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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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灰間たちは祭りを楽しもうと歩いていた。

灰間「ところでよ。ハロウィンってモンスターに変装した奴が、

そうでない奴に、トリック・オア・トリートとか言って、

お菓子を奪おうとするんだよな?」

日下部「ええ。そうだけど?」

灰間「まさか、俺らもやるんだろ?それ。」

野口「そうなる事になるかも知れないけど、

できるだけ貧しそうな人や小さな子供にはやらないようにしましょ。」

灰間「だな・・・。ん?あれは。」

その時、灰間たちの前に、大岩とあのシスターの天宮がいた。

二人の近くには大勢の子供たちがいた。

野口「大岩さんたちだわ。彼らも祭りに参加したのね。」

大岩はフランケンのようなコスをして、天宮は雪女のようなコスをしていた。

子供たちはそれぞれ異なるモンスターのお面を付けていた。

彼らもそれなりに楽しんでいるのだ。それを見て微笑ましくなる野口。

灰間「ん?ところで、徳丸と森下は・・・・?あ。」

灰間は徳丸と森下がコスしていない若者たちを脅していた。

徳丸「トリック・オア・トリート!!!!!」

森下「お菓子をあげないと悪戯しちゃうぞォ~っ!!」

若者たちは二人の脅しにおどおどしていた。

灰間「・・・お調子者な奴らだ。・・・お?」

そして、灰間は野口と日下部の方を見る。二人は何故か、

多くのコスしていない女性たちに囲まれていた。

女性A「きゃあぁぁぁ!!かっこ良い!!女ヴァンパイアよ!!」

女性B「黒マントが素敵いいぃぃぃぃ!!」

日下部「ちょ、ちょっと!悪戯するわよ!?」

女性C「サキュバスたんも可愛いいいいぃぃぃぃぃ!!!」

女性D「悪魔の翼と抜群のスタイルが憧れるううぅぅぅ!!」

野口「あははは・・・。あ、ありがとう。」

日下部は少し怒って、野口は少し笑っていた。

灰間「あの二人。結構、女性に人気なんだなァ・・・。っ!?」

その時、灰間は奇怪なカボチャの者を見かける。その者は、

灰間と同じくカボチャの仮面をして、黒いマントをしていた。

灰間「あ、あれは・・・・・!?」 その時、野口が近づいてくる。

野口「どうしたの?灰間君。」

灰間「いや。俺と同じコスをした奴がいてな・・・。」

灰間は奇怪なカボチャの者を野口に見せる。

野口「確かに同じだわ。まあ。同じコスプレをする者なら、

数人くらいはいると思うわよ。・・・って、きゃっ!!」

その時、一人の女性が野口に抱き着く。

女性「にへへえぇ~っ!豊富な胸えぇ~っ。www」

野口「いやあああぁぁぁぁぁん!!!」 灰間「おいおい・・・。」

野口は顔を赤く染めながら叫ぶ。灰間が助けようとすると。

奇怪なカボチャの者「キキキキキキキキキキ・・・・・!!」

奇怪なカボチャの者が不気味に笑い始めて、どこかへ歩いていく。

その時、灰間のペンダントが輝き始める。

灰間「っ!?・・・何?今のカボチャ野郎が魔獣だって!?」

灰間は奇怪なカボチャの者が歩いた方向を見る。だが、

そこには奇怪なカボチャの者の姿がなかった。


別の地点では、一人の中学生の少年がゾンビのコスをして歩いていた。

少年「ううぅぅ~らめしやあぁぁ~!!って、これじゃ幽霊だな。

まあ。進むか。友達が待ってるし・・・。ん?」

その時、少年の前に奇怪なカボチャの者が出た。

少年「な、何だよ!?お前は・・・!」

奇怪なカボチャの者「キキキキキキキキキキキキキキキキキ!!!」

その時、奇怪なカボチャの者は右手を黒マントごと伸ばし、少年に近づく。

すると、少年が消えたように見える。奇怪なカボチャの者が、

少年を黒マントの中に入れたかのように見えるそうだが。


森下「いーっぱいお菓子もらっちゃったw」

日下部「はぁ・・・。偉い目にあったわ。」

野口「うう・・・。恥ずかしかったよォ・・・。」

野口は涙目で両腕で胸を隠す。灰間はそれを見て、赤くなりそうになる。

徳丸「まあまあ。今から皆でお菓子を食べようよ!」

灰間「そうだな・・・・。」 子供の声「うわああああぁぁぁぁん!!!」

その時、子供の泣く声が聞こえた。一同はその子を見る。

子供が泣きさけび、近くにいた親である女性もすすり泣いていた。

灰間「あ、何があったんだ・・・・?」

近くにいる男性「この子の姉らしいガキが、

急にいなくなったんだってよ。」

日下部「いなくなったって、何かあったのですか?」

男性「いや。何か何だかわかんねェよ。

今のところ異変は起こってないだろうし。」

上川の声「灰間くううううぅぅぅぅぅん!!!」 その時、上川が走って来た。

灰間「ん?あ!上川さん!!どうしたんすか!?ここに来て。」

上川「ここで数人の行方不明者が出たんだ!」

森下「行方不明者が数人も!?」 徳丸「一体、何があったのですか!?」

上川「わからないけど、この町に異常な反応があるらしい。

きっと、魔族の仕業かも知れない・・・。」

上川が話している間に、野口と日下部の後ろに、

奇怪なカボチャの者が。二人は後ろを向く。

奇怪なカボチャの者は笑みを浮かべる口を大きく開ける。

灰間(魔族!?・・・さっきのカボチャの奴も魔獣だった。だとすれば!!)

野口と日下部の声「きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

徳丸「っ!?の、野口さん!?」 

森下「ああっ!!いなくなってる!!」

上川「あっ!!日下部さんもいない!!!」

一同は野口と日下部がいなくなった事に驚く。

灰間「まさか・・・・!あっ!!!」

灰間は少し離れたところに、奇怪なカボチャの者の後姿を見る。

灰間「あいつが魔獣が!!!!!」

灰間は物凄い走りで、奇怪なカボチャの者を追い始める。

奇怪なカボチャの者「キキキキキキキキキキキキキキキキキキ!!」

奇怪なカボチャの者はそれに気づいて走り出す。

つづく

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