クランゴ「今年モヨロシクオ願イシマス!!」
大勢の部下「今年もよろしくお願いします!!!」
グランチルダ「ってなワケえええぇぇぇぇで!!
今よりついいぃぃぃぃぃに3001ねええぇぇぇぇぇぇぇんに、
突入うううううぅぅぅぅぅぅぢゃゃゃゃゃゃゃ!!!
今日まあああぁぁぁぁぁで生き残れた者おおぉぉぉたち全員わ、
これまでの戦いいいぃぃぃぃを勝ち抜いいいぃぃぃぃた、
強者と言っっっって良いぢゃろおおぉぉぉぉぉぉう!!!!」
クランゴ「ソレニ比ベ、今マデ倒サレタ連中ト来タラ・・・。
今ニ思ウト、全ク情ケナイ・・・・!第9特命隊ノ、
スパイダス、熊&鳥ニ倒サレタ。アノ特命隊、何ヤッテタ!?」
ブルーグラントリングA「第9特命隊もやられたのかよ!?」
ブルーグラントリングB「つーか、さっき・・・。いや、
去年って特命隊が一気に減ってね?」
一つ目の大男「それ、やばいぞ?確か、他に第8、第7・・・。
一気に3つも減ったな・・・!?こんな事はなかったハズだが・・・。」
異形の怪物「奴はまだ特命隊でランクが弱い方だからなァ・・・。
あのデスブラザーに見せてやりてェぜ。俺様の第6特命隊の恐怖をよ。」
4つの赤い目の者「我ら特命隊はグランチルダ様の親衛隊。
数字が低い程に隊の戦力が強い。その証拠に、
第1特命隊が一番最強の部隊と言って良いだろう。」
とても太いリス「特命隊は一度も全滅された隊などなかった。
それが、デスブラザーって奴により、3つも減っちまったもんな。」
ドクロマークの付いたバケツ「デスブラザーって、
あの伝説の熊と鳥の事か!!?」
グランチルダ「そのとおおおぉぉぉぉり!!デスブラザー、
バンジョーとおおおぉぉぉぉカズーイの出現により、
我がグランティが誇おおぉぉぉぉぉる特命隊がああぁぁぁぁぁ!
いっっっっっきに3つもおおぉぉぉぉ滅んだのぢゃゃゃゃゃゃ!!!」
幽霊族の戦士「あのデスブラザーは、
我らグランティにとって脅威だゾゾ!!」
シーマン族の男「何たって奴らは世界を混沌に陥れる、
最恐の悪鬼なんだからよォ!」
グランチルダ「そうぢゃゃゃゃ!!あああぁぁぁぁぁの熊と鳥は、
確実うううぅぅぅぅに倒さねばならあああぁぁぁぁぁん!!!」
クランゴ「生キ残ッタ第9特命隊ノメンバーカラ情報ヲ聞キマシタガ、
アノ熊ト鳥ハ、ステーションシティト言ウ街ニ来タソウデス。」
ビドー「ステーションしてぃ?あの物騒な街の事か。
あの街は一見平和に見えるが、実際はその逆っぽい感じだからなァ。」
異人の青年「奴らがその街に来たか。なら、僕の部隊の出番だね。」
ブルーグラントリングC「そうか。
お前はステーションしてぃの攻略を担当していたのだな?」
異人の青年「そうだよ。グランチルダ様。ステーションしてぃなら、
この僕、キッカに任せてくれたまえ。」
異人の青年の名はキッカであった。
グランチルダ「よろしいいいぃぃぃぃぃ!!では、キッカよ!
貴様のせんりゃああぁぁぁくで、
あの熊と鳥いいいぃぃぃぃを抹殺せよっっっっ!!!」
キッカ「OK。あなたが美しくなるのを期待しているよ。
そのお祝いに、あのデスブラザーの首を持ってくる事を宣言しよう。」
キッカの発言に動揺する大勢のメンバーたち。
クランゴ「ソレ、真カ?」
キッカ「うん。そうだけど?」
4つの赤い目の者「だが、キッカよ。貴様の部隊は特命隊ではない。
奴らは特命隊を倒す程に強い。どうすると言うのだ?」
キッカ「ククク。良い考えがあってね。それが既に決まったんだよ。
それを成功させれば、確実に奴らを追い詰める事ができよう。」
グランチルダ「うううぅぅぅぅぅぅむ!!バンジョーとカズーイを、
倒せるならあああぁぁぁぁぁもはや、
誰でもおおぉぉぉぉ良いいいぃぃぃ!!
諸君!!!力を合わせてえええぇぇぇぇぇぇて、
デスブラザーを殺おおぉぉぉし、
この世界を我ええぇぇぇぇらグランティが支配するのぢゃゃゃゃゃ!!!
その誓あああぁぁぁぁぁいを祝って、
かんぱあああぁぁぁぁぁいぢゃ!!!!!」
大勢の部下「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
バンジョーの妹であるチューティはカプセルの中に閉じ込められても、
3001年を迎えた事を理解していた。
とても悲しく寂しい感じで。
チューティ「いよいよ3001年を迎えちゃった・・・。
こんな形で・・・。」
そして、チューティは両手を合わせて、静かにこう呟いた。
チューティ「・・・今年はお兄ちゃんが、
助けてくれますように・・・。」
そう言ったチューティは笛を持ち出し、その笛で演奏を始めた。
その音はとても切ない感じであった。その音色がやがて、
金色に輝くオンプとなる。そのオンプは複数に増えつつある。
そして、数時間が経った。ステーションしてぃに、
太陽が昇り始めた。すなわち、初日の出である。
あるビルの屋上でバンジョー一行は両手を合わせた。
ミル「いやぁ・・・。初日の出。とても久しぶりに見たわぁ。」
ボトルズ「このホテルで個室を借りる事ができて、
本当に良かったです。」
テル「そうでなけりゃ、外で寝なけりゃならなかったもんな。」
カズーイ「しかし。こんな形で年を迎えるって何か複雑な気分。」
クリグミ「僕も何かそう思う。僕。
毎年、お姉ちゃんと一緒に正月を迎えたから・・・。」
アシナガ「そして、今年はなんと!お年玉はナッシング。
今年は何だかヤバそうな事が起きそうだぜぇ・・・。」
フラエ「それに比べ、俺らクラッシャーはお年玉貰えるからね。」
カズーイ「嫌味を言うのね。あんた。」
バンジョー「いつも故郷の人たちから貰ってるからね。
今年は貰えなくても良いから、
必ずチューティを助けなきゃ・・・!」
ユミ「さっ。そろそろご飯にしましょ。
それから、活動を開始しようよ。」
一行は食堂に移動し、そこで食事を行った。
アシナガ「しっかし。
この街って本当に普通に平和だなァって感じるぜ。」
ガンズ「平和?そいつは違うね。」
プルレス「え?どう言う事?」
ミクス「このステーションシティ。実はとても恐ろしい街なんです。」
バンジョー「恐ろしいってまさか、本当はグランティの街って事!?」
ボトルズ「違いますけど・・・。この街では日々、
グランティ、クラッシャー、政府の者たちが争っているのです。」
カズーイ「何ですって!?」
ユミ「そうよ。この街では、常に戦争が起きているの。
まるでヤクザがよく暴れる街みたいにね・・・。」
つづく
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