タルトは倒れるが、その状態でも連射を続け、
ブルーグラントリングを襲う。
ブルーグラントリング「ぐふふふふ・・・!!」
しかし、ブルーグラントリングはまた避けて、
タルトの腹を思い切り殴る。
タルト「おぎゃああぁぁぁぁ・・・・!!」
テナン「タルト!!・・・ひっ!?」
テナンの近くをグラントリングたちが囲む。
だが、タルトはその複数のグラントリングを射殺する。
タルト「逃げろ・・・!テナン・・・・!!」
ブルーグラントリング「喋んなや!!」
ブルーグラントリングがタルトを殴ろうとする。しかし。
タルト「おらっ!!」
タルトはそんなブルーグラントリングを蹴り上げる。
ブルーグラントリング「ぐあ!?やるじゃない!!」
ブルーグラントリングは蹴り返すが、タルトはバック転で避けた。
立ち上がったタルトだが、再び血を吐いてしまう。
タルト「ごは!!?」
テナン「いかん!!タルトの生命が危機に達している・・・!」
タルト「おらあああぁぁぁぁ!!!」
タルトは銃弾を連射するが、また避けられる。
ブルーグラントリング「ははは!!きえええぇぇぇ!!」
ブルーグラントリングはまたもタルトを殴る。その時。
タルト「ぐ・・・っ!どらああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
タルトは狙っていたのだ。敵が急接近し、
その急接近で反撃できる事を。
タルトは狙い通り、近距離で連射を行い、
ブルーグラントリングを攻撃した。
ブルーグラントリング「うぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」
ブルーグラントリングは倒れた。しかし、
タルトの周囲には、
グラントリング、警察、ドッゲノクの多くが囲んでいる。
警察「負け組が調子乗りやがって・・・・!!」
タルト「負け組にしたのは誰だと思ってんだ?お・・・!?
全部・・・全部・・・!全部全部全部・・・・!!
てめェらのせいだろうがあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
タルトは周囲の敵たちに連射し、複数倒す。その時、
他のグラントリング、警察、ドッゲノクの多くが動き、
タルトを襲う。
しかし、タルトは負けずに連射して、倒し続ける。例え、
剣に斬られても、銃弾に撃たれても、
打撃を受けても、噛み付かれても。
数多の攻撃を浴びながらも、タルトは耐え抜いて攻撃し続けた。
テナン「タルト・・・・!!!(攻撃を受け続けながらもなお、
銃弾を撃ち続けている。
それ程、憎しみのパワーがあると言うのか・・・!?)」
テナンは助けに行きたいが、他のグラントリングとの戦いで、
今はそれができないのだ。タルトは戦い続けている。
タルト「てめェら皆、
死ねええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
銀行の外では、ユミがミクスが眠っているところを見ていた。
ユミ「とっても疲れているみたいね・・・。
ここに、敵が来ないと良いけど・・・・。っ!?」
突然、足音が聞こえたので、ユミは後ろの方を向く。
そこに、ロドシーたちがいた。
ロドシー「ユミ・・・・。ミクス・・・・。」
ユミ「ろ、ロドシー部隊長・・・・・・。」
ミクス「ぶ、部隊長・・・・っ。」
ミクスも目覚め、起き上がる。
ロドシー「・・・久しぶりね。ユミ。」
ユミとミクス「・・・ロドシー部隊長おおぉぉぉぉ!!!」
ユミとミクスは泣きながら、ロドシーに抱き着いた。
ロドシー「また、会えたわね・・・・。さァ。
後はガムロ、フラエ、ガンズだけよ・・・!」
銀行では、ブレンティがまだ敵と戦っていた。
ガムロ「おらおらおらおらおらああああぁぁぁぁぁ!!!!」
ガムロは凄まじいラッシュで警察やドッゲノクを複数倒す。
しかし、まだ敵の数は多く残っている。
フラエ「くそっ!キリがねェ・・・!!」
ガンズ「数が多すぎる・・・・!」
ガムロ「踏ん張れ!我々はブレンティ最強のメンバーだぞ!?
こんなところで倒れたら、クラッシャーの名誉はどうなる!?
援軍の数もほぼ失っている・・・!
ここは我々だけでもやるのだ!!」
フラエとガンズ「おう・・・・!!」
その時、ロドシー、ユミ、ミクス、
多くのブレンティメンバーが歩いて来た。
ガムロ「っ!!ロドシー部隊長!!」
フラエとガンズ「部隊長・・・・!」
ロドシー「また会えたわね・・・。ようやく、
ブレンティの主力メンバーが揃ったと言う事ね。」
ガムロ「よ、よくぞご無事で・・・・っ!」
ガムロは涙を流し、ロドシーに向かって頭を下げる。
フラエとガンズも涙を流して、微笑む。
それ程、ロドシーたちに会えて嬉しいのだ。
ロドシー「皆。無事に我が部隊に戻れて、実に嬉しいわ。」
フラエ「ああ。これでブレンティは復活したぜ!!」
ガンズ「もはや我らに恐れる物はない!!」
ロドシーたちは目線を向ける。
無数の警察、ドッゲノク、グラントリングに。
グラントリング「ぶ、ブレンティだ・・・!
ブレンティの軍団だ!!」
ドッゲノク「マジかよ!?いくら俺らでも勝てそうにねェぞ!?」
警察「俺たち・・・殺される!!?」
ロドシー「さァ。皆。突撃よ!!!」
つづく
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