バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST
第80話・法律の決まり
弱者が狩られし街、ステーションしてぃ。その街に訪れた、
バンジョー一行はこの街で新たな年を迎える。しかし、
そこにクラッシャーのエルメェス隊に襲われ、
ボトルズを人質に奴隷とされる。そして、彼らと共に、
悪魔の犬、ドッゲノクを使って街を支配する、
警察のアジトである署。そして、
グランティの策により、
ジグソーがあると思われる銀行へ向かう、
バンジョー一行とクラッシャー。それぞれ、
必死に戦ったが、クラッシャーの戦士、
タルトとツースが死んでしまう。
銀行にジグソーがある事を嘘にしていたグランティの幹部、
キッカを新技、キャノンエッグで撃破した。
あの戦いから次の日。雨は降り続けている。
廃墟となったビルの近くに、
多くの墓が建てられていた。しかし、
その墓は作り物で、木の板に名が彫られているだけであった。
その中には、タルトの名やツースの名もあった。
バンジョー「・・・これから、どうするのですか?」
エルメェス「・・・・私たちは別の廃ビルを探して、
そこを新たな拠点とします。そして、
しばらく、静かに隠れて、戦いの傷を癒したいのです。」
ロドシー「そうね。その方が良い。
あなたたちは十分に戦ったのだから。」
テナン「それに、この街に、
新しい警察の部隊が来るらしいよ。
しかも、その警察は新たなステーションしてぃ署として、
物凄い戦力を誇っているんだ。ちゃんと、
ドッゲノクも多く使役している・・・!」
エルメェス「私たちはタルトやツースのためにも、
この命を懸けて、この街の弱者たちを守り抜くつもりです。
そして・・・・。」
エルメェスは4つのジグソーをバンジョーに渡した。
ボトルズ「これは、キッカから奪ったジグソー!?」
クリグミ「僕たちに分けてくれるの!?」
エルメェス「ええ。あなたたちには迷惑をかけていた。
そのお詫びとして・・・。」
カズーイ「ふん!当然ね。大いに喜ばせて頂くわ!
やったーっ!これでジグソーゲットだわ!!」
バンジョー「・・・・・・っ。」
カズーイは大いに喜んだが、
バンジョーの表情は切ないままだった。そのまま、
4つのジグソーをゲットし、56個目となった。
そう。全部で56個を手に入れたのだ。
エルメェス「あなたたちはもう自由よ。
どこへでも好きなだけ行くと良いわ。
それでは、皆。行きましょう。」
エルメェスが歩くと、
全てのクラッシャーの戦士たちも歩いた。
こうして、エルメェス部隊はどこかへ去った。
フラエ「・・・ククク。さて!いよいよだな。」
プルレス「え?何がいよいよなの?」
その時、ミクスが涙を流し始めた。
ミクス「う・・・っ!ひっく・・・。ぐす・・・。」
プルレス「っ!?ど、どうしたの!?ミクスちゃん!」
ユミ「実はバンジョー君たちに悲しいお知らせがあるの。」
バンジョー「っ!?何だって!!?」
ガンズ「いや、むしろ嬉しいお知らせなのだが。」
カズーイ「どっちなのよ!?」
つづく
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