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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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秋田町では、夜に現れる吸血鬼が次々と女性を襲う事件が相次いだ。

調査に乗り出すSSP。しかし、これは、ドラキュラジャンボ・ロイド、

ブラッド・アサルト(仮名)の挑戦状に過ぎなかった!マリオネット・ライターは勝てるのか!?

次回、「血のない機械少女」  あかりは果たして人間なのか?

あとがき

どうも、ゆー1です。と、いうわけで、ついに光次郎君と桜ちゃんが仲良くなりました~(^ワ^

個人的に描いてみたかった戦闘シーンも書けて良かったです。他にもまだありますがw

さて、次回は吸血鬼にちなんだホラー要素の入った物語です。

今回は微グロありかも^^(ぉ

そして、防衛隊に入っていない一般人、光次郎が桜たちSSPを援護するシーンもある予定です。

それでは。

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マリオネット・ライター「てあっ!!!」

マリオネット・ライターは空中キックで、ガンズ・スライドを攻撃した。

ガンズ・スライド「・・・・・・・!?・・・・・・・!!」

ガンズ・スライドは蹴られて、扱けるが、すぐ立ち上がる。

マリオネット・ライターが走ると、ガンズ・スライドが両手の機関銃を向けた。

マリオネット・ライター「む!?」

ガンズ・スライド「・・・・・・・・・・!・・・・・!!」

そして、ガンズ・スライドの機関銃の横部分にある別の小型砲から青いビームを発射した。

マリオネット・ライター「くあっ!!!」   ビ――――  パシュゥゥン

マリオネット・ライターがそのビームを受けると、弾かれたように後ろに扱けた。

マリオネット・ライター「ううぅぅぅぅっ・・・・・あう!!」

マリオネット・ライターはなんとか立つのも、今度は後ろから鞭に体を巻かれる。

その鞭はアドゥス・サイルドのものだ。

アドゥス・サイルド「・・・・・・・・・・・・!!!」   バリバリバリバリバリバリバリバリ

アドゥス・サイルドはマリオネット・ライターを巻きついた鞭に電流を流す。

マリオネット・ライター「いっきゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

マリオネット・ライターは鞭から自分の体に電撃を流される苦痛に奇声をあげる。

アドゥス・サイルドがマリネット・ライターを巻きついた鞭を放し、電撃攻撃を止めた。

マリオネット・ライターは凄まじい感電に体を横に倒れながら息をしていた。

マリオネット・ライター「はぁ・・・はぁ・・・く・・・・っ・・・うううっ・・・・・・!!」

光次郎「あ!マリオネット・ライターが危ないっ!!」

桜「やはり、2対1はキツいわ!!」

マリオネット・ライターはなんとか立ち上がろうとするも、今度はアドゥス・サイルドが鞭を振るい、

ガンズ・スライドが両手の機関銃を撃ち乱しながら、ダブル攻撃を仕掛けた。

アドゥス・スライド&ガンズ・スライド「・・・・・・・・・!!・・・・・・・・・・・・・!!」

パシィドガァァァンピシャリズドォンパシッパシッガガァァァァン

マリオネット・ライターは体の医あちこちを鞭に打たれたり、弾に撃たれたりと苦しんだ。

しかし、そのダブル攻撃を受けながらも、必死に転がり、避ける事もあった。

マリオネット・ライター「ああ!!くうっ!!あう!うあ!あああぁぁぁぁ!!!」

Wジャンボ・ロイドはダブル攻撃を激しくした。

マリオネット・ライター「うああああぁぁぁ!あああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

流石のライターもこれに耐えられず、さらに、地面に鞭が当たって爆発したり、

機関銃の弾による爆風がさらに広がり、マリオネット・ライターは煙幕に包まれた。

桜&光次郎「マリオネット・ライター!!!」

アドゥス・スライド&ガンズ・スライド「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

ダブルジャンボ・ロイドは敵が死んだかを確認すべくゆっくり歩く。

煙幕は消えたが、そこにマリオネット・ライターの姿がない。

アドゥス・スライド&ガンズ・スライド「!!!!!??????」

ダブル・ジャンボロイドは空を見上げて、驚くように一歩下がる。

マリオネット・ライター「たあああああああぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!」

空から密かにダブル攻撃を避けたマリオネット・ライターが二人の敵に空中キックを決めた。

アドゥス・スライドとガンズ・スライド「・・・・・・・・!!・・・・・・・・・・・・!!!!」

ガンズ・スライドが近くのライターを機関銃で殴りかかるが、ライターは手刀打ちで対抗。

マリオネット・ライター「はあっ!!」

マリオネット・ライターはそのままで、ガンズ・スライドにハイキックを打つ。

マリオネット・ライター「ぃやあああぁぁぁぁ!!!」

さらに、後から迫るアドゥス・スライドにもエルボーを決めた。

マリオネット・ライター「ふん!!でっ!!とあ!!えぃ!!」

アドゥス・サイルド「・・・・・・・・・・!!?・・・・・!」

アドゥス・スライドはマリオネット・ライターの連続パンチにひるむ。

ガンズ・スライド「・・・・・・・・・・・・!!」

ガンズ・スライドが機関銃を撃ち、マリオネット・ライターの背中を攻撃した。

マリオネット・ライター「わっ!!!!くあぁ!!?」

背中をいきなり撃たれたマリオネット・ライターはさらに、アドゥスの鞭に胸を打たれる。

マリオネット・ライターは打たれた部分を押さえてまた倒れる。

そして、クリスタルタイマーも赤に点滅し始めた。ダブルジャンボ・ロイドは再び横に並んだ。

アドゥス・サイルド&ガンズ・スライド「・・・・・・・・・・・・・・!!!!!」

光次郎「あいつら!またダブル攻撃を仕掛ける気だ!!」

桜「もう一度くらえば、ひとたまりも・・・・・・!!光次郎くん!!」

光次郎「うん!!」

桜は中型レーザーガン、光次郎は弓矢を構えた。

桜「私たちはもう・・・・・・・!!」

光次郎「一人じゃないっ!!!!!」

桜はアドゥス・サイルドを撃ち、光次郎はガンズ・スライドに鋭く、速い矢を飛ばした。

アドゥス・サイルド&ガンズ・スライド「!!・・・・・・!?・・・・!!!???」 ドカァァァァァァン

アドゥス・の顔に弾があたり、ガンズの顔に矢が刺さり、それぞれそこが爆発した。

マリオネット・ライター「ダブル・フラッシュ・ブレイカー!!!!」

マリオネット・ライターは両手を向け、そこから強烈な光を出し、

その光を浴びたアドゥス・サイルドとガンズ・スライドが炎上し、大爆破した。

翌日、秋田学園

光次郎は今日も一人歩いていた。しかし、いつものように寂しい表情はしていない。

桜「おはよう!光次郎くん!」

光次郎「ああ。おはよう、桜ちゃん。」

桜が光次郎に駆け寄って明るく挨拶した。光次郎も少し明るさを取り戻しつつある声で返事した。

二人とも笑顔で教室に向かった。そして、放課後、二人は仲良く下校した。

桜「今日、部活休みだったの?」

光次郎「いや、自分から休むようにコーチに言ったよ。

高等部の人たちからは二度と来るなって言われたしな・・・・・。」

桜「・・・・・・・。そうだ!今日、光次郎君来ていい?」

光次郎「うん!いいよ。」

こうして、光次郎と桜は自分の隠された過ちを語り合い、仲を取り戻しました。

光次郎は一つの悩みを打ち消し、愛すべき人を取り戻すことができたのです。

しかし、桜の意外な過去はほんの一部に過ぎません。

かくして、桜の両親はデス・ナイトだったのでしょうか?

そして、桜の姉は今、何をしているのでしょうか?

二人は再び仲良しになりましたが、いつ彼らの絆を断とうとする事件が起こるかわかりません。

光次郎と桜の戦いは始まったばかりです。

つづく

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桜&あかり「っ!!?」

二人は突然の光次郎の言葉に体に電撃が走った。

光次郎「そうだ。あれは2年前・・・・・僕のお誕生日・・・・・・。

家族でデパートに行こうとした。僕の欲しがったプレゼントのためにね。

ところが、謎の雷撃が僕の家族を奪ってしまった。」

光次郎の脳裏に、突然放たれた雷撃、そして、それの犠牲となった両親の死骸が浮かび上がった。

あかり(知ってる・・・・・・サンダーフェイズが・・・・・・!)

桜(私たちSSPが目撃した事ある・・・・・ジャンボ・ロイドの仕業で、光次郎くんは・・・・・!!)

あかりと桜は光次郎の家族を奪ったのがジャンボロイドだと知って、

悔しさや悲しみ、怒りを混ぜたような表情を表していた。光次郎はそれを見て、怯える。

光次郎「あ・・・・の;怒ってる?」

あかり「あ、ごめんなさい。全然怒ってませんよ。」

桜「光次郎君を責めるわけないじゃない。」

二人はそう言われて、慌てて笑顔を見せた。光次郎はほっとして、話をつづけた。

光次郎「・・・・・それから僕は家で一人だけの生活を送っていた。

ご飯も作れず、まともに掃除できない。生活のサポートはいつも桜ちゃんたちに任せた。

でも、僕はそのたび、思った。彼女たちに迷惑をかけてしまっているんじゃないかと。」

桜「ううん。私、本当に光次郎君の事思ってやっていたのよ。」

光次郎「そう。でも、一人ぼっちの生活は過酷だった。

弓道部の奴らが時々、僕の家にやってきて、自分勝手にやってて僕は本当に迷惑した。

金も奪われたけど、桜ちゃんが僕に金をあげたんだ。それも大金・・・・・。」

あかり「そうですか?桜さん。」

桜「はい。私、可哀想な人・・・・ほっとけないんです。」

光次郎「それから、一年・・・・・切ない日々を送り続けた僕に、あなたが来てくれた。」

光次郎はあかりに指を指した。

あかり「はい。私は、あなたを保護するために、この家に留まる決意をしました。」

光次郎「なんで?」

あかり「え?」

光次郎「なんで僕なんか守るの?僕は・・・・・あなたが来るなんてちっとも思ってなかったのに・・・・。

でも、こんな駄目な僕の保護をしてくれている事は感謝してるよ。でも、一つだけ欠点ができた。

恋人となるはずだった真奈美ちゃんの死、桜ちゃんの恐るべし秘密、

そして、ジャンボ・ロイドの存在・・・・・・・・・。僕は真奈美ちゃんを殺したジャンボ・ロイドを・・・・・・、

仇として殺した。この弓矢で・・・・・・・!!」

光次郎はそう言って、どこからともなく矢を持ち、不安の表情の二人に見せる。

あかり「こ・・・・・光次郎さん・・・・・・!?」

桜「やっぱり・・・・・君だったんだね・・・・・・。」

光次郎「え?」

桜「私、思ってたの・・・・・ジャンボ・ロイドを刺した矢・・・・あれは、光次郎君がやったんだって?」

光次郎「さ・・・・・桜ちゃん・・・・・?」

桜「今度は、私の番ね・・・・・・・・私ね・・・・デス・ナイトの子だったの。」

あかり&光次郎「!!!!!????」

二人は桜の悲しげな声と衝撃な言葉によって、体に電撃が走った。

桜「私は幼い頃、周りの人と同じような普通な平凡な毎日を送っていた。でも、それはつかの間だった。

両親は実は、デス・ナイトの一員だったの。両親は私をデス・ナイトの戦士として、

スパルタな教育を受けて、幼稚園以外はどこにも行けなかった・・・・・。」

光次郎「そんな・・・・まさか・・・・桜ちゃんが・・・・・・?」

桜「でも、そんな私を支えてくれる人がいた。その人は私のお姉さんだった。

お姉さんは私に優しくしてくれた。でも、お姉さんは私が拉致させる時から急に、

どこかに消えちゃった。お姉ちゃんのいない虐待の日々を受けていた。

私は我慢の限界で、デス・ナイトを抜けた。」

あかり「・・・・・・自分たちの子供を巻き込むなんて・・・・・!」

二人は桜の過去話を聞いたため、不安な表情とともに、目から涙が出つつある。

桜「それでも、過酷な生活は長く続いた送っていた。帰るところの私には、

入れてくれる家はなかった。友達もいなかった。何も食べれなかった。

でも、そんな私を受け入れてくれる人がいた・・・・・・。」

光次郎「そ・・・・・それは・・・・・・?」

光次郎とあかりはごくっと息を飲んだ。

桜「・・・・・・SSP日本支部第6分隊現隊長・春日智美。」

あかり「え・・・・SSPの人に!?」

光次郎「まさか・・・・・桜ちゃん・・・・・・!!」

桜の過去、町に雨が降り注いだ。その雨に寂しく打たれる幼い桜が一人泣いていた。

幼い桜「うっ・・・うう・・ううっ・・・・おねえ・・・・ちゃぁん・・・・・う・・・・。」

そんな桜の前に、一人の若い女性が手を差し伸べた。その人こそが隊員時代の春日である。

桜は春日に拾われ、彼女の家にいた。

春日「もう少しで風邪引くところだったよ。でも、よかったね。」

桜「・・・・・・はい・・・・・・。」

春日「あなた、名前は?」

桜「・・・・・月野・・・・・桜・・・・・・・。」

春日「月野桜・・・・・月の桜ってわけね。親は?」

桜「・・・・・・・父さんと母さんはデス・ナイトという変な組織の人たちだったの。」

春日「なんですって!!?」

桜「っ!?・・・ご・・・・ごめんなさい・・・・・・。でも、私・・・・そんな組織・・・嫌いだった・・・・・・。」

春日が大声出したため、桜は泣きそうになる。しかし、春日は優しい笑顔で桜を抱きしめる。

春日「・・・・じゃあ、ここに住んでいいよ。」

桜「え・・・・・・?」

春日「・・・・・私・・・・子供が大好きで・・・・・・。それに、デス・ナイトの犠牲者を見逃せなくて・・・・・・。

今日から私はあなたの親よ。ずっと側にいてあげる。ずっと守ってあげるから・・・・・・。」

そして、現在。桜は涙を流しながら語り続ける。

桜「彼女がまだ隊員だった頃、7歳くらいの私を家に入れてくれた。

彼女は私の事を面倒を見てくれた。行きたいところは連れてってくれた。

私は春日隊長と優しい時間を送り、小4の頃、光次郎くん、あなたと出会った。」

光次郎「だから・・・・君は優しかったんだね・・・・・・。」

桜「でも、もし春日さんがいなければ、デス・ナイトに戻って、悪の戦士になったところね・・・・。」

光次郎「でも・・・・君は・・・・・・・優しいから、友達が・・・。」

桜「うん。でも、私はただ、優しいだけじゃない。私が小6の頃、

春日さんが隊長になったの。そして、私も自らすすんで、隊員となった。

それに、私はそれまで・・・光次郎君に出会う前は友達一人もいなかった・・・・・。

そして、私はSSPの隊員として、孤独な戦いを続けた。人も大勢、殺した・・・・・・・・。

仲間はいっぱい死んだ。私はいつも孤独だった。でも、友達は少しだけ増えた。

理子ちゃん、野沢さん、清水さん・・・・・それくらい・・・・・・。

それでも・・・・・私は・・・・・・・・・・・・。」

光次郎「うっ・・・ひぐっ・・・・うえ・・・ううう・・・・・・・。」

光次郎はとうとう桜のあまりの辛い過去に泣き出した。

桜「こ・・・・光次郎くん・・・・・・・・。」

あかり「光次郎さん・・・・・・・。」

光次郎「知らなかった・・・・・桜ちゃんが・・・・・・・・あんなに可哀想だったなんて・・・・・・。

それにわかった・・・・・やっぱり・・・・桜ちゃんが・・・・SSPの隊員だって・・・・・・・・。」

桜「私も・・・・・・光次郎君が戦っているなんて・・・・思わなかった。いえ、思いたくなかった・・・・・!」

光次郎「桜ちゃん・・・・・・これからも・・・・・・・僕たち・・・・・・・!!」

桜「うん・・・・・守ってあげるよ・・・・・光次郎君が辛くなったら私がなんとかしてあげる・・・・・・!」

光次郎「桜茶ちゃああああああぁぁぁぁん!!!!」   桜「光次郎くううううぅぅぅぅぅぅぅん!!!!」

光次郎と桜は抱き合って泣き叫んだ。あかりも同情して泣き崩れた。

あかり「ううっ・・・うう・・・あああっ・・・・・あう・・・・・・・・。」

桜「ごめんなさい!ごめんね!!今まで黙って・・・・・・・。」

光次郎「僕も・・・・・疑ってごめん・・・・・でも・・・・ずっと友達でいようね・・・・・・。」

一方、高町邸の前に、アドゥス・サイルドとガンズ・スライドがいた!

アドゥス・スライド「みーつけた♪た・か・ま・ち。ここに違いないわ。」

ガンズ・スライド「だが、奴(マリオネット・ライター)は危険な力を持っている。

ジャンボ・アップして一気に勝負を決める・・・・・・・・!!」

高町邸       

ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・   和室が急に揺れだした。3人はこれに驚き、慌てる。

桜「きゃっ!!?こ・・・・これは!?」

光次郎「まさか・・・・・・・・・!!」

あかり「ジャンボ・ロイド・・・・・・・・・・!!」

光次郎と桜は外に出た。すると、二人の前に巨大な姿となった、二大ジャンボ・ロイド。

アドゥス・サイルドとガンズ・スライドが現れた。

アドゥス・サイルド&ガンズ・スライド「・・・・・・・・・・・・!!!!」

光次郎「ジャンボ・ロイドが二人!!?」

桜「くっ・・・・・・・!!月野より、第6分隊へ!月野より、第6分隊へ!!」

アドゥス・サイルド「あなたが高町光次郎ね!?たっぷりおしおきしてあげるわ!!」

ガンズ・スライド「SSP・・・・いや、デス・ナイトの裏切り女!死んでもらう!!!」

あかり「ライトニング・メタモルフォーゼ!!!!!」

あかりは誰もいない和室でマリオネット・ライターに変身した。

マリオネット・ライターは光のジャンプで高町邸から一瞬に現場に到着した。

アドゥス・サイルド「出たわね?マリオネット・ライター!私の鞭で気持ちよく死になさい。」

マリオネット・ライター「この二人に悲しい思いをあたえたあなたたちを許さないっ!!!」

ガンズ・ズライド「ほざけ!!我が組織を裏切った分際で!月野桜と同じように!!」

マリオネット・ライター「くっ・・・・・・・・・!!」

マリオネット・ライターは怒りに任せて走った。しかし、アドゥス・スライドが彼女に鞭を打つ。

アドゥス・スライド「・・・・・・・・・・!!」  パシィ

マリオネット・ライター「うわ!!」

マリオネット・ライターはいきなり鞭を打たれ、ひるむ。

ガンズ・スライド「・・・・・・・・・・・・・!・・・!!」   ガガガガガガガガガガ

さらに、ガンズ・スライドがマリオネット・ライターに無数の弾を撃った。

マリオネット・ライター「・・・・っ!?えっ!!!」

マリオネット・ライターはジャンプして、敵の無数の弾を避けた。

つづく

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光次郎「実は、僕も・・・・赤ちゃんの頃、何をしたかわからなくて・・・・・・幼稚園児の時から、

ちょっと知能を持てた。でも、その程度じゃだめで、いつも周りの人にいじめられた・・・・・・。」

あかり「・・・・・・なんか・・・・可哀想ですね・・・・・・。」

光次郎「可哀想でいいさ。今の僕はさらに可哀想な女の子を虐めたい気分を持っているさ・・・・・・。」

あかり「・・・・・・でも、あまり、人を傷つける事は・・・・・。」

光次郎「いや、僕はもう・・・・・・・・・。」    ピンポ―――――ン

その時、玄関のチャイムが鳴った。

あかり「あ・・・・・・・。」

光次郎「僕がいってくる!」

あかり「はい。」

先にいこうとするあかりを止めた光次郎は玄関の方に来た。そこのドアから、桜が入ってきた。

桜「おじゃまします・・・・・・。」

光次郎「あ!君は!!!?」

光次郎が驚くのは当たり前の事だ。自分が気になっていた桜が自信の家に来たからである。

桜「えへへ・・・・・来ちゃった・・・・・・・・。」

光次郎「ど・・・・・どうして・・・・・?」

桜「実は・・・・・・・。」

頷きあう二人のところにあかりが来た。あかりは桜を見て、彼女に声をかけた。

あかり「あら。あなたは・・・・・・・。」

桜「あ・・・・・・・・・。」

3人は和室に来て、桜は光次郎に何をしているかと聞いた。光次郎は今やるべき事を語った。

桜「そうだったんだ・・・・・実は、私も自分の昔の事・・・・光次郎くんに伝えたくて・・・・・。」

光次郎「桜ちゃんも・・・・・・。あかりさんはどう思う。」

あかり「・・・・・桜ちゃん・・・・・ですよね?じゃあ、聞かせてください。」

あかりはにっこりと答えた。

桜「光次郎さんのメイド・・・・・・にこにこで優しいね。」

光次郎「いや・・・・・僕もあかりさんの事・・・・まだわからないんだ。」

あかり「ごめんなさい。サンダーフェイズ事件でいきなり、あなたの家に入り込んで・・・・。」

光次郎「いや、今はいいさ。」

あかり「うふふふ・・・・・。っ?」

あかりは桜の顔を見た。桜は一瞬、悲しげな表情を表し、目から一粒の涙が出る。

あかりは少し驚き、悲しみを感じて、辛い表情を表す。

桜「・・・・・・・光次郎君・・・ちょっとアルバム開いてくれる?」

光次郎「うん。いいよ。」

一方、アドゥス・サイルドとガンズ・スライドは秋田町に来ていた。

しかし、巨大化はしていない。

ガンズ・スライド「マリオネット・ライターめ・・・・・・!光次郎とやらの少年を保護してなんになる?」

アドゥス・サイルド「まあ、私はその少年を可愛く虐めたいけど?」

ガンズ・スライド「私は殺す・・・・・・・。この機関銃でじわじわ撃ち、のたうちまわさせるさ!」

アドゥス・サイルド「うふ。素直じゃないのね。」

ガンズ・スライド「お前のそのショタコンはなんとかならんのか!」

アドゥス・サイルド「そっちこそ、殺す癖、どうにかしたら?」

ガンズ・スライド「何を言う。それが、我々ジャンボ・ロイドの生きがいだろう?」

アドゥス・サイルド「では、高町光次郎を探しましょう。看板に苗字の名が書かれているから、

そこで見つければいいわ・・・・うふふふふふふふふ・・・・・・・!!」

高町邸・和室

光次郎「僕が幼稚園の頃ね、いつも怖そうな子に虐められていたよ。

それで、僕は泣いた。大事な物も奪われたよ。」

光次郎は、幼稚園でよく上の子供たちに叩かれたりしていじめられていた。

その時の彼はよくないていた。家で、母や父によく怒られるが、たまに慰められる事もあった。

桜「慰めてくれる人はいた?」

光次郎「いなかった・・・・・・でも、一度だけ、一人だけいたんだ。」

桜「一人だけ・・・・・?」

あかり「なんですか、その子は?」

光次郎は昔の出来事を思い出す。昔の泣いている彼の目の前に一人の少女が手を差し伸べる。

光次郎は少女を見るが、その少女の顔は夕日の光で見えないか、わからなかった・・・・・。

光次郎「・・・・・・あの時、小学生くらいの女の子が、僕にハンカチをくれて、慰めてくれたんだ。

その子がなんなのか・・・・・まだわからない・・・・・。」

桜「・・・・・・・・・・・・。」

桜は辛い表情で、何かを隠しつつあるように見せた。

光次郎「どうしたの?」

桜「ううん。なんか・・・・・私と似てるね・・・・・・・。

私だって、幼稚園の頃、よく泣いてて、その時、お姉ちゃんが私の頭を撫でてくれて・・・・・。」

光次郎はアルバムのページを開く。今度は小学生の頃の写真だ。

あかり「まあ。この光次郎君も可愛いですね。」

光次郎「そう・・・・・・。これが、小学生の僕だ。その頃の僕も・・・・まだ泣き虫だった。

最近は同級生だけじゃなくて、中学生にも虐められたよ。」

桜「・・・・・・やっぱり、大人は子供に容赦しないのね・・・・・・。」

光次郎「・・・・・!?・・・・そうだね・・・・・・・。高校生は中学生に、

今の僕たち中学生は小学生に残酷を教えているかも知れない・・・・・・。」

桜「でも・・・・・あたえられるのはそれだけじゃない。それは・・・・・・優しい心だよ。」

光次郎「そうだね・・・・・でも、僕に優しい心は・・・・・・・・。」

桜「あるよ。今の光次郎くんなら・・・・・・・。」

光次郎はそれを聞きながら、アルバムのページを開く。小学生の頃の桜もいる写真がある。

あかり「まあ。可愛い女の子ですね。」

桜「あは。これ、小学生時代の私だ。」

光次郎「そう。覚えている?小学4年生の頃・・・・・・・・。

僕はその頃でも、いじめられて、そのまま絶望の日々が続くかと思いきや、

天使が現れたんだ・・・・・・・・。」

桜&あかり「天使・・・・・・・?」

光次郎「君だよ。桜ちゃん。そして、今、亡くなった真奈美ちゃん・・・・・・・・。」

光次郎は昔の光次郎、桜、真奈美の三人の笑顔の写真の指を指しながらそう言う。

桜「くすくすw私・・・・そんなに天使じゃないわよ。」

桜はふざけて言ってるんじゃないかと思って笑っていた。

あかりも笑いながら、光次郎の意見に賛成。

あかり「いえ、あなたは今でも天使ですよ。」

3人は笑いあっていた。だが・・・・桜は心では悲しそうな気持ちを持っていた。光次郎も・・・・・・・。

光次郎「ふふ・・・・・桜ちゃんや真奈美ちゃんはその頃からとても優しくて、

いつも僕の側にいてくれた。いつも3人だったんだ。その一人、真奈美ちゃんが・・・・・・・。」

桜「今はジャンボ・ロイドに殺されて死んだのね・・・・・・・。」

光次郎「僕にとって真奈美ちゃんはとっても大切な人だったんだ・・・・・・。

いつも、悪い人から僕を守ってくれた。時々、僕にプレゼントをくれた。」

桜「私も・・・・・昔、真奈美ちゃんに慰めてもらった事あるわ。」

あかり「でも、その人は・・・・・・もう・・・・・・・・。」

あかりがそう言うと、桜と光次郎はとっても暗いムードに包まれた。

あかり「あ・・・・・・;すみません・・・・・・・orz」

光次郎「・・・・・いいよ。もう・・・・・しょうがないから・・・・・・。」

あかり「本当にすみません。ただし、私がちゃんと私を守って差し上げますから。」

光次郎「うん。頼んだよ。今は、聡子さんや榊くんもいるから。」

桜「・・・・・・・守ってくれる人・・・・・増えたんだよね、中学生に入ってから・・・・・。」

光次郎はアルバムのページを開いた。今度は中学部の入学式の写真があった。

光次郎「ああ。僕たちは中学生に入った・・・・・・・・。僕たち3人は仲良しだった。

でも、部活を弓道部にしてからが残酷だった。高等部の人たちは厳しすぎた。」

光次郎は部活のメンバーの集合写真を見せる。

桜「・・・・・どうして、弓道部にしたの?」

光次郎「・・・・・強くなりたいと思って・・・・・・・。でも、格闘技ではすぐ敵の反撃で痛い目に会うから。

遠くから、見えないところから、攻撃してやりたい。そう思って弓矢の練習を・・・・・・。

あははははは。僕、卑怯者だよね・・・・・・。」

桜「ううん。これも戦い方って言っていいんだよ。光次郎君は悪くないよ。」

光次郎「そうか・・・・・・。話は変えるけど、パソコンでネットできるようになったのもこの頃だった。

小学生では、ゲームよくしたよ。あまり一緒に遊んでくれる人いなかった。

当時は外でみんなと遊ぶ事なかった。僕は弱虫だからね・・・・・・・。」

桜「私も・・・・・・・・・。」

光次郎「そう・・・・・・。・・・・・・でも、2年生になってから・・・・・悲劇が起こった・・・・・・。」

あかり「・・・・・・・・・・・・・。」

桜「何?悲劇って・・・・・・?」

光次郎「この家には両親はいないってわかるよね?」

桜「うん・・・・・・・・。」

光次郎はページを開き、お葬式の写真を見せた。写真には、光次郎一人だけだった。

光次郎「僕の父さんと母さんは・・・・・・・去年、謎の雷撃によって死んだ・・・・・・。」

つづく

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桜「・・・・・・・・はい。」

春日「・・・・・あなたの家族は・・・・・・・デス・ナイトの研究員だからね・・・・・・。

みんなも・・・・桜の過去を・・・・知ってるわよね?」

清水「はい・・・・・・。」

野沢「・・・・・隊長がそう言ってましたから・・・・・・・。」

桜「隊長。」

春日「何?」

桜「・・・・・この話が終わった後で、ある人のところに行ってもいいでしょうか?」

春日「あなたの心が癒えればね・・・・。」

桜「あれは・・・・・・まだ私が生まれた頃・・・・・・・・・・・。最初のお父さんとお母さんは、

赤ん坊の頃の私には・・・・・すごく優しくしてくれました・・・・・・・・。

でも・・・・・私が幼稚園児くらいになると、急に両親が暗くなって・・・それから・・・・・・・。」

桜の発言とともに彼女の残酷な過去が見えてくる。

彼女が幼い頃に・・・・両親に突然、暗い研究所のとある部屋に連れて行かれていた・・・・・・。

幼い桜「パパ・・・・・・ママ・・・・・ここどこ?怖いよ・・・・・・。」

幼い彼女は泣きそうに言った。しかし、両親は黙っていたままだった。

そこに、一人の研究員が両親の前に来た。そして、父がやっと発言を出す・・・・。

桜の父「桜・・・・・・・今日からお前は、デス・ナイトの戦士になるのだ。」

幼い桜「です・・・・ないと・・・・・・?」

桜の母「デスナイト。お前はこれから人を傷つけなければいけないのよ。

残念でしょうけど、あなたに幸せは来ない運命なのよ・・・・・・・。

もしかしたら死ぬかも知れない。死後・・・・地獄に落ちるかも知れないけど。」

幼い桜「いや!!」

父と母「なんだって!!!?」

幼い桜「私・・・・・・傷つけるなんていや!!!!」

幼い桜は逃げていた。両親と研究員はそれを追っていた。

「待てぇ!!!」  「裏切るのか!!」 「お前はデス・ナイトの子だ!!戦士なのだぞぉ!!!!」

幼い桜「いやぁぁぁ!!助けて・・・・おねえちゃ~ん!!!!」

しかし、研究員たちは桜を捕まえてしまった。

幼い桜「きゃぁぁぁぁぁ!!!やだやだやだやだやだぁぁぁぁ!!!」

桜の父「あきらめたまえ。これも運命なのだ。」

桜の母「あなたには近い未来、友達もおらず普通に遊べない。

あなたは・・・・・・・生まれなければよかった存在だったのよ・・・・・。」

幼い桜「お姉ちゃん!お姉ちゃあぁぁぁぁぁぁ~~~ん!!!!」

・・・・・そして、現在・・・・・・。部屋は桜の過去話によって暗い雰囲気を表した。

桜「・・・・・・・結局、私は捕まってしまいデス・ナイトの人たちにあらゆる虐待を受けた。

もちろん、幼稚園には行けました。けど、帰ったらまた虐待の時間に戻りました。

両親は私にご褒美とかくれず、どこか楽しいところへは連れてってくれませんでした。」

清水は辛そうな顔して、桜にこう言った。

清水「・・・・・・・それから・・・・・あなたは自分の親を憎み、組織を抜け出したのね・・・・・・。」

野沢「うっ・・・ぐす・・・・ぐすん・・・・ううっ・・・・・・。」

野沢は桜のあまりの悲しい過去に同情して泣いていた。他の・・・・3人くらいの隊員も泣いていた。

春日「・・・・・・それで、まだ、他にもあるわよね?」

桜「はい・・・・・でも、皆さんが悲しんでいるので、もう止めます・・・・・・・。」

清水「待って!さっきの話・・・・・・あなたの姉とは・・・・・。」

清水は質問しようとするが、桜も突然涙を流した。

清水「うっ・・・・・・・。」

桜「もう・・・・・いいたく・・・・ありません・・・・・・・!」

桜は泣きながら部屋から出た。自分の過去はあまりにも過酷で、

その事を他の人に語るだけで辛かっただろう・・・・・・・。

春日「・・・・・・・月野・・・・・・・・・。」

野沢「桜ちゃん・・・・・・・私たちがいるからね・・・・・・・。」

商店街で、あかりが買い物をしていた。

あかり「あとは・・・・光次郎さんが頼んだ物ね。ってことはコンビニに決まりね!ん?」

あかりは偶然、走っている桜を見た。しかし、桜の表情は悲しげで、涙は出たままだった。

あかり「・・・・・・あの人は・・・・・・・。」

一方、デス・ナイト日本支部アジトでは?

アドゥス・サイルドとガンズ・スライドが佐野山のもとに戻ってきた。

佐野山「ご苦労だったね、二人とも。君たちの素晴らしいコンビネーションが、

SSPの連中を窮地に追い込んでくれた!」

ジェノサイド・シーザー「これより、次の任務を発表する。」

アドゥス・サイルド&ガンズ・スライド「はっ!!」

佐野山「裏切り者・マリオネット・ライターの居場所がわかったのだ。

彼女は・・・・高町光次郎とやらの少年を保護している。

奴らは秋田町にいる。そこを襲撃したまえ!」

アドゥス・サイルド&ガンズ・スライド「了解!!!」

一方、桜は泣き止んだが・・・まだ悲しげな表情で町を歩いていた・・・・・。

桜「・・・・・・お姉ちゃん・・・・・・・・・・。」

そして、再び桜の過去。幼い桜は彼女の姉と一緒に積み木をつんで遊んでいた。

その姉は・・・・小学生くらいの女の子であった。

桜の姉「桜。今度は巨大タワー作ろっか!」

幼い桜「うん!作って作って!」

二人はとても笑いあった。だが・・・・時は過ぎて、両親と食事を取っていた。

幼い桜「・・・・・・・・・・・・。」

幼い桜は皿にピーマンを残していた。

桜の父「どうした?桜。」

幼い桜「・・・・・・ピーマン・・・嫌い・・・・・。」

桜の父「甘ったれるな!!!!」

父は怒ってテーブルを思いっきり叩いた。桜は泣きそうになる。

桜の姉「・・・・・じゃあ私が食べてあげる!」

幼い桜「ほんと?うわーいありがとう。お姉ちゃん。」

桜の母「いけませんわ!他人に頼っては!!」

桜の母「いいじゃないですか。お姉ちゃんは妹を大事にしなきゃ・・・・・・。」

そして、現在。桜は自分の姉を思い出して、少し笑っていた。

桜「・・・・・もし、お姉さんが今も生きてれば・・・・どうしてたかな・・・・・・。」

そして、再び桜は笑顔をなくす。

桜「・・・・・・本当にどうしてたかな・・・・・・。光次郎君・・・・・・・・。」

桜は光次郎君のあの言葉を思い出した。

光次郎『桜ちゃんが・・・・人殺しなんてするわけ・・・・・ないよね・・・・?』

桜(・・・・・ごめんね・・・・・・光次郎君・・・・・・・・私・・・・・・・・・・。

よし!じゃあ、教えてあげる!私の本当の姿を・・・・・・・!)

光次郎は自分の部屋でパソコンをしながらあかりの帰りを待っていた。

しかし、心では、桜の本当の姿はなんなのかと思っていた。

光次郎(・・・・・・桜ちゃん・・・・・・・・もし、君があれだとしても、僕に優しくしてくれるよね・・・・・・・。)

光次郎は今まで桜と過ごしてきた日々を思い浮かべた。

光次郎と桜は小学4年生の頃から出会い、それから二人とも仲良く遊んでいた。

ときにいじめられっ子に泣かされた光次郎は桜に頭を撫でられ慰められた。

桜はときどき光次郎の家に来る事もあった。真奈美と出会ったのも、小学4年の頃であった。

3人とも楽しい日々を送っていた・・・・・・彼にとっては楽しい一時でもあった。

光次郎「そういえば、真奈美ちゃんもあの頃に出会ったっけ。

でも・・・・・・去年で死んでしまったな・・・・・・・・。」

そして、ドアがトントンと音が鳴り、開く。あかりが光次郎の部屋に来たからである。

あかり「ただいま帰りました。」

光次郎「お!来たか。・・・・・じゃあ、あかりさん。ついてきて。」

あかり「・・・・・・・・はい。」

一方、桜も光次郎の家の前に来た。

桜「・・・・・・光次郎君・・・・・・・・。」

高町邸・和室

光次郎とあかりは座りながら光次郎のアルバムを見ていた。

あかり「わあ。可愛い赤ちゃんですね。」

光次郎「こいつは・・・・・・生まれたばかりの僕なんだ。」

最初は赤ん坊の頃の光次郎の写真を見ていた。

光次郎「・・・・僕はその頃をまったく覚えていなかったね。あかりさんは赤ん坊の頃、どんな事した?」

あかり「え?わ・・・・私も・・・・・あまり覚えてません・・・・・・・。

今思えば、私と昔話しようとでも?」

光次郎「その通り。ごめん・・・・・急に自分の過去が恋しくなって。あかりさんはどんな過去持ってる?」

あかり「・・・・・・・・・・。」

あかりは光次郎に言われて、急に辛い表情を表す。

光次郎「あ!ごめん・・・・・・そんなつもりは・・・・・・・。」

あかり「いえ・・・・いいです。・・・・私・・・・・・過去の事・・・・・覚えていません・・・・・・。」

光次郎「そうか・・・・・・・・・。」

つづく

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