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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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シャドー「さて、今夜は何人犠牲にしたかしら?」

インキュラス「グルルルルルルル・・・・・・」

シャドー「ほう、ちょうど200人ね。いいこと?わたしは自分の使命を果たす。

そのためには、たとえどんな手を使ってもかなわない・・・・・!!

そうだわ!もうすぐクリスマスの日が近いわね?

その日になったら、インキュラス!クリスマスを楽しむ子供たちに、

とっておきの悪夢を見せるのよ・・・・・!!」

インキュラス「グオオオオオオフゥゥゥゥゥゥゥゥ」

そして、次の朝・・・・・・・コリスとサキはDGCの司令室に来た。

サキ「おはようございます。」

サキは昨日から元気なかったのに、今日は少し明るくなったそうだ。

テブリッシュ「おお。おはよう。」

シュドー「ん?コリスはどうしたんだ?」

サキ「ああ・・・・コリスくんなら・・・・・・・。」

これは、サキが起きたばかりの出来事である。

医務室

サキ「・・・・・ふぁぁぁぁ~あ。よく寝た・・・・・・。」

サキは起き上がった。

サキ「・・・・・・・あれ?なんか・・・・私、軽いわ。う~ん・・・・どんな夢だっけ・・・・・・・。

あ、コリスくん。」

コリス「ああああああああああああああ!!!!!!!」

コリスは物凄い叫びで魘されていた。

サキ「コリスくん!!?」

サキはすばやくベッドから出て、コリスのところへ。

サキ「コリスくん!大丈夫!?」

コリス「あっ!ん!んあああああああ!!!!」

サキ(苦しそう・・・・・まさか、また悪夢じゃ!?)

コリス「あ!!うあっ!あ・・・・・!」

サキ「・・・・・コリスくん!!!」

サキは叫んだ。すると、コリスは目を開けた。夢から覚めたのだ。

コリス「あ!ゆ・・・・夢?」

サキ「また・・・・悪夢を見たの?」

コリス「え・・・・・?」

サキ「なんか・・・・・苦しそうに見えたんだけど・・・・・怖かった?」

コリス「・・・・・・・また、僕の目の前にシャドーとインキュラスが・・・・・。」

サキ「そう・・・・・・一体、何されたの・・・・・・。」

コリス「・・・・・・インキュラスが僕を大きな足で踏んづけたり、

その後、瀕死な僕をシャドーが襲い、僕の体中をあちこち殴って、

さらに顔を何度も踏みつけて、次は光弾でなんども僕の体を痛めつけて・・・・・それから・・・・・・。」

サキ「も・・・・もういいわよ・・・・とりあえず痛かったのね・・・・・・。」

サキはコリスの話が痛そうなため止めた。

コリス「うっ・・・・・。」

サキ「コリスくん!?」

コリス「なんか・・・・・疲れちゃった・・・・・。」

そして現在、司令室

シュドー「へぇ・・・・・それで、コリスはまだ眠ってるか・・・・・。」

テブリッシュ「しかし、眠ればまた悪夢を見るかもしれないぞ・・・・・。」

サキ「そこが心配なの。コリスくん、いい夢見てるといいけど・・・・・・。

・・・・そういえば隊長は?」

シュドー「あれ?そういえば・・・・・。」

テブリッシュ「見かけないな・・・・・・・・・・。」

モモは今、人気のない森にいた。

モモ「・・・・・・・・・・。」

シャドー「おひさしぶりね。モモ。」

モモ「・・・!?」

モモは後ろからシャドーの声が聞こえたので振り向いた。そこにシャドーがいた。

モモ「ええ・・・・ほんとひさしぶりね、シャドー・・・・・!」

シャドー「現在、DGCの隊長だったわね。

でも、私から見ればDGCなど害虫の集まりに過ぎないわ。」

モモ「こっちこそ、今は巨大化もできて、おまけに怪獣を操れるようになったわね・・・・・・。

でも、私から見れば単なる大きなゴリラだわ!」

シャドー「言ってくれるわ・・・・・!!」

モモ「なぜ、そこまでしてみんなに悪夢を見せるの!?あの時は正々堂々と・・・・・・!」

シャドー「正々堂々だから失敗するのよ!!あなた、人に夢を与えようと正々堂々したけど、

結局、失敗に終わったじゃないのよ!!」

モモ「まだ終わってないわ!!こっちには・・・・!」

シャドー「弟のコリスだったわね・・・・・・。あの子なら、

ちょっと虐めてあげたわ。いい泣き方だったわ・・・・・・・。」

シャドーは笑みを浮かべた。モモは怒りをこみ上げる。

モモ「でもね・・・・私の弟はあなたの仕組んだ罠では敗れないわ。

なぜならうちの弟はウルトラマンだからよ!

彼は今までにどんな怪獣にでも負けてなかった。コリスがきっとあなたの怪獣を倒す!!」

シャドー「では、インキュラスを召喚し、街を破壊させ、その弟をおびき出してあげるわ。」

モモ「え!!?なんでそんな事になるのよ!!!?」

シャドー「あなたの弟とうちの怪獣・・・・どっちが強いか勝負よ。

おまけにあなたは今は魔法が使えない。

私は自分の国で魔力を強化させたわ!結果、私は怪獣を作れるようになったの。」

モモ「・・・・・・・・・・・・。」

シャドー「正々堂々してるから、現実には勝てないのよ!!

私はどんな手を使うわ!たとえ、それが無理だとしてもあきらめない!!

あらゆる汚い手でも私の夢を成し遂げて見せるわ!!」

モモ「・・・・・・そんなの・・・・間違ってる・・・・・!」

シャドー「ふん!でも、もう遅いわ・・・・・・私のインキュラスがクリスマス、

子供たちにさらなる悪夢を見せてあげる!」

モモ「くっ・・・・・・!!」

シャドー「どう?もし、あなたが魔法を使えたら私を殺せたかもね?

あっはははははははははははははははは!!!!!!」

シャドーは笑いながら空へ浮かんだ。

モモ「しかし、DGCはあなたの怪獣が出たら必ず倒すつもりよ。」

シャドー「それができたらウルトラマンなどいらないよ!ふふふふふふふ。」

シャドーは消えていった。

モモ「シャドー・・・・・・!!」

シャドーは自分の城に戻った。シャドーは大きな部屋にいて、

前にある大きなモニターを見ていた。

モニターには、ベッドで眠っているコリスが映されていた・・・・・・・。

シャドー「うふふふふふふふふ。相変わらず可愛いわね。モモの弟は。

今回も苛めちゃおうかしらねぇ・・・・ふふふふふふ!」

インキュラス「グルルルルルルルルルルル・・・・・・」

インキュラスもコリスを見て、震えているそうだ。

シャドー「あら?またこの子を虐めたい?あ、そうだ。

こいつの姉と約束しちゃったかしらねぇ・・・・・・・。こいつと勝負するために、

街を破壊する・・・・・・。インキュラス、街を破壊すれば、

ウルトラマンが出てくるわ。どう?ウルトラマンと戦いたい?」

インキュラス「グオオオオオオオフゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」

インキュラスは賛成し、巨大化した。

シャドー「ふふふふ・・・・・いい子ね・・・・・・では、街を攻撃しなさい!」

インキュラス「グオオオオオオフゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」

インキュラスは光となって消えた。

シャドー「ふふふふふふ。私は・・・・・・・・・。」

シャドーはコリスが映っているモニターに入った。

つづく

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コリス「ね・・・・・姉さん・・・・・・。」

モモ「怪獣に追撃されて気を失ってたのよ・・・・。」

コリス「そう・・・・ですか。うっ!!」

コリスはベッドから出ようとした瞬間、胸に苦痛を感じ、そこを抑えた。

モモ「コリス!?」

コリスは倒れそうになるが、モモが支えてくれた。

コリス「はぁ・・・・はぁ・・・・・・。」

モモ「まさか・・・・・シャドーにやられたのね・・・・!」

コリス「彼女が・・・・いきなり僕の胸を噛みついたんです。それが現実になるなんて・・・・・!」

モモ(・・・・まさか・・・・・・何かの魔法で、夢と現実を共感させたんじゃ・・・・?)

サキ「ああああああああああああ!!!!!!!!」

コリス「!サキさんの声だ!!」

コリスは立ち上がり、走った。

モモ「コリス!!まさか!?」

モモも走った。二人はサキの眠っているベッドに来た。

しかし、サキは苦しそうな声をあげた。

サキ「あ!あう!!ああああっ!」

モモ「夢に魘されているの・・・・・。」

コリス「・・・・・・これは・・・・・・。」

サキ「わあああああっ!!・・・・あ、夢・・・・・?」

サキは起き上がった。

コリス「大丈夫ですか!?サキさん。」

サキ「・・・・・ええ。なんとか・・・・・うっ!!?」

サキは突然、胸を抑えた。

コリス「どうしたんですか!?」

サキ「う・・・・・・・・。なんか夢で、シャドーっていう女性が私の胸を噛みついたんです。

・・・・・その痛みが・・・いきなり現実でも・・・・・・。」

モモ(サキにまで手を出すなんて!シャドー・・・・・!)

コリス「・・・・・・実は・・・僕もサキさんと同じ夢を見たんです。」

サキ「え・・・?」

コリス「シャドーは物凄い力で噛んだんです。歯形ができるどころか、千切れるところでした・・・・。」

サキ「ええ。あいつ、どうして私たちの夢を・・・・・。」

モモ、テブリッシュ、シュドーは司令室にいた。

シュドー「あの怪獣の正体がわかりました。」

テブリッシュ「インキュラス。かつて、日本でウルトラマンコスモスと戦った怪獣と同型です。」

モモ「コスモス?」

シュドー「ええ。たぶん、罪のない怪獣を救った優しいウルトラマンです。」

テブリッシュ「とりあえずインキュラスを倒さない限り、奴はみんなの夢に入って、

大暴れするでしょう。弱点さえわかれば・・・・・。」

モモ「・・・・・・・・・・・・。」

シュドー「そういえば、コリスとサキはどうなったんです?」

モモ「ええ。大丈夫よ。」

シュドー「なんてこった・・・・・このままじゃクリスマスが駄目になっちまう・・・・。」

モモ「え?」

テブリッシュ「もし、怪獣が子供たちにクリスマスの夢をめちゃくちゃにしたら・・・・・・。」

シュドー「子供たちはクリスマスもサンタも信じなくなるってことです!」

モモ「・・・・そうなる前に今日中、徹底的に怪獣を探し殲滅しないと・・・・・・!

テブリッシュ、シュドー!パトロールお願い!」

シュドー&テブリッシュ「了解!!」

医務室

サキはベッドで横たわり、コリスはイスに座って見守った。

サキ「・・・・眠たい・・・・。」

コリス「・・・でも、またシャドーが来るかも知れませんよ?」

サキ「じゃあ、どうすれば・・・・・・。」

コリス「・・・そうだ!面白い話とかしませんか?」

サキ「ええ。どんなの?聞かせて。」

サキはわくわくした。

コリス「・・・・・では・・・・・・・。ドラえもんがマリオとモコナの人形を取り合う。

勝利はドラえもんの空気砲が収めましたとさ。」

サキ「・・・・・なんか・・・・微妙ね・・・・・・。」

コリス「え?そうですか・・・・・・。」

サキ「コリスくん・・・・・。」

コリス「なんですか?」

サキ「私ね・・・・・アイドル歌手になりたいの。」

コリス「それは隊長から聞いてました。」

サキ「でも、父がそんな事を許さなかった。変わって地球簿遺影軍に入れと・・・・・・。」

コリス「そうか・・・・・・・。それでDGCに。」

サキ「でも、あきらめないわ!私はどうしてもアイドル歌手になりたくて、

アイドル専門の学校に入ってるの?」

コリス「そうですか。どうでしたか?」

サキ「イマイチだと言われたけど、これからもがんばるつもりよ。」

テブリッシュはスカイラッシュ1、シュドーはスカイラッシュ2で上空を飛んでいた。

テブリッシュ「我々はこれより、行動をわかれる。シュドーは西の方向、

僕は南の方へ進む。では、幸運を祈る。」

シュドー「了解!怪獣を発見した次第、連絡をする。」

スカイラッシュ2機はそれぞれ分かれた。

二号機は西の方へ、一号機は南の方へ飛んだ。

町はすっかり昼から夜になった。子供たちやほとんどの大人たちはそろそろ眠っている頃だろう。

そこで、一人の酔っ払い男が来た。

酔っ払い男「ああ!夢ぇ夢なんてねぇよなぁ俺のわぁぁ!

竹原ぶっ殺してぇぇぇさくらたんとエッチしてぇぇぇぇぇ。ん?」

酔っ払い男の前に巨大な羊のお化けが・・・・・インキュラスだ。

酔っ払い男「ああ・・・・・・?」

男はボケているかまだ怪獣だとわかっていなかったが、気が付いたら・・・・。

酔っ払い男「ひ・・・・ヒツジのお化けだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

酔っ払い男はあまりのショックで倒れた。

インキュラス「グオオオオオオオオフゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」

インキュラスは紫色の霧となり、とある民家の二階に入ってきた。

子供「う~ん。う~ん。」

紫の霧に包まれた部屋で寝ている子供は魘されていた。

子供「う、うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

男の子は大勢のゾンビに追われていた。

そして、紫の霧は別の家に・・・・・。

女性「きゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

女性は自分の部屋の家具が生き物のような戦い始めた。

女性「や、やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

家具と家具が飛び交い、争う。そんな恐ろしい夢を見た。

「うああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

眠るオタクはアニメキャラに襲われる夢を見た。

「やめろぉぉぉぉ!!なのはさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!」

「うぎゃあああああぁぁぁぁぁ!!!」

ヤンキーは警官に撃たれる夢を見た。

「NOOOOOOOOOOO!!!」

地球から飛ばされる夢を見た人がいる。

「ひええええぇぇぇぇ!!!!」

火星人に追われる夢を見た人がいる。

「うえええぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!」

地獄で迷子になった夢を見た人がいる。

「んなああああぁぁぁぁぁあ!!!?」

巨大な恐竜に食べられる夢を見た人がいる。

「わあああああああああああ!!!!」 「きゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「ひぃぃぃぃぃぃぃい!!!!」 「やめてくれえええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

他の人たちもインキュラスによって悪夢を見せられていく・・・・・・・。

その悲鳴は町中に響いた。

とある空間

ここはまるで暗黒の世界だった。そこに一つの巨大な城がある。

ここはシャドーの城だった!

シャドー「ふふふふふふふふ。作戦は順調ね。インキュラス。」

インキュラス「グルルルルルル・・・・・・」

インキュラスは等身大の姿でシャドーの前でひざまづく。

つづく

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コリス「僕が・・・・・・?」

モモ「ほら?あなた、ウルトラマンになって今まで事件を解決したんでしょ?

だから、今回、シャドーにその力を見せ付ければ・・・・・!」

コリス「わかりました・・・・・・。じゃ、行ってきます!!」

コリスはスカイラッシュZERO、シュドーは1号機、テブリッシュは2号機に搭乗し、

都会の上空を飛び回った。

コリス「・・・・・・・・・。」

コリスは再び怪獣に襲われる夢を思い出す。

シュドー『コリス、聞こえるかい?』

コリス「あ、はい!こちら、コリス。」

シュドー『シャドーは確か、悪夢ってもんを見せるそうだ。その悪夢が正夢にならなきゃいいけどな。』

テブリッシュ『そうなる前に彼女を捕獲すればいい。コリス、心の準備はいいな?』

コリス「はい・・・・・・。」

しかし、コリスの心は少し不安定だった。

コリス(もしかしたら・・・・あの怪獣ももしかすれば・・・・・。)

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・   空から何やら黒い曇が出てきた。

そこからヤギのような顔をして目が多数ある・・・・・・・コリスの夢に出てきた怪獣のような、

怪獣・インキュラスが出てきた。

テブリッシュ「怪獣だ!!!」

シュドー「街に降りてきやがる!!」

コリス「!!!!?」

コリスの夢が正夢になった・・・だが、コリスは現実ではウルトラマンになれる・・・・・。

いや、なれるかどうかはわからない。正夢にならなければいいが・・・・・。

コリス(僕の夢に出てきたのと同じ・・・・・・まさか・・・・・・!でも・・・・・やるしかない!!)

インキュラス「グオオオオオオフゥゥゥゥゥ」

怪獣インキュラスは落下し、ビルに直接ぶつかり、ビルが粉々になる。

地上に着地したインキュラスはさっそく大暴れを開始した。

そのため、周りの建物が壊され、人々は逃げ惑った。

インキュラス「グオオオオオオフゥゥゥゥ」

テブリッシュ「全機、攻撃開始!!」

シュドー「バルカン発射!!」

コリス「発射!!」

ガガガガガガガガガガ  三機のスカイラッシュはインキュラスにバルカン一斉射撃を浴びせる。

ズガッドカァァンズドォズガァン

インキュラス「グオオオオオオフゥゥゥゥゥ」

インキュラスは受けてしまうが、なんとか耐える。インキュラスは反撃を開始した。

ビビビビィィィィィィィィ  インキュラスは無数の目から青色の光線を発した。

テブリッシュ「よけろ!!」

スカイラッシュ三機は光線を間一髪避けた。

コリス「こ・・・のおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」

スカイラッシュZEROはインキュラスに近づく。

シュドー「コリス!無茶するな!!」

コリス「ええぃっ!!」

スカイラッシュZEROはダブル・レーザーを発射した。インキュラスは直接受けた。

インキュラス「グオオオオオフゥゥゥゥゥゥゥ」

インキュラスは口から紫色のガスを吐いた。

コリス「これは・・・・・・夢と同じ・・・・・!!」

ガスはスカイラッシュZEROを包み込んでしまう。ZEROも装甲が徐々に溶けていく。

コリス「くっ・・・・・!!」

スカイラッシュZEROは横に移動し、なんとかガス攻撃を避ける。

しかし、スカイラッシュZEROの動きがおかしい・・・・。

コリス「う・・・・・・目眩が・・・・・・・。」

コリスは失心しそうになり操縦できない。スカイラッシュZEROは地上に落下した。

シュドー「コリス!!」

テブリッシュ「む!なんだ!!あの女性の巨人は!!」

空から深紅の髪に露出が高そうな黒い色の派手な衣装を着た女性が舞い降りた。

しかし、その女性の姿は怪獣インキュラスとほぼ同じ大きさだった。

シャドー「・・・・・・・・・・・。」

シュドー「あいつが・・・・・・!」

テブリッシュ「シャドーか・・・・・!!」

シャドー「聞きなさい!!夢を忘れた哀れな人間ども!!私は悪夢のプリンセス、

シャドー!!あなたたち人間は夢を失いかけているわ・・・・・。

かわって私たちがそのあなたたちに悪夢を与えてあげるわ!!

夢の代わりに・・・・悪夢をね!!」

シュドー「そんな事させるか!!」

テブリッシュ「発射!!」

スカイラッシュ2機はさらにレーザーを発射。しかし・・・・・。

シャドー「ふん!!」

シャドーは左手からバリアーを出し、レーザーを防いだ。

シャドー「無駄よ!いくらあなたたちでも私を倒すことなんて不可能よ!!」

シュドー「今度はミサイルだ!!」

スカイラッシュ一号機はミサイルを発射した。  ドカァァァン

シャドー「ぐっ!!」

シャドーは間一髪避けるが、近くの地面にミサイルがあたり、爆発した。

その爆風がシャドーをひるませた。

シャドー「おのれぇ!ナイトメア・ブレード!!」

シャドーは右手からドス黒い光の剣を出した。

テブリッシュ「巨大な剣だと!?」

シャドー「はあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

シャドーのナイトメア・ブレードは一気に伸びて、二機のラッシュに迫る。

ズバァァッ ドカァァァァァン  伸びた剣は二機のラッシュを切り裂き、2機とも、爆発した。

しかし、二人の隊員はなんとか脱出した。

シュドー「危ねぇ女だぜ!!剣を伸ばしやがって!!」

テブリッシュ「地上で攻撃しよう!!」

パラシュートで地上に降りたシュドーとテブリッシュはさっそく専用銃を構える。しかし・・・・・。

シャドー「ふん!これはほんの序の口よ。インキュラスは人の夢に現れ、

悪夢を見せるのよ。つまり、あなたたちが眠りにつけばインキュラスが、

あなたたちを襲っちゃうかもね・・・・・おっほほほほほほほほほほ!!!!」

笑うシャドーはインキュラスをともに消えていった。

テブリッシュ「去ったか・・・・!」

シュドー「・・・そうだ!コリスを・・・・・!」

地上に落ちたスカイラッシュZEROの操縦席でコリスは眠っていた・・・・・。

コリスの夢の中

コリス「ここは・・・・・・・・?」

コリスの周りは真っ暗な闇だけで何も見えなかった。

しかし、そこに突然怪獣の鳴き声が微かに聞こえた・・・・・。

コリス「あの声は・・・・・・インキュラス・・・・・・!」

コリスの目の前に怪獣インキュラスが現れた。

インキュラス「グオオオオオオフゥゥゥゥゥゥゥ」

コリス「怪獣め・・・・・!ショワッチ!!」

コリスは再びウルトラマンになろうとするが・・・・・・・。

コリス「あれ・・・・・?また変身できない・・・・・?」

再び変身できないコリスに怪獣は容赦なくコリスをその巨大な足で蹴り飛ばした。

コリス「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

コリスはものすごくふっ飛び、インキュラスの前より離れたところに落ちた。

コリス「ううう・・・・・くあっ!」

コリスは立とうとするが、激痛でうまく立てない。そんなコリスの前にシャドーが現れた。

シャドー「あんたが、モモの弟とやらのコリス?かっわいいぃ~。

女の子のようね。顔も・・・・声も・・・・・・!」

コリス「あなたが・・・・シャドー・・・・・・。」

シャドー「そうよ・・・・・・。」

コリス「なぜ・・・・・人に悪夢を見せるんだ・・・・・・!!」

シャドー「それが悪夢のプリンセスとしての使命よ・・・・・・。そうだ。

あなたのエネルギー・・・ちょっと頂こうかしら・・・・・・。」

シャドーはコリスにじりじりと近づく。

コリス「な・・・・何するんだ・・・・?」

シャドーは問うコリスの胸に恐ろしい形相の顔を近づける。

シャドー「こういう事よ・・・・・・!」  ガブッ

シャドーはコリスの左胸を思いっきり噛み付いた。

コリス「うっぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

コリスはいきなり胸を噛まれ痛がる。

シュドー「ふふふふふ!!やられ声も女みたいね!あなたのその胸を食いちぎって、

その中に眠るエネルギーを吸い取ってやるわ!!」  ガブブゥッ

シャドーは再びコリスの胸を噛む。今度はさっきよりの倍だ。

コリス「うああああああああああ!!!やめてえええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

シャドーはコリスの胸を噛んだまま歯に力を付ける。そのため、

噛まれたところから血が少しずつ流れる。

コリス「あああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

コリスは叫んで、起き上がった。

コリス「・・・・・!?ゆ・・・・・夢・・・・・・・?」

コリスは夢から覚ました。ここは医務室だ。

モモ「コリス!大丈夫!?」

コリスがいるベッドの前にモモが来た。

つづく

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コリスはキッチンの部屋に来た。

ハリー「おはよう。コリス。あれ?どうした?」

起きたばかりのコリスは普段なら元気だが、何故か悪夢に苦しめられた後の表情だった。

コリス「・・・・いえ。ただ、悪い夢を見たんです。」

ハリー「そうかぁ。じゃあ、朝ごはんがあるぞ。今回はホットケーキだぞ~。」

コリス「ありがとうございます。・・・・・・・・。」

コリスは朝食を終えて、家を出る。DGC基地へ向かっていた。

コリス(僕の夢に出てきた怪獣・・・・そして、なぞの女性の声。あれはなんだろう?

でも、ただの夢だよね?あれが・・・・・現実に起こらなきゃいいけど・・・・。」

DGC基地

コリスは司令室に来た。

テブリッシュ「おはよう!コリス。」

シュドー「ん?なんか元気そうじゃないな。」

コリス「・・・・・・怪獣に襲われる夢を見ました・・・・。」

テブリッシュ「・・・・・悪夢・・・だな。」

シュドー「それならサキも同じだな。」

コリス「サキさんも?あ!」

コリスは席で落ち込むサキを見かけた。しかも彼女もなんかブルーのようだ。

サキ「・・・・はぁ~あ。」

コリス「どうしたんですか?サキさん。」

サキ「はあ・・・・・カービィ怖い・・・・・・。」

コリス「え?」

シュドー「あいつ、カービィに襲われる夢を見たってよ。」

テブリッシュ「君たちだけじゃない。俺が今日ここに来る途中、

偶然通りかかってた人も【やな夢見たなぁ・・・。】と言ったぞ。まるで、何かが流行りそうだな・・・・。」

シュドー「まさか・・・・・【怖い夢ブーム】になるんじゃないだろうな?」

テブリッシュ「たぶんそうだな。」

コリス(怖い夢・・・・・悪夢!まさか・・・・・・悪夢を司る者の仕業じゃ!?)

モモ「みんな。そろったわね。」

モモが来た。隊員たちは隊長の前で立つ。ただし、サキは暗い表情でちゃんと立ってない。

モモ(サキもやられたのね・・・・・。奴に。)

サキ「はぁ・・・・・・夢なんてどうでもいいや・・・・・。」

テブリッシュ「何言ってんだサキ!」

シュドー「そうだよ!隊長の前でそんな事。」

モモ「聞いて。最近、各地で人々が悪夢を見たとの報告が入ったわ。」

コリス「いい夢を見た人もいますよね・・・?」

モモ「今日はその人、なんか少ないそうよ。」

シュドー「まさか・・・・?でも、なんかそんな事もありってことですかねぇ?

明日になったらみんないい夢見れるかもしれませんよ。」

テブリッシュ「いや、隊長の言うとおり、今回も大事件が起こりそうだ。」

シュドー「マジかよ?」

モモ「マジよ!昨日私が言った事、覚えてる?」

シュドー「えーっと・・・・・あ、シャドギラーは黒幕の尖兵・・・・ですよね?」

モモ「そうよ。そして、その黒幕は・・・・・・・。」

テブリッシュ「知ってるんですか・・・・?」

モモ「・・・・・・・悪夢を司る者・・・・・シャドー・・・・!」

テブリッシュ「シャドー!?」

シュドー「シャドーだって!?」

サキ「しゃど~?」

サキは今でも元気がない。

コリス「・・・っ!?シャドー・・?」

テブリッシュ「・・・・しかし、そのシャドーをなぜ知ってるんです?われわれは知りませんが。」

モモ「私が子供の頃、この世界に舞い降りた異世界の女性よ。」

シュドー「その女性が侵略するとはねぇ。どんなお仕置きが必要かしらね?」

テブリッシュ「お前、その言葉、ヤヴァそうだぞ?」

サキ「そのしゃどーがわれわれになんのようがあるんですかぁ~?」

モモ「サキ!暗すぎ!真面目になりなさいよ。」

サキ「そんなこといわれてもあのあくむをわすれることはできないんです~。

ああ・・・・かーびぃこわいかーびぃこわい。」

モモたち「・・・・・・・・;」

コリス「・・・・・・!まさか、シャドーが僕たちの夢を・・・・!?」

モモ「そう。彼女が夢を悪夢に変えたのよ。」

テブリッシュ「なんですって!?」

シュドー「どうりで悪夢を司るってわけだ!」

サキ「おのれぇぇぇ~しゃどーってゆ~しんりゃくしゃめ~・・・・・・。」

サキはあまりの暗さとともに倒れた。

モモ「・・・・・・・;テブリッシュ、サキを医務室へ。」

テブリッシュ「了解。」

モモ「・・・と、いうわけでシャドーはすでにこの世界のどこかに来てるかもしれない。

念のためパトロールに来て。いいわね?」

コリス、テブリッシュ、シュドー「了解!!」

テブリッシュ「ほら。サキ。」

サキ「あぅぅ~。」

テブリッシュはサキを医務室へ連れて行った。

シュドー「いくぞ!コリス。」

コリス「はい。・・・・・・・。」

シュドーは先に司令室を出た。

モモ「・・・・・あなたもね、コリス。」

コリス「え?」

モモ「わかるのよ。あなたも悪夢に苦しめられたのね。

シャドーに聞いたわ。」

コリス「・・・・・姉さん。」

モモ「何?」

コリス「姉さんはシャドーとどんな関係があったんですか?」

モモ「・・・・・・私が夢を取り戻されるという使命にケチをつけたのよ。

でも、そんな彼女にも使命があったわ。もちろん、人に悪夢を見せる事。」

コリス「それで・・・・どうなったんですか?」

モモ「失敗に終わったわ。昔のシャドーは意地っ張りだけど、よく使命に失敗したわ。

たぶん、私に似てるわね。」

コリス「まさか・・・・彼女はその使命を再び・・・・?」

モモ「ええ・・・・・。今回はハードで攻めるつもりよ。シャドギラーを暴れさせたように・・・・!

彼女の使命は・・・・確実に成功するかも知れないわ・・・・。」

コリス「そんな・・・・・。」

モモ「でも、我々にも切り札がいるわ。」

コリス「え・・・・・?」

モモ「それは・・・・・あなたよ。コリス・・・・・ウルトラマンクリスタル!」

つづく

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この世には、昔、夢に満ちた世界がありました。しかし、

人類が夢と希望を失い始めたため、今までこの世を栄えたように多くに存在した夢の国が、

どんどん人類から離れていきます。

ですが、現在、人類が怪獣という恐怖の象徴と戦っている時代、

地球の外、宇宙に浮かんでいるマリンナーサより、

王女と王子が地球の人たちに夢と希望を取り戻させるため、地球に舞い降りました。

そして・・・・・2010年、12月20日。クリスマスが近い日。

コリスとハリーは、第34地区の街に来た。

そこでは、早くもクリスマスパーティの準備をしている人たちがたくさんいた。

買い物をしている人たちや無邪気に走る子供たちもいた。

コリス「随分、にぎやかですね。」

ハリー「そりゃそうさ!クリスマスは子供たちにとってお祭りだからな。」

コリス「そうですか。」

ハリー「ところで、コリス。君は何が欲しいんだい?」

コリス「そうですね・・・・・・。まだ、決まってません。」

ハリー「そうか。欲しいものが決まるとサンタさんがその欲しいものをくれるぞ。」

コリス「はい。昔、聞いたことがあります。」

DGC基地・司令室

サキ「今日はクリスマスかぁ。何もらおぅかなぁ?」

サキはクリスマスに浮かれていた。

テブリッシュ「おいおい。クリスマスもいいけど、俺たちはもう大人なんだぜ。」

シュドー「コリスはいいよなぁ。まだ、子供なんだからよぉ。」

サキ「あら、私だってまだ若いわよ。」

テブリッシュ「確かに若いがなぁ。」

モモ「でも、その若さならまだサンタさんは許してくれるわね。」

テブリッシュ「しかしですね、隊長。我々は大人であって。」

シュドー「コリスだけは子供だが。」

モモ「まあまあ。で、サキ。あなた、サンタさんに何をお願いするの?」

サキ「そうですねぇ。じゃぁ、フレンド・カービィにします。」

テブリッシュ「フレンド・カービィって、あのまるで、生きたカービィの人形と一緒に遊ぶあれか?」

シュドー「女の子に人気のようで、

第98地区の町の女の子たちに決まってカービィがついているって噂でしょ?」

モモ「そうそう。あれは私も欲しいくらいだわさ。」

一方、第34地区の町では・・・・・。

コリス「・・・・・・・・・・・。」

ハリー「どうした?コリス。」

コリス「・・あ。いえ、なんにも・・・・・。ただ、ちょっと思い出した事があったんです。」

ハリー「・・・・・・・?」

コリス(あの時、シャドギラーはああ言ってたっけ・・・・・・。)

コリスはソドー・リゾートで暴れた怪獣シャドギラーの言葉を思い出した。

シャド『悪夢の国。あなたと違うけど、同じなんだよ。マリンナーサの王子。

悪夢を司る者の使いだから・・・・・・・。』

コリス(・・・・・・悪夢を司る者・・・・・一体誰なんだ・・・・?)

DGC基地・司令室

モモも何やらを思っていた。

モモ「悪夢を司る者・・・・・あの時は相変わらずね。いや、

もっとも凶暴になったわね・・・・・・。シャドー・・・・・!」

シュドー「どうしたんですか?」

モモ「いえ、なんでもないわ。それより、シュドー。あのシャドギラー事件、覚えてる?」

シュドー「ええ。あの巨大な人型の怪獣の事でしょ。」

テブリッシュ「別名は・・・・・影怪人ですね。」

モモ「そう。私の感によれば、シャドギラーが黒幕の尖兵だと思われるわ。」

サキ「黒幕?」

モモ「そう・・・・・。私たちDGC・・・・・そして、ウルトラマンクリスタルの戦いは、

変わっていくと思うわ・・・・・・。」

モモの言葉に隊員たちは緊張した・・・。

その夜、コリスはハリー家に既に帰っていた。

コリス「じゃ、もう寝ます。」

ハリー「お休み。明日DGCの仕事、頼んだぞ。」

コリス「はい。」

コリスは自分の部屋に来て、パジャマに着替える。

そして、ベッドに体を乗せて、布団を自分の体に被せ、眠りについた。

コリス「・・・・・・・。」

果たして、コリスはどんな夢を見てるだろう・・・・。その夢の中へ・・・・・。

怪獣「グオオオオオオオフゥゥゥゥゥゥゥ」

ヤギのような姿をしているが、顔に目が多数ある怪獣がコリスに襲い掛かってきた。

コリス「怪獣!?ショワッチ!」

コリスはウルトラマンクリスタルに変身すべくウルトラ・ウォッチを天に掲げる。

コリス「・・・あれ?ウルトラマンになれない!?」

怪獣「グオオオオオォォォフゥゥゥゥゥ」

怪獣は口から紫色のガスを吐いて、コリスを苦しめた。

コリス「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

そして、コリスの体に異変が起きた。

コリス「か・・・・体が・・・僕の体が溶けていく・・・・!!」

コリスの体は徐々に溶けていく。さっきのガスは溶解ガスだったらしい。

コリス「い、いやだ!溶けないで!僕の体!!!」

謎の女の声『ムダヨ。マリンナーサノオウジ!コノセカイハモウ、

ユメモキボウモナクナッテシマッタワ!アナタタチノソンザイモココマデヨ!!』

コリス「う・・うああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

コリスは紫のガスに完全に包まれた・・・・・。

コリス「うわっ!!!!!」

コリスは夢から覚めた。

コリス「ゆ、夢か・・・・・・。今のは・・・・・悪夢だったか・・・・・・。」

つづく

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