エスメラルダ「ついにワニ族への攻撃を開始するのね。」
イエローボス「ゲコ。お前のラミジャはどうしている?」
エスメラルダ「ごめんなさい。彼はまだ治療を受けているわ。
もし、あんな怪我をしてなかったら、協力できたのに・・・。」
イエローボス「そうか。だが、心配する事はない。俺らカエル族は、
まだ数万匹も存在しているゲコ。これから、援軍として、
イエロー1000匹。通常3000匹を出そうと思う。」
エスメラルダ「そ、そんなに多くを出すの・・・!?」
イエローボス「昨日のカメ族攻撃では、先攻隊100匹くらい出した。
だが、カメ族にはあの熊と鳥がいたと判明したか、油断したかで、
失敗してしまった。あの熊と鳥のせいで、多くの兵を無駄にするワケにはいかん。
だから、今日はワニ族を本気で叩き潰そうと思ってな。ゲコゲコ。」
エスメラルダ「そう・・・。では、私はラミジャのところへ行くわ。」
イエローボス「ゲコ!明日までに治すように言っておけよ。」
エスメラルダ「・・・・・・・・っ。」
エスメラルダは部屋を出た。
カエル族の住み処を歩くエスエメラルダは周りを見て、歩いていた。
ここでは、一般の赤いフリビッツたちが平和を満喫していた。
例えば、親子が仲良くピョンピョンと移動したり、
数匹の子供が楽しそうにはしゃいだり、1匹の若者がゲーム機で遊んだり、
1匹のギャルっぽい者が携帯をしていたり、他のカエルもそれぞれ楽しんでいた。
エスメラルダ(こんなに平和に見えるのに、ここ以外は地獄だなんてね・・・。
もし、ここを他の種族が知ったら、きっと、ここのカエル族が悲しむわ。)
フリビッツA「あっ!!グランティの人間だ!!」
フリビッツB「離れろ!!何されるか、わからんぞ!!」
エスメラルダに近づいたフリビッツたちは恐怖を感じて、逃げた。
エスメラルダ「私ってそんなに恐ろしいのかしら・・・;まあ、
仕方がないわよね。私には・・・・。」
ワニ族の住み処の前では、既に大勢のカエルたちがいた。
イエローフリビッツも普通のフリビッツもそれぞれ無数にいる。
フリビッツたち「ゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコ!!!!!!」
イエローフリビッツ「ゲロゲロ!!ここに、ワニ族の住み処があったとは・・・!
だが、その住み処ももはや御終いよ!!野郎共!!!
一気に奴らを皆殺しにしやがれええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
1匹のイエローの叫びに、全てのフリビッツが一斉に跳びかかる。
その時、そんなフリビッツの前に、いきなり大勢のワニが跳びかかって来た。
その先頭には、ミスターバイルがいた。
ワニたち「ぐおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
イエローフリビッツ「何っ!?いきなり、そう来るか・・・!!」
ミスターバイル「野郎共!!俺様に続けワニイイイィィィィ!!!」
バイルはそう言って、1匹のイエローを噛み付き、倒す。
複数のワニたちも複数のフリビッツを喰い殺し始めた。
イエローフリビッツA「ゲロオォォ!!」
イエローフリビッツB「ざけんじゃねええぇぇぇぇ!!!」
イエローたちがワニたちを多く倒していく。イエローの突進で、
ワニは致命傷になって倒れて行く。だが、それをバイルが許せない。
ミスターバイル「ワニワニイイイイィィィィィィ!!!」
バイルは3匹のイエローを突進で吹き飛ばす。
イエローフリビッツたち「うわああああぁぁぁぁ!?」
その時、右の方から1匹のイエローフリビッツがバイルに突進をする。
イエローフリビッツ「このォ!!」 ミスターバイル「ワニィ!?」
突進を受けたバイルはひるむが、すぐに反撃を開始する。
ミスターバイル「ワニイイイイィィィィィ!!!」
バイルは尻尾を思い切り振って、そのイエローに打撃する。
イエローフリビッツ「ゲコオオオォォォ・・・・ッ!!」
打撃を受けた1匹が倒れるが、他のイエロー数匹がバイルを囲む。
イエローフリビッツA「俺たちでワニ族のエースを抑えろ!!!」
イエローフリビッツB「大勢でかかれば、流石に敵わんだろうよ!!」
ミスターバイル「ワニイィィ・・・・!!」
ワニ「ミスターバイルを援護しなきゃ・・・!うわ!!!」
バイルの援護に向かおうとしたワニたちが、
多くのフリビッツの攻撃を受けて、倒れる。
フリビッツ「今だ!!ワニ族の住み処へ突入しろおおおおぉぉぉぉ!!!!」
そして、多くのフリビッツたちがワニ族の住み処へと進んでしまう。
ミスターバイル「しまったワニ!!!おのれええぇぇぇ!!!」
バイルは1匹のイエローを突進して、住み処へ進む敵部隊を止めようと走る。
イエローフリビッツ「悪あがきすんな!!ボケ!!!」
2匹のイエローがバイルに体当たりする。バイルはこれの苦痛する。
ミスターバイル「ワニイイィィ・・・・!!」
ワニ族の住み処へと入ってしまった大勢のフリビッツ。
その恐怖に怯えながら逃げ惑う一般のワニたち。そして、
住み処に残っていた多くの戦士のワニたちがフリビッツたちと戦っていた。
ワニA「くそったれええええぇぇぇぇぇ!!!!」
ワニB「この住み処を荒らさせてたまっかああああぁぁぁぁぁ!!!」
この攻防戦でフリビッツたちが複数に倒れるが、ワニは多く倒れて行く。
逃げ惑うワニたちの中には、クロコタスたちがいた。
アオ「どうしよう・・・!ついにカエル族がこの住み処に来ちゃったよ。」
アカ「このままじゃ、壊滅しちゃう!!どうしよう!!」
恐怖を感じる4匹だが、ミドリは何故か勇気を見せるようにこう言う。
ミドリ「諦めちゃいけない!!この住み処には彼がいるんだ!!」
そう。この住み処には、不死の魔術師であるマンボがいたのだ。
マンボは今、ワニたちと一緒にこの住み処を守ろうと戦っているのだ。
マンボ「マジックソード!!!!」
マンボは杖を光の剣に変えて、多くのフリビッツを斬っていく。
イエローフリビッツA「おい!!何だ!!このふざけた怪人はよ!!」
イエローフリビッツB「構わん!!ぶっ殺しちまえ!!!」
複数イエローフリビッツがマンボに襲いかかる。
マンボ「むっ!?とあああぁぁぁぁ!!!」
マンボは2匹のイエローを斬る。だが、残った1匹がマンボに突進する。
マンボ「くあぁ・・・・っ!?」
イエローフリビッツ「もういっちょォ!!!」
マンボ「ぐっ!!はぁ!!!」 マンボは攻撃に耐えて、その1匹を斬る。
イエローフリビッツ「ぐああぁぁ・・・!!こ、このォ!!!」
攻撃に耐えたイエローはまたもマンボを襲う。だが。
マンボ「せぃ!!!」 マンボはそのイエローを光の剣で突き飛ばして倒す。
だが、他のフリビッツがマンボを狙うようになる。
マンボ「むっ!!マジックソードビーム!!!!」
マンボは光の剣を思い切り横に振るう。すると、杖を包んだ、
光の剣が、光の三日月上のカッターとなって、
複数のフリビッツを一気に斬る。
フリビッツたち「うぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
そして、マンボは他のフリビッツたちの方に杖を向ける。
マンボ「マジックショット!!!!」
その杖の先端から、光の弾が次々と出てきて、
遠くのフリビッツたちを倒していく。
フリビッツたち「ゲロ!?」 「ぎゃ!?」 「ぶぎ!!」 「あげ!!」
光の弾を受けたフリビッツは血を吐いて倒れる。
マンボ「おおおおおおおぉぉぉぉぉ・・・・!!!」
マンボは次々と無数の光の弾を連射して、遠くのフリビッツを倒していく。
ワニA「す、凄ェ・・・!!何だ?あのゾンビ野郎。」
ワニB「ほ、本気で俺たちを助けているぞ・・・・!」
ワニC「もしかしたら、救世主かも知れねーぞ!!こいつぁ!!」
マンボ「このまま行けば、カエルども。全滅。いける・・・!」
イエローフリビッツの声「そこまでだあああぁぁぁぁぁ!!!!」
マンボ「むっ!?ああ・・・・っ!!」
マンボはある方向を見て、驚く。そこには、
多くのワニの子供たちが複数のイエローフリビッツに人質にされていた。
イエローフリビッツ「ゲコゲコ!!全ての戦士たちよ!!
これ以上、戦ってみろ!!
そうすりゃ、このガキ共をぶっ殺してやる!!
良いか!?ゲロ!!!」
子供のワニたち「ううぅぅぅ・・・・・っ。」
ワニA「ひ、卑怯だぞ!!てめーら!!!」
ワニB「それでも、この沼の住人か!!!」
マンボ「この住み処の一般人、人質にする。
その滅多にない方法を使えば、
その一般人を守る戦士たち、戦えない・・・!考えたな・・・!!」
マンボは人質のワニたちを殺せないために、動けない。
イエローフリビッツ「ぎゃははははは!!!見ろ!!多くのワニ共が、
人質のせいで、動きを止めちまったぞ!!今のうちに、
こいつらを一斉に地獄に落としちまええええぇぇぇぇ!!!」
1匹のイエローの叫びに、
多くにフリビッツが動きを止めたワニたちを攻撃する。
ワニA「うわっ!!!」 ワニB「ぎゃああぁぁぁ!!」
イエローフリビッツ「はははは!!やれ!!やれ!!」
その時、人質をとっているイエローたちの後ろから、
ミドリたち5匹のクロコタスが跳びかかって来た。
つづく
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