そのマンホールが開き、そこからバンジョーたちが出てきた。
ユミ「着いたわ・・・。」
バンジョー「ここがステーションしてぃとやらか・・・。」
バンジョーたちはビルの隙間から出て、平和な町並みを見ていた。
カズーイ「おお・・・。今度の舞台は夜の街だわ。」
ボトルズ「そうですね・・・。ん?もう午後9時になりましたね。」
ミクス「まずはガムロさんを探しましょう。ガムロさんは、
この街のどこかにいると聞きましたから・・・。」
バンジョー「そうだね。行こう!」
カズーイ「でも、あのガムロって奴。前にあたいとバンジョーを、
敵として憎んでいそうだったし、あまり会いたくないわ・・・。」
バンジョー「その時になったら、逃げよう。ただ、
ガムロさんを探したいブレンティの皆さんの、
お手伝いをするだけにしよう。」
フラエ「ふん!よく言ってやがるぜ。」
テル「街と言えば、病院がある。
ガムロはきっと、病院にいるハズだ。」
ボトルズ「よし!では、病院を探しましょう。」
バンジョーたちはまず、病院へ向かうべく街中を歩いた。
そして、数分後。病院に着いた。その病院の中に入る一行。
バンジョーたちは人間の女性の看護婦に聞きだす。
看護婦「え?ガムロと言う人?」
ボトルズ「ええ。この病院には入院されてませんか?」
ユミ「頭がモヒカンで、全裸にジーパンを履いている。
人型怪獣のような人ですけど・・・。」
看護婦「ええ・・・。残念ですが、
そのような人は全くいませんね。」
ガンズ「では、その者はどこにいるのだ?」
看護婦「うーん・・・。残念ですが、私には全くわかりません。
そのガムロと言う人は、
この病院にはいません。すみません・・・。」
病院から出たバンジョーたち。
フラエ「ちっ!使えねェ馬鹿女だったぜ・・・!」
カズーイ「いえ、ここは使えない病院と言うべきかしらね!」
テル「残念だが、ガムロを探すのは来年にしなくちゃならんな。
そろそろ、寝るところも探さなきゃなんねーし。」
ミクス「ガムロさん・・・・。」
ユミ「・・・そうだ!皆で祭りに行こうよ!!」
バンジョーたち「祭り??」
ミル「ああ!よくある年越し祭りって話ね!確か、
この街でもその祭りをやっていそうね?」
ユミ「そうよ!皆でそこに行って、楽しく年を越さない?」
ミクス「・・・・そうですね。」
カズーイ「そうだわ!行きましょうよ!皆!!」
クリグミ「わーい!僕も祭りに行きたーい!」
プルレス「うん。行こう行こう!」
フラエ「けど、ガムロさんを見つからないままで、
果たして、良い気分でいられるのやら・・・。」
ガンズ「気分を紛らわすのも、悪い物ではないぞ?
クラッシャーなら、それを平気で行っても良いハズだ。」
フラエ「そうだな。いっちょ馬鹿騒ぎしますかや。」
テル「ふっ。決まりだな。」
バンジョーたちは祭りを探すべく楽しく走った。
とある謎の部屋で、大勢の者たちがパーティをしていた。
そこに、タルト、テナン、ツースもいた。
タルト「いやぁ。まさか、ブレンチルダ様のパーティに続いて、
この基地でのパーティもやるとは思わなかったよ。」
ツース「まあ、パーティをやってないメンバーが多いからね。
それの、今日は3000年最後の日。
こう言う事もあって良くね?」
タルト「おっ!そうですな。」
テナン「僕ら第21中隊のリーダーももうすぐ、来るよ。」
タルト「おっ!そうか。あの人には悪い事しちまったなァ。
先にパーティをやっちゃってさ・・・。」
つづく
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