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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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DGC基地・司令室

モモ「シュドー、テブリッシュ。聞こえる。」

モモはテブリッシュとシュドーに連絡した。

シュドー『はい。なんでしょう?』

モモ「ミアトル町に怪獣が出る恐れがあるわ。」

テブリッシュ『え?どうしてです?』

モモ「う~ん。多分、感といってもいいわね。とりあえず続けてこの町をパトロールして。」

テブリッシュ『了解!我々も変な異常をキャッチしましたので。』

モモ「なるほど。じゃあ、よろしくね。」

シュドー&テブリッシュ『了解!』

ランの家

ラン「コリスさん。これで、私の夢は・・・・・・。」

コリス「・・・・・・・。」

ラン「・・・?コリスさん・・・・・?」

コリス「・・っ!ランちゃん・・・・その花は・・・・・・。」

ラン「・・・・・・っ!?花から煙が・・・?」

ラフレイアの花から黄色いガスが噴出した。

コリス「・・・・・!?毒ガスだ!!!」

コリスはランを連れて逃げ出した。

ラン「え!?コリスさん?どうしたの!?痛いよ。」

コリス「ごめん!でも、その花は悪魔の花だったんだ!!」

ラン「嘘よ!!空から降ってきたんだから・・・・!」

コリスとランは家から出た。黄色いガスはランの家を包み始めた。

ラン「・・・・・っ!!?父さんと母さんが!!」

コリス「くっ・・・・・!」

コリスはランの家に向かった。

ラン「コリスさん!?」

コリスはウルトラ・ウォッチを光らせ、ランの家に向かって構えた。

コリス「(ランの両親を助けて・・・!)レスクユ!!」

コリスのウルトラ・ウォッチから青色の光線がを放った。

ランの家にあたった。

ラン「コリスさん・・・・・・?」

ランは目の前のコリスの行動を見て怯えていた。

そして、コリスはレスクユの光線を逆戻りさせ、消した。

すると、その光からランの両親がいた。

どうやら父はまだ病気で倒れいて母はガスを浴びたせいか倒れていた。

ラン「父さん!!母さん!!」

ランは涙を流しながら両親のもとへ。

ランの母「う・・・・ラ・・・・ラン・・・・。」

ラン「お母さん・・・・・お父さん・・・・ごめんなさい・・・・・。」

ランは泣き崩れた。完全にガスに包まれたランの家は突然爆発した。

そこから赤い体に顔に黄色く大きい花をした巨大怪獣、ラフレイアが現れた!

ラフレイア「ビシャアアアァァァァァァァ」

コリスは携帯通信機を使った。

コリス「こちらコリス!ミアト町に花怪獣が出現!!」

モモ『シュドーとテブリッシュがそちらに向かっているわ!自衛隊にも要請しておくわ!!』

コリス「了解!!僕は怪獣を攻撃します!!」

ラフレイア「ビシャアアァァァァァ」

ラフレイアは花から民家に黄色いガスを吐いた。

ガスに触れた民家は爆発を起こした。

ドカァン ドカカカアアァァン

コリス「爆発性ガスだな・・・・・!!」

コリスはウルトラ・シューターでラフレイアに攻撃した。

チュイーン チュイーン  ドカァン ドカァン

ラフレイアはもろ喰らい、よけい怒って暴れた。

そして、コリスの所にロード・ラッシュが駆けつけた。

シュドー「あの怪獣が落下物の正体だったな!?」

コリス「はい!奴は凶悪な怪獣です!!」

テブリッシュ「よし!俺とシュドーはロードラッシュで戦う!

お前は町の人たちを非難させてくれ!!」

コリス「はい!!」

コリスはロードラッシュから離れ、市民たちの方へ。

シュドー「ロード・ラッシュの恐ろしさを教えてやるぜ!!」

テブリッシュ「レーザー砲発射!!」

ロード・ラッシュは上の装甲に搭載したメカからレーザーを発射した。

ビュビュビュビュビュビュゥゥゥゥン

ズガッズガァァァン ズガン ドカァァァン

ラフレイア「ビシャァァ!ビシャアアアアアァァァァァァァァ」

ラフレイアはレーザーに撃たれた。しかし攻撃に耐え、ロード・ラッシュの方へ向かった。

テブリッシュ「バックしろ!」

シュドー「よし!!」

ロードラッシュはバックした。迫る怪獣から離れるために。

シュドー「おお!自衛隊の援軍だ!!」

ラフレイアの前に上空を翔る戦闘機部隊が駆けつけた。

戦闘機部隊はミサイルを一斉に撃った。

ドカッドカァァン

ラフレイア「ビシャアアアァァァァァァ」

ラフレイアは黄色いガスで戦闘機部隊を襲った。

テブリッシュ「ガスが戦闘機を包んでゆく!?」

ズガガガガアアアアァァァァン

戦闘機部隊はラフレイアの黄色いガスによって全機爆破し、全滅した・・・・。

シュドー「戦闘機部隊も歯が立たなかったのか・・・・!」

テブリッシュ「仕方ない!攻撃を続行する!!」

ロードラッシュは拡散レーザーで怪獣を攻撃した。

ビュビュビュビュビュビュビュビュビュン

ズガン ズガァドカァァン ドカン

ラフレイア「ビシャアアアァァァァァァァ」

ラフレイアはレーザーを喰らいながらもロードラッシュに迫った。

一方、コリスは町の人たちの非難を終えたようだ。

コリスはラフレイアの方へ走った。そして、彼はウルトラ・ウォッチを再び光らせ天に掲げた。

コリス「ショワッチ!!」

ピカアアアァァァァァァァァァ

まばゆい光に包まれコリスの服が消えた。

そして、コリスの体は銀色に変わり、目も黄色に変わり、

胸にカラータイマーがつく、そして、光がさらに大きくなり、

やがてその光ともに銀色の巨人、ウルトラマンクリスタルに変身した!!

つづく

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ランの部屋

ラン「ようこそ。コリスさん。」

コリス「へぇ・・・・ランちゃんの部屋って結構可愛いんだね。」

ラン「そりゃそうですよ。本棚には少女マンガがいっぱい置いてあるわよ。」

コリス「少女・・・マンガかぁ・・・・。」

ランは本棚から一冊持ってきた。

ラン「これは『紳士同盟クロス』といって少女マンガの中でもとっても面白いよ!」

コリス「うーん・・・・じゃあ、読んでもいい?」

そこへ、ランの母が来た。

ラン「母さん・・・・。」

ランの母「コリスさん、すみませんねぇ・・・・。うちの娘に大変気を使ってくれて・・・・。」

コリス「いえ。DGCは人を幸せにするためにあるんです。」

ラン「・・・そうだ!また花に水をやらなきゃ!」

コリス「花?」

ラン「うん!とうとう咲きそうなの!」

コリス「本当!じゃあ、見てみよう!」

ラン「うん!」

二人は庭にいこうと部屋を出た。ランの母は少し微笑みを見せた・・・・。

ランの母「ラン・・・・・。」

二人は庭についた。ランは大量の水を入れたじょうろを持っていた。

コリス「おおお。」

コリスは見た。黄色い芽はとても綺麗で黄色い花のつぼみになっていたのだ。

コリス「もうすぐ・・・・咲くんだね・・・・・。」

ラン「うん。もう少しで・・・・・父さんを救えるよね・・・・?」

コリス「救えるさ!きっと・・・・。」

ランは黄色いつぼみに水をやった。

コリス「・・・・・・。」

DGC基地

サキ「テブリッシュさんとシュドーさん、アイスまだかなぁ。」

サキはうれしそうにアイスを待っていた。

モモ「本当よねぇ。」

モモも嬉しそうだった。

サキ「ところで、コリスくんは?」

モモ「ああ。あいつなら勝手に出て行ったわよ。どうせ、ミアトル町でしょ?

元気ありすぎよ。本当にあいつは。」

その頃、ロードラッシュ(シュドー&テブリッシュ)はミアトル町を走っていた。

シュドー「これで、ミアトル町の道路は全て走ったそうだな・・・・」

テブリッシュ「仕方ない・・・・・帰りにアイスを買って、隊長たちにわびよう・・・・・。

俺たちのはなしにしよう。」

シュドー「そうだよなぁ。俺たち任務に成功してないからなぁ・・・・。」

そのとき、レーダーに異常な事が・・・・!

シュドー「む!?この反応は??」

テブリッシュ「10時方向に変な反応があるらしい・・・・いってみよう!!」

一方、ランの家の庭では・・・・・。

ラン「コリスさん。今日も付き合ってくれてありがとうございます。」

コリス「うん。早く父さんが元気になるといいね。」

ラン「はい!」

謎の声『コリス。』

コリス「・・・・っ!?」

コリスの脳裏になんらかの声が聞こえた。モモからのテレパシーだった。

モモ『あんたねぇ。いったいミアトル町で何やってるの?

落下した物を探しているのはいいけど、勝手に基地を出るなんて・・・・!』

コリス『違います!』

モモ『え・・・?』

コリス『その落下物は・・・・もう見つかっています。』

モモ『本当!?その落下物の正体は・・・!?』

コリス『黄色い花の種です。たぶん、それが宇宙から来た落下物と思います。』

モモ『黄色い花の種・・・・?それって【ラフレイア】の種じゃないの?』

コリス『ラフレイア・・・・?』

モモ『そう。パパに聞いたの。ラフレイアは宇宙から来た怪物。

うわさでは、日本の夜に現れ、人に災いを齎したという闇の花っていうのよ。』

コリス『え・・・・?でも、ランちゃんが神様がくれた奇跡の花だって・・・・!』

モモ『ランちゃん?』

コリス『彼女の父は病気で死にそうなんです。それを救うには黄色い花が咲くことだって・・・・!』

モモ『彼女はその花の本当の恐ろしさを知らないだけよ・・・・。』

コリス『なんだって・・・・・?』

モモ『もし、あの花が咲いたら・・・・急いで駆除しなさい・・・・・・。あの子には残念だけど・・・・。』

コリス『姉さん!!』

モモのテレパシーが切れた。コリスは困った顔をしていた。

ラン「コリスさん!!」

コリス「・・・!」

コリスが見たのは、とても美しく黄色く大きな花だった・・・・。

ランがそれがラフレイアであるとも知らずに・・・。

ラン「やったぁ!咲いた!咲いたよぉ!!」

ランは大喜びだった・・・・しかし、コリスは無理して笑った・・・。

コリス「うん。よかったね・・・・・。(こんなに美しい花が人に災いをもたらすなんて・・・・。)」

コリスの心に・・・・小さな不安が生んだ・・・。

つづく

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ラン「ねえ。コリスさん。」

コリス「え?」

ラン「この花。きっと咲いてくれるね?」

コリス「うん。きっと・・・・。(しかし、流れ星・・・・落ちた・・・・・・。

ひょっとして・・・・これが・・・・例の落下物・・・・・!?)」

コリスは考え込んでいた・・・・・ランはうれしそうに芽を見ていた。

コリス「・・・・・そろそろ、帰らなきゃ。」

ラン「うん。また来てね。」

ランはコリスに向いて笑顔で答えた。

コリス「わかった。また来るよ・・・・・。」

コリスはロードラッシュに乗り基地へ帰った。ランは去り行くロードを見て手を振った。

DGC基地

コリス「ただいま、戻りました。」

サキ「お帰りなさい、コリス君。」

サキはうれしそうに返事した。

モモ「お帰り。で、落下物は見つかった?」

コリス(もし、ランちゃんの見つけた種が落下物だったら・・・・・。

いや、彼女の幸せのために。だから、もし本当に落下物だったとしても・・・・・!)

コリスはランを不幸にしたくなかった。

コリス「いえ。落下物は見当たりません。」

モモ「そう。なら、いいけど。」

シュドー「隊長!次は俺にやらせてくれませんかぁ?」

テブリッシュ「僕にもやらせてください。」

モモ「うーむ。じゃあ、次の日は、あんたらね。」

シュドー「やりぃ!」

モモ「ところで、今の季節は夏だってのみんなおわかりかしらね?」

シュドー「もっちろん知ってますとも。」

テブリッシュ「隊長らしくありませんね。何かあるんですか?」

モモ「夏には欠かせないもの。それは何かしらねぇ~?」

サキ「わかった!アイスですね。」

モモ「その通り!」

コリス「アイス?」

サキ「夏になると、よく食べるの。冷たいけどとっても美味しいよ。」

モモ「と、ゆーわけで、シュドー、テブリッシュ。帰りにアイスいっぱい買ってきて。

隊長、最近ヘトヘトだから~。」

モモは暑さのせいか、ヘトヘトになりかけたらしい。

シュドー「了解了解。実は僕も食べたかったよなぁ。アイスを。」

テブリッシュ「実は僕も。」

隊員たちは笑い楽しんだ。

そして、夜、コリスはハリーの家に戻った。

コリス「ただいま。」

ハリー「おかえり。コリス。」

コリスとハリーはハリーの部屋に来た。

そして、コリスは寂しい表情でハリーに話しかけた。

コリス「ハリーさん。」

ハリー「なんだ?」

コリスはランといた頃を思い出した。とても辛い出来事だっただろう。

コリス「大切な人が病気にかかったら辛い気持ちになるんですね?」

ハリー「ん?お前、任務中に何かあったのか?」

コリス「実は・・・・・。」

コリスはハリーにランとその家族の不幸を語った。

ハリー「へぇ・・・・。そのランちゃんの父が苦狂病にかかるとはねぇ・・・・。」

コリス「でも、【神様がくれたチャンス】という花が咲いたら父は救えると・・・・。」

ハリー「もし、それができなかったら。水の泡だな。」

コリス「はい・・・・それに父が死んだら母も死ぬって・・・・。」

ハリー「そっか・・・・そりゃぁ辛いわけだぜ。でも、

生きている限り悲しみを乗り越えて希望を持たねばならない事がある。」

コリス「希望・・・・・。」

ハリー「信じるんだ・・・・幸せを取り戻せると・・・・・。あの子もそうしてほしいぜ・・・。」

コリス「ハリーさん・・・・・。」

コリスはハリーの言葉に感謝した。

そして、次の日、

ミアトル町ではシュドーとテブリッシュがロードラッシュの乗って、パトロールしているらしい。

シュドー「おっかしいねぇ。確かにこの町に落下物があるんだけどなぁ。」

テブリッシュ「しかし、どこかに隠れているかも知れん。

レーダーも使っているが全く反応していないだろう。判断力で探すしかあるまいな。」

一方、ランの家の近くにコリスがいた。どうやらワーピル(第4話を参考)を使ったのだろう。

コリス「よし・・・・。」

コリスはランの家に近づいた。

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ロードラッシュは走った。ランの家まで。

ラン「見て。あそこが私の家よ。」

コリス「よし。ロードを止めて、降りて行こう。」

二人は動きを止めたロードラッシュから出た。そして、ランの家へ・・・・。

コリス「へぇ・・・・なかなか可愛らしそうな家じゃないか。」

ラン「・・・・でも、中は・・・・・。」

コリス「ん?どうかした?」

ラン「入ればわかります・・・・。」

そしてコリスはランの家のチャイムボタンを押した。

ピンポーン

そして、ドアからランの母が来た。

ランの母「どなたですか・・・・・。」

ランの母はやけに暗そうだ・・・・。

コリス「・・・あ。こ、こんにちは。DGCのコリス隊員です。」

ラン「母さん・・・・・。」

ランの母「ラン・・・・・・・。まあ、好きにしなさい・・・・・・・。

どうせ、DGCが来ても助かりはしないんだわ・・・・・・・。」

コリス「はあ・・・・・。(助かりはしない?なんの事だ・・・・・・?)」

ラン「・・・・・・・・・。」

二人は家に入る。そして、三人はキッチンの部屋に来た。

ランの母「じゃあね・・・・・。」

ランの母は暗そうに自分の部屋へ行った。

コリス「ランちゃんの母さんって・・・・・。」

ラン「いつもこうなの・・・・・・。昔はあんなに良かったのに・・・・・。」

コリス「え・・・?じゃあ、父さんは!?」

ラン「いるけど・・・・・・。」

コリス「いるけど・・・・?もったいぶらずに言ってごらん?」

そして、ランの目から一粒の涙が・・・・・。

ラン「ついてきて。」

コリス「うん・・・・・。」

コリスは不安そうな顔しながら、落ち込んで歩くランにつづいた。

そして、別に部屋に来た。そこにはベッドで寝ているランの父と側で泣いているランの母がいた。

コリス「こ・・・・これは・・・・!」

ラン「昔、私と父さんと母さんはとっても仲良く暮らしていたの。

でも、1年前、突然父さんは恐るべし病気にかかってしまったの。」

コリス「病気・・・・・?」

ラン「苦狂病(くきょうびょう)。この病気にかかったものは・・・・・、

突然、体が痛み出し死ぬほどの苦しみを感じてしまう。

この病気が治らないと何日か死ぬ。しかもこの病気を治せる方法は滅多に少ない・・・・・。

父さんはいつ死ぬかわからず励まそうとする母さんや私に突然怒鳴りかけて・・・・・。

さらに母さんは父さんが死ねば、母さんも死ぬって・・・・・・。

もしそうなったら・・・・・私・・・・どうすればいいか・・・・うっ・・・・ぐす・・・。」

ランは泣いた。とてつもない悲しみだった。

ランの父「なんだ!!まだいたのか!!!」

ランの父はすぐに起き、母をすぐに離れた。

コリス「父さん!!」

コリス「病気が治らないですね・・・・・でも、励まそうとする気持ちを・・・。」

ランの父「うるさい!!」

コリス「・・・っ!?」

ランの父「この病気にかかってもう1年もたってしまった・・・・・。

あとわずかで死んでしまうんじゃ!!全員、出て行け!!

もう私の事なんかほっといてくれ!!」

コリス、ラン、母「・・・・・・・・。」

ランの父「う・・・・苦しい・・・・!」

三人は父の言うとおり出て行った。父は苦しそうなため再び眠った・・・・。

コリス「・・・・もし、本当に死んでしまったら・・・・希望さえあれば・・・・・。」

ラン「希望ならあるわ!」

コリス「え・・・・?」

ラン「庭まで来て!」

コリス「うん!」

コリスとランは家の庭に来た。花など何もないが、

一つだけ黄色い色をした花の芽とそれを支える植木鉢があった。

コリス「おお・・・・・。」

ラン「この花の種は神様がくれたの。」

コリス「神様が・・・・・?」

ラン「ある夜、遅く散歩してたら、赤い流れ星があったの・・・・。

私はその流れ星の落ちたところに走っていったわ。

そこには赤く輝いている種があった・・・・・。」

コリス(赤い種・・・・!?)

ラン「それは・・・・きっとがんばって育て上げ、綺麗に咲いたら願いが叶えてくれる・・・・・。

まさに、神様が与えたチャンス!奇跡の流れ星!!

もし、そうだったら・・・。私はそう想って、一生懸命育てたわ・・・・。

あと何日かすれば咲くわ!その間に父さんが死ななきゃいいけど・・・・・。」

コリス「・・・・そうなんだ・・・・・。」

ラン「本当にこの花が咲いたら父さんの病気が治ってほしい・・・・・。

それが私の夢だから・・・・・。」

コリス(夢・・・・・そうか・・・・これがランちゃんの夢なんだね。

それを叶えたら、僕たちの夢も・・・・!)



つづく

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ウルトラマンクリスタル   第5話・咲いたぞ!花の怪獣

宇宙花粉怪獣・ラフレイア登場

ある夜、ミアトル町に空から赤い物体が落ちてきた。

落ちたのは赤く輝いている小さな不思議な花の種だった・・・・・・。

そして、その種の前に少女が立っていた。

次の日、コリスはDGCの謎の落下物調査指令を受け、ミアトル町に来ていた。

町の雰囲気では・・・・・住む人たちは話し合ったり遊んだりととにかく平和だった。

コリス「ふふ。この町は平和だね。でも、姉さんはこの町に謎の隕石が落ちてきたが、

反応が消えてしまったというけど、念のため探して来いと言われたけど・・・・・。」

コリスはロード・ラッシュに乗ってそう言った。

その時、ロード・ラッシュの前に少女が通りかかった。このままでは少女がひかれる!?

少女「・・・・・・!!?」

コリス「・・・!?危ない!!」

コリスはブレーキを急いで踏んだ。ロードは間一髪止めた。少女はひかれずに済んだが、

倒れそうな姿になった。コリスはロード・ラッシュから出て、少女のもとへ・・・。

コリス「大丈夫ですか!?」

少女「ごめんなさい・・・・。DGCの新隊員ですね。」

コリス「え?あ、はい!」

少女「私、ランって言うの。」

コリス「僕は、コリス。」

ラン「コリスさんね。あ、そうだ。私に・・・・ついてくれますか?」

コリス「うん。連れてって。」

コリスは笑って答えた。どうやら少女はパンを持ってきたらしい。

DGC基地・司令室

サキ「コリス君。うまくやってくれるといいわね。」

シュドー「何言ってんの?サキちゃん。あの隕石はミアトル町のどこにあるかわからんぞぉ。」

テブリッシュ「あの隕石の落下地点は確かにミアトル町だ。

だが、反応はロストしている。これはインベーダーの作戦だろうか・・・?」

シュドー「俺は既に他のDGC隊員が消したか、誰かが持っていった・・・だな。」

テブリッシュ「うむ・・・・そんな結論もあるな・・・・。だが、今はコリスに任せるんだ。」

サキ「コリス君なら、なんとかしてくれるよね。な?隊長。」

モモ「本当になんとかできるんならね。」

一方、コリスはロードラッシュにランを乗せながら、運転していった。

コリス「ところで、ランちゃんって夢とかある?」

ラン「え・・・・・?」

コリス「例えば・・・・将来の・・・・。」

ラン「あるよ・・・・・・。」

コリス「え・・・・?」

ラン「家に着いたら教えてあげる・・・・。」

ランは切なそうな顔をしていた・・・・。

コリス「っ・・・?」

コリスはそんなランを見て心配そうになった。でも、笑った。ランを悲しませないように・・・・。

コリス「わかった。家まで連れてって。」

ランも笑った。コリスに心配をかけないために。

ラン「・・・・はい。」

つづく

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