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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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上川「攻撃したぞ!!こいつは敵だ・・・・っ!!」

叶野「反撃せよ!!日本に近づかせるな!!!一斉攻撃!!」

3機のバルワンダーはレーザーバルカン一斉連射で、

アブソーバを集中攻撃する。だが、

一つもダメージを受けた様子を見せない。

アブソーバ「・・・・・!・・・・・・!!」

アブソーバは二つの触手から二つの火炎を放つ。

3機のバルワンダーはそれを避ける。

1号がレーザーバルカンを連射。

攻撃を受けた魔獣は1号に向けて触手を向け、そこから火炎を放つ。

1号はそれを素早く避けた。

灰間「攻撃が通用しねェ!!

普通の円盤ならとっくに墜落なのによ!!」

日下部「馬鹿を言わないで!!奴は魔獣よ!!

そう簡単に倒れるハズがないじゃない!!!」

1号は再びレーザーバルカン連射して、アブソーバを攻撃する。

2号と3号も続いてレーザーバルカンで追加攻撃。

アブソーバ「・・・・・!・・・・・・・!」

アブソーバは反撃として、複数の触手から複数の火炎を放射する。

3機はこれを必死に避け続ける。

灰間「このままでは不味い!!強力ミサイルを使うぞ!!」

日下部「ミサイルは2発しかない!!順調に狙いなさい!!」

灰間「ああ!!・・・・そこだ!!!」

バルワンダー1号は少し大きなミサイルを発射して、

アブソーバを攻撃。

アブソーバ「・・・・・!?・・・・・・!!」

魔獣はミサイル攻撃を受けて、初めてダメージを受けたか、

複数の火炎を止めた。これを見た灰間と日下部は喜びそうになる。

日下部「やったわ!!」 灰間「おっしゃ!!もういっちょ・・・!」

だが、敵は怒って、両目から白い光線を発射して、1号を襲う。

灰間と日下部「うあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」

攻撃を受けた1号は炎上して墜落しそうになる。

上川「灰間君!!日下部さん!!」

炎上する1号は海の方に落ちて行く。

アブソーバも空の方へ消えて行く。


野口は自分の家のキッチンで料理をしていた。

野口は不安の表情になって、心の中で呟いていた。

野口(灰間君と日下部さん。本当に恋愛しているのかしら?

だとしたら、どうしよう・・・。と言いながら、

何で今はお菓子作ってるのかな。灰間君のためだったり?

それとも・・・。ま。良いや。そうでなくても、

自分で食べれば良いし。・・・・そうだ!)

野口は何かを思いついた。その何かとは。


日下部「・・・・はっ!!」 日下部は起き上がる。

ベッドの上で。彼女の前には大神と緒川がいた。

緒川「気がついた?日下部さん。」

日下部「ここは・・・BAR基地のメディカルセンター?」

大神「そうじゃ。

灰間からは魔獣の攻撃でおどれが気を失ったと言った。」

日下部「わ、私が気絶を!?」 

日下部は自分が気を失ったと聞いて驚く。

緒川「でも、

ウルトラマンティアーズが墜落する1号を助けてくれたわ。

直撃に近かったから、脱出装置も壊れていたわ。」

大神「もしかすると、

灰間がティアーズを呼んでくれたのかも知れん。

灰間がそうしなかったら、二人ともお陀仏じゃったのォ。」

緒川「灰間隊員には感謝しておかなきゃね。まあ、

彼は今、帰宅しているハズだけど・・・。」

日下部「灰間が・・・私を助けた・・・。」


夕日になって、灰間は自分の家へと帰った。そして、

2階の部屋で宿題をしていた。

灰間「結局、野口の家に来る事なかったぜ。ちっくしょ。

今回の問題、難しいのが多いぜ。

こりゃ、野口に教えてもらうべきだったかね。

ま。この件に関しては魔獣のせいにしておくか。

あの魔獣のせいで、

俺の正体が危うく日下部にバレちまうとこだったぜ・・・。」

アブソーバ戦で1号が墜落した時に、そのコックピットで、

日下部が気絶して、灰間が大慌てしてティアーズに変身。

巨大な姿になって、両手で日下部を持って救出したのであった。

灰間「あの魔獣。既に日本のどこかで暴れてっかも知れない。」


夜になった。灰間の予感通り、アブソーバは北海道の町を攻撃していた。

アブソーバ「・・・・・・!・・・・・・!」

アブソーバは複数の触手から火炎を放射して、

多くの民家を燃やしていた。

町の住人達が逃げて行き、

自衛隊の戦車部隊と戦闘機部隊が迎え撃つ。

多くの戦車が砲撃し、多くの戦闘機がミサイルを連射する。

その攻撃をほぼ受ける魔獣だが、全く通用していない。

アブソーバ「・・・・・!!・・・・!」

魔獣は複数の火炎で戦車と戦闘機を複数破壊する。

攻撃を続ける自衛隊だが、返り討ちにされ続けている。そして、

魔獣はそのまま火炎で町を燃やし続ける。その時。

アブソーバ「・・・・・・・・・・!」

アブソーバは何故か、

全ての触手を身体の中に引き込めた。すると、

魔獣の身体が緑色に光り、消えて行った。瞬間移動したらしい。


BAR基地の司令室で、叶野が辛そうに大神に報告する。

叶野「日本に上陸した魔獣は北海道で自衛隊を大打撃した後、

謎の移動能力で仙台の地区に到着。

即座に破壊行動を起こしています。」

上川「このままでは東京に襲来するのも時間の問題です・・・!」

大神「そうか・・・。ただちに仙台へ向かい、魔獣を攻撃しろ。

敵が別の地区へ移動する前に何としても倒せ!!」

上川と叶野「了解!!!」

二人はヘルメットを取って、司令室から出る。

大神「二人が魔獣を足止めしとる間に、対策を練らねば・・・。

日下部や灰間にはこれ以上、辛い思うにはさせられんわぃ。」


次の日。日下部は一人で学園の廊下を歩いていた。

つづく

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