バンジョー「ど、どうしたのですか?ワニさんたち・・・^^;」
バンジョーは冷や汗を流しながら笑顔で聞いてみる。
ワニ「聞いたぞ・・・!熊と鳥!
貴様たち。デスブラザーだなっ!?」
カズーイ「ちょっ!?また、その展開かしら!!?」
アシナガ「誰でェ!?
こんな事を起こしやがった奴は!!」
ミル「恐らく、
誰かが私たちの会話を密かに聞いたらしいわね。」
テル「不死の魔術師・・・!貴様っ!!」
マンボ「マンボのせいじゃない。だが、
これは大変。マンボたちも巻き込まれそう・・・!」
ワニ「デスブラザー!!てめェのせいで、
この世界は混沌に満ちてんだよ!!その罪は、
とっても重いから、覚悟しろぁ!!!」
カズーイ「やっと休めるかと思ったのに、
また戦いが始まろうとしているなんて・・・!」
バンジョー「デスブラザーに休みとかないのかな・・・。
でも、大丈夫。今の僕らにはテルとミル。それに・・・!」
そう。バンジョーとカズーイには仲間がいる。
テルとミル、アシナガがいるのだ。だが。
ワニ「そこの人間二人!!この熊と鳥はデスブラザーだ!!
今すぐ逃げた方が良いぞォ!!!」
バンジョーとカズーイ「えええぇぇぇぇっ!!!?」
バンジョーとカズーイはワニの発言に驚く。ワニたちは、
テルとミルが、
バンジョーとカズーイの仲間である事を知らないらしい。
バンジョー「ち、違う!!この二人(ミルとテル)は、
僕らの仲間なんだ!!だから・・・・っ!」
ミル「いえ。もう・・・仲間じゃない方が良いかもね。」
バンジョー「み、ミル・・・!!?」
その時、ミルの冷たき発言にバンジョーは動揺する。
テル「お前たちとは元々仲間になったワケではない。
同じグランティを倒すために、
お前たちの力を利用しようとしただけだ。」
カズーイ「あ、あんたたちィ・・・!!」
アシナガ「お、おい!!お前ら!!
簡単に裏切るのかよっ!?」
ミル「ま。今は争いに巻き込まれるのはごめんだしね・・・。」
テル「ワニ共の犠牲になって良いのは、デスブラザー。
貴様たちだけだ・・・・・・。」
バンジョー「ふ、二人とも・・・・っ!」
ワニ「やっちまえ!!!!!」
そして、
複数のワニたちが一斉にバンジョーとカズーイに襲いかかる。
ワニたち「ガアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!!」
バンジョー「く・・・っ!!」 カズーイ「だあぁぁっ!!」
カズーイが嘴で3匹のワニを突き飛ばす。
ワニたち「うわっ!!」 バンジョー「カズーイ・・・!」
カズーイ「くぅ・・・っ!ちょっと!
そこのガイコツ!!」
カズーイはマンボに向かって怒鳴る。
マンボ「ガイコツ?マンボの事か?」
カズーイ「こうなったのも、あんたの責任よ!!
仲間になるんでしょ!?だったら、助けなさいよ!!!」
マンボ「・・・・今、やって良い時ではない。」
カズーイ「はぁ!?あたいたち、今ピンチなのよ!?
何とかして助けてよ!!本当に!!!」
バンジョー「僕からも頼む・・・・っ!」
アシナガ「そ、そうだぜ!!骸骨さん!!
俺からも・・・!」
マンボ「・・・・・逃げろ。」
バンジョー「えっ!?逃げろって・・・・!」
マンボ「今は自力で逃げろ。そうすれば、
マンボ。お前たちを助ける方法を探す。」
カズーイ「自力って・・・!くっ!!」
出入り口の前には、複数のワニたちがいる。
バンジョー「こんなにいると言うのに・・・!」
カズーイ「こうなったら、ヤケクソよ!!!」
バンジョーとカズーイ「でやあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
つづく
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