテブリッシュ、二号機がシュドーである。 韓国でも、オーストラリアでも、戦闘機部隊が複数のワイリー星人を攻撃していた。日本では、 ウルトラホークに似たような大型戦闘機がレーザーで一匹のワイリー星人を攻撃した。 そして、宇宙ではウルトラマンクリスタルとリップルスターの妖精たちがクリスタル・ベスを持って、 ダークタブークレイジー物質の含んだ暗黒に覆われている地球へ目指している最中だった。 そして、スカイラッシュ部隊とコプターラッシュはついにパリに到着。 ワイリー星人「ボオォォアアアアアァァァァォォォォォ『また壊されに来たのかよ!??』 ワイリーは角や両目からの3つの光線で攻撃を開始する。しかし、全機はこれをよけた。 そして、スカイラッシュ二機がレーザーバルカンを一斉の発射して星人を攻撃した。 ワイリー星人「パフィイイイイイイイィィィィィィィ」 星人はレーザーの雨を浴びてひるむ。 二機のスカイラッシュはさらに、レーザーバルカンを撃つ。しかし、宇宙人は怒ってしまう。 イタリアでも、ワイリー星人が火炎で街を燃やしているが、戦闘機部隊の攻撃で、 敵はひるむ。オランダで、防衛隊が住人を非難させ、戦車部隊がワイリーを攻撃した。 宇宙ではまだクリスタルたちが地球へ向かっている。果たして間に合うか? ウルトラマンクリスタル「間に合うか!?・・・・・いや、速く急がねば・・・・・っ!!」 イギリスでは、無数の大砲が街に向かってくる複数のワイリー星人に対して砲撃をしていた。 スイスでは戦車部隊と戦闘機部隊が一斉攻撃でワイリー星人を圧倒しつつあった。 タイでは、緑色のスカイラッシュ3機がワイリー星人と対決。この機体はタイのDGCのものであった。 アメリカのパリでは、DGC対ワイリー星人の戦いが続いていた。コプターラッシュが、 バルカン連射でワイリー星人を攻撃。星人がコプターを睨むが、スカイラッシュ二機が、 バルカン連射でワイリー星人を撃つ。ワイリーは怒って再び二機のスカイラッシュに攻撃する。 ワイリー星人「ボォアアアアァァァァァァァォォォォォ」 星人は花火状火炎で攻撃するが、 スカイラッシュ二機は左右に分かれて避ける。一号機がレーザーバルカンで敵の背中を撃つ。 ワイリー星人「ボォォアアアァァァァァォォォォォ」 星人は花火状火炎で二号機を攻撃するが、 避けられる。そして、一号機が正面からレーザーバルカンでワイリーを攻撃した。 ワイリー星人は近づいてきた一号機を殴ろうとするが、タイミングが悪いか避けられてしまう。 ロシアでもワイリー星人3体が暴れてて、完全赤色のスカイラッシュと地上の隊員たちが、 攻撃をする。この者たちこそがロシアのDGCである。中国でも、歩兵部隊が星人を攻撃していた。 宇宙では、ついにウルトラマンクリスタルと妖精たちは、暗黒につつまれている、 地球についた。クリスタルと妖精たちはクリスタル・ベルの鐘を鳴らす準備をする。 ウルトラマンクリスタル「この地球が今、暗黒につつまれている・・・・・!!」 リボン「さあ!早く鐘を鳴らしましょう!!!」 妖精たち「はいっ!!!」 アメリカのパリでは、ついにコプターラッシュがワイリー星人に近づく。 モモ「・・・・っ!サキ!ついに星人に近づいたわ!!このチャンスは滅多にない!!」 サキ「はい!!ただいま星人の頭にアンチ・エネルギア51をつけます!!」 モモ「ええ!気をつけて!!成功してもしなくてもパラシュートで脱出するのよ!」 サキ「了解!!!」 サキはドアを開けてコプターから飛び降りた。そして、 落ちていくサキは無事、ワイリー星人の頭に乗る事に成功した。 サキ「きゃっ!!!よ・・・・よし!ここが星人の頭ね・・・・・!父さんの言う事が正しければ・・・・!」 サキは父の言う事を信じて、アンチ・エネルギア51を星人の頭に付けた。 宇宙では、ウルトラマンクリスタルとリボンたち妖精がとうとう鐘を鳴らし始めた。 ウルトラマンクリスタル「クリスタル・ベル。」 リボン「鐘よ、鳴って!」 クリスタルとリボンがロープを動かすと、クリスタル・ベルの鐘が鳴り出した。 美しい音色が奏でて、ベルから美しい光が出た。その光は地球を覆う暗黒と重なり、 その暗黒を徐々に消していった。地球では空を覆う黒い雲が光とともに徐々に消えていき、 やがて、太陽が戻って空に明るさが戻りつつある。そして、ついに。 闇は消え、地球からダークタブークレイジー物質が完全に消え去った。 それにより、物質を浴びた人々は元の状態に戻って大喜びした。 「やったあぁぁぁ!!」 「元に戻れたぞおぉぉぉ~!!!」 「わーい!わーい!!」 イチゴ「政府より緊急連絡!各国で暴れていた星人たちが急に去ったそうです!」 モモ「でしょうね。けど、まだ一匹残っているわ!!」 モモの言うとおり、星人が一匹残っていた。 空が明るくなったところを確認したワイリー星人は怒りを爆発した。 ワイリー星人『ちっくしょおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!』 せっかく地球を覆ったダークタブークレイジーガスが消されてしまったので星人は大激怒。 サキ「っ!く・・・・っ!!」 星人の頭にしがみ付いているサキは落ちそうでピンチだ。 ワイリー星人「パフィイイイイイイイイィィィィィィィィィ」 怒り狂う星人は、 顔を振りまくって、ついにサキを振り落としてしまう。 サキ「っ!?きゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 モモ「サキ!!!!」 その時、空から巨大化したウルトラマンクリスタルが飛んで来た。 イチゴ「っ!!クリスタルが復活した!!!」 モモ(コリス・・・・!よかった・・・・。) クリスタルはさっそく落ちていくサキを手で取り、救出した。 サキ「・・・っ!?クリスタル・・・・・・。」 ウルトラマンクリスタル(サキさん・・・・。) 地上に着陸したクリスタルはサキを地上へ降ろした。そして、星人に向かって構えを取った。 ウルトラマンクリスタル「・・・・・・・・っ!!」 ワイリー星人『クリスタル・・・・・・!!この星を覆う闇を消したのはお前か!!??』 ウルトラマンクリスタル「もうダークタブークレイジーガスなんて怖くないぞっ!!」 ワイリー星人『言ったな!!もう一度吐いて、この星を再び暗黒の星にしてやらあぁ!!!』 ワイリー星人は口から闇のガス、ダークタブークレイジーガスを吐く。だが・・・・・。 ワイリー星人『・・・・・っ!?』 しかし、何故か星人の口から黒いガスが出ない。 ワイリー星人は何度も吐くつもりだったが、何度やってもガスが出ないのだ。 ワイリー星人『嘘だろ?なんでだよ!?なんで、ガスが出ないんだよおぉぉ!!!』 サキ「・・・・・父さんの言った通りだったわ。星人があの力を出せていない・・・・・。」 サキの言う事は正しかった。今、宇宙怪獣ワイリーの頭に付いているアンチ・エネルギア51。 そのメカの性能の働きにより、ワイリー星人の体内にあるダークタブークレイジー物質の、 エネルギーが無効化されているので、その物質の含んだガスが吐けなくなったのだ。 つづく
サキ(・・・・・・・私・・・・今、どこにいるんだろう・・・・・・?天国かな・・・・・?
いや・・・・・地獄かも知れない・・・・・・。じゃあ・・・・・・。本当はどこ・・・・・・・・?) サキはゆっくりと目を開ける。そして、彼女の目の前にモモの笑顔があった。 モモ「・・・・・・気がついたね・・・・・・。」 サキはモモがいる事で、目が完全に覚ました。 サキ「っ!た・・・・・隊長・・・・・・・??ここは・・・・・・?」 モモ「ええ。DGC本部のメディカルルームよ。」 そう。サキは今、DGC本部の医療室・・・・。 いわばメディカルルームにいるのだ。サキがここがその部屋であると少し一安心した。 サキ「そうですか・・・・・・。隊長・・・・・。私・・・・・・・・。」 モモ「言わなくてもいいのよ。無理しても・・・・・・。」 サキ「っ!で・・・・でも・・・・・っ!」 モモ「でも、こう言いたかったんでしょ?【私には家族がいるのでしょうか。】って・・・・。」 サキ「え・・・・・!?どうしてそれが・・・・!!?」 サキは不思議に思った。 サキは確かに、自分に家族がいないと思っている。しかし、モモはそれがわかるのだった。 サキ「あなたは私にスカイラッシュで連れ帰られている時、ずっと呟いていたわよ。 両親の名を・・・・。でもね、あなたにはまだ、家族がいるじゃない?」 サキ「・・・・・・いえ。あの博士は・・・・もう私の父さんでは・・・・・・!」 モモ「あなたにとってはそうかも知れない。でも・・・・あのコリーム博士も本当は、 サキの事を・・・・・・たぶん、想っているに違いないわよ。」 サキ「っ・・・・!そんな事・・・あるわけが・・・・・・!!」 サキは怒りの満ちた表情で言った。 モモ「・・・・・・メキシコの観測員から電話が入ったの。コリーム博士は現在、 ダークタブークレイジー物質をエネルギーとしたメカを開発してるの。」 サキ「ダークタブークレイジー物質をエネルギーに・・・・・・?」 モモ「そのメカの名は、アンチ・エネルギア51。ダークタブークレイジー物質のエネルギーを、 逆に変換できる。そのメカを星人に取り付ければ、星人はあの恐ろしいガス、 ダークタブークレイジーガスを吐けなくなるのよ!そうすれば敵の戦力も半減できる・・・・・!!」 サキ「父さんが・・・・・・そのようなメカを・・・・・?一体、何故・・・・・??」 モモ「・・・・だから言ってるでしょう。コリーム博士はあなたを想っているって。 そのために、あんな素晴らしいメカを造っているのよ。あの人はとうとう気づいたのよ。 この恐ろしい事件を起こしたのは自分だって。それに、博士はあんな事も言ったの。 また娘に迷惑をかけてしまった。どうか娘を助けてやってくれってさ・・・・・。あなたの父は、 娘のあなたのために償おうとしていたのよ。きっと・・・・・。」 それを聞いたサキは涙を流した。 サキ「・・・・・・嘘よ・・・・。嘘だわ・・・・・。父さんがこんな事するなんて・・・・・。 昔から私と母には何もしてくれなかったのに・・・・。今更になって、私だけを・・・・・・!!うう・・・・。」 サキは自分の父があんな事をする事に泣き崩れた。何故なら、自分の父が今更になって、 自分を愛してくれたと思っているからだ。そう思ったサキは思わず涙していた。 その様子を見たモモは微笑んで、サキの頭を撫でた。その後すぐに静かに部屋から出た。 一方、コリーム博士はメカの開発に取り掛かっていた。その同時に自分の娘の名を呟いた。 コリーム博士「・・・・・サキ。許してくれ。だが・・・・私にも使命があるのだ・・・・・。 死んだ母のためにも、この地球を守るためにも。そして、お前のためにも・・・・・・。」 モモ「・・・・さーて。今度はあの弟の番ね・・・・・。」 本部のある廊下でモモがそう呟いた。 今度は、弟のコリスを助けるつもりらしい? ダーククレイジーガスで暗黒の世界となった街。そこにコリスが倒れていた。 モモの声『・・・・・コリス・・・・・・。コリス・・・・・!』 そこにモモの声が響く。これはテレパシーだ。 コリス「・・・・っ!うう・・・・・・ん。」 その声を聞いたコリスはついに目覚めてゆっくり起き上がる。 モモの声『・・・・・コリス。この暗黒を消す方法があるわ。よーく聞くのよ?』 コリス「ね・・・・姉さん・・・・・?僕は一体・・・・・?」 モモの声『あなたは星人のダークタブークレイジー物質によって倒れたのよ。 その物質を打ち消すには、宇宙にあるクリスタル・ベルが必要なのよ。』 コリス「クリスタル・ベル・・・・・・?それは一体どこにあるんですか?」 モモの声『・・・・妖精の星、リップルスターにあるわ。そこにベルが眠ってあるの。』 コリス「・・・・その星に行って、クリスタル・ベルを取ればいいんですね・・・・・!」 モモの声『ええ!急いで!今の地球ではあのベルが必要なの・・・・・!お願い!!』 コリス「はい・・・・・・・。・・・・ショワッチ!!!!」 コリスはウルトラマンクリスタルに変身した。 そして、暗雲より一筋の光が照らされ、その光がクリスタルの方に向けた。 ウルトラマンクリスタル「・・・・・。っ・・・!」 クリスタルはその光へ目指すように飛んだ。 そして、クリスタルは速く飛び、暗雲に包まれた地球から出て、その星から離れていった。 クリスタルはリップルスターへ目指そうと、宇宙を飛びつづけた。そして・・・・。 ウルトラマンクリスタル「・・・・・む!?この星がリップルスターか・・・・・・!!」 クリスタルが見た星とは、ハート型の星であった。その星こそが、リップルスターである。 クリスタルはさっそくまだ遠いその星へ目指そうと、光の速さとなって飛んだ。 そして、クリスタルはついに妖精の星、リップルスターについた。この星では、 どこか不思議な雰囲気を持たせる街があった。そこにはたくさんの背中に羽の生えた妖精達が、 飛び回っていたり、歩いたりしていた。とても平和な星であった。ちなみにほぼ女性である。 ウルトラマンクリスタル「・・・・・・この星のどこかにベルが・・・・・!っ!」 飛びながらベルを探しているクリスタルの前に、ある光が出ていた。 その光を出していたのは、城?のような建物から出ていた。クリスタルはそこに目をつける。 ウルトラマンクリスタル「あの建物は・・・・・よし!行ってみよう!!」 クリスタルはその建物へと向かった。そして、等身大へとなって、その建物の中へと入った。 その中はとても広く、どこかの宮殿のようであった。そこには、妖精たち(全員♀)がたくさんいた。 その中では、黒い髪におさげをして、眼鏡をかけているのが女性が女王、 ピンクの髪をして、リボンをつけている少女はリボンであった。クリスタルは女王の前に立った。 リップルスターの女王「・・・・よく来てくれました。地球のウルトラマンよ。」 女王が微笑んで迎える。 ウルトラマンクリスタル「僕はマリンナーサの王子・コリス!あなた方にお願いをしたい。 この星ののクリスタル・ベルを貸してくれませんか?今の地球にはそれが必要なんです!!」 王女「・・・・・・・ですが、あのベルはもっとも純粋は心を持った者にしか、 扱えません。今のあなたの心には・・・・何がありますか?」 ウルトラマンクリスタル「・・・・・・僕の心の中には、人類の夢と希望を、 守りたいという気持ちでいっぱいです!」 クリスタルは胸に手を当てて叫ぶ。 女王「人の夢と希望ですね?」 ウルトラマンクリスタル「はい!皆の素敵な夢を叶えさせる・・・・・。僕の心の中では、 その使命は決して消えることはありません!!」 そして、クリスタルの顔が一瞬コリスの顔に変わった。彼の心は純粋か。そして女王は決意する。 女王「・・・・あなたの心はとてつもなく純粋ですね。いいでしょう。リボン!」 リボン「かしこましました。皆!いきましょう。」 他の妖精たち「はいっ!!」 そして、リボンと4人の妖精が部屋の中央を囲み、全員手をあげて、その両手を光らせる。 リボンたち「クリスタル・ベル!!!!!」 妖精たちがそう叫ぶと、 彼女たちの間から大きな青白い光が輝く。そして、その光が消えると、美しい形をした物が現れた。 その上の部分には輝くような銀色のベルが。そう、これこそがリップルスターの誇る、 伝説のクリスタル・ベルである、。あまりの美しさにクリスタルは感心する。 ウルトラマンクリスタル「これが・・・・クリスタル・ベス・・・・・・!」 他の妖精たち「そう。これこそがクリスタル・ベル。」 「このベルの音色によって・・・・・。」 「あらゆる邪悪なる力を打ち消すでしょう。」 「このベルの音色は全ての救いの証。」 リボン「この偉大なるクリスタル・ベルをあなたの手に渡る事を許します。」 ウルトラマンクリスタル「・・・・・はい!」 クリスタルはクリスタル・ベルに近づく。 そして、ついにクリスタル・ベルを持つためのロープ?で、それを背負うように持つ。 ちまみに、クリスタルの手に握られているそのロープ?はベルを鳴らすためでもある。 リボン「私たちも強力します。」 そして、リボンたちもクリスタル・ベルを持つ。 クリスタル・ベルは大きいので、リボンたちはそれぞれ違う部分を持っていた。 リボンたち「リップル・ワープ!!!!」 リボンと他の妖精たちが叫ぶと、 クリスタル・ベルを持っている彼女たちとクリスタルがクリスタルのような光に包まれ、 その光が遥か空へと進み、宇宙へと飛び去った。この部屋では女王ただ一人・・・・。 女王「・・・・・・頼みましたよ。リボン・・・・。マリンナーサーの王子・・・・。」 こうして、宇宙でウルトラマンクリスタルとリボンたち妖精がクリスタル・ベルを持って、 地球へと目指した。その地球では今でも闇に包まれていた。まるで、ワイリー星と同じように・・・。 アメリカのとある街では、ダークタブークレイジー物質に感染された人々が続出していた。 「わあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 「ひっいいいいぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」 「ぴええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」 「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 「アッ―!!!!!」 「うけけけけけ!!!」 「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!」 「こらあああぁぁぁぁ!!!」 「死ねえぇぇぇ死ねええぇぇぇぇぇ!!!!!」 「助けてええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 感染された者は怯えまくる人たち、狂って泣きまくる人たち、我を忘れて怒り狂う人たち、 暴走して自閉症のように発狂する人たち、泣いたり怒ったり色々と過激に発狂する子供たちまでも。 特に怒り狂う人たちや発狂する人たち等の中には他の者たちにあらゆる暴行を加える者たちもいた。 さらに、危険物を投げつけたりする人たちもいた。そして、何故か爆発もしていた。 DGC本部の司令室では、隊員たちが、今の街の状況をスクリーンで見ていた。 シュドー「くっそ!ダークタブークレイジー物質。相当ヤベー感じだよな・・・・・!」 テブリッシュ「このままでは、星人も暴れて地球が滅亡するのも時間の問題だ・・・!!」 モモ「ええ。でも、きっとなんとかなるわ!」 そこに、ドアが開いて、 小型メカ、アンチ・エネルギア51を持つコリーム博士と彼を連れたイチゴが来た。 イチゴ「コリーム博士をお連れしました。」 コリーム博士がメカをテーブルに置いて皆に見せる。 コリーム博士「諸君。これが星人の作った物質をエネルギーにして造り上げた、 アンチ・エネルギア51だ。これでダークタブークレイジー物質の効果を止める事ができるぞ! これを使って地球を救えれば、我が娘のサキは喜んでくれるだろう・・・・・!」 モモ「ありがとうございます。コリーム博士。さっそく使わせていただきます・・・・!」 コリーム博士「うむ。これを星人の脳に付ければ、奴はダークタブークレイジー物質を、 出せないらしい。だが、これは大いな難関だ・・・・・。」 それを聞いた深刻に隊員たちは考え込んだ。そこにドアが開いたそこからサキが出てきた。 サキ「・・・・・っ!父さん・・・・・・・。」 サキが来た事に気づいたコリーム博士が彼女を見て驚く。 コリーム博士「おお・・・・!サキ・・・・・。」 サキ「・・・・・父さん・・・・・・。私・・・・あなたの事が・・・・・・。」 コリーム博士「・・・・・すまない。だが、私には・・・・・どうしても・・・・・・。」 サキ「・・・・いえ。もういいんですよ。事情は、隊長から聞きましたから・・・・・。 サキはそう言いながら、父であるコリーム博士に笑顔を見せた。どうやら許してくれるつもりらしい。 つづく テブリッシュ「できるだけ敵から離れよう!奴の攻撃を受けたら最後だ!!」
この一つの家こそが、幼きサキの家であった。ここのある部屋で、
幼きサキとサキと同じ水色の髪をしている女性がいた。この女性こそがサキの母である。 母は優しく微笑みながら、編み物をしていた。しかし、サキは何故か少しだけ落ち込んだ感じがした。 サキ「・・・・・ねえ、母さん・・・・・・。」 サキの母「・・・なんですか?サキ。」 サキ「・・・・いつになったら、私にも友達が出来るかなぁ・・・・・。」 サキの母「・・・・・まだ友達を作っていませんか?」 サキ「・・・・・・・・だって。」 サキの母「・・・・・いいのよ。友達を作っても。簡単な事よ。たとえば・・・・・。」 サキ「母さんが許しても父さんは許してくれないから怖いよぉ・・・・・!」 サキはそう言いながら悲しく涙を流しそうになる。まるで寂しさという闇に引きずるように・・・・。 そう、幼き頃のサキは、まだ・・・友達がいなかったのだった。 ちなみに、この頃のサキは7歳であった。 サキの母「そうですね・・・・。確かに、父は許しませんでしたね・・・・・。」 この前のある夜。ここは、アメリカの宇宙観測研究所である。 ここが、サキが幼い頃のコリーム博士の所属している研究所である。その中で、 若い日のコリーム博士である。彼の前にはサキと母がいた。その頃の母娘は、 父の前で、抱き合いながら、悲しみや切なさに満ちた顔を見せていた。 サキの父「何故だ!?何故こうも私の研究を信用できんのだ!!? 私・・・いや、我々には一刻もこの研究を急がねばならないんだ!!それなのにお前たちは・・・!」 父は怯えるように抱き合う母娘を怒鳴った。何故なら、父にとって、 この二人が自分の研究の邪魔をしていたからだ。そんな二人を許すことができなかった。 サキの母「あなた!・・・・あの時はちゃんと約束すると言ったハズです!!」 サキの父「だが、予定が変わった。私はこの研究を進めなければならぬようになったんだ!」 サキ「嘘つき!!だって、父さんは・・・・あの時、一緒に遊園地に行くって約束したもん!!」 サキの父「まだお前には早いとも思っていた!お前はジェットコースターだの、 お化け屋敷だので泣いていたではないか!!あの頃が怖いとは思わんのか!!?」 サキ「今度は泣かないもん!!」 サキの父「嘘をつくんじゃないっ!!!だからお前は臆病なのだ!!」 サキ「っ!!・・・う・・・うううう・・・・・・。うう・・・・っ。ううううう・・・・・!」 サキは父に酷く怒鳴られ、 泣き崩れて母に抱きついた。母は父にキッと睨み始めた。娘を泣かした人を許さないつもりだ。 サキの母「何故です!?サキには・・・・友達もいませんのよ!? その独りぼっちのサキが・・・・・ずっと寂しい人生を送らなければならないと言うんですか!??」 サキの父「・・・・・・サキは泣き虫でどうしようもなき自己中だ。 その自己中に友達などできるか?否、他人に迷惑をかけ、嫌われるのも時間の問題だ!!」 サキ「っ!・・・・そんなの嫌だ!!!!」 父の声を聞いたか、サキは父に向かって叫んだ。 サキの父「何が嫌だ!噂では、お前は見られるだけで他人に嫌われたそうではないか!!」 サキ「だ・・・だって皆、私の事・・・・非道博士の娘だと呼んで虐めて来るんだもん・・・・・。」 サキの母「・・・その非道博士とは・・・あなたの事なんですよ!!!」 サキの父「非道博士だと・・・知らん!私は普通に研究をしただけだ!何が悪いと言うのだ!?? そもその私が今、何を研究していると思っているのかね!!私は宇宙進出をしたばかりの人類を、 脅かす者を排除するための新兵器の開発に取り掛かっているんだぞ!!」 サキの母「それこそ非道を言うのです!!あなたは自分たちだけのために、 他の宇宙の物を消そうとしているのですか!!?その開発が噂になって・・・・・!!」 サキの父「たとえ、噂が流れても私は新兵器の開発をやめない!! たとえ、サキが嫌われ者になろうともだあぁっ!!!」 そして、今の幼きサキとサキの母。 サキの母「・・・・・・父が・・・・あんな馬鹿な真似をしなければ・・・・・。」 サキ「・・・・・・友達・・・・欲しいよぉ・・・・・・。」 サキの母「・・・・そうですわ!サキは・・・何かやりたい事、あります?」 サキ「やりたい事・・・・・・?」 サキは母の言葉にきょとんとする。 サキの母「たとえば・・・・自分が本当に挑戦したい事、憧れていた事、 遊んでみたい事とかも言っていいですわね。これらを纏めるなら・・・・【夢】、と言っていいかしら?」 サキ「夢・・・・・・。」 サキはうーんと考え込んだ。夢とは幼きサキにとって、初めて聞いた言葉である。 サキの母「そう・・・・夢ですよ。」 そう聞いたサキはさらに考え込む。そして・・・・・。 サキ「・・・決めた。私、歌手になる!」 そう、それがサキの夢を目指すための始まりの瞬間であった。 サキの母「歌手・・・・・・?」 サキ「うん。私、歌うのが好きなの。幼稚園の頃に皆で歌ったお歌が優しかったの・・・・。 だから、私もその歌よりもーっと優しい歌を作って、それを皆の前で歌いたいの。」 サキの母「・・・・そうですか。その夢・・・・叶えるといいですね・・・・・・。」 サキが笑顔で元気に自分の夢を語ったので、サキの母は嬉し涙を少し流して微笑む。 サキ「・・・・私がいい歌うたったら・・・・。皆、私の友達になれるかな・・・・・?」 サキの母「はい・・・・・。なれますよ。きっと・・・・・・。」 サキ「わーい!じゃあ、アイドル歌手になってもいいよね!?」 サキの母「ええ・・・・・。いいですわよ。」 サキ「わーい!あははははは。」 こうして、サキは笑顔で元気に笑った。 現在のサキ(これが・・・・・私の夢の誕生であった。私は母さんと一緒に、 歌の練習をしていた。それ以来、私は母さんと一緒で幸せだと思っていた。でも・・・・・・。) ある夜の病院でサキの母がベッドで寝ていた。どうやら母は何か病気のようだった。 現在のサキ(私が10歳の時、母さんは怪獣に襲われたので、それによる怪我で、 病院に運ばれた。その病気はどんな医者でも治せない凄い怪我らしい・・・・・。) サキはベッドで横になっている母にすがり、泣いていた。母は身体中を包帯に巻かれている。 サキの母「・・・・心配しなくていいのですよ。母の私がお前より先に・・・・・。」 サキ「だって・・・・母さん・・・・・!どんな医者でも治せないって・・・・・。」 サキの母「大丈夫ですよ。娘のあなたがいる限り、私は死ねません・・・・・。 もし、死ぬのでしたら・・・・あなたが立派な歌手になる姿を見た後ですね・・・・・。」 サキ「母さん・・・・。こんな時に・・・・・父さんが来てくれないなんて・・・・・っ!!」 サキの母「父さんなら・・・・・今でも研究に取り掛かっているでしょう・・・・・。」 サキ「なんで!?なんで父さんは研究に取り掛かっているの!!父さんは、 あなたを心配してくれてないの!??あの人は・・・・・母さんなんかより、 研究の方が大切なんだ・・・・・・・!!ひっく・・・・ひく・・・・・・。」 サキの母「でも・・・・・。私は信じています。もし、父さんが全てに研究を終えたなら、 彼は・・・・やっと私とあなたの元に戻り、新たに優しい家族として・・・・・。」 サキ「だったら死なないで・・・・・!死んじゃ嫌だ!母さんがいなきゃ私、独りぼっちだよぉ!! なんで来てくれないの?!父さんの馬鹿っ!!馬鹿・・・・・・!」 サキの母「サキ・・・・・・・・。母はいつでも、あなたの・・・・そばに・・・・・・。」 サキの母は次第の意識が薄れていくように目を閉じつつあった。サキは必死に叫ぶ。 サキ「っ!?母さん!!死なないで!!母さん!!母さん!!!!」 サキの母「・・・・・・もし、あなたの望んでいる歌を歌えたら、母さんに・・・・・、 聞かせ・・・て・・・ね・・・・・。私・・・の・・・かわ・・・いい・・・・むす・・め・・・・・―――――――。」 そして、サキの母は微笑みの表情で、完全に目を閉じた。そう。サキの母はもう、 死んでしまったのだ。その様子を見たサキは・・・・・涙が止まらなかった。 サキ「母さん・・・・・母さん・・・・・・。ねえ、母さんってば・・・・・・・。 母さああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!!!!!」 サキは母の死に悲しみ、母の遺体にすがり泣き叫んだ。もう母には逢えないのだから・・・・・。 現在のサキ(・・・・・それから、母の死に悲しんだ私は、二度と父さんのところへは行かず、 どこかへ旅立ち、一人暮らしを始めた。高校になってやっと友達ができた。少しだけ・・・・・。 そして、高校卒業後、私は音楽専門の予備校に入って歌の練習を始めた。でも、 あまり評価が良くなかった。その時、私の前に、国際科学防衛局の、 対怪事件捜査チーム、ドリーム・ガード・クルー。通称、DGCの女性隊長・モモさんが来て、 私をDGCの隊員に入隊させた。そして、私はDGCの仕事にふと思った。 この隊でなら、愛する母を殺した怪獣に復讐できる・・・・!でも、憎しみでは何も解決できない。 モモ隊長にそう教われた私は、これ以上私と母さんのような犠牲者を増やしたくないと、 これからもDGC隊員として皆の夢を守る決意をした・・・・・・。) そして、現在。サキは暗闇の中で倒れていながらも、涙を流していた。 サキ「・・・・・母さん・・・・・・・。」 一方、街ではワイリー星人がコプターラッシュやロードラッシュの攻撃を受けていた。 ワイリー星人「ボォアアアアアアァァァァァォォォォォォ」 空からコプターラッシュがバルカン連射、 地上からロードラッシュが、ロケットランチャーで星人を攻撃した。 ワイリー星人「パフィイイイイイィィィィィィ」 ワイリーは怒って口からの花火状の火炎でロードラッシュを攻撃する。 イチゴ「っ!!あたるもんか!!!」 ロードラッシュは敵の火炎を間一髪避ける。 星人は次に角や両目からの3つの光線で攻撃するが、ロードラッシュに簡単に避けられる。 ワイリー星人「ボォアアアアアアァァァォォォォォォォォォ」 星人は次々と3つの光線を出すが、 ロードラッシュはこれらを必死に避け続けた。そして、空からコプターラッシュが。 テブリッシュ「これ以上やらせるか・・・・っ!!」 シュドー「いくぞ!星人!!」 コプター・ラッシュはバルカンを連射してワイリー星人を攻撃した。 ワイリー星人「パフィイイイィィィィィボオォアアアアアアアァァァァァォォォォォォォォ」 攻撃を受けて怒った星人は口からの花火状の火炎でコプターラッシュを攻撃。 シュドー「いかん!!敵が反撃するぞ!!」 テブリッシュ「後方へ移動だ!!」 コプターラッシュは後方へバック移動して、なんとか避けきれた。 つづく |
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