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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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灰間「はあぁぁ・・・・っ。一体、

どうやって、あの魔獣をぶっ飛ばす?ティアーズの力が、

駄目だとすると、それ以上の力が必要らしい。けど、

ティアーズ以上の力ってあるのか?俺にとっちゃ、

ティアーズそのものだけでとっても凄ェと思った。

もっと・・・もっと凄ェもんを求めろってのか?」

灰間はペンダントの方を見て、こう声を出す。

灰間「なァ・・・。あの魔獣を倒すのに、

何が必要だと思うんだ・・・?」

その時、ペンダントが光り出す。だが。

灰間「・・・・自分で考えろって?ケチな奴。」

ペンダントは灰間に自身に、

考えさせるような答えを出したそうだ。

その時。屋上に大岩が来て、何か叫んできた。

大岩「灰間はここきゃのォ?」

灰間「っ!?お、大岩・・・・!?」

灰間は立ち上がって、彼の方に向く。

大岩「灰間ァ。わしとおどれの勝負、

何回行ったと思うんかいのォ??」

灰間「は?知らねーよ。なもん!」

大岩「99回や。そして、今。わしはお前に、

記念すべき100回目の挑戦を申し出ますわ!

この99回、ワレとわしは激しい殴り合いを続けた。

その結果、

お前は何と・・・全っ勝!!!わしは、0回やァ・・・・・。」

大岩は悔しさと暗さを込めて言うと、

灰間が嫌味そうな笑みを浮かべる。

灰間「はっ。それで、お前は100回負けようとしてんのか?

めでたいこった。そして、

お前は学園一の笑い者になるな。」

大岩「そら違うわィ!!この記念すべき100回こそ、

わしが初勝利をもぎ取り、

貴様は初めて敗北するんじゃ!!!!

今度こそ、ワレをギッタギタにしたるわぃ!!」

灰間「・・・・悪いが、俺は今、機嫌が悪くてね。

お前、病院送りじゃ済まねェぜ?」

大岩「おお!その意気じゃ!それくらいやらにゃ、

おもろくないんど!!わしもそのつもりで行くけ・・・・!」

大岩が言ってる途中に、

灰間が物凄い怒りの表情で彼の胸ぐらを掴む。

灰間「本当に殺すぞ・・・・!この野郎・・・・!!!」

大岩「・・・・・・・っ!」

大岩は今の灰間に驚き、止まった。そして、灰間は、

大岩の胸ぐらを放し、静かにこう言う。

大岩「・・・・明日の夕日。いつもの空き地に来んかぃ!

そこで100回目の決戦を始めんぞ。こりゃ。」

灰間「俺はとってもイライラしているんだよ。

今、お前なんかと喧嘩する気ねーんだよ・・・!さっさと、

どっか行け。お前を見ると殺意が湧くんだよ。」

大岩「・・・・・・・・っ!」

大岩は返事もせず、ドアの中へ入って消えた。

灰間「ち・・・・・っ!むっ!?」

その時、灰間の後ろの空間が突然、

ガラスのように割れてしまい、

そこに青い空間ができる。そこからバキシムの影が見える。

灰間「魔獣・・・・・っ!!」

バキシムの声『グフフフ・・・ッ!!私に勝てなくて、

イラついているようだなァ?灰間翔。』

灰間「何をしに来た・・・!!」

そして、青い空間から等身大のバキシムが出てきた。

バキシム『君はあの巨人・・・。人間が呼ぶ、

ウルトラマンの力を得て、

これまで我が同胞を多く殺したそうだな?

だが、

私はその力に対抗すべき大いに力を蓄えて来た。

今の私なら、貴様の持つ巨人の力に勝つ事ができる!!』

そして、バキシムは口から火炎を吐いた。

灰間「うわっ!!野郎・・・・!!」

灰間はその火炎を素早く避けて、変身しようとする。

バキシム『おっと!ここで変身しても、結果は同じだ!』

灰間「何ィ・・・・!?」 灰間はそう聞いて、変身を止める。

バキシム『お前などいつでも倒せる。俺はこれから、

人間共を狩るぞ。止めたければ止めるが良い。まあ、

結果は見えているがな。はっはっはっはっはっはっ!!!』

魔獣はバックで歩き、青い空間の中へ入る。

灰間「ま、待て・・・・っ!!」

割れた者が青い空間へ集まり、元の空間に戻った。


夜。とある暗い町に、サラリーマンの男がいた。

サラリーマン「はぁ・・・。やっぱり会社は疲れるぜ。ん!?」

その時、サラリーマンは目の前に、

青い空間がある事に驚く。

サラリーマン「こ、これは・・・・っ!!?」

その空間にバキシムがいて、

両目からの光線でサラリーマンを焼き殺す。

バキシム「グガガガガガガガガガアアァァァァ」

サラリーマン「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」


そして、とある廃坑ビルの中で、

複数のチンピラの男たちがいた。

そこにも、青い空間が現れ、バキシムが出てきた。

バキシム「グガガガガガガアアアアアァァァァ」

男A「う、うわあああぁぁぁぁ!!

何だ!?こいつ!!」

男B「化け物だ!!逃げろおおぉぉぉ!!!」

魔獣は口からの火炎で男たちを一気に焼き殺す。


あるビルのどこかの部屋にもバキシムが現れた。

女性たち「きゃああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

カラオケをしていた女性たちが、

バキシムの頭部の角から発する、

雷を受けて全員、とても醜い死体となってしまう。

バキシム「グガガガガガガアアアアァァァァァ」

そして、バキシムは部屋から出て、廊下で暴れ出す。

廊下に歩いていた男「うわあああああぁぁぁぁぁぁ!!!??」

そして、ビルは炎上し始め、やがて一部が爆発する。


暗い公園で人を殺した等身大のバキシムを、

灰間と日下部が見つけ、バルガンの銃弾で攻撃する。

日下部「くらいなさい!!!」

バキシム「グガガガガアアアァァァァァ」

だが、バキシムには全く通用せず、魔獣は青い空間の中へ、

逃げ込む。その青い空間が元の空間へ戻る。

灰間「くっそおおぉぉぉ・・・・!!」


次の日。学園のクラスで、野口が灰間に話しかける。

野口「また、魔獣を逃がしちゃったのね・・・。」

つづく

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