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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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日下部「・・・・言われなくても、そうするわ!」

日下部はそう言った後、素早く走り去った。

野口「・・・・・・・・っ。」


アブソーバは触手を引っ込めた状態で都会に飛来した。

アブソーバ「・・・・・・・!!」

そして、魔獣は全ての触手を出した。攻撃を始めるつもりだ。

魔獣を見た人々は悲鳴をあげて、一斉に逃げ出した。

アブソーバ「・・・・!・・・・・・!!」

アブソーバは複数の触手から火炎を出して、

周りのビルを一気に多くを燃やして破壊した。さらに、

両目からの光線でビルを粉々に破壊してしまう。魔獣が、

この攻撃を続けている間に、

バルワンダー1号と2号が飛んでくる。

1号が叶野、2号が上川である。地上から灰間と日下部が、

バルターボに乗って駆け付けた。さっそく攻撃しようとする。

上川「今度は逃がさないぞ・・・・!!」 叶野「攻撃開始!!」

1号と2号はレーザーバルカンでアブソーバを攻撃する。

アブソーバ「・・・・・!?・・・・・!!」

攻撃を受けたアブソーバは触手からの火炎で反撃する。

複数の火炎を避ける1号と2号。

灰間「なぁ!!日下部!!このバルターボで攻撃するつもりか!?」

日下部「ええ!

緒川さんが魔獣とのさらなる戦いに備えて改良したわ!!

その武器を今こそ使うわよ!!!」

日下部があるスイッチを押すと、

バルターボの前に付けているライトから、

青いビーム光線が発射される。

その二つのビームがアブソーバに命中する。

アブソーバ「・・・・・・・!?」

そして、魔獣の身体の一部が爆発する。

アブソーバは少しだけ痛みを感じ、

地上からバルターボが攻撃した事に気づく。

日下部「もっと攻撃よ!!」 バルターボは再びビームを発射する。

アブソーバはそれに耐えて、バルターボに近づく。

灰間「全然くたばんねーぞ!!!」

日下部「仕方がないでしょ!?

1発で倒せる武器は造れないんだから!!」

アブソーバは複数の触手から複数の火炎でバルターボに迫る。

バルターボはそれを必死に避けながら、またもビームを発射する。

攻撃を受けた魔獣は怒って、両目からの光線で反撃する。

その光線がバルターボの近くに命中して、その地面が爆発する。

灰間と日下部「うわわわわわわわわわわわわ!!!!!!」

二人はその爆発に驚き、バルターボの動きが乱れる。

日下部「ぶ、ブレーキを踏んで!!」 灰間「お、おう!!」

灰間はブレーキを強く踏む。

バルターボは危うく壁にぶつかる寸前で停まった。

1号と2号がバルターボを襲う魔獣をレーザーバルカンで攻撃。

日下部「く・・・っ!!これ以上、あんな光線にやられないわ!!」

灰間「大丈夫か!?日下部・・・・!」

日下部「傷なんて一つもないわ。そんなに心配しないでくれる。」

灰間「悪いな。だって、同じ隊員同士だしよ・・・。」

日下部「・・・・そうね。確かに、私とあなたはただの隊員。でも、

私、最近思うのよね。あんたと一緒にいると、

何だか温かいって言うか何と言うか・・・。」

灰間「日下部・・・・?」

日下部「と、とりあえず!あんたはね・・・・。こ、

それからも私と一緒に行動なさい!!同じ隊員として!!」

日下部が恥ずかしそうにそう言うと、

灰間は少しだけ笑みを浮かべる。

灰間「そうだな。その方が俺も気分が良くなるしな。」

日下部「そうよ!!灰間!!徒歩で援護射撃なさい!!

私は引き続き、バルターボで攻撃するわ!!」

灰間「おう!!無茶すんじゃねーぞ!!」

日下部「こっちこそ!!」 

灰間はバルターボから降りてバルガンを構える。

日下部が運転するバルターボはアブソーバに近づいて走る。

バルターボはビームで魔獣を攻撃、

灰間もバルガンの銃弾でさらに攻撃する。

アブソーバ「・・・・・・!!・・・・・・・!!!」

アブソーバは多くの触手から多くの火炎を出し、

バルワンダー2機やバルターボを襲う。

だが、全て避けられてしまう。

灰間は銃弾で魔獣を攻撃する。だが、敵は攻撃を止めない。

バルワンダー2機はレーザーバルカン一斉連射で魔獣を攻撃する。

魔獣はこれに苦痛を感じ、バルターボはビームで攻撃する。

アブソーバ「・・・・・!?・・・・!?」

これにひるんだ魔獣は攻撃を止める。

BARはさらに攻撃しようとする。

日下部「もう少しで行ける!!」 灰間「焼き円盤になりやがれ!!」

その時、アブソーバは全ての触手を引き込めた。

バルターボがビームを発射、灰間が銃弾を連射。だが、

魔獣の身体を、緑色の丸い光が包み、

その光がビームと銃弾をかき消した。

日下部「な・・・・っ!?」 灰間「効かねーだと!?む!?」

そして、アブソーバは両目から光線を発射して、

バルターボに迫る。

日下部「ひ・・・・・っ!!?」

日下部は絶望を感じ始めそうになる。

灰間「っ!!日下部えええええぇぇぇぇぇ!!!!!」

灰間は素早くバルターボにいる日下部へと走る。そして。

灰間「ティアーズ!!!!!!」

灰間はウルトタマンティアーズに変身して、巨大な姿で、

バルターボの後ろに立ち、魔獣の光線を受ける。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!」

日下部「っ!!う、ウルトラマンティアーズ・・・・!」

日下部はバルターボを停めて、ティアーズの大きな背中を見上げる。

ティアーズは後ろにいる日下部を見て、

頷く。そして、魔獣の方を見る。

ウルトラマンティアーズ『よくもやりやがったな!!こん畜生め!!』

アブソーバ「・・・・・・・・・!!!」

アブソーバは全ての触手を出して、

その複数の触手から火炎を出す。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・!」

ティアーズはバック転で避け、ジャンプして魔獣に近づく。

ウルトラマンティアーズ「ショワッチ!!!!」

ティアーズは空中キックでアブソーバを蹴る。

魔獣はひるんでさがる。

ティアーズはさらにパンチを打つ。だが、魔獣はこれに耐えて、

一つの触手でティアーズの顔を打つ。ティアーズは倒れそうになる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?」

アブソーバ「・・・・・・・!」 アブソーバは二つの触手を伸ばす。

ティアーズは両手を手刀でその二つの触手を打つ。

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!!」

ティアーズはアームシュートで攻撃するが、

魔獣は全ての触手を引き込め、

緑色の光のバリアでその攻撃から身を守る。

これを見たティアーズは、

走って打撃しようとする。だが、

アブソーバは緑色の光と共に消えた。

ウルトラマンティアーズ『き、消えやがった・・・・!?』

ティアーズは魔獣が消えた事に驚く。

上川「あれは、瞬間移動!!!」

叶野「あの技で遠いところまで素早く行けるんだ!!」

その頃、道路を走っている一人の少女がいた。

それは、野口であった。

ウルトラマンティアーズ『どこだ!!出て来いや!!!』

その時、ティアーズの後ろにアブソーバが現れた。

アブソーバ「・・・・・・・!!」 魔獣は両目からの光線を発射。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアァァァッ!!!」

ティアーズは背中を攻撃されて痛がり、後ろを向く。

ウルトラマンティアーズ『そこか・・・・・っ!!』

だが、ティアーズに見つかった、

魔獣はまたも緑色の光と共に消えた。

ウルトラマンティアーズ『くっそ!!また消えたか!!』

ティアーズはアブソーバを探そうと、周囲を見渡す。だが、

魔獣の姿がどこにもない。だが、その魔獣の触手が。

数本の触手が地面の近くでウネウネと動いて行く。そして、

ティアーズに近づくと、その数本の触手が激しく動き、

ティアーズの身体を絡んでいく。そして、手足を縛ってしまう。

ウルトラマンティアーズ『し、しまった・・・・・!?』

ティアーズは魔獣の触手によって動く事ができない。その時、

ティアーズの前にある街並みからアブソーバが浮かんで出てきた。

アブソーバ「グォファファファファファファファファファ・・・・」

アブソーバは不気味な笑い声でティアーズを縛り続け、

他の数本の触手をティアーズに近づける。そして、

数本の触手から一斉に火炎を放射して、ティアーズを攻撃した。

つづく

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日下部(・・・・やはり、ありえないわ。人間が簡単に、

ティアーズを呼びよせる事なんてできない。そう言えば、

灰間隊員。ミラクルマンって言ってたわよね。もしかして、

ティアーズが助けに来たのは、奇跡ってワケ・・・?)

そして、野口も同じく廊下を歩いていた。

野口「・・・・・・・っ。」

野口は何かを思って、黙っていた。そして、ついに。

日下部と野口は互いに近づき、止まった。

野口と日下部「あっ!!!」

日下部「の、野口さん・・・。おはよう。」

野口「日下部さん・・・!探してましたよ。」

日下部「さ、探した・・・?」

野口「はい。あなたにどうしても聞きたい事がありまして・・・。」

日下部「聞きたい事・・・・?」

野口「それは・・・。ちょっと恥ずかしいから・・・。

放課後、屋上で会話しませんか!?」

野口は恥ずかしそうな感じで言う。これを見た、

日下部は何かと戸惑いそうな感じで頷く。

日下部「え、ええ・・・。わかったわ。」


そして、クラスでは、森下と徳丸が灰間と野口の様子を見ていた。

灰間「・・・・・・・っ。」 野口「・・・・っ。」

徳丸「翔ちゃんと野口さん。何だか話してないね・・・。」

森下「うん。きっと、野口さん。浮気した翔ちゃんを許せてないかも・・・。

きっと、そう。だって、昨日まではあんなに仲良しだったんだもん。」

灰間「・・・・・野口。」 野口「ん?何かな。灰間君。」

灰間が普通に話しかけるが、野口は緊張しそうに聞く。

灰間「昨日は悪かったな。行けなくてよ・・・。」

野口「・・・・灰間君は悪くないよ。悪いのは、魔獣だもの。」

徳丸「普通に会話できるみたいだけど?」

森下「あれェ~っ?野口さんって灰間君の事をまだ許せてるみたい。」

野口「・・・ねェ。灰間君。」

灰間「何だよ?」

野口「・・・・・日下部さんとは、うまくやってる?それと、

どう言う関係になっているのかな・・・?」

灰間「・・・別に。同じBARの隊員として働いている仲間。

魔獣と一緒に戦う者同士。ただ、それだけよ・・・。」

野口「そう・・・。そうだと良いけどね・・・。」

そう。灰間にとって日下部とはBARの仲間同士だと思っているのだ。

だが、野口にとって、

その関係の中に最も大きな関係があると言う事を、

疑っているそうなのだ。例えば、浮気とか。

徳丸「日下部さん。何だか元気がないみたいだけど。」

森下「きっと疑ってるのよ。翔ちゃんが浮気したのかを。」

徳丸「そうなの?」


そして、放課後になった。廊下を歩いているのは、

灰間、徳丸、森下の3人だけであった。野口の姿がないが。

灰間「そういや、野口がいねーけど、どうしたの?」

徳丸「そう言えば、一緒じゃないね。何か都合でもあるんじゃない?」

森下「きっと、疑ってるのよ。浮気した翔ちゃんを。」

灰間「浮気?俺がか?」

森下「うん。野口さん。きっと浮気した灰間君とは、

うまく話し合いができないから、離れようとしたんだよ。

いえ、もう浮気したと確信したから、

もう一緒にいられないかと思ったり!!」

灰間「ちょっと待てよ!俺が浮気したって何だよ?」

森下「だって、灰間君。日下部さんに浮気したでしょォ~っ??」

灰間「何!?そ、そんな事してねーよ!?」

森下「だって、男と女って一緒にい続けると、

次第に恋心が湧いてくるって言うし~っ!」

灰間「そんな事、誰が言ったんだ!!」

徳丸「・・・・僕は黙った方が良いかなァ・・・?」


そして、学校の屋上では、野口と日下部がいた。

日下部「約束通り、来たけど。何か話したいよね?」

野口「・・・・日下部さんは灰間君とはどんな関係ですか?」

日下部「どんな関係って・・・。ただの隊員同士だけど?

別に付き合っているとか、そんな破廉恥な関係じゃないから。」

野口「じゃ、灰間君の事をどう思ってますか?

できれば、正直に思っている事を言ってくれれば助かりますが・・・。」

日下部「思ってる事?・・・・・っ。(最近、

灰間に対して思ってる事・・・。)」

日下部は灰間への思いを空想してみる。そして、彼女の脳裏には、

灰間と一緒に行動したり、一緒に戦ったり。さらに、

喧嘩もしたり話し合いもしたり。

そして、彼に助けられた事もあった。

日下部(あいつの事を考えると、何だか温かい感じがするわ。

これって、何なのかな。何なのかわからないけど・・・。)

灰間の事を考えている日下部は頬を少しだけ赤く染めつつあった。

日下部「・・・・私。灰間とよく一緒にいてね。何だか、

彼の事を・・・・大切な存在だと思うようになって来るの。」

野口「そう・・・・。そうなんですね・・・・。でもね、

私にとっては、もっともーっと大切な存在なんです。

言って良いですか?」

日下部「べ、別に良いけど・・・?」

野口「私・・・。灰間君の事が好きなんです。」

日下部はそれを聞いて驚くが、すぐに落ち着く。

日下部「・・・そうね。やはり、灰間君はあなたが似合うかもね。

私にとっては戦う者同士。戦い者同士じゃ恋もできないわ。」

野口「・・・今のうちなら、できると思います。」

日下部「いえ。灰間はあなたの物で良いわ。

どうせ、私には・・・。」

日下部はとても悲しそうな感じの表情になりつつある。

日下部「最初はね、灰間の事をよく拒んだの。

けど、私。気づいたの。

彼ともっと一緒にいたいって・・・。これって何なのかな・・・。

温かくなる気持ち。この気持ちって一体、どんなのかな?」

野口「それが・・・恋なのかも知れません・・・。」

日下部「えっ!?」 日下部は頬を赤く染めて驚く。

野口「日下部さん・・・・。やはり、あなたも・・・・。」

日下部「できれば・・・そんな事は・・・・。むっ!?」

その時、日下部の携帯電話が鳴り出した。

日下部はその電話を使う。

日下部「こちら、日下部!!」

上川の声『ポイント71で魔獣が進行しています!!

至急、灰間隊員と共に基地に来てください!!!』

日下部「わかりました!!・・・野口さん。

ごめん。また魔獣が暴れているから・・・・。」

野口「そうですか・・・。」

日下部「じゃ、行ってくるわ!!」

日下部が走り出すと、野口が呼び止める。

野口「日下部さん!!」 日下部「何!?」

日下部は走りを止めて、野口を見る。野口は切なそうに微笑む。」

野口「・・・・灰間君を、守ってください。」

つづく

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大勢のピラニアたちが漂っていた。だが、泳いではいない。

まるで、死んでいるようであった。その死体には、

何故か打撃されたかのような傷跡がある。

そして、そこには、グランティの大戦士、ラミジャがいた。

ラミジャ「ふぅ・・・・。この沼の種族でピラニア族が一番、

危険であると聞いているが、そうではないみたいだな。」

そう。この沼の中に住んでいるピラニアたちを殺したのは、

ラミジャであった。

ラミジャの周りにはまだ無数のピラニアが残っている。

ピラニアA「きいいぃぃぃ・・・!!何だよ!この化け物は!!」

ピラニアB「だが、俺らピラニア族は無数に存在する!!

一斉にかかれば、流石の怪物もひるむだろうよ!!!」

ピラニアC「おっしゃ!!やっちまえええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

そして、無数のピラニアが一斉にラミジャに迫る。

ラミジャ「ぬううううううぅぅぅぅぅぅん!!!!!」

だが、ラミジャは大きな尻尾を思い切り素早く降るう。

その激しい打撃を受けた、

多くのピラニアが吹き飛ばされるかのように見せ、

口から血を出しながら漂う。残りのピラニアたちが驚いて止まる。

ピラニアたち「うわ・・・・・っ!!?」

ラミジャ「俺はグランティ第7特命隊の副長。

なめては困るぜ・・・!」

そして、ラミジャが素早く動き、無数のピラニアたちに近づく。

ラミジャ「おら!!でぃ!!とう!!はっ!!」

ラミジャは両手の拳で、

多くのピラニアたちを1匹に1発ずつ殴っていく。

ピラニアA「くぇ!!」 

ピラニアB「ぴぁ!!」 ピラニアC「ぎゃぇ!!」

殴られたピラニアはその身体を大きく抉られて、果てていく。

ラミジャの拳が強力なため、

その拳を受けたピラニアが死んだのだ。

ピラニアD「こ、このままじゃ俺たちまでやられちまう!!」

ピラニアE「に、逃げろおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

残ったピラニア共がラミジャの攻撃に恐れて、逃げ出した。

ラミジャ「逃がさん・・・・!!でぃ!!」

ラミジャは素早く泳ぎ、ピラニアたちを追う。そして、

自身の身体をドリルのごとく、

回転していく。これは必殺技だ。

ラミジャ「突撃渦巻!!!!!!!」

回転して素早く泳ぐラミジャの突進が、

逃げる大勢のピラニアたちに接近し、

激しい回転がそのピラニアたちを吹き飛ばしていく。

ピラニアたち「ぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


ワニ族の住み処では、

多くのワニたちがそれぞれ平和を満喫していた。

クロコタスたちの隠れ家では、5匹のクロコタスやマンボがいた。

ムラサキとアカがゲームウォッチで遊び、

ミズイロとアオが漫画を読んでいた。

そして、ミドリと紙と鉛筆で何かを描いていた。

マンボ「何を描いている?」 ミドリ「ん?見ますか。この絵を。」

ミドリは自分が描いている絵をマンボに見せる。その絵には、

5匹のクロコタスやマンボ、そして、

バンジョーとカズーイとその仲間たちに、

多くのワニが仲良くしている絵であった。

マンボ「バンジョーとカズーイ。

それに、皆。仲良くなっている・・・。」

ミドリ「僕、こう見えても絵が得意なんでね。僕、

将来は立派な絵師になりたいんだ。でも、無理だろうね。今は、

戦乱の時代。誰も僕の絵なんか見てる場合じゃないもんね・・・。

まあ、アオたちがいつも見ていて評価してくれているけど。」

マンボ「絵、綺麗。マンボ。お前の画質、評価する。

皆、仲良く。素晴らしい平和の理想、描いている。」

マンボは少し微笑んで見える表情でミドリの絵の感想を言った。

ミドリ「ありがとう。マンボさん。でも、この戦争。

いつまで終わるのかなァ。

もうワニ族だけじゃ勝てない気がする・・・。」

マンボ「大丈夫。マンボ。この戦争、終わらせる。そして、

バンジョーたちもきっと、そうしてくれる。」

ミドリ「マンボさん・・・・。」

その時、遠くから多くのワニの声が聞こえてきた。

アオ「あれ?何だか騒がしい感じがするぞ?」

アカ「何か起こったのかな?」


マンボと5匹のクロコタスは外に出て、多くのワニたちのところへ。

ミドリ「何かあったの!!?」

ワニA「おお!!そうなんだ。

昨夜、トンボ族がカエル族に滅ぼされたってよ!」

それを聞いたマンボと5匹のクロコタスは驚く。

つづく

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上川「攻撃したぞ!!こいつは敵だ・・・・っ!!」

叶野「反撃せよ!!日本に近づかせるな!!!一斉攻撃!!」

3機のバルワンダーはレーザーバルカン一斉連射で、

アブソーバを集中攻撃する。だが、

一つもダメージを受けた様子を見せない。

アブソーバ「・・・・・!・・・・・・!!」

アブソーバは二つの触手から二つの火炎を放つ。

3機のバルワンダーはそれを避ける。

1号がレーザーバルカンを連射。

攻撃を受けた魔獣は1号に向けて触手を向け、そこから火炎を放つ。

1号はそれを素早く避けた。

灰間「攻撃が通用しねェ!!

普通の円盤ならとっくに墜落なのによ!!」

日下部「馬鹿を言わないで!!奴は魔獣よ!!

そう簡単に倒れるハズがないじゃない!!!」

1号は再びレーザーバルカン連射して、アブソーバを攻撃する。

2号と3号も続いてレーザーバルカンで追加攻撃。

アブソーバ「・・・・・!・・・・・・・!」

アブソーバは反撃として、複数の触手から複数の火炎を放射する。

3機はこれを必死に避け続ける。

灰間「このままでは不味い!!強力ミサイルを使うぞ!!」

日下部「ミサイルは2発しかない!!順調に狙いなさい!!」

灰間「ああ!!・・・・そこだ!!!」

バルワンダー1号は少し大きなミサイルを発射して、

アブソーバを攻撃。

アブソーバ「・・・・・!?・・・・・・!!」

魔獣はミサイル攻撃を受けて、初めてダメージを受けたか、

複数の火炎を止めた。これを見た灰間と日下部は喜びそうになる。

日下部「やったわ!!」 灰間「おっしゃ!!もういっちょ・・・!」

だが、敵は怒って、両目から白い光線を発射して、1号を襲う。

灰間と日下部「うあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」

攻撃を受けた1号は炎上して墜落しそうになる。

上川「灰間君!!日下部さん!!」

炎上する1号は海の方に落ちて行く。

アブソーバも空の方へ消えて行く。


野口は自分の家のキッチンで料理をしていた。

野口は不安の表情になって、心の中で呟いていた。

野口(灰間君と日下部さん。本当に恋愛しているのかしら?

だとしたら、どうしよう・・・。と言いながら、

何で今はお菓子作ってるのかな。灰間君のためだったり?

それとも・・・。ま。良いや。そうでなくても、

自分で食べれば良いし。・・・・そうだ!)

野口は何かを思いついた。その何かとは。


日下部「・・・・はっ!!」 日下部は起き上がる。

ベッドの上で。彼女の前には大神と緒川がいた。

緒川「気がついた?日下部さん。」

日下部「ここは・・・BAR基地のメディカルセンター?」

大神「そうじゃ。

灰間からは魔獣の攻撃でおどれが気を失ったと言った。」

日下部「わ、私が気絶を!?」 

日下部は自分が気を失ったと聞いて驚く。

緒川「でも、

ウルトラマンティアーズが墜落する1号を助けてくれたわ。

直撃に近かったから、脱出装置も壊れていたわ。」

大神「もしかすると、

灰間がティアーズを呼んでくれたのかも知れん。

灰間がそうしなかったら、二人ともお陀仏じゃったのォ。」

緒川「灰間隊員には感謝しておかなきゃね。まあ、

彼は今、帰宅しているハズだけど・・・。」

日下部「灰間が・・・私を助けた・・・。」


夕日になって、灰間は自分の家へと帰った。そして、

2階の部屋で宿題をしていた。

灰間「結局、野口の家に来る事なかったぜ。ちっくしょ。

今回の問題、難しいのが多いぜ。

こりゃ、野口に教えてもらうべきだったかね。

ま。この件に関しては魔獣のせいにしておくか。

あの魔獣のせいで、

俺の正体が危うく日下部にバレちまうとこだったぜ・・・。」

アブソーバ戦で1号が墜落した時に、そのコックピットで、

日下部が気絶して、灰間が大慌てしてティアーズに変身。

巨大な姿になって、両手で日下部を持って救出したのであった。

灰間「あの魔獣。既に日本のどこかで暴れてっかも知れない。」


夜になった。灰間の予感通り、アブソーバは北海道の町を攻撃していた。

アブソーバ「・・・・・・!・・・・・・!」

アブソーバは複数の触手から火炎を放射して、

多くの民家を燃やしていた。

町の住人達が逃げて行き、

自衛隊の戦車部隊と戦闘機部隊が迎え撃つ。

多くの戦車が砲撃し、多くの戦闘機がミサイルを連射する。

その攻撃をほぼ受ける魔獣だが、全く通用していない。

アブソーバ「・・・・・!!・・・・!」

魔獣は複数の火炎で戦車と戦闘機を複数破壊する。

攻撃を続ける自衛隊だが、返り討ちにされ続けている。そして、

魔獣はそのまま火炎で町を燃やし続ける。その時。

アブソーバ「・・・・・・・・・・!」

アブソーバは何故か、

全ての触手を身体の中に引き込めた。すると、

魔獣の身体が緑色に光り、消えて行った。瞬間移動したらしい。


BAR基地の司令室で、叶野が辛そうに大神に報告する。

叶野「日本に上陸した魔獣は北海道で自衛隊を大打撃した後、

謎の移動能力で仙台の地区に到着。

即座に破壊行動を起こしています。」

上川「このままでは東京に襲来するのも時間の問題です・・・!」

大神「そうか・・・。ただちに仙台へ向かい、魔獣を攻撃しろ。

敵が別の地区へ移動する前に何としても倒せ!!」

上川と叶野「了解!!!」

二人はヘルメットを取って、司令室から出る。

大神「二人が魔獣を足止めしとる間に、対策を練らねば・・・。

日下部や灰間にはこれ以上、辛い思うにはさせられんわぃ。」


次の日。日下部は一人で学園の廊下を歩いていた。

つづく

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日下部「そ、そうよ!私と灰間はただの隊員同士よ。あ、

安心なさい。別に奪っているワケじゃないんだから・・・。」

野口「奪ってるって・・・?」

日下部「し、知らないなら良いわよ・・・。では、私はここで。」

日下部は素早く歩いて、野口と灰間から離れた。

野口は日下部の様子がおかしいと思って、灰間に聞いてみる。

野口「灰間君。日下部さんに何かあったの?」

灰間「はて?俺も何が何だか・・・。」

灰間も日下部に何かあったかはわからないそうだ。


放課後。灰間と野口は森下や徳丸と一緒に学園から出た。

野口「ねェ。灰間君。今日は私の家に来ない?

一緒に宿題をしてくれたら、お菓子を料理してあげるけど。」

灰間「・・・・残念ながらそうはいかねェ。ほら。」

灰間はある方向に指をさす。そこには、日下部がいた。

野口「あっ!日下部さん・・・・。」

灰間「俺は今から日下部と一緒にBARへ行かなきゃならん。

今回も魔獣が出たそうだからよ。

まあ、料理だけは残してくれ。じゃ。」

灰間はそう言って、野口から離れて日下部のところへ近づいた。

日下部「じゃ、行くわよ。灰間隊員。」

灰間「ああ。早いとこ、魔獣を倒さねーと・・・!」

灰間と日下部は一緒に走って行った。


町の道路を歩く野口、森下、徳丸。

野口は何故か暗そうにため息する。

野口「はぁ・・・・。」

徳丸「どうしたの?野口さん。」

野口「最近、

灰間君とはよく一緒にいない日が多いなァ・・・と思って。

変わって、灰間君。

日下部さんとよく一緒にいるし日が多くなってるし。」

徳丸「そうだよねェ。でも、しょうがないじゃない。

灰間君と日下部さんは同じBAR隊員だと聞いてるし。

二人は日々、

地球を守ると言う使命を背負っているんだよ。」

森下「そうそう。あの二人が一緒にいるのも、そのおかげだよ。

もしかして、次第に絆を深めて、

互いに恋愛感情が芽生えそうかも!

このままじゃ、灰間君が浮気者になっちゃうかも!!」

野口「え・・・・・っ!?」 野口は森下の言葉に驚く。

徳丸「おいおい。そんな事ないじゃないか?だって、

灰間君は、野口の事だけを愛しているって聞いてるからさ。」

森下「そうかなァ~っ。」

野口「・・・・灰間君・・・・・・。」

野口の胸の中には不安に近い感情が溢れつつあった。


BAR基地の司令室に来た灰間と日下部。

隊員たちがテーブルに座り、一人だけ立っている大神の話を聞く。

大神「諸君。いよいよ、円盤型の怪物が地球に飛来した。

円盤型の怪物はポイントMR9023の上空に来ている。

さっそく円盤型の怪物の正体を探るために、出撃せよ。」

隊員たち「了解!!!」


上空で出撃した3機のバルワンダー。1号は灰間と日下部、

2号は叶野、3号は上川である。3機の前の雲から、

奇怪な形をした物体が飛んで来た。

上川「むっ!?謎の飛行物体が接近して来ます!!」

叶野「あれが・・・円盤型の怪物だ!!!」

そう。雲からは円盤型の怪物が現れたのだ。その怪物の姿は、

確かに円盤に似たような形をして、

緑色をしていた。黒い目のような部分が付き、

下の部分が赤く、そこから複数の触手のような物が生えていた。

日下部「あれは・・・円盤生物と全く似ているわ!!」

その時、灰間のペンダントが光る。

それにより、灰間は怪物の正体を知る。

灰間「円盤生物じゃねェ・・・!!こいつは魔獣だ!!」

日下部「え・・・っ!?た、確かに魔獣反応がするわ・・・!!」

そう。この円盤型の怪物も魔獣であった。

この魔獣の名はアブソーバである。

アブソーバ「・・・・・・・・!」

アブソーバは一つの触手の先端にある穴から火炎を放射する。

日下部「っ!!危ない!!」

3機のバルワンダーはそれを避ける。

つづく

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