ゼルンチルダ「イッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!これも我が魔法の一つじゃ。
ガルプキン!!!今のうちに攻撃しまくらんかぃ!!!」
ガルプキン『キキキキキキキキキキキキキキキキキ!!!!!』
ガルプキンは両目から赤いビームを二つ発射して、
動けないティアーズに浴びせる。逃れる方法はない。
ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアアァァァァァァァ!!!!!!」
魔獣の光線を浴び続けるティアーズ。必死に身体を動かそうとしても、
ゼルンチルダの魔法によって身動き一つもできず、回避できない。
ゼルンチルダ「その調子じゃ!そのままティアーズに、
ビームを浴びせ続けよ!!イッヒッヒッヒッヒッ!!ヒッ!!?」
その時、ゼルンチルダの頭が急に爆発して、魔獣は苦しむ。
夜空からバルワンダー1号が飛んで来て、
1号がレーザーバルカンで攻撃したからだ。
ガルプキン「キシィエエエェェェェ」 ガルプキンはそれに驚き、攻撃を止める。
ゼルンチルダ「・・・・・・・・・・!!!」
ゼルンチルダが苦しむと同時に、ティアーズは地面に落ちて動けるようになる。
ウルトラマンティアーズ『魔法が解いたか!!これでいける!!』
叶野「魔獣が2匹・・・・!!異常反応の正体はこの2匹だったのか!!」
その時、通信機から上川の声が出た。
上川の声『上川よりバルワンダー1号へ!!上川よりバルワンダー1号へ!!』
叶野「どうした!?」
上川の声『魔獣2匹とティアーズが交戦している地点で、
怪しそうな小屋があります!!どうしましょう!?』
叶野「調査しておけ!!中に新たな魔族が潜んでいるかも知れない!!」
上川の声『了解しました!!!』
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!」 ゼルンチルダ「・・・・・!?」
ティアーズは物凄い蹴りでゼルンチルダを打撃する。
ガルプキン『キキキキキキキキキキキキキキキキキキキ!!!!!』
ガルプキンが突進でティアーズを突き飛ばす。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・!」
ティアーズは立ち上がるが、今度はゼルンチルダが蹴ってくる。
ゼルンチルダ「イッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!!!!!」
魔獣の蹴りを受けたティアーズはまたも倒れる。
ガルプキン『キキキキキキキキキキキキキキ!!!』
ガルプキンは倒れたティアーズに馬乗りになる。
ウルトラマンティアーズ「トウッ!!!」
ティアーズはパンチでガルプキンを殴り飛ばし、立ち上がる。
ティアーズと2大魔獣が戦っている最中で、
上川はゼルンチルダの小屋に近づき、扉に手を近づけた。
上川「本当は怖そうだから、入りたくなかったけど・・・。えぃ!!」
上川は恐怖心と共に扉を開き、その小屋の中に入る。
上川「お化けが出ませんように・・・・。」
ガルプキン『キキキキキキキキキキキキキキキキ!!!!』
ガルプキンは連続パンチでティアーズを苦しめるが、
ティアーズは負けずに、魔獣の顔を蹴る。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!・・・・・・!!」
さらにティアーズは手刀2発でガルプキンをさがらせる。
ゼルンチルダ「イッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!!!」
ゼルンチルダは両目を光らせると、ティアーズの周りに巨大な炎が湧いてくる。
ウルトラマンティアーズ『うわちちっ!!ほ、炎の魔法か!?』
ティアーズは炎に包まれそうな感じで苦しむ。
ゼルンチルダ「イッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!」
そして、魔獣は口から物凄い白いガスを吐く。そのガスで、
火炎が急に消えて、ティアーズは急に寒がる。
ウルトラマンティアーズ『つ、つめてェ!!これは冷凍ガスか!!』
ティアーズはジャンプして、回避する。そして、
空中からのチョップでゼルンチルダを攻撃。
だが、ゼルンチルダの身体が半分透明になり、ティアーズの攻撃はすり抜けた。
ウルトラマンティアーズ『これは・・・幻影魔法!』
ティアーズは後ろを向く。そこに、本物のゼルンチルダがいた。
ゼルンチルダ「イッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!行けィ!!ガルプキン!!」
ガルプキン『キキキキキキキキキキキキキキ!!!!』
ガルプキンが近づき、ティアーズを蹴り出す。
攻撃を受けたティアーズは、
パンチで反撃する。さらに、ティアーズは魔獣の両肩を掴んで、
思い切り投げ飛ばす。ガルプキンは倒れるが、すぐに立ち上がる。
ガルプキン「キシィエエエエエエエェェェェェェェ」
ガルプキンは口からの火炎でティアーズを攻撃。今度は命中した。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!!」 ティアーズは倒れる。
ゼルンチルダ「良いぞぃ!!このままティアーズを痛めつけろ!!!」
ガルプキン「キシェエエエエエエエエェェェェェェェェ」
ガルプキンはゼルンチルダの命令で前へ進む。立ち上がるティアーズ。
ウルトラマンティアーズ「ショワアアアアァァァァァッ!!!」
ティアーズは一気に走ってガルプキンに近づくが、
魔獣は右手で黒マントの一部を掴み、
その右手を思い切り振るって、近づいたティアーズを前へ倒れさせる。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・・・・!!」
ティアーズのカラータイマーが赤に変わった。3分が近い。
ガルプキン『キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキ!!!!!』
魔獣はティアーズを倒そうと走るが、ティアーズは両手の拳を光らせる。
ウルトラマンティアーズ「ティアーズナックル!!!!」
ティアーズはティアーズナックルでガルプキンの顔を何度も殴る。
ガルプキンはその無数に迫るパンチに耐える事ができない。
ウルトラマンティアーズ『おらァ!!!』
ガルプキン「キシェエエエエェェェェェ」
最後の1発を打つティアーズ。ガルプキンの顔はボロボロになりつつあった。
ゼルンチルダ「イッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!!!」
ゼルンチルダが火の球を出して、ガルプキンに迫るティアーズを攻撃する。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!!?」
攻撃を受けたティアーズは痛がり、ゼルンチルダの方を向く。
ゼルンチルダ「イッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!!!」
ゼルンチルダはジャンプして、ティアーズも同じくジャンプする。
二人はぶつかったかのように見えるが、
ゼルンチルダの身体が半分透明になる。
敵はまたも幻影魔法を使ったのだ。
ティアーズは着地して、本物のゼルンチルダの方を見る。
ゼルンチルダ「イッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!!」
そして、ゼルンチルダが3匹も増えた。これも幻影魔法のようだ。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!?」
ゼルンチルダ「さーて。どれが本物か、わかるかのォ?」
ティアーズは迷いながらさがり、ゼルンチルダは笑いながら近づいてくる。
その時、
バルワンダー1号がレーザーバルカンで3匹のゼルンチルダを一気に攻撃。
だが、3匹とも半透明になって、攻撃がすり抜けた。
ウルトラマンティアーズ『全部違う・・・!まさか!!』
ティアーズは別の方向を向かう。そこには、
ゼルンチルダとガルプキンが町に向かって歩いていた。
町の人々の少数が、その巨大な2匹を見る。
男性A「おい!何だ!?あれは!?」
男性B「でっかい魔女とカボチャのお化けみたいだな。
もしかして、どっかの科学者がこれで祭りに参加しようと・・・?」
叶野「不味い!!奴らは町を攻撃しようとしている!!」
ウルトラマンティアーズ『させっかよおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!』
ティアーズはジャンプして、ガルプキンとゼルンチルダに近づく。
ウルトラマンティアーズ「ジャンピングショット!!!!」
ティアーズはジャンピングショットを発射して、ゼルンチルダを攻撃。
背中を攻撃されたゼルンチルダは倒れて、ガルプキンがそれに驚く。
そして、ティアーズは空中キックでガルプキンを攻撃する。
ガルプキン「キシィエエエエエエエェェェェェェェ」
ゼルンチルダ「おのれェ・・・・!!こうなれば、また幻影魔法で・・・。」
ゼルンチルダはまたも3匹増えた。また幻影魔法だ。その時、
ティアーズは右手の3本の指を3匹のゼルンチルダに向ける。
ウルトラマンティアーズ「トリプルレーザー!!!」
3本の指から赤いレーザーを発射する。
その3つが3匹のゼルンチルダに命中。
ゼルンチルダ「・・・・・・!!・・・・・・・・!!」
攻撃を受けた2匹が消えて、右側のゼルンチルダが本物である事がわかった。
ウルトラマンティアーズ『もうてめーの魔法なんて効くかよ!!』
ガルプキン「キシィエエエエエエエエエェェェェェェェェェ」
その時、ガルプキンが殴りかかって来る。ティアーズはそれに気づき、
そのパンチを避け、ガルプキンをまたも掴んで、
ゼルンチルダの方へ投げ飛ばす。
ウルトラマンティアーズ「ショワアアアアアアアァァァァァァッ!!!!!」
そして、ガルプキンとゼルンチルダが物凄くぶつかり、
2匹とも倒れようとする。
ゼルンチルダ「ぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!!」
ティアーズがファイティウム光線で2匹の魔獣を一気に倒した。
倒された2匹の魔獣は爆発して粉々になってしまった。それと同時に、
ゼルンチルダの小屋が燃え上がる。だが、安心してほしい。
ゼルンチルダに捕らわれた人々は上川によって全て救出された。
戦いが終わり、祭りに戻った灰間、日下部、野口の3人。
野口と日下部は少しだけフラフラしていた。
野口「うううぅぅぅん。変なカボチャに浚われて、
変な触手に襲われそうだったけど、あれって夢だったのかしら・・・。」
灰間「そう思いたいなら、そう思えば良い。」
日下部「でも、何か現実臭かったわよ?だって、
あのカボチャの怪人のせいで、
奇妙な魔女っぽい奴のところへ連れていかれたし。
それまで覚えてはないんだけど・・・。灰間。何か知ってる?」
灰間「うーん。そうだな。新しい薬品か新しい魔法の実験台に、
なってもらうって、その奇妙な魔女が言っていたが・・・。
まあ、詳しい話はいつか話してやるよ。」
徳丸「おおおおぉぉぉい!!みんなあああぁぁぁぁ!!!」
灰間「ん?徳丸。森下。・・・・って、うぉ!?」
野口「何これ・・・!?」 日下部「うっそ!?」
3人は驚く。徳丸と森下の近くには多くのお菓子の山があった。
森下「皆で食べようと待っていたんだよおおぉぉぉぉ!!」
灰間(どんだけトリック・オア・トリートしたんだよ・・・;)
こうして、ハロウィン祭りは無事に楽しく終えました。ハロウィンには、
不気味なモンスターが関わっているかと思われます。もし、
その1匹であるカボチャのお化けが、ハロウィンの日で、
実在して動いているなら。それはきっと、
魔獣ガルプキンであるのかも知れません。
つづく
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