エルメェス「きゃっ!!?な、何が起きたの!?」
クラッシャーの戦士「奴らの砲撃です!?」
エルメェス「え・・・・っ!?」
その時、この部屋の一部が爆発を起こす。
アジトであるビルの近くでは、複数のジープの大砲で、
砲撃しまくるグランティの兵士たちがいた。
それにより、エルメェスのアジトが燃えながら破壊されようとする。
ブルーグラントリング「ぎゃはははは!!行けェ!!
クラッシャーの基地など、壊してしまえ!!!
強者のおらん基地はとっても脆いんだぜェ!!」
グラントリング「おおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
多くのグラントリングがブルーグラントリングと共に、
ビルの中へと侵入していく。
アジトのほとんどの廊下で、
クラッシャーの戦士とグラントリングが戦う。
しかし、アジトにいる戦士たちの戦力はとても少ない。
対するグラントリングの数は多いので、あまりに苦戦している。
ブルーグラントリング「進めェ!!敵将の首を討ち取れェ!!」
ブルーグラントリングは大剣で、
クラッシャーの戦士3人を斬った。
クラッシャーの戦士「エルメェス様を守れェ!!!」
クラッシャーの戦士たちは横に並べ、一斉射撃で迎え撃つ。
グラントリング「ひぎいいぃぃぃ!!?」
無数の銃弾により、少数のグランチルダが倒れるが、
残りの多くのグランチルダが、
射撃を行うクラッシャーの戦士を全て倒してしまう。
グラントリング「邪魔だ!ボケェ!!!」
クラッシャーの戦士「うぎゃああぁぁぁ!!?」
プルレス、クリグミ、アシナガは窓からグラントリングたちが、
攻撃しているところを見ていた。
クリグミ「こ、怖い・・・・!!」
アシナガ「ここわ危険だ!さっさと逃げっぞ!!」
プルレス「うん!!」
3人は素早く逃げようと、部屋から出た。
ある部屋に入って来た二人のクラッシャーの戦士。
クラッシャーの戦士A「どうして、グランティがここに・・・!?」
クラッシャーの戦士B「わからない・・・!とにかく、
別のクラッシャー部隊に要請を・・・・・。がびゃ!!?」
その時、この部屋が爆発した。敵部隊の砲撃の仕業だ。
エルメェスは3人のクラッシャーの戦士と共に、
子供たちを連れて走っていた。
子供たち「ぶえええええぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!!」
エルメェス「急いで!!非常口へと走って、
早くここから脱出を・・・!」
ブルーグラントリング「させええぇぇぇぇぬ!!!」
その時、ブルーグラントリングが現れて、
すぐに一人のクラッシャーの戦士を斬った。
エルメェス「み、見つかった・・・!」
クラッシャーの戦士「てめええぇぇぇ!!!・・・えれ!?」
別のクラッシャーの戦士が斧で、
ブルーグラントリングに斬りかかる。だが、
複数のグラントリングの放つ銃弾を受けて、倒れる。
外へと出たプルレス、クリグミ、アシナガ。
クリグミ「ふぅ・・・。ついに脱出できたよ。」
プルレス「・・・っ!?見て!これを・・・!!」
3人の前に、全てのグラントリングの死体があった。
恐らく、何者かに倒されただろう。
クラッシャーの戦士「うわああぁぁぁ!!!」
最後の護衛であるクラッシャーの戦士も、
グラントリングの剣に斬られる。
エルメェスと子供たちは行き止まりの壁の前に来てしまい、
完全にブルーグラントリングたちに追い詰められる。
子供たち「ええええぇぇぇぇぇぇん!!!」
ブルーグラントリング「ちっ!五月蠅ェのう。これだから、
ガキってのは困る。ガキは無力で弱ェクセに、
威張ったり強がったりする。こう言うクズな弱者は、
グランティの支配する世の中にために、
排除しなきゃならんのだ。」
エルメェス「・・・っ!
子供たちはこれからの未来に必要な存在です・・・!
私はこの世を平和にするためにも、この子たちを、
立派な大人にさせますわ!!」
ブルーグラントリング「ぐははは!!馬鹿め!
このガキ共は社会に捨てられた奴らだろ!?そんなガキ共が、
立派な大人になれっかよォ!ひょほほほほほ!!」
エルメェス「なれます!!
・・・なるようにしてみせます・・・!」
ブルーグラントリング「無駄じゃ!!
この厳しい社会でそんな事はできねェの!!
お前らクラッシャーは社会のクズの集まり。しかし、
世の中はそんなクズの集まりを許さず、殺しちゃうのよ!
何故なら、世の中は・・・・!」
謎の声「残酷な奴が生き残り安いからよ。」
ブルーグラントリング「あ?」
ブルーグラントリングは後ろの方へ向く。そこに、
複数のグラントリングが謎の銃弾を受けて倒れる。
エルメェス「・・・・っ!!?あ、あなたは・・・・。
あなたたちは・・・・まさか・・・・・!!」
ブルーグラントリング「う、嘘だろ・・・!?
何故、お前らがここに・・・!!?」
複数のグラントリングを銃弾で倒した者。それは、
ロドシー。ブレンティの部隊長であるロドシーであった。
ロドシーの後ろには、多くのメンバーがいる。そう。
ついにブレンティが、この街に到着したのだ。
ロドシー「こちらブレンティ。救助に参りました。」
あのグランティ最強の部隊であるブレンティが、
ついに現れました。
窮地に陥ったエルメェスを救い、グランティと戦う。
その後に、ロドシーは何を行うでしょうか。
ステーションしてぃ編、いよいよ最終決戦の始まりです。
この戦いが勝者が必ず出る事でしょう。
次回につづく
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