灰間「魔獣め・・・!何て事をしやがる。」
日下部「・・・・着陸してみましょ。人に聞けば、
何かわかるかも知れないわ・・・・。」
その時、青い空に突然、青いヒビが入り始めた。
普通なら空にヒビは入らないハズ。
この異変を見た灰間と日下部は驚く。
灰間「っ!!見ろ!!空が変だぞ!!!」
日下部「青いヒビ!?これはどう言う事!!?」
そして、ヒビが大きく入っていき、やがて亀裂となり、
多くのヒビが割れてしまい、空に穴ができてしまった。
その穴からは青い空間が見えていた。それと同時に、
灰間のペンダントが少しだけ光り始める。
灰間「魔獣が出るぞ!!!」 日下部「えっ!?」
青い空間から異形な姿の魔獣が現れた。身体の色が、
ほぼ青とオレンジ。目は緑色で、
頭に1本の大きな角が生えていた。
この魔獣はあの超獣バキシムそのものの姿をしていた。
バキシム「グガガガガガガガガガアアアアァァァ」
日下部「あ、あれは・・・・バキシム!!!」
灰間「バキシム!?」
日下部「昭和時代で、
異次元人ヤプールが操る超獣の1匹よ!
けど、今回の魔獣が、その超獣に似ているなんて・・・!!
灰間!!カメラシステムを使って!!
奴の姿を撮るのよ!!」
灰間「わかった!!!」
バキシム「グガガガガガガガアァァァァ」
その時、
バキシムはバルワンダー1号が近づいて来る事に気づく。
そして、口から火炎を放射して、バルワンダーを襲う。
日下部「危ない!!!」 1号は何とか敵の火炎を避けた。
さらに、1号はレーザーバルカンで魔獣を攻撃する。
バキシム「グガガガガガガガガガアアアァァァァ」
レーザーバルカンを浴びて驚くバキシム。
その時、割れたハズのヒビが、
急に魔獣のいる青い空間に近づき、
その多くのヒビが合わせていき、
元の青い空の一部に戻った。
灰間「ヒビが空に戻っていく!!?」
これにより、魔獣のいる青い空間は消えた。
日下部「もしかして、逃げたのかしら・・・・?」
その時、地上に近い空にまた青いヒビが入る。今度は、
さらに大きくなり、一気に割れた。そこから、
青い空間が出て、またもバキシムが出現した。
バキシム「グガガガガガガアアアアァァァァァァ」
バキシムは動き出そうと、足を出す。その足が大地を踏み、
ついにバキシムは地上に出てしまった。それを見た、
人々は恐怖と驚きで一斉に逃げ惑う。
灰間「魔獣が地上に出たぞ!!」 日下部「やる気ね!!」
バルワンダー1号は火薬状バルカンでバキシムを攻撃する。
バキシム「グガガガガガガガガガガアアアアァァァァ」
攻撃を受けた魔獣は耐え抜き、1号の方へ向いた。
日下部「これでもくらいなさい!!!」
1号は強力なビーム光線を発射した。
バキシム「グガガガガガガアアアアアァァァァァァ」
魔獣は両手を前に出す。
すると、魔獣の前に青い光の壁ができる。
その壁により、光線が跳ね返されてしまう。
灰間「強力ビーム砲が効かないだと!!?」
そして、光の壁が消えると、バキシムは両手から、
紫色のレーザーバルカンを連射した。
1号はこれを素早く避ける。
バキシム「グガガガガガガガガガガアアアアアァァァァァ」
さらにバキシムは頭の角から強烈な電撃を放電し始める。
その電撃は複数にあり、それぞれ数ヶ所で爆発を起こす。
1号も焦って、複数の電撃を避け続ける。
灰間「畜生・・・!何て凄ェ魔獣だ・・・・っ!!」
つづく
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