バンジョーたちは思っていた。
マンボは今、どこで何をしているのか?
そんなマンボの行動を実際に見てみよう。
マンボはある荒野で多くのグラントリングたちと戦っていた。
マンボ「マジックソード!!!!」
マンボはマジックソードでそのグラントリングたちを斬った。
グラントリングたち「うぎゃああああぁぁぁぁぁ!!!!!」
残った4人のグラントリング。その中心にいるのは、
派手な髪に眼鏡をした人間の男であった。しかも、顔がブサイク。
人間の男「クソが・・・!撃てェ!!!」
4人のグラントリングがマシンガンでマンボを攻撃する。
マンボ「マジックバーリヤ!!!」
マンボは魔法の壁で、無数の銃弾を防いだ。
マンボ「はあああぁぁぁぁぁ!!!」
マンボは再びマジックソードに切り替え、
4人のグラントリングを斬った。
グラントリングたち「ぎえええぇぇぇぇ!!?」
マンボ「終わりね。グランティ第74小隊の隊長、ドマノ。」
人間の男はドマノ。グランティの戦士であった。
ドマノ「終わりだ?まだ決まってねェだろ!!」
ドマノはピッケルを持ち出し、それでマンボを攻撃する。
ドマノ「死ねええぇぇぇ!!」
だが、マンボはこれを簡単に避ける。
マンボ「マジックスパーク!!!!!」
マンボはマジックスパークでドマノを弾き飛ばした。
ドマノ「ゆびゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???」
ドマノは倒れた。マンボの活躍により、
また一つ、グランティの部隊は壊滅した。
だが、そんなマンボの活躍を、岩陰から何者かが見ていた。
その何者かがすぐにどこかへと行ってしまう。
マンボ「・・・・っ!?」
マンボはその気配に気づいた。
マンボ「誰か、マンボの活躍、見た。
気配、辿って追ってみよう・・・。」
マンボはその気配を追うように移動した。
数分間、この荒野を歩き続けている。そこに、
複数のグラントリングの死体があった。そして、
それぞれ凶器を持って笑う人間たちがいた。
人間の男性A「ククク・・・!」
人間の男性B「けけけ・・・!」
マンボ「・・・・おい。お前ら。」
人間たち「ああ!!?」
マンボ「このグラントリングたち、お前たちがやったのか?」
人間A「ああ、そうよ。
何せ、俺らはクラッシャーだからなァ!」
人間B[俺たちゃクラッシャーの第27中隊!
グランティも政府も、邪魔する奴は全て虐殺するぜェ!?」
マンボ「クラッシャーか・・・。なら、良い。」
マンボはその場を去ろうとするが、
一人のクラッシャーの戦士が銃を構える。
クラッシャーの戦士A「待てや。それ、どう言う事だよ?」
マンボ「言葉通りの意味。マンボもグランティと戦っている。
だから、同じグランティと戦うクラッシャー、戦わない。」
クラッシャーの戦士B「あぁ?一般のクセに、
何偉そうに言ってるんだ?コラ。」
クラッシャーの戦士C「俺らに喧嘩、売ってるのか?おい!」
マンボ「喧嘩、売ってない。マンボ、急用、ある。」
クラッシャーの戦士A「うるせえええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
クラッシャーの戦士たちがマンボに襲いかかる。
一人のクラッシャーの戦士のナイフを避けるマンボ。
マンボ「・・・・っ!?(こいつら、凄い狂気を感じる・・・。
マンボを本気で殺す気か・・・!?何て奴ら・・・・!)」
クラッシャーの戦士B「ぎゃあああぁぁぁぁぁ!!!」
クラッシャーの戦士Bが大剣でマンボに斬りかかる。
マンボ「マジックソード!!!」
マンボはマジックソードで防ぎ、弾き飛ばす。
クラッシャーの戦士D「おらおらおらおら!!!」
クラッシャーの戦士Dはマシンガンでマンボに射撃する。
マンボ「ふ・・・っ!たぁ!!!」
マンボは素早く避けて、そのマシンガンを斬る。
クラッシャーの戦士D本人を斬ってない。
クラッシャーの戦士D「おお・・・・っ!!?」
クラッシャーの戦士A「野郎・・・!」
クラッシャーの戦士Aは釘付きバットで殴りかかる。だが。
マンボ「とう!!!」
マンボは地面を斬り、衝撃でクラッシャーの戦士Aをさがらせる。
マンボ「こうなれば・・・!マジックスリープ!!!」
マンボは杖の先端からピンク色の光を発した。
その光を浴びたクラッシャーの戦士たちは急に眠ってしまう。
マンボ「こいつら。物凄いストレス、感じた。だから、
何の関係のないマンボ、手を出そうとした。」
マンボは荒野を歩き続ける。その時、前方に川が見える。
マンボ「川・・・。せっかくだし、水飲む。」
マンボは喜んでいるか、川へと向かう。しかし、
その川に廃棄物を捨てている人間たちがいた。
マンボはそれを見て、怒る。
マンボ「お前ら!何をしている!?」
人間の少年「見てわかんね?
捨ててんだよ。いらねェ物をよ!」
マンボ「そのせいで、川、汚れている・・・!
お前たち、自然、破壊している。それ、立派な犯罪!!」
人間の少年「うるせーんじゃ!ボケ!!
俺らクラッシャーに立て付くんじゃねェ!!」
マンボ「何!?お前ら・・・!クラッシャーなのか!?」
クラッシャーの戦士「ああ!そうだよ!!
俺たち第27中隊は今、
仕事をしてるんだぜ?その仕事を邪魔する奴は許さぬ!!」
クラッシャーの戦士たちはそれぞれ武器を構える。
マンボ「クラッシャー!何故、自然、汚す!?」
クラッシャーの戦士「は?自然なんて知った事じゃねーし。
それに、俺らクラッシャーはな。
世界の平和のために戦うんじゃねェ。
そう。自分たちのためだけに戦ってんだよ・・・!
はははははは!!!」
マンボ「その自分たちのためだけで、
自然。汚すのか・・・。許さん!」
クラッシャーの戦士「ほざけえええぇぇぇぇぇ!!!!」
クラッシャーの戦士たちはマンボに襲いかかる。
マンボは杖を前に出す。
マンボ「マジックアンチオゾン!!!!」
マンボは杖の先端から茶色い光を発した。
それを浴びたクラッシャーの戦士たちの身体が、
それぞれ腐ったり酷く焼けたり崩れそうになったりした。
クラッシャーの戦士A「ぎゃああぁぁぁぁぁ!!!??」
クラッシャーの戦士B「苦しいいいぃぃぃぃぃ!!!!」
クラッシャーの戦士C「何だこりゃああぁぁぁぁぁ!!????」
クラッシャーの戦士D「助けてえええぇぇぇぇ!!!!!」
クラッシャーの戦士「ひ、ひいぃぃぃ!!?」
一人だけ魔法を浴びてないクラッシャーの戦士が、
その恐ろしい光景を見て、急に怯えた。
マンボ「安心しろ。この魔法、
数時間経てば、消えるから、死なない。
その代わり、魔法、消えるまで、この残酷な苦しみ、続ける。」
クラッシャーの戦士「ぴ、ぴああああぁぁぁぁぁぁん!!!!」
魔法を浴びてないクラッシャーの戦士は泣きながら逃げた。
マンボ「何故、クラッシャー、こんな事を。
よし!突き止めてやる!」
マンボは後を追うように歩く。
クラッシャーの戦士を気づかれずに追跡したマンボ。
そこに、木と藁で造られた家が多くあった。これは村だ。
マンボ「村か・・・。ここが、クラッシャーの基地?」
マンボはその村へと入った。その時、
村から一人の人間の男性が慌てて逃げて行った。
男性「た、助けてくれえええぇぇぇぇ!!!!」
そして、猛牛の顔をした怪人の二人が出てきて、
その男性を殺そうとした。
猛牛の顔をした怪人「死ねえええぇぇぇぇぇ!!!!」
二人の怪人はそれぞれ長刀と長剣で、
その男性を殺してしまう。
男性「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???」
マンボはこれを見て、驚く。
つづく
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