不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「ああっ!!テントが光ったぞ!?」 「何!?何が起きるの!!?」 PR
コリスがそう聞くと、ピエロの顔の者は奇妙な声で笑いながらこう言った。
ピエロの顔の者『ピイィィィ~ヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!!聞イタラドウスルツモリ!?』 コリス「・・・・・っ!?名前を聞いたら・・・・次は君が何をしたいのかと聞く!!」 ピエロの顔の者『キィィィッ!?ヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ!!!!ピィィィ~・・・! イイダロウ、ソロソロアノ方モ許シテクレル頃ダロウ。我ガ名ハ、マッドジャック!!』 マサヒロ「このテントを建てたのはなんの目的のためなんだ!!?」 コリス「何故、このテントに入った人たちを帰さないんだ!?」 マッドジャック『ケケケケケケ!!!奴ラニハ、コノテントノ秘密ヲ地上ノ者タチニ、 シャベッテシマウト思ッテナ。コノテントノ秘密ハ守ラナケレバナラン!!我ガ計画ノタメニッ!!!』 コリスとマサヒロ「計画・・・・・・っ!?」 マッドジャック『ソウ!我ノ使命トハ、コノテントニ入ッタ者タチカラ悪夢エネルギーヲ、 吸イ取ル事ダヨ!!ソノエネルギーヲアノ方ニ捧ゲ、我々ノ理想ノ世界ヲ創リアゲルノダ!!!』 コリス「悪夢エネルギーだって・・・・!?それに、あの方って・・・・・!??まさか!!」 マッドジャック『ヒ・・・・ッ!マサカダト・・・・!?ソウダ!アノ方トハ、カツテ、オ前ト戦ッタ・・・・!!』 それを聞いたコリスは思い出す。黒い衣装の女性が自分の前に現れたあの時を・・・・。 コリス「・・・・・悪夢のプリンセス・・・・・シャドー・・・・・!!」 そう、コリスの記憶に存在した、 黒い衣装の女性・・・・。その者こそが、悪夢のプリンセスシャドーであった。 マッドジャック『ゴメイトオオオォォォォォォォオウ!!!!我ラノシャドー様ガ、 コノ世界ヲ支配スルニハ、オ前タチ人間ニ宿ル悪夢エネルギーガ必要ナノダヨォ!!』 マサヒロ「コリスさん・・・・。シャドーって・・・・!?」 コリス「うん・・・・!この世界を悪夢の世界にするために、暗躍する悪夢の国の王女・・・・! インキュラス、ビバモーク、ネリマリス、カリンと言った怪獣たちを操って悪事を行ったんだ。」 マッドジャック『ダーガッ!ソノ我ガ同胞ヲ打チ破ッタノハ、オ前タチDGCト、 ウルトラマンクリスタルダ!!DGCノ一人デアル貴様ニハ、コノテントノトリックデ、 絶望トイウ名ノ罰ガ下サレルダロウ!!!ヒャハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!』 そして、マッドジャックの顔は暗闇に染まり、消えた。この闇にはコリスとマサヒロただ二人だけ・・・。 コリス「く・・・・・っ!一体どうすれば・・・・・!」 マサヒロ「コリスさんはDGCの隊員でしょ!?いきなり弱音を吐いてどうするんだよ!?」 コリス「っ!くす・・・・。そうだね。ありがとう、マサヒロ君。・・・・じゃあ、一緒に行こうか!」 マサヒロ「うん!!」 マサヒロに励まされたコリス。二人はこの闇の世界を真っ直ぐ進むのであった。 地上。コリスの町に二機のスカイラッシュが上空が飛びまわっていた。 一号機がシュドー、二号機がテブリッシュである。そして、地上ではロードラッシュ。 ロードは道路を走り、ハリーを含め人々が集まっているテントの前に泊まった。 3台のパトカーや数人の警察の皆さんまでいる。警官もこのテントから異常を察したと見える。 ロードラッシュから、イチゴとサキが降りてきて、コリスたちを心配するハリーに近づいてきた。 サキ「コリス君がこの奇妙なテントに入ったのですね?」 ハリー「はい。それに、あのテントの中から彼と子供の悲鳴が響いてきたんです! あのテント・・・・何か変だと思うんだ!!もしかしてあのテント・・・・・・。」 イチゴ「・・・・何者かが仕組んだ罠・・・・と言っていいでしょう。」 ハリーが言ってる途中でイチゴがそう言った。ハリーは彼の言葉に動揺する。 ハリー「な・・・何者かですと!?すると・・・宇宙人とか・・・・ですか!?」 イチゴ「わかりません。ですが、我々の敵は宇宙人とは限りません。 異次元からの訪問者・・・・。あるいは、その次元の中で最も恐ろしい・・・・!」 サキ「悪夢のプリンセス・・・シャドーの刺客・・・・・・!!」 ハリー「っ!!?シャ・・・・シャドーです・・・と!?」 ハリーはサキの言葉に驚く。 サキ「はい。この世界を悪夢で満たそうと怪獣たちを送り込んだ悪夢の国の王女です!」 イチゴ「・・・・・今回の事件は・・・・久しぶりに彼女が仕組んだのかも知れませんね・・・・・!」 ハリー「何だかよくわからんが・・・・・!コリス・・・マサヒロ君・・・・無事でいてくれ・・・・・っ!!!」 サキ「念のためスカイラッシュもこの上空で待機しています。」 イチゴ「我々もこのテントが何なのかわからない。だが、邪悪な感じがするのはわかります・・・・。」 コリスとマサヒロは暗闇の中を進んでいった。この闇には何があるのだろうか・・・・? コリスとマサヒロ「・・・・・・うっ!??」 しばらく歩いた二人の前に突然の強烈な光が発した。 マサヒロ「こ・・・この光は・・・・・っ!!」 二人はあまりに強い光に手で目を隠した。 そして、光が全体を増し、その光が消える。その時二人は奇怪な通路にいた。 その通路は、左右の壁には複数の目らしき物が横に何個か付いていた。 しかも、右の壁が黄色、左の壁が青色であった。床が赤色で、天井が緑色だった。 コリス「・・・・・・ここも・・・テントの中だと言うのか・・・・!?」 マサヒロ「・・・・もし、そうでなくてもしても・・・・っ!!」 マサヒロはカメラでこの通路の、 不気味な風景を撮った。目線にあるもの全体や、壁に付いた目までも。 コリス「・・・・よし!じゃあ、先の道へ進んでみよう。」 マサヒロ「・・・・うん。」 二人はこの不気味な通路を歩いた。果たしてこの先には何があるのだろうか・・・・? 壁に付いている無数の目の瞳が生きてるように動いていた。それらの目線は、 前へと進む二人へと向けている。無数の目が二人の行方を見守っているというのだろうか? コリス「・・・・あっ!こ・・・この扉は・・・・・!!?」 しばらく歩いていた二人は、 目の前に怪奇な扉があったので、驚いて止まった。その扉はまるで笑っているような顔をしていた。 目が大きく、口が裂けるくらいに開いていた。マサヒロはその異形の扉をカメラで二回撮った。 コリス「・・・っ!開けるよ・・・・。」 マサヒロが撮り終えたところを見たコリスが、 異形の顔の扉に触れる。すると、その扉が真っ二つとなるように開き始めた。 マサヒロ「あっ!扉が開いた!!」 そして、扉が完全に開き、道ができた。 コリス「・・・・よし!行こう!!」 扉の先は暗い闇のようだ。しかし、二人はそれでも、 その先へ進もうと扉の中に入った。そして、二人は再び暗い世界にいた。 マサヒロ「・・・・また暗い闇の中だ・・・・・。」 コリス「うん・・・・。でも、気を付けて!何か悪い予感がする・・・・。・・・・っ!!?」 マサヒロ「うわっ!??」 その時、二人の前に大きく恐ろしい灼熱の炎が出てきた。 コリス「ほ・・・・炎!!!」 マサヒロ「まるで・・・・地獄の炎だ・・・・・っ!!」 二人の前に巨大な地獄の炎が燃え上がり続ける。その炎の中から何やら悲鳴が聞こえてくる。 炎からの声「キイイィィィィ~!!」 「キャアァァァ~!!」 「ピャアアァァァ~!!」 コリス「声が聞こえる・・・・。まるで地獄で苦しんでいるような感じの声だ・・・・・!」 悲痛の声の正体は、炎の中に踊っている無数のガイコツたちであった。 踊っていると言っても、ただ苦しんで逃れようとするように見えているのだが・・・・。 マサヒロ「ひっでえぇ~光景だなぁ。こんなの見た事ないや!!」 マサヒロはそう言いながらもカメラでこの地獄のような光景を2回くらい撮った。 コリス「・・・・・・っ!」 コリスは後ろの方に向いて立ち、ウルトラウォッチに触れた。 そして、ウォッチがクリスタルのように輝いた。その間にコリスはこう静かに呟いた。 コリス「・・・・・ウォルラ。」 コリスがそう呟くと、二人の前の地獄の炎がまるで道を作るように左右に開いた。 マサヒロ「ああっ!!ねーねー!コリスさん!大きな炎に道ができたよ!!」 コリス「・・・・あっ!うん、よかったね^^・・・じゃ、行こうか。」 マサヒロに呼ばれて、前を向いたコリスは炎が左右に開いたところを確認し、 マサヒロと一緒に、前へ進んだ。さっきはコリスが言った【ウォルラ】の言葉は魔法であったのだ。 ウォルラとは、炎や水と言った自然タイプの物質の中で道を作るという特殊な魔法である。 コリスとマサヒロは炎が開いた道を通っているのだ。しかし、それだけではすまなかった・・・・。 ガイコツ「ギイイィィィィィ!!!」 炎からガイコツが飛び出して来て、二人に襲い掛かる。 マサヒロ「あ!ガイコツ!!」 マサヒロはさりげなくカメラでそのガイコツを撮る。 コリス「ちぃ!!」 コリスはウルトラシューターでガイコツを撃った。 ガイコツ「キイィィィ・・・・!!」 顔を撃たれて砕かれたガイコツはすぐに炎の中に潜った。 コリス「く・・・・っ!急ごう!!」 マサヒロ「うん!!」 二人は走り出した。これ以上、妙な事が起きないように。 その様子をスクリーンで見ていたシャドーは不適な笑みを浮かべた。 シャドー「ふふふん・・・・。マリンナーサの王子。あんたがこのテントの中を、 愚かしくもさ迷っているうちに楽しいショーを開始してやるわ・・・・。マッドジャック!!」 シャドーがそう叫ぶと、スクリーンの映像が変わった。 その映像にはピエロの顔の者・・・・。マッドジャックの顔が映されていた。 マッドジャック『ピキキキキキキ!!オ呼ビデショウカ?シャドー様。』 シャドー「・・・・そろそろあんたの出動の時よ!地上でとことん暴れなさい!!」 マッドジャック『カシコマリマシタ・・・・・!ギ・・・ギキ・・・キキキキキ・・・・・・!!!ギイィッ!! ギキキキキキキキキキキキキ!!キイィィィ・・・・ギエエエエエェェェェェェェ!!!!!』 マッドジャックは奇声とともに、顔がグチャグチャとなっていた。 まるで、ピエロの顔が変化していくように。そして、グチャグチャするぼが終わった後、 怪獣のような顔になった。頭に派手な髪?のような物があり、片目が赤く染まったり、 まるで表情が笑っているようなワニであった。これがマッドジャックのもう一つの顔である。 マッドジャック『俺ノ番ダアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!』 そして、スクリーンの映像が消えた。マッドジャックが地上に出るつもりだ。 シャドー「くす・・・・っ。相変わらずやんちゃね。でも、それが平和を壊す素となるわね・・・・w」 そして、地上のコリスの町。奇怪なテントが突然、強烈な光が3回くらい発した。 つづく
コリスの言うとおり、このテントは何所か怪しい雰囲気を漂わせていた。
そのテントを見たコリスは、とてつもなく邪悪な感情を感じ取って、少し苦しそうであった。 コリス「く・・・・・・っ!!(・・・このテント・・・・悪魔が住んでいるというのか・・・・!??)」 ハリー「コリス・・・・・。大丈夫か?」 ハリーは苦しそうなコリスを心配する。 コリス「・・・・・っ。はい。少しは・・・・・・。マサヒロ君。このテント・・・・悪魔が住んでると思う・・・!」 マサヒロ「悪魔・・・・・・。実は、前から僕もこのテントには悪魔が住んでいそうだと思ったんだ・・・・!」 コリスとマサヒロは悪魔が住んでると思われる怪しきテントに進もうと足を動かした。 ハリー「・・・・っ!?おい、君たち!?まさか・・・・・このテントに入ろうと・・・・・!!?」 ハリーの声を聞いたコリスとマサヒロは一度止まり、二人がハリーに向かってこう言い返す。 コリス「・・・・ごめんなさい。でも・・・僕はこのテントに入らなければいけないと思います・・・・。」 マサヒロ「・・・・・僕もこのテントの中がどうなっているのか、このカメラで撮って、 そのテントの秘密を写真に収めてそれを世間に見せてみたいんです・・・・・!行こう、コリスさん。」 そして、再びコリスとマサヒロは再びテントへと歩き出す。 ハリー「お、おい!君たち・・・・・!・・・・・っ。」 ハリーは再び二人を止めようとするが、 二人はそうしてもそのまま歩き続けていると思って、止めるのをやめた。 そして、コリスとマサヒロはテントの前に立った。 コリス「・・・・・・・本当にいいの?もし、入ったら二度と・・・・・・。」 マサヒロ「大丈夫さ!出口ならどこにでもある。このテントにもきっと・・・・・。」 コリス「・・・・じゃ、入ろう・・・!!」 こうして、二人は入り口の紙?をめくって、テントに入り込んだ。 ハリー「・・・・ついに二人はテントに入っちまった・・・・・。・・・・じゃあ、俺は、 あの二人はいつ戻るか、待っておくか・・・・・。」 ハリーはテントには入らないらしい。 かくして、コリスとマサヒロはテントの中に入った。そのテントの中とは・・・・? コリス「・・・・・・・こ・・・ここは・・・・・!!」 マサヒロ「ここが・・・テントの中なの・・・・!?」 二人はこのテントの中の恐ろしさに驚いた。部屋では、外から見た大きさよりもとてつもなく、 大きかった。しかも壁では色が紫で、まるでファンタジーの世界であるような星がたくさんあった。 床では、無数のゾンビのような者が中央から出てくるように描かれてあった。 コリス(・・・・・紫の夜の壁紙にゾンビたちの描かれた床・・・・!ここはホラーハウスか・・・!?) マサヒロ「・・・・なんて恐ろしいんだ!でも、これこそが最大の不思議だぁ~い!」 マサヒロはそう言うと、カメラで壁や床を一枚図ずつ撮った。 コリス「・・・・気を付けて。何か蠢いている感じがするよ・・・・・!」 コリスがそう言い、二人は床の中央まで歩く。マサヒロは歩きながら話す。 マサヒロ「・・・・このテントに入った人々は前に、興味ありそうだからとか、 怪しそうだからと言って入ったんだ。でも、その人たちは今・・・・・。」 コリス「・・・・・っ!(・・・・助けなきゃ。僕が・・・・・。)」 そして、二人は床の中央に立った。 ちなみに、その中央の床には黄色いシンプルの○マークが描かれていた。 そこからたくさんのゾンビが出てきたと言っていいだろう。二人は周りを慎重に見回っていた。 コリス(一体何が起こる・・・・!?なんでもいいから、仕掛けを出してみろ!僕は負けないぞ!!) その時、突然謎の奇声が部屋中に響き始めた。その声は狂った子供のような声に聞こえた。 謎の奇声『ハロオオォォォォウ!ウゥゥェレゥクァワアアァァァァァモゥッ!!!!』 コリス「だ、誰だ!!!!」 マサヒロ「こ。このテントを立てた奴なのか!?」 謎の奇声『ウィッツシィィヨオオオオォォォォォトァアアアウィイ・・・・ムッ!!!!!!』 謎の声がそう言った後すぐに、床の絵が一瞬で変わった。大きく開いた口のような絵だった。 歯がまるで怪獣の牙のように見える。そして、その大きな口が立体化した。 コリスとマサヒロ「っ!!???」 コリスとマサヒロを呑み込んでしまった。 同じ頃、テントからコリスとマサヒロの悲鳴が大きく聞こえてきた。 コリスとマサヒロ「うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」 ハリー「・・・・・っ!?コリス!!マサヒロ君!!!」 二人の悲鳴を聞いたハリーはテントに、 近づこうとするが、危険だと承知して止まった。 ハリー「・・・くっ!ダメだ・・・・。助けようと俺も入ったら・・・・何が起きるかわからねぇ・・・・!! ・・・・・そうだ!こんな時は、DGCに通報だ!!よ~し!待ってろよ二人ともおおぉぉぉ~!!!」 ハリーはさっそく携帯電話を取り出した。それでDGCに連絡しようとするつもりだ。 DGC本部の司令室では、テーブルに置いてある電話が鳴り出した。 イチゴ「もしもし、DGCです。」 イチゴが受話器を取って電話する。相手はハリーだった。 ハリーの声『コリスの保護者です!今、コリスと子供が変なテントに入って、 何かが起きたそうです!!場所は・・・・・・!!』 イチゴ「・・・・・あなたたちのいる町ですね・・・・・・!」 ハリーの声『・・・・あ。はい、そうですが・・・・・。』 イチゴ「こちらも既に町で謎の異常事態が発生している事は察しています。 我々はこれからコリス君のいる町へと急行しようとするおつもりです・・・・・!」 ハリーの声『そうですか!では、お願いします・・・・・!!』 とても暗い場所。何も聞こえぬこの場所にコリスとマサヒロが眠っていた。 そして、別のところではその二人の姿をスクリーンで見ようとする者がいた。 その別のところとは・・・・どこかで見た事のあるような城の内部のようなところであった。 そこのスクリーンでコリスとマサヒロの眠っているところを見ている者は・・・・。 露出度の高い黒い衣装。長く赤い髪。・・・・しかも胸が大きい。その者は女性・・・・。 そう、この女性はなんと。シャドー。悪夢のプリンセス・シャドーであったのだ。 シャドー「ふふふふふふふふ・・・・!モモの弟め、ついにこのテントに入り込もうとしても、 大間違いよっ!!このテントにはおんそろし~トリックがあるなの♪ あんたなんかにこのテントの謎を解けやしないわ!!まあ、万が一の事も考えて、 【奴】を配置したけどね・・・・・・・。ククク・・・・クククククククク・・・・・・!!!」 シャドーは悪役のような笑みを浮かべて、笑っていた。何かよからぬ事を考えている。 ・・・・そう。謎の奇怪なテントはシャドーが立てたものだった。それとも、彼女の部下の誰かが・・・? しかし、何故・・・・?シャドーはあのような奇怪なテントを立てたのだろうか? 暗い場所でコリスはようやく目を覚まし、起き上がった。 コリス「う・・・・うう・・・・ん。・・・・・っ!マサヒロ君!マサヒロ君!!」 コリスは眠っているマサヒロの体をさすって起こそうとした。 マサヒロ「・・・・・っ!うう・・・・ん・・・・。・・・・あ!コリスさん。」 マサヒロも目を覚まして起き上がった。コリスはほっと一安心した。 コリス「よかった・・・・・・・。でも、ここは一体・・・・・?」 マサヒロ「・・・・・僕たち、さっきの変な大きな口みたいなものに呑み込まれたから・・・・・。」 コリス「・・・・・うん。床がいきなり変化したからね・・・・・。恐ろしいトリックだ・・・・・。」 マサヒロ「あの大きな口は・・・・きっと、怪獣の口だと思うんだ。」 コリス「怪獣か・・・・・・。だったら、怪獣が建てたテントかも知れないね・・・・。」 マサヒロ「・・・・だとしたら、一番すっごい不思議かもねw」 コリス「あはははは。そ・・・そうだね・・・・^^;」 その時、突然不気味な笑い声が響きだした。 謎の声『イ~ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ・・・・キイィィ~ヒッヒッヒッヒッヒッヒ・・・・・!!』 コリスとマサヒロ「っ!??」 二人は聞いた事のある声に驚く。 その声はさっきの声と全く同じであった。二人は恐ろしい声による笑い声に震える。 コリス「・・・・・さっきの声の者・・・・・!!さっきのトリックはお前がやったのか!??」 そして、二人の前に奇妙な顔が現れた。何故かクロス状になっている白い目。 明るそうで恐ろしそうに笑っている口。その間に大きく青く丸い華。それを白い線が囲み、 上の部分には緑の派手な髪?があった。肌が何故か黒かった。 その顔はまるで、恐怖のピエロと自称するような顔であった。 マサヒロ「ピ・・・・ピエロのお化け・・・・・・!!」 コリス「く・・・・・っ!!」 二人はそれを見て凄まじい恐怖を感じていた。このピエロの顔の者は一体なんなだろうか? コリス「・・・・・だ、誰だ・・・・・!?お前は・・・・・・!!」 つづく
ウルトラマンクリスタル 第27話・逆襲の悪夢
ビックリ箱怪獣・マッドジャック 冥界仮面・ゴダル 登場 宇宙・・・・地球の近くに浮かぶ夢の国・マリンナーサ。その国は今、 夢の力が足りないので、地球には戻れないのである。再び国が地球に帰れるために、 魔法のプリンセス・モモと、後にその弟であるプリンス・コリスを地球に送り込んだ。 そして、二人は人々の夢を実現させ、夢の力を取り戻しつつあった。・・・だが、現実では、 怪獣や宇宙人たちが人々を襲い、夢を壊す。コリスは魔法の力でウルトラマンクリスタルとなり、 その人類の夢を壊す者たちを次々と打ち破っていった。しかし、夢を壊す者たちの中には、 もっと恐ろしい者たちがいた・・・・・・。時は2022年。ワイリー星人事件から一ヶ月が過ぎた。 今は7月5日である。ちなみにここは、コリスとハリーの住む家がある町である。 コリスとハリーは久しぶりに二人で散歩をしていた。 ハリー「それにしても、お前とこうしていられるのもあとすこしみたいだなぁ。」 コリス「え?なんで久しぶりですか?」 コリスはきょとんとした顔する。 ハリー「だって、あの一ヶ月から怪獣が出てきてないだろ?だから、 最近、今でもお前がよく俺のところにいるわけだろ?」 コリス「・・・・確かに、この一ヶ月に怪獣は出てきてませんね・・・・・。その間にねえ・・・おっと。 隊長から、たまにはハリーさんに会って来いって・・・・・・。」 ハリー「ははははっ。いい事言うじゃねーかw隊長さんは。」 コリス「・・・・まあ、そう言う事ですね・・・・^^;でも・・・・・・・。」 ハリー「でも・・・・?なんだ?」 コリス「・・・・・いえ、なんでもないです。もう家に戻りま・・・・・・。」 コリスが家に帰ろうかと言おうとした途中で、いきなり子供の声が響く。 子供「大変だああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~!!!!!!!」 コリスとハリー「っ!!???」 二人は子供の声に反応する。その子供が走って二人に近づく。 子供「大変だ大変だ大変だ大変だ大変だあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 どうやら、その子供は男の子で、カメラを持っているようだ。何か慌てて走っているようだ。 コリス「ど・・・・どうしたの・・・・?;」 コリスの声を聞いた少年は急に止まる。 少年「・・・・・っとっと。・・・・すみません。つい・・・大変なものを見つけたそうで・・・・。」 ハリー「君は・・・・どこの子かい?そのカメラはなんだ?」 少年「・・・・僕は、マスヒロ。この世界で異常な物を見つけて、これで皆に伝えるんです。」 少年、改めマスヒロはカメラを二人に見せた。二人はそれを見て感心する。 コリス「へぇ~。このカメラで今までどんな物を取っていたの?」 マスヒロ「・・・えーっと・・・・。一週間前は1メートル以上のカエルのミイラで、 昨日がヤカンみたいな形をした変な宇宙船で、今・・・・怖そうな感じのテントを撮ったんです。」 ハリー「なるほど。そりゃぁ異常な感じだな。」 コリス「でも・・・怖そうなテントって・・・・・。」 マスヒロ「・・・・・っ?そう言えば、ピンクの髪のお兄ちゃん・・・・。もしかして・・・・・。 DGCのコリス隊員じゃないのかい!??」 コリス「えっ!??そ・・・・そうだけ・・・・・ど?」 コリスはマスヒロが自分を知っているのでは、 ないかとタジタジした。マスヒロは笑顔でコリスが隊員である事に喜ぶ。 マスヒロ「わーい!本物のDGCの隊員だ~。わーいわーい。」 ハリー「マスヒロ君・・・・。どうしてコリスがDGCの隊員だってわかったんだ?」 マスヒロ「コリスさんはDGCでたくさんの怪獣たちと戦ってました。その事は皆はもちろん、 僕も知ってますw僕も前の怪獣事件でコリスさんたち隊員達の活躍をカメラで撮っておきました。」 コリス「そっかぁ。ところで・・・・君は将来・・・何をしたいのかな?」 マスヒロ「もっちろん!将来=夢は・・・・・世界一のカメラマンになる事だい!」 ハリー「世界一のカメラマンねぇ。」 マスヒロ「はい。僕の目標は、誰にも見た事のない不思議をいっぱい写真に撮って、 理想の写真展を作る事です!さっきのでちょうど1000枚目です。」 コリス「不思議をいっぱい写真に取る・・・・・なんか素敵な夢だねw」 マスヒロ「うん!これからも色んな不思議をカメラで撮るつもりさ。」 ハリー「そうかそうか。頑張れよ。・・・・ところで、さっきのテントの話だけど・・・・・。」 マスヒロ「僕が案内します。ついてきて!」 マスヒロは走ると、二人も彼の後につくように走った。 人類の平和と夢を守る正義の部隊、DGC本部の司令室には、コリス以外の隊員が全員いた。 シュドー「・・・・・かあぁぁっ!何かこう過激な事起きねぇかな~。」 テーブルの前に座っているシュドーが退屈している様子。テブリッシュがそれを見て微笑む。 テブリッシュ「いいじゃないか?こうして怪獣が出てこないのが平和なもんさ。」 シュドー「でもなあぁぁぁ~。」 テブリッシュ「ははっ。まあ、現実ではまたいつか起きると思うがな・・・・・。」 イチゴ「サキちゃんも、この一ヶ月で最近コリーム博士と電話で話し合っているってね。」 立っているイチゴはコンピュータの前に座っているサキと話していた。 サキ「・・・・ええ。うちの父さんからよく電話してきますの。元気しているかって。」 イチゴ「あの恐ろしいワイリー星人事件から、博士・・・随分と変わったみたいだね。」 サキ「はい・・・・・。あの父さんが最近、私に心配してくれてる・・・・。その時はとても嬉しかった。 ・・・・私、あの星人にはこっそり感謝しているんです。もし、彼がいなかったら・・・・。」 サキはあの星人のおかげで父が変わった事に喜んでいた。イチゴもその様子を見て、微笑む。 モモ「・・・・けど、ワイリー星人の奴が地球侵略をあきらめても、他にも、 宇宙からあらゆる侵略者、果てはこの星そのものからの悪が黙っていられないわよ。 そして・・・・【奴ら】も・・・・・・!」 モモの脳裏には、黒い衣装を着た女性の姿が浮かんだ。 シュドー「その時はその時!また俺達がクリスタルと一緒にやっつけてやりますよ!」 テブリッシュ「凄い自身だな。けど、僕もその時に備えないとな。」 サキ「・・・・・っ!?レーダーに異常反応!!」 サキが異変をキャッチした様子を見て叫ぶと、モモがサキのところに来る。 モモ「っ!?ついに一ヶ月ぶりの脅威が出たわね・・・・・!場所は!!?」 サキ「場所は・・・・・・。コリス君のいる町です!!!」 モモ「えっ!!??コ、コリスのいる町ですってえぇぇ!??」 モモは弟のコリスがいる町で異変が起きたと聞いて驚く。一応、姉としての自覚もありそうだ。 コリス、ハリー、マサヒロ。3人はひたすら町を走っていた。そして、ついに・・・・。 マサヒロ「・・・・・ここです。」 コリスとハリー「おおおおぉぉぉぉ・・・・・!!」 マサヒロの指差したところを見たコリスとハリーは思わず驚く。3人の目の前には、 紫と緑が混じったような彩色をしているテントであった。そのてっぺんには、 怪獣のような顔をした奇妙な先端があった。入り口の方も、赤い扉のような紙があって、 その紙には、何か絵が描かれてあった。その絵は黒い大きい?のマークが描かれている。 ハリー「こ・・・これが、君の言ってたテントか・・・・・!?」 マサヒロ「はい・・・・・。このテントは三日前にあったと聞いていましたが、 まさか・・・・本当にあったなんて僕も驚きました。」 コリス「そのテントでは・・・・一体何があるんだい?」 マサヒロ「うん・・・・。まだ僕は知らないけど、他の人からの情報によれば、 このテントに入った者は一度もそのテントから出たこともないって・・・・・。」 コリス「一度も出た事もない・・・・!?」 マサヒロ「そうさ。このテントの中には・・・・人がたくさん閉じ込められているんだ・・・・。」 コリス「たくさん閉じ込められている・・・・。このテント・・・・何か怪しいぞ・・・・・!」 つづく コリスが偶然見つけた、奇怪なテントから巨大なビックリ箱が出現した。 |
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