不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
二人はかまくらの中に入った。桜は荷物を持っていた。 PR 時は過ぎて、放課後になった。光次郎は弓道部にいた。
光次郎「皆さん、大変です!私の町、秋田町に雪女が現れました!
それも、家より大きいほど巨大です。吹雪のせいで見えにくかったですが、 私はこの目で雪女を見ました!!」 カチ 光次郎は掲示板にそのコメントを書き込んだ。 光次郎「・・・・・・・でも・・・・あれは本当に雪女だっただろうか・・・・・いや、いっか。 僕はどうせ嘘つきなんだから。ははっ。この前だって高等部の奴らに怒られて、 嘘ついたっけ・・・・・・・。僕は・・・・・今回も嘘をついたのだろうか・・・・・。」 あかり「うう・・・・・・・。」 あかりは寒がりながら帰ってきた。 その頃、デスナイトのアジトでは・・・・・? ジェノサイド・シーザー「佐野山支部長。」 うろうろ歩く佐野山にジェノサイド・シーザーが声をかける。 佐野山「なんだね?」 ジェノサイド・シーザー「ブリザード・エクシアが戻りました。」 佐野山はそれを聞いて、足を止め、ジェノサイド・シーザーに顔を向ける。 佐野山「では、こっちへ連れてきたまえ。」 佐野山たちの前にYUKIと同じ・・・・いや、その顔を衣装はYUKIそのものだった。 ジェノサイド・シーザー「マリオネット・ライターとの戦闘に疲れたな。 YUKI・・・・・もといブリザード・エクシア。」 ブリザード・エクシア「はい。奴は思ったとおりに強敵でした。 せっかくの私が雪女となり秋田町を調査するところ、 人間どもが私を雪女だと思いくだらない噂を作って・・・・。」 佐野山「その雪女の秘密もSSPの奴らに暴かれては大変な事になろう・・・。」 ジェノサイド・シーザー「ブリザード・エクシア。明日、今一度あの少年を探すのだ。」 ブリザード・エクシア「はい・・・・・。」 ブリザード・エクシアは奇妙な機械が回りに置いてあり、 その中にノートパソコンが置いてあり、ブリザード・エクシアがそれを起動させた。 ブリザード・エクシア「・・・・・・・さあ、今日はどうほざいたかしら。」 ブリザード・エクシアは雪女に会いたい同盟を開き、掲示板の方に来た。 ブリザード・エクシア「・・・・・っ!!?」 ブリザード・エクシアは光次郎のコメントを見た。 光次郎のコメント『ライターです。二度目の投稿です。 皆さん、大変です!私の町、秋田町に雪女が現れました! それも、家より大きいほど巨大です。吹雪のせいで見えにくかったですが、 私はこの目で雪女を見ました!!』 ブリザード・エクシア「まさか・・・・・・私の正体が見破ったの!? ライター・・・・・・随分と面白い子ね・・・・・・・!では、レスしますか。」 ブリザード・エクシアは光次郎のコメントにレスを送った。 ブリザード・エクシア「・・・・・・・YUKIです。おお!ついに雪女が見つかったんですか!? しかし大きいってwwwwwもしかして、怪獣のようにですか?^^ もし、そうだったら私も会いたいですね。素晴らしい情報をありがとうございました!・・・・・・。」 ブリザード・エクシアは投稿にクリックした。この同盟を作った管理人のYUKIは、 実は・・・ジャンボ・ロイドのブリザード・エクシアであった。 人間たちは管理人がアンドロイドである事を知らない。 自己紹介ではあんな事を書いてあったがそれは真っ赤な嘘だった・・・・・。 ブリザード・エクシア「やはり・・・・・秋田町を徹底的に調べる必要があるわ。」 秋田町は夜になった。高町邸では光次郎が二階でパソコンをして、 あかりはキッチンで料理していたが・・・・・。 あかり「・・・・うっ!」 あかりは野菜を包丁で切ってるところ、いきなり腕を押さえる。 あかり「・・・まだ・・・・寒い・・・・・・・・・。(あいつと戦ったからかしら? あいつの吹雪を受けてから、私の体の機械がなんか熱い・・・・・・。 熱エネルギーが少しずつ下がっていく・・・・・・・。でも・・・・・・!) あかりは寒さに耐えながら料理に励んでいた。 光次郎は窓を覗いていた。 光次郎「・・・・今日はずっと雪だ・・・・・明日も雪になりそうだぞこれは・・・・・・あ!!」 光次郎は窓から再び白い人影を見た。 光次郎「あれは・・・・・また雪女か!?」 雪女の声「・・・・アアアアアァァァァァァァァァァ・・・・・・」 光次郎「声が聞こえる・・・・・・。やはりあれはさっきの雪女だったんだ・・・!!」 夜の町で雪女・・・ではなく、巨大化したブリザード・エクシアが歩いていた。 ブリザード・エクシア『・・・・・どこ・・・・・・どこにいるの・・・・・・・・。』 光次郎「・・・・!?雪女は・・・・・何かを探しているのか・・・・・・?」 光次郎はブリザード・エクシアの声を聞いた。 そこに、あかりがドアを開いて光次郎の部屋に来た。 あかり「こう・・・・じろう・・・さん・・・・・・。」 あかりは寒そうに震えながら声をかけた。光次郎はあかりの方に向く。 光次郎「どうしたの?そんなに寒がって・・・・。」 あかり「いえ・・・・・なんでもありません・・・・それより、お食事の用意ができました。」 光次郎「そうですか・・・・じゃ、いくよ。」 ブリザード・エクシアはまだこの町を歩いていた。しかし、破壊はしていない。 ブリザード・エクシア『・・・・・マリオネット・ライター・・・・・・早く出てきなさい・・・・・・。』 ブリザード・エクシアは見ての通り巨大な姿をさらし、声を出しているが、 近くの民家の人はそれを気づいていなかった。 高町邸 あかりと光次郎はキッチンルームのテーブルでご飯を食べていた。 あかりはシチューを食べながら険しい表情で何かを考えていた。 あかり(ブリザード・エクシア・・・・・あなたはこの町をさまよい何を企んでいるの?) ブリザード・エクシアの声「ァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・・」 光次郎「・・・・っ!?また聞こえる!」 あかり「っ!!?(ブリザード・エクシア・・・・!!)」 二人はブリザード・エクシアの静かな鳴き声を聞いたため、気が立った。 光次郎&あかり「あ!!!」 光次郎とあかりは今気づいた。好きな人たちの前で怒ったところに。 光次郎「あわわわわ!ご、ごめんなさい!!」 あかり「い、いえ・・・・こちらこそすみません・・・・・・!」 あかりと光次郎は焦って謝りあった。 あかり「う・・・・・・・・。」 光次郎「ど、どうした!?」 あかり「・・・・・・ちょっと・・・・風邪をひいた気がしまして・・・・・別になんでもありません・・・・・。」 あかりは笑顔で誤魔化した。 光次郎「・・・・いや、風邪だけでも十分大変だと思うけど・・・・・・・。」 あかり「え・・・・?」 光次郎「でも、本当に大丈夫?」 あかり「・・・・・ありがとうございます・・・・・・。」 あかりは目に涙が零れかけそうになると、それを拭き、笑顔で答えた。 次の日、光次郎は秋田学園に通い、廊下を歩いていた。 キーンコーンカーンコーン・・・・ 光次郎は教室に向かうが、そこに・・・・・・・。 桜「・・・・・・・あ!」 光次郎「・・・・・・・え?」 光次郎はとうとう桜と前を向き合った。今度こそ仲直りできるだろうか・・・・・。 桜「・・・・・こ・・・・・。」 光次郎「・・・・・・・・・!」 桜が声をかける途中に光次郎は突然無視するかのように先に教室に入った。 桜「・・・・・光次郎くん・・・・・・。」 教室では、国語の授業が行われていた。 先生「えー!ここは・・・・こう読んで・・・・・・。」 先生の話をきちんと聞く生徒たちの中に桜一人がひそかに光次郎を見つめていた。 桜(光次郎くん・・・・・・・・わかったるんだよ・・・・あの時・・・・・・・でも、 あなたがどうなろうと、私は・・・・・・あなたが・・・・・・・。) しかし、光次郎はそんな切ない桜の想いも気づかずただ勉強に集中をしていた。 つづく
光次郎は窓から冬の景色を見つめ、何かを思い出した。
光次郎は幼い日、雪が積もった日に父や母と一緒に雪だるまを作った。 しかし、その雪だるまはたちの悪い若者たちに潰され、それを見た光次郎は泣いた。 幼い光次郎の泣き声を聞いた父と母はもう疲れたから帰っていた。 光次郎は泣き続けた。まるで、雪の世界に残されたかのように・・・・・。 光次郎(・・・・・・・あれから僕は、雪遊びは僕一人で適当に雪に触れたりいじっただけだった。 足踏みもしていた。面白い雪遊びなんてなかった。だから・・・・・・。) 一方、桜はこの町のどこかを歩いていた。 桜「・・・・・・・・あ!!」 桜の前に数人のブラック・アタッカーが現れた。 ブラック・アタッカー「見つけたぞ!!」 「今日こそカンネンしろ!!」 桜「くっ・・・・・・!!」 桜はどこからともなく刀を持ち出した。 桜「ここで何を企んでいるの!!?」 桜は刀を敵に向けながら叫ぶ、ブラックアタッカーは剣を構えて答えた。 ブラック・アタッカー「ふふふふふふ!マリオネット・ライターを居場所をいち早く見つけてな・・・!」 桜「マリオネット・ライターの居場所・・・・!?」 ブラック・アタッカー「俺たちはそこを突き止め奴を倒す!」 「その前のお前を殺してやんよ!!!」 「かあああ!!」 「ぬうううん!」 ブラック・アタッカーは一斉にかかった。 桜「はっ!!えぃ!!やああっ!!!」 カンカン スバッ トショ スパ カン ズバ 桜は苦戦しながらも、華麗な剣さばきでブラック・アタッカー3人を切り倒した。 ブラック・アタッカー「でやっ!!」 桜はブラック・アタッカーの剣を刀で受け止め、それを弾き、敵をひるませた。 桜「はあっ!!」 ブラック・アタッカー「うぎゃっ・・・・・!!」 桜は最後のブラック・アタッカーを一刀両断した。 桜「・・・・・マリオネット・ライターの居場所・・・・そこは・・・・・?」 戸惑う桜の耳にあの雪女らしき少女の冷たい歌声が入った。 雪女の声「・・・・・ゆーきやこんこんあーられやこんこん・・・・。」 桜「・・・・?」 桜は声の主を顔を振って探した・・・そこに雪女がいた。 桜「・・・・!?あなたは・・・・?」 雪女「・・・・・・・・・・・・。」 その少女が雪女だと知らない桜は問うが雪女は答えようとしない。 桜「・・・名前・・・・なんて言うの・・・・?」 雪女「・・・・・・言ったら・・・・・・怖がる・・・・・・。」 桜「・・・怖がらないよ・・・・名前を言うのは・・・恥ずかしくないものよ。」 桜は優しい声で言いながら雪女に近づく。雪女は相変わらず冷たい声で返事した。 雪女「・・・・・YUKI・・・・・・。」 YUKI・・・・・あの「雪女に会いたい同盟」の管理人の名前と同じである・・・。 桜「YUKI(ゆき)・・・か。可愛い名前ね。その白い浴衣も可愛いわよ。」 YUKI「・・・・・・ありがとう・・・・。」 桜「あなた。お家はどこ?」 YUKI「・・・・・昔はあったけど・・・・もうない・・・・戦争のせいで・・・・。」 桜「・・・・・そう・・・・・・。」 桜は辛い表情で思った。 桜(・・・・似ている・・・・けど・・・・・。) YUKI「・・・・・・あなたは・・・SSPの隊員ね。」 桜「え!!?」 桜はいきなりのYUKIの発言に驚く。 桜「・・う・・・・ううん!違うわ!SSP・・・じゃない・・・わ・・・・・。」 YUKI「嘘よ。私、見たの。あなたが刀を持ってブラック・アタッカーを切り殺したの・・・。」 桜「え?」 そして、YUKIの周りに吹雪が激しくなりつつあった・・・・。 桜「あなた・・・・・まさか・・・・・・!!」 YUKI「そう・・・・私は・・・雪女よ・・・・・!! YUKI「・・・・・・あなたは・・・・・・人殺し・・・・・・。」 YUKIは左手を桜に向けた。その時・・・・・・。 桜「きゃっ!!!!」 ヒュオオオオオオオオオオオ YUKIの左手から物凄い吹雪が吹いた。桜はその吹雪に包まれてしまう。 桜「っ・・・・・・・・!!」 YUKIの放った吹雪は止んだ。YUKIは前を見る。 そこにはまだ吹雪によって覆った霧で見えなかった。 YUKI「・・・・・・・・・・。」 そして、YUKIは右手を自分の前で振った。その時、彼女の周りを吹雪が覆う。 その吹雪から、白い浴衣を纏った巨大な雪女が現れた。 少女は肌が青く、目は青白く瞳がない。 巨大な雪女「アアアアアアアアアァァァァァァ・・・・・・・」 ズン・・・ズン・・・・ズン・・・ズン・・・・ 雪女は鳴き声を出し、進行していった。 高町邸、光次郎の部屋 光次郎「・・・・・真奈美ちゃんさえいたら・・・・・・・・・でも・・・・・。」 光次郎は真奈美がまだ生きてればもう一度雪遊びができると思った。 しかし、真奈美は死んだのだ。 光次郎「・・・・はああ。雪女・・・・本当にいるかなぁ・・・・・。 もし出逢えたなら・・・・・・っ!?」 光次郎は窓の方を見かけ、外に何かがいた。 光次郎「あ・・・あれは!!」 光次郎は窓を覗いた。そこに、吹雪であまり見にくいが、白い浴衣を着た美しい少女が見える。 しかし、彼女は周りの民家と同じ大きさをしていた。 光次郎「あ・・・・・あれは・・・・・・もしや!!」 光次郎は自分の部屋から出て、一階に降りる。 あかり「・・・・・ん?」 キッチンで料理しているあかりの耳に光次郎の足音が入る。 あかり「光次郎さん・・・・どうしたの・・・・?」 光次郎は必死に走り、家から出た。目の前にいる雪女に会うために。 雪女「ハァァァァァァァァァァァァ・・・・・・・」 光次郎「聞こえる・・・・雪女の声だ・・・・・!」 光次郎はさらに走った。同じく、あかりが光次郎に密かに尾行していた。 あかり「何か見つかったのですか?雪女って・・・・・?・・・・っ!?」 あかりは光次郎の前にいる巨大な雪女を見た。雪女から吹雪が出てきた。 光次郎「うわっ!!」 あかり「光次郎さん!!・・・・・・まさか・・・・・・!!!」 光次郎は吹雪に吹き飛ばされる。しかし、すぐに立ち上がる。 光次郎「くっ・・・・・。あ!!」 光次郎は前を見る。そこにいつの間にか雪女がいなくなった。 光次郎「さっきの吹雪は雪女の仕業だ・・・・・!雪女が・・・・僕の町に来たんだ!!」 光次郎はすぐに自宅に向かった。光次郎がいなくなったところで、再び雪女が現れ、 さらに、マリオネット・ライターもが現れ。彼女に戦いの体勢を構える。 マリオネット・ライター「ええいっ!!」 マリオネット・ライターはいきなり、先手を取り、雪女に飛び蹴りを繰り出すが、 雪女が袖を振り、マリオネット・ライターの攻撃を避けた。 マリオネット・ライター「あうっ!!」 マリオネット・ライターは飛び蹴りを避けられ、地面に倒れる、そしてすぐに立ち上がった。 雪女「アアアアアアアアァァァァァァァァ・・・・・・・・」 雪女は袖を交互に振り回し、マリオネット・ライターを襲うが、ライターは必死によける。 マリオネット・ライター「うあ!うっ!っつ!!でっ!!」 マリオネット・ライターは雪女の腹に正拳突きを決まる。 雪女「・・・・・!?」 マリオネット・ライターはそのまま雪女に迫るが、雪女が両方の袖を振り出す。 ヒュオオオオオオオオオ 雪女はそうして吹雪を起こした。 マリオネット・ライター「うっ!!」 吹雪は止んだ。だが、そこに雪女の姿はなかった。 マリオネット・ライター「・・・・・新しい・・・・ジャンボ・ロイド・・・・・・!!」 一方、別のところで・・・・・・・。桜は果たして雪女によって凍らされただろうか?いや・・・・・。 桜「う・・・・ううう・・・・・。」 雪女に襲われたはずの桜は凍りつけにされず気を失っただけだった。 その桜は今、目覚めて起き上がった。 桜「・・・は!!私・・・・生きてたんだ・・・・・・。あの雪女・・・・まさか・・・・。」 一方、光次郎は自分の部屋に戻り、ネットで「雪女に会いたい同盟」に来て、 掲示板に書き込もうとした。 つづく
隊員たち5人は部屋から出た。残されたメンバーの一人、桜は・・・・・・。
桜「・・・・・・・光次郎くん・・・・・・。」 桜は切なそうに呟いた。そんな桜を春日がひっそり見つめた。 春日「・・・・・・・・・・。」 桜(光次郎くん・・・・・もう・・・・わかってるんだよ・・・・・・・。) 吹雪で少し周りが暗い秋田町で。清水たち5人の隊員が歩いていた。 野沢「うひゃぁぁぁぁぁ~寒いぃぃぃぃぃぃ~!!」 清水「これくらい寒がってどうするのよ!我々は軍隊よ!!」 野沢「ご・・・ごめんなさい・・・・でも~がくがくぶるぶる・・・・・。」 清水「全く・・・・・・・それでは、私と野沢隊員は左の方へ、残り3人は正面へ。 では、幸運を祈る!」 隊員たち「了解!!」 隊員たち別々の道にわかれ、行動した。 野沢「がくがくぶるぶる・・・・・・ん?」 寒がる野沢はいきなり清水に抱かれて、頬を赤く染めた。 野沢「ちょ・・・・し・・・清水さん/////」 清水「こうすれば、寒くなくなるでしょう?」 野沢「で・・・・でも・・・・・///(・・・・なんて暖かいんだろう・・・・清水さんの体・・・・・。)」 清水「どうしたの?野沢。」 野沢「う・・・ううん。だいぶ温まったわ。もういいです・・・・。」 野沢は少し恥ずかしがり笑いながら、返事した。清水は野沢から離れる。 それから清水と野沢はしばらくして、調査すると・・・・・・・。 野沢「う~ん、見当たらないなぁ。雪女・・・・。」 清水「仕方がない。戻りましょう。」 高町邸・光次郎の部屋 光次郎はネットで、【雪女に会いたい同盟】のトップページを見て、考えていた。 光次郎「・・・・雪女か・・・・・・・。」 光次郎はページにある絵を見た。アニメに出てきそうなかわいらしい少女だった。 光次郎「な・・・・なんて可愛い雪女だ・・・・・・。でも・・・・・管理人は?」 光次郎は【自己紹介】のリンクをクリックした。すると、自己紹介ページが開いた。 光次郎「うむ・・・・・・。『HN・YUKI』・・・・・か。・・・・・『私はいつか雪女の存在を信じます。 母は雪女に会うため、氷山に向かいましたが、発見できず、死んでしまいました。 私は母の無念を晴らすため、彼女に会いたい。そのためには皆さんの協力が必要です。 皆さんで雪女を探しましょう。』・・・・・か。イラストや小説もあるから見てみるか。」 光次郎はまず、イラストの方を見た。そこには、数々の雪女のイラストがあり、 中には怖い絵だったり、可愛い絵だったり様々な絵が多かった。 あまつさえ、小説では、雪女による小説がいっぱいあった。 これによって、頬を赤く染めた光次郎は・・・・・・・・。 光次郎「現実でも・・・・・可愛いだろうか・・・・。」 とうとう光次郎はこのサイトの雪女に萌えてしまったそうだ。んでもってどうなる? 光次郎「・・・・参加してみようか。」 光次郎は【会員登録・名簿】にクリックした。 光次郎「始めまして、ライターです。ここの雪女絵に萌えてしまい、 この同盟に参加する決意をしました。でも、この現実世界に雪女はいるでしょうか? でも、もし会ったら嬉しいですね。私なら、 どんな要求でも許してくれる萌え~な雪女がいいです。それでは。」 光次郎はついに登録してしまった。 場所は変わって、光次郎の部屋とは違う暗そうな部屋では、 パソコンをしている少女がいた。少女もこの同盟の会員登録・名簿を見ていた。 謎の少女「・・・・・・ライター・・・・・か。面白そうな名前ね・・・・。」 どうやらこの少女が雪女に会いたい同盟を作った人らしい。 SSP第6分隊基地・司令室 清水「・・・・結果、雪女は現れませんでした。」 春日「そう・・・・・それで、変わった事は?」 野沢「はい。近々、何故か凍りつけにされた人が多くいます。」 桜「・・・・・!?」 春日「これも雪女の仕業・・・・・・!では、今日は解散。」 桜は辛そうな顔でいきなり部屋から出た。 清水「ちょっと!月野!!」 野沢「桜ちゃん!!」 春日「待って!!!」 清水と野沢が桜を追おうとすると、春日が叫んで、二人を止めた。 春日「今は・・・・放っておきましょ・・・・・。」 野沢&清水「・・・・・・・はい・・・・・・。」 司令室は静かな雰囲気になった・・・・・・。 桜は外で走っていた。凍りつけにされた人を見かけると、急に近づいた。 桜「・・・違う!!」 桜は走った。そして、次に凍りつけにされた人を見かけると・・・・・。 桜「違う!!!」 桜はまたその人に近づくとそう叫び、走り出す。 桜「光次郎くん・・・・・光次郎くん・・・・・!!」 桜は雪女に光次郎が凍りつけにされてないか心配していた。 桜「違う・・・・違う・・・・・違う・・・・・・!!!」 桜は次々と凍りつけにされた人を確認した。しかし、どれもこれも光次郎ではなかった。 光次郎は自宅でネットをし続けているのだ。桜はそれに気づいていないだけ・・・・・。 桜「はぁ・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・・・。」 桜は走りすぎたので、疲れていた。 桜「・・・・・・・・もし、生きてるなら・・・・・・・。」 桜は空を見上げて呟いた・・・・・。その時、再び静かに雪が降っている景色に戻っていた。 桜「・・・・・・雪が・・・落ち着いている・・・・・・・光次郎くん・・・・・私と・・・・・。」 高町邸・光次郎の部屋 光次郎「・・・・・・あ!そろそろ時間か。」 雪女のブロック崩しをしていた光次郎は時計を見る。午後18時30分。 光次郎はその時間を見た。瞬間、【戻る】をクリックし、ブロック崩しを中断。 パソコンから離れ、テレビを付けた。 光次郎「間に合ったか・・・・・。」 テレビには、【ツバサ・クロニクル】のOP映像が流れていた。 光次郎はツバサを見ていた。 光次郎「さーて。今日の小狼やサクラたんはどんな活躍するだろうね?」 光次郎がツバサの第19話を見ている途中、あかりが部屋に入ってきた。 あかり「失礼します。」 光次郎「ん?なんだい?」 あかり「明日、雪・・・積もるそうですよ。」 光次郎「そうか・・・・。」 あかり「・・・・・明日、雪遊びしませんか?」 光次郎「・・・・・・いいよ・・・・・。」 あかり「え?」 光次郎「昔・・・・遊んだけど・・・・・雪合戦では負けるし、雪だるまも作れはしない。 それに、僕と遊んでくれる人は少なかった・・・・・・。 だから・・・・・・・。」 あかり「そう・・・・・ですか・・・・・・・。」 あかりは辛そうな顔しながら部屋から出た。 光次郎「・・・・・・・・・・雪・・・・・か・・・・・・・。」 つづく |
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