忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

まずは両腕が動き、前に出る。次に、足も動き出した。

それにより、ディオガノイドは岩壁から出て、自由の身になった。

ディオガノイド「・・・・・・・・!」

ディオガノイドはそのまま歩き出し、移動を始めた。

歩くたびに、レッドバロン風の機械音のような音が鳴っていく。

灰間「しまった・・・!ロボット・・・いや、魔獣が動いた!!」

魔獣ディオガノイドは鉄の魔獣であり、

複数の魔族が操作する事で、

動けるのだ。そのディオガノイドを操る魔族は、

さっそく東京を襲おうと進行していた。

魔族A「進め!!ディオガノイド!!まずは、

地球人たちのいる東京を地獄にするのだ!!!」

上川(畜生・・・!どうすれんば、良いんだ・・・!

このロボットが魔獣だったなんて。脱出する方法を考えないと!)


そして、ディオガノイドは東京の街へと来てしまった。

魔獣は夜の町並みを、そして逃げ惑う人々を見た。

ディオガノイド「・・・・・!・・・・・・!!」


魔獣のコントロールルームで、魔族Aが叫ぶ。

魔族A「このディオガノイドには幾つかの、

武器がある!それを見せてやろう!!強力バルカン発射!!!」


ディオガノイドの額にある赤い部分から、ガン○ムであったバルカンに、

似たような紫色の光弾が無数に連射される。

そのバルカンが多くの建物を破壊し、火の海に変えていく。

ディオガノイド「・・・・・!・・・・・!」

ディオガノイドは喜ぶかのように、両腕の刃で自身の胸を何度か叩く。

夜空からバルワンダー2号と3号が飛んで来た。

2号は叶野が、3号は日下部が操縦していた。

日下部「あのロボットがいきなり動き出すなんて・・・!

一体、どう言う事なの!?何があったのかしら・・・。」

叶野「わからんが、これ以上、被害を出すワケにはいかん!!

さっそく攻撃を開始する・・・・っ!」

ディオガノイド「・・・・・・・!!」

ディオガノイドは両腕の刃で近くの建物を斬って、

壊す。そこに、2機のバルワンダーが、

レーザーバルカンでディオガノイドを攻撃する。

ディオガノイド「・・・・・・・!?」

ディオガノイドはこれを受けて、さがる。


それと同時に、コントロールルームが揺れだし、

上川「うわわっ!?」 上川はこれに動揺する。

だが、3人の魔族は全く動じない。

魔族B「来ましたね。BARとやらが。」

魔族C「けど、地球の科学でこのディオガノイドは壊れないわ。」


バルワンダー2号が火薬弾連射で、ディオガノイドを攻撃。

だが、魔獣ロボットには全く通用していないそうだ。

ディオガノイド「・・・・・!・・・・・・!!」

魔獣はバルカンでバルワンダー2号を攻撃するが、

避けられてしまう。

日下部「こちらも行くわよ!!・・・・むっ!?」

その時、3号の通信機が鳴ったので、日下部はそれを使う。

日下部「こちら、日下部!!」

灰間の声『俺だ!!あのロボットの中には上川さんがいる!!

そのロボットを破壊すれば、上川さんが危ねェぞ!!!』

灰間の言葉に日下部は動揺しそうになる。

日下部「な、何ですって!?でも、どうして・・・!?」

灰間の声『落ち着いて聞け!あのロボットは実は魔獣だったんだ。

魔族の奴らが上川さんを捕まえて、

そのロボットを動かしたんだよ!!』

日下部「ロボットが魔獣だったなんて・・・。しかも、

上川さんが中にいるのでは、攻撃できようがない!!」

灰間の声『叶野さんも攻撃を止めてください!!』

叶野も灰間の通信を受けて、動揺していた。

叶野「上川を人質にするとは・・・!卑怯者の魔族め!!」

日下部「灰間!!どうすれば良いと思うの!?」

灰間の声『・・・・とりあえず、ティアーズが来てくれるって!!』

灰間は通信を終えて、街中を走っていた。そして、

誰もいなく、とても暗いところでティアーズに変身する。

灰間「ティアーズ!!!!!」

灰間はウルトラマンティアーズに巨大変身して、魔獣の前に立つ。


上川「来てくれたのか!!」

ティアーズの姿を見た上川は喜ぶが、

魔族たちは怒りそうな表情をする。

魔族C「ウルトラマンティアーズが現れたわよ!!」

魔族B「愚かですね。こちらには、人質がいると言うのに・・・。」

魔族A「だが、人質さえいなくても、このディオガノイドに、

ティアーズごときでは勝てやせん!!

ディオガノイド!!ティアーズを倒せ!!!」


ディオガノイド「・・・・・・・!・・・・・!!」

ディオガノイドは走りだし、ティアーズに迫る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!!」

ティアーズも走って、両者は接近した。ディオガノイドが、

右腕の刃で斬りかかるが、ティアーズはこれを避けて、

パンチを繰り出す。魔獣はこれを受けて、さがる。

ウルトラマンティアーズ「シュワッ!!!」

ティアーズは次にキックでディオガノイドに追加攻撃した。

ディオガノイド「・・・・・!?・・・・・!!」

魔獣は両腕の刃で胸を叩きながら、さらにさがった。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!」

ティアーズはさらに接近するが、ディオガノイドはバルカンで迎撃する。

ティアーズはこれに驚き、バック転で回避した。


魔族A「ぬうぅぅ・・・!ティアーズめ。なかなかやるな。

シールドを使え!!ディオガノイドの魔力を見せてやれ!!」

上川「・・・・・っ!」

上川は縄で縛られている両手を必死に動かそうとしていた。


ウルトラマンティアーズ「・・・・!タアアアアァァァァァ!!!」

バック転を終えたティアーズは一気に走りだし、

ディオガノイドにチョップを繰り出す。だが、そのチョップが、

魔獣に近づいた瞬間に、緑色の閃光に弾かれてしまう。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・!!」

チョップを防がれたティアーズはキックを使う。だが、

その蹴りも緑色の閃光に弾かれて、攻撃できない。

ディオガノイド「・・・・・・!・・・・・・・!!!」

ディオガノイドは左腕の刃でティアーズを斬った。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・!!」

攻撃を受けたティアーズはさがり、動揺する。

ウルトラマンティアーズ『俺の打撃が通じない・・・!魔獣は、

見えないバリアを使っていると言うのか・・・・!?』


魔族B「その通りです。ディオガノイドは見えない魔の壁で、

いかなる攻撃をも跳ね返してしまうでしょう。魔の壁がある限り、

ディオガノイドは絶対に無敵なのです。」

魔族C「ここからディオガノイドの反撃が始まるわ。

ティアーズ。ゆっくりと痛がりなさい。」


ディオガノイドは右腕の刃でまたもティアーズを斬る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!」

ティアーズは痛がって、さがった。

ディオガノイド「・・・・・!!・・・・・・・!!」

さらに魔獣は両腕の刃をティアーズに向ける。そして、

その二つの刃から緑色のビームが発射された。

つづく

拍手[0回]

PR

かくして、ロボットの周りには上川や防衛隊員たちが警備し、

灰間はそのロボットに近づいて、それにペンダントを向ける。

ペンダントが光り、灰間に語りかける。

灰間(このロボットは確かに古代の時代から存在したらしいな。

うむ。では、親父が行方不明になった遺跡との関連は?)

灰間はペンダントに問いかける。だが。

灰間(・・・・わからないだと!?それじゃ、

親父の手掛かりが掴めないな・・・!まあ良い。

自分で調べるとすっか・・・・。)

灰間はロボットに近づこうと、歩く。その時、

岩山から3人の影があった。その影の正体が明らかになる。

その3人は人間の女性であった。だが、ただの人間ではない。

衣装はいかにも黒い感じの服であった。

女性A「ぬぅ・・・!地球人め。まだいたのか。しかも、

ウルトラマンティアーズがロボットに近づいたぞ!」

女性B「もしや、奴らはロボットが我々、

魔族の物である事に気づいたのかも知れません・・・。」

女性C「だが、地球人たちに我がロボットは操作できないわ。

取り戻す準備を始める必要があるみたいよ・・・!」

女性A「そうだな。我らは地球人にこの岩山に封印された、

ロボットの封印を解いてもらうために、探検隊に装った。だが、

この調子であれば、もはや利用する価値はない。行くぞ!」

女性B&C「了解!!!!」 3人の女性は一瞬に消えた。

3人は魔族であった。どうやら、

ロボットを手に入れようとしたそうだ。

灰間は今でもロボットを調べようとしている。

その足の機体の一部に、

触れている。たまに、少しだけ優しく叩く事もあるが。

灰間「すっげー硬いなァ・・・。何かの超合金かな?

攻撃用の武器もあるかな?特別な機能もありそうだぜ。ん?」

その時、灰間は一つだけ突き出ている部分を見つける。

灰間「何だ?これは・・・・。」

灰間はその部分に触れてみる。すると、その部分が経込み、

足の部分の一部がドアのように開きだす。

灰間「おお・・・・っ!!か、上川さん!!!」

上川「どうしたんだ!?灰間君!!ああっ!!」

灰間の叫びを聞いた上川は彼に近づく。そして、

壁に開いた部分がある事に驚く。

灰間「どうやら、ドアを開くスイッチを押しちまったそうだ。

これから、このドアを利用して、内部に入ろうと思う。」

上川「・・・・そうだね。そうすれば、ロボットの秘密が、

わかるかも知れない!行こう!!」

灰間「了解!!!」 3人はドアの中に入り、ロボットの内部に潜入した。

その時、3人の魔族の声が聞こえて来た。

魔族Aの声「地球人め・・・!

我がロボットの秘密の一部を知ったか。」

魔族Bの声「内部に潜入してしまいましたね。これは、

これはチャンスかも知れません・・・・!」

魔族Cの声「このドアでロボットに乗り込めば、

後はあの二人をどうにかして、コントロールすれば良いわ。」


灰間と上川はロボットの内部にいた。まずは、廊下らしき通路を、

歩いていた。その通路は銀色で、機械的に造られている。

その時、二つの分かれ道があった。

上川「手分けして調査しよう。僕は右の方へ行く。」

灰間「じゃ、俺は左の方ですね。」

上川は右の通路へ。灰間は左の通路へ歩き出した。

灰間は通路を歩きながら、何かを考え込んでいた。

灰間「それにしても、ロボットか。何か、

あれを思い出しちまうな・・・。」

灰間の脳裏には、父である鉄郎からロボットの人形をもらって、

喜ぶ幼い灰間の姿があった。これは、過去の思い出らしい。

灰間(親父・・・。必ず探し出してやる。もしかしたら、

この中にいるかな?いや、そうとも限らねーかな・・・。

例え、このロボットと親父の関連がないとしても、

俺は何としても親父を探し出してみせる・・・・っ!)

その時、灰間は目の前に黒いドアがある事に気づいた。

灰間が近づくと、そのドアが勝手に開く。その中へと進む灰間。


その中はまるで、某組織の司令室みたいであった。

機械的にできていて、中央には四角くて少し長いテーブルがある。

そのテーブルにはマイクのような物もあった。

灰間の前に見える壁は青いガラス状でできていて、

外が少し見える。

左右の壁にはコンピューターらしき部分があるそうだ。

灰間「こ、ここは・・・・!!」 魔族Aの声「コントロールルームだ。」

その時、魔族Aの声が聞こえた。それに驚く灰間は後ろを向く。

そこには、3人の魔族と、上川がいた。上川は、

魔族B&Cにそれぞれ腕を掴まれて、動けない。

灰間「お、お前ら・・・!魔族か!!?」

魔族A「いかにも。そして、

このロボットは、我ら魔族が制作せり、

機械人形。ロボット魔獣、ディオガノイドなのだ!!」

灰間「ディオガノイドだと!!?あっ!上川さん!!!」

灰間は上川が捕らわれているところに気づいて、驚く。

上川「ご、ごめん・・・!うまくできなくて・・・。」

魔族B「この男は人質とします。」

魔族C「攻撃するなら、殺してしまうわよ?」

灰間「卑怯者が・・・・!」

魔族A「これから我々はこのロボットを動かす。そのためには、

お前を、このディオガノイドから追い出す必要がある!はっ!!」

魔族Aが灰間に手を向ける。

すると、灰間は吹き飛ばされたかのような体勢で消えた。

灰間「うわっ!!!!」

そして、夜の岩山に飛ばされて、その地面に倒れる灰間。

灰間「ちっくしょう・・・!魔族共め・・・・!!」

灰間はロボット改めディオガノイドの方を見る。

そのディオガノイドの青い目が一瞬だけ光り、機体が震えだす。


ディオガノイドのコントロールルームでは、

魔族Aが中央のテーブルの前に立ち、

魔族Bが右の方のコンピューター、

魔族Cが左の方のコンピューターを使っていた。

上川はドアの近くで縄に縛られて、動けない。

魔族B「エンジンフルパワー!!!」 

魔族C「エネルギーチャージ完了!!!」

魔族A「ディオガノイド!!機動せよ!!!」


そして、ついにディオガノイドが動き出した。

つづく

拍手[0回]

日下部「では、我々も明日までは休憩するワケですね。」

叶野「うむ。基地へ帰って、隊長に報告だ。」

隊員たち「了解!!!!」

こうして、隊員たちは作業現場から離れて、基地へ戻ろうと歩く。

灰間(あの魔獣・・・。確かロボットだよな?まさか、

今でも動こうとしてるんじゃねーのか?けど、

あのロボットから意識を感じない。明日が心配だぜ・・・。)


夜になった。既に灰間と日下部は帰宅しているため、

BAR基地の司令室では、

大神、叶野、上川、緒川のの4人だけになった。

上川「あの岩山の中から発掘されたロボットは、

一体どのような物でしょうかね?」

大神「そのための、明日は調査するとちゃうんかぃ?

それにしても、岩山の中に眠っていたロボット・・・。

何故、あのようになっているのかは、謎じゃけ。」

叶野「大昔の時代で宇宙人が忘れた物でしょうか。

それとも、古代人が造った機械人形か・・・・。」

大神「その二つのどれかが当たりそうじゃな。緒川。どう思う?」

緒川「はっ。写真で見てもらった限りについてですが、

とても古そうな感じがしますね。後は、

詳しく調べて見ないとわかりません。ですが、

あのロボットは、見た事のない機械で我々人類の科学では、

造れないような物なのは、確かです。」

大神「ふむ。もし、あのロボットが破壊兵器であったら・・・・。

あの魔族共が、ロボットを狙う確率が高い。上川!」

上川「は、はい・・・?」

大神「明日はお前だけ特別に休暇を与えるので、

これから4時間だけ、

あのロボットが眠っている地点を警備してくれんか?」

上川「ええぇぇ!!?ぼ、僕だけだけですか!??」

上川は一人だけでロボットの見張りを任されたと思って、

不安そうになる。

大神「もちろん一人だけではあらへん。

数人の警備員も協力させる。

魔族がロボットを狙っている可能性もあるき。だから、

そうならないように、見張らせようと思う。」

叶野「そうだな。俺はこれから、

別の件も担当しなければならないし。

ここは、お前が活躍すべきだと思うな。それに、

もし、本当に魔族が来て、奴らを迎撃する者がいなければ、

大変な事になるかも知れないかもな・・・。」

上川「そ、それはそうかも知れないですけど・・・。」

大神「頑張ってくれや。それなりの褒美も取らせるがな。」

大神が微笑んで言うと、上川がしょうがなそうに言う。

上川「はぁ・・・。わかりました。がんばってみます。」

大神「頼んだど。しっかり警戒してくれよ。」


かくして、上川は数人の防衛隊員と一緒に、

夜の岩山に来て、ロボットが眠っているところへ歩いて近づく。

上川「それにしても、本当に魔族たちが来るのかなァ・・・。

もし、そうだったら、しっかり守らないと・・・!」

防衛隊員A「そうですね。あのロボットの正体がわからないままで、

もしも、恐ろしい破壊兵器であったら・・・。それこそ大変です!」

上川「そうだね・・・っ!でも、魔族って、

結構強いし、僕らだけで対処できるだろうか・・・。」

防衛隊員B「むっ!?上川隊員!!あれをご覧ください!!!」

上川「え・・・・?あっ!!は、灰間君!!?」

上川たちの前には、あの灰間がいた。あのロボットの前にいる。

上川は一人で、走って灰間に近づく。今の灰間は、

パジャマに近いくらいの衣装であった。

上川「灰間くううううぅぅぅぅん!!!」

灰間「ん?上川さん・・・!?」

灰間は上川の方に気づいて、驚く。

上川「何やってるの?こんなところで・・・?君は確か、

帰宅して就寝していたハズなんだけど・・・・。」

灰間「悪いね。俺、どうしてやらねーと思ってな。」

上川「何を・・・・?」

灰間「俺、感じるんだよ。このロボットはよ、

古代で造られたもんじゃねーかって。そう思うと、

このロボットの事を調べれば、親父の手掛かりが見つかると思う。」

上川「灰間君の父って考古学者だからね・・・・。」

灰間「そうさ。勝手な妄想かも知れねーけど・・・。親父は、

俺たちの知らない間に、

このロボットと関わりを持ったのかも知れない。

それに、魔獣である可能性も高そうですよ。」

上川「ろ、ロボットが魔獣・・・・?そんな馬鹿な・・・。」

灰間「俺にはわかる。とにかく、調べたいけど、良いですよね?」

上川「うん。僕らは見張りに来ただけだから。でも、

勝手に壊したりしないでよね。貴重な物だからね。」

灰間「はい・・・・。」

つづく

拍手[0回]

作業員の男「はい。何やら、とても硬いのです。まるで、

鉄のような感じです。もっと掘ればわかりますが・・・。」

叶野「我々に調べさせてください。」

作業員の男「わかりました。では、どうぞ。」

そして、隊員たちは岩壁に近づき、叶野が前話に出てきた、

棒型異常反応探知機を持ち出し、

それを鉄に見える部分に向ける。

叶野「むっ!?機械反応があるぞ!!」

上川「ま、マジですか!!?」

叶野「つまり、この岩壁の中には、メカが眠っているんだ!!」

日下部「もし、これが何者かが造ったロボットだとしたら、

古代の時代で造られて、封印されたと言うワケですね。」

灰間(・・・となると、徳丸の言う事が本当になっちまうな・・・・!)

灰間は徳丸の言う事が本当の事だと思いつつあった。

そう。この岩山の中には、ロボットが眠っているのだ。

叶野「いや。まだわからんぞ。果たして、

このロボットが古代兵器なのか、それとも、

宇宙人が危険な物として、ただ封印しただけなのかも知れん。

こうしている間にも、作業員たちが発掘を続けているだろう。

完全に発掘するのを待とう。」

作業員たちが発掘を続けている間に、岩山の上には、

謎の影に身を包む3人の姿があった。あの3人は何者だろう。

そして、1時間後。岩壁が物凄く崩れて、ロボットの姿が、

半分見えるようになった。これを見た者たちは大いに驚く。

隊員たち「おおおおおぉぉぉぉ・・・・!!!」

日下部「こ、これが・・・ロボット・・・・!!」

灰間「ようやく出やがったか・・・。」

この上半身だけ見えるロボットは、

口元には紫色のガラス状の部分があり、

目が一つでこちらもガラス状で、青かった。両腕では、

何故か大きな刃物が付いているように見える。身体の色は、

銀色らしいが、胸の部分が赤かった。岩山の上にいる、

謎の3人もそのロボットが姿を現したのを見ていた。

謎の一人目「・・・・いよいよ姿を現したわね。」

謎の二人目「ただし、まだ完全に目覚めていない・・・。」

謎の三人目「奴らが完全に発掘するのを待ちましょう。」

この謎の3人は一体、何を考えているのだろう。もしや、

このロボットに関する企みを持っているに違いない。

作業員A「ロ、ロボットだ・・・・!!」

作業員B「何故、こんなところにロボットが入ってるんだ!?」

作業員C「わからん!とりあえず、掘り続けよう!!」

作業員D「調査する必要もあるぞ?」

叶野「やはり、ロボットだな・・・。

だが、まだ安心してはいけない。

内部はもちろん、機能やデータも解明しないと駄目だ。」

上川「もっと詳しく調べる必要がありますからね・・・・。」

灰間「・・・・・っ!む!?」

その時、灰間はペンダントが光っている事に気づく。

ペンダントは灰間にロボットの事を語っているそうだ。

灰間(何っ!?あのロボット・・・!魔獣だってのか!?

しかも、古代の時代で造られただと!!?どう言う事だよ?)

そう。このロボットは古代の時代から存在した魔獣だった。

そして、数時間が過ぎ、夕日となった。その時、

ついに下半身の部分を隠して岩壁も崩れて行った。

叶野「これで、ロボットの全体が見えるようになったワケか。」

叶野の言う通り、ロボットの全身が見えるようになった。

ただし、前の部分だけで、後ろが岩の中で見えないが。

それを見た謎の3人がに笑いだす。

隊員たちや作業員たちには聞こえないが。

謎の3人「ひひひひひひひひひひ・・・・!!」

日下部「後は後ろの部分をどうにかするかですね。」

叶野「ふむ。だが、これ以上やると。夜になるだろう。

作業員たちはそろそろ休憩時間に入る頃だ。」

つづく

拍手[0回]

大鳥学園。灰間たちのクラスでは。

徳丸「翔ちゃんのお父さん。灰間鉄郎さんって、

色んな古代の産物を発掘したんだってね!」

灰間「ま、別に評価して良いってもんばかりじゃねーけど。」

森下「例えば、どんな物かな?」

徳丸と森下はワクワクした感じになる。灰間は、

相変わらず無愛想にこう言う。

灰間「あまり良くわかんねェが、俺の記憶によりゃ、

変な形をしたハニワ、超古代怪獣らしい奴の死体の一部、

グロンギとか言う古代人が使った鎌、凄くでけェコイン。

不思議な何かが入ったと言われる奇怪な箱など・・・。」

野口「随分と掘り続けたのね。灰間鉄郎さんって。」

灰間「・・・その俺の親父が今は行方不明だけどな。」

野口「あっ!そうだったね・・・・。」

野口は灰間の父が行方不明と聞いて、落ち込む。

灰間「・・・・そういや、親父。

昔は怪獣の化石も掘って、俺に見せてくれたっけな・・・。

あの時は無意識に感動しちまったぜ。」

徳丸「じゃあ、機械人形とかも掘った事ある!?」

灰間「は・・・・??」

徳丸「だって、僕、思うんだよ。古代の時代には、

ロボットのような物もありそうかなって。ほら、

ライディーンとか、マジンガーZの機械獣とか・・・。」

灰間「いや。残念ながら、それはないと思うね。そもそも、

ライディーンとかマジンガーZとか、昔のアニメの話だろ?」

野口「でも、古代の時代では人間の科学を超えた技術を、

持ってるって言ったわよ?」

森下「もしかしたら、ロボットだって造れるかもね。」

灰間「・・・・・だと良いがな。」


ウルトラマンティアーズ   第18話・魔の械人形

魔獣ロボット・ディオガノイド登場


BAR基地の司令室で、灰間が急に驚く。

灰間「えっ!?機械らしき物体が地底の中に!!?」

大神「うむ。某探検隊がその一部を見たと言うんじゃ。

ポイント・A25にあるそうだ。さっそくだが、

至急、皆でそちらへ調査に行ってくれ。」

隊員たち「了解!!!」

大神「もし、わしの判断が正しければ、

ロボットは古代より存在したと言えるき。そうすれば、

人類は新たな何かを掴めるかも知れん。発掘の成功を祈る!」


灰間、日下部、叶野、上川の4人はバルターボで、

とある岩山に着いた。そこに降りた隊員たち。

灰間「この山に、例の物が・・・・。」

日下部「・・・っ!!見て!!皆!!」

隊員たち「おおっ!!」

隊員たちは何かを見て、驚く。それは、

岩壁の近くにはある複数のシャベルカーやトラック、

ブルドーザーなどがいた。さらに、

大勢の工事をしていそうな服を着た作業員もいた。

彼らは、この岩壁で何かを掘っているそうだ。

隊員たちはその作業員の一人に近づいて、話しかける。

叶野「あの・・・。何かありましたか?」

作業員の男「ん?ああ。この岩壁で、鉄っぽい部分が見えるだろ?」

上川「鉄っぽい・・・・?あっ!!」 日下部「これは・・・!」

隊員たちは岩壁の一部に、鉄に見える部分がある事を知る。

もしかして、これが機械らしき物体かも知れない。

灰間「もしかして、これが・・・・!」

つづく

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック