不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
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コリスとサキは休暇を取って、ビーチで真夏を満喫。一方、別の海では、
謎の巨大な船が怪しく運航していた。宇宙から来た海賊・スカルダイの仕業だ。 ゴダルも乱入し、夏は戦いの季節となってしまうのか。 次回、「真夏のサマーバトル!」。 今度の敵は海賊だと!? あとがき どうも、ゆ-1です。いかがでしたか?ウルトラマンクリスタル第29話。 今回の敵は宇宙人ではなく、人間たちの造ったアンドロイドたちです。 まあ、怪獣と宇宙人だけが敵じゃない事だと考えていますので、私。はい( 時には人間の悪意も世界を襲う事もあります。 もしかしたら、自分はリアリティを求めているのかも・・・(ぇ ちなみにこの話はウルトラマンティガのレイビーク星人の回をちょっとパクったり・・・・(ぁ 等身大のウルトラマンVS等身大の星人の戦いも結構面白いですよ^^ 次回はついに30話に突入ですな!ここまで来るのに、どれだけ長いときを経たか・・・・! 次回は海賊っぽい奴が登場します。今度は宇宙人ですので、ご安心を(ぇ そして、ゴダルVSクリスタルの戦闘が久しぶりに書く予定です!できれば・・・・(ぁ それでは。 PR
その剣は遠くにいるアントマンの体に刺さった。
アントマン「キャン!!」 クリスタルに投げた剣に刺されたアントマンは下の方へと落ちていった。 橋の方ではクリスタルは新たなアントマンたちと格闘戦を繰り広げられていた。 アントマン「キャアァァァァッ!!」 一人のアントマンが左右の欄干らしき物を利用したバック転で、クリスタルから一時離れる。 ウルトラマンクリスタル「く・・・・っ!シャッ!!」 アントマン「キン!!」 クリスタルは素早い蹴りでそのアントマンに攻めるが、敵も素早い蹴りで対抗した。 ウルトラマンクリスタル「でやあぁぁっ!!」 キックの相打ちの後すぐに、 クリスタルは殴りかかるが、アントマンも腕でガード。しかし、クリスタルは残りの拳で、 怪人に打ち込む。そして、アッパーカットでアントマンを一人倒した。 アントマン「ピャアァァァァァ!!ピャァッ!??」 もう一人の敵が後ろからクリスタルに迫る。 ウルトラマンクリスタル「はああぁぁぁぁっ!!!」 しかし、それに気づいたクリスタルは、 その後ろのアントマンを、回転ハイキックで倒す。アントマンは一撃で倒れた。 アントマン「アァァァァン!!」 新たなアントマンがいきなりメガトンパンチを繰り出した。 ウルトラマンクリスタル「うあっ!!くぅ・・・・っ!!」 打撃を受けてひるんだクリスタルはそのアントマンと組み合う。 ウルトラマンクリスタル「だあああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 クリスタルは強い怪力で、アントマンを投げ飛ばした。アントマンは下の方へと落ちていった。 アントマン「ビエエエエエエエエェェェェェェェェェェン・・・・・・・!!!!!!!」 ウルトラマンは次に、もう一人のアントマンと格闘戦を繰り広げられていた。 ウルトラマンクリスタル「ふん!!とう!!」 アントマン「キャッ!!キャッ!!」 両者はパンチやキックの激しい打ち合いを行っていた。しかし、クリスタルの方が圧倒的だった。 ウルトラマンクリスタル「でぃ!!ショワッ!!とぅああぁぁぁぁ!!!」 クリスタルはひるんだアントマンにボディブロー2発、ショートパンチ、ハイキックで決める。 アントマン「プッ!プッ!ェヤアアァァァハッハッ!!!」 クリスタルの連続打撃を受けたアントマンは後ろに扱けて、倒れた。 ウルトラマンクリスタル「うん!ショワッ!!」 クリスタルは橋のところに敵がいないところを、 確認した後、橋から飛び降りた。下のところへ着地したクリスタルの周りには、 多くのアントマンがいた。それも数え切れない程に。その敵軍に囲まれてしまうクリスタル。 ウルトラマンクリスタル「っ・・・!ウルトラ・回転キック!!!!」 クリスタルは回転しながら強力なキックを振りまわした。周りの敵たちは一瞬に吹き飛んだ。 アントマン「ギャアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!」 クリスタルの必殺回転キックによって、周りのアントマンたちが、一瞬の多く吹き飛んだ。 アントマンたちはそれぞれ、壁に叩きつけられたり、床に落ちたりと倒れ続けていた。 クリスタルの回転キックは未だに続けられていた。周りの敵全てを倒すまで。 攻撃を受けたアントマンたちは次々と吹き飛び倒れていく。敵の数が徐々に減っていく。 ウルトラマンクリスタル「・・・・・・っ!!」 そして、クリスタルは回転キックの発動をやめる クリスタルの周りには、既に多くのアントマンたち全てが倒れていた。 クリスタルは敵が全滅したところを見て、別の部屋へ移動した。 モモは今、大きな青いゲートの前にいた。そこにクリスタルがいた。 ウルトラマンクリスタル「姉さん!!」 モモ「コリス!ちょうどよかったわ・・・・!」 クリスタルは青いゲートの方を見て驚く。このゲートは一体なんなのだろう? ウルトラマンクリスタル「これは・・・・!?」 モモ「たぶん・・・。ここにサキたちが閉じ込められているんだわ・・・・・!!」 そう、この青いゲートはサキたちが閉じ込められている捕虜収集所への入り口だったのだ。 ウルトラマンクリスタル「なら・・・・・このゲートを壊せばいいんですね!?」 モモ「ええっ!思いっきりやっちゃって!!」 ウルトラマンクリスタル「はいっ!クリスタルボマー!!!」 クリスタルはクリスタルボマーで巨大な青いゲートを爆破した。 サキ「・・・・・・っ!今の爆発は・・・・!?」 部屋の中のサキたちは、 突然、壁が爆破した事に気づき、そこに穴が開いたのでそこを通ってみる。 サキ「あっ!出られた!!」 「本当だ・・・・・。」 「おお・・・・!」 サキと捕まった人たちが部屋から出られた事に感激する。そこにモモとクリスタルがいた。 サキ「あっ!隊長!それに・・・・ウルトラマンクリスタル!?」 モモ「詳しい話は後で、それより皆非難しましょ!!」 モモはサキたち捕まった人たちを連れて、この工場から出ようと非難を開始した。 クリスタルはただ一人、謎の気配を察したか立ち止まっていた。 そこに、後ろからアントマンのボスが来た。クリスタルはすぐに後ろを向く。 ウルトラマンクリスタル「っ!?」 アントマン・ボス「コラアア・・・・・っ!!」 アントマン・ボスは冷凍光線銃から冷凍光線を発射した。クリスタルはそれを浴びて凍ってしまう。 アントマン・ボス「・・・・・ニヤッ。」 ボスは勝ったと思って、目が笑った。 ウルトラマンクリスタル「・・・・・ぅおおおおぉぉぉぉぉっ!!!!」 しかし、クリスタルは光のパワーで自分を包んだ氷を砕き、自由の身になった。 アントマン・ボス「貴様あぁ・・・・・!!よくも・・・・・・っ!!!」 アントマンボスはどこからともなく、剣を出した。そして、クリスタルも・・・。 ウルトラマンクリスタル「・・・・ウルトラ・ブレード・・・・・!」 クリスタルは天から発した光から剣を出し、それを手に取り、構えた。 ウルトラマンクリスタル「でっ!!」 アントマン・ボス「ビエエェェェェン!!」 アントマン・ボスは鳴き声を出しながら剣を突き出し、クリスタルはそれを剣でガードする。 しかし、ボスは剣を素早く突いたり振ったりで凄く押していた。 アントマン・ボス「グルルルルルルルル・・・・・・!」 そして、クリスタルとボスは剣と剣で押し合う。両者は互いを睨んでいた。 ウルトラマンクリスタル「っ・・・・・!シュワ!!」 しかし、両者はこのまま勝負はつかないと知り、 お互い一歩下がって離れた。その時、ボスは右足を振り回して、クリスタルに迫る。 アントマン・ボス「ガアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」 ウルトラマンクリスタル「くっ!・・・・っ!!」 クリスタルは敵の連続蹴りを必死に避けていた。しかし、敵は次にいきなり剣を振ってきた。 アントマン・ボス「ウオオォォォッ!!」 ボスはひるんだクリスタルを斬り捨てるつもりだ。 ウルトラマンクリスタル「っ!!このおぉぉぉ!!」 クリスタルは間一髪攻撃を避け、 剣を突き出して、アントマン・ボスの剣を弾き飛ばした。ボスの武器はなくなった。 クリスタルがボスの前で剣を出すと、ボスは怯えて両手をあげる。が・・・・。 アントマン・ボス「エ・・・・ッ!エエェェ・・・・・!!エエエェェェェン!!!」 アントマンのボスはハイキックでクリスタルの手を蹴り、その手が持ってた剣を弾き飛ばす。 ウルトラマンクリスタル「っ!しまった・・・・・!うわああぁぁぁっ!!!」 剣を飛ばされ油断したクリスタルをボスは渾身のパンチで殴り飛ばした。 ウルトラマンクリスタル「わ・・・っ!ちぃ!!」 アントマン・ボス「ギャアアァァァァン!!!!」 一度扱けたクリスタルだが、一瞬に立って走り、ボスも走り出す。 ウルトラマンクリスタル「むっ!とあ!うぐっ!ディア!!」 アントマン・ボス「キッ!キイィッ!キャイ!ギャイイィィィ!!!」 まず、両者は殴りかかるが、その腕と腕がぶつかり合う。すると次にクリスタルが、 敵の腹を殴る。敵はひるむがすぐに反撃、クリスタルにミドルキックを決める。 痛がるクリスタルはカウンターパンチで反撃。そして、両者は組み合いに入る。 ウルトラマンクリスタル「く・・・・・っ!うわああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」 クリスタルは物凄い怪力でアントマン・ボスを投げ飛ばした。 アントマン・ボス「ワアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!!!」 投げ飛ばされたボスは無数に積んであったダンボールにぶつかっていた。 それにより、多くのダンボールが崩れてしまった。アントマン・ボスはそれらとともに落ちた。 ウルトラマンクリスタル「シォワアアアアアアアァァァァァァァッチ!!!!!!!」 クリスタルはジャンプキックで立とうとするボスを蹴り飛ばした。 アントマン・ボス「・・・・・ッ!?キィィィィ・・・・!ホギャアァァァ!!」 蹴られたボスは立ち上がり、やがて怒り狂って目から白い光線を出した。 ウルトラマンクリスタル「うわっ!」 クリスタルは間一髪、その光線を避ける。 光線にあたった床が爆発した。これぞ、アントマンの必殺破壊光線である。 アントマン・ボス「ホギャアァァ!ホギャアアァァ!!」 ボスは再び目から光線を出す。 クリスタルは再び避ける。3発目の光線も出すが、これも避けられてしまう。 ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!エクセリック光線!!!」 クリスタルはエクセリック光線でボスを攻撃した。しかし、死んではいない。 アントマン・ボス「ギャアァァァ!!・・・ウエエエエエェェェェェェン!!!!」 光線に耐えたボスはいきなり何処かへ逃げていった。クリスタルはそのボスを追う。 ウルトラマンクリスタル「あっ!待て!!」 工場の外では、既にモモや隊員たちはもちろん、サキや捕らわれた人々も、 全員無事に脱出できたのだ。サキはモモに謝罪していた。 サキ「・・・・あの時は油断して、すみませんでした・・・・・。」 モモ「いやいや、そこはありがとうって言うべきでしょ?」 サキ「はい・・・・。でも、コリス君は・・・・・!?」 モモ「あっ!そういえば、あいつ・・・・・。」 その時、工場がいきなり爆発した。 外にいる者たち全員「!!!??」 皆はいきなり工場が爆発したところを見る。 その燃え上がる廃墟から謎の未来的に見える巨大な金色の飛行船が現れた。 モモ「っ!?ドイツ専用の飛行輸送船・・・・ビッグ・SX号!!」 サキ「奴等は・・・・ドイツによって造られたんです・・・・!コリス君・・・・・!」 ドイツが造ったこそ飛行船・ビッグ・SX号はアントマンのボスが操縦していた。 飛行船は物凄い速さで飛んでいった。どうやら逃げる気だ。 モモ「どうやら逃げる気ね・・・・・!」 その時、燃える廃墟からクリスタルが飛んで来た。 ウルトラマンクリスタル「ショワッチ!!!」 サキ「あっ!クリスタル!!」 空高く跳ぶ飛行船を追うべくクリスタルは大空を飛びあがった。飛行船は左右の装甲から、 それぞれ砲身を出し、レーザーを出すが、クリスタルはこれを避ける。 ウルトラマンクリスタル「っ!でやああぁぁぁぁ!!!」 クリスタルは空中でジャンプし、 敵の飛行船に乗りかかった。操縦していたボスはこれに気づく、 アントマン・ボス「ヒッ!?」 そして、ボスは飛行船を必死に操作し、 飛行船は急に降下した。上に乗っていたクリスタルは急に驚いてひるみ、そこの装甲にしがみ付く。 ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!!ウルトラパンチ!!!」 ウルトラマンクリスタルは必殺パンチでその装甲を殴るが、その装甲がいきなり爆発。 これに驚いたクリスタルは飛行船から離れ、空に浮いた。飛行船は上部から火が炎上している。 ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!」 クリスタルは再びエクセリック光線を発射。光線は見事、飛行船に直撃した。 アントマン・ボス「うっ!?うあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」 飛行船は燃え上がり、やがて大爆発を起こして吹き飛んでしまった。 これでアントマンのボスはあの世に堕ち、地球の悪意は再び消えた。 クリスタルは戦いを終え、空へ飛び去った。ありがとう、クリスタル。 戦いの後。夕日の街並みの見える川原でコリスとサキは再会した。 コリス「サキさああああぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」 サキ「コリスくうううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!!!!!」 そして、二人は再び近づき会った。サキは笑顔でコリスに感謝した。 サキ「・・・・助けに来てくれて、ありがとう。コリス君。」 コリス「いえ・・・・。僕は・・・何も・・・・・。」 サキ「ううん。助けたい気持ち・・・・それだけで、私は感激しているから。」 コリス「・・・・そうですか・・・・。」 そして、二人は手を繋いで、基地へと帰った。 こうして、ドイツ人たちの復讐はDGCとクリスタルの活躍により、失敗に終わりました。 しかも、驚きましたね。まさか今度の敵が人間が造ったアンドロイドとは・・・・。 敵は怪獣や宇宙人だけとは限りません。人々の夢を奪う者は、 他にも多く存在するのです。クリスタルとDGCはその者たちには絶対に負けないでしょう。 これからも、クリスタルとDGCの戦いはまだ続くのです。 次回につづく
アントマン「ピィィィィィィィィ!!!」 「アァァァァァ!!!!」 「ケエエェェェェ!!!」
コリス「囲まれた!!!」 モモ「よしっ!バラバラに散って戦うわよ!!先に捕虜たちを救出した者は連絡して!!」 隊員たち「はいっ!!!」 モモ「では、健闘を祈る!!!!」 そして、隊員たちはそれぞれに散って走った。 テブリッシュ、シュドー、イチゴ、そして・・・・コリス&モモと。 イチゴ「よし!行くぞ!!」 イチゴがまず、複数のアントマンを銃撃して倒し続けた。 アントマン「キャァァァッ!!」 「ウキイィィィィィ!!!」 しかし、一人のアントマンが冷凍光線銃を構え、冷凍光線を発射した。 イチゴ「うわっ!!!」 その冷凍光線がイチゴに直撃した。 しかし、何故かイチゴは凍ってはいなかった。アントマンはこれを見て驚く。 アントマン「ハッ!?」 アントマンはもう一度、冷凍光線を発射してみる。 イチゴ「・・・・っ!?凍っていない。そうか!これがアンチフリーザーバッジの効果なんだ!!!」 そう、イチゴはアンチフリーザーバッジの機能によって氷付けにされる事はないのだ。 バッジさえあれば冷凍光線など怖くない。イチゴは攻撃を再開した。 イチゴ「これで冷凍光線は効かない!反撃だ!!」 イチゴの3発の銃弾が敵の顔に直撃した。 アントマン「パ・・・ッ!!!」 アントマンは頭を撃たれて再起不能となり倒れた。 一方、シュドーは既に別の部屋で、アントマンたちと戦っていた。 アントマン「ピィィ!!」 「ピピイイィィィ!!!」 アントマンたちはシュドーを凍らせようと冷凍光線を撃ちまくる。 しかし、シュドーはアンチフリーザーバッジによって、冷凍光線の効果を受けつかなかった。 シュドー「へへん!!無駄だ無駄だああぁぁぁ!!!」 冷凍光線からバッジの効果に守られているシュドーは調子に乗って、 銃弾を無数に発射して、アントマンを倒し続けた。 アントマン「キャァァァキャァァァキャァァァァァ~ッ!!!!」 アントマンたちはシュドーの凄まじい連射によって次々と倒れていく。 シュドー「アンチフリーザーバッジ!素晴らしい力だぜっ!!これで安心して戦えるぜ!!! ・・・・むっ!?おらぁ!!」 シュドーは右上の方から何か気配を感じて、そこを射撃する。 そこにいたのは、上にあった床で待ち伏せしていたアントマンだった。 そいつはシュドーの銃撃を受けてしまい、そこから落ちてしまった。 アントマン「ヒャアァァァァン!!」 シュドー「上から待ち伏せしていたって俺にはわかるのさっ!!」 そして、テブリッシュも別の部屋でアントマンたちと戦っていた。 アントマン「ピイィィィッ!!」 アントマンは冷凍光線でテブリッシュを凍らせようとする。 しかし、アンチフリーザーバッジを付けているテブリッシュの前では無効であった。 テブリッシュ「・・・・っ!」 テブリッシュは反撃として、敵の頭を撃った。 アントマン「ピィィィィヨン!!」 アントマンは頭を銃弾に撃たれて倒れた。 テブリッシュ「よし!アンチフリーザーバッジの機能に狂いはない!行くぞ!!」 テブリッシュは次々と射撃し、アントマンを倒し続けた。しかし、新たなアントマンが現れる。 アントマン「ウォピイィィィィ!!」 そのアントマンはマシンガンを持っていて、 それを連射して、テブリッシュを襲う。テブリッシュは慌てて物陰に隠れて避けていった。 テブリッシュ「く・・・・っ!敵は冷凍光線銃以外の武器を持っていたか・・・っ!」 テブリッシュはそう言いながら、物陰から出てきてすぐにマシンガンを持つ敵を撃ち倒した。 テブリッシュ「だが・・・・・!今の我々の敵ではない!」 コリスとモモは別の部屋で多くのアントマンたちと戦っていた。 アントマンたちは冷凍光線銃はもちろん、剣や機関銃などを持っていた。 モモ「いい?コリス!アンチフリーザーバッジを付けても、 冷凍タイプ以外の技を受けたら怪我しちゃうから気を付けて!!」 コリス「はいっ!!」 コリスとモモはお互いの背を預けながら連射をした。 姉弟の息の合ったガンプレイに多くの周りのアントマンは次々と撃たれ倒れていく。 しかし、敵の数はなかなか減らない。他の奴等は一斉に二人に攻めてくる。 モモ「このままでは不味いわ!!二手に分かれましょ!!」 コリス「はいっ!!」 モモとコリスは互いから離れ、二人は連射をしながら走っていた。 アントマンたちはその連射を受けて破壊されていく。一人のアントマンが機関銃でコリスを攻撃する。 コリス「くあっ!?・・・・ちィ!!」 コリスはバック転で間一髪避け、射撃で反撃した。 アントマン「ヒャッ!!」 「ピュオオオオオォォォォォ!!!!」 銃を持った敵が倒された後、今度は剣を持ったアントマンが襲ってきた。 コリス「く・・・・・っ!うあ!!」 コリスは無我夢中の銃を盾代わりにする。 しかし、その銃は敵の剣の一振りによって真っ二つにされ、コリスはそれにひるむ。 モモ「コリスッ!!・・・ったく!!」 モモはコリスがピンチである事を知り、 遠くから、彼に切りかかろうとするアントマンに射撃した。そのアントマンは頭を撃たれて倒れてしまう。 コリス「ね・・・姉さん!!」 モモ「近距離用の武器を持っている敵は動きが素早いわ!気をつけなさい!!」 コリス「は・・・・はい!っ!?てあぁっ!!」 コリスは後ろから殴りかかろうとするアントマンに気づき、回し蹴りでその敵を倒した。 モモ「さーて!こっから本番!!ミンキー・ランサー!!!」 モモはどこからちもなくミンキーステッキを出した。しかし、そのステッキの先端から、 光の刃が出ている。これこそが、モモ専用の必殺剣、ミンキーランサーである。 モモ「はあぁぁっ!!とう!!」 モモは階段に上り、そこにいるアントマンを斬り捨てる。 そして、もう一人のアントマンもすぐに斬り倒した。モモはそのまま階段へと上った。 コリス「はぁ!!えぃやあぁぁ!!とぅあ!!」 コリスは得意の格闘で殴ったり蹴ったり、 次々とアントマンを倒していった。一人の敵が剣で攻撃するが、コリスは蹴り上げでそれを弾く。 コリス「ふん!!たあぁ!!」 コリスは渾身のチョップでアントマンの頭を打った。 アントマン「プガ!」 アントマンは頭を打たれ、倒れた。打ち所が悪かったらしい。 モモ「おらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおら!!!!!!!」 上の端?を走るモモは銃で連射して、次々の前にいるアントマンたちを次々と倒す。 そして、その先には複数のアントマンが現れる。この時、モモは銃を捨てる。 モモ「ミンキーランサー!!!!」 そしてモモはすぐにミンキーランサーに持ち変え、 それを素早い一振りで二人のアントマンを切り払い、倒した。 モモ「せやっ!!とあぁぁぁぁ!!!」 モモはランサーを素早く振り回し、 次々とアントマンたちを斬り捨てる。中には切断された者や真っ二つにされた者もいた。 コリス「く・・・・・・っ!!」 コリスは一人のアントマンと組み合いながら、 地面でゴロゴロしていた。そして、たちまち立ち上がった。 アントマン「ウッ―ジッジ!!」 コリス「っ!はあぁ!!」 その瞬間に、コリスは素早く勢いのある鉄拳で、アンドロイドを殴った。 アントマン「アアァァァァン!!!」 顔を殴られたアントマンは壊れたか倒れた。 しかし、コリスの前にいるアントマンはまだまだ多かったのだ。 アントマン「キイイィィィキキイィィィィィィ!!」 「キィィィィキィィ!!」 「キキイイィィィィ!!」 コリス「く・・・・!ショワッチ!!!」 コリスはウルトラウォッチを輝かせ、 それを付いている腕を上にかかげ、光と共にウルトラマンクリスタルに変身した。 ウルトラマンクリスタル「・・・・・・ふん!!」 クリスタルはさっそく構えをとる。 しかし、クリスタルは何故か巨大化していなく、今回は等身大の姿になっている。 そう、クリスタルは人間サイズの怪人と同じ大きさとほぼ合わせてミクロとなったのだ。 アントマン「キキャアアアアァァァァァァァァ!!!!!!」 アントマンたちは一斉に等身大のクリスタルに襲い掛かる。 クリスタル「ショアッ!!」 アントマン「キッ!!」 クリスタルはまず、最初に向かってきたアントマンと組み合う。 ウルトラマンクリスタル「えぃ!!とう!!」 クリスタルは膝蹴りで敵の腹を打つ。 アントマン「ウキッ!ギャン!!」 怪人は膝を打たれてひるみ、クリスタルは、 すかさずハイキックでアントマンの顔を蹴り上げ、その敵を倒した。 ウルトラマンクリスタル「むっ!!でぃ!!とぅ!!はっ!!」 そして、クリスタルは向かってくるアントマンたちを手刀やキック、パンチで次々と倒す。 アントマン「フッ!フッ!フッ!フッ!」 一人のアントマンは素早いパンチやキックの、 コンボ連射を繰り出し攻撃する。クリスタルはこれらを防御し、さがっていた。 ウルトラマンクリスタル「くっ!・・・・・っ!!ふん!シェヤアアァァァ!!」 クリスタルは素早いストレートで怪人の顔を殴り、ミドルキックで倒した。 アントマン「キャアアァァァァ!!!」 しかし、また新たなアントマンが剣を持ち、 それでクリスタルに切りかかろうとするが、クリスタルは一歩さがってそれを避ける。 アントマンは次に剣を縦に振るが、クリスタルは真剣白刃取りでそれを受け止めた。 ウルトラマンクリスタル「真剣白刃取り!はあ!!」 そして、クリスタルはすぐに、 ハイキックでアントマンを倒し、その怪人の持った剣を奪い、自分の物にする。 ウルトラマンクリスタル「えぃ!!でっ!シェ・・・ッ!!」 クリスタルはその剣で周りのアントマン3人を素早く切り捨てた。 アントマン「ワッ!!」 「キャン!!」 「ピッ!!」 斬られた怪人3人は体を斬られて、倒れて再起不能になった。 ウルトラマンクリスタル「ぬっ!ショワアァァァァッチ!!!!」 クリスタルはジャンプして飛び、上の橋の方へと移った。そこにもアントマンたちがいるらしい。 ちなみに、モモはどこかへ行ったらしい。 ウルトラマンクリスタル「せあ!かぁ!!」 クリスタルはすぐ側にいるアントマン二人を素早く斬った。 アントマン「イピイィィィ!!」 二人が倒れ、新たな一人が剣で切りかかる。 ウルトラマンクリスタル「くっ!とあ!!」 クリスタルは剣で敵の攻撃を受け止める。 そして、剣を素早く振って敵の剣を弾き、凄まじい一振りでアントマンを斬りおとした。 ウルトラマンクリスタル「えぃ!!」 クリスタルは次に持っていた剣を投げた。 つづく
モモ「・・・・と、言う訳で。ついに敵アンドロイドの拠点がわかったのよ。」
イチゴ「そこは一体・・・・・!?」 モモ「ピアンザーファクトリー。かつての大戦で、ドイツ軍が建設した工場よ。 今は廃墟となっているけど・・・・。そこにアンドロイドどもが攫った人たちを集めているの!」 シュドー「そこを一気に叩けば・・・・あっという間に事件は解決しますねっ!!」 モモ「まあ、そう言う事にはなるわな。テブリッシュ、例の武器はもう完成できた!?」 テブリッシュ「はい・・・・!敵は冷凍光線を武器にする。その冷凍光線に対抗するのに、 最適な武器は既に完成しています。これをご覧ください・・・・!」 テブリッシュは手に丸いバッジを持ち出す。上に青色。下は白く何か英文が描かれていた。 テブリッシュ「アンチフリーザーバッジ!これを体に付ければ、 いかなる冷気を受けても、凍結化になる心配はありません。」 そう、テブリッシュが持っているバッジこそ、アンチフリーザーバッジだ。 これさえ付ければ、悪の冷凍光線なんぞどうって事はないのである。 シュドー「すっげぇぞ、テブリッシュ!これさえありゃぁ、俺たちの勝ちも同然だぜ!!」 テブリッシュ「皆の分もある。さっそく付けてくれ。」 テブリッシュは6個分のバッジを両手で持ち、隊員たちに渡す。 隊員たちはそれぞれ一つのバッジを手にし、自分の胸部に付けた。 ちなみに残り一個はサキの分らしい。 シュドー「よっし!付けたぞ!!」 コリス「これで氷付けにならずに済みますね!」 モモ「敵は冷凍光線以外にも他の攻撃を備えているらしいわ。今回の作戦は、 私も自ら出動するわ!皆、さっそくレッツゴーゴーよッ!!」 隊員たち「了解っ!!!!」 そして、コリスは心の中でこう呟いた。 コリス(サキさん・・・・・。今、助けますからね・・・・・っ!!) こうして、DGC隊員たちによる、アンドロイド基地制圧作戦が開始された。 全ては、捕らわれた人たちを、そして仲間のサキを助けるために。 隊員たちはロードラッシュや専用車で敵拠点に向かってアスファルトの上を走った。 ちなみに、ロードラッシュはイチゴが運転し、テブリッシュ、シュドーが後ろの席に乗っていた。 専用車では、モモが運転し、コリスが隣の席に乗っていた。 二台の車は工業地帯に近そうな町を進み、ピアンザーファクトリーに向かっていた。 モモ「この先にピアンザーファクトリー・・・・・奴等の基地がある事に間違いないわ。 コリス!もし・・・・ピンチに至ったらクリスタルになったら、暴れても構いやしないわ!! 私も危なそうになったら魔法でメチャクチャにするから!!」 コリス「はい。・・・・でも、サキさんを助けるまではあまりメチャクチャには・・・・;」 モモ「ええ。早いとこ、サキを助けなきゃね!!全速前進よ!!」 コリス「はいっ!!」 一方、ピアンザーファクトリーの内部。牢獄とも思える部屋でサキは、 同じ閉じ込められた人々が絶望しているところを見ながら、心の中で呟いていた。 サキ(皆、それぞれ帰りたいと思っているんだわ。もし、アンドロイドに何かされたら・・・・! それだけで心が折れてしまっている・・・・・。でも、今の私一人では何もできない・・・・。 今できるとしたら、助けを待つ事しかない・・・・・。早く助けて・・・・コリス君・・・・・!!) そして、メインルームらしき大きな部屋では、アントマンのボスと多くの手下がいた。 アントマン・ボス「さーて!今日も元気に人狩りを・・・・・!!」 その時、レーダーを見ていたアントマン・手下が何を見たか急にハイテンションになった。 アントマン・手下「ウキャァァッ!!ウキャキャキャアアアァァァァァァ!!!!」 アントマン・ボス「どうした?レーダー係よ。」 ボスはレーダー係たる手下が異常になったので、彼の方に近づけてレーダーを覗いてみる。 アントマン・手下「ィヤッティッショウ!!ィヤッティッショウ!!」 アントマン・ボス「何っ!?この工場に近づいている奴等がいるだとぉ!??」 そう。レーダーの右上のところ赤い点がある。この赤い点は敵の印らしい。 アントマン・ボス「・・・・愚かな。来るなら来いや。どうせ俺たちの冷凍光線銃で、 さっきの奴等と同じ道を辿るんだからなァ・・・・!ふはははははははははは!!!」 どうやらレーダーに赤い点はゆっくりと真ん中の法へ進んでいった。 その赤い点とは、既にピアンザーファクトリーに到着し、既に車両から降りた、 モモ率いるDGC隊員たちであった。5人は今、廃墟に近い古き工場。 ピアンザーファクトリーに近づいている最中である。 イチゴ「ここがピアンザーファクトリーか・・・・。いかに不気味な感じがする・・・・。 まさかこのアメリカにもこんなところがあったとはな・・・・・・っ!!」 コリス「しかも、そこにはサキさんやたくさんの人たちが捕らわれているんだ・・・・・!」 シュドー「さらに敵アンドロイドたちがたくさんもいやがりそうだ。まっ! 今の俺たちにはアンチフリーザーバッジがあるから大丈夫だけど。」 テブリッシュ「ああ。だが、機能は完璧なハズだ。後は俺たちの頑張り次第だ・・・・!」 モモ「うん。それじゃ・・・・。っ!!待って!!」 先頭に歩くモモは右手を横に出して、後から歩く隊員たちを止めた。 コリス「っ!?なんですか、隊長?」 モモ「・・・・・見張りがいるらしいわね。」 モモがそう言うと草むらに隠れる。 コリス「えっ!?」 隊員たち「・・・・・っ!?」 隊員たちはそう聞くと、驚いて草むらに隠れた。 そう。モモの言うとおり工場の入り口らしき大きなドアには、アントマンの手下二人が立っていた。 シュドー「くそっ!見張りか・・・・。けど、今の俺たちなら・・・・!」 テブリッシュ「アントフリーザーバッジによって奴等の冷凍光線から守られる。」 モモ「けど、あいつら・・・・。冷凍光線銃を持っていないわよ。」 コリス「え・・・・・・・っ!??」 確かに、見張りの二人のアントマンには、 冷凍光線銃を持っていない。このアントマンは別の方法で迎撃をするらしい。 イチゴ「これではバッジを付けても、別の攻撃を受けて怪我するだけだ・・・・っ!」 モモ「それに、いきなり一斉にかかっても、その騒ぎに他のやつらに気づかれるかも知れない。」 コリス「じゃぁ・・・・どうすれば・・・・・!」 モモ「うん。私に良い考えがあるわ。イチゴ。ちょっと奴等の隙を突いてくれない?」 イチゴ「っ!・・・・つまり、その隙を突かれた奴等を撃つ・・・。奇襲攻撃ですね・・・・っ!?」 モモ「そうよ。あんたの得意な作戦の一つでしょ?」 イチゴ「・・・・はい!任せてください・・・・・っ!!」 そして、イチゴはモモたちから離れ、 草むらに隠れながら走り、工場・・・・その入り口にいる二人のアントマンの方に近づいた。 イチゴ「・・・・・・ここでいいかな。それっ!!」 二人のアントマンより少し近そうな草むらに隠れて止まったイチゴは、 草むらから右手をあげた。その手では、人差し指だけ上に突き出ていた。 アントマン・手下「ハァ?」 「キキッ!?」 二人のアントマンは彼の手を見て、それに近づいてみようと歩き草むらに入る。 二人のアントマンは彼の手にゆっくりと近づいた。 その二人の足が段々と自分に近づいてくるところを見たイチゴは銃を構えようとしていた。 イチゴ「・・・・・・・っ!今だ!!」 イチゴはウルトラシューターの銃口を草むらから出さずに、 二人のアントマンの胸に向け、2発を素早く発射した。草むらから2発の弾が出た。 アントマン「ギキャァァッ!!」 「キャァァァァン!!」 弾はそれぞれアントマンの胸に命中。二人のアントマンは射殺されて倒れていた。 イチゴは立ち上がり、草むらから上半身を出す。モモたちが彼のところに集まる。 イチゴ「うまくいきました。」 モモ「うん!それじゃぁ皆、張り切って潜入するわよっ!!!」 隊員たち「了解!!」 こうして、隊員たちは入り口へと向かい、 敵の拠点たるピアンザーファクトリーに突入した。サキや人々を救うために・・・・。 かくして隊員たちは、ピアンザーファクトリーのロビーらしきところで歩いていた。 シュドー「随分と暗そうじゃねぇか?」 テブリッシュ「だが・・・・敵の気配が感じる。」 モモ「そうね・・・・。ゆっくりと進んで、サキたち捕虜のところへ急ぎましょ。」 5人はゆっくりと歩き続けた。しばらく歩き続けると、何所からかアントマン手下の声が聞こえた。 アントマン・手下の声「グギャゴオォォギガアアアアアアァァァァァァァ!!!!!!」 コリス「っ!?アンドロイドの声が!!」 モモ「もうおいでなすったわね・・・・・っ!!!」 そう。5人の周りにそれぞれ数人のアントマンの手下がやってきた。 つづく
コリス「見つかったって・・・・・!!?」
チャーモ「僕たち、前にモモに頼まれてアンドロイドたちの基地を探していたんだ。」 ルピピ「そして、ついにあたしらはその奴らの基地見つかったの!!」 モモ「その・・・・アンドロイドたちの基地は・・・・・!?」 クックブック「うむ・・・・!アンドロイドたちは・・・・ピアンザーファクトリーを、 基地としておったのじゃ!!奴らは捕らえた人たちをその工場へ連れておったんじゃ!!」 モモ「ピアンザーファクトリー!!?その工場って・・・・・! 第二次世界大戦で、ドイツ兵たちが対アメリカ軍用兵器開発のために建設した工場じゃないの!!? でも、アメリカ兵たちがその工場を制圧して、もう戦争が終わったので、 使われなくなったって聞いたけど・・・・・。」 チャーモ「奴ら、その工場を利用して何か企んでいるかも知れないんだ!」 クックブック「このまま奴らを放っておけば、アメリカの全ての夢がなくなってしまいだろう・・・!」 ルピピ「早くピアンザーファクトリーに行って、奴らの野望を叩きましょ!!」 コリス「その工場に、サキさんや・・・・・たくさんの人たちが捕らわれていたなんて・・・・・!!」 チャーモ「サキさん?」 コリスの言葉にチャーモが疑問を持つ。そこにモモがはっきり言う。 モモ「簡単に言えばコリスの愛人よ。」 彼女の言葉に皆が驚く。 ルピピ「つまり、コリスとサキは恋人同士って事ね!ロマンチック~♪」 コリス「え!?いや・・・そ・・・・そんなんじゃ・・・・・/////」 コリスは汗を流しながら、赤くなって慌てていた。ルピピは恋愛関係が好きらしい。 クックブック「その愛人さんを助けるために、ワシらも強力してやりたいのぉ。コリスや。」 コリス「・・・・・っ!そ、そうだ!姉さん!早くサキさんを・・・・・!!」 ちなみに、3匹のお供はモモが率いているDGCのメンバーをあまり知らないらしい。 モモ「そうね・・・・!けど、すぐに途中しては命取りになりかねんわねぇ。 アンドロイドの奴らは冷凍光線銃で凍らせから、その脅威はできるだけ避けたいわ。」 クックブック「確かに、凍ってしまっては身動きも取れんからのぉ・・・。」 ルピピ「じゃあ、どうすればいいのよ!?」 チャーモ「何か身を守る物とかないのか!?」 モモ「うぅぅ~ん。身を守る物・・・・!そうだわっ!まさあの手があったわ!!!」 コリスたち「あの手・・・・・???」 コリスと3匹のお供はきょとんとする。 モモ「そう!・・・・冷凍光線から身を守る兵器なら造れるわ!!」 コリスたち「ええぇぇぇぇっ!???」 コリスたちは彼女の言葉に驚く。 モモ「まあ・・・・私じゃなく科学班の皆さんに造らせるつもりだけどね・・・・。」 コリスたち「・・・・・・・・・;」 コリスはそう聞いて、呆れたように汗を流す。 チャーモ「それじゃあ、出撃する時が来るんだね!」 モモ「ええ・・・・・。対冷凍光線用の兵器は明日で完成するからその日でね!」 ルピピ「コリス!自分の恋人は自分で必ず助けるのよっ!!」 コリス「だから・・・・僕とサキさんはそんな関係じゃなくて・・・・・/////」 クックブック「ピアンザーファクトリーでは、奴等がわんさかいるぞぃ。気をつけておくれ。」 モモ&コリス「うん・・・・・!」 とある夜。そこに廃墟に近い古き工場。そこが、ピアンザーファクトリーである。 この不気味な雰囲気を表している工場には、無数のアンドロイドたちが潜んでいるのだ。 その工場の内部では、あの一つの部屋があった。そこで多くのアンドロイドが活動していた。 アンドロイドたちがそこで、大きなカプセルみたいな機械に凍った人を入れたそうだ。 一人のアンドロイドがあるスイッチを押すと、カプセルが赤い光とともに起動する。 アンドロイド「フォォオアアアアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!!」 そして、赤い光が消えると、カプセルが開き、そこから暖かそうな煙と、 氷から解放して元通りになった男性が出てきて倒れた。アンドロイドがその人間を引き連れる。 そして、次にアンドロイド二人が連れ出した氷付けの人間。その者はサキであった。 アンドロイド「キャァ~キャァ~ッ!!」 「オーホッホッホッホッホ!!」 そして、アンドロイドたちはサキをカプセルに入れる。彼女がカプセルに入らされると、 彼女の前にカプセルの部分が下へさがり、やがて閉じていった。 そして、また赤い光が発しカプセルが起動した。やがて、赤い光が消え起動が終わる。 すると、前の部分が上へとあがり、開いていく。そこから暖かい煙が噴出し、 同じく氷から解放されて元通りになったサキが出てきて、ゆっくりと倒れていった。 アンドロイド「バブ!バブバブ!!」 そして、アンドロイドたちはサキを連れ出していた。 サキ「う・・・・・ううう・・・・・ん。はっ!!!」 サキはゆっくりと目覚め、素早く起きた。 彼女は目覚めたこの部屋には、たくさんの人々がいた。 サキ「っ!!この人たちは・・・・私と同じ、アンドロイドに捕らわれた者たち・・・・・!!」 そう、サキの言うとおりこの部屋に閉じ込められている人々は皆、 アンドロイドたちに捕らわれた人々であった。彼らはそれぞれまだ眠っていたり、 目覚めてこの部屋に閉じ込められた事に絶望している者たちがいた。 この部屋では壁や床が青く何所か未来的な雰囲気を持っている。殺風景であるが、 サキの前にある上の壁にスクリーンらしき機械があった。サキはそれを見上げている。 サキ「ここを・・・・!どう脱出すれば・・・・・!!」 その時、スクリーンのモニターにアンドロイドの顔が映りだした。 しかし、このアンドロイドは他の白い色をしている奴とは違い少し茶色いらしい。 サキ「・・・・・っ!!?」 サキはそのアンドロイドの顔を見て、驚き銃を構える。 アンドロイド『目覚めたかね?DGCのお嬢さん。』 サキ「お・・・・お前は・・・・!?」 アンドロイド『俺様はアントマン。最新万能用アンドロイド、DR-A・アントマンだ!』 サキ「アントマン・・・・・!?」 アントマン『そうさ。つまり、俺様がそのアントマンのボスさ。』 サキ「何故、人々を攫うの!?あなたたちが何をしているのかわかっているの!!?」 アントマン・ボス『ああ、わかっているね。俺様は我が生まれ故郷、 ドイツの組織の使命で、かつての敵たるアメリカの住人を拉致している事をねぇ。』 サキ「ドイツ・・・・!じゃあ、あなたたちアントマンとやらは・・・・!!」 アントマン・ボス『そう。俺たちアントマンが宇宙人だと思ったかね?違うね。 俺たちはれっきとした地球産のロボットだよ。我が組織はかつて第二次世界大戦より、 ドイツ軍の下部組織としてアメリカ軍と戦っていた。ところが、戦争の終焉の結果。 アメリカ軍が勝利をおさめ、我らのドイツは負けてしまった。我が組織はそれを納得せず、 アメリカに復讐しようとしていた。その時を数年を待ち、その間に組織は、 我々アントマンを造り出した。組織は我々を使い、愚かなアメリカ人を拉致させたのさ。』 サキ「その目的は・・・・・!?」 アントマン・ボス『憎きアメリカの人口を減らし、その戦力を極端に削る事さ! そして、アメリカの人口がちょびぃ~っとだけになった時、我が組織が総力をあげて、 アメリカに総攻撃をかけ、第二次世界大戦での復讐を果たすのだっ!!!』 サキ「・・・・・っ!そんな事させない・・・・・。聞きなさい、アントマン!! アメリカには私の仲間・・・・DGCがいるわ!DGCはあなたたちの思い通りには、 絶対にさせないっ!彼らは必ず私たちを助けてくれる・・・・・!!」 アントマン・ボス『はっはっはっはっは!!!そうかそうか・・・・! では、お前のお仲間の登場を一応期待しておこう・・・・。』 そして、アントマン・ボスの顔が映っている画面が消えた。 サキ(みんな・・・・・助けて・・・・・!) サキは両手を組んで祈っていた。 アントマン・ボスはコンピューターの前で椅子に座っていた。 アントマン・ボス「ふん・・・・!何がDGCだ・・・・!我が基地を見つけた者なぞ、 一人もいないというのに。まあ、来るなら来い・・・・!!この基地を探せたらなぁ・・・・!!」 そこに、一人のアンドロイド改め、アントマンの手下がボスに近づく。 アントマン・手下「アプ!アププププ!!」 アントマン・ボス「何?捕虜は全て閉じ込めたと?よ~し、よくやった! このまま一気にアメリカの人口を減らしてくれるわぁ・・・・あっはっはっはっはっは!!!」 今、アントマン・ボスがいるこの部屋はとても大きな部屋で、ここに多くのアントマンがいたのだ。 ボスの悪の笑い声と複数の手下の鳴き声がこの部屋中に響いていた。 そして、次の日。朝日が差すDGC本部。その司令室に、 モモ隊長以下、イチゴ、シュドー、テブリッシュ、コリスがいた。 つづく |
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