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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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阿相隊員「あ・・・・・。ご・・・・・ごめんなさい。でも・・・・・あの怪鳥をなんとか倒します・・・・・・。」

桜「うん。もし、危険だったら脱出して。逃げてね。もし、あなたが死んだら、

恭子ちゃんがどんなに悲しむか・・・・・。」

阿相隊員「は、はい・・・・・。できるだけ、頑張ります!」

桜「うん。」

阿相は桜に励まされたので、勇気を出して怪鳥と戦う決意をした。桜もそれを聞いて感動した。

SSP第6分隊支部・司令室

野沢「私が聞いた事によれば、桜ちゃんは7分隊の阿相君と8分隊の東雲ちゃんとは、

最近、友人になったそうですよ。」

清水「4分隊の花園隊員に続いて・・・・・か。まあ、仲間が増えるというのは素敵なことだけど・・・・・。」

春日「とりあえず、怪鳥は7分隊と8分隊が抑えるわ。

と、いう事は我々は待機という事になるかも知れないわね・・・・・・。」

高町邸の二階では、光次郎君がパソコンでとあるオンラインをしていた。

画面はトリックスターのようだ。光次郎は竜のキャラでプレイしていた。

ちなみにステージはポプリダンジョンである。

光次郎「よーし!次のクエストに挑むか。ん?」

光次郎はとある羊のキャラと猫のキャラの会話を聞いた。

羊のキャラ『ねえ、聞いた?謎の怪鳥が飛行機を墜落させたって。』

猫のキャラ『ええ?それって、ネフテゥスかイシス?(´・ω・`』

羊のキャラ『ゲームの方じゃねぇwwwwつーか等身大じゃないわよ。』

猫のキャラ『わーってますよv巨大な人型の怪鳥だってね。』

光次郎(巨大な人型の怪鳥?)

怪しさを感じた光次郎は自分のキャラで、猫と羊のキャラに問いかけた。

光次郎「あの・・・・・・謎の怪鳥ってどんなの?」

猫のキャラ『ニュース見てなかったんかいwww』

羊のキャラ『昨日の夜、怪鳥が飛行機を襲ったよ。これ、現実なの。』

光次郎「・・・・・・・・。」

光次郎は思った。もしかして、これはジャンボ・ロイドの仕業ではないかと。

猫のキャラ『今日は飛行機に乗らないほうがいいよ。今日も怪鳥が現れそうだから。』

羊のキャラ『そうそうw友人の知り合いが怪鳥に襲われた飛行機に乗って死んだの・・・・。』

光次郎「・・・・わかった。」

猫のキャラ『あ、そういえば君、パーティ組まない?』

羊のキャラ『一緒にやるほうがおもしろいよwwww』

光次郎「・・・・・・・いえ、まだレベルがあれなので、遠慮します。」

猫のキャラ『そうですか?一緒にやったほうがいいと思うけど・・・・・。』

羊のキャラ『できない事なら手伝いますよ?^^』

光次郎「・・・・・仕方が無い。やろう。(・・・・・これが終わったら桜さんと話し合ってみるか。

昨日の怪鳥とやらについてを・・・・・。)」

そこに、あかりがとんとんとドアを叩いてから開いて、光次郎の部屋に入ってきた。

あかり「おやつを持ってきました。」

あかりはチョコドーナツ4個を乗せた皿を持ってきた。

光次郎「ありがとう。ここに置いといて。」

あかりはドーナツを乗せた皿を光次郎の机のパソコンの隣に置き、偶然パソコンの画面を見る。

あかり「まあ、可愛いキャラがいっぱいですね。」

光次郎「ああ。これ、今、流行のネットゲームなんだ。タイトルはトリックスター。」

あかり「ネット・ゲームですかぁ。」

光次郎「ん?もしかして、やってみたい?」

あかり「あ、いえ。私はメイドですから、家事をしなくては。」

光次郎「そうかぁ。でも、暇なところもあるだろう?」

あかり「ええ。そんな時はテレビを見てます。」

光次郎「へぇ・・・・・。」

あかりは窓のところに来て、光次郎はパソコンから放れず、そこから窓を見る。

二人は外の風景を見た。もう冬らしい景色はなく、空の太陽が輝いていた。

あかり「暖かいですね・・・・・。」

あかりは窓から日にあたり、手で自分の頭に日の光があたらないようにした。

今のあかりの姿はまるで日の光を浴びた少女のようだった。

光次郎「もう春だもんね・・・・・・。」

あかりは光次郎に向いてこう言った。

あかり「そういえば、光次郎さん。そろそろ中学卒業ですね。」

光次郎「・・・・・・・ああ。」

一方、第7分隊の司令室では、突然、緊急指令のサイレンが鳴り出した。

ピ――― ピ――― ピ―――    

通信隊員『名古屋上空に例の怪鳥が出現。ジェット機に襲撃まで数分かかります。

リボルバー・ジャックのパイロットたちはただちに出動!』

桜「っ!!一平君・・・・・・!!」

阿相隊員「は、はい・・・・!」

桜「・・・・・頑張って。」

阿相隊員「は・・・・了解!!」

阿相隊員は桜に敬礼した後、すぐに司令室から出た。

桜「・・・・・・一平君・・・・・・。そうだ!私も元の支部に戻らなきゃっ!!」

一方、第8分隊支部の司令室にもサイレンが鳴り出した。

第8分隊の基地は7分隊とは違い、港にたくさんの戦闘機やリボルバー・ジャックが並べていた。

指令室では、緊急指令のサイレンが鳴り響き、通信隊員が叫ぶ。

通信隊員『怪鳥はジェット機を襲撃するまで、数分。その前に粉砕してくださいっ!』

それを聞いた一人の少女隊員が驚く。彼女こそが、一平の恋人らしき東雲恭子である。

彼女も阿相隊員と同じく中学1年生の子供らしい隊員であった。

東雲隊員「か・・・・怪鳥が・・・・・!!?」

第8分隊員「何やってんだ!!早く行くぞ!!!」

東雲隊員「は、はい!!」

男性隊員に怒られておどおどする東雲はそのまま司令室から出る。

リボルバー・ジャックの発射場に東雲は悩んでいた。

東雲隊員(・・・・・もし、また失敗したらどうしよう・・・・・。

前回のブラッド・アサルト事件でもそうだけど、最近、私たち失敗ばかりだよ・・・・・。)

東雲は不安だった、自分たちリボルバー隊は最近、ジャンボ・ロイドと戦って、

最近負けてばかりでいつもマリオネット・ライターが最後に倒している。

東雲は自分たちが一体何をしたかを悩んでいたのだ。彼女はその気持ちとともに、

リボルバー・ジャックのコクピットに入る。

東雲「東雲恭子!出撃準備完了!!」

そして、シボルバー・ジャックが次々と発進し、空を飛んでいった。

名古屋の上空・・・・・とっても高い空の上で昨日の怪鳥が両手を前に伸ばして飛んでいた。

怪鳥「ピチョオオォォォォォオウ」

怪鳥はそのまま前方のジャンボジェット機に向かった。襲うつもりだ。

ジャンボジェット機は目の前の怪鳥から避けるべく、右の方向に飛んだ。

怪鳥「ピチョオォォォォォォォォオウ」

すると、怪鳥も左の方向に飛んだ。そして、しばらくすると、また右の方向に飛ぶ。

すると、怪鳥の前のジャンボジェット機が。   ザシュウウゥゥ   ドカァァァァン

怪鳥は右手の爪でジェット機を切り裂いた。切られた機体は爆発してしまい、

墜落した。怪鳥はさらに飛んだ。次の標的を襲うべく。

そこに、第7分隊と第8分隊のリボルバー・ジャック部隊が駆けつけた。

阿相隊員と東雲隊員がそれぞれ乗っている。

阿相隊員「じゃ・・・・ジャンボジェット機が・・・・・・・・!!」

東雲隊員「お・・・・遅かったなんて・・・・。」

阿相隊員「くっ!!よくもぉ!!」

東雲隊員「でも、怪鳥を倒せたらっ!!!」

リボルバー・ジャック部隊は前方の怪鳥に接近しつつある。

怪鳥「ピチョオオォォォォォォオウ」

先陣のリボルバー・ジャック部隊が一斉にミサイルを連射した。

怪鳥はそれを受けたが、効き目がないようだ。

怪鳥「・・・・・・・!・・・・・・・・・!!」

「き・・・・効かないっ!!」 「攻撃を続行し続ければいつかはっ!!!」

先陣のリボルバージャックは再びミサイルを連射した。

しかし、怪鳥はそれに耐えながらも先陣の部隊に近づく。両手を広げ、襲う構えにつく。

ズバァ ザシュ トショ ドカァァァズガアアァァァァァァン

怪鳥は次々と爪でリボルバー・ジャックを切り裂いた。

残った複数(阿相機&東雲機も含む。)も怪鳥に接近した。

阿相隊員「こ、こいつ・・・・強い・・・・・!!」

東雲隊員「か・・・・勝てるかなぁ・・・・・。」

二人の不安は強まっていた。まさか、今日も負けてしまうではないかと。

残った複数の機体はレーザーバルカンを発射した。しかし、怪鳥はそれを避けてしまう。

つづく

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アンドロイド少女・マリオネットライター   第10話・巨大な鳥人間を探れ!

飛行ジャンボロイド・スカイハイ・イーグル登場

とある夜の上空で、旅客機が飛んでいた。そのコクピットで、

パイロットが二人でその飛行機を動かしていた。客たちはのんびりしていた。

パイロットA「ひゅー・・・・・もうすぐ空港だぜ。」

パイロットB「今日の仕事も終わるな。帰りにどっか食べに行きたい気分だ。」

このパイロットたちは何故かのんきである。

パイロットA「はーあ。俺たちも鳥のように飛べたらなぁ・・・・。」

パイロットB「無茶言うなよ。俺らがそう簡単に鳥になれ・・・・・・!?」

パイロットBは言ってる途中で、目の前のものを見て、驚く。

パイロットA「おいおい。どうしたの?急に硬くなって・・・・・・うっ!?」

パイロットAも目の前のものを見て、驚いた。

二人が見たのは奇怪な鳥の影だった。姿が徐々に見えてくると、

鳥の顔をした巨大な女性の怪鳥を現した。

パイロットA「きょ・・・・・巨大な鳥っ!?????」

パイロット「いやっ!巨じ・・・・・・!!」

ズガァァァァン 謎の人型の怪鳥が旅客機に突進し、撃墜した。

人型の怪鳥「ピチョオオォォォォオウ」

怪鳥は鳴き声を上げながら夜空に輝く月に向かうように飛んでいた。

次の日、SSP第6分隊支部の司令室では、春日が隊員たちの前で昨日の状況を説明した。

春日「・・・・・・と、言うわけで。謎の女性の姿をした怪鳥が昨日、旅客機を襲ったそうよ。」

野沢「謎の女性の怪鳥って・・・・・・・。なんか変な鳥ですねぇ。」

清水「そんな鳥が現実にいるとはありえない・・・・・。もしや、デス・ナイトの仕業では?」

春日「かも知れないわ。もし、デス・ナイトのものだったら・・・・大変ね・・・・・!」

隊員「ちょっと待ってくださいっ!!」

長い髪をした少女の隊員が手をあげて叫ぶと、みんなが彼女を見る。

春日「どうかしたの?藤森隊員。」

藤森隊員「第2分隊の人から借りた本に載ってある事ですが・・・・・。」

藤森隊員は春日の前にある本のページを見せる。これは架空の人物が載っている本だ。

ページには両腕を翼をしている女性のイラストが載ってある

藤森隊員「ギリシャ神話のハルピュイア。通称ハーピーという架空の人物がいます。

その名を「掠める女」と意味して、罪を犯した者を苦しめたというエピソードがあります。

また、食欲が激しくて、食べ物を見るとすぐに意地汚く食べるそうです。

ハーピーは女性の姿をした怪鳥で、黄泉の国の王、ハデスの手下でもあります。

私は、あの怪鳥を見た時、もしかしたらハーピーではないかと思います。」

春日「ハーピー・・・・・。しかし、現実に現れれるなんて私には考えられないわ。」

野沢「でも、もしそのハーピーは飛行機を襲ったというと・・・・・!?」

清水「今度はそのハーピーをイメージした姿を持つ怪鳥が現れたというわけね。

私の考えでは、もしかして、デス・ナイトが作ったという説もありそうだけど・・・・・。」

春日「ん・・・・・。あれ?そういえば月野隊員は?」

野沢「桜ちゃんは第7分隊の支部にいるみたいです。」

とある山に某軍隊専用空港が設立されている。そこが、第7分隊基地である。

無数のリボルバー・ジャックと戦闘機が発射場にたくさん並べてある。

そこの隣にある建物が基地である。

そこの司令室には7分隊員と、6分隊の桜がいた。

桜「久しぶりだね。一平君。」

桜は7分隊の少年隊員である阿相一平(あそう・いっぺい)に挨拶した。

一平も桜に照れながらがら返事した。彼は中学1年生くらいの年齢である。

阿相隊員「は、はい・お久しぶりですね、月野さん。」

桜「うふふ。可愛いのね、男の子なのに。」

阿相隊員「ごめんなさい。僕・・・・・・。」

7分隊員の男「あはは!こいつ(阿相隊員)は女の子の前だと恥ずかしがるんだぜ。」

7分隊員の女性「そうそう。前にあたしの前で照れたものよねぇ。」

桜「そうですか。でも、そこが一平君のいいところだと思います。ね、一平君?」

阿相隊員「あ、はい。でも、僕には・・・・・・・・。」

桜「うん。君の好きな人、第8分隊にいるよね、確か、東雲恭子(しののめ・きょうこ)ちゃんだってね。」

阿相隊員「あ・・・・・はい/////あの人は・・・・・あなたみたいに優しくて、可愛くて・・・・・////」

桜「うふふ。一平君ったら恭子ちゃんの前だとさらに赤くなるんだからw」

桜は笑いながら阿相隊員の頭を撫でる。まるで、子ども扱いをするように。しかし、すぐに手を放す。

桜「でも、リボルバー・ジャックの操縦は腕前だよね。」

阿相隊員「え?あ、はい・・・・・・。一応・・・・・。」

桜「じゃぁ。謎の怪鳥も倒す自身もあるよね?」

阿相隊員「う・・・・・・・・。」

阿相隊員は不安だった。自分はまだ子供だから戦う自身があっても負けてしまうと思っている。

もし、怪鳥との戦いで敗れたら、恋人の恭子に自分の無様な姿を見せられてしまうと思った。

阿相はそれだけの不安で震えていたのだ。

桜「!?あ、ご・・・・ごめん・・・・・・。でも、無理しなくてもいいのよ。」

桜は阿相の両肩にそっと触れた。阿相はそれを聞いて少し落ち着いた。

つづく

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謎の巨大な鳥が上空を飛び交い、飛行機を次々と墜落させていた。

SSPのリボルバー・ジャックのパイロットである少年と少女は何を思うか。

光次郎と桜も空のジャンボ・ロイドに対してそう考えるか。

次回、「巨大な鳥人間を探れ!」。 激しい空中戦が今始まる!

あとがき

どうも、ゆー1です。ってなわけで今回はちょっとホラーな話でしたね^^;

人間そのものの姿であるジャンボ・ロイドも機械ですので、機械に血はない事もありますね。

ですが、その機械であるブラッド・アサルトは吸血鬼ですから、

人間の血を吸っていたので、血が宿ったでしょう^^

今回はSSPの野沢隊員と光次郎君が初対面する話でしたね^^

清水隊員にもいずれ会わせます。と、いうより、光次郎君もSSPに入れようか今迷ってるところ(ぉ

光次郎君は一般人で子供なのにねw(桜も子供ですが。

それでは。

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マリオネット・ライター「きゃあああっ!??」

マリオネット・ライターは右胸を血の液体にかけられ、それに驚き、液体から放れる。

ブラッド・アサルトは「キエエエェェェェ・・・・!!」と吼えながら、液体を止めた。

マリオネット・ライター「くっ・・・・・!あ!!」

マリオネット・ライターは液体をかけられた胸を見て驚く。

すると、青い胸当てが崩れていた。しかも、そこに入った皹から血のような液体が出ている。

マリオネット・ライター「っ・・・・・!?血・・・・・・・!?」

マリオネット・ライターはまさか自分の体から血が出ているかと思って驚いた。

だが、マリオネット・ライターに血など一滴もない。彼女は機械だ。血など出るはずがない。

そう思っている間に赤い液にかけられた胸当てが亀裂になった。赤い液の跡を残して。

ブラッド・アサルト「キエエエエエェェェェェ!!!!!」

ブラッド・アサルトは戸惑っているマリオネット・ライターに容赦なく迫る。

マリオネット・ライター「・・・っ!?きゃあっ!あ!あああ!!!」

マリオネット・ライターは敵にいきなり頭を掴まれては、顔を殴られ、腹に蹴られたり殴られたりした。

一方、桜、野沢、清水は全員剣を持ってブラッド・アサルト部隊(どちらも剣)と戦闘していた。

桜「ふん!!」  野沢「えぃっ!!!」 清水「はああっ!!!」

キンキンキン カキィン キン ズバ トショ ズバシュ ズバッ

ブラック・アタッカー「うあ!」 「ぎゃ!」 「あう!!」 「ぬあ!!」 「がえ!」 「あぎっ!!」

3人とも華麗な剣術で次々と敵を切り裂いていった。

ブラック・アタッカー「であ!!」

桜「くっ!はっ!!!」

桜の剣が敵の剣と弾きあったが、すぐに体制を立て直し、素早く敵を切り落とした。

ブラック・アタッカー「うわあああぁぁ・・・・・!!」

そして、血の運び屋はブラッド・アサルトのいる街へ目指し、走っていた。

血の運び屋「ふふふふふ!マリオネット・ライターめ!たとえお前に血がなくとも、

ブラッド・アサルトが貴様の血の代わりであるエネルギーを吸うだろう!!む!!?」

血の運び屋は急に足止めした。彼の前に弓矢を構えた光次郎がいたからだ。

光次郎「デス・ナイトの一員!!!」

血の運び屋(こいつ・・・・一般人なのに我々を知ってる!!?・・・面白い!)

血の運び屋はその語尾とともに笑みを浮かべ、ナイフを持ち出す。

血の運び屋「男に使いたくねーが、秘密を知っちゃしゃーねー。死んでもらうぜ!!!」

光次郎「死んでもらう?子供にそんな事ないだろっ!!」

光次郎は弓矢を構えた。

血の運び屋「かぁっ!!」

血の運び屋はナイフを投げつける。光次郎はそれを見て、ビクつく。

光次郎「っ!?うあっ!!!」

光次郎は必死に右に転がり、敵の攻撃を避けた。

光次郎「くっ・・・・・・!!」

その後すぐに、矢を放った。矢は血の運び屋の胸に刺さった。

血の運び屋「ぐっ!!貴様・・・・・子供なのに・・・・・・・!!」

血の運び屋は口から血を吐いて、倒れた。光次郎は立つが、何故か怯えている。

光次郎「ぼ・・・・・僕は・・・・・・・・。」

一方、マリオネット・ライターはブラッド・アサルトに掴まれ、顔と胸以外は敵のマントに隠れて見えない。

マリオネット・ライター「くっ!!うううう・・・・・!!」

ブラッド・アサルト「キエェェェェェ・・・・・・!!」

ブラッド・アサルトはマリオネット・ライターの首筋に口を近づけた。その口には尖った牙が突き出ていた。

マリオネット・ライター「くっ!!(このジャンボ・ロイド・・・・・私のエネルギーを吸おうとしている!?)」

ブラッド・アサルトは血のないジャンボ・ロイドのエネルギーを吸うことできるのだ。

ガブッ  ブラッド・アサルトはとうとうマリオネット・ライターの首筋を噛み付いた。

マリオネット・ライター「うっあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

マリオネット・ライターは敵に首筋からエネルギーを吸収されてしまい、

胸のカラークリスタルも赤く点滅してしまう。ライターはそれが続くたびに息をしていた。

マリオネット・ライター(このままじゃ・・・・・エネルギーが全部なくなっちゃう・・・・・・!!)

マリオネット・ライターがそう思うとクリスタルの点滅が急激に早くなる。

エネルギーが多く失っている証拠だ。ライターは息が荒くなるが、そのまま強く声を出した。

マリオネット・ライター「くっ・・・息が・・・切れそう・・・・・でも・・・・・・!!」

マリオネット・ライターの脳裏に光次郎が浮かび上がる。

ライターの目がキッとし、力の抜けた右手が力を強く意識するように強く握る。その拳が青く光った。

マリオネット・ライター「マリオネット・アーム!!!」

ブラッド・アサルト「キ!?キエッ!????」

ブラッド・アサルトを突然、急にマリオネット・ライターから放った光に突き飛ばされ、

ビルと衝突し。そのビルが崩れた。マリオネット・ライターが力いっぱい敵の腹を殴ったからだ。

ブラッド・アサルト「キ・・・・・キエエェェェ・・・・・・・!!!」

マリオネット・ライター「くっ・・・・・!フラッシュ・クロス・ブレイカー!!!!」

マリオネット・ライターは両手を十字架にクロスさせ、その両腕から強烈な光を発した。

吸血鬼は十字架に弱い。その吸血鬼であるブラッド・アサルトは・・・・・。

ブラッド・アサルト「キ・・・・キエエエエエエェェェェェェェ・・・・・・・!!!」

ドカァァァァァァァァァァァァン

ブラッド・アサルトの体は灰色に染まり、その後すぐ大爆発を起こした。

マリオネット・ライター「・・・・あ・・・・・・・・・・。」

マリオネット・ライターはエネルギーを使い果たしたか、急に膝をついた。

秋田町で走った桜、野沢、清水は急に足を止めて、矢に刺されて倒れた血の運び屋を発見した。

彼は既に死んであり、顔や胸が血まみれであった。

清水「こ・・・・・これは・・・・・・!!」

野沢「私たちSSPの誰かじゃない気がするけど・・・・・・。あ!まさか・・・・!?」

桜「・・・・・光次郎君・・・・・・・・。」

清水「え?」

桜「!いえ・・・・なんでも・・・・・。(ありがとう。光次郎君・・・・・・・。でも・・・・。)」

高町邸・光次郎の部屋

翌朝、光次郎は机の前で震えていた。

光次郎(僕は・・・・人を殺めてしまった・・・・・・・・。あのブラック・アタッカーも元は人間だった。

しかし、彼らは、真奈美ちゃんの死で狂って殺してしまった・・・・・。

でも、人の命は・・・・・・・・!!)

光次郎は人を殺してしまった事に怯えていた。人の命は重い。その命を奪った事さえ重いのだ。

光次郎(桜ちゃんは勇気ある人だ。でも、僕は本当は勇気なんて・・・・・・。)

一方、和室であかりも何か悩んでいた。

あかり「・・・・・・あのジャンボロイドには血が宿った。でも、彼女の血は、冷たい。

人間の血も冷たかった。特にあの人たちの・・・・・・。そう・・・・・私がデス・ナイトにいた頃・・・・!」

あかりには血がありません。だが、心は人間と同じです。

あかり、マリオネット・ライターは自分に血がなくとも血の宿る人間を守ろうと、

血のない機械・・・・ジャンボ・ロイドと戦うのであります・・・・・・・。

つづく

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光次郎と野沢は夜の町を一緒に歩いていた。

野沢「桜ちゃんから聞いたの。桜ちゃんの友人があなただったなんて・・・・。

高町・・・・・光次郎君だったよね?」

光次郎「は、はい。・・・・・あなたは・・・・・・もしかして、SSPの隊員ですか?」

野沢「うん!桜ちゃんと同じ第6分隊よ。」

光次郎「そうですか。あの・・・・桜ちゃんとは、どんな関係ですか?」

野沢「とっても仲良しよ。一緒に遊んだり一緒に助け合ったわ。」

光次郎「ふぅ・・・・・・・・。」

光次郎は野沢に言われて、何故か安心したかのように息をした。

野沢「どうしたの?」

光次郎「あ、いえ・・・・・。SSPってもしかしたら野蛮な人が多そうだなっと思った事ありまして・・・。」

野沢「ははっ。SSPの隊員は皆優しいよ。清水さんも厳しそうだけど、

ちゃんと弱い人や寂しい人には親切してくれる・・・・・まるでお姉さんのように優しいよ。

それに、あなたも、優しい目をしているね。」

光次郎「え?僕は・・・・・。」

野沢「だって、さっき私が吸血鬼に襲われている時、助けてくれたでしょ?」

光次郎「あ!そういえば・・・・・。」

野沢「まだ子供なのに・・・・凄い勇気があるんだね。偉いよ。」

野沢は光次郎の頭を撫でる。野沢は大人だからまだ子供である光次郎が勇気を持つことに誉めたのだ。

光次郎「あ・・・・///ご・・・・ごめんなさい・・・・。」

光次郎は大人のお姉さんである野沢に撫でられ、恥ずかしがって何故か謝る。

野沢「ん?どうしたの?」

光次郎「あ!いえ・・・・・なんでも・・・・・。」

野沢「うふふふ・・・・可愛いのね、君。・・・・・・あ!今、基地に行かなきゃ!!」

野沢は光次郎と話してる間に基地に行く事を忘れかけたため、思い出した。

野沢「今、任務に行ってる途中だから、また会おうね!じゃ!」

野沢は光次郎と離れ、基地に急いだ。光次郎は野沢に手を振って叫んだ。

光次郎「お姉さ~ん!桜ちゃんをよろしくうぅぅぅぅぅ~!!!」

野沢「う~ん!!わかったああぁぁぁぁぁ~!!」

SSP第6分隊支部・司令室

春日隊長と野沢たち数名が司令室に集まり、清水たちを含んで全員揃った。

春日「全員、揃ったわね?」

隊員たち「はいっ!!!」

春日「吸血鬼が既にこの町で活動している。それに、血の運び屋という男が奴に協力している。

これらを対処する!全員、出動!!」

隊員たち「了解!!!!!」

隊員たちはブラッド・アサルトと血の運び屋を調査すべく、それぞれに分かれて、

町を走っていた。清水、野沢、桜は3人で行動した。

野沢「・・・・桜ちゃん。」

桜「どうしたんですか?」

野沢「・・・・光次郎君と会っちゃったw」

桜「ええー!?会ったのですか!!?」

野沢「うん。私が吸血鬼に襲われる時に助けてくれたの。」

桜「そうですかぁ・・・・・。(ありがとう・・・・光次郎君・・・・・・。)」

清水「襲われたって事は、あなたがまだ怠けている証拠よ。」

清水が冷たそうに言うと、野沢は頬を膨らましながら怒る。

野沢「怠けてないもん!あいつらの行動が早いだけだもん!!」

血の運び屋の声「はっはっはっはっはっはっはっは!!!!」

野沢、清水、桜「!!!!!???」

3人の前に血の運び屋が現れる。しかし、吸血鬼がいない。

桜「っ!?血の運び屋ね!!」

血の運び屋「ふっ。覚えているようだな?だが、もう遅いね。」

清水「遅い!?それは一体・・・・!?」

野沢「っ!ちょっと!吸血鬼は!?あなたも側にいたはずなのに・・・・・・。」

血の運び屋「言ったろ?遅いって・・・・・・吸血鬼もといブラッド・アサルトは、

今さっき数人の血を吸った。それによりパワーが10倍に増幅し、巨大化したのだよ。」

野沢「なんですって!!?」

清水「くっ・・・・・!」

そこに、清水の携帯電話が鳴り出す。清水は携帯を使い、通信隊員と電話した。

清水「こちら、清水!!」

通信隊員『東京の都会に巨大な吸血鬼、いえ、ジャンボ・ロイドが暴れています!!』

清水「なんですって!!!?」

血の運び屋「ふふふふふふ!!もう誰にもブラッド・アサルトは止められん!!」

血の運び屋は笑いながら逃げていった。3人は彼を追う。

桜「待ちなさいっ!!!」

都会では、巨大化したブラッド・アサルトが奇声を上げながら街を破壊していった。

ブラッド・アサルト「キィエエエエエェェェェェ!!!!!」

ブラッド・アサルトはパンチやキックなどで次々とビルを破壊していった。

そこに、リボルバー・ジャック部隊が駆けつけ、ジャンボロイドに機関砲を撃つ。

ブラッド・アサルト「キエッ!?キエエエエェェェェ!!!!」

ブラッド・アサルトはいきなり撃たれたため、マントを広げてリボルバージャック部隊を睨む。

リボルバージャックは今度はレーザーバルカンを撃ち、敵を攻撃した。

ブラッド・アサルト「キエエェェェェェッ!!キエエエエエエェェェェェェエ!!!!!」

ブラッド・アサルトはレーザーバルカンを受けながらも、口から血のように赤い液体を吐いた。

その液体はリボルバージャック数機を浴びせた。浴びた機体が、

突然爆発を起こし墜落し、大破した。

ブラッド・アサルト「キイエエエエェェェェェェ!!!!」

ブラッド・アサルトはまたも赤い液体を吐いて、ビルを燃やした。

一方、桜たちは血の運び屋を追っていた。

野沢「待ちなさい!!」

清水「待て!!」

血の運び屋「ふん!待ったら終わりさっ!!!」

血の運び屋は立ち止まり、3人の前に向く。そして、数本のナイフを彼女たちに投げつける。

桜「気をつけてください!!このナイフに刺されたら血を奪われます!!」

野沢&清水「くっ・・・・・!!」

桜は剣でナイフを弾き、野沢と清水はピストルを撃ち、ナイフを撃ち落とした。

血の運び屋「やるね!だが、こちらも負けられん!!」

血の運び屋はさらにナイフを数本投げ続ける。3人は同じ戦法で防ぐ。

そして、遠くの隙間から光次郎が見ていた。

光次郎「桜ちゃん・・・・それとあの二人が戦っているのはデス・ナイトの一員か!!

駆けつけたいけど、下手に出てきたら足手まといになってしまう・・・・・!」

光次郎は桜たちに自分が戦ってるところを見せてはいけなかった。

光次郎は血の運び屋を倒すチャンスを待っていた。

そこに、血の運び屋の後方からブラック・アタッカー部隊が駆けつける。

ブラック・アタッカー「伍長!!!!!」

血の運び屋「おお!ブラック・アタッカー部隊!こいつらをやっつけな!!」

血の運び屋はジャンプしてどこかに去った。ブラックアタッカーたちが桜たちと激突する。

桜「あ!待って!!!」

光次郎「くっ・・・・・・・・!!」

光次郎は血の運び屋を追うべく、別の方向に走る。一方、あかりも町で立ち止まっていた。

あかり「・・・・・・もし、私が血のない機械少女だとしても・・・・・・。

守りたい人がいるから!守るために・・・・・・戦う・・・・・・・・!」

あかりは胸のかざりに両手を向けて、叫ぶ。

あかり「ライトニング・メタモルフォーゼ!!!!!」

あかりはまばゆい光に包まれ、やがてメイド服から戦闘服に転換し、

マリオネット・ライターに巨大変身した。

マリオネット・ライター「はっ!!!」

マリオネット・ライターは飛び、街で破壊活動をしているブラッド・アサルトの前に着陸した。

ブラッド・アサルト「キエエエエエェェェェェェ!!!!!」

ブラッド・アサルトはマリオネット・ライターにいきなり飛び掛る。

マリオネット・ライター「くっ!!」

マリオネット・ライターは迫るブラッド・アサルトの両肩を掴み、止めた。

マリオネット・ライター「ふん!!!」

マリオネット・ライターはそのままブラッド・アサルトの腹に膝蹴りを打ち、チョップを決める。

ブラッド・アサルト「キエエェェ!?キエエエエェェェ!!!」

ブラッド・アサルトは両手を上に振って、マリオネット・ライターをひるませた。

マリオネット・ライター「うっ!?うあっ!!」

ひるんだマリオネット・ライターはブラッド・アサルトに顔を殴られてしまい、後ろに扱けた。

ブラッド・アサルト「キエエエエェェェェェ!!!」

ブラッド・アサルトはひるんだマリオネット・ライターに近づき、彼女を自分ごとマントで包む。

マリオネット・ライター「っ!てぁぁっ!!はああっ!!!」

マリオネット・ライターはブラッド・アサルトを殴り、

さらに敵がそれをくらって放れて、起き上がってハイキックを打ち出した。

ブラッド・アサルト「キエエエェェェェ・・・・!!!」

マリオネット・ライター「行くわよ!!」

マリオネット・ライターは反撃に迫るが、ブラッド・アサルトが赤い液体を吐き出し、

マリオネット・ライターにそれを浴びせた。

つづく

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